JPH0447508B2 - - Google Patents

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JPH0447508B2
JPH0447508B2 JP7232387A JP7232387A JPH0447508B2 JP H0447508 B2 JPH0447508 B2 JP H0447508B2 JP 7232387 A JP7232387 A JP 7232387A JP 7232387 A JP7232387 A JP 7232387A JP H0447508 B2 JPH0447508 B2 JP H0447508B2
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JP
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slave
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operated
signal lines
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Application number
JP7232387A
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English (en)
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JPS63238751A (ja
Inventor
Atsushi Saba
Masaaki Nakamura
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7232387A priority Critical patent/JPS63238751A/ja
Publication of JPS63238751A publication Critical patent/JPS63238751A/ja
Publication of JPH0447508B2 publication Critical patent/JPH0447508B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、室内間で連絡あるいは報知を行う室
内間連絡報知器に関するものである。
[背景技術] 最近では、住宅の2階化構造、気密化、遮音化
などが進み、ともすると家族のコミユニケーシヨ
ンが軽視されがちになつている。また、特に老人
や病人などがいる家庭では老人や病人等が援助を
求めるために家族を呼んでも他の家族の人にはそ
の声が聞こえないという問題があつた。
そこで、家族のコミユニケーシヨンを向上させ
ると共に、老人や病人等の援助連絡を可能とする
室内間連絡報知器が提供されている。この室内間
連絡報知器では、家族の人が居る可能性の高い部
屋に配設され親器と、他の各部屋に配設される複
数台の子器との間を夫々2線の信号線で接続し、
上記子器及び親器との間で夫々に設けられた呼出
釦によつて相互に呼出を行うとともに、この呼出
があつたときに報知装置にて呼出を報知するもの
である。
ところで、従来のこの種の室内間連絡報知器の
親器は、ケーシングを規格化された既製の埋込型
の配線器具の寸法をモジユールに形成するととも
に、上記配線器具を壁面などの造営面に埋設する
既製の取付枠に取り付けるための係止片や係止凹
所などの取付手段を上記ケーシングの側部に形成
し、上記既製の取付枠を用いて親器を造営面に埋
め込んで取り付けることができるようにしたもの
がある。このような室内間連絡報知器では、親器
と子器との間に接続された信号線と親器に電源を
供給する電源線とが親器に壁面側から接続され
る。この場合に、電力線と信号線とが交差したり
絡まつたりして、信号線が電力線により影響を受
ける問題があつた。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、電力線の影響が信
号線に及ばないようにした室内間連絡報知器を提
供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明は、家族の人が居る可能性の高い部屋に
配置される親器と、他の各部屋に配設される複数
台の子器との間を夫々2線の信号線で接続し、親
器側を呼び出す場合に操作される呼出釦と、親器
からの呼出があつた場合あるいは親器が呼出に応
答した場合に応答音を報知する報知装置とを上記
子器に設け、夫々の子器を個別に呼び出す場合及
び子器からの呼出に個別に応答する場合に操作さ
れる複数の応用呼出釦と、上記信号線間に個別に
定電圧を印加する定電圧手段と、子器の呼出釦が
操作されて上記いずれの信号線間が短絡されたと
きにその信号線間に流れる電流からいずれの子器
からの呼出であるかを検出する呼出検出手段と、
呼出検出手段の検出出力にて子器からの呼出を報
知する報知装置と、いずれかの応答呼出釦が操作
されたとき信号線を介して呼出信号あるいは応答
信号を送出して該当する子器の報知装置から呼出
音あるいは応答音を鳴動させる応答音送出手段
と、交流電源から上記各部の電源を作成する電源
回路とを親器に設け、上記夫々の信号線を接続す
る接続部と電力線を接続する接続部とを親器のケ
ーシングの裏面側に分離して配置し、上記信号線
と電力線とが接近することを阻止する板状のセパ
レータを両接続部間に介装したものであり、子器
からの信号線を接続する接続部と電力線を接続す
る接続部とを分離して配置すると共に、セパレー
タで信号線と電力線とが接近することを阻止する
ことにより、電力線と信号線とが交差したり絡ま
つたりすることを防止し、電力線の影響が信号線
に及ばないようにしたものである。
(実施例) 第1図乃至第12図に本発明の一実施例を示
す。本実施例においては家族の者が居る可能性の
高い部屋、たとえば台所に親器1を設置し、浴
室、トイレ、子供部屋、あるいは老親の部屋など
の各部屋に子器2を夫々設置する。子器2は、図
11に示すように、たとえば老人や病人が家族を
呼ぶときなどに押圧操作する呼出釦6を備えてい
る。親器1は上記子器2の呼出釦6が押圧操作さ
れたとき、どの部屋にて子器2が操作されたかを
表示する表示灯31〜34と、いずれかの子器2の
呼出釦6が操作されたとき報知音を発する報知装
置としてのブザー5とを備えている。なお、親器
1側に人がいるかどうかは子器2を操作した人に
は分からないので、親器1側に居る人が応答する
応答呼出釦211〜214を親器1が備えるととも
に、この応答呼出釦211〜214が押圧されたと
き子器2側で応答音を発する報知装置としてのブ
ザー22を子器2が備えている。また、上記応答
呼出釦211〜214にて子器2を呼び出すことも
できるようになつている。
第4図は親器1を示す分解斜視図であり、この
親器1のケーシング4は規格化された既製の埋込
型の配線器具と同一の形状及び寸法に形成してあ
り、壁面などの造営面に後述する合成樹脂製の取
付枠7などにて埋設できるようになつている。な
お、本実施例の親器1のケーシング4は合成樹脂
製であり、規格化された既製の配線器具の2連の
大きさに形成してあり、ボデイ31及びカバー3
2にて構成してある。ここで、規格化された既製
の配線器具の2連の大きさとは、1個モジユール
寸法の配線器具を縦3個横2列に並べた寸法であ
る。
ボデイ31は上面が開口する箱状に形成され、
表示灯31〜34、応答呼出釦211〜214、ブザ
ー5が実装されたプリント基板33が収納され、
詳細な説明は後述する電源トランス30などから
なる電源取込部11が収納されるようになつてい
る。上記各部を収納する収納部は、中央隔壁52
にて左右に分離され、電源トランス30などの強
電部部品を収納する収納部53と、親器1及び子
器2の間を接続する信号線を接続する接続端子3
7が取り付けられる端子取付部54とが形成され
ている。これにより、強電部の影響が弱電側に影
響を与えないようにしてある。この収納部53及
び端子取付部54の上方にプリント基板33が取
り付けられる。このボデイ31の両端の側面には
カバー32を被着した状態を保持するための突条
47を形成し、また両側の側面には円柱状のリブ
48を突設してある。なお、このリブ48の中央
部には上下方向にねじ孔49を穿孔してある。
上記収納部53はさらに電源トランス30を収
納する凹所55と、壁面内に配線された電源線を
接続する速結端子56を収納する端子収納部63
とに分離形成されている。電源トランス30は、
上方に4本の端子30aが突設してあり、この端
子30aをプリント基板33に形成された挿入孔
23に挿入して半田付けすることにより、プリン
ト基板33に接続される。なお、この電源トラン
ス30とプリント基板30との間には、第10図
に示すように、固定板61を嵌めて電源トランス
30が振動などで動かないようにしてある。上記
端子収納部63に収納される速結端子56は、断
面コ字状に形成された端子板57と、端子板57
の両側片間に収納配設され端子板57の側片間で
電源線を挟持するC字状ばね58と、上記端子板
57の側片及びC字状ばね58間に挟持された電
源線を外すための解除釦59とからなる。上記2
組の速結端子56は、端子収納部63に形成され
た凹室64内に収納され、上方から端子カバー6
2を固定ねじ65を螺合することにより被着し
て、各部との絶縁が施されている。端子板57の
中央片には、半田付けなどによりリード線60が
接続されており、このリード線60は端子カバー
62に形成された横長の開口62aを通して引き
出されて、プリント基板33の挿入孔27に挿入
して半田付け接続される。なお、第8図に示すよ
うに、上記電源トランス30の固定を行う夫々の
固定板61と、電源トランス30の間にリード線
60を通して、リード線60の位置決めを行うよ
うにしてある。また、上記端子収納部63部分の
ボデイ31の裏面には、第6図cに示すように、
電源線を挿入する挿入穴66と、ドライバのよう
な工具を挿入して電源線を外すための解除穴67
とが形成してある。
端子取付部54は内部側を一段低くして2段に
形成され、夫々の段部に複数個の接続端子37を
装着する装置孔68が穿設してある。この端子取
付部54部分のボデイ31の背面には、第9図に
示すように全接続端子37の三方を囲う囲壁84
を周設し、夫々の装着孔68間を分離して絶縁を
施す複数の絶縁隔壁71を形成してある。接続端
子37は、断面コ字状で一側片の上部が幅狭で長
く形成され中央片にねじ孔が穿孔された端子板6
9と、この端子板69に螺合される座金付きの固
定ねじ70とからなる。上記上段の装着孔68に
装着される端子板69の長い方の側片は、プリン
ト基板33の切欠28及び挿入孔28aに嵌めて
半田付けにてプリント基板33に直接に接続され
るようになつており、下段の装着孔68に装着さ
れる端子板69の長い方の側片は挿着孔82が穿
孔された端子基板81に半田付けして接続され、
リード線83にてプリント基板33に接続される
ようになつている。なお、この端子取付部54と
電源トランス30などが収納された収納部53と
の間であるボデイ31の裏面には、第11図に示
すように後述するセパレータ90を挿入する溝8
5を形成してある。
カバー32は、両側を一段低くして段部44を
形成してあり、この段部44の側端には規格化さ
れた合成樹脂製の取付枠7に親器1を取り付ける
ための係止片38を側方に突設し、また両側の段
面45には膨出部46を形成し、この膨出部46
に金属製の取付枠(図示せず)に親器1を取り付
けるための係止凹所39を形成してある。このカ
バー32の上面には表示灯31〜34の光を通過さ
せる複数の透孔341〜344が穿孔された凹所4
0を形成してあり、この凹所40の透孔341
344に応じた位置に夫々子器2が配設された部
屋の名前が記載されたネームプレート421〜4
4を貼着してある。そして、この凹所40には
上記ネームプレート421〜424を覆う化粧シー
ト35が装着されるようになつている。なお、こ
の化粧シート35の少なくともネームプレート4
1〜424及び透孔341〜344に対応する部分
はネームプレート421〜424の文字などが見え
るように透光性を持たせてある。また、化粧シー
ト35の両側からは突片35aを突出してあり、
上記凹所40の内側面に穿設された挿入孔40a
内に上記突片35aを挿入して化粧シート35を
着脱自在に装着できるようにしてあり、このため
子器2の設置した部屋を変えた場合などにネーム
プレート421〜424を貼り代えることができる
ようになつている。この凹所40の側方には上記
応答呼出釦211〜214の押釦キヤツプ251
254を装着する装置穴431〜434及び上記ブ
ザー5用の音出孔41が形成してある。なお、応
答呼出釦211〜214は夫々スイツチ241〜2
4と押釦キヤツプ251〜254にて構成されて
いる。このカバー32の段部CCの両外側面には
カバー32をボデイ31に被着した状態で、ボデ
イ31の突条47が嵌合する嵌合孔50を形成し
てあり、この嵌合孔50及び突条47にてカバー
32の被着状態を保持できる。また、カバー32
の両端面にもボデイ31のリブ48と略同形状の
リブ51が形成してあり、このリブ51には下面
から中央部に至るねじ孔(図示せず)が穿孔して
ある。つまり、ボデイ31にカバー32を被着し
た状態で、上記両リブ48,51に形成されたね
じ孔49にねじを螺合すれば、ボデイ31とカバ
ー32とがねじ固定されるのである。
以上のようにして構成された親器1は、既製の
2連の大きさのモジユール寸法に形成された配線
器具を取着できる合成樹脂製の取付枠7に取り付
けられる。この取付枠7は1個モジユール寸法の
配線器具を縦3個横2列に並べて取り付けること
ができる寸法に形成されている。図6に示すよう
に、この取付枠7の左縦枠72には各2連の大き
さの横幅を有する1個モジユール寸法の配線器具
の取付位置に対応する位置に各一対の係止孔73
が穿設され、右縦枠74には上記各1個モジユー
ル寸法の配線器具の取付位置に対応する位置に右
縦枠74から離間してそれぞれ側枠75を設けて
ある。各側枠75の中央部にはそれぞれ解除片7
6が突設してあり、解除片76の両側に右縦枠7
4と側枠75と解除片76とに囲まれた保持孔7
7が形成されている。従つて、親器1のカバー3
2の左右に突設された係止片38を係止孔73お
よび保持孔77に挿入係止すれば、親器1が取付
枠7に取り付けられる。取付枠7の上下両端部に
は壁に埋設された第2図に示す埋込ボツクス87
に取り付けるための横長の取付孔78が形成され
ている。上記親器1を取付枠7から外すには、ド
ライバ等の治具の先端部を用いて右縦枠74と側
枠75との距離を広げるように解除片76を押圧
すれば、係止片38との係止状態が解除される。
以下本実施例の他の特徴であるセパレータ90
の取付構造について説明する。本実施例において
は、壁面86内に埋設される埋込ボツクス87に
取り付けられるセパレータ90を用いている。こ
こで、埋込ボツクス87は前面が開口された矩形
箱状であり、第3図に示すように開口内周に段差
部を形成し、第2図に示すように開口縁に取付枠
7を取り付ける取付片87aが4箇所に形成して
ある。なお、電源線88や信号線89は埋込ボツ
クス87に挿通孔を穿孔して埋込ボツクス87内
に引き込むようになつている。本実施例のセパレ
ータ90は、第2図あるいは第3図に示すよう
に、埋込ボツクス87の後面と段差部との間に挟
装される固定片91間を、後面にセパレータ90
を固定する架橋片92にて架橋し、この架橋片9
2の前面側に分離板93が形成されている。この
分離板93には高さを調整できるように縦方向に
複数状の切取溝が93aが形成してあり、埋込ボ
ツクス87に取付枠7にて親器1を取り付けた状
態における親器1の背面の溝85と埋込ボツクス
87の後面との間の距離に応じて分離板93の高
さを調整できるようにしてある。つまり、上記セ
パレータ90の分離板93の高さ調整を行つて、
セパレータ90を埋込ボツクス87内に装着して
おき、第2図のように取付枠7に取り付けられた
親器1の背面の溝85にセパレータ90の分離板
93の前端部を挿着し、取付枠7のねじ孔78を
通してボツクスねじ99を取付片87aに螺合し
て、親器1を壁面に取り付けるようになつてい
る。なお、この取付枠7による親器1の壁面86
への取付に際しては、化粧プレート61及び化粧
プレート枠62を用いて壁面86に取り付けるよ
うになつている。このように本実施例によれば、
セパレータ90を用いるとともに、上述したよう
に子器2からの信号線89を接続する端子取付部
54と電源トランス30などの電源線88が接続
される強電回路部を収納した収納部53とを分離
形成し、しかも裏面に形成された接続部も夫々分
離形成されているので、電力線88による信号線
89への影響を防止することができる。
第11図は本実施例の全体構成を示す具体回路
図である。子器21〜24は、親器1との間で夫々
2線式配線にて接続してあり、この2線間に呼出
釦6及び呼出音あるいは応答音を鳴動するブザー
22を接続してある。親器1は、電源として交流
電源(AC100V)を用いており、この交流電源を
取り込む電源トランス30及びダイオードブリツ
ジDBからなる電源取込部11と、この電源取込
部11出力を所定電圧に定電圧化する定電圧回路
9とで構成された定電圧部8を備えている。な
お、上述の定電圧部8は各子器2に対応する単位
回路に共通して電源を供給するものである。ま
た、電源トランス30としては浴室での感電事故
を防止するために分離巻線型トランスを用いてい
る。1個の子器2に対応する単位回路は、接続回
路部10、表示部16、応答呼出回路部26、及
び報知音発生部18からなる。なお、以下の説明
においては、第11図中の親器1の最上段に記載
された子器21に対応する単位回路を例として説
明する。接続回路部10は呼出検出手段としての
発信検出部と短絡保護回路部とからなり、発信検
出部は子器2の呼出釦6の押圧操作を検出、つま
り本実施例の場合には親器1と子器2とを接続す
る線間、たとえばT11,T12間が短絡されたとき
に、2線間に流れる電流を検出することにより呼
出釦6の操作状態を検出するもので、トランジス
タQ3,Q4、及び抵抗R1,R2にて構成してあり、
短絡保護回路部は呼出釦6が押圧されたとき定電
圧部8が破壊されたりすることを防止するもの
で、トランジスタQ2、ダイオードD1及び抵抗R3
にて構成してある。なお、T11,T12間には定電
圧回路9からの定電圧がトランジスタQ2及び抵
抗R1を介して印加され、定電圧部8及び接続回
路部10とで信号線間に個別に定電圧を印加する
定電圧手段が構成されている。表示部16は呼出
釦6が操作されたときから任意の時間点灯すると
ともに、この時間経過後に自然に消灯してどの子
器2の呼出釦6が操作されたかを示すものであ
り、表示灯3、トランジスタQ3出力を反転する
インバータI、ダイオードD2、抵抗R5、コンデ
ンサC1、及び各単位回路で共通のコンデンサC2
抵抗R6にて構成してある。報知音発生部18は
呼出釦6が押圧されている間、報知音を発するも
のであり、ブザー5の鳴動音を決定する基本発振
回路19と、いずれかの子器2の呼出釦6が押さ
れたとき基本発振回路19出力をブザー5に印加
してブザー5を鳴動させるトランジスタQ6及び
ダイオードD10〜D13等からなるスイツチ回路2
0とで構成されている。なお、本実施例では呼出
検出手段としての接続回路部10の検出出力にて
子器2からの呼出を報知する報知装置を表示部1
及び報知音発生部18で構成してある。応答呼出
回路26は、子器2を呼び出すときあるいは子器
2からの呼出があつたときに操作される応答呼出
釦211〜214とトランジスタQ5からなり、子器
2を呼び出すため、あるいは子器2からの呼出に
応答するときに上記基本発振回路19出力を接続
回路部10を介して子器2に伝送して子器2のブ
ザー22を鳴動させるものである。ここで、本実
施例ではいずれかの応答呼出釦21が操作された
とき信号線を介して呼出信号あるいは応答信号を
送出して該当する子器2の報知装置としてのブザ
ー22から呼出音あるいは応答音を鳴動させる応
答音送出手段を基本発振回路19、応答呼出回路
部26及び接続回路部10で構成してある。
以下、本実施例の動作について説明する。ま
ず、ある呼出釦6が押され、たとえば台所に設置
された親器1側に居る家族のものを呼び出したと
する。この子器2の呼出釦6が押されると、親器
1と子器2とを結線している線間が短絡される。
この呼出釦6による短絡にて発信検出部の抵抗
R1を流れる電流が増加する。このため、抵抗R1
の両端電圧が増加してトランジスタQ4がオンし、
このトランジスタQ4のオンによりトランジスタ
Q3がオンする。このときインバータIを介して
反転された出力はローレベルとなるので、押圧さ
れた呼出釦6に対応する表示部16の表示灯3が
点灯する。なお、この表示部16の表示灯3は、
第12図qに示すように表示部16のコンデンサ
C1,C2及び抵抗R6の時定数にて設定される任意
の時間T秒が経過するか、あるいは同図j〜lに
示すように応答呼出釦21が押圧されるまで同図
n〜pに示すように点灯し続ける。報知音発生部
18では、いずれかの子器2から呼出があつたと
きトランジスタQ6が導通することにより、ブザ
ー5に基本発振回路19出力を印加してブザー5
から鳴動音を発する。なお、ブザー5は呼出釦6
が押圧されている間だけ報知音を発するようにな
つている。第12図a,c,e,gのように呼出
釦6が押圧されたとき、親器1のブザー5は夫々
の呼出釦6の押圧状態に対応して同図iに示すよ
うに鳴動する。そして、この報知音は聞いた親器
1が設置してある部屋の人が応答呼出釦21を第
12図j〜lに示すように押圧すると、この応答
呼出釦21の押圧により基本発振回路19出力が
応答呼出回路部26及び接続回路部10を介して
子器2に加えられて子器2のブザー22が第12
図b,d,fに示すように鳴動する。従つて、こ
の応答音により呼出を行つた人は、親器1側に居
る人が呼出に気付いたことを確認できる。なお、
親器1から子器2を呼び出すために第12図k,
mの右側に示すように応答呼出釦21を押したと
きには、上述の応答のために応答呼出釦21を押
した場合と同様にして同図d,hに示すように子
器2のブザー22を鳴動することにより、子器2
側に居る人を呼び出すことができる。
このように本実施例によれば、子器2の呼出釦
6を押すことにより、親器1が配設してある部屋
の人を呼び出すことができると共に、親器1の応
答呼出釦211〜214にて子器2側に居る人を呼
び出すことができ、このため家族のコミユニケー
シヨンを向上させることができ、また本室内間連
絡報知器を老人や病人の援助連絡用として用いる
こともできる。さらに、親器1がいずれの子器2
から呼出があるかを表示する表示灯31〜34を備
えているので、呼出のあつた部屋を的確に把握で
き、しかも表示と同時にブザー5が鳴動するか
ら、親器1側に居る人を確実に呼び出すことがで
きる。なお、本実施例の室内間連絡報知器におい
ても、従来と同様に、規格化された既製の埋込型
配線器具のケーシングの外形と同一の形状及び寸
法に親器1のケーシング4を形成し、規格化され
た既製の配線器具用の合成樹脂製あるいは金属製
の取付枠7に親器1を着脱自在に取り付ける係止
片38及び係止凹所39を親器1のケーシング4
の段部44に形成してあるので、既製の取付枠7
などを用いて壁面などの造営面に親器1を容易に
取り付けることができ、しかも親器1を壁面に埋
め込んで取り付けるので、造営面から出つ張らず
に見映えも良くなるようになつている。
(実施例 2) 第13図乃至第16図に本発明の他の実施例を
示す。本実施例においては、セパレータとしてボ
デイ31の背面に取り付けられるタイプのものを
使用したものである。本実施例のセパレータ9
0′は、第13図に示すように、上述の第1の実
施例のセパレータ90の分離板93と略同様の形
状を呈した板上に形成され、勿論埋込ボツクス8
7の後面とボデイ31の溝85との距離に応じて
高さ調節することができるように分離溝90a′を
形成してある。このセパレータ90′の上端面に
は2個の爪片94を形成してある。また、ボデイ
31の背面に形成された溝85の内底面には、第
14図に示す上記セパレータ90′の爪片94を
挿入する挿入孔95を線瀬湯してあり、この挿入
孔95の内縁に上記爪片94の爪部を係止して、
セパレータ90′のボデイ31の背面への取付が
行われる。本実施例によつても、セパレータ9
0′を用いるとともに、子器2からの信号線89
を接続する接続部及電源線88を接続する接続部
とを分離形成してあることにより、電力線88に
よる信号線89への影響を防止することができ
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、家族の人が居る可能性
の高い部屋に配置される親器と、他の各部屋に配
設される複数台の子器との間を夫々2線の信号線
で接続し、親器側を呼び出す場合に操作される呼
出釦と、親器からの呼出があつた場合あるいは親
器が呼出に応答した場合に応答音を報知する報知
装置とを上記子器に設け、夫々の子器を個別に呼
び出す場合及び子器からの呼出に個別に応答する
場合に操作される複数の応答呼出釦と、上記信号
線間に個別に定電圧を印加する定電圧手段と、子
器の呼出釦が操作されて上記いずれかの信号線間
が短絡されたときにその信号線間に流れる電流か
らいずれの子器からの呼出であるかを検出する呼
出検出手段と、呼出検出手段の検出出力にて子器
からの呼出を報知する報知装置と、いずれかの応
答呼出釦が操作されたとき信号線を介して呼出信
号あるいは応答信号を送出して該当する子器の報
知装置から呼出音あるいは応答音を鳴動させる応
答音送出手段と、交流電源から上記各部の電源を
作成する電源回路部とを親器に設け、上記夫々の
信号線を接続する接続部と電力線を接続する接続
部とを親器のケーシングの裏面側に分離して配置
し、上記信号線と電力線とが接近することを阻止
する板状のセパレータを両接続部間に介装してあ
るので、信号線と電力線とが接近することを阻止
することができ、このため電力線と信号線とが交
差したり絡まつたりすることがなく、電力線の影
響が信号線に及ばないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のセパレータの概略
取付説明図、第2図は親器の具体取付説明図、第
3図は同上の要部の取付説明図、第4図は同上の
親器の分解斜視図、第5図a〜eは親器のボデイ
の正面図、同図aのj−o線断面図、同図aのa
−g線断面図、背面図、及び同図aのs−v線断
面図、第6図a〜cは親器を取付枠に取り付けた
状態の正面図、断面図及び背面図、第7図は親器
のカバーを取り外した状態の正面図、第8図は第
7図からプリント基板を取り外した状態を示す正
面図、第9図は親器を下方から見た斜視図、第1
0図は親器の断面図、第11図は室内間連絡報知
器の回路図、第12図は同上の動作説明図、第1
3図は本発明の他の実施例に用いられるセパレー
タの斜視図、第14図は親器の背面図、第15図
はセパレータの取付説明図、第16図はセパレー
タの取付状態を示す断面図である。 1は親器、21〜24は子器、31〜34は表示
灯、4はケーシング、5,22はブザー、6は呼
出釦、7は取付枠、8は定電圧部、10は接続回
路部、16は表示部、18は報知音発生部、21
〜214は応答呼出釦、26は応答呼出回路部、
38は係止片、39は係止凹所、44は段部、8
5は溝、86は壁面、87は埋込ボツクス、9
0,90′はセパレータである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 家族の人が居る可能性の高い部屋に配置され
    る親器と、他の各部屋に配設される複数台の子器
    との間を夫々2線の信号線で接続し、親器側を呼
    び出す場合に操作される呼出釦と、親器からの呼
    出があつた場合あるいは親器が呼出に応答した場
    合に応答音を報知する報知装置とを上記子器に設
    け、夫々の子器を個別に呼び出す場合及び子器か
    らの呼出に個別に応答する場合に操作される複数
    の応答呼出釦と、上記信号線間に個別に定電圧を
    印加する定電圧手段と、子器の呼出釦が操作され
    て上記いずれの信号線間が短絡されたときにその
    信号線間に流れる電流からいずれの子器からの呼
    出であるかを検出する呼出検出手段と、呼出検出
    手段の検出出力にて子器からの呼出を報知する報
    知装置と、いずれかの応答呼出釦が操作されたと
    き信号線を介して呼出信号あるいは応答信号を送
    出して該当する子器の報知装置から呼出音あるい
    は応答音を鳴動させる応答音送出手段と、交流電
    源から上記各部の電源を作成する電源回路部とを
    親器に設け、上記夫々の信号線を接続する接続部
    と電力線を接続する接続部とを親器のケーシング
    の裏面側に分離して配置し、上記信号線と電力線
    とが接近することを阻止する板状のセパレータを
    両接続部間に介装して成ることを特徴とする室内
    間連絡報知器。 2 上記子器からの信号線を接続する接続部を多
    段に形成して成ることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の室内間連絡報知器。
JP7232387A 1987-03-26 1987-03-26 室内間連絡報知器 Granted JPS63238751A (ja)

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