JPH10268268A - 液晶表示パネル、液晶表示装置及びそれを用いた電子機器 - Google Patents

液晶表示パネル、液晶表示装置及びそれを用いた電子機器

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JPH10268268A
JPH10268268A JP7024797A JP7024797A JPH10268268A JP H10268268 A JPH10268268 A JP H10268268A JP 7024797 A JP7024797 A JP 7024797A JP 7024797 A JP7024797 A JP 7024797A JP H10268268 A JPH10268268 A JP H10268268A
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JP
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crystal display
polarizing plate
panel main
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JP7024797A
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Inventor
Hiroyuki Hosogaya
裕之 細萱
Yukihisa Kobayashi
幸久 小林
Yoshihisa Hirano
善久 平野
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光板を備える液晶表示パネルにおいて、セ
ルギャップの不均一化等セルギャップへの悪影響をおよ
ぼすことなく、曲面表示を可能にする液晶表示パネル、
液晶表示装置及びそれを用いた電子機器を提供する。 【解決手段】 液晶表示パネル30は、一対の可撓性基
板102、104間に液晶を封入してなる液晶パネル本
体100と、その表示側および裏側に配設される2枚の
偏光板50、52と、液晶パネル本体100を曲面形状
で、偏光板50、52を平面形状でそれぞれ保持する保
持部材60を含む。保持部材60のうち、第1の保持部
材70は、表示側偏光板50が取付けられる平面部をな
す第1の偏光板保持部72と、液晶パネル本体100の
表示面側が取付けられる曲面部をなす第1のパネル本体
保持部74を有する。保持部材60のうち、第2の保持
部材80は、裏側偏光板52が取付けられる平面部をな
す第2の偏光板保持部82と、第1の液晶パネル本体保
持部74と同様の曲率で形成され、液晶パネル本体10
0の裏面側が取付けられる第2のパネル本体保持部84
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル、
液晶表示装置及びそれを用いた電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】電話
機、携帯電話機、ページャー、電子手帳等といった各種
の電子機器において、可視情報を表示するための表示部
として液晶表示装置が広く用いられている。
【0003】このような液晶表示装置は、液晶表示パネ
ルに液晶駆動用ICが、さらに、必要に応じて、バック
ライト、ケーシング等といった付帯機器が装着されてな
るものである。そして、図11に示すように、電子機器
200内に、表示面をなす液晶表示パネル210が水平
形状に組み込まれ、表示部が形成される。
【0004】近年、このような電子機器の表示面に対し
て、ワイド感の追求やデザイン上の発展性の観点から、
曲面表示を求める要望が高まってきた。このため、この
ような要望に応える構造として、電子機器200内に組
み込んだ液晶表示パネル210の表示面の上部に凸レン
ズ部材220を組み込み、表示部を視覚的に曲面状に見
せるものが用いられている(図11参照)。
【0005】しかしながら、上述した構造では、視覚的
にワイド感は得られるものの、実際に表示部の面積がワ
イドになったものではない。そこで、凸レンズ等の部材
を使用せず、液晶表示パネルそのものを曲面状態に配設
し、曲面表示を可能とすることが考えられる。
【0006】ここで、このような液晶表示パネルは、一
般に、複数の透明電極が形成された一対の基板をシール
剤によって間隙をおいて接着し、その間隙内に液晶を封
入することによって製造される。そして、多くの場合
は、一対の基板である表示側の基板および裏側の基板の
外表面に、偏光板がそれぞれ貼着されてなる。このよう
な偏光板が貼着された液晶表示パネルを曲面形状に湾曲
させる場合、偏光板が貼着された基板に応力がかかるこ
とにより、液晶表示パネルを構成する一対の基板間の間
隔、いわゆるセルギャップの不均一化を招くという問題
点があった。このセルギャップの不均一化は色むら等の
画面表示の質を低下させる。
【0007】本願発明は、上記問題点に鑑みなされたも
のであり、偏光板を備える液晶表示パネルにおいて、セ
ルギャップの不均一化等セルギャップへの悪影響をおよ
ぼすことなく、曲面表示を可能にする液晶表示パネル、
液晶表示装置及びそれを用いた電子機器を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明に係る液晶表示パネルは、一対
の可撓性基板間に液晶を封入してなる液晶表示パネル本
体と、前記液晶表示パネル本体の表示側および裏側の少
なくともいずれか一方に配設される偏光板と、前記液晶
表示パネル本体および前記偏光板を保持する保持部材
と、を含み、前記保持部材は、前記液晶表示パネル本体
を曲面形状で、かつ前記偏光板を平面形状で保持するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明にあっては、液晶表示
パネル本体および偏光板は、それぞれ保持部材によっ
て、液晶表示パネルは曲面形状にて、かつ偏光板は平面
形状にてそれぞれ保持される。よって、偏光板は液晶表
示パネル本体に貼着されず、液晶表示パネル本体を構成
する可撓性基板に対して応力をおよぼすことがないの
で、偏光板によるセルギャップへの悪影響が防止され
る。
【0010】また、液晶表示パネルを曲面形状にて保持
し、曲面表示を可能としながら、偏光板は平面形状にて
保持することにより、偏光板をも曲面形状にて保持する
場合と比してその製造が容易となる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の液
晶表示パネルにおいて、前記保持部材は、前記偏光板が
取付けられる平面部を有する偏光板保持部と、前記偏光
板保持部より突設され、前記液晶表示パネル本体の両端
部を係止する一対の係止部をなすパネル本体保持部と、
を有することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、液晶表示
パネル本体の両端部が保持部材が有する係止部に係止さ
れると共に、偏光板が偏光板保持部が有する平面部に沿
って取付けられることにより、液晶表示パネル本体を曲
面形状で、かつ偏光板を平面形状で容易に保持すること
ができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の液
晶表示パネルにおいて、前記保持部材は、液晶表示パネ
ル本体と前記偏光板との間に配置され、前記液晶表示パ
ネル本体が取付けられる曲面部をなすパネル本体保持部
と、前記偏光板が取付けられる平面部をなす偏光板保持
部と、を有することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明にあっては、液晶表示
パネル本体が曲面部をなすパネル本体保持部に沿って取
付けられると共に、偏光板を平面部をなす偏光板保持部
に沿って取付けられることにより、液晶表示パネル本体
を曲面形状で、かつ偏光板を平面形状で容易に保持する
ことができる。
【0015】請求項4記載の発明に係る液晶表示パネル
は、一対の可撓性基板間に液晶を封入してなる液晶パネ
ル本体と、前記液晶パネル本体の表示側および裏側に配
設される2枚の偏光板と、前記液晶パネル本体を曲面形
状で、表示側偏光板および裏側偏光板を平面形状でそれ
ぞれ保持する保持部材と、を含み、前記保持部材は、前
記保持部材を曲面形状に貫通したスリットまたは曲面形
状をなす溝として形成され、前記液晶パネル本体が挿入
されるパネル本体保持部と、前記パネル本体保持部をは
さんでその高さ方向両側にそれぞれ形成され、前記表示
側偏光板および前記裏側偏光板がそれぞれ取付けられる
平面部をなす偏光板保持部と、を有することを特徴とす
る。
【0016】請求項4記載の発明にあっては、表示側偏
光板および裏側偏光板が平面部をなす偏光板保持部に沿
ってそれぞれ取付けられ、液晶表示パネル本体が保持部
材に形成された曲面形状のスリットまたは溝をなすパネ
ル本体保持部に挿入されることにより、偏光板と液晶表
示パネル本体とを貼着せずに、偏光板を平面形状で、か
つ液晶表示パネル本体を曲面形状で、それぞれ容易に保
持することができる。よって、偏光板を備える液晶表示
パネルにおいても、偏光板の応力によるセルギャップへ
悪影響を防止し、曲面表示とすることができる。特に、
パネル本体保持部が曲面形状のスリットまたは溝として
保持部材に形成されていることにより、液晶表示パネル
本体をパネル本体保持部内に挿入さえすれば、曲面形状
となることにより、その実装が大変容易で作業性がよ
い。また、液晶表示パネル本体に接着層や粘着層等の固
定手段を設ける手間が省ける。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載の液
晶表示パネルにおいて、前記パネル本体保持部には、前
記保持部材と屈折率が等しい物質が充填され、前記パネ
ル本体保持部内の空隙が埋められていることを特徴とす
る。
【0018】請求項5記載の発明にあっては、保持部材
と屈折率が等しい物質によって保持部材内の空隙が埋め
られていることにより、空気層の影響による表示画面の
画質の低下を防止することができる。
【0019】請求項6記載の発明に係る液晶表示パネル
は、一対の可撓性基板間に液晶を封入してなる液晶パネ
ル本体と、前記可撓性基板パネル本体の表示側および裏
側に配設される2枚の偏光板と、前記液晶パネル本体を
曲面形状で、表示側偏光板および裏側偏光板を平面形状
でそれぞれ保持する保持部材と、を含み、前記保持部材
は、前記液晶パネル本体と前記表示側偏光板との間に配
置される第1の保持部材と、前記液晶パネル本体と前記
裏側偏光板の間に配置される第2の保持部材と、を含
み、前記第1の保持部材は、前記表示側偏光板が取付け
られる平面部をなす第1の偏光板保持部と、前記液晶パ
ネル本体の表示側の可撓性基板表面が取付けられる曲面
部をなす第1のパネル本体保持部と、を有し、前記第2
の保持部材は、前記表示側偏光板が取付けられる平面部
をなす第2の偏光板保持部と、前記第1の液晶パネル本
体保持部と同様の曲率で形成され、前記液晶パネル本体
の裏側の可撓性基板裏面が取付けられる第2のパネル本
体保持部と、を有していることを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明にあっては、表示側偏
光板が平面部をなす第1の偏光板保持部に沿って、また
裏側偏光板が平面部をなす第2の偏光板保持部に沿って
それぞれ取付けられ、液晶表示パネル本体が同様の曲率
の曲面部をなす第1のパネル本体保持部と第2のパネル
本体保持部とによって表裏より挟み込まれて取付けられ
ることにより、偏光板と液晶表示パネル本体とを貼着せ
ずに、偏光板を平面形状で、かつ液晶表示パネル本体を
曲面形状で、それぞれ容易に保持することができる。よ
って、偏光板を備える液晶表示パネルにおいても、偏光
板の応力によるセルギャップへ悪影響を防止し、曲面表
示とすることができる。特に、曲面形状の液晶表示パネ
ル本体を、第1のパネル本体保持部が表示面側から可撓
性基板に沿って押さえることにより、曲面状に曲げられ
た液晶表示パネル本体の応力を押さえ、この応力による
セルギャップへの悪影響を低減させることができる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1から請求
項6のいずれかに記載の液晶表示パネルと、前記液晶表
示パネルを表示駆動する液晶駆動回路と、を含むことを
特徴とする液晶表示装置を定義し、また、請求項8記載
の発明は、請求項7記載の液晶表示装置と、前記液晶表
示装置に電力を供給する電源と、を有することを特徴と
する電子機器を定義する。
【0022】上記発明によれば、デザイン上の発展性及
びワイドな表示面を備え、かつセルギャップへの悪影響
を低減させることにより表示画面の画質が改善された液
晶表示装置および電子機器を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は本発明に係る電子機器の一実施形態
である携帯電話機10を示す斜視図であり、図2は図1
に示す携帯電話機10の横断面図、図3は図1に示す携
帯電話機10の縦断面図である。
【0025】携帯電話機10は、図1〜図3に示すよう
に、上部筺体12及び下部筺体14を有する。上部筺体
12中には、キーボード等を制御するためのPCB(P
rinted Circuit Board)等が含ま
れる。また、下部筺体14中には、コントロール用LS
I等を含む表示情報処理回路、クロック発生回路、電源
回路等を搭載する本体基板16が支持体18aによって
支持され収納されている。さらに、本体基板16上に
は、本発明に係る液晶表示装置20が支持体18bによ
って支持され装着されている。本体基板16の表面に
は、複数の半導体駆動用出力端子(図示略)が配線パタ
ーンとして形成されている。
【0026】図4は、液晶表示装置20を示す断面図で
ある。液晶表示装置20は、図4に示すように、液晶表
示パネル30と、駆動用ICを含み液晶表示パネル30
を駆動表示する液晶駆動回路が搭載された液晶駆動回路
基板40と、を有する。液晶駆動回路基板40には、半
導体駆動用入力端子(図示略)が、配線パターンとして
形成されている。液晶表示装置20が本体基板16上に
装着された状態で、この半導体駆動用入力端子が本体基
板16上の半導体駆動用出力端子に接続される。
【0027】また、下部筺体14中には、上記液晶表示
装置20および本体基板16の各回路に電力を供給する
電源90を備える(図3参照)。
【0028】携帯電話機10は、下部筺体14の中に本
体基板16、液晶表示装置20その他の必要機器を配設
し、その後、上部筺体12を上方から被せることにより
完成する。なお、符号92はスピーカを示し、符号94
はマイクを示している。
【0029】液晶表示装置20は、上述したように、液
晶表示パネル30と液晶駆動回路基板40とを有する。
【0030】液晶表示パネル30は、単純駆動液晶表示
パネルであり、図2および図6に示すように、表示面を
形成する液晶表示パネル本体100と、液晶表示パネル
本体100の表示側および裏側に配設された表示側偏向
板50および裏側偏向板52と、これらを保持する保持
部材60を含み構成されている。
【0031】そして、表示面をなす液晶表示パネル本体
100は、長さ方向において凸状に湾曲された曲面形状
に配設されている。なお、液晶表示パネル30の詳細な
構成については後述する。
【0032】液晶駆動回路基板40は、接続用回路がプ
リントされた基板上に駆動用ICが接続されており、全
体の強度を保つために、ホルダー部材48に支持されて
いる。ホルダー部材48は、樹脂製の透明部材よりな
る。
【0033】液晶駆動回路基板40と液晶表示パネル3
0とは、ヒートシール22を介して接続されている。具
体的には、図5に示すように、駆動用回路基板40が有
する接続用端子44と、液晶表示パネル30を構成して
いる液晶表示パネル本体100が有する入力端子群12
0とがヒートシール22を介して接続されている。ヒー
トシール22の一端は液晶表示パネル本体100の入力
端子群120に熱圧着され、他端は駆動用回路基板40
の接続用端子44と熱圧着されている。ここで、ヒート
シール22とは、配線パターンを形成した高分子フィル
ム、例えばポリエステルフィルム、上に熱圧着用の樹脂
を被覆したフレキシブル配線基板である。
【0034】上記のように接続された液晶表示パネル3
0と液晶駆動回路基板40とは、ヒートシール22が折
り曲げられることにより、図2〜図4に示すように、液
晶駆動回路基板40が液晶表示パネル30の裏面側に回
り込んで、下部筺体14内に納められている。液晶駆動
回路基板40が取付けられたホルダー部材48には、液
晶駆動回路基板40の下側の面に反射板24が設けられ
ている。
【0035】次に、本実施の形態に係る携帯電話機10
の特徴的な構成である液晶表示パネル30について述べ
る。液晶表示パネル30は、上述したように、表示面を
形成する液晶表示パネル本体100と、液晶表示パネル
本体100の表示側および裏側に配設された表示側偏向
板50および裏側偏向板52と、これらを保持する保持
部材60を含み構成されている。
【0036】まず、液晶表示パネル本体100について
説明する。
【0037】図12は液晶表示パネル本体100を示す
断面図である。液晶表示パネル100は、対向して配置
された第1基板102と第2基板104を有する。第1
基板102および第2基板104は、例えばポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレー
トフィルム等の透明で可撓性を有するポリマーフィルム
よりなる。これら第1基板102および第2基板104
の内側表面には、それぞれ透明電極106、108が形
成されている。これらの透明電極106、108は、い
ずれもITO(Indium Tin Oxide)膜
その他の透明導電材料によって形成され、所定のパター
ンが加工されている。さらに、透明電極106、108
上には、例えばポリイミド等の膜が配向層110として
形成され、配向処理が施されている。
【0038】第1基板102と第2基板104とは、基
板の周囲に設けられた環状のシール材112によって所
定の間隙、いわゆるセルギャップをもって接着され、こ
の間隙内に液晶114が封入されている。また、一定の
セルギャップを保つために、例えば二酸化ケイ素等の粒
径のそろった微粒子がスペーサ材116として分散され
ている。
【0039】図12に示されるように、第2基板104
の一方の端部は第1基板102の端部よりも張り出され
ており、この部分の内側表面には入力端子群120が形
成されている。入力端子群120は、上述したように、
ヒートシール22が熱圧着されて、液晶駆動回路基板4
0との接続部分となる(図5参照)。
【0040】また、第1基板側の透明電極106と第2
基板側の透明電極108とは、導通材118によって導
通されている。したがって、第2基板104の内側表面
に形成された入力端子群120と液晶駆動回路基板40
の接続用端子44とを接続すれば、透明電極106、1
08のいずれにも液晶駆動信号を送ることができる。
【0041】図6に示すように、液晶表示パネル本体1
00の表示側には表示側偏光板50が、液晶表示パネル
本体100の裏側には裏側偏光板52が、それぞれ保持
部材60を介して配設されている。そして、この保持部
材60によって、液晶表示パネル本体100は凸状に湾
曲された曲面形状に、表示側偏向板50および裏側偏向
板52は、平面形状に保持されている。
【0042】保持部材60は、第1の保持部材70と第
2の保持部材80とを有し、共に、例えばポリアクリレ
ート、ポリメタアクリレート等の樹脂製透明部材よりな
る。
【0043】保持部材60は、成形材料である原料樹脂
を所定の金型内に流し込んで無延伸にて成形したもので
あることが好ましい。あるいは、例えばポリカーボネー
ト等の原料樹脂を用いて、一軸延伸加工を施して成形す
るものでもよい。この場合は、保持している偏光板の偏
光軸と保持部材の延伸軸とを合わせて用いる。具体的に
は、例えば、保持部材60を一軸延伸加工を施して成形
した樹脂製透明部材により成形した場合には、表示側偏
光板50を保持する第1の保持部材70の延伸軸と表示
側偏光板50の偏光軸とを合わせて配設し、裏側偏光板
52を保持する第2の保持部材80の延伸軸と裏側偏光
板52の偏光軸とを合わせて配設するものである。
【0044】第1の保持部材70は、一方の端面である
上面が平面部をなし、他方の端面である下面が下向き凹
状の湾曲面である曲面部をなす部材である。そして、前
記平面部は表示側偏光板50が取付けられる第1の偏光
板保持部72を形成し、前記曲面部は液晶表示パネル本
体100の第1基板102が取付けられる第1のパネル
本体保持部74を形成する。
【0045】また、第2の保持部材80は、一方の端面
である上面が上向き凸状の湾曲面である曲面部をなし、
他方の端面である下面が平面部をなす部材である。そし
て、前記曲面部は液晶表示パネル本体100の第2基板
104が取付けられる第2のパネル本体保持部84を形
成し、前記平面部は表示側偏光板50が取付けられる第
2の偏光板保持部82を形成する。第2のパネル本体保
持部84である曲面部の曲率は、第1のパネル本体保持
部74である曲面部の曲率と等しく形成されている。
【0046】上述した第1の保持部材70と第2の保持
部材80を用いて、表側偏光板50、裏側偏光板52お
よび液晶表示パネル本体100は、以下のように配設さ
れている。
【0047】表側偏光板50は、第1の保持部材70の
平面部である第1の偏光板保持部72に接着層(図示
略、以下同じ)を介して貼付されている。また、裏側偏
光板52は、第2の保持部材80の平面部である第2の
偏光板保持部82に接着層を介して貼付されている。
【0048】液晶表示パネル本体100は、第1基板1
02の外側表面が、第1の保持部材70の曲面部である
第1のパネル本体保持部74に接着層を介して貼付され
ていると共に、第2基板104の外側表面が、第2の保
持部材80の曲面部である第2のパネル本体保持部84
に接着層を介して貼付されている。
【0049】保持部材70、80と表示側偏光板50、
裏側偏光板52および液晶表示パネル本体100との取
付けは、接着層に代えて粘着層を介してもよい。ここ
で、粘着とは、取り外しができないように強固に接着す
るということではなく、比較的弱い力で容易に剥がすこ
とができる程度に貼付することを意味する。あるいは、
液晶表示パネル30が嵌合されるハウジングを用いて、
ハウジング内に順次構成部材を積層させることにより取
付けを行ってもよい。
【0050】本実施の形態に係る携帯電話機10の液晶
表示パネル30によれば、表示側偏光板50は平面部を
なす第1の偏光板保持部72に沿って、裏側偏光板52
は平面部をなす第2の偏光板保持部82に沿ってそれぞ
れ固定されると共に、液晶表示パネル本体100が同様
の曲率の曲面部をなす第1のパネル本体保持部74と第
2のパネル本体保持部84とによって表裏より挟み込ま
れて固定されることにより、表示側偏光板50および裏
側偏光板52を平面形状で、かつ液晶表示パネル本体1
00を曲面形状で、それぞれ容易に保持することができ
る。加えて、表示側偏光板50および裏側偏光板52
は、液晶表示パネル本体100の外側表面に貼付される
ことなく、それぞれ単独で保持されるので、液晶表示パ
ネル本体100を構成する第1基板102および第2基
板104へ応力を及ぼすことがない。よって、液晶表示
パネル本体100の表示側および裏側にそれぞれ偏光板
50、52を備える液晶表示パネル30において、偏光
板が液晶表示パネル本体と共に湾曲された際の応力によ
るセルギャップへの悪影響を防止し、液晶表示パネル本
体100を曲面表示とすることができる。
【0051】また、表示側偏光板50および裏側偏光板
52の保持部材70、80へのそれぞれの貼付は平面形
状で行われるので、表示側偏光板50および裏側偏光板
52の取付けが容易となる。
【0052】さらに、曲面形状の液晶表示パネル本体1
00を、第1のパネル本体保持部74が表示面側から第
1基板102に沿って押さえることにより、曲面状に曲
げられた液晶表示パネル本体100の応力を押さえ、こ
の応力によるセルギャップへの悪影響も低減させること
ができる。
【0053】ここで、液晶表示パネル本体100は、平
面形状のままで保持部材70、80への貼付を行っても
よいし、予め、熱、紫外線および治具等を用いて曲面形
状としておいてもよいが、応力によるセルギャップへの
影響を考慮すると、予め、曲面形状としておくことが好
ましい。
【0054】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、ワイドな表示面を備え、かつセルギャップへの悪影
響を低減させることにより画面表示の質が改善された携
帯電話機10を得ることができる。
【0055】次に、本発明に係る液晶表示パネルの変形
例について説明する。
【0056】本発明に係る液晶表示パネルの変形例とし
て、図7〜図10に示すものが挙げられる。上述した液
晶表示パネル30と同様の部材については、同様の符号
を用い、その説明は省略する。
【0057】図7は本発明に係る液晶表示パネルの一変
形例を示す斜視図である。
【0058】図7に示す液晶表示パネル130は、液晶
表示パネル本体100と、液晶表示パネル本体100の
表示側に配設された表示側偏光板50と、液晶表示パネ
ル本体100の裏側に配設された裏側偏光板52と、こ
れらを保持する保持部材132を含み構成されている。
そして、保持部材130によって、液晶表示パネル本体
100は曲面形状に、表示側偏向板50および裏側偏向
板52は、平面形状に保持されている。
【0059】保持部材132は、上述した保持部材60
と同様に、樹脂製透明部材よりなる。また、無延伸にて
成形されたものが好ましい。
【0060】保持部材132は、両端面である上面およ
び下面が平面部をなす直方体形状の部材である。一方の
平面部である上面は、表示側偏光板50が取付けられる
第1の偏光板保持部134を形成し、他方の平面部であ
る下面は、裏側偏光板52が取付けられる第2の偏光板
保持部136を形成する。また、保持部材132は、そ
の中央部付近に、保持部材132を、凸状に湾曲した曲
面形状に貫通形成したスリットが設けられている。この
スリットはパネル本体保持部138を形成するもので、
液晶表示パネル本体100が挿入でき、かつ液晶表示パ
ネル本体100を曲面形状にて保持可能に設定されてい
る。
【0061】上述した保持部材130を用いて、表側偏
光板50、裏側偏光板52および液晶表示パネル本体1
00は、以下のように配設されている。
【0062】表側偏光板50は、保持部材132の平面
部である第1の偏光板保持部134に接着層を介して貼
付されている。また、裏側偏光板52は、同様に平面部
である第2の偏光板保持部136に接着層を介して貼付
されている。
【0063】液晶表示パネル本体100は、スリットで
あるパネル本体保持部138内に挿入されている。ま
た、液晶表示パネル本体100が挿入されたパネル本体
保持部138内には、保持部材132と屈折率が等しい
物質、例えば、オイル、樹脂等が充填され(図示略)、
パネル本体保持部138内の空隙が埋められている。
【0064】ここで、表示側偏光板50および裏側偏光
板52と、保持部材132とのそれぞれの取付けは、液
晶表示パネル30と同様に、粘着層を介したものでもよ
い。
【0065】変形例に係る液晶表示パネル130によれ
ば、表示側偏光板50および裏側偏光板52が平面部を
なす第1の偏光板保持部134および第2の偏光板保持
部136に沿ってそれぞれ貼付されると共に、液晶表示
パネル本体100が曲面形状のスリットをなすパネル本
体保持部138に挿入されることにより、表示側偏光板
50および裏側偏光板52と、液晶表示パネル本体10
0とを貼着せずに、表示側偏光板50および裏側偏光板
52を平面形状で、かつ液晶表示パネル本体100を曲
面形状で、それぞれ容易に保持することができる。
【0066】よって、表示側偏光板50および裏側偏光
板52を備える液晶表示パネル130においても、偏光
板によるセルギャップへの応力による悪影響を防止し、
液晶表示パネル本体100を曲面表示とすることができ
る。
【0067】とりわけ、パネル本体保持部138が曲面
形状のスリットとして保持部材132に形成されている
ことにより、液晶表示パネル本体100をパネル本体保
持部138内に挿入さえすれば、曲面形状となることに
より、その実装が大変容易で作業性がよい。加えて、液
晶表示パネル本体100と保持部材132との接着等を
要しないので、応力によるセルギャップへの影響を考慮
する必要がなく、液晶表示パネル本体100を、予め曲
面形状としておく必要がない。
【0068】また、液晶表示パネル本体100に接着層
や粘着層等の固定手段を設ける手間が省ける。
【0069】さらに、保持部材132と屈折率が等しい
物質によってパネル本体保持部138内の空隙が埋めら
れていることにより、空気層の影響による表示画面の画
質の低下を防止することができる。
【0070】なお、液晶表示パネル130において、パ
ネル本体保持部138は、保持部材132を貫通するス
リットとしてなるが、これに限定されず、パネル本体保
持部138は、曲面形状に形成された保持部材132を
貫通せぬ溝部をなすものでもよい。
【0071】上述した上記実施の形態および変形例にお
いては、液晶表示パネル本体の表示側と裏側にそれぞれ
偏光板が配設された液晶表示パネルを示したが、この例
に限定されず、偏光板は適宜必要に応じて液晶表示パネ
ル本体の表示側および裏側のいずれか一方に設けられる
場合もある。図8〜図10に示す液晶表示パネルは、い
ずれも、液晶表示パネル本体の裏側に偏光板が配設され
る例である。
【0072】図8〜図10に示す液晶表示パネルにおい
て、保持部材は、いずれも樹脂製透明部材よりなり、無
延伸にて成形したものであることが好ましい。あるい
は、一軸延伸加工を施して成形するものでもよく、この
場合は、保持している偏光板の偏光軸と保持部材の延伸
軸とを合わせて用いる。
【0073】図8は、本発明に係る液晶表示パネルの一
変形例を示す斜視図である。液晶表示パネル140は、
液晶表示パネル本体100、この液晶表示パネル本体1
00の裏側に配設される裏側偏光板52および保持部材
142を含み構成される。
【0074】保持部材142は、平板状部材の上面の両
端側に、両端に沿って突設された一対の係止部を備え
る。平面部をなす上面は、裏側偏光板52が取付けられ
る偏光板保持部144を形成し、一対の係止部は液晶表
示パネル本体100の両端を係止するパネル本体保持部
146、146を形成する。一対のパネル本体保持部1
46、146は、一対のパネル本体保持部146、14
6間の距離は、液晶表示パネル本体100の長さ方向の
長さよりも短く設定されている。
【0075】液晶表示パネル140によれば、液晶表示
パネル本体100は、その両端部をパネル本体保持部1
46、146に係止されることにより曲面形状で保持さ
れる。なお、必要に応じて、両面テープ等を用いて両端
部の固定を行ってもよい。また、裏側偏光板52は、平
面図をなす偏光板保持部144に沿って、例えば接着層
を介して貼付されることにより平面形状で保持される。
なお、保持部材142が備える偏光板保持部としては、
平面部をなす保持部材142の裏面148を用いてもよ
いし、反射板を必要とする場合には、裏面148を反射
板保持部としてもよい。また、液晶表示パネル140に
おいては、パネル本体保持部146、146は、液晶表
示パネル本体100の短手辺に沿って連続的に保持する
ものであるが、前記短手辺に沿って所定間隔ごとに保持
するものでもよい。但し、例えば、両端保持により歪み
等が起こるおそれ等、液晶表示パネル本体100の保持
状態を考慮すれば、1点保持ではなく辺保持がなされる
ことが好ましい。
【0076】図9は、本発明に係る液晶表示パネルの一
変形例を示す斜視図である。液晶表示パネル150は、
液晶表示パネル本体100、この液晶表示パネル本体1
00の裏側に配設される裏側偏光板52および保持部材
152を含み構成される。
【0077】保持部材152は、一方の端面である上面
が上向き凸状の湾曲面である曲面部をなし、他方の端面
である下面が平面部をなす部材である。そして、前記曲
面部は液晶表示パネル本体100が取付けられるパネル
本体保持部156を形成し、前記平面部は裏側偏光板5
2が取付けられる偏光板保持部144を形成する。
【0078】液晶表示パネル150によれば、液晶表示
パネル本体100が曲面部をなすパネル本体保持部15
6に沿って、例えば接着層を介して貼付されると共に、
裏側偏光板52が平面部をなす偏光板保持部154に沿
って、例えば接着層を介して貼付されることにより、液
晶表示パネル本体100を曲面形状で、かつ裏側偏光板
52を平面形状で、それぞれ単独で容易に保持すること
ができる。
【0079】図10は、本発明に係る液晶表示パネルの
一変形例を示す斜視図である。液晶表示パネル160
は、液晶表示パネル本体100、この液晶表示パネル本
体100の裏側に配設される裏側偏光板52および保持
部材162を含み構成される。
【0080】保持部材162は、一方の端面である上面
が上向き凸状の湾曲面である曲面部166aをなし、他
方の端面である下面が平面部をなす部材である。この曲
面部166aの湾曲面をなす両端部に沿って一対の枠部
166b、166bを有する。一対の枠部166b、1
66bは、対向する断面コ字状形をなし、枠部166
b、166b内に液晶表示パネル本体100が挿入可能
となっている。そして、曲面部166aと一対の枠部1
66b、166bとが液晶表示パネル本体100が取付
けられるパネル本体保持部166を形成し、前記平面部
は裏側偏光板52が取付けられる偏光板保持部164を
形成する。なお、一対の枠部166b、166bの一方
の側面部には、スリット170が枠の長さ方向に沿って
形成されている。スリット170は、液晶表示パネル本
体100が保持された際に、液晶表示パネル本体100
を構成する第2基板に熱圧着されたヒートシール22を
挿通させるためのものである。
【0081】液晶表示パネル160によれば、液晶表示
パネル本体100が曲面部166aおよび曲面形状の枠
部166b、166bをなすパネル本体保持部166に
挿入されると共に、裏側偏光板52が平面部をなす偏光
板保持部164に、例えば接着層を介して貼付されるこ
とにより、液晶表示パネル本体100を曲面形状で、か
つ裏側偏光板52を平面形状で、それぞれ単独で容易に
保持することができる。
【0082】このように、図8に示す液晶表示パネル1
40、図9に示す液晶表示パネル1150および図10
に示す液晶表示パネル160によれば、裏側偏光板52
によるセルギャップへの応力による悪影響を防止し、液
晶表示パネル本体100を曲面表示とすることができ
る。また、裏側偏光板52は平面形状のまま保持される
ので、その配設が容易である。
【0083】また、図10に示す液晶表示パネル160
によれば、液晶表示パネル本体100をパネル本体保持
部166内に挿入さえすれば、曲面形状となることによ
り、その実装が大変容易で作業性がよい。
【0084】液晶表示パネル140、150、160は
いずれも、液晶表示パネル本体100の裏面側にのみ偏
光板が配設される例を示したが、これに限定されず、必
要に応じて、表示面側に配設されるものであってもよい
し、両側に偏光板が配設されていてもよい。
【0085】本発明は、上記実施の形態および変形例に
限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内におい
て、種々の変形実施が可能である。
【0086】例えば、実施の形態及び変形例において
は、いずれも液晶表示パネル本体が凸状に湾曲された曲
面形状として配設される場合について説明したが、凹状
に湾曲された曲面形状として配設される場合にも本発明
は適用される。
【0087】また、保持部材は、液晶表示パネル本体を
曲面形状で、かつ偏光板を平面形状で保持するものであ
れば、その形状等は限定されず種々の形状をとり得る。
【0088】さらに、上述した実施の形態においては、
液晶表示パネルとして、単純駆動液晶表示パネルを用い
た例を示したが、単純マトリクス駆動液晶表示パネルを
用いてもよいし、パネルを構成する可撓性基板上にスイ
ッチング素子を形成できるのであれば、TFTで代表さ
れる三端子スイッチング素子あるいはMIMで代表され
る二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリッ
クス液晶表示パネルを用いてもよい。さらに、強誘電液
晶表示パネル等種々のタイプの液晶表示パネルを用いる
ことができる。
【0089】また、上記実施の形態においては、液晶表
示パネルと液晶駆動回路が搭載された液晶駆動回路基板
とを、ヒートシールによって接続することによって液晶
表示装置が構成される例を示したが、可撓性基板に表示
駆動回路等を搭載してもよい。この場合には、液晶表示
パネルのみで液晶表示装置が構成されることになる。あ
るいは、液晶表示パネルを筺体としての金属フレームに
固定したものを、電子機器用の一部品である液晶表示装
置として使用することもできる。さらに、バックライト
式の場合には、金属製フレーム内に、液晶表示パネル
と、バックライトを備えたライトガイドとを組み込ん
で、液晶表示装置を構成することができる。これらに代
えて、液晶表示パネル本体を構成する2枚の可撓性基板
の一方に、金属の導電膜が形成されたポリイミドテープ
にICチップを実装したTCP(Tape Carri
er Package)を接続して、電子機器用の一部
品である液晶表示装置として使用することもできる。
【0090】さらに、上記実施の形態においては、本発
明に係る電子機器の一実施形態として携帯電話機を例に
挙げて説明したが、これに限定されず、本発明に係る電
子機器として、電話機、ページャ、時計、各種リモコ
ン、ゲーム機等が挙げられ、その他液晶表示部を備えた
電子機器であれば、本発明の適用は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯
電話機を示す斜視図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の横断面図である。
【図3】図1に示す携帯電話機の縦断面図である。
【図4】図1に示す携帯電話機を構成する液晶表示装置
を示す断面図である。
【図5】液晶表示装置を構成する、液晶表示パネルの液
晶表示パネル本体と液晶駆動回路基板とのヒートシール
による接続状態を示す分解斜視図である。
【図6】液晶表示装置を構成する液晶表示パネルを示す
分解斜視図である。
【図7】液晶表示パネルの変形例を示す分解斜視図であ
る。
【図8】液晶表示パネルの変形例を示す斜視図である。
【図9】液晶表示パネルの変形例を示す斜視図である。
【図10】液晶表示パネルの変形例を示す斜視図であ
る。
【図11】液晶表示パネルが組み込まれた電子機器の従
来例を示す断面図である。
【図12】液晶表示パネル本体を示す断面図である。
【符号の説明】 10 携帯電話機 20 液晶表示装置 30 液晶表示パネル 40 液晶駆動回路基板 50 表示側偏光板 52 裏側偏光板 60 保持部材 70 第1の保持部材 72 第1の偏光板保持部 74 第1のパネル本体保持部 80 第2の保持部材 82 第2の偏光板保持部 84 第2のパネル本体保持部 90 電源 100 液晶表示パネル本体 102 第1基板 104 第2基板 (変形例) 130,140,150,160 液晶表示パネル 132,142,152,162 保持部材 134 第1の偏光板保持部 136 第2の偏光板保持部 144,154,164 偏光板保持部 138,146,156,166 パネル本体保持部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の可撓性基板間に液晶を封入してな
    る液晶表示パネル本体と、 前記液晶表示パネル本体の表示側および裏側の少なくと
    もいずれか一方に配設される偏光板と、 前記液晶表示パネル本体および前記偏光板を保持する保
    持部材と、を含み、 前記保持部材は、前記液晶表示パネル本体を曲面形状
    で、かつ前記偏光板を平面形状で保持することを特徴と
    する液晶表示パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記保持部材は、 前記偏光板が取付けられる平面部を有する偏光板保持部
    と、 前記偏光板保持部より突設され、前記液晶表示パネル本
    体の両端部を係止する一対の係止部をなすパネル本体保
    持部と、を有することを特徴とする液晶表示パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記保持部材は、液晶表示パネル本体と前記偏光板との
    間に配置され、 前記液晶表示パネル本体が取付けられる曲面部をなすパ
    ネル本体保持部と、 前記偏光板が取付けられる平面部をなす偏光板保持部
    と、を有することを特徴とする液晶表示パネル。
  4. 【請求項4】 一対の可撓性基板間に液晶を封入してな
    る液晶パネル本体と、 前記液晶パネル本体の表示側および裏側に配設される2
    枚の偏光板と、 前記液晶パネル本体を曲面形状で、表示側偏光板および
    裏側偏光板を平面形状でそれぞれ保持する保持部材と、
    を含み、 前記保持部材は、前記保持部材を曲面形状に貫通したス
    リットまたは曲面形状をなす溝として形成され、前記液
    晶パネル本体が挿入されるパネル本体保持部と、 前記パネル本体保持部をはさんでその高さ方向両側にそ
    れぞれ形成され、前記表示側偏光板および前記裏側偏光
    板がそれぞれ取付けられる平面部をなす偏光板保持部
    と、を有することを特徴とする液晶表示パネル。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記パネル本体保持部には、前記保持部材と屈折率が等
    しい物質が充填され、前記パネル本体保持部内の空隙が
    埋められていることを特徴とする液晶表示パネル。
  6. 【請求項6】 一対の可撓性基板間に液晶を封入してな
    る液晶パネル本体と、 前記可撓性基板パネル本体の表示側および裏側に配設さ
    れる2枚の偏光板と、 前記液晶パネル本体を曲面形状で、表示側偏光板および
    裏側偏光板を平面形状でそれぞれ保持する保持部材と、
    を含み、 前記保持部材は、前記液晶パネル本体と前記表示側偏光
    板との間に配置される第1の保持部材と、前記液晶パネ
    ル本体と前記裏側偏光板の間に配置される第2の保持部
    材と、を含み、 前記第1の保持部材は、前記表示側偏光板が取付けられ
    る平面部をなす第1の偏光板保持部と、 前記液晶パネル本体の表示側の可撓性基板表面が取付け
    られる曲面部をなす第1のパネル本体保持部と、を有
    し、 前記第2の保持部材は、前記表示側偏光板が取付けられ
    る平面部をなす第2の偏光板保持部と、 前記第1の液晶パネル本体保持部と同様の曲率で形成さ
    れ、前記液晶パネル本体の裏側の可撓性基板裏面が取付
    けられる第2のパネル本体保持部と、を有していること
    を特徴とする液晶表示パネル。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルを表示駆動する液晶駆動回路と、を
    含むことを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の液晶表示装置と、 前記液晶表示装置に電力を供給する電源と、を有するこ
    とを特徴とする電子機器。
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