JPH10269474A - 簡易型火災警報機 - Google Patents

簡易型火災警報機

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JPH10269474A
JPH10269474A JP7577097A JP7577097A JPH10269474A JP H10269474 A JPH10269474 A JP H10269474A JP 7577097 A JP7577097 A JP 7577097A JP 7577097 A JP7577097 A JP 7577097A JP H10269474 A JPH10269474 A JP H10269474A
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JP
Japan
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battery
fire alarm
room
circuit
ceiling
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JP7577097A
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English (en)
Inventor
Katsuo Chiba
克男 千葉
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、身障者や老人に限らず健常者でも
電源電圧が低下したときに簡単に電池を交換することが
でき、しかも容易に火災の検出動作の確認や監視状態へ
の復帰もできて取扱が便利で利用効率の良い簡易型火災
警報機を実現することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、簡易型火災警報機が部屋内の
天井付近に取り付けられて電源に電池を用いて火災を検
出する簡易型火災警報機において、電池を部屋内の側壁
に取り付けた収納箱に収容した簡易型火災警報機を構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】一般に、個人住宅や商店或い
は小規模な事務所等に使用される簡易型火災警報機に
は、高層ビル内の事務所や病院等に設置されて商用電源
を利用する自動火災報知設備の火災感知器と異なり、火
災検出部等を駆動するための駆動用の電源として屋内配
線工事が不要な電池電源が内蔵されている。本発明は、
上述した家庭用の簡易型火災警報機のように、電源に電
池を用いる簡易型火災警報機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の簡易型火災警報機の構成説
明図である。図9において、101は機器ケース、10
2はブザー、103はスイッチ、104は引紐、105
と106は発光素子と受光素子、107は基板、108
はレバー、109はバッテリーである。レバー108は
機器ケース101の内壁より突出した弾性質で作られ、
自由端に引紐104を保留させて底壁110を貫通して
延出させている。スイッチ103は火災復旧用のもの
で、天井壁に取着された機器ケース101内の底壁11
0上に装着されている。
【0003】このような構成の従来の簡易型火災警報機
において、発光素子105と受光素子106を設けた火
災検出部等には、内蔵のバッテリー109の電源が供給
される。そして、発光素子105と受光素子106の間
に火災と判断される設定濃度の煙が流入すると、回路部
が動作してブザー102が駆動されて鳴動し、警報を発
する。このような状態で、ブザー102の鳴動を停止さ
せたい時は、引紐104を把持して下方に引き下げると
レバー108の自由端が偏位して、スイッチ103をオ
ンして回路部に動作信号が送られる。送られた動作信号
により、ブザー102の駆動が停止され鳴動が停止され
る。そして、引き紐104を釈放すると、弾性質のレバ
ー108は自己復元力により復帰しスイッチ103がオ
フするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の簡易型火災警報
機は上述のように、火災検出部等に常時内蔵のバッテリ
ー109の電源が供給されている。簡易型火災警報機に
利用されるバッテリー109の使用期間が長くなると、
使用期間に応じて電源が消費されてバッテリー109の
電圧が低下する。したがって、一定期間経過したとき
に、バッテリー109を交換しなければならない。
【0005】バッテリー109の交換には、脚立等を用
いて天井の簡易型火災警報機の底壁110を開けて行な
う必要がある。このため脚立の準備や持ち運びを伴うバ
ッテリー109の交換作業が極めて煩わしくなるばかり
か、脚立上の危険な交換操作が強いられることになる。
特に、老人や足に障害を持つ身障者等には、天井の簡易
型火災警報機内のバッテリー109を交換することが事
実上不可能であった。
【0006】また、従来の簡易型火災警報機は、天井に
取着された機器ケース101の底壁110を貫通して引
紐104が延出されている。延出された引紐104を把
持してから下方に引き下げ、この引紐104の引き下げ
操作によるレバー108の変位でスイッチ103を作動
させるように構成されている。このような天井から吊り
下げられた引紐104の操作で動作の確認を行うような
構成では、上記の身障者等には簡単には動作の確認をす
ることができない。引紐104を長くして床から簡単に
届くようにすると、低く垂れ下がった引紐104が邪魔
になる等の種々な問題点があった。この点は、動作した
簡易型火災警報機を停止させる場合も同様である。
【0007】本発明は、このような従来の簡易型火災警
報機の種々の問題点を解消するためになされたもので、
身障者や老人に限らず健常者でも電源電圧が低下したと
きは簡単に電池を交換することができ、しかも容易に火
災の検出動作の確認や警報ブザーの復帰もできて取扱が
便利で利用効率の良い簡易型火災警報機を実現すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、簡易型火災
警報機が部屋内の天井付近に取り付けられて電源に電池
を用いて火災を検出する簡易型火災警報機において、電
池を部屋内の側壁に取り付けられた収納箱に収納した簡
易型火災警報機を構成したものである。
【0009】また、この発明は、簡易型火災警報機が部
屋内の天井付近に取り付けられて電源に電池を用いて火
災を検出する簡易型火災警報機において、簡易型火災警
報機の内部に設けられた電池ホルダにダミー電池を装着
して電池を部屋内の側壁に取り付けられた収納箱に収納
した簡易型火災警報機を構成したものである。また、本
体と配線を着脱するコネクタを設けた簡易型火災警報機
を構成したものである。また、収納箱に点検スイッチを
設けた簡易型火災警報機を構成したものである。さら
に、収納箱に復帰スイッチを設けた簡易型火災警報機を
構成したものである。
【0010】電池の交換には、脚立や踏み台等の手配は
一切不必要である。床面に近い屋内の側壁に取り付けら
れた収納箱の開閉蓋を開いて、電池ホルダに挿入された
古い電池を新しい電池に取り換えればよい。電池交換は
脚立や踏み台を部屋内に運んで取り換えるような従来の
簡易型火災警報機と異なり、部屋内で極めて容易に行う
ことができる。老人や足に障害を持つ身障者等は勿論の
こと、普通の健常者にとっても簡単かつ安全に電池が交
換できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施形態 以下、この発明の実施形態を、図面を用いて説明する。 実施形態1.図1は本発明の実施形態1の構成説明図、
図2は本発明の実施形態1の本体の平面図、図3は本発
明の実施形態1の簡易型火災警報機の側断面図、図4は
本発明の実施形態1の保護カバーの斜視図、図5は本発
明の実施形態1の要部の説明図、図6は本発明の電気的
な構成を示すブロック図で、本発明の実施形態1では火
災検出部に光電式の煙センサを用いた場合が例示されて
いる。
【0012】図1において、1は部屋の天井、2は壁や
柱等からなる屋内の側壁である。3は簡易型火災警報
機、4は側壁2の手元近くに設けられた収納箱、5は収
納箱内に収納された乾電池、6は簡易型火災警報機3と
収納箱4とを接続したコードである。簡易型火災警報機
3の構造が、図2乃至図4に示されている。8は天井に
取り付けられた簡易型火災警報機3の本体、9は保護カ
バー、10はプリント基板である。本体8と保護カバー
9により筐体が構成され、共に合成樹脂で成型されてプ
リント基板10が本体8側の内部に収容されている。
【0013】12は取付用のネジ孔、13は移報部であ
る。ネジ孔12は固定用のネジに対して本体8側が摺動
できるように鍵穴状に形成され、プリント基板10を挟
んで左右に設けられている。また、移報部13はリレー
や外部導線接続用のネジ端子等で構成され、長方形の小
型な基板上に設けられている。この移報部13は左方の
ネジ孔12の外側に配置されて、リード線が裏側のプリ
ント基板10の実装面に接続されている。15は本体8
の側面に設けられたジャックで、ジャック15はプリン
ト基板10の電源端子に接続されている。
【0014】17はプリント基板10の中央部に突出し
て取り付けられた光学台、18は光学台カバー、21と
22は発光素子と受光素子で、これらの部材により火災
検出部20が構成されている。光学台17の周辺にはラ
ビリンスが形成されて光学台カバー18で覆われた円筒
状の暗箱を構成し、内部空間は煙の通過を許容するが外
部光は遮断される。発光素子21と受光素子22には、
発光ダイオード(LED)とフォトダイオード(PD)
が用いられている。
【0015】受光素子22は暗箱の内部で発光素子21
からの直接光が入射しない位置に配置されて、原理的に
は監視状態で光の授受が行われないようになっている。
27は警報用のブザー、29は煙が流入及び流出する通
煙溝である。ブザー27は光学台17に隣接して、プリ
ント基板10の底面に取り付けられている。また、通煙
溝29は保護カバー9の中央に突出した円筒部に水平方
向に開口していて、内部に設けられた光学台17の周辺
に対向している。
【0016】前記した収納箱4は、図5に示されたよう
な構造になっている。30は箱体、31は箱体30の前
面板、32は開閉蓋、33,34は前面板31に設けら
れた押し釦型の点検用と復帰用のスイッチ、35は電池
5を保持する電池ホルダである。点検スイッチ33は火
災検出部20を強制的に動作させ、復帰スイッチ34は
ブザー27の音を停止して監視状態に復帰させるための
ものである。開閉蓋32の内部には点線で示すような、
左,右各2列の電池ホルダ35が設けられている。電池
ホルダ35の構造は、実施形態2で詳述される。
【0017】実施形態1では電池ホルダ35に例えば単
4の乾電池が各列2本ずつ装着されて、電池5を構成し
ている。36,37は信号プラグと電源プラグで、コー
ド6の先端に接続されている。2つのプラグ36,37
には信号線と電源線が接続されて、コード6に埋め込ま
れて絶縁材で一体に被覆されている。信号プラグ36と
電源プラグ37は本体8の側面に設けられたジャック1
5に着脱可能に接続されて、ジャック15と共にコネク
タを構成する。38は固定用の取付孔を有する固定片
で、箱体30の両側に張り出して設けられている。
【0018】図6において、41は定電圧回路である。
定電圧回路41は次に説明する移報リレー駆動回路とブ
ザー駆動回路との2つの回路以外の電子回路に、電源即
ち電池電圧の変動に無関係な一定の電圧を供給する。4
2は発振及び発光回路、43はクロック信号発生回路、
44は受光増幅回路、45は冗長回路、46は同期スイ
ッチング回路である。発振及び発光回路42の発光素子
21の光信号出力は、受光増幅回路44の受光素子22
に受光されて電氣信号に変換して増幅される。
【0019】また、クロック信号発生回路43はクロッ
ク信号を発生して、出力信号を次段の冗長回路45と同
期スイッチング回路46に送出する。47と51はリレ
ー駆動回路とブザー駆動回路で、火災検出部20の作動
時において同期スイッチング回路46の出力でそれぞれ
前記移報部13の移報リレー48と警報ブザー27を作
動させる。54は点検回路、55はワンショット回路、
56はタイマー回路、58は電圧低下警報回路である。
【0020】点検回路54は点検スイッチ33の押し釦
が押されたメンテナンス時に擬似的な煙として受光増幅
回路44に電圧信号を与えて作動させ、警報ブザー27
を作動させる。また、ワンショット回路55は光学台1
7内の暗箱内に煙が進入して警報ブザー27が作動した
ときに、警報ブザー27用の復帰スイッチ34の押し釦
を押して警報ブザー27を復旧させると共に、復旧後の
一定時間内では再作動しないようにタイマー回路56を
起動させる。また、電圧低下警報回路58は電池5の電
源電圧が所定値以下になったときに、電源電圧の低下を
自動的に警告するためのものでブザー27を間接的に動
作させるものである。
【0021】次に、実施形態1の動作を説明する。上述
のように構成された実施形態1において、簡易型火災警
報機3を天井に取付けるには本体8と保護カバー9を分
離する。分離した本体8側を、2つのネジ孔12に固定
用のネジを通して天井1に固定する。固定した本体8の
下から位置合せを行いながら、保護カバー9を本体8側
へ押し付けて外周部を係合させて簡易型火災警報機3が
天井に取り付けられる。
【0022】その後、固定片38を利用して側壁2に取
り付けられた収納箱4のコード6を引き出し、引き出し
たコード6を側壁2の壁面から天井面に這わせて信号プ
ラグ36と電源プラグ37をジャック15に差し込む。
これらの操作で、簡易型火災警報機3の取付が終了す
る。尚、コード6は、天井1や側壁2内に埋め込んだパ
イプ内に配線してもよく、天井1や側壁2の表面に沿わ
せて露出配線するようにしてもよい。部屋内に取付けら
れた簡易型火災警報機3の発光素子21は、監視時には
発振及び発光回路42により間欠的にパルス点灯されて
いる。
【0023】しかしながら、光学台17の内部の反射光
が微弱で、受光素子22の受光量を増幅した受光増幅回
路44の出力が所定値以下のために冗長回路45は不作
動状態を継続している。火災の発生で光学台17内の反
射光が増して受光増幅回路44の出力が増加すると、増
加した受光増幅回路44の出力とクロック信号発生回路
43の同期パルスが2回連続して発信されて冗長回路4
5から作動信号が送出される。
【0024】この結果、冗長回路45の出力を受けた同
期スイッチング回路46が、ブザー駆動回路51を駆動
して警報ブザー52を吹鳴させる。また、同期スイッチ
ング回路46の出力で、リレー駆動回路47を介して移
報リレー48が駆動されて外部移報が行われる。そし
て、警報ブザー27が作動したときに、収納箱4の復帰
スイッチ34を押すと復帰される。同時に、ワンショッ
ト回路55により、その後一定時間再作動しないように
タイマー回路56が起動される。タイマー時間は約5分
間で、この時間内では火災検出部20が再び煙を検出し
ても警報ブザー27は作動しないようになっている。
【0025】同様に、点検スイッチ33を押しても、火
災検出部20は作動しない。設定されたタイマー時間の
約5分間が経過すると、タイマーが解除されて通常の監
視状態に復帰する。一方、簡易型火災警報機3の監視状
態において、収納箱4の点検スイッチ33を押圧してO
Nさせる。点検スイッチ33のON動作で火災検出部2
0が疑似的に作動し、警報ブザー27の吹鳴で検出動作
が正常状態にあることが確認される。同時に、警報ブザ
ー27の吹鳴により、電池5の放電状態の有無を確認す
ることもできる。
【0026】収納箱4内に収納された電池5からコード
6を通して、天井1に取り付けられた簡易型火災警報機
3内の電子回路には常時電源が供給されている。簡易型
火災警報機3の設置から相当期間が経過すると、経過期
間に比例して電池5の電圧が低下する。電源の電圧の低
下をそのまま放置すると、折角設置した簡易型火災警報
機3の検出動作が不能になって設置が無意味になるばか
りか、簡易型火災警報機3の検出不能が原因して人命に
係わる問題に進展する可能性もある。電池5の電圧が低
下すると、電圧低下警報回路58(図6)がブザー27
の間欠吹鳴やLEDの点滅等で電池5の交換の必要性を
警告する。
【0027】電池5の交換には、脚立や踏み台等の手配
は一切不必要である。床面に近い屋内の側壁2に取り付
けられた収納箱4の開閉蓋32を開いて、電池ホルダ3
5に挿入された4本の電池5を取り換えればよい。電池
交換は図9に示された従来の簡易型火災警報機と異な
り、部屋内で極めて容易に行うことができる。老人や足
に障害を持つ身障者等は勿論のこと、普通の健常者にと
っても簡単かつ安全に電池5を交換できる。
【0028】実施形態2.図7は本発明の実施形態2の
本体の平面図、図8は本発明の実施形態2の本体の斜視
図である。実施形態2を示す図7と図8には本体8に電
池を収納する電池内蔵型の簡易型火災警報機が示されて
いるが、実施形態1と異なる構造の部分について説明す
る。なお、実施形態1と共通する部分については、同一
符号を付して説明は省略する。
【0029】図7において、35は火災感知器3の本体
8内に設けられた本来の電池ホルダである。電池ホルダ
35は収納箱4内のものと同一構造のもので、図7では
本体8の内部に設けられて拡大して示されている。図示
のように、電池ホルダ35はプリント基板10の両側に
設けられ、前述と同じようにそれぞれ上,下2本分の電
池5の装着部が形成されている。35aは電池ホルダ3
5の側板、35bは側板35aの一部に弾性を持たせて
形成された係止片である。また、35cと35dは、電
池ホルダ35の+端子と−端子で、各端子35c,35
dはジャック15に接続されている。7はダミー電池で
ある。ダミー電池7は、それぞれ電池5の2本分と同じ
大きさに作られていて、一方の電池7は+電極から
(+)コード61が引き出されており、他方の電池7は
−電極から(−)コード61が引き出されていて、各コ
ード61,61の先端は収納箱4の(+)端子及び
(−)端子を接続されるようになっている。
【0030】このような構成の実施形態2において、図
8のように本体8から保護カバー9を取り外す。そし
て、本体8を実施形態1と同様に天井1に固定した後、
鎖線で示されたように本体8内の電池ホルダ35に、2
本のダミー電池7がプリント基板10を挟んで左右に装
着される。ダミー電池7の装着後、コードを引き出し、
下から保護カバー9を本体8に嵌め合わせて組み付けが
終了する。その後の簡易型火災警報機3の火災の検出動
作や電池5の交換操作等は、実施形態1と変わるところ
はない。実施形態2によれば、ダミー電池7を利用する
ことにより、大掛かりな設計変更をすることなく電池内
蔵型の簡易型火災警報機に本発明を適用できる利点があ
る。なお、ダミー電池7を設ける代わりに、電池ホルダ
ーの(+)端子と(−)端子に接続されたジャック15
を図7に示すように本体8の側部に設けるようにしても
よい。この場合には収納箱として図1と同じものが使用
できる。
【0031】なお、上述の本発明の実施形態では火災時
に発生する煙による受光量の変化で火災を検出する光学
式の簡易型火災警報機の場合を例示して説明したが、熱
的な変化で火災を検出する簡易型火災警報機等の場合に
も本発明を適用することができる。また、天井の簡易型
火災警報機にコネクタでコードを接続したが、コネクタ
を省略してコードを直接簡易型火災警報機に接続しても
よい。また、ブザーを側壁に取り付けた収納箱側に配置
するようにしてもよく、収納箱等の構造や形状等につい
ても必ずしも実施形態に限定するものではない。
【0032】
【発明の効果】この発明は、簡易型火災警報機が部屋内
の天井付近に取り付けられて電源に電池を用いて火災を
検出する簡易型火災警報機において、電池を部屋内の側
壁に取り付けられた収納箱に収納した簡易型火災警報機
を構成した。
【0033】また、この発明は、簡易型火災警報機が部
屋内の天井付近に取り付けられて電源に電池を用いて火
災を検出する簡易型火災警報機において、簡易型火災警
報機の内部に設けられた電池ホルダにダミー電池を装着
して電池を部屋内の側壁に取り付けられた収納箱に収納
した簡易型火災警報機を構成した。また、本体と配線を
着脱するコネクタを設けた簡易型火災警報機を構成し
た。また、収納箱に点検スイッチを設けた簡易型火災警
報機を構成した。さらに、収納箱に復帰スイッチを設け
た簡易型火災警報機を構成した。
【0034】この結果、電池を交換するときに、従来の
ように脚立や踏み台を用意する必要がない。電池を交換
するときは床面に近い屋内の側壁に取り付けられた収納
箱の開閉蓋を開いて、電池ホルダに挿入された古い電池
を新しい電池に取り換えればよい。したがって、電池を
交換するときに脚立や踏み台を部屋内に持ち込んで取り
換えるような従来の簡易型火災警報機と異なり、文字通
り部屋内に居ながらにして交換することができる。ま
た、収納箱の点検スイッチを押すだけで作動状態が確認
でき、復帰スイッチを押せば作動時から監視時に復帰さ
せることもできる。特に、実施形態2によれば電池内蔵
型の外筐を、外部収納箱収納型にそのまま転用すること
ができて極めて都合が良い。
【0035】よって、本発明によれば、身障者や老人に
限らず健常者でも電源電圧が低下したときは簡単に電池
を交換することができ、しかも容易に火災の検出動作の
確認や監視状態への復帰もできて取扱が便利で利用効率
の良い簡易型火災警報機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成説明図である。
【図2】本発明の実施形態1の本体の平面図である。
【図3】本発明の実施形態1の簡易型火災警報機の側断
面図である。
【図4】本発明の実施形態1の保護カバーの斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施形態1の要部の平面図である。
【図6】本発明の電気的な構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施形態2の本体の平面図である。
【図8】本発明の実施形態2の本体の斜視図である。
【図9】従来の簡易型火災警報機の構成説明図である。
【符号の説明】
1 天井 2 側壁 3 簡易型火災警報機 4 収納箱 5 電池(乾電池) 6 コード 7 ダミー電池 8 本体 9 保護カバー 10 プリント基板 12 ネジ孔 13 移報部 15 ジャック 17 光学台 18 光学台カバー 20 火災検出部 21 発光素子 22 受光素子 27 警報ブザー 29 通煙溝 30 箱体 31 前面板 32 開閉蓋 33 点検スイッチ 34 復帰スイッチ 35 電池ホルダ 36 信号プラグ 37 電源プラグ 38 固定片 41 定電圧回路 42 発振及び発光回路 43 クロック信号発生回路 44 受光増幅回路 45 冗長回路 46 同期スイッチング回路 47 リレー駆動回路 48 移報リレー 51 ブザー駆動回路 54 点検回路 55 ワンショット回路 56 タイマー回路 58 電圧低下警報回路 61 コード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 簡易型火災警報機が部屋内の天井付近に
    取り付けられて電源に電池を用いて火災を検出する簡易
    型火災警報機において、 前記電池を部屋内の側壁に取り付けられた収納箱に収納
    したことを特徴とする簡易型火災警報機。
  2. 【請求項2】 簡易型火災警報機が部屋内の天井付近に
    取り付けられて電源に電池を用いて火災を検出する簡易
    型火災警報機において、 前記簡易型火災警報機の内部に設けられた電池ホルダに
    ダミー電池を装着して前記電池を部屋内の側壁に取り付
    けられた収納箱に収納したことを特徴とする簡易型火災
    警報機。
  3. 【請求項3】 前記簡易型火災警報機と配線とを着脱可
    能に接続するコネクタを設けたことを特徴とする請求項
    1または2記載の簡易型火災警報機。
  4. 【請求項4】 前記収納箱に点検スイッチを設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の簡易型火
    災警報機。
  5. 【請求項5】 前記収納箱に復帰スイッチを設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の簡易型火
    災警報機。
JP7577097A 1997-03-27 1997-03-27 簡易型火災警報機 Pending JPH10269474A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7577097A JPH10269474A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 簡易型火災警報機

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JP7577097A JPH10269474A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 簡易型火災警報機

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