JP2006037437A - 彩色固化層を創出する防草及び地盤保護工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】どのような路盤においてもコンクリ−ト舗装に近い安定した固化層を形成することができ、かつ景観に優しい色彩を持つ透水性のある防草・路面保護工法を提供することにある。
【解決手段】
地耐力(N値)4以下の地盤は、セメント等により地盤改良及び不陸整正しその上に下層と上層の二層個化層を形成し、地耐力(N値)4以上の地盤は不陸整正・転圧してその上に表層個化層を形成してコンクリ−トに近い安定した性能を有する固化層を形成する。又リサイクル資材を混合して景観に優しい色彩を持つ透水性のある表層個化層を形成する。
【選択図】図1

























Description

本発明は、道路・宅地・造成地の路肩・切土法面・遊歩道・広場等に敷設形成されるもので、真砂土を主体としながらもリサイクル資材を巧みに活用してコンクリ−トに近い性能を有した彩色付きの固化層を形成することができる彩色固化層を創出する防草及び地盤保護工法に関する。
上記固化路盤に近い発明としては、例えば特許文献1に示されるように、真砂土に固化材を混ぜて路肩の防草用として使用するものや、特許文献2に示される自然土にセメントと骨材を入れて混ぜて粒体を製造し、これを防草必要部に敷設転圧し固化体とするものがあり主に防草用として提案されている。
特許第3207128号公報 特開2002−186401号公報
特許文献1に示す混合固化土は現場に敷設された真砂土を主材料とし、これに固化剤を混ぜて道路路肩や他の平地等に敷き均して散水、転圧、養生、固化させて防草用として使用されるものである。また、特許文献2に示すものは自然土にセメントと骨材を入れて粒体としこれを防草必要部に敷き均して転圧、散水、固化させて利用する方法が提案されている。しかしながら課題として、第一に、現場に敷設された真砂土を混合材として使用する場合は含水量にムラがあり真砂土と固化剤を入れてカラ練りする時に水分の影響により急速に結合し不均一な仕上がりになることがある。第二に、軟弱地盤で固化層を形成する場合は固化層に亀裂や陥没が生じることがあるため一層だけの固化層では耐性に劣る面がある。第三に、冬季に路面が凍結した場合に路面の真砂土が崩れてきて表面が荒れてくる現象が生じることがある。第四に、混合材を真砂土に限定すると路盤色彩も限られるため景観に合った色彩が出しにくい等の問題があった。
本発明が前述の状況に鑑み解決しようとするところは、固化層の安定工法と混合材に彩色用のリサイクル資材を混合することで自然の素材を生かし景観に優しい色彩を持ち、且つリサイクル資材の混合により透水性を有する固化層形成し、更に団粒化結合材の混入により冬場の路面凍結に対しても表面が荒れないようにしたことを特徴とする防草・路面保護工法を提供することにある。
本発明は、前述の課題解決のために、第一に平地部において固化層を形成する場所の地質調査を行い軟弱地盤の場合は表土を漉き取り、該土砂にセメント等を混ぜて地盤改良を行い不陸整正、採石敷詰め、転圧して地盤を安定させた後、真砂土に団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を配設して転圧・コ−ト剤散布・固化し下層固化層を形成する。次に、下層固化層上に真砂土に採石砕砂等のリサイクル資材と団粒化結合材及び固化剤を入れて混練した混合土を配設して転圧・コ−ト剤散布・固化させ上層固化層を形成してなる地耐性と透水性に優れ、景観に優しい色彩を持つ二層固化層による防草・路面保護工法。
第二に、平地部において地盤が軟弱地盤でない地盤に表層固化層を形成する場合は、地盤を不陸整正及び転圧した後、真砂土に採石廃砂等のリサイクル資材及び団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を配設して転圧・コ−ト剤散布・固化させて固化層を形成してなる景観に優しい色彩と透水性を有する一層固化層による防草・路面保護工法。
第三に、路肩や地山法面等の傾斜地表層固化層を形成する場合は、転圧機による混合土の締め固めができないため、モルタル吹き付け機により圧縮空気とともに高速で混合土を法面に吹き付けて混合土に運動エネルギ−が与え、このエネルギ−によって着層時に圧密層を形成させてなる表層個化層による防草・路面保護工法。従って、まず法面の表面を不陸整正し法面全体にラス金網をアンカ−で固定しながら敷詰めた後、モルタル吹き付け機で、真砂土に団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土をコ−ト剤とともに法面に吹き付けて着層・固化させてなる透水性を有する傾斜地表層固化層による防草・法面保護工法。
第四に、景観に合わせた色彩固化層を形成するためリサイクル資材を混合材として活用する。例えばその1として真砂土に地元で産出される来待石砕砂を混合しこれに団粒化結合材と固化剤を入れて混練して薄茶色の混合土とする。その2として真砂土に福光石砕砂を混合しこれに団粒化結合材と固化剤を混ぜて混練して薄緑色の混合土とする。その3として真砂土に鋳物廃砂を混合しこれに固化剤入れて混練して鋳物残渣による黒点模様の混合土とする。その3として真砂土に廃瓦又は陶器粗砕片を混合しこれに団粒化結合材と固化剤を混ぜて混練して赤黒青等の多色又は一色の混合土とする。これ等の混合土により固化層を形成しようとする場所に配設して転圧・コ−ト剤散布・固化させてなる透水性と色彩固化層を特徴とした防草・路面保護工法。
請求項1によれば、平地部において軟弱地盤の表層固化を行う場合は軟弱地盤をセメント等で地盤改良し不陸整正して地均し調整し、採石敷詰め、転圧した後、真砂土に団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を配設して転圧・コ−ト剤散布・固化し下層固化層を形成する。次に、この固化層の上に真砂土に彩色用のリサイクル資材を混合し、これに団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を同様に配設して転圧・コ−ト剤散布・固化させて上層固化層を形成させた二層固化層であり透水性に優れ、陥没や割れ或いは凍結等に強くコンクリ−トに近い性能を有する安定した防草・路面保護を目的とした固化層を得ることができる。又本発明で上層固化層の混合土にリサイクル資材を混合させることで材料が持つ色彩を生かした景観に優しい彩色固化層を形成することができる。
請求項2の発明によれば、平地部において軟弱地盤でない路盤等の表層固化を行う場合は該地盤を不陸整正及び転圧した後、真砂土に彩色用のリサイクル資材を混合し、これに団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を配設して転圧・コ−ト剤散布・固化させて上層固化層を形成させた一層固化層であり、透水性とコンクリ−トに近い性能を有する安定した防草・路面保護を目的とした固化層を得ることができる。又上層固化層の混合土に彩色用のリサイクル資材を混合して材料が持つ色彩を生かした景観に優しい彩色固化層を形成することができる。
請求項3によれば、路肩や地山法面等の傾斜地表層固化層を形成する場合は、転圧機による混合土の締め固めができないため、法面の表面を不陸整正して地均し調整し、その後固化層が脱落しないように法面全体にラス金網をアンカ−で固定しながら敷設した後、モルタル吹き付け機で真砂土に団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土をコ−ト剤とともに法面に吹き付けて固化させてなる傾斜地の防草・法面保護工法である。従来固化層形成の方法は主として平地における固化層形成を主としており、傾斜地における表層固化層形成は混合土の配設や締め固め作業が困難である理由から実施されていない。そこでモルタル吹き付け機で、真砂土に団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土をコ−ト剤とともに圧縮空気で法面に吹き付けることで平地における固化層形成と同様な強度・透水性を持つ傾斜地の防草・法面保護を目的とした表層固化層を形成することができる。また真砂土に彩色用のリサイクル資材を混合することにより景観に優しい彩色固化層を形成することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4は、本発明の一実施例を示し、図1は平地部における固化層の概略構造を示す要部断面図、図2は路肩や地山法面等の傾斜地における表層固化層の概略構造を示す要部断面図、図3は平地部における固化路盤を形成するための作業工程図、図4は傾斜地における固化路盤を形成するための作業工程図である。
まず、図1〜図2に示す実施例の防草・路盤保護を目的とした固化層の構造について説明する。図1に示すように平地部の場合で、地耐力(N値)4以下の軟弱地盤においては、土砂にセメント等を混ぜ合わせて地盤改良を施して地盤改良した後の安定地盤1の上に採石2を敷詰めた後、真砂土に樹脂系の団粒化結合材とセメント系の固化剤を入れて混練した混合土を敷設して、転圧してコ−ト剤散布の工程処理をした後に固化させた下層混合土固化層3を構成する。次に該下層混合土固化層3の上には、真砂土と彩色用の採石廃砂等のリサイクル資材を混合したものに上記同様の団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を敷設して、転圧、コ−ト剤散布、固化の工程処理をさせて彩色付きの表層混合土固化層4を構成し、これにより下層混合土固化層3と表層混合土固化層4による二層混合土固化層の構成からなる構造とする。
一方、地耐力(N値)4以上の安定地盤5については、該安定地盤5上に真砂土と彩色用の採石廃砂等のリサイクル資材を混合し、これに団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を敷設・転圧・コ−ト剤散布・固化の工程処理をさせて一層の彩色付き表層混合土固化層4を設けた構成とする。
又、図2に示すように傾斜地6の場合は、法面の表面を不陸整正して地均し調整し固化層が脱落しないように法面全体にラス金網7をアンカ−8で固定しながら敷設した後、モルタル吹き付け機で真砂土に採石廃砂等のリサイクル資材及び団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土をコ−ト剤とともに法面に吹き付けて、爾後経時的に固化させて彩色付きの表層混合土固化層4を設けた構成にする。そしてこの表層混合土固化層4の構造は図4に示す作業工程によって得ることができる。
ここで、景観に合わせた彩色付きの色彩固化層を形成するため上述した採石廃砂等のリサイクル資材を混合材として活用する選定、活用法について説明する。
例えば、第一例として、真砂土に地元で産出される来待石砕砂を混合しこれに団粒化結合材と固化剤を入れて混練すると薄茶色の混合土を創出することができる。また第二例として、真砂土に福光石砕砂を混合しこれに団粒化結合材と固化剤を混ぜて混練すると薄緑色の混合土を創出することができる。更に第三例として、真砂土に鋳物廃砂を混合しこれに団粒化結合材と固化剤を入れて混練すると鋳物残渣による黒点模様の混合土を創出することができる。また更には第四例として、真砂土に廃瓦又は陶器粗砕片を混合しこれに団粒化結合材と固化剤を混ぜて混練して赤黒青等の多色又は一色の混合土にすることができる。このようにリサイクル資材の色彩を活用しながら各種彩色の混合土が創出できる。
したがって工事現場において、景観に合わせた所望の色彩を選定するために混合土に所望の彩色用リサイクル資材を混合することにより、彩色付きの混合土を適宜に創出することが容易にでき、この彩色付きの混合土を固化層を形成しようとする場所に敷設して、転圧、コ−ト剤散布、固化させてなる透水性と色彩固化層を特徴とした防草・路面保護工法とすることができる。
この防草・路面保護工事方法のうち道路・宅地・造成地の路肩・遊歩道・広場等における工事工程は、概略すると(1)地盤不陸整正・転圧による締固工程、(2)混合土敷き均し工程、(3)転圧による締固工程、(4)コ−ト剤散布工程、(5)固化工程の5工程からなる混合土による表層混合土固化層を形成することができる。
又、図2のような傾斜地における工事工程は、概略すると(1)地盤不陸調整、(2)ラス金網敷設工程、(3)混合土吹き付け工程、(4)固化工程の4工程からなる混合土による傾斜地表層混合土固化層を形成することができる。
以下に本発明の実施例に基づく各工事の施工方法を説明する。
地盤不陸整正・締固工程;本工程は、混合土固化層を支える地盤が平均した地耐力(N値4以上)にするための地耐力向上の処理工程であり、地盤を不陸整正(地均し)して転圧により締め固める工程である。
この時、地盤が軟弱地盤(地耐力 N値4以下)の場合は、セメント等による地盤改良を行い地耐力(N値)4以上とした安定地盤にした後、不陸調整・転圧による締固工程を行う。場合によっては採石を敷詰めてから締め固めても良い。
傾斜地の場合は、人力又はバックホウ等により決められた傾斜に仕上げた後、混合土固化層の割れ・脱落防止を防ぐためラス金網7をアンカ−8で固定しながら敷設する。
混合土敷均し工程;本工程は、真砂土にリサイクル資材を混合し、これに団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を安定地盤上に敷均して混合土層を形成する工程である。
軟弱地盤の場合は、地盤改良された安定地盤の上に下層混合土層として真砂土に団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を配設して転圧・コ−ト剤を溶かした水溶液9を散布・固化させ下層固化層3を形成させた後、本発明の一例工程である真砂土にリサイクル資材を混合し、これに団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を配設して上層混合土層4を形成する。
傾斜地の場合はアンカ−8により固定されたラス金網7にモルタル吹付け機Nにより、真砂土にリサイクル資材・団粒化結合材・固化剤を入れて混練した混合土とコ−ト剤を溶かした水溶液9を吹き付けて配設する。該混合土層の配分割合は、真砂土とリサイクル資材を混ぜた混合材1800kgに対して団粒固化剤3.0kg・固化剤160kg程度の割合で混合する。
上記の団粒化結合材として樹脂系のバインダーを用いると、陥没や割れ或いは凍結等に強くなり冬場の凍結による路盤表面の荒れを防止できる。路盤表面が凹凸に荒れると凹陥没部に土砂等が堆積して雑草の繁茂を誘因する原因となる恐れがあるが、本発明ではそれを防止できて長年月に亘る防草効果を持続することができる。また固化剤としてはセメント系のものを用いることにより、真砂土を主体としながらもコンクリ−トに近い性能を有する固化層に形成できる。さらに、リサイクル資材は彩色用として活用し現地景観に合わせた色彩を創出することが容易にでき且つ固化層の透水性に寄与できる。
転圧による締固工程;本工程は前記混合土敷均し工程で配設した混合土層を転圧機Kにより締め固める工程である。平地部で広範囲な面積を転圧する場合は、ロ−ドロ−ラ−等の大型機械を使用すると効率的である。小規模の場合はランマ−等の小型機械により入念に締め固めを行う。傾斜地の場合は、モルタル吹き付け機Nにより混合土とコ−ト剤を溶かした水溶液9が圧縮空気により高速で法面に吹き付けられて圧密層が形成されるため転圧は不要である。
コ−ト剤散布工程;本工程は転圧された混合土層に水1000kgに対してコ−ト剤2kgを溶かした水溶液9を散布し固化を開始させる工程である。水溶液9の散布は霧状散布により転圧された混合土層全体に万遍なく緩速的に噴霧し、急速な固化により割れを防ぐ必要がある。又コ−ト剤を混入することで保湿効果が保持されゆっくりと時間をかけて徐々に固まる徐固効果がある。
傾斜地の場合は、モルタル吹き付け機により水分調整した混合土とコ−ト剤を溶かした水溶液9を同時に圧縮空気により吹き付ける。この場合吹き付け機ノズルと法面までの着層距離により水滴の径を調整して常に最良の含水量を確保しなければならない。
固化工程;本工程は、コ−ト剤散布後1〜2日程度放置し徐固させる工程である。固化開始後3時間程度は、凍結・急激な日照り・降雨は養生して徐固させ強度不足や割れの原因を防ぐ必要がある。
本発明は、道路・宅地・造成地の路肩・切土法面・遊歩道・広場等に真砂土と採石廃砂等の彩色用のリサイクル資材を混合し、これに団粒化結合材及び固化剤を入れて混練した彩色混合土を敷設して透水性と景観に優しい色彩を持つコンクリ−トに近い性能を有した彩色固化層を形成し防草・路面保護を行うもので、アスファルト舗装より安く、工事方法も簡単であることから環境保全工法として広範囲な利用が可能である。
平地部における固化路盤構造を示す概略した断面図 路肩や地山法面等の傾斜地表層固化路盤を示す概略した断面図 平地部における固化路盤を形成するための作業工程図 傾斜地における固化路盤を形成するための作業工程図
符号の説明
1 地盤改良後の安定地盤
2 採石敷き詰め
3 下層混合土固化層
4 表層混合土固化層
5 安定地盤
6 路盤等の傾斜地
7 ラス金網
8 アンカ−
9 コ−ト剤水溶液
N モルタル吹き付け機
K 転圧機








Claims (3)

  1. 平地における所定の地耐力以下の軟弱地盤の表層固化を行うのに、該軟弱地盤の土砂にセメント等を混ぜ合わせると共に締固めて地盤改良を行った後、採石を敷き均して転圧し所定の地耐力以上の安定地盤を形成する安定地盤形成工程と、この安定地盤上に真砂土に団粒化結合材と固化剤を入れて混練した混合土を敷設する混合土敷設工程と、該敷設した混合土を転圧して表面コ−ト材を散布した後に経時的に固化させて下層固化層を形成する下層固化層形成工程と、この下層固化層上に真砂土に彩色用のリサイクル資材及び団粒化結合材と固化剤を入れて混練した彩色混合土を敷設する彩色混合土敷設工程と、該敷設した彩色混合土を転圧してコ−ト剤を散布した後に経時的に固化させて上層固化層を形成する上層固化層形成工程と、からなる透水性を有した上下二層の彩色固化層を形成する工程を有することを特徴とする彩色固化層を創出する防草及び地盤保護工法。
  2. 平地における軟弱地盤で無い所定の地耐力以上の安定地盤の表層固化を行うのに、該安定地盤を不陸整正・転圧して締固め形成する安定地盤締固め工程と、真砂土に彩色用のリサイクル資材及び団粒化結合材と固化剤を入れて混練した彩色混合土を、前記不陸整正し転圧した安定地盤の上に敷設する彩色混合土敷設工程と、該敷設した彩色混合土を転圧してコ−ト剤を散布した後に経時的に固化させて固化層を形成する固化層形成工程と、からなる透水性を有した一層の彩色固化層を形成する工程を有することを特徴とする彩色固化層を創出する防草及び地盤保護工法。
  3. 路肩や地山法面等の傾斜地盤における表層固化を行うのに、該法面等の傾斜地盤の表面を不陸整正する法面不陸整正工程と、該傾斜地盤全体にラス金網をアンカ−で固定しながら敷詰めるラス金網敷設工程と、モルタル吹き付け機により真砂土に彩色用のリサイクル資材及び団粒化結合材と固化剤を入れて混練した彩色混合土とコ−ト剤を法面に吹き付ける彩色混合土吹付工程と、該吹き付けた彩色混合土を経時的に固化させる固化工程と、からなる透水性を有する傾斜地表層用の彩色固化層を形成する工程を有することを特徴とする彩色固化層を創出する防草及び地盤保護工法。

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