JPH10268790A - 液晶表示パネル用ホルダ、それを用いた液晶表示装置、その液晶表示装置を用いた電子機器及び曲面液晶表示パネル製造冶具並びにそれを用いた曲面液晶表示パネル製造方法 - Google Patents

液晶表示パネル用ホルダ、それを用いた液晶表示装置、その液晶表示装置を用いた電子機器及び曲面液晶表示パネル製造冶具並びにそれを用いた曲面液晶表示パネル製造方法

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JPH10268790A
JPH10268790A JP7024997A JP7024997A JPH10268790A JP H10268790 A JPH10268790 A JP H10268790A JP 7024997 A JP7024997 A JP 7024997A JP 7024997 A JP7024997 A JP 7024997A JP H10268790 A JPH10268790 A JP H10268790A
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curved
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Hiroyuki Hosogaya
裕之 細萱
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルを曲面形状に形成して表示面
積を拡大することができ、液晶表示パネルの曲率を自由
に設定することができるようにする。 【解決手段】 対向する可撓性基板40a、40b間に
液晶を封入した可撓性のある液晶表示パネル34を液晶
表示パネル用ホルダ36によって曲面状態で保持する。
液晶表示パネル用ホルダ36は、液晶表示パネル34の
両端部に当接する対向した一対の当接部材56と、当接
部材56を移動させて一対の当接部材56間の距離を可
変にし、かつ、停止位置で液晶表示パネル34の曲面状
態を維持可能にする調整機構58とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲面表示を行うた
めの液晶表示パネル用ホルダ、それを用いた液晶表示装
置、その液晶表示装置を用いた電子機器及び曲面液晶表
示パネル製造冶具並びにそれを用いた曲面液晶表示パネ
ル製造方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】電話
機、携帯電話機、ページャー、電子手帳等といった各種
の電子機器において、可視情報を表示するための表示部
として液晶表示装置が広く用いられている。
【0003】このような液晶表示装置は、液晶表示パネ
ルに液晶駆動用ICが、さらに、必要に応じて、バック
ライト、ケーシング等といった付帯機器が装着されてな
るものである。
【0004】そして、電子機器内に、表示面をなす液晶
表示パネルが水平形状に組み込まれ、表示部が形成され
る。
【0005】このような液晶表示パネルは、一般に、複
数の透明電極が形成された一対の基板をシール剤によっ
て間隙をおいて接着し、その間隙内に液晶を封入するこ
とによって製造される。
【0006】ところで、近年、このような電子機器の表
示面に対して、ワイド感の追求やデザイン上の発展性の
要望が高まってきた。
【0007】このため、このような要望に応える構造と
して、電子機器内に組み込んだ液晶表示パネルの表示面
の上部に凸レンズ部材を組み込んだものが用いられてい
る。
【0008】しかし、このような構造では、表示面を拡
大表示することはできるものの、表示面の表示面積を拡
大することはできないものである。
【0009】本発明は前述の点に着目してなされたもの
であり、その目的は、液晶表示パネルを曲面形状に形成
して表示面積を拡大することができる液晶表示パネル用
ホルダ、それを用いた液晶表示装置、その液晶表示装置
を用いた電子機器及び曲面液晶表示パネル製造冶具並び
にそれを用いた曲面液晶表示パネル製造方法を提供する
ことにある。
【0010】本発明の他の目的は、液晶表示パネルの曲
率を自由に設定することのできる液晶表示パネル用ホル
ダ、それを用いた液晶表示装置、その液晶表示装置を用
いた電子機器及び曲面液晶表示パネル製造冶具並びにそ
れを用いた曲面液晶表示パネル製造方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液晶表示
パネル用ホルダは、対向する可撓性基板間に液晶を封入
した可撓性のある液晶表示パネルを曲面状態で保持する
液晶表示パネル用ホルダであって、前記液晶表示パネル
の両端部に当接する対向した一対の当接部材と、前記当
接部材の少なくとも一方を移動させて一対の当接部材間
の距離を可変にし、かつ、停止位置で前記液晶表示パネ
ルの曲面状態を維持可能にする調整機構と、を有するこ
とを特徴とする。
【0012】ここで、液晶表示パネルは、液晶を封入し
た可撓性基板単独あるいはこの可撓性基板に適宜偏光
板、位相差板、導光板等が取り付けられたものを含む。
【0013】本発明によれば、液晶表示パネル用ホルダ
によって液晶表示パネルを曲面状態に形成することがで
き、表示にワイド感を持たせ、かつ、デザインにも発展
性を持たせることができる上に、表示面積をも拡大する
ことができる。
【0014】また、調整機構により一対の当接部材間の
位置を可変にすることで、液晶表示パネルの曲率を自由
に設定することができ、種々の曲率の液晶表示パネルを
容易に得ることができ、しかも、これらの機構を液晶表
示パネル用ホルダに形成することで、部品点数を増加す
ることなく、簡単な構造とすることができる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記調整機構は、前記液晶表示パネルの表示領域と
対応する領域外に配設されていることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、請求項1の状態に加え、
調整機構が液晶表示パネルの表示領域に影響を与えるこ
とがなく、表示領域を狭めることなく十分な表示領域を
確保することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、前記液晶表示パネルの表示領域にバックライ
トの光を導く導光板を一体に有することを特徴とする。
【0018】本発明によれば、請求項1または2の状態
に加え、発光型ディスプレイにおいて、導光板を別途設
ける必要がなく、コンパクトなものとすることができ
る。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかにおいて、前記調整機構は、弾性変形により係合
して前記当接部材間の距離を可変にする係合部を有する
ことを特徴とする。
【0020】本発明によれば、請求項1〜3のいずれか
の状態に加え、弾性変形により係合する係合部を有する
ことで、調整機構を簡単な構造とし、安価、かつ、コン
パクトな構造とすることができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかにおいて、前記調整機構は、調整用の操作部を有
し、前記操作部の操作と連動して前記当接部材間の距離
が可変とされていることを特徴とする。
【0022】本発明によれば、請求項1〜3のいずれか
の状態に加え、操作部を操作することにより、簡易な操
作で、任意の曲率に設定することができ、しかも、この
操作部を実装された電子機器から露出させておくこと
で、実装後においても自由に曲率を変化させることが可
能となる。
【0023】請求項6記載の液晶表示装置は、対向する
可撓性基板間に液晶を封入した可撓性のある液晶表示パ
ネルと、前記液晶表示パネルを曲面状態で保持する請求
項1〜5のいずれかに記載の液晶表示パネル用ホルダ
と、前記液晶表示パネルを駆動する駆動回路と、を備え
ることを特徴とする。
【0024】本発明によれば、請求項1〜5のいずれか
に記載の特徴を有する液晶表示パネル用ホルダによって
液晶表示パネルを曲面状態に形成することができ、表示
にワイド感を持たせ、かつ、デザインにも発展性を持た
せることができる上に、表示面積をも拡大することがで
きる液晶表示装置を得ることができる。
【0025】また、調整機構により一対の当接部材間の
位置を可変にすることで、液晶表示パネルの曲率を自由
に設定することができ、種々の曲率の液晶表示パネルを
容易に得ることができ、しかも、これらの機構を液晶表
示パネル用ホルダに形成することで、部品点数を増加す
ることなく、簡単な構造とすることができる液晶表示装
置を得ることができる。
【0026】請求項7記載の電子機器は、液晶表示装置
と、この液晶表示装置に電力を供給する電源回路とを備
える電子機器であって、前記液晶表示装置は、対向する
可撓性基板間に液晶を封入した可撓性のある液晶表示パ
ネルと、前記液晶表示パネルを曲面状態で保持する請求
項1〜5のいずれかに記載の液晶表示パネル用ホルダ
と、前記液晶表示パネルを駆動する駆動回路と、を備え
ることを特徴とする。
【0027】本発明によれば、請求項6記載の特徴を有
する液晶表示装置を実装した曲面表示可能な電子機器を
得ることができる。
【0028】請求項8記載の曲面液晶表示パネル製造冶
具は、対向する可撓性基板間に液晶を封入した可撓性の
ある液晶表示パネルを曲面状態で保持する曲面液晶表示
パネル製造冶具であって、前記液晶表示パネルの両端部
に当接する対向した一対の当接部材と、前記当接部材の
少なくとも一方を移動させて一対の当接部材間の距離を
可変にし、かつ、停止位置で前記液晶表示パネルの曲面
状態を維持可能にする調整機構と、を有することを特徴
とする。
【0029】本発明によれば、調整機構によって任意の
曲率で液晶表示パネルを保持することができ、この曲面
状態を維持して液晶表示パネルを適宜の手段により硬化
させることで、曲面状態の液晶表示パネルを、簡単な構
造で、容易に得ることができ、ワイド感やデザインの発
展性の要望に応え、かつ、表示面を拡大することが可能
となる。
【0030】請求項9記載の曲面液晶表示パネル製造方
法は、請求項8記載の曲面液晶表示パネル製造冶具を用
いた曲面液晶表示パネル製造方法であって、熱硬化また
は紫外線硬化の性質を有する前記可撓性基板を用いて前
記液晶表示パネルを形成する工程と、前記調整機構によ
り前記液晶表示パネルの両端部に当接する一対の当接部
材の少なくとも一方を移動させて一対の当接部材間の距
離を変化させ、前記液晶表示パネルを曲折させて、所望
の曲面状態を維持させる工程と、前記曲面状態を維持し
た状態で、前記液晶表示パネルに加熱処理または紫外線
照射処理を施して、前記液晶表示パネルを曲面状態で硬
化させる工程と、を含むことを特徴とする。
【0031】本発明によれば、任意の曲率を有する曲面
状態の液晶表示パネルを確実、かつ、容易に形成するこ
とができ、ワイド感やデザインの発展性の要望に応え、
かつ、表示面を拡大することが可能となる。
【0032】請求項10記載の発明は、請求項9におい
て、前記曲面液晶表示パネル製造冶具を用いて、熱硬化
または紫外線硬化の性質を有する可撓性のある偏光板を
所望の曲面状態で保持して熱硬化または紫外線硬化を行
わせる工程と、前記曲面状態で硬化された液晶表示パネ
ルと、前記曲面状態の偏光板とを接着一体化する工程
と、を含むことを特徴とする。
【0033】本発明によれば、請求項9の状態に加え、
曲面液晶表示パネル製造冶具により偏光板を曲面状態で
維持して硬化させた後、曲面状態の液晶表示パネルとを
接着することで、液晶表示パネルに不要な応力を生じさ
せることなく、偏光板と一体化することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0035】図1〜図6は、本発明の電子機器の一実施
の形態にかかる携帯電話機を示す図である。
【0036】この携帯電話機10は、図1に示すよう
に、筐体12の前面中央付近にキーボタン14、表示用
開口16が設けられ、キーボタン14下部にはマイク用
開口18、表示用開口16上部にはスピーカ用開口20
がそれぞれ設けられ、さらに、上端にはアンテナ22が
設けられている。
【0037】また、筐体12内には、図3に示すよう
に、マイク用開口18対応位置にマイク24、スピーカ
用開口20対応位置にスピーカ26、表示用開口16対
応位置に液晶表示装置28、さらに、この液晶表示装置
28の下方位置に主回路基板30が設けられている。
【0038】主回路基板30上には、回路部品32が実
装され、液晶表示装置28に電力を供給する電源回路
(図示せず)を有する所定の電子回路を構成するように
なっている。
【0039】液晶表示装置28は、図2にも示すよう
に、液晶表示パネル34と、液晶表示パネル用ホルダ3
6と、駆動回路基板38とを有する。
【0040】液晶表示パネル34は、単純駆動液晶表示
パネルとされ、図4に示すように、例えばポリエチレン
テレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレート
フィルム等の透明で可撓性を有する一対のプラスチック
フィルム製の可撓性基板40a、40bの片面に、それ
ぞれITO(Indium Tin Oxide)製の透明電極42a、
42b及び例えばポリイミド等の配向膜44a、44b
を形成し、これら透明電極42a、42b及び配向膜4
4a、44bを対向させた状態で、可撓性基板40a、
40b間に、一定のセルギャップを保つために、例えば
二酸化珪素等の粒径のそろった微粒子からなるスペーサ
46を介在させ、周囲をシール材48にてシールし、こ
のシールされた可撓性基板40a、40b間に液晶50
を封入した状態となっている。また、各可撓性基板40
a、40bの外面には、それぞれ偏光板52a、52b
が貼着されている。なお、一方の偏光板52aには、適
宜位相差板が取り付けられる。
【0041】この液晶表示パネル34は、電極形成、印
刷、組立、液晶注入、および偏光板貼付の各工程を経て
製造される。
【0042】電極形成工程においては、まず、一対の可
撓性を有するロール状のプラスチックフィルムの表面に
スパッタリングによって透明な導電層、例えばITO層
を形成する。
【0043】次に、フォトリソグラフィー、すなわちレ
ジスト液を塗布し、所定のパターンの露光を行い、現像
し、エッチングを行った後に、レジスト液を除去するこ
とによって、所定のパターンの透明電極(ITO電極)
をプラスチックフィルム上に形成する。
【0044】そして、ロール状のプラスチックフィルム
を切断し、A4サイズ程度のシートとした後、印刷工程
に入る。
【0045】印刷工程では、各シートに配向膜を印刷
し、セル厚を一定に保つためのスペーサを片側のシート
の各基板相当部分に分散させて配置し、焼成する。そし
て、配向膜を布等でこするラビングを行い、配向性を持
たせる。
【0046】組立工程では、まず、片側のシートの各基
板相当部分の周囲にシール材を印刷する。そして、片側
のシートの各基板相当部分の所定箇所に両面導通材を印
刷する。
【0047】また、後続の工程で一方の各基板相当部分
の一部を除去して端子部を形成できるようにするため
に、一方の各基板相当部分の両面導通材を印刷した箇所
の付近に切れ目を入れておく。
【0048】次に、一対のシートを互いに圧着し乾燥さ
せてシール材を硬化させる。これにより、シート状に連
続した複数の液晶封入前すなわち空のセルが完成する。
【0049】そして、シートを切断し、貼り合わされた
可撓性基板40a、40bが一列に並んだ短冊状とす
る。この切断によって、液晶の注入口が開口し、短冊の
一辺に注入口が並んだ状態となる。
【0050】液晶の注入工程では、前記工程で短冊状に
並ぶ状態となっている複数の空のセルを、下部に液晶貯
めがある容器内の液晶から離した位置に置き、その容器
内を真空引きする。その後、注入口を液晶貯めに入れた
状態で、容器内を大気圧に戻す。すると、圧力差と毛細
管現象とによって、液晶がセル内に充填される。そし
て、注入口を封止した後、短冊状に並ぶ複数のセルの洗
浄を行う。
【0051】その後、各単位セル毎に切断し、一方の可
撓性基板40bの一部を前述の切れ目から除去し端子部
を露出させた後、偏光板貼付工程に進む。
【0052】偏光板貼付工程では、それら各セルの可撓
性基板40a、40bに偏光板52a、52bを貼付す
る。
【0053】このようにして、可撓性を有する平板型の
液晶表示パネルとして完成する。
【0054】液晶表示パネル用ホルダ36は、図2、図
5及び図6に示すように、液晶表示パネル34を曲面状
態で保持するもので、ホルダベース54上に一対の当接
部材56と、調整機構58とを有する。
【0055】ホルダベース54は、透明の合成樹脂に
て、液晶表示パネル34よりも大きめの平板状に形成さ
れ、その中央部分が液晶表示パネル34の表示領域にバ
ックライト(図示せず)の光を導く導光板60として形
成されている。
【0056】また、ホルダベース54の下面側には、駆
動回路基板38の収納部62が形成され、この収納部6
2内にバックライトの光を反射させる反射板64が貼付
されている。
【0057】一対の当接部材56は、ホルダベース54
の上面側両端部付近に移動可能に対向配置され、液晶表
示パネル34の長手方向に位置する両端部に当接してそ
の両端部を押圧し、中央部を突出させた曲面状態とし得
るようになっている。
【0058】また、当接部材56の液晶表示パネル当接
部には、液晶表示パネル34の端部が脱落しないように
端部を押さえる突起66が設けられている。
【0059】さらに、一対の当接部材56の両端部付近
対向位置にそれぞれ調整機構58用の係止孔68が貫通
形成されている。
【0060】調整機構58は、一対の当接部材56の双
方を移動させて一対の当接部材56間の距離を可変と
し、かつ、停止位置で液晶表示パネル34の曲面状態を
維持可能にするもので、本実施の形態においては、ホル
ダベース54が中央部分に導光板60を一体に有する状
態となっているため、液晶表示パネル34の表示領域に
対応する中央部分の領域をさけ、一対の調整部材70を
表示領域外であるホルダベース54の長手辺に沿って設
け、液晶表示パネル34を長手方向で湾曲しうるように
している。
【0061】なお、本実施の形態のようにバックライト
を用いず、下側の偏光板52bに直接反射板を貼付する
場合や、液晶表示パネルを可撓性を有する導光板及び反
射板を含んで構成するような場合には、調整部材70を
液晶表示パネルの表示面前方を除き、表示領域と対応す
る領域内に配設することも可能である。
【0062】また、一対の調整部材70は、それぞれ中
央部分においてホルダベース54に固定され、その両端
部は解放されて当接部材56の係止孔68内に挿入可能
にされている。
【0063】さらに、この調整部材70の両端部には、
弾性変形により係止孔68を通過して係止孔68の縁部
に係合する鋸刃状の係合部72が設けられており、この
係合部72に対し一対の当接部材56を移動させて当接
部材56間の距離を調節することで、液晶表示パネル3
4の曲率を任意に調整することができるようになってい
る。
【0064】このように、液晶表示パネル用ホルダ36
によって液晶表示パネル34を曲面状態に形成すること
で、表示にワイド感を持たせ、かつ、デザインにも発展
性を持たせることができる上に、表示面積をも拡大する
ことができる。
【0065】また、調整機構58により一対の当接部材
間の位置を可変にすることで、液晶表示パネル34の曲
率を自由に設定することができ、種々の曲率の液晶表示
パネル34を容易に得ることができ、しかも、これらの
機構を液晶表示パネル用ホルダ36に形成し、しかも、
弾性変形により係合させる構成とすることで、部品点数
を増加することなく、簡単な構造とすることができる。
【0066】駆動回路基板38は、回路部品74が実装
され、液晶表示パネル34を駆動する駆動回路(図示せ
ず)を構成するようになっており、この駆動回路基板3
8と液晶表示パネル34とが、可撓性を有する配線基板
76によって接続されるようになっている。この配線基
板76は、例えば配線パターンをポリエステルフィルム
等の高分子フィルムで一体的に被覆して形成したものと
されている。
【0067】図7〜図9は、液晶表示パネル用ホルダの
他の実施の形態を示す図である。
【0068】なお、図7〜図9に示す液晶表示用パネル
ホルダにおいては、前記実施の形態における液晶表示用
パネルホルダと共通の部分には、共通の符号を付すにと
どめ重複する説明を省略する。
【0069】図7に示す液晶表示パネル用ホルダ80
は、ホルダベース54上に、ホルダベース54の短手辺
に沿って配置した一対の当接部材82a、82bと、ホ
ルダベース54の長手辺に沿って配設された一対の調整
部材84からなる調整機構86とを有し、一方の当接部
材82bがホルダベース54上に固定され、他方の当接
部材82aが移動可能にされて、当接部材82a、82
b間の距離が可変にされている。
【0070】この移動側の一方の当接部材82aには、
一対の調整部材84と対応する位置に係止孔68が形成
されている。
【0071】また、一対の調整部材84は、他方の当接
部材82b側の端部が他方の当接部材82bに固定さ
れ、かつ、一方の当接部材82a側を残して下面がホル
ダベース54に固定された状態となっている。
【0072】そして、各調整部材84の一方の当接部材
82a側に弾性変形により係止孔68を通過して係止孔
68の縁部に係合する鋸刃状の係合部72が設けられて
おり、この係合部72に対し一方の当接部材82aを移
動させて当接部材82a、82b間の距離を調節するこ
とで、液晶表示パネル34の曲率を任意に調整すること
ができるようになっている。
【0073】このように、一方の当接部材82aのみを
移動させることで、より簡単な構造で、液晶表示パネル
34を任意の曲率の曲面状態に形成することができるこ
ととなる。
【0074】図8に示す液晶表示パネル用ホルダ90
は、ホルダベース54上に、ホルダベース54の短手辺
に沿って配置した一対の当接部材92と、ホルダベース
54の長手辺に沿って配設された一対の調整部材94か
らなる調整機構96とを有する。
【0075】一対の当接部材92は、ホルダベース54
上で移動可能にされて、当接部材92間の距離が可変に
されている。各当接部材92の調整部材94対応位置に
は、貫通孔96が形成されている。
【0076】一対の調整部材94は、中央部で固定部材
98を介してホルダベース54上に固定され、この固定
部材98から各当接部材92側にねじ部100を突出し
ている。このねじ部100は、各当接部材92の貫通孔
96を貫通し、この貫通孔96から突出したねじ部10
0にナット102を螺合させ、このナット102を調節
することで、当接部材92間の距離を調節し、液晶表示
パネル34の曲率を任意に調整することができることと
なる。
【0077】このように、ねじ部100に対するナット
102の位置を調整して、各当接部材92を移動させる
ことで、液晶表示パネル34を任意の曲率の曲面状態に
形成することができる。
【0078】図9に示す液晶表示パネル用ホルダ110
は、ホルダベース54上に、ホルダベース54の短手辺
に沿って配置した一対の当接部材112a、112b
と、この当接部材112a、112b間の距離を可変に
する調整機構114とを有する。
【0079】一方の当接部材112aは、ホルダベース
54に固定され、他方の当接部材112bは、ホルダベ
ース54上で移動可能にされている。
【0080】調整機構114は、ホルダベース54の長
手辺に沿って配設された一対のガイドロッド116と、
ガイドロッド支持板118と、調整用の操作部120と
を有する。
【0081】一対のガイドロッド116は、中央部で固
定部材122を介してホルダベース54上に固定され、
一方の当接部材112a側の端部は一方の当接部材11
2aに固定され、他方の当接部材112b側の端部は他
方の当接部材112bに貫通され、他方の当接部材11
2bを移動可能に支持している。
【0082】ガイドロッド支持板118は、他方の当接
部材112bの外側位置でホルダベース54上に固定さ
れ、ガイドロッド116の端部を固定支持している。
【0083】調整用の操作部120は、他方の当接部材
112bの中央部と螺合して当接部材112bを貫通
し、他方の当接部材112bに一端が回転可能に連結さ
れたねじ部材122と、このねじ部材122の他端に設
けられた操作ダイヤル124とを有する。
【0084】そして、この操作ダイヤル124を回転操
作することで、ガイドロッド支持板118に対しねじ部
材122を進退動させ、これと連動して他方の当接部材
112bを移動させて一対の当接部材112a、112
b間の距離を可変にし、液晶表示パネル34を任意の曲
率の曲面状態に形成できるようにしている。
【0085】このように、操作部120の操作と連動し
て当接部材112a、112b間の距離を可変にするこ
とで、例えば、携帯電話機などの電子機器に実装した状
態で操作ダイヤル124を外部から操作して任意の曲率
に変えて曲面表示を行えるようにすることができる。
【0086】次に、本発明の曲面液晶表示パネル製造冶
具の実施の形態について、図10〜図13を参照して説
明する。
【0087】この曲面液晶表示パネル製造冶具は、液晶
表示パネルを任意の曲面状態で保持し、この保持状態で
液晶表示パネルを熱硬化または紫外線硬化させて曲面液
晶表示パネルを形成するものである。
【0088】このため、液晶表示パネルには、熱硬化ま
たは紫外線硬化の性質を有する樹脂が用いられるもので
ある。
【0089】熱硬化型の樹脂としては、フェノール樹脂
系、レゾルシノール樹脂系、ユリア樹脂系、メラミン樹
脂系、フラン樹脂系、エポキシ樹脂系、不飽和ポリエス
テル樹脂系、シリコーン樹脂系等が用いられる。
【0090】紫外線硬化型の樹脂としては、アクリレー
ト樹脂系、メタアクリレート樹脂系、変性ウレタンアク
リレート樹脂系、変性エポキシアクリレート樹脂系等が
用いられる。
【0091】図10に示す曲面液晶表示パネル製造冶具
130は、一対の当接部材56と、調整機構58とを有
する。
【0092】一対の当接部材56は、対向配置され、液
晶表示パネル34の長手方向に位置する両端部に当接し
てその両端部を押圧し、中央部を突出させた曲面状態と
し得るようになっている。
【0093】また、当接部材56の液晶表示パネル当接
部には、液晶表示パネル34の端部が脱落しないように
端部を押さえる突起66が設けられている。
【0094】さらに、一対の当接部材56の両端部付近
対向位置にそれぞれ調整機構58用の係止孔68が貫通
形成されている。
【0095】調整機構58は、一対の当接部材56の双
方を移動させて一対の当接部材56間の距離を可変と
し、かつ、停止位置で液晶表示パネル34の曲面状態を
維持可能にするもので、液晶表示パネル34の表示領域
に対応する中央部分の領域をさけ、一対の調整部材70
を表示領域外に設け、液晶表示パネル34を長手方向で
湾曲しうるようにしている。
【0096】また、一対の調整部材70は、それぞれ両
端部が当接部材56の係止孔68内に挿入可能にされて
いる。
【0097】さらに、この調整部材70の両端部には、
弾性変形により係止孔68を通過して係止孔68の縁部
に係合する鋸刃状の係合部72が設けられており、この
係合部72に対し一対の当接部材56を移動させて当接
部材56間の距離を調節することで、液晶表示パネル3
4の曲率を任意に調整することができるようになってい
る。
【0098】次に、この曲面液晶表示パネル製造冶具1
30を用いた曲面液晶表示パネル製造方法について、図
15を中心に説明する。
【0099】まず、同図(1)に示すように、熱硬化ま
たは紫外線硬化の性質を有する可撓性基板40a、40
bを用いて前述の電極形成、印刷、組立、液晶注入、お
よび必要に応じ偏光板貼付の各工程を経て可撓性のある
平面状の液晶表示パネル34を製造する。
【0100】この場合、可撓性基板40a、40bは、
熱硬化型の樹脂または紫外線硬化型の樹脂自体で形成す
るか、あるいは、熱硬化型の樹脂または紫外線硬化型の
樹脂を混入したもので形成する。
【0101】次に、この平板状の液晶表示パネル34の
長手方向両端部を一対の当接部材56の突起66に係合
させ、脱落を防止した状態で、調整部材70に対し当接
部材56を互いに近接する方向に移動させて、当接部材
56により液晶表示パネル34の長手方向両端を押圧
し、液晶表示パネル34を同図(2)に示すように、中
央部が上方に突出する曲面を形成するように湾曲させ
る。
【0102】この場合、当接部材56の各係止孔68に
対し、調整部材70の鋸刃状の係合部72が弾性変形に
より通過して係合し、その位置で当接部材56を停止さ
せるため、所望の曲率で液晶表示パネル34を曲折さ
せ、所望の曲面状態で維持することができる。
【0103】次いで、曲面液晶表示パネル製造冶具13
0にて液晶表示パネル34を所望の曲面状態で支持した
状態で、加熱処理または紫外線照射処理を行う。
【0104】同図(3)では、紫外線照射源132から
曲面表示パネル製造冶具130に曲面状態で保持された
液晶表示パネル34に対し、所定時間紫外線照射処理を
行って液晶表示パネル34を硬化させる場合を示してい
る。
【0105】そして、同図(3)に示すように、例えば
紫外線照射処理にて液晶表示パネル34を曲面状態で硬
化させた後、同図(4)に示すように、曲面表示パネル
製造冶具130を取り外せば、硬化した所望の曲面状態
の曲面表示パネル134が得られることとなる。
【0106】このように、曲面液晶表示パネル製造冶具
130によって液晶表示パネル34を曲面状態に維持し
て硬化させることで、曲面液晶表示パネル134により
表示にワイド感を持たせ、かつ、デザインにも発展性を
持たせることができる上に、表示面積をも拡大すること
ができる。
【0107】また、調整機構58により一対の当接部材
56間の位置を可変にすることで、液晶表示パネル34
の曲率を自由に設定することができ、種々の曲率の液晶
表示パネル34を容易に得ることができる。
【0108】ここで、液晶表示パネル34は、可撓性基
板40a、40bに、適宜偏光板、位相差板等が取り付
けられたものを含み、これらが取り付けられる場合に
は、これら偏光板や位相差板を寝付こうかまたは紫外線
硬化の性質を有する樹脂にて形成しておき、可撓性基板
の硬化時にこれらも同時に硬化させるようにするのが好
ましい。
【0109】また、前述のように、偏光板や位相差板等
を可撓性基板と同時に硬化させる場合に限らず、例えば
図14に示すように、曲面液晶表示パネル製造冶具13
0を用いて、熱硬化または紫外線硬化の性質を有する可
撓性のある偏光板52a、52bを別途可撓性基板40
a、40bと同様に所望の曲面状態で保持して、熱硬化
または紫外線硬化を行わせ、その後、所望の曲面状態の
可撓性基板40a、40bと曲面状態の偏光板52a、
52bとを接着剤等にて接着するようにしてもよい。
【0110】図11に示す曲面液晶表示パネル製造冶具
140は、対向配置した一対の当接部材82a、82b
と、当接部材82a、82b両端部にわたって配設され
た一対の調整部材84からなる調整機構86とを有し、
一方の当接部材82bには、一対の調整部材84と対応
する位置に係止孔68が形成されている。
【0111】また、一対の調整部材84は、他方の当接
部材82b側の端部が他方の当接部材82bに固定され
ている。
【0112】そして、各調整部材84の一方の当接部材
82a側に弾性変形により係止孔68を通過して係止孔
68の縁部に係合する鋸刃状の係合部72が設けられて
おり、この係合部72に対し一方の当接部材82aを移
動させて当接部材82a、82b間の距離を調節するこ
とで、液晶表示パネル34の曲率を任意に調整すること
ができるようになっている。
【0113】このように、一方の当接部材82aのみを
移動させることで、より簡単な構造で、液晶表示パネル
34を任意の曲率の曲面状態に保持することができ、こ
の曲面保持状態で液晶表示パネル34を熱硬化または紫
外線硬化させるようになっている。
【0114】図12に示す曲面液晶表示パネル製造冶具
150は、対向配置した一対の当接部材92と、各当接
部材92の両端部にわたって配設された一対の調整部材
94からなる調整機構96とを有する。
【0115】一対の当接部材92は、調整部材94対応
位置に、貫通孔96が形成されている。
【0116】一対の調整部材94は、各当接部材92側
にねじ部100を突出している。このねじ部100は、
各当接部材92の貫通孔96を貫通し、この貫通孔96
から突出したねじ部100にナット102を螺合させ、
このナット102を調節することで、当接部材92間の
距離を調節し、液晶表示パネル34の曲率を任意に調整
することができるようになっている。
【0117】このように、ねじ部100に対するナット
102の位置を調整して、各当接部材92を移動させる
ことで、液晶表示パネル34を任意の曲率の曲面状態に
保持して、熱硬化または紫外線硬化を行えるようになっ
ている。
【0118】図13に示す曲面液晶表示パネル製造冶具
160は、対向配置した一対の当接部材112a、11
2bと、この当接部材112a、112b間の距離を可
変にする調整機構114とを有する。
【0119】調整機構114は、当接部材112a、1
12bの両端部にわたって配設された一対のガイドロッ
ド116と、ガイドロッド支持板118と、調整用の操
作部120とを有する。
【0120】一対のガイドロッド116は、一方の当接
部材112a側の端部が一方の当接部材112aに固定
され、他方の当接部材112b側の端部が他方の当接部
材112bに貫通され、他方の当接部材112bを移動
可能に支持している。
【0121】ガイドロッド支持板118は、他方の当接
部材112bの外側位置でガイドロッド116の端部を
固定支持している。
【0122】調整用の操作部120は、他方の当接部材
112bの中央部と螺合して当接部材112bを貫通
し、他方の当接部材112bに一端が回転可能に連結さ
れたねじ部材122と、このねじ部材122の他端に設
けられた操作ダイヤル124とを有する。
【0123】そして、この操作ダイヤル124を回転操
作することで、ガイドロッド支持板118に対しねじ部
材122を進退動させ、これと連動して他方の当接部材
112bを移動させて一対の当接部材112a、112
b間の距離を可変にし、液晶表示パネル34を任意の曲
率の曲面状態に保持して、熱硬化または紫外線硬化を行
い得るようになっている。
【0124】このように、操作部120の操作と連動し
て当接部材112a、112b間の距離を可変にするこ
とで、操作ダイヤル124を操作して任意の曲率の曲面
表示を容易に行える。
【0125】本発明は、前記実施の形態に限られるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に
変形可能である。
【0126】例えば、前記実施の形態においては、いず
れも液晶表示パネル本体が凸状に湾曲された曲面形状と
して配設される場合について説明したが、凹状に湾曲さ
れた曲面形状として配設される場合にも本発明は適用さ
れる。
【0127】さらに、液晶表示パネル用ホルダ及び曲面
液晶表示パネル製造冶具は、当接部材間の距離を可変に
し、停止状態で曲面状態を保持できるものであれば、そ
の構造等は前述の実施の形態に限定されず種々の構造等
をとり得る。
【0128】また、前述した実施の形態においては、液
晶表示パネルとして、単純駆動液晶表示パネルを用いた
例を示したが、単純マトリクス駆動液晶表示パネルを用
いてもよいし、パネルを構成する可撓性基板上にスイッ
チング素子を形成できるのであれば、TFTで代表され
る三端子スイッチング素子あるいはMIMで代表される
二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリック
ス液晶表示パネルを用いてもよい。さらに、強誘電液晶
表示パネル等種々のタイプの液晶表示パネルを用いるこ
とができる。
【0129】さらに、前記実施の形態においては、液晶
表示パネルと液晶駆動回路が搭載された駆動回路基板と
を、可撓性配線基板によって接続することで液晶表示装
置が構成される例を示したが、可撓性基板に液晶駆動回
路等を搭載してもよい。この場合には、液晶表示パネル
のみで液晶表示装置が構成されることになる。
【0130】また、バックライトを用いた反射型の液晶
表示装置に限らず、バックライトを用いない反射型ある
いは透過型の液晶表示装置とすることもできる。
【0131】さらに、液晶表示パネル本体を構成する2
枚の可撓性基板の一方に、金属の導電膜が形成されたポ
リイミドテープにICチップを実装したTCP(Tap
eCarrier Package)を接続して、電子
機器用の一部品である液晶表示装置として使用すること
もできる。
【0132】さらに、前記実施の形態においては、本発
明に係る電子機器の一実施形態として携帯電話機を例に
挙げて説明したが、これに限定されず、本発明に係る電
子機器として、電話機、ページャ、時計、各種リモコ
ン、ゲーム機等が挙げられ、その他液晶表示部を備えた
電子機器であれば、本発明の適用は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一実施の形態にかかる携帯
電話を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2及び図3の液晶表示パネルの拡大断面図で
ある。
【図5】図2及び図3の液晶表示パネル用ホルダの斜視
図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態にかかる液晶表示用ホ
ルダの斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態にかかる液晶表
示用ホルダの斜視図である。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態にかかる液晶表
示用ホルダの斜視図である。
【図10】本発明の一実施の形態にかかる曲面液晶表示
パネル製造冶具の斜視図である。
【図11】本発明の他の実施の形態にかかる曲面液晶表
示パネル製造冶具の斜視図である。
【図12】本発明のさらに他の実施の形態にかかる曲面
液晶表示パネル製造冶具の斜視図である。
【図13】本発明のさらに他の実施の形態にかかる曲面
液晶表示パネル製造冶具の斜視図である。
【図14】本発明の一実施の形態にかかる曲面液晶表示
パネル製造方法を示す断面図である。
【図15】図14の曲面液晶表示パネル製造方法の曲面
形成時の工程図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 28 液晶表示装置 34 液晶表示パネル 36、80、90、110 液晶表示パネル用ホルダ 38 駆動回路基板 40a、40b 可撓性基板 52a、52b 偏光板 56、82a、82b、92、112a、112b 当
接部材 58、86、96、114 調整機構 60 導光板 68 係止孔 70、84、94 調整部材 72 係合部 76 配線基板 116 ガイドロッド 118 ガイドロッド支持板 120 操作部 130、140、150、160 曲面液晶表示パネル
製造冶具 134 曲面液晶表示パネル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する可撓性基板間に液晶を封入した
    可撓性のある液晶表示パネルを曲面状態で保持する液晶
    表示パネル用ホルダであって、 前記液晶表示パネルの両端部に当接する対向した一対の
    当接部材と、 前記当接部材の少なくとも一方を移動させて一対の当接
    部材間の距離を可変にし、かつ、停止位置で前記液晶表
    示パネルの曲面状態を維持可能にする調整機構と、 を有することを特徴とする液晶表示パネル用ホルダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記調整機構は、前記液晶表示パネルの表示領域と対応
    する領域外に配設されていることを特徴とする液晶表示
    パネル用ホルダ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記液晶表示パネルの表示領域にバックライトの光を導
    く導光板を一体に有することを特徴とする液晶表示パネ
    ル用ホルダ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記調整機構は、弾性変形により係合して前記当接部材
    間の距離を可変にする係合部を有することを特徴とする
    液晶表示パネル用ホルダ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記調整機構は、調整用の操作部を有し、前記操作部の
    操作と連動して前記当接部材間の距離が可変とされてい
    ることを特徴とする液晶表示パネル用ホルダ。
  6. 【請求項6】 対向する可撓性基板間に液晶を封入した
    可撓性のある液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルを曲面状態で保持する請求項1〜5
    のいずれかに記載の液晶表示パネル用ホルダと、 前記液晶表示パネルを駆動する駆動回路と、 を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 液晶表示装置と、この液晶表示装置に電
    力を供給する電源回路とを備える電子機器であって、 前記液晶表示装置は、対向する可撓性基板間に液晶を封
    入した可撓性のある液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルを曲面状態で保持する請求項1〜5
    のいずれかに記載の液晶表示パネル用ホルダと、 前記液晶表示パネルを駆動する駆動回路と、 を備えることを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 対向する可撓性基板間に液晶を封入した
    可撓性のある液晶表示パネルを曲面状態で保持する曲面
    液晶表示パネル製造冶具であって、 前記液晶表示パネルの両端部に当接する対向した一対の
    当接部材と、 前記当接部材の少なくとも一方を移動させて一対の当接
    部材間の距離を可変にし、かつ、停止位置で前記液晶表
    示パネルの曲面状態を維持可能にする調整機構と、 を有することを特徴とする曲面液晶表示パネル製造冶
    具。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の曲面液晶表示パネル製造
    冶具を用いた曲面液晶表示パネル製造方法であって、 熱硬化または紫外線硬化の性質を有する前記可撓性基板
    を用いて前記液晶表示パネルを形成する工程と、 前記調整機構により前記液晶表示パネルの両端部に当接
    する一対の当接部材の少なくとも一方を移動させて一対
    の当接部材間の距離を変化させ、前記液晶表示パネルを
    曲折させて、所望の曲面状態を維持させる工程と、 前記曲面状態を維持した状態で、前記液晶表示パネルに
    加熱処理または紫外線照射処理を施して、前記液晶表示
    パネルを曲面状態で硬化させる工程と、 を含むことを特徴とする曲面液晶表示パネル製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記曲面液晶表示パネル製造冶具を用いて、熱硬化また
    は紫外線硬化の性質を有する可撓性のある偏光板を所望
    の曲面状態で保持して熱硬化または紫外線硬化を行わせ
    る工程と、 前記曲面状態で硬化された液晶表示パネルと、前記曲面
    状態の偏光板とを接着一体化する工程と、 を含むことを特徴とする曲面液晶表示パネル製造方法。
JP7024997A 1997-03-24 1997-03-24 液晶表示パネル用ホルダ、それを用いた液晶表示装置、その液晶表示装置を用いた電子機器及び曲面液晶表示パネル製造冶具並びにそれを用いた曲面液晶表示パネル製造方法 Withdrawn JPH10268790A (ja)

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