JPH10268854A - カーソルメモリ - Google Patents

カーソルメモリ

Info

Publication number
JPH10268854A
JPH10268854A JP9074954A JP7495497A JPH10268854A JP H10268854 A JPH10268854 A JP H10268854A JP 9074954 A JP9074954 A JP 9074954A JP 7495497 A JP7495497 A JP 7495497A JP H10268854 A JPH10268854 A JP H10268854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
pattern data
cursor memory
cursor
write
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9074954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3628833B2 (ja
Inventor
Yasunobu Nakase
泰伸 中瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07495497A priority Critical patent/JP3628833B2/ja
Priority to US08/912,637 priority patent/US5982366A/en
Priority to KR1019970041052A priority patent/KR100258379B1/ko
Priority to DE19743316A priority patent/DE19743316C2/de
Publication of JPH10268854A publication Critical patent/JPH10268854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3628833B2 publication Critical patent/JP3628833B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/08Cursor circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御が簡単なカーソルメモリを得る。 【解決手段】 カーソルパターンのデータを構成する第
1及び第2のパターンデータをバンク101a及び10
1bに振り分けて格納する。カーソルメモリ本体101
は、バンク101a及び101bからそれぞれ同時に第
1及び第2のパターンデータを出力できる。したがっ
て、読み出し回路102は、簡単な制御によって、同時
にポートP2から第1及び第2のパターンデータを出力
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カーソルパター
ンを表すデータ(以下「パターンデータ」と称す)を記
憶するカーソルメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、カーソルパターンとは、モニタ上
に表示され、例えばマウスの操作に伴ってモニタ上に動
くパターンである。このカーソルパターンの代表的な例
は、図7に示す通りである。図7のカーソルパターンC
UR_Pは、64×64画素(pixel)で構成される。
以下、カーソルパターンCUR_Pを用いて説明してい
く。
【0003】カーソルパターンCUR_Pを表すパター
ンデータCUR_Dの構造は、次の通りである。図8は
パターンデータCUR_Dの構造を示す概念図である。
カーソルパターンCUR_Pの各画素は、2ビット(浅
いビット及び深いビット)で表される。パターンデータ
CUR_D0は、浅いビットの集合であり、縦方向及び
横方向がそれぞれ64個の合計64×64個のビットで
構成されている。パターンデータCUR_D1は、深い
ビットの集合であり、縦方向及び横方向がそれぞれ64
個の合計64×64個のビットで構成されている。例え
ば、図7の画素P00は図8のパターンデータCUR_D
0の浅いビットP00_0及びパターンデータCUR_D
1の深いビットP00_1で表される。
【0004】カーソルパターンCUR_Pの各画素は、
2ビットで表されることにより、4種類の色を表現でき
る。例えば、”浅いビット:深いビット”が”0:0”
のとき背景透明(Transparent)、”0:1”のとき
赤、”1:0”のとき黒、”1:1”のとき緑とする。
【0005】カーソルメモリとは、パターンデータCU
R_Dを記憶するためのデュアルポートメモリである。
デュアルポートメモリとは、ポート(port)を2個持つ
メモリであり、それぞれのポートは、データの入力若し
くは出力、あるいは入力及び出力の両方を行う。
【0006】図9は、カーソルパターンCUR_Pに対
応する従来のカーソルメモリ200の構成を示すブロッ
ク図である。
【0007】カーソルメモリ200の構成は次の通りで
ある。カーソルメモリ200は、パターンデータCUR
_Dを格納するためのカーソルメモリ本体201と、カ
ーソルメモリ本体201に対してパターンデータCUR
_D0及びパターンデータCUR_D1の読み出しを行
うための読み出し回路202と、カーソルメモリ本体2
01に対してパターンデータCUR_D0又はパターン
データCUR_D1の読み書きを行うための読み書き回
路203とを備えている。
【0008】カーソルメモリ本体201の構成は、パタ
ーンデータCUR_Dが読み書き用ポートP1を介して
32ビット単位で入力又は出力されるため、次のように
構成される。カーソルメモリ本体201は、パターンデ
ータCUR_D0及びCUR_D1に対応して、プレー
ンP_0及びP_1を含む。プレーンP_0内にはパタ
ーンデータCUR_D0が記憶される。プレーンP_1
内にはパターンデータCUR_D1が記憶される。プレ
ーンP_0及びP_1はそれぞれ64行64列のメモリ
セルアレイから構成される。メモリセルアレイの各行は
32列毎にアドレスが割り当てられている。すなわち、
プレーンP_0には、アドレス#0〜#127が割り当
てられている。プレーンP_1には、アドレス#128
〜#255が割り当てられている。各アドレス内には、
32ビットが記憶される。
【0009】読み書き回路203は、パターンデータC
UR_D0又はパターンデータCUR_D1の入出力を
行うための読み書き用ポートP1を備えている。読み書
き用ポートP1はパターンデータCUR_Dの入力及び
出力の両方を行う。読み書き用ポートP1は32個の端
子を含む。パターンデータCUR_Dは、この32個の
端子を介して、32ビット単位で入力及び出力される。
【0010】読み出し回路202の構成は、次の通りで
ある。読み出し回路202は、マルチプレクサMUX、
シフトレジスタSR0、SR1、読み出し用ポートP2
及び制御回路CTL2とを備えている。
【0011】読み出し用ポートP2はパターンデータC
UR_Dの出力のみを行う。読み出し用ポートP2は、
パターンデータCUR_D0又はCUR_D1のどちら
かを明確に分別するため、2個の端子を含む。
【0012】読み出し回路202は、パターンデータC
UR_D0及びCUR_D1をそれぞれ読み出し用ポー
トP2内の2つの端子に1ビットずつ出力する。したが
って、本来ならば、カーソルメモリ本体201は、パタ
ーンデータCUR_D0を1ビットずつ出力し、パター
ンデータCUR_D1を1ビットずつ出力する構成にす
ればよい。しかし、回路面積の効率化を図るために、読
み書き回路203への32ビットの出力に合わせるよう
に、カーソルメモリ本体201は読み出し回路へ一度に
32ビット(1アドレス分)を出力する構成にしてい
る。
【0013】マルチプレクサMUXは、カーソルメモリ
本体201が読み出した32ビットを受ける。そして、
マルチプレクサMUXは、この32ビットがパターンデ
ータCUR_D0のとき、この32ビットをシフトレジ
スタSR0に出力し、この32ビットがパターンデータ
CUR_D1のとき、この32ビットをシフトレジスタ
SR1に出力する。シフトレジスタSR0及びSR1
は、カーソルメモリ200の外部から与えられるクロッ
ク(図示せず)に応じて、パターンデータCUR_D0
及びCUR_D1を読み出し用ポートP2に1ビットず
つ出力する。
【0014】読み書き用ポートP1におけるパターンデ
ータCUR_Dの入力及び出力は、パターンデータCU
R_D0及びCUR_D1のうちの一方に対して行われ
る。これに対し、読み出し用ポートP2におけるパター
ンデータCUR_Dの出力は、パターンデータCUR_
D0及びCUR_D1の両方に対して同時に行われる必
要がある。同時に行うのは、カーソルパターンCUR_
Pの各画素の浅いビット及び深いビットが揃わないと、
各画素の色が決定できないためである。また、カーソル
メモリ本体201から読み出し用ポートP2側へのパタ
ーンデータCUR_Dの読み出しは、回路面積の効率化
を図るため、カーソルメモリ本体201から読み書き用
ポートP1側へのパターンデータCUR_Dの読み出し
と合わせる。
【0015】また、読み書き用ポートP1及び読み出し
用ポートP2のパターンデータCUR_Dの入力あるい
は出力は、非同期でしかも同時に行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のカーソルメモリ
200は以上のように構成されているため次のような問
題点がある。制御回路CTL2は、図7のカーソルパタ
ーンCUR_Pの1行分を表示するために、図10に示
す手順でカーソルメモリ本体201及び読み出し回路2
02を制御する。
【0017】(A0)まず、変数i、j、kを初期化す
る(ステップS201)。
【0018】(A1)次に、制御回路CTL2は列アド
レスPYを零に設定する。カーソルメモリ本体201は
アドレス#0に記憶されている32ビットのデータを読
み出す。読み出し回路202は、読み出されたデータを
シフトレジスタSR0に格納する(ステップS202〜
204及び208〜211)。
【0019】(A2)次に、制御回路CTL2は列アド
レスPYを2に設定する。カーソルメモリ本体201は
アドレス#128に記憶されている32ビットのデータ
を読み出す。読み出し回路202は、シフトレジスタS
R1に読み出されたデータを格納する(ステップS20
2、203、205、208〜210、212、21
3)。
【0020】(A3)次に、シフトレジスタSR0及び
SR1は、クロックに応じて格納した32ビットのデー
タのうち1ビットを出力する(ステップS214)。
【0021】(A4)次に、ステップS203の動作を
あと31回繰り返して、シフトレジスタSR0及びSR
1は、格納した32ビットのデータを全て出力する(ス
テップS214〜217)。
【0022】(A5)次に、制御回路CTL2は列アド
レスPYを1に設定する。カーソルメモリ本体201は
アドレス#1に記憶されている32ビットのデータを読
み出す。読み出し回路202は、シフトレジスタSR0
に読み出されたデータを格納する(ステップS202、
203、206及び208〜211)。
【0023】(A6)次に、制御回路CTL2は列アド
レスPYを3に設定する。カーソルメモリ本体201は
アドレス#129に記憶されている32ビットのデータ
を読み出す。読み出し回路202は、シフトレジスタS
R1に読み出されたデータを格納する(ステップS20
2、203、207〜210、212、213)。
【0024】(A7)次に、シフトレジスタSR0及び
SR1は、クロックに応じて格納した32ビットのデー
タのうち1ビットを出力する(ステップS214)。
【0025】(A8)次に、ステップS203の動作を
あと31回繰り返して、シフトレジスタSR0及びSR
1は、格納した32ビットのデータを全て出力する(ス
テップS214〜217)。
【0026】以上のように、列アドレスPYを零、2、
1、3の順に設定しなければならないため、制御が複雑
であるという問題点がある。このため制御回路CTL2
が複雑になる。また、カーソルメモリ200は、動作の
速度が制限されるとともに、回路規模が大きくなる。さ
らに、パターンメモリの動作の速度が実際に要求される
速度を満たせない場合は、その速度の差を調整するため
の回路がさらに必要になる。
【0027】本発明は、この問題点を解決するためにな
されたものであり、制御が簡単なカーソルメモリを得る
ことを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、カーソルパターンのデータを構成する
第1のパターンデータと第2のパターンデータとを読み
書きするためのカーソルメモリであって、前記第1及び
第2のパターンデータを格納するためのカーソルメモリ
本体と、前記カーソルメモリ本体に対して前記第1及び
第2のパターンデータの読み出しを行うための読み出し
手段と、前記カーソルメモリ本体に対して前記第1又は
第2のパターンデータの読み書きを行うための読み書き
手段とを備え、前記カーソルメモリ本体は、前記第1の
パターンデータの下位ビットを格納するための第1のブ
ロック及び前記第2のパターンデータの上位ビットを格
納するための第2のブロックを含む第1のバンクと、前
記第2のパターンデータの下位ビットを格納するための
第3のブロック及び前記第1のパターンデータの上位ビ
ットを格納するための第4のブロックを含む第2のバン
クとを備える。
【0029】本発明の請求項2に係る課題解決手段にお
いて、前記読み書き手段は、前記第1又は第2のパター
ンデータの入出力を行うための読み書き用ポートと、前
記読み書き用ポートと前記カーソルメモリ本体との間に
介在し、前記読み書き用ポートにおいて前記第1又は第
2のパターンデータのうちのどちらの入出力を行うかに
応じて、前記上位ビット及び下位ビットを交換するため
のクロスバースイッチとを備える。
【0030】本発明の請求項3に係る課題解決手段にお
いて、前記クロスバースイッチは、前記読み書き手段に
よる前記読み書きを行うときに当該カーソルメモリ本体
内のアドレスを特定するための読み書き側アドレス信号
によって制御される。
【0031】本発明の請求項4に係る課題解決手段にお
いて、前記読み出し手段は、前記第1及び第2のパター
ンデータの出力を行うための読み出し用ポートと、前記
読み出し用ポートと前記カーソルメモリ本体との間に介
在し、前記読み出し用ポートにおいて前記上位ビット又
は下位ビットのうちのどちらの出力を行うかに応じて、
前記第1及び第2のパターンデータを交換するためのク
ロスバースイッチとを備える。
【0032】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記クロスバースイッチは、前記読み出し手段に
よる前記読み出しを行うときに当該カーソルメモリ本体
内のアドレスを特定するための読み出し側アドレス信号
によって制御される。
【0033】本発明の請求項6に係る課題解決手段にお
いて、前記読み出し手段は、前記クロスバースイッチと
前記読み出し用ポートとの間に介在し、前記第1及び第
2のパターンデータを1ビットずつ前記読み出し用ポー
トに出力するためのシフトレジスタをさらに備える。
【0034】本発明の請求項7に係る課題解決手段にお
いて、前記第1〜第4のブロックは、前記カーソルメモ
リ本体内のアドレスを特定するためのアドレス信号によ
って順番に特定できるように配列されている。
【0035】本発明の請求項8に係る課題解決手段にお
いて、前記読み出し手段は、前記アドレス信号を生成す
るインクリメンタを備える。
【0036】本発明の請求項9に係る課題解決手段は、
前記読み出し手段は、前記シフトレジスタを制御するた
めのシフトレジスタ制御用カウンタをさらに備える。
【0037】本発明の請求項10に係る課題解決手段に
おいて、前記第1〜第4のブロックは、前記カーソルメ
モリ本体内のアドレスを特定するためのアドレス信号に
よって順番に特定できるように配列され、前記読み出し
手段は、前記アドレス信号を生成するインクリメンタ
と、前記第1又は第2のバンク内の前記ブロックの数を
数えるブロック計数カウンタとを備え、前記シフトレジ
スタ制御用カウンタ及び前記インクリメンタは、前記ブ
ロック計数カウンタによって制御される。
【0038】本発明の請求項11に係る課題解決手段に
おいて、前記読み出し手段は、当該カーソルメモリの外
部から内部へ入力され、当該読み出し手段による前記読
み出しの開始を要求するためのロード信号を受け、前記
シフトレジスタ制御用カウンタ、前記インクリメンタ及
び前記ブロック計数カウンタは、前記ロード信号に基づ
いて、動作を開始する。
【0039】本発明の請求項12に係る課題解決手段に
おいて、前記カーソルメモリ本体は、前記読み書き手段
による前記読み書きを行うときに当該カーソルメモリ本
体内のアドレスを特定するための読み書き側アドレス信
号と、前記読み出し手段による前記読み出しを行うとき
に当該カーソルメモリ本体内のアドレスを特定するため
の読み出し側アドレス信号とを受け、前記読み書き側ア
ドレス信号と読み出し側アドレス信号とが共通してい
る。
【0040】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.実施の形態1を図7のカーソルパターン
CUR_Pに基づいて説明していく。図1は、カーソル
パターンCUR_Pに対応する本発明のカーソルメモリ
100の構成を示すブロック図である。カーソルメモリ
100は、カーソルパターンCUR_Pのデータを構成
するパターンデータCUR_D0(第1のパターンデー
タ)とCUR_D1(第2のパターンデータ)とを読み
書きを行うためのものである。
【0041】カーソルメモリ100の構成は次の通りで
ある。カーソルメモリ100は、パターンデータCUR
_D0及びパターンデータCUR_D1を格納するため
のカーソルメモリ本体101と、カーソルメモリ本体1
01に対してパターンデータCUR_D0及びパターン
データCUR_D1の読み出しを行うための読み出し回
路102(読み出し手段)と、カーソルメモリ本体10
1に対してパターンデータCUR_D0又はパターンデ
ータCUR_D1の読み書きを行うための読み書き回路
103(読み書き手段)とを備えている。
【0042】カーソルメモリ100を利用するシステム
は、MPU(図示せず)及びモニタ(図示せず)を含
む。MPUはパターンデータCUR_Dを読み書き用ポ
ートP1に出力してカーソルメモリ100内に記憶させ
たり、読み書き用ポートP1からのパターンデータCU
R_Dを受けてパターンデータCUR_Dが正しくカー
ソルメモリ100内に記憶されているかをチェックした
りする。カーソルパターンCUR_Pは、読み出し用ポ
ートP2から出力されるパターンデータCUR_Dに基
づいて、モニタに表示される。
【0043】カーソルメモリ本体101の構成は、パタ
ーンデータCUR_Dが読み書き用ポートP1を介して
32ビット単位で入力又は出力されるため、次のように
構成される。カーソルメモリ本体101は、バンク10
1a(第1のバンク)とバンク101b(第2のバン
ク)とを備える。
【0044】本実施の形態では、図8に示すパターンデ
ータCUR_Dを図2に示すように4種類のブロックに
分割する。4種類のブロックとは、 パターンデータCUR_D0の下位16ビット
(〈0:15〉)を格納するためのブロックB1及びB
1’(第1のブロック) パターンデータCUR_D1の上位16ビット(〈1
6:31〉)を格納するためのブロックB2及びB2’
(第2のブロック) パターンデータCUR_D1の下位16ビット
(〈0:15〉)を格納するためのブロックB3及びB
3’(第3のブロック) パターンデータCUR_D0の上位16ビット(〈1
6:31〉)を格納するためのブロックB4及びB4’
(第4のブロック) である。
【0045】バンク101aは、ブロックB1及びB
1’、ブロックB2及びB2’を含む。バンク101b
は、ブロックB3及びB3’、ブロックB4及びB4’
を含む。図2中の各ブロックは、図1中の各ブロックに
対応している。ブロックB1及びB1’、ブロックB4
及びB4’は図9のプレーンP_0に対応する。ブロッ
クB2及びB2’、ブロックB3及びB3’は図9のプ
レーンP_1に対応する。各バンク内では、各プレーン
に対応するブロックが交互に配置されている。
【0046】カーソルメモリ本体101は、カーソルメ
モリ本体101内のアドレスを特定するためのアドレス
信号を受ける。アドレス信号は、2種類のアドレス信号
(読み書き側アドレス信号及び読み出し側アドレス信
号)を含む。読み書き側アドレス信号とは、読み書き回
路103が読み書きを行うときにカーソルメモリ本体1
01内のアドレスを特定するための信号である。読み出
し側アドレス信号とは、読み出し回路102が読み出し
を行うときにカーソルメモリ本体101内のアドレスを
特定するための信号である。
【0047】読み書き側アドレス信号は、行アドレス信
号MX及び列アドレス信号MYを含む。読み出し側アド
レス信号は、行アドレス信号PX及び列アドレス信号P
Yを含む。ワード線PWi(i=0〜63)は読み出し
回路102からカーソルメモリ本体101へ行アドレス
信号PXを伝送するための信号線である。ビット線PB
は読み出し回路102からカーソルメモリ本体101へ
列アドレス信号PYを伝送するための信号線である。ワ
ード線MWi(i=0〜63)は読み書き回路103か
らカーソルメモリ本体101へ行アドレス信号MXを伝
送するための信号線である。ビット線MBは読み書き回
路103からカーソルメモリ本体101へ列アドレス信
号MYを伝送するための信号線である。列アドレス信号
PYを読み出し側ブロック選択信号と称す。列アドレス
信号MYを読み書き側ブロック選択信号と称す。
【0048】このように、カーソルメモリ本体101
は、2種類のアドレス信号を用いてカーソルメモリ本体
101内のアドレス(メモリセル)を特定できる。カー
ソルメモリ100は、アドレスデコーダ(図示せず)を
内蔵しているため、2種類のアドレス信号の定義が異な
っていても問題ない。なお、図1内の#0〜#255
は、図9の#0〜#255との対応関係を明確にするた
めに説明上付けているものであり、実際のアドレスは、
この順に付されなくてもよい。
【0049】読み出し回路102の構成は、次の通りで
ある。読み出し回路102は、パターンデータCUR_
D0及びパターンデータCUR_D1の出力を行うため
の読み出し用ポートP2と、読み出し用ポートP2とカ
ーソルメモリ本体101との間に介在し、読み出し用ポ
ートP2において上位ビット又は下位ビットのうちのど
ちらの出力を行うかに応じて、パターンデータCUR_
D0及びパターンデータCUR_D1を交換するための
クロスバースイッチCBS1と、クロスバースイッチC
BS1と読み出し用ポートP2との間に介在し、パター
ンデータCUR_D0及びパターンデータCUR_D1
を1ビットずつ読み出し用ポートP2に出力するための
シフトレジスタSR0及びSR1とを備えている。
【0050】さらに、読み出し回路102は、カーソル
メモリ本体101及び読み出し回路102内の他の部分
を制御するための制御回路CTL1と、カーソルメモリ
100の外部から内部へ入力され、読み出し回路102
による読み出しの開始を要求するためのロード信号LO
ADを入力するためのポートP6と、クロックPCLK
を入力するためのポートP4とを備えている。
【0051】読み出し用ポートP2は、パターンデータ
CUR_D0又はCUR_D1のどちらかを明確に分別
するため、端子P21及びP22を含む。パターンデー
タCUR_D0は端子P21から1ビットずつ出力され
る。パターンデータCUR_D1は、端子P22から1
ビットずつ出力される。
【0052】読み出し回路102は、パターンデータC
UR_D0を端子P21に1ビットずつ出力し、パター
ンデータCUR_D1を端子P22に1ビットずつ出力
する。したがって、本来ならば、カーソルメモリ本体1
01は、パターンデータCUR_D0を1ビットずつ出
力し、パターンデータCUR_D1を1ビットずつ出力
する構成にすればよい。しかし、回路面積の効率化を図
るために、読み書き回路103への32ビットの出力に
合わせるように、カーソルメモリ本体101は読み出し
回路へ一度に32ビット(バンク101aからの16ビ
ット、バンク101bからの16ビット)を出力する構
成にしている。
【0053】クロスバースイッチCBS1は、カーソル
メモリ本体101、シフトレジスタSR0及びSR1に
接続されている。また、クロスバースイッチCBS1
は、列アドレス信号PYの最下位ビットLSBを受け
て、制御される。クロスバースイッチCBS1の内部構
成は、図3に示す通りである。ここでは、端子INは列
アドレス信号PYの最下位ビットLSBを受け、端子O
UT1はバンク101bに接続され、端子OUT2はバ
ンク101aに接続され、端子OUT3はシフトレジス
タSR0に接続され、端子OUT4はシフトレジスタS
R1に接続されている。
【0054】シフトレジスタSR0は、クロスバースイ
ッチCBS1の出力とポートP4に入力されたクロック
PCLKとを受ける。読み出し用ポートP2の端子P2
1はシフトレジスタSR0の出力を受ける。シフトレジ
スタSR1は、クロスバースイッチCBS1の出力とポ
ートP4に入力されたクロックPCLKとを受ける。読
み出し用ポートP2の端子P22はシフトレジスタSR
1の出力を受ける。制御回路CTL1は、端子P6に入
力されたロード信号LOADを受け、読み出し側アドレ
ス信号を生成して出力する。
【0055】読み書き回路103の構成は、次の通りで
ある。パターンデータCUR_D0又はパターンデータ
CUR_D1の入出力を行うための読み書き用ポートP
2とカーソルメモリ本体101との間に介在し、読み書
き用ポートP2においてパターンデータCUR_D0又
はパターンデータCUR_D1のうちのどちらの入出力
を行うかに応じて、上位ビット及び下位ビットを交換す
るためのクロスバースイッチCBS0と、クロックMC
LKを入力するためのポートP3と、読み書き側アドレ
ス信号(MX,MY)を入力するためのポートP5とを
備えている。
【0056】読み書き用ポートP1はパターンデータC
UR_D0又はCUR_D1の入力及び出力の両方を行
う。読み出し用ポートP2は、32個の端子を含む。こ
の32個のうちの所定の16個の端子は上位ビット用で
あり、他の所定の端子は下位ビット用である。この32
個の端子を介して、一度に32ビットが入力及び出力さ
れる。
【0057】カーソルメモリ本体101は読み出し回路
と一度に32ビット(バンク101aからの16ビッ
ト、バンク101bからの16ビット)を入力又は出力
する構成にしている。
【0058】クロスバースイッチCBS0は、カーソル
メモリ本体101及び読み書き用ポートP1に接続され
ている。また、クロスバースイッチCBS0は、列アド
レス信号MYの最下位ビットLSBを受けて、制御され
る。クロスバースイッチCBS0の内部構成は、図3に
示す通りである。ここでは、端子INは列アドレス信号
MYの最下位ビットLSBを受け、端子OUT1はバン
ク101aに接続され、端子OUT2はバンク101b
に接続され、端子OUT3及び端子OUT4は読み書き
用ポートP1に接続されている。
【0059】読み書き用ポートP1におけるパターンデ
ータCUR_Dの入力及び出力は、パターンデータCU
R_D0及びCUR_D1のうちの一方に対して行われ
る。これに対し、読み出し用ポートP2におけるパター
ンデータCUR_Dの出力は、パターンデータCUR_
D0及びCUR_D1の両方に対して同時に行われる必
要がある。同時に行うのは、従来の技術で説明したよう
に、カーソルパターンCUR_Pの各画素の浅いビット
及び深いビットが揃わないと、各画素の色が決定できな
いためである。また、カーソルメモリ本体101から読
み出し用ポートP2側へのパターンデータCUR_Dの
読み出しは、回路面積の効率化を図るため、カーソルメ
モリ本体101から読み書き用ポートP1側へのパター
ンデータCUR_Dの読み出しと合わせる。読み書き用
ポートP1及び読み出し用ポートP2のパターンデータ
CUR_Dの入力あるいは出力は、非同期でしかも同時
に行われる。
【0060】また、ブロックB1、B2、B1’、B
2’の列アドレスPYが示す順番は、0、1、2、3の
順である。このように、ブロックB1、B2、B1’、
B2’は、列アドレスPYによって順番に特定できる。
ブロックB3、B4、B3’、B4’も同様である。
【0061】読み書き回路103の動作について説明す
る。まず、読み書き用ポートP1からカーソルメモリ本
体101へパターンデータCUR_D0の#0の内容を
書き込むときを説明する。カーソルメモリ100の外部
のシステムは、パターンデータCUR_D0の#0に対
応する読み書き側アドレス信号をポートP5に入力す
る。これにより、バンク101a内では、ブロックB1
内の#0の位置のアドレスが特定され、バンク101b
内では、ブロックB4内の#0の位置のアドレスが特定
される。このとき、列アドレス信号MYは0である。列
アドレス信号MYが0のとき、列アドレス信号MYの最
下位ビットLSBは0である。カーソルメモリ本体10
1は、列アドレス信号MYが0のとき、ブロックB1及
びブロックB4を選択する。クロスバースイッチCBS
0は、列アドレス信号MYの最下位ビットLSBが0の
とき、上位ビット及び下位ビットを交換せず、読み書き
用ポートP1からの32ビットのうちの下位16ビット
をバンク101aに出力し、読み書き用ポートP1から
の32ビットのうちの上位16ビットをバンク101b
に出力する。
【0062】そして、カーソルメモリ本体101は、ク
ロスバースイッチCBS0がバンク101aに出力した
下位16ビットをブロックB1内のアドレスであって行
アドレス信号MXが示すアドレスに書き込み、同時に、
クロスバースイッチCBS0がバンク101bに出力し
た上位16ビットをブロックB4内のアドレスであって
行アドレス信号MXが示すアドレスに書き込む。
【0063】次に、読み書き用ポートP1からカーソル
メモリ本体101へパターンデータCUR_D1の#1
28の内容を書き込むときを説明する。カーソルメモリ
100の外部のシステムは、パターンデータCUR_D
1の#128に対応する読み書き側アドレス信号をポー
トP5に入力する。これにより、バンク101a内で
は、ブロックB2内の#128の位置のアドレスが特定
され、バンク101b内では、ブロックB3内の#12
8の位置のアドレスが特定される。このとき、列アドレ
ス信号MYは1である。列アドレス信号MYが1のと
き、列アドレス信号MYの最下位ビットLSBは1であ
る。カーソルメモリ本体101は、列アドレス信号MY
が1のとき、ブロックB2及びブロックB3を選択す
る。クロスバースイッチCBS0は、列アドレス信号M
Yの最下位ビットLSBが1のとき、上位ビット及び下
位ビットを交換して、読み書き用ポートP1からの32
ビットのうちの下位16ビットをバンク101bに出力
し、読み書き用ポートP1からの32ビットのうちの上
位16ビットをバンク101aに出力する。
【0064】そして、カーソルメモリ本体101は、ク
ロスバースイッチCBS0がバンク101bに出力した
下位16ビットをブロックB3内のアドレスであって行
アドレス信号MXが示すアドレスに書き込み、同時に、
クロスバースイッチCBS0がバンク101aに出力し
た上位16ビットをブロックB2内のアドレスであって
行アドレスが示すアドレスに書き込む。
【0065】カーソルメモリ本体101から読み書き用
ポートP1へパターンデータCUR_D0の#0の内容
を読み出すときは、読み書き用ポートP1からカーソル
メモリ本体101へパターンデータCUR_D0の#0
の内容を書き込むときと逆の順序で動作して、パターン
データCUR_D0の#0の内容が読み書き用ポートP
1に出力される。カーソルメモリ本体101から読み書
き用ポートP1へパターンデータD1の#128の内容
を読み出すときは、読み書き用ポートP1からカーソル
メモリ本体101へパターンデータCUR_D1の#1
28の内容を書き込むときと逆の順序で動作して、パタ
ーンデータCUR_D1の#128の内容が読み書き用
ポートP1に出力される。
【0066】このように、クロスバースイッチCBS0
は、読み書き用ポートP1においてパターンデータCU
R_D0又はパターンデータCUR_D1のうちのどち
らの入出力を行うかに応じて、上位ビット及び下位ビッ
トを交換する。また、クロスバースイッチCBS0は、
カーソルメモリ本体101内のアドレスを特定するため
の読み書き側アドレス信号によって制御される。
【0067】読み出し回路102の動作について説明す
る。まず、カーソルメモリ本体101から読み出し用ポ
ートP2へパターンデータCUR_D0の#0の内容及
びパターンデータCUR_D1の#128の内容を読み
出すときを説明する。制御回路CTL1は、バンク10
1a内の#0の位置のアドレスを特定する読み出し側ア
ドレス信号を出力する。この読み出し側アドレス信号
は、同時に、バンク101b内の#128の位置のアド
レスも特定する。このとき、列アドレス信号PYは0で
ある。列アドレス信号PYが0のとき、列アドレス信号
PYの最下位ビットLSBは0である。カーソルメモリ
本体101は、列アドレス信号PYが0のとき、ブロッ
クB1及びブロックB3を選択する。そして、カーソル
メモリ本体101は、ブロックB1内のアドレスであっ
て行アドレス信号PXが示すアドレスに格納されている
パターンデータCUR_D0の下位16ビットを読み出
し、同時に、ブロックB3内のアドレスであって行アド
レス信号PXが示すアドレスに格納されているパターン
データCUR_D1の下位16ビットを読み出す。
【0068】クロスバースイッチCBS1は、列アドレ
ス信号PYの最下位ビットLSBが0のとき、パターン
データCUR_D0及びパターンデータCUR_D1を
交換せず、バンク101aからのパターンデータCUR
_D0の下位16ビットをSR0に出力し、バンク10
1bからのパターンデータCUR_D1の下位16ビッ
トをシフトレジスタSR1に出力する。シフトレジスタ
SR0は、クロスバースイッチCBS1が出力したパタ
ーンデータCUR_D0の下位16ビットを、格納した
後、ポートP4からのクロックPCLKに応じて1ビッ
トずつ出力する。これと同時に、シフトレジスタSR1
も、クロスバースイッチCBS1が出力したパターンデ
ータCUR_D1の下位16ビットを、格納した後、ポ
ートP4からのクロックPCLKに応じて1ビットずつ
出力する。
【0069】さらに、その後、制御回路CTL1は、バ
ンク101a内の#128の位置のアドレスを特定する
読み出し側アドレス信号を出力する。この読み出し側ア
ドレス信号は、同時に、バンク101b内の#0の位置
のアドレスも特定する。このとき、列アドレス信号PY
は1である。列アドレス信号PYが1のとき、列アドレ
ス信号PYの最下位ビットLSBは1である。カーソル
メモリ本体101は、列アドレス信号PYが1のとき、
ブロックB2及びブロックB4を選択する。そして、カ
ーソルメモリ本体101は、ブロックB2内のアドレス
であって行アドレス信号PXが示すアドレスに格納され
ているパターンデータCUR_D1の上位16ビットを
読み出し、同時に、ブロックB4内のアドレスであって
行アドレス信号PXが示すアドレスに格納されているパ
ターンデータCUR_D1の上位16ビットを読み出
す。
【0070】クロスバースイッチCBS1は、列アドレ
ス信号PYの最下位ビットLSBが1のとき、パターン
データCUR_D0及びパターンデータCUR_D1を
交換して、バンク101aからのパターンデータCUR
_D1の上位16ビットをSR1に出力し、バンク10
1bからのパターンデータCUR_D0の上位16ビッ
トをシフトレジスタSR0に出力する。シフトレジスタ
SR0は、クロスバースイッチCBS1が出力したパタ
ーンデータCUR_D0の上位16ビットを、格納した
後、ポートP4からのクロックPCLKに応じて1ビッ
トずつ出力する。これと同時に、シフトレジスタSR1
も、クロスバースイッチCBS1が出力したパターンデ
ータCUR_D1の上位16ビットを、格納した後、ポ
ートP4からのクロックPCLKに応じて1ビットずつ
出力する。
【0071】このように、クロスバースイッチCBS1
は、読み出し用ポートP2において上位ビット又は下位
ビットのうちどちらの出力を行うかに応じて、パターン
データCUR_D0又はパターンデータCUR_D1を
交換する。また、クロスバースイッチCBS1は、カー
ソルメモリ本体101内のアドレスを特定するための読
み出し側アドレス信号によって制御される。
【0072】制御回路CTL1は、図7のカーソルパタ
ーンCUR_Pの1行分を表示するために、図4に示す
手順でカーソルメモリ本体101及び読み出し回路10
2を制御する。
【0073】(B0)まず、変数i、jを初期化する
(ステップS101)。
【0074】(B1)次に、制御回路CTL1は列アド
レス信号PYを0に設定する。カーソルメモリ本体10
1はバンク101a内の#0及びバンク101b内の#
128に記憶されている下位16ビットを読み出す。読
み出し回路102は、読み出された下位16ビットをシ
フトレジスタSR0及びSR1に格納する(ステップS
102〜104)。
【0075】(B2)次に、シフトレジスタSR0及び
SR1は、クロックPCLKに応じて、格納した下位1
6ビットを1ビットずつ出力する(ステップ105〜1
08)。
【0076】(B3)次に、制御回路CTL1は列アド
レス信号PYを1に設定する。カーソルメモリ本体10
1はバンク101a内の#128及びバンク101b内
の#0に記憶されている上位16ビットを読み出す。読
み出し回路102は、読み出された上位16ビットをシ
フトレジスタSR0及びSR1に格納する(ステップS
102〜104)。
【0077】(B4)次に、シフトレジスタSR0及び
SR1は、クロックPCLKに応じて、格納した上位1
6ビットを1ビットずつ出力する(ステップ105〜1
08)。
【0078】(B5)次に、制御回路CTL1は列アド
レス信号PYを2に設定する。カーソルメモリ本体10
1はバンク101a内の#1及びバンク101b内の#
129に記憶されている下位16ビットを読み出す。読
み出し回路102は、読み出された下位16ビットをシ
フトレジスタSR0及びSR1に格納する(ステップS
102〜104)。
【0079】(B6)次に、シフトレジスタSR0及び
SR1は、クロックPCLKに応じて、格納した下位1
6ビットを1ビットずつ出力する(ステップ105〜1
08)。
【0080】(B7)次に、制御回路CTL1は列アド
レス信号PYを3に設定する。カーソルメモリ本体10
1はバンク101a内の#129及びバンク101b内
の#1に記憶されている上位16ビットを読み出す。読
み出し回路102は、読み出された上位16ビットをシ
フトレジスタSR0及びSR1に格納する(ステップS
102〜104)。
【0081】(B8)次に、シフトレジスタSR0及び
SR1は、クロックPCLKに応じて、格納した16ビ
ットを1ビットずつ出力する(ステップ105〜10
8)。
【0082】このように、列アドレスを0、1、2、3
という規則正しい順に設定するため、制御回路CTL1
の制御は、図10の手順と比べて、非常に簡略化でき
る。すなわち、制御回路CTL1は、列アドレスPYを
インクリメントしながら、(B1)及び(B2)の手順
を4回繰り返すだけでよい。つまり、実質的には、列ア
ドレスPYのインクリメント、(B1)及び(B2)の
手順のみで所望の動作が実現できる。また、従来では、
両方のシフトレジスタSR0及びSR1にデータが揃う
のを確認する必要があるが、本実施の形態では、同時に
データが揃うのでその必要がない。
【0083】本実施の形態による効果は次の通りであ
る。すなわち、制御が簡単であるため、制御回路CTL
1の簡略化が図れる。したがって、カーソルメモリ10
0の動作の速度の改善、回路規模の縮小が図れる。
【0084】実施の形態2.次に、実施の形態2につい
て説明する。本実施の形態は、図1の制御回路CTL1
の内部構成に関する。カーソルメモリ100は、ポート
P6に入力されたロード信号LOADを受けたとき、カ
ーソルメモリ本体101内からパターンデータCUR_
Dを読み出す。このロード信号LOADは、モニタにカ
ーソルパターンCUR_Pを表示する場合に、システム
が出力する信号である。
【0085】制御回路CTL1はアドレス信号発生回路
及びシフトレジスタ制御回路を含む。アドレス信号発生
回路110の内部構成は図5に示す通りである。シフト
レジスタ制御回路111の内部構成は図6に示す通りで
ある。なお、図5内のSRは、図1内のシフトレジスタ
SR0又はSR1を示す。アドレス信号発生回路110
は、読み出し側アドレス信号(PX,PY)を生成する
アドレスインクリメンタA_ITR及びバンク101a
又はバンク101b内のブロックの数を数える2ビット
カウンタであるブロック計数カウンタCTR1とを含
む。シフトレジスタ制御回路111は、シフトレジスタ
SR0及びSR1を制御するための4ビットカウンタで
あるシフトレジスタ制御用カウンタCTR2を含む。
【0086】次に、アドレス信号発生回路及びシフトレ
ジスタ制御回路の動作を図5及び図6を用いて説明す
る。アドレス信号発生回路110及びシフトレジスタ制
御回路111は、ロード信号LOADに基づいて、動作
を開始する。まず、ロード信号LOADがハイレベルで
あるときを説明する。ロード信号LOADはクロックP
CLKの最初の1クロックの間だけハイレベルになる。
アドレスレジスタA_Regには、列アドレス信号PY
が示すブロックのアドレス値が格納されている。マルチ
プレクサMUXは、ハイレベルのロード信号LOADを
受けると、アドレスレジスタA_Regが格納している
アドレス値をアドレスの初期値として選択し、これを読
み出し側アドレス信号(PX,PY)として出力する。
ブロック計数カウンタCTR1は、ハイレベルのロード
信号LOADを受けると、自身をリセットして、出力端
子q0及びq1にロウレベルの信号を出力する。アドレ
スインクリメンタA_ITRは、ハイレベルのロード信
号LOADを受けると、アドレスレジスタA_Regが
格納しているアドレスの初期値を自身に格納する。シフ
トレジスタ制御用カウンタCTR2は、OR回路G2を
介してハイレベルのロード信号LOADを受けると、自
身をリセットして、出力端子Q0〜Q3にロウレベルの
信号を出力する。負入力のAND回路G5は、出力端子
Q0〜Q3にロウレベルの信号が出力されているときの
み、ハイレベルの信号をシフトレジスタSRに出力す
る。シフトレジスタSRは、ハイレベルの信号を受ける
と、クロスバースイッチCBS1からの16ビットのデ
ータを自身に格納する。
【0087】次に、ロード信号LOADがハイレベルか
らロウレベルに変化したときを説明する。マルチプレク
サMUXは、ロウレベルのロード信号LOADを受ける
と、アドレスインクリメンタA_ITRが格納している
アドレス値を選択し、これを読み出し側アドレス信号
(PX,PY)として出力する。ブロック計数カウンタ
CTR1は、ロード信号LOADがハイレベルからロウ
レベルに変化すると、自身のリセットを解除する。ま
た、ブロック計数カウンタCTR1は、ロード信号LO
ADがハイレベルからロウレベルに変化した時点では、
出力端子q0及びq1にロウレベルの信号を出力したま
まである。したがって、NAND回路G1は、ハイレベ
ルのイネーブル信号Shift_ENを出力している。
シフトレジスタ制御用カウンタCTR2は、ロード信号
LOADがハイレベルからロウレベルに変化したとき、
自身のリセットを解除する。AND回路G4は、イネー
ブル信号Shift_ENがハイレベルのため、クロッ
クPCLKを出力する。
【0088】次に、ロード信号LOADがロウレベルで
あるときを説明する。シフトレジスタ制御用カウンタC
TR2は、AND回路G4からのクロックPCLKを受
ける毎に、アップカウントを行う。シフトレジスタ制御
用カウンタCTR2のカウント値は、出力端子Q0〜Q
4に出力される。シフトレジスタSRは、AND回路G
4からのクロックPCLKを受ける毎に、自身に格納し
ている16ビットのデータを1ビットずつ出力する。し
たがって、シフトレジスタ制御用カウンタCTR2はシ
フトレジスタSRが1ビットを出力した回数をカウント
する。
【0089】次に、シフトレジスタ制御用カウンタCT
R2が、アップカウントを行い、遂に出力端子Q0〜Q
4の信号が全てハイレベルになったときを説明する。こ
の時点では、シフトレジスタSRは、クロックPCLK
を16回受けているため、自身に格納している16ビッ
トのデータを全て出力している。また、AND回路G3
は、ハイレベルのアドレス増加信号A_Incを出力す
る。アドレスインクリメンタA_ITRは、ハイレベル
のアドレス増加信号A_Incを受けると、自身に格納
しているアドレス値に1を加える。マルチプレクサMU
Xは、アドレスインクリメンタA_ITRが格納してい
るアドレス値を選択し、これを読み出し側アドレス信号
(PX,PY)として出力する。したがって、図1のカ
ーソルメモリ本体101は、読み出し側アドレス信号
(PX,PY)が示すアドレスの内容を読み出して、ク
ロスバースイッチCBS1に出力する。また、ブロック
計数カウンタCTR1は、ハイレベルのアドレス増加信
号A_Incを受ける毎に、アップカウントを行う。ブ
ロック計数カウンタCTR1のカウント値は、出力端子
q0及びq1に出力される。
【0090】また、遅延素子DLYは、ハイレベルのア
ドレス増加信号A_Inc受けてからクロックPCLK
の1周期分後に、ハイレベルのアドレス増加信号A_I
ncを出力する。したがって、シフトレジスタ制御用カ
ウンタCTR2は、OR回路G2がハイレベルの信号を
出力するため、自身をリセットして、出力端子Q0〜Q
3にロウレベルの信号を出力する。このとき、負入力の
AND回路G5はハイレベルの信号を出力するため、シ
フトレジスタSRは、クロスバースイッチCBS1から
の16ビットのデータを自身に格納する。また、AND
回路G3は、ロウレベルの信号を出力する。遅延素子D
LYは、ロウレベルのアドレス増加信号A_Inc受け
てからクロックPCLKの1周期分後に、ロウレベルの
アドレス増加信号A_Incを出力する。したがって、
シフトレジスタ制御用カウンタCTR2は、OR回路G
2がロウレベルの信号を出力するため、自身のリセット
を解除し、再び、クロックPCLKに応じて、アップカ
ウントを行う。
【0091】以後、アドレス信号発生回路及びシフトレ
ジスタ制御回路は同様の動作を繰り返す。そして、ブロ
ック計数カウンタCTR1の出力端子q0及びq1の信
号が両方ともハイレベルになったとき、NAND回路G
1は、ロウレベルのイネーブル信号Shift_ENを
出力する。イネーブル信号Shift_ENがロウレベ
ルになると、シフトレジスタ制御用カウンタCTR2及
びシフトレジスタSRの動作は停止する。
【0092】このように、ブロック計数CTR1は、シ
フトレジスタ制御用カウンタCTR2及びシフトレジス
タSR(SR0、SR1)の動作を4回繰り返させる。
したがって、図7のカーソルパターンCUR_Pの1行
分の128ビットを連続して読み出すことができる。ま
た、シフトレジスタ制御用カウンタCTR2及びアドレ
スインクリメンタA_ITRは、ブロック計数カウンタ
CTR1によって制御される。
【0093】本実施の形態による効果は次の通りであ
る。すなわち、カウンタを利用することで、アドレスの
インクリメントを自動化できる。また、制御回路CTL
1は、ロード信号LOADを受けるだけで、カーソルメ
モリ本体101からカーソルデータCUR_Dを読み出
すことができる。したがって、制御回路CTL1は、従
来の制御回路CTL2と比較して、大幅に簡略化するこ
とができる。このため、カーソルメモリ100の動作の
速度の向上、面積の縮小が図れる。
【0094】実施の形態3.実施の形態1で説明したよ
うに、読み書き回路103では、パターンデータCUR
_D0及びCUR_D1を示すアドレスの情報が必要で
あり、読み出し回路102では、上位ビット及び下位ビ
ットを示すアドレスの情報が必要である。このように、
必要とされるアドレスの情報は、読み書き回路103及
び読み出し回路102で異なる。カーソルメモリ100
の設計者としては、読み書き回路103の読み書き側ア
ドレス信号及び読み出し回路102の読み出し側アドレ
ス信号を使い分けるのは、煩雑である。もし、読み書き
側アドレス信号及び読み出し側アドレス信号を使い分け
ると、アドレスデコーダが複雑・大規模になる。
【0095】そこで、アドレスデコーダが複雑・大規模
になるのを緩和するために、読み書き側アドレス信号と
読み出し側アドレス信号とをできるだけ共通にする。こ
うすることで、読み書き回路103及び読み出し回路
は、1つのアドレスデコーダを共通に利用できる。
【0096】また、例えば、一般に同一メモリセルに対
して読み書き用ポートP1からカーソルメモリ本体10
1へのパターンデータCUR_Dの書き込み、及びカー
ソルメモリ本体101から読み出し用ポートP2へのパ
ターンデータCUR_Dの読み出しを同時に行うことは
禁止される。しかし、読み書き側アドレス信号と読み出
し側アドレス信号が共通であると、これらの書き込み及
び読み出しがカーソルメモリ本体101内の同一メモリ
セルに対して行われたか否かの判定を容易に行うことが
できる。
【0097】読み書き側アドレス信号と読み出し側アド
レス信号とが共通しているとは、次の通りである。読み
書き側アドレス信号は、最下位ビットLSB側から最上
位ビットMSB側へ順に、MY〈0〉、MY〈1〉、M
X〈0:5〉で構成される。MY〈0〉及びMY〈1〉
は2ビットの列アドレスMYを構成し、MX〈0:5〉
は6ビットの行アドレス信号MXである。読み出し側ア
ドレス信号は、最下位ビットLSB側から最上位ビット
MSB側へ順に、PY〈0〉、PY〈1〉、PX〈0:
5〉で構成される。PY〈0〉及びPY〈1〉は2ビッ
トの列アドレスPYを構成し、PX〈0:5〉は6ビッ
トの行アドレス信号PXである。
【0098】行アドレス信号MX〈0:5〉及びPX
〈0:5〉を共通化し、列アドレス信号のうちのMY
〈1〉及びPY〈1〉を共通化する。このように共通化
すると、読み出し側アドレス信号と読み書き側アドレス
信号とがカーソルメモリ本体101内の同一のメモリセ
ルを示すとき、行アドレス信号MX〈0:5〉の値と行
アドレス信号PX〈0:5〉との値は同じになり、列ア
ドレス信号のうちのMY〈1〉の値とPY〈1〉の値は
同じとなる。
【0099】MY〈0〉及びPY〈0〉は共通化しな
い。これはMY〈0〉はパターンデータCUR_D0及
びCUR_D1を示すために用いられ、PY〈0〉は上
位ビット及び下位ビットを示すアドレスを指定するため
に用いられるためである。
【0100】LSBから順に並んだPY〈0〉及びPY
〈1〉を列アドレスPYとすることにより、実施の形態
2で説明したように、列アドレスPY(PY〈0〉、P
Y〈1〉)に単純に1を足していけば、カーソルメモリ
本体101内の各ブロックを順番に自動的に特定でき
る。
【0101】本実施の形態による効果は次の通りであ
る。すなわち、読み書き側アドレス信号と読み出し側ア
ドレス信号とを共通化することで、アドレスデコーダを
簡略化することができる。
【0102】
【発明の効果】本発明請求項1によると、第1及び第2
のバンクを備えたため、読み出し手段は、第1及び第2
の読み出しを同時に行う制御が可能になる。このため、
制御手段による制御を簡略化することができ、回路面積
の効率化が図れるという効果を奏す。
【0103】本発明請求項2によると、読み書き手段の
動作を、構成が簡単なクロスバースイッチを用いて実現
できるという効果を奏す。
【0104】本発明請求項3によると、読み書き側アド
レス信号を利用して、アドレス信号を用いてクロスバー
スイッチを制御できるという効果を奏す。
【0105】本発明請求項4によると、読み出し手段の
動作を、構成が簡単なクロスバースイッチを用いて実現
できるという効果を奏す。
【0106】本発明請求項5によると、読み出し側アド
レス信号を利用して、クロスバースイッチを制御できる
という効果を奏す。
【0107】本発明請求項6によると、読み出し手段
は、第1及び第2の読み出しを順次ではなくて、同時に
行うカーソルメモリ本体からデータを取り込むことが可
能であるため、クロスバースイッチと読み出し用ポート
との間は、シフトレジスタを備えるだけで済むという効
果を奏す。
【0108】本発明請求項7によると、カーソルメモリ
の設計が容易になるという効果を奏す。
【0109】本発明請求項8によると、各バンク内のブ
ロックを順番に特定できるため、簡単な構成のインクリ
メンタを利用してブロックを特定できるという効果を奏
す。
【0110】本発明請求項9によると、シフトレジスタ
を制御するカウンタは、上位ビットあるいは下位ビット
の数だけシフトの動作を制御するだけでよく、カウンタ
の回路面積が縮小できるという効果を奏す。
【0111】本発明請求項10によると、カーソルパタ
ーンデータの読み出しを、シフトレジスタ制御用カウン
タ及びインクリメンタをブロック計数カウンタによって
制御することによって、実現できるという効果を奏す。
【0112】本発明請求項11によると、ロード信号を
与えるだけで、カーソルパターンデータの読み出しを開
始できるという効果を奏す。
【0113】本発明請求項12によると、カーソルメモ
リの設計が容易になるという効果を奏す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカーソルメモリの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 本発明のパターンデータの構造を示す概念図
である。
【図3】 クロスバースイッチの内部構成を示す回路図
である。
【図4】 本発明のカーソルメモリの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】 アドレス信号発生回路の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 シフトレジスタ制御回路の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図7】 カーソルパターンの代表例を示す図である。
【図8】 従来のパターンデータの構造を示す概念図で
ある。
【図9】 従来のカーソルメモリの構成を示すブロック
図である。
【図10】 従来のカーソルメモリの動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100 カーソルメモリ、101 カーソルメモリ本
体、102 読み出し回路、103 読み書き回路、C
BS0,CBS1 クロスバースイッチ、SR0,SR
1 シフトレジスタ、P1 読み書き用ポート、P2
読み出し用ポート。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーソルパターンのデータを構成する第
    1のパターンデータと第2のパターンデータとを読み書
    きするためのカーソルメモリであって、 前記第1及び第2のパターンデータを格納するためのカ
    ーソルメモリ本体と、 前記カーソルメモリ本体に対して前記第1及び第2のパ
    ターンデータの読み出しを行うための読み出し手段と、 前記カーソルメモリ本体に対して前記第1又は第2のパ
    ターンデータの読み書きを行うための読み書き手段と、
    を備え、 前記カーソルメモリ本体は、 前記第1のパターンデータの下位ビットを格納するため
    の第1のブロック及び前記第2のパターンデータの上位
    ビットを格納するための第2のブロックを含む第1のバ
    ンクと、 前記第2のパターンデータの下位ビットを格納するため
    の第3のブロック及び前記第1のパターンデータの上位
    ビットを格納するための第4のブロックを含む第2のバ
    ンクと、を備えたカーソルメモリ。
  2. 【請求項2】 前記読み書き手段は、 前記第1又は第2のパターンデータの入出力を行うため
    の読み書き用ポートと、 前記読み書き用ポートと前記カーソルメモリ本体との間
    に介在し、前記読み書き用ポートにおいて前記第1又は
    第2のパターンデータのうちのどちらの入出力を行うか
    に応じて、前記上位ビット及び下位ビットを交換するた
    めのクロスバースイッチと、を備えた請求項1記載のカ
    ーソルメモリ。
  3. 【請求項3】 前記クロスバースイッチは、 前記読み書き手段による前記読み書きを行うときに当該
    カーソルメモリ本体内のアドレスを特定するための読み
    書き側アドレス信号によって制御される請求項2記載の
    カーソルメモリ。
  4. 【請求項4】 前記読み出し手段は、 前記第1及び第2のパターンデータの出力を行うための
    読み出し用ポートと、 前記読み出し用ポートと前記カーソルメモリ本体との間
    に介在し、前記読み出し用ポートにおいて前記上位ビッ
    ト又は下位ビットのうちのどちらの出力を行うかに応じ
    て、前記第1及び第2のパターンデータを交換するため
    のクロスバースイッチと、を備えた請求項1記載のカー
    ソルメモリ。
  5. 【請求項5】 前記クロスバースイッチは、 前記読み出し手段による前記読み出しを行うときに当該
    カーソルメモリ本体内のアドレスを特定するための読み
    出し側アドレス信号によって制御される請求項4記載の
    カーソルメモリ。
  6. 【請求項6】 前記読み出し手段は、 前記クロスバースイッチと前記読み出し用ポートとの間
    に介在し、前記第1及び第2のパターンデータを1ビッ
    トずつ前記読み出し用ポートに出力するためのシフトレ
    ジスタをさらに備えた請求項4記載のカーソルメモリ。
  7. 【請求項7】 前記第1〜第4のブロックは、 前記カーソルメモリ本体内のアドレスを特定するための
    アドレス信号によって順番に特定できるように配列され
    ている請求項1記載のカーソルメモリ。
  8. 【請求項8】 前記読み出し手段は、 前記アドレス信号を生成するインクリメンタを備えた請
    求項7記載のカーソルメモリ。
  9. 【請求項9】 前記読み出し手段は、 前記シフトレジスタを制御するためのシフトレジスタ制
    御用カウンタをさらに備えた請求項6記載のカーソルメ
    モリ。
  10. 【請求項10】 前記第1〜第4のブロックは、 前記カーソルメモリ本体内のアドレスを特定するための
    アドレス信号によって順番に特定できるように配列さ
    れ、 前記読み出し手段は、 前記アドレス信号を生成するインクリメンタと、 前記第1又は第2のバンク内の前記ブロックの数を数え
    るブロック計数カウンタと、を備え、 前記シフトレジスタ制御用カウンタ及び前記インクリメ
    ンタは、前記ブロック計数カウンタによって制御される
    請求項9記載のカーソルメモリ。
  11. 【請求項11】 前記読み出し手段は、 当該カーソルメモリの外部から内部へ入力され、当該読
    み出し手段による前記読み出しの開始を要求するための
    ロード信号を受け、 前記シフトレジスタ制御用カウンタ、前記インクリメン
    タ及び前記ブロック計数カウンタは、前記ロード信号に
    基づいて、動作を開始する請求項10記載のカーソルメ
    モリ。
  12. 【請求項12】 前記カーソルメモリ本体は、 前記読み書き手段による前記読み書きを行うときに当該
    カーソルメモリ本体内のアドレスを特定するための読み
    書き側アドレス信号と、 前記読み出し手段による前記読み出しを行うときに当該
    カーソルメモリ本体内のアドレスを特定するための読み
    出し側アドレス信号と、を受け、 前記読み書き側アドレス信号と読み出し側アドレス信号
    とが共通している請求項1記載のカーソルメモリ。
JP07495497A 1997-03-27 1997-03-27 カーソルメモリ Expired - Fee Related JP3628833B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07495497A JP3628833B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 カーソルメモリ
US08/912,637 US5982366A (en) 1997-03-27 1997-08-18 Cursor memory
KR1019970041052A KR100258379B1 (ko) 1997-03-27 1997-08-26 커서 메모리
DE19743316A DE19743316C2 (de) 1997-03-27 1997-09-30 Cursorspeichervorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07495497A JP3628833B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 カーソルメモリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10268854A true JPH10268854A (ja) 1998-10-09
JP3628833B2 JP3628833B2 (ja) 2005-03-16

Family

ID=13562235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07495497A Expired - Fee Related JP3628833B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 カーソルメモリ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5982366A (ja)
JP (1) JP3628833B2 (ja)
KR (1) KR100258379B1 (ja)
DE (1) DE19743316C2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1139135A (ja) * 1997-07-22 1999-02-12 Sanyo Electric Co Ltd カーソル表示装置
TW444502B (en) * 1999-04-06 2001-07-01 Winbond Electronics Corp Method for improving resolution of indicator's pointer movement

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2854300B2 (ja) * 1987-05-22 1999-02-03 キヤノン株式会社 文字処理装置
JPS649517A (en) * 1987-07-02 1989-01-12 Toshiba Corp Pointing device
US4868548A (en) * 1987-09-29 1989-09-19 Brooktree Corporation Clock synchronization system
JP2592986B2 (ja) * 1990-09-29 1997-03-19 株式会社東芝 半導体記憶装置
US5313577A (en) * 1991-08-21 1994-05-17 Digital Equipment Corporation Translation of virtual addresses in a computer graphics system
US5321806A (en) * 1991-08-21 1994-06-14 Digital Equipment Corporation Method and apparatus for transmitting graphics command in a computer graphics system
US5450549A (en) * 1992-04-09 1995-09-12 International Business Machines Corporation Multi-channel image array buffer and switching network

Also Published As

Publication number Publication date
KR19980079323A (ko) 1998-11-25
DE19743316C2 (de) 2002-04-18
DE19743316A1 (de) 1998-10-01
KR100258379B1 (ko) 2000-06-01
JP3628833B2 (ja) 2005-03-16
US5982366A (en) 1999-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1189992A (en) Device for storing and displaying graphic information
US4933879A (en) Multi-plane video RAM
EP0398510B1 (en) Video random access memory
JPH0973772A (ja) メモリ素子、処理システム、メモリ素子を制御する方法およびダイナミックランダムアクセスメモリを操作する方法
JPH01140863A (ja) 表示可能な情報を重ね合わせるための方法と装置
JPH059872B2 (ja)
JP2554785B2 (ja) 表示駆動制御用集積回路及び表示システム
JPH0375873B2 (ja)
JPH077260B2 (ja) 画像データ回転処理装置及びその方法
KR940006362B1 (ko) 반도체 기억장치와 그 동작방법
US4368461A (en) Digital data processing device
JP2557113B2 (ja) デュアルポートダイナミックメモリ
JPS6061790A (ja) 表示用制御回路
EP0456394B1 (en) Video memory array having random and serial ports
JPH0425554B2 (ja)
JPH10268854A (ja) カーソルメモリ
JPH0740242B2 (ja) データ転送方法
JPS62168280A (ja) ベクトル描画装置
JPH0544680B2 (ja)
JPH06102842A (ja) 分割シリアルレジスタ及び動作カウンタの付いたビデオランダムアクセスメモリを含むグラフィックディスプレイシステム
JP2735058B2 (ja) ビデオ表示用メモリ
JPH01259461A (ja) 画像記憶装置のアクセス方式
JPH03226847A (ja) コンピュータシステム
JPH0695272B2 (ja) 画像表示装置
JPS62111364A (ja) 画像デ−タ回転装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees