JPH10268783A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH10268783A
JPH10268783A JP9073390A JP7339097A JPH10268783A JP H10268783 A JPH10268783 A JP H10268783A JP 9073390 A JP9073390 A JP 9073390A JP 7339097 A JP7339097 A JP 7339097A JP H10268783 A JPH10268783 A JP H10268783A
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liquid crystal
display device
conductive
crystal panel
image display
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Application number
JP9073390A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Yanagawa
和彦 柳川
Hiroyoshi Kawai
広好 河合
Yasuyuki Mishima
康之 三島
Shunsuke Morishita
俊輔 森下
Shinichi Iwasaki
伸一 岩崎
Tatsunori Fumikura
辰紀 文倉
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】偏光板を有する画像表示装置において、表示面
からの漏洩電界を低減した画像表示装置を実現する。 【解決手段】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前
記2枚の透明基板のうちの表面側の表面にシート抵抗2
×103 Ω/□以下の導電層を有し、該導電層上の表示
領域には偏光板2を有し、前記導電性を有する層と表示
領域外に形成された金属性のフレーム4を導電性を有す
る接続材料3により電気的に接続して該接続の接続抵抗
が4×103 Ω以下とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光板を有する画
像表示装置に係り、特に表示領域の表面に導電性層を有
し、当該導電性層を電気的に接地もしくは一定電圧ある
いは表示領域から放射される電界成分と逆位層の交流電
圧を印加することにより帯電防止あるいは不要幅射電界
の漏洩防止を施した画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネル等の画像表示装置では、偏光
板表面に帯電する静電気により、塵埃が表面に付着す
る、あるいは、その表示動作により表示面より不要幅射
電界が漏洩することが知られている。同様の現象は、特
に陰極線管で顕著に生じている。これは、陰極線管では
高電圧の電子ビームを、陰極線管の表示面の裏面に形成
された蛍光体層に照射することにより蛍光体層にエネル
ギーを供給し、蛍光体を発光させて表示画像を得るため
であり、陰極線管の管球表面が高電圧に帯電し、あるい
は管球表面より不要幅射電界が漏洩する現象が生じてい
る。
【0003】この対策として陰極線管では、表示面に導
電層を形成することが一般的である。この種の技術は例
えば特開昭63ー76247号公報等に公知である。ま
た、表示面に導電層を形成するのみでなく、該導電性層
を電気的に接地することにより、さらに効果を向上する
ことができることは、特開平2ー82434号公報等に
公知である。
【0004】一方、液晶表示装置に代表される偏光板を
有する画像表示装置では、前記偏光板表面への帯電はこ
れまで問題とされていなかった。この理由は、一つには
液晶表示装置の動作電圧が陰極線管の動作電圧より数桁
低いためであり、また一つには表示装置内部に電極とし
ての透明導電膜がほぼ全面に形成され、それ自体が帯電
防止層の効果を有しているためである。ただし、例外と
して、いわゆる横電界方式の液晶表示装置では、その表
示モード上、電界を横方向に形成する必要から、櫛歯状
に電極を形成する構造を有する。このため表示領域内で
電極が形成されない領域の占める比率が増大するため、
特に偏光板表面に帯電した静電気により液晶表示装置の
表示像が乱れるという課題が本発明者らにより明らかに
されており、基板表面に導電層を設けることによりこれ
を対策することが、特願平07ー264443号(特開
平 − 号公報)等により提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、TCO(Tj
anslemannens Central Orga
nisation:スウェーデン労働団体)のガイドラ
インに代表される漏洩不要幅射電界の目標レベルを達成
するためには、液晶表示装置に代表される偏光板を有す
る画像表示装置においても、漏洩不要幅射電界を低減す
る構成を実現することが必要であることが明らかになっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、表面の帯電防止
効果を有する液晶表示装置に代表される偏光板を有する
画像表示装置を提供することにある。
【0007】また,本発明の他の目的は、漏洩不要幅射
電界のガイドラインである、MPR−2(Staten
Matoch Proyrad:スウェーデン国立計
量・試験評議会ガイドライン)もしくは上記TCOの一
方もしくは双方を満足できるレベルにまで、漏洩不要幅
射電界の低減を実現できるようにした液晶表示装置に代
表される偏光板を有する画像表示装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表面に偏光板を有する画像表示装置にお
いて、前記偏光板の構成層の少なくとも1層のシート抵
抗を1014Ω/□以下としたものである。これにより、
液晶表示装置においては十分な帯電防止の効果を達成す
ることが出来る。
【0009】さらに本発明は、表面に偏光板を有する画
像表示装置において、前記偏光板の構成層の少なくとも
1層のシート抵抗を1014Ω/□以下とし、前記導電性
を有する層の前面に反射防止機能を有する絶縁性の層を
設けたことを特徴とする。
【0010】これにより、前記導電性を有する層を保護
することとなり、信頼性の向上を図ることが出来る。
【0011】さらに、本発明は、表面に偏光板を有する
画像表示装置における前記偏光板の構成層の少なくとも
1層のシート抵抗を一定値以下とし、前記導電性を有す
る層の前面に反射防止機能を有する絶縁性の層を有し、
前記導電性を有する層と表示領域外に形成された金属性
のフレームを、導電性を有する接続材料により、前記絶
縁性の層を介して電気的に接続し、該電気的接続の接続
抵抗を一定値以下とすることを特徴とする。
【0012】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することが出来る。
【0013】偏光板の構成層の少なくとも1層のシート
抵抗及び接続抵抗の達成すべき値は、ガイドラインによ
り異なる。実施例中で詳述するが、1層のシート抵抗及
び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□以下、4×10
3 Ω以下とした場合には、TCOガイドラインのELE
F(Extremely LowFrequencyE
lectric Field)、VLEF(Very
LowFrequency Electric Fie
ld)の双方を達成することができる。
【0014】また、それぞれ2×103 Ω/□以下、1
×106 Ω以下とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω
/□以下、4×103 Ω以下とした場合にはMPR−2
ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成するこ
とができる。
【0015】あるいは、それぞれ5×104 Ω/□以
下、4×103 Ω以下とした場合にはTCOガイドライ
ンのELEFを達成することができる。
【0016】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
透明基板の表面に偏光板を有し、前記2枚の透明基板の
うちの裏面側の透明基板の表面側の有効表示領域外の領
域に接続用電極を有し、前記偏光板の構成層の少なくと
も1層のシート抵抗を一定値以下とし、前記導電性を有
する層の前面に反射防止機能を有する絶縁性の層を有
し、前記前記導電性を有する層と前記接続用電極を、導
電性を有する接続材料により前記絶縁性の層を介して電
気的に接続し、該電気的接続の接続抵抗を一定値以下と
することを特徴とする。
【0017】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することができる。
【0018】偏光板の構成層の少なくとも1層のシート
抵抗及び接続抵抗の達成すべき値は、前記ガイドライン
により異なる。実施例中で詳述するが、1層のシート抵
抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□以下、4×
103 Ω以下とした場合にはTCOガイドラインのEL
EF、VLEFの双方を達成することが出来る。
【0019】また、上記1層のシート抵抗及び接続抵抗
のそれぞれを2×103 Ω/□以下、1×106 Ω以下
とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω/□以下、4×
103 Ω以下とした場合には、MPRガイドラインのE
LEF、VLEFの双方を達成することが出来る。
【0020】あるいは、上記1層のシート抵抗及び接続
抵抗のそれぞれを5×104 Ω/□以下、4×103 Ω
以下とした場合には、TCOガイドラインのELEFを
達成することが出来る。
【0021】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
透明基板の表面に偏光板を有し、外部接続用端子を有す
る基板を有し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層の
シート抵抗を一定値以下とし、前記導電性を有する層の
前面に反射防止機能を有する絶縁性の層を有し、前記導
電性を有する層と前記外部接続用端子を、導電性を有す
る接続材料により、前記絶縁性の層を介して電気的に接
続し、該電気的接続の接続抵抗を一定値以下とすること
を特徴とする。
【0022】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することが出来る。
【0023】ここでの偏光板の構成層の少なくとも1層
のシート抵抗及び接続抵抗の達成すべき値もガイドライ
ンにより異なる。同様に、実施例中で詳述するが、1層
のシート抵抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□
以下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイド
ラインのELEF、VLEFの双方を達成することが出
来る。
【0024】また、上記1層のシート抵抗及び接続抵抗
のそれぞれを2×103 Ω/□以下、1×106 Ω以下
とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω/□以下、4×
103 Ω以下とした場合には、MPR−2ガイドライン
のELEF、VLEFの双方を達成することが出来る。
【0025】あるいは、上記1層のシート抵抗及び接続
抵抗のそれぞれを5×104 Ω/□以下、4×103 Ω
以下とした場合には、TCOガイドラインのELEFを
達成することができる。
【0026】さらに、本発明は、表面に偏光板を有し、
前記偏光板の表面に表示領域を覆って導電性膜を形成
し、該導電性膜のシート抵抗を一定値以下とし、かつ該
導電性膜は表示領域外に形成されたフレームを覆う領域
を有することを特徴とする。
【0027】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することができる。
【0028】該導電性膜は、表示領域外に形成されたフ
レームを覆う領域を有する場合には、該導電性膜とフレ
ームの接続抵抗はほぼ0とみなすことが出来る。このた
め、該導電性膜シート抵抗が2×103 Ω/□以下とし
た場合には、TCOガイドラインのELEF、VLEF
の双方を達成することが出来る。
【0029】また、2×103 Ω/□以下とする、ある
いは6×103 Ω/□以下とした場合には、MPR−2
ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成するこ
とが出来る。
【0030】あるいは、5×104 Ω/□以下とした場
合にはTCOガイドラインのELEFを達成することが
出来る。
【0031】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
透明基板の表面に偏光板を有し、前記2枚の透明基板の
うちの裏面側の基板の表面側の表示領域外の領域に接続
用電極を有し、前記偏光板の表面に表示領域を覆って導
電性膜を有し、該導電性膜のシート抵抗を一定値以下と
し、かつ該導電性膜の一部は前記接続用電極を覆う領域
を有することを特徴とする。
【0032】該導電性膜は、前記接続用電極を覆う領域
を有する場合には、該導電性膜と接続用電極の接続抵抗
はほぼ0とみなすことが出来、帯電防止効果ならびに漏
洩電界低減効果を得ることが出来る。
【0033】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
透明基板の表面に偏光板を有し、前記2枚の透明基板の
うちの裏面側の基板の表面側の表示領域外の領域に接続
用電極を有し、前記偏光板の表面に表示領域を覆って導
電性膜を有し、該導電性膜のシート抵抗を一定値以下と
し、かつ該導電性膜は前記接続用電極と導電性を有する
材料により電気的に接続されることを特徴とする これにより、該導電性膜のシート抵抗及び接続用電極の
接続抵抗を適切に設定することにより帯電防止効果なら
びに漏洩電界低減効果を得ることができる。
【0034】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
透明基板の表面に偏光板を有し、外部接続用端子を有す
る基板を有し、前記偏光板の表面に表示領域を覆って導
電性膜を有し、該導電性膜のシート抵抗を一定値以下と
し、かつ該導電性膜は前記外部接続用端子と導電性を有
する材料により電気的に接続されることを特徴とする。
【0035】これにより、該導電性膜のシート抵抗及び
接続用電極の接続抵抗を適切に設定することにより帯電
防止効果ならびに漏洩電界低減効果を得ることができ
る。
【0036】さらに、本発明は、表面に偏光板を有し、
前記偏光板の構成層の少なくとも1層が導電性を有し、
該導電層のシート抵抗を一定値以下とし、前記偏光板の
導電性を有する層の前面に、反射防止機能を有する絶縁
性の層が表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全
面に形成されており、前記反射防止機能を有する絶縁性
の層が形成されていない表示領域外の少なくとも一部の
領域と、表示領域外に形成された金属性のフレームを、
導電性を有する接続材料により電気的に接続し、該電気
的接続の接続抵抗を一定値以下とすることを特徴とす
る。
【0037】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することが出来る。
【0038】上記したように、偏光板の構成層の少なく
とも1層のシート抵抗及び接続抵抗の達成すべき値は、
ガイドラインにより異なる。実施例中で詳述するが、1
層のシート抵抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/
□以下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイ
ドラインのELEF、VLEFの双方を達成することが
できる。
【0039】また、それぞれ2×103 Ω/□以下、1
×106 Ω以下とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω
/□以下、4×103 Ω以下とした場合には、MPR−
2ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成する
ことができる。
【0040】あるいは、それぞれ5×104 Ω/□以
下、4×103 Ω以下とした場合にはTCOガイドライ
ンのELEFを達成することができる。
【0041】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
透明基板の表面に偏光板を有し、前記2枚の透明基板の
うちの裏面側の基板の表面側の表示領域外の領域に接続
用電極を有し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層が
導電性を有し、該導電層のシート抵抗を一定値以下と
し、前記偏光板の導電性を有する層の前面に、反射防止
機能を有する絶縁性の層が表示領域外の少なくとも一部
の領域を除いて全面に形成されており、前記反射防止機
能を有する絶縁性の層が形成されていない表示領域外の
少なくとも一部の領域と、前記接続用電極を、導電性を
有する接続材料により電気的に接続し、該電気的接続の
接続抵抗を一定値以下とすることを特徴とする。
【0042】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することができる。
【0043】上記と同様に、偏光板の構成層の少なくと
も1層のシート抵抗及び接続抵抗の達成すべき値は、ガ
イドラインにより異なる。実施例中で詳述するが、1層
のシート抵抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□
以下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイド
ラインのELEF、VLEFの双方を達成することがで
きる。
【0044】また、それぞれ2×103 Ω/□以下、1
×106 Ω以下とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω
/□以下、4×103 Ω以下とした場合には、MPR−
2ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成する
ことができる。
【0045】あるいは、それぞれ5×104 Ω/□以
下、4×103 Ω以下とした場合にはTCOガイドライ
ンのELEFを達成することが出来る。
【0046】さらに、本発明は、表面に偏光板を有し、
外部接続用端子を有する基板を有し、前記偏光板の構成
層の少なくとも1層がシート抵抗を一定値以下とし、前
記偏光板の導電性を有する層の前面に、反射防止機能を
有する絶縁性の層が表示領域外の少なくとも一部の領域
を除いて全面に形成されており、前記反射防止機能を有
する絶縁性の層が形成されていない表示領域外の少なく
とも一部の領域と、前記外部接続用端子を、導電性を有
する接続材料により電気的に接続し、該電気的接続の接
続抵抗を一定値以下とすることを特徴とする。
【0047】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することが出来る。
【0048】上記と同様に、偏光板の構成層の少なくと
も1層のシート抵抗及び接続抵抗の達成すべき値は、ガ
イドラインにより異なる。実施例中で詳述するが、1層
のシート抵抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□
以下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイド
ラインのELEF、VLEFの双方を達成することがで
きる。
【0049】また、それぞれ2×103 Ω/□以下、1
×106 Ω以下とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω
/□以下、4×103 Ω以下とした場合には、MPR−
2ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成する
ことができる。
【0050】あるいは、それぞれ5×104 Ω/□以
下、4×103 Ω以下とした場合にはTCOガイドライ
ンのELEFを達成することができる。
【0051】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
表面に導電層を有し、該導電層のシート抵抗を一定値以
下とし、該導電層上の表示領域には偏光板を有し、前記
導電性を有する層と表示領域外に形成された金属性のフ
レームを、導電性を有する接続材料により電気的に接続
し、該接続の接続抵抗を一定値以下とすることを特徴と
する。
【0052】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することができる。
【0053】同様に、透明基板表面の導電層のシート抵
抗及び接続抵抗の達成すべき値は、ガイドラインにより
異なる。実施例中で詳述するが、透明基板表面の導電層
のシート抵抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□
以下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイド
ラインのELEF、VLEFの双方を達成することがで
きる。
【0054】また、それぞれ2×103 Ω/□以下、1
×106 Ω以下とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω
/□以下、4×103 Ω以下とした場合には、MPR−
2ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成する
ことができる。
【0055】あるいは、それぞれ5×104 Ω/□以
下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイドラ
インのELEFを達成することができる。
【0056】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
表面に導電層を有し、該導電層のシート抵抗を一定値以
下とし、該導電層上の表示領域には偏光板を有し、前記
2枚の透明基板のうちの裏面側の基板の表面側の表示領
域外の領域に接続用電極を有し、前記導電層と前記接続
用電極は、導電性を有する接続材料により表示領域外で
電気的に接続し、該接続の接続抵抗を一定値以下とする
ことを特徴とする。
【0057】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することが出来る。
【0058】同様に、透明基板表面の導電層のシート抵
抗及び接続抵抗の達成すべき値は、ガイドラインにより
異なる。実施例中で詳述するが、透明基板表面の導電層
のシート抵抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□
以下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイド
ラインのELEF、VLEFの双方を達成することがで
きる。
【0059】また、それぞれ2×103 Ω/□以下、1
×106 Ω以下とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω
/□以下、4×103 Ω以下とした場合には、MPR−
2ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成する
ことができる。
【0060】あるいは、それぞれ5×104 Ω/□以
下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイドラ
インのELEFを達成することができる。
【0061】さらに、本発明は、液晶層を挟んだ2枚の
透明基板を有し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の
表面に導電層を有し、該導電層のシート抵抗を一定値以
下とし、外部接続用端子を有する基板を有し、該導電層
上の表示領域には偏光板を有し、前記導電層と前記外部
接続用端子は、導電性を有する接続材料により表示領域
外で電気的に接続し、該接続の接続抵抗を一定値以下と
することを特徴とする。
【0062】これにより、表面に偏光板を有する画像表
示装置で、不要幅射電界を各種ガイドラインの値を満足
するレベルまで低減することができる。
【0063】同様に、透明基板表面の導電層のシート抵
抗及び接続抵抗の達成すべき値は、ガイドラインにより
異なる。実施例中で詳述するが、透明基板表面の導電層
のシート抵抗及び接続抵抗をそれぞれ2×103 Ω/□
以下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイド
ラインのELEF、VLEFの双方を達成することがで
きる。
【0064】また、それぞれ2×103 Ω/□以下、1
×106 Ω以下とする、あるいはそれぞれ6×103 Ω
/□以下、4×103 Ω以下とした場合には、MPR−
2ガイドラインのELEF、VLEFの双方を達成する
ことができる。
【0065】あるいは、それぞれ5×104 Ω/□以
下、4×103 Ω以下とした場合には、TCOガイドラ
インのELEFを達成することができる。
【0066】さらに、上述の接続用電極の形成に関する
本発明は、液晶層を介した2枚の透明基板のうちの裏面
側の基板の表面側に信号を伝達する信号配線が形成され
た画像表示装置においては、該信号配線の端子部に形成
することで、工程上の増大なしに実現できる。
【0067】また、前記接続用電極は前記外部接続用端
子と前記信号配線と同層で形成された接続配線により電
気的に接続することで、工程上の増大なしに電気的接続
を実現できる。
【0068】さらに、上述の接続用電極の形成に関する
本発明は、液晶層を介した2枚の透明基板のうちの裏面
側の基板の表面側に映像信号配線及び走査信号配線が形
成され、前記映像信号配線と走査信号配線に囲まれたマ
トリックス状の各領域が前記画像表示装置の各画素を構
成した画像表示装置においては、前記映像信号配線もし
くは走査信号配線の端子部に外部接続用端子を形成する
ことで、工程上の増大なしに実現できる。
【0069】また、前記接続用電極は前記外部接続用端
子と前記映像信号配線もしくは走査信号配線と同層で形
成された接続配線により電気的に接続接続することで、
工程上の増大なしに電気的接続を実現できる。
【0070】さらに、本発明は、前記映像信号配線、走
査信号配線、接続配線は、前記端子部、接続用電極、外
部接続用端子以外の領域では絶縁性の保護膜で覆われて
いるため、導電層と接続用電極の電気的接続のさいに他
の電極との短絡が発生することを防止できる。
【0071】さらに、本発明は、上述の外部接続用端子
に直流電圧を印加することにより、表示面上の電位を一
定に維持できるため、漏洩電界の低減効果を実現でき
る。この場合の直流電圧には、むろんアース電位レベル
も含まれる。
【0072】さらに、本発明は、上述の外部接続用端子
に前記画像表示装置表面から放射される漏洩電界と逆位
相の成分を有する交流電圧を印加することにより、表示
面上に誘起される漏洩電界成分をキャンセルする効果を
持つため、漏洩電界の低減効果を実現できる。
【0073】さらに、前記導電性を有する層は、IT
O、SnO2 、In2 3 、Sb2 3 の少なくともい
ずれかを含むことにより実現できる。
【0074】さらに、前記導電性膜は、ITO、SnO
2 、In2 3 、Sb2 3 の少なくともいずれかを含
むことにより実現できる。
【0075】さらに、前記導電性膜は、導電性を有する
ビーズを分散したSiO2 膜によっても実現できる。こ
の場合、表面は反射防止効果を同時に実現することが出
来る。
【0076】さらに、前記導電層は、ITO、Sn
2 、In2 3 、Sb2 3 の少なくともいずれかを
含むことによって実現できる。
【0077】さらに、前記導電性を有する接続材料に
は、導電性ゴム部材を用いることができる。
【0078】この導電性ゴム部材は、導電性フィラーを
含有したシリコーンゴムの層を有する材料で実現でき
る。また、カーボンを含有したシリコーンゴムの層を有
する材料で実現できる。さらに、Au,Ag,Cu,C
o,Ni,Snのいずれか単体もしくは合金の微粒子を
含有する材料で実現できる。あるいは、金属箔を表面に
積層したゴムで実現できる。
【0079】さらに、前記導電性を有する接続材料に
は、金属箔を巻いたプラスチック部材を用いることが出
来る。
【0080】さらに、前記導電性を有する接続材料は、
Au,Ag,Cu,Co,Ni,Sn,Pbの少なくと
もいずれ単体もしくは合金を含有する、いわゆる金属ハ
ンダもしくは特にガラス面との接着を図る際には加えて
セラミックスを含有したいわゆる超音波ハンダにより実
現できる。
【0081】さらに、前記導電性を有する接続材料は、
Au,Ag,Cu,Co,Ni,Sn,Pbの少なくと
もいずれ単体もしくは合金を含有する樹脂で実現でき
る。代表例としては、いわゆる銀ペーストがあり、作業
時には液状であり、乾燥後には固体となるため、作業性
と導電性の両立が実現できる。
【0082】さらに、前記導電性を有する接続材料は、
金属配線を用いても実現できる。この金属配線は、A
u,Ag,Cu,Co,Ni,Sn,Pbの少なくとも
いずれかを含むハンダにより固定することができる。金
属配線としては、裸線、被覆線のいずれでもよい。
【0083】さらに、前記導電性を有する接続材料は、
金属箔テープを用いて実現できる。
【0084】さらに、前記導電性を有する層の前面に、
反射防止機能を有する絶縁性の層が表示領域外の少なく
とも一部の領域を除いて全面に形成されている偏光板
は、偏光層を有し、かつ最表面に導電性を有する層を形
成したシートと、絶縁性を有し、また反射防止機能を有
し、かつその一部に穴のあいた領域を有するシートを、
一体とすることにより、製造することができる。
【0085】また、該穴のあいた領域が前記偏光板の端
部の少なくとも一部の領域となるように、前記一部に穴
のあいた領域を有するシートもしくは前記特徴を有する
一体化された偏光板を切断することにより、偏光板端部
に導電性を有する層を露出させることが出来、この場合
接続抵抗を低減することができる。
【0086】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を液晶
表示装置に適用した実施例を参照して詳細に説明する。
【0087】〔実施例1〕図1は本発明の第1実施例を
説明する液晶表示装置の断面図であって、1は液晶表示
素子、2は液晶表示素子表面の偏光板、3は接続用のゴ
ム、4は金属フレーム、5は液晶表示素子裏面の偏光
板、6はバックライトユニット、7はプリント基板であ
る。
【0088】図2は液晶表示素子表面の偏光板の構造を
示す断面図であって、この偏光板は3層構造からなり、
2Aは偏光層、2Bは導電性を有する層、2Cは反射防
止層である。また、偏光板2とフレーム4および接続用
のゴム3の接続は、当該ゴム3の両面に形成された両面
粘着テープにより固定した。
【0089】導電性を有する層2Bはスパッタ法で形成
したITO膜である。また、この導電性を有する層2B
を保護し、経時変化に対する信頼性を向上するためIT
O層2Bの表面にSiO2 の薄膜を3層スパッタ法で積
層した。このスパッタ法で形成したSiO2 膜は、同時
に反射防止層2Cを兼ね、本実施例ではAR層(アンチ
リフレクション層)となる。
【0090】偏光板2の表面の帯電防止効果は、導電性
を有する層2Bのシート抵抗に依存する。液晶表示装置
は、陰極線管のように高電圧の帯電の可能性は非常に少
ない。このため、実用上、1014Ω/□以下程度のシー
ト抵抗であれば、塵埃の付着は問題とならないことを確
認した。
【0091】スパッタ法で形成するITO膜2Bは非常
に低抵抗であるため、膜厚100nm程度の薄膜で1×
103 Ω/□以下のシート抵抗を容易に実現できる。本
実施例では、膜厚100nmで、5×102 Ω/□のシ
ート抵抗を実現した。これにより、本実施例では偏光板
を有する画像表示装置において帯電防止効果を実現でき
る。
【0092】〔実施例2〕本実施例では、実施例1の接
続用のゴム3として、導電性ゴムを用いた。したがっ
て、図1において、偏光板2の導電性を有する層2B
は、導電性ゴム3により金属フレーム4と電気的に接続
される。この導電性ゴムとしては、例えば東レダウシリ
コーン(株)製の商品名SE6770U等を用いること
ができる。
【0093】これにより、導電性を有する層2Bに帯電
した電荷は、導電性ゴム3を介してフレーム4へと逃げ
ることになる。したがって、実施例1より帯電防止効果
が増大する。
【0094】〔実施例3〕本発明における主要な目的の
一つは、偏光板を有する画像表示装置における漏洩電界
(EMI)の低減を実現することである。偏光板を有す
る画像表示装置において、表示面以外からの漏洩電界
は、図3に示すようにして低減できる。
【0095】図3は液晶表示装置の漏洩電界低減のため
の構造を説明する断面図であって、、4は金属性の匡体
(図1の金属フレームに相当)、8は画像表示装置の表
示領域、9はモニタ回路である。通常、外観品質(見栄
え)の向上の為、金属性の匡体4は、その外側をさらに
プラスチック製の化粧ケースにより覆われるが、表示面
以外からの漏洩電界の低減自体は、金属性の匡体4をア
ース電位に落とすことで得られる。
【0096】一方、表示面からの漏洩電界の低減は、表
示面を露呈する必要から上記したような不透明な金属性
の匡体4で覆うという手法は採用できない。
【0097】したがって、表示面からの漏洩電界の低減
は、いわゆる透明導電体により導電層を形成し、かつこ
の導電層を電気的に一定電位とする、もしくは漏洩電界
をキャンセルする位相の交流電圧を印加することにより
行う必要がある。
【0098】そこで、本実施例では、実施例2と同一の
構成を用いて表示面からの漏洩電界低減を行うようにし
た。
【0099】漏洩電界低減に要求されるレベルとして
は、複数のガイドラインが示されている。特に、代表的
なものとしては、MPR−2(Staten Mato
chProvrad:スウェーデン国立計量・試験評議
会ガイドライン)、及びTCO(Tjanslemen
nens Central Organisatio
n:スウェーデン労働団体のガイドライン)が知られて
いる。そこで、これらのガイドラインを達成すること
が、特に画像表示装置使用者の健康安全上の観点から必
要となっている。
【0100】表1に、MPR−2、およびTCOガイド
ラインを示す。
【0101】
【表1】
【0102】表1において、BAND−1はELEF
(Extremely Low Frequency
Electric Field)と称し、5Hz〜2k
Hzでのガイドラインである。また、BAND−2はV
LEF(Very Low Frequency El
ectric Field)と称し、2kHz〜400
kHzでのガイドラインである。また、測定位置はMP
R−2とTCOとで若干異なるが、漏洩電磁界強度は距
離と共に低下することを考えれば、いずれのガイドライ
ンでも30cmでの測定位置でガイドラインを満たすこ
とが望ましい。
【0103】次に、これらのガイドラインを満たす為に
は、それを達成できる構成と、スペックを明らかにする
ことが必須である。
【0104】そこで、本発明者らは、このスペックを明
らかにするため、以下の実験を行った。
【0105】図4は漏洩電磁界強度を測定するための実
験系の構成図であって、100は液晶表示装置、101
は電界測定器、102は信号発生器である。
【0106】液晶表示装置100の前面30cmの位置
に、電界測定器101を設置し、液晶表示装置100に
信号発生器102より駆動信号を入力した。通常、液晶
表示装置100はバックライトからの透過光により表示
像を得る。このため、バックライトに電力を供給するイ
ンバータ回路が内蔵されており、このインバータ回路か
らの漏洩電界は大きな問題となる。しかし、このインバ
ータ回路は表示面と分離して配置されるため、前記図3
で説明した金属板(金属フレーム)による遮閉等の手段
で漏洩電界対策を施すことができる。したがって、表示
面からの漏洩電界対策とは切り離して考えることができ
る。
【0107】本発明の目的は、表示面からの漏洩電界を
抑制することにあるので、一連の実験においては、イン
バータをOFFの状態で実施した。
【0108】図5は図4に示した実験系で用いた液晶表
示装置の断面図である。液晶表示素子1上に直接導電層
104を形成した。導電層104はITO膜をスパッタ
法で形成した。その上に、1cm四方の領域を除き、S
iO2 膜105を500nm厚に形成した。導電層10
4と金属フレーム4は、抵抗素子107を介して電気的
に接続した。フレーム4と液晶表示素子1の機械的接続
は、絶縁スペーサ106の両面に形成した両面粘着テー
プで行った。導電層のシート抵抗はITO膜の膜厚を変
化したサンプルを準備することにより、依存性を評価し
た。
【0109】また、導電層と定電位面の接続抵抗の影響
は、抵抗素子107の抵抗値を変化させることにより評
価した。液晶表示素子1としては、いわゆる横電界方式
の液晶表示素子を用いた。これは以下の理由による。
【0110】すなわち、本発明者らが既出願で開示して
いるように、いわゆる横電界方式の液晶表示素子は、偏
光板を用いた画像表示装置としては唯一例外的に、外部
からの静電気により表示像が容易に影響を受けるという
性質を有する。これは逆にいえば、液晶表示素子内部で
の動作により発生した電界が外部へ漏洩しやすいことを
意味する。したがって、偏光板を用いた画像表示装置に
おいて、漏洩電界が最も発生し易い素子であると考えら
れるからである。
【0111】また、いわゆる縦電界方式の液晶表示素子
は、表示面側の透明基板の液晶層側に、ストライプ状も
しくはベタ膜の形態で透明導電体膜が表示に関与する電
極として形成されている。したがって、縦電界方式の液
晶表示素子において、ストライプ状に透明導電膜が形成
された液晶表示素子では隣接する透明導電体膜に互いに
逆極性の電圧を印化することにより、またベタ膜に透明
導電膜が形成された液晶表示素子では一定電圧、可能で
あれば0Vの電圧を印化することにより、漏洩電界をキ
ャンセルできる、もしくは排除することができる。
【0112】したがって、いわゆる縦電界方式の液晶表
示素子では駆動上の工夫により漏洩電界低減の余地が存
在する。しかし、横電界方式の液晶表示素子では、前述
の様にその動作原理上、液晶層内で電極もしくは透明導
電体を全面に形成することが出来ない。したがって、い
わゆる縦電界方式の液晶表示素子に比べ画素内で電気的
にシールドできない領域が増大し、すなわち駆動上の工
夫による漏洩電界低減の余地が限られたものとなる。
【0113】この観点からも、いわゆる横電界方式の液
晶表示素子は、偏光板を用いた画像表示装置の、表示面
からの漏洩電界に関して、ワーストケースを想定するた
めのサンプルとみなすことが出来ると考えられるからで
ある。
【0114】本実験では、液晶表示素子1として、対角
サイズ13.3インチ、解像度XGAの13.3”スー
パーTFT液晶(商品名、商品コード:TX34D11VC0FAA
A)と同一構成の液晶表示素子用いた。ただし、表面に
は偏光板は貼合せず、前述のようにITO層、SiO2
層を順次積層した透明基板を表面側の基板として採用し
た。また、表示像としては、全面白、赤、緑、青、黒、
ドット市松、横ラインストライプ(白、黒)、縦ライン
ストライプ(白、黒)でそれぞれ表示を行い、観測され
る最大の漏洩電界値をそのサンプルの漏洩電界の観測値
とした。
【0115】図6、図7および図8に、その評価結果を
示す。
【0116】図6は導電層のシート抵抗が2×103 Ω
/□のサンプルでのVLEFとELEFの接続抵抗依存
性を示す特性図である。
【0117】同図から、シート抵抗が2×103 Ω/□
以下の場合には、接続抵抗が1×106 Ω以下であれば
MPR−2ガイドラインを満足できることが明らかにな
った。
【0118】図7は図6の接続抵抗が低い領域での評価
結果を拡大して示した特性図である。
【0119】同図から、シート抵抗が2×103 Ω/□
以下の場合には、接続抵抗が4×103 Ω以下であれば
TCOガイドラインを満足できることが明らかになっ
た。
【0120】図8は接続抵抗が4×103 Ωのサンプル
でのVLEFとELEFのシート抵抗依存性を示す特性
図である。
【0121】導電層のシート抵抗が6×103 Ω/□以
下の場合には、MPR−2ガイドラインを満足できるこ
とが明らかになった。また、導電層のシート抵抗が5×
104 Ω/□以下の場合には、TCOガイドラインのう
ちの、少なくともELEFを満足できることが明らかに
なった。
【0122】前記したように、偏光板を有する液晶表示
装置においては、横電界方式の液晶表示素子の場合に、
種々の対策を施してなお表示面から漏洩する漏洩電界量
が最大となると考えられる。そして、いわゆる横電界方
式の液晶表示素子を用いて、漏洩電界の量とシート抵
抗、接続抵抗の関係を系統的に調査した報告は、これま
で一切存在しない。したがって、上記図6〜図8で説明
した条件が、偏光板を有する画像表示装置において、表
示面からの漏洩電界をMPR−2ガイドラインもしくは
TCOガイドラインを満たすレベルに低減するために要
求される必須のレベルであるということがはじめて明ら
かになったと考えられる。
【0123】そこで、本発明では、上記結果を元に、導
電層のシート抵抗、及び導電層とフレームの接続抵抗を
適切化することにより漏洩電界の対策を行った。
【0124】すなわち、実施例3では、偏光板2として
実施例1と同様に図2に示すように3層構造からなる偏
光板を用いた。図2において、2Aは偏光層、2Bは導
電性を有する層、2Cは反射防止層である。そして、導
電性を有する層2Bとしてスパッタ法で膜厚100nm
のITO膜を形成し、1×103 Ω/□以下のシート抵
抗を実現した。また、反射防止層2Cとして、10nm
のSiO2 薄膜を形成した。
【0125】金属性の匡体(フレーム4)とは、実施例
2のように、導電性ゴム3により電気的接続を行った。
【0126】図9は導電性ゴムの構造例を説明する断面
図であって、10はゴム層、11は導電性フィラーであ
る。この導電性ゴム3としては、導電性フィラー11を
含有したゴム10を用いた。これにより、導電性を有す
る層2Bと金属性の匡体4(図1のフレーム4に相当)
との電気的接続抵抗を4×103 Ω以下とした。これに
より、TCO、MPR−2の両ガイドラインを達成する
ことができた。
【0127】〔実施例4〕図10は導電性ゴムの他の構
造例を説明する断面図であって、10はゴム層、11A
は導電性フィラーとしてのカーボン粒子である。本実施
例では、実施例3の導電性ゴム3として、カーボン粒子
11Aを含有したゴムを用いた。これにより、実施例3
と同等の効果を実現できる。
【0128】〔実施例5〕図11は導電性ゴムの他の構
造例を説明する断面図であって、10はゴム層、11B
はCuの微粒子である。
【0129】本実施例では、実施例3の導電性ゴム3と
して、Cuの微粒子11Bを混入したゴム層10を用い
た。これにより、該導電性ゴムの抵抗値をさらに低減で
きた。また、Cuの微粒子の代わりに、Au,Au,C
u,Co,Ni,Snのいずれかの単体もしくは合金の
微粒子を混入しても同等の効果を奏することができる。
【0130】〔実施例6〕図12は導電性ゴムのさらに
他の構造例を説明する断面図であって、10はゴム層、
11Cは金属箔、11Dは両面テープである。
【0131】本実施例では、実施例3の導電性ゴム3と
して、金属箔11Cを表面に積層したゴム10を用い、
その両面に両面テープ11Dを貼り付けて用いる。これ
により、実施例3と同等の効果を実現できる。
【0132】〔実施例7〕図13は導電性ゴムのさらに
また他の構造例を説明する断面図であって、10はゴ
ム、11Aはカーボン粒子、11Cは金属箔、11Dは
両面テープである。
【0133】本実施例では、実施例3の導電性ゴム3と
して、金属箔11Cを表面に積層し、かつカーボン粒子
11Aを含有したゴム10を用いた。これにより、実施
例3と同等の効果を実現できる。
【0134】〔実施例8〕図14は本実施例の液晶表示
装置の要部断面図、図15はその平面模式図である。
【0135】本実施例では、実施例3の導電性ゴムの代
わりに、ハンダ14により導電性を有する層2Bと金属
性の匡体4(図1のフレーム4に相当)との電気的接続
を行った。
【0136】すなわち、金属性の匡体4の一部を偏光板
2側に折曲げ、該匡体4と偏光板2をハンダ14により
接続した。これにより、導電性ゴムを用いた場合に比
べ、さらに接続抵抗の低減が実現し、漏洩電界のレベル
の一層の低減を実現できる。
【0137】また、本実施例で用いるハンダ材料として
は、Au,Ag,Cu,Co,Ni,Sn,Pbのいず
れかが含まれれているものであればよく、また超音波ハ
ンダ(セラソルザ)を用いてもよい。
【0138】〔実施例9〕図16は本実施例の液晶表示
装置の要部断面図であって、本実施例では実施例8のハ
ンダ14の代わりに銀ペースト15により導電性を有す
る層2Bと金属性の匡体4との電気的接続抵抗を行っ
た。銀ペースト15は、作業時には液状、完成時には固
体状となるため、作業性の向上が実現できる。
【0139】また、本実施例では樹脂中にAu,Ag,
Cu,Co,Ni,Sn,Pbのいずれかが含まれ、完
成時に固体となる材料であればいずれの材料を用いても
よい。
【0140】〔実施例10〕図17は本実施例の液晶表
示装置の要部断面図であって、本実施例では、実施例3
の導電性ゴムの代わりに、同図に示すように金属配線1
6により接続を行った。液晶表示素子1に偏光板2を張
った後、偏光板2の表面にハンダ14により金属配線1
6の一端を固定する。次いで、フレーム(金属性の匡
体)4と液晶表示素子1をスペーサ106を用いて一体
化する。最後に、フレーム4の側面の一部を内側に折曲
げ、金属配線16の他端と上記折曲げ部をハンダ14で
半田づけした。これにより、実施例3と同等の効果が実
現できる。
【0141】〔実施例11〕図18は本実施例の液晶表
示装置の要部断面図であって、本実施例では、実施例3
の導電性ゴムの代わりに、同図に示すように金属箔テー
プ17により接続を行った。液晶表示素子1に偏光板2
と偏光板5(裏面側の偏光板)を張り合せた後、偏光板
2の表面に金属箔テープ17の一部を両面粘着テープで
張る。
【0142】次に、あらかじめスペーサ106を張った
フレーム4と液晶表示素子1を一体化する。このとき、
金属箔テープ17の一端は、スペーサ106により偏光
板2に圧着される。
【0143】次いで、予めスペーサ18を形成したバッ
クライトユニット6をフレーム4と液晶表示素子1とに
組み合わせる。このとき、金属箔テープ17の他端はス
ペーサ18によりフレーム4と圧着される。これによ
り、偏光板2とフレーム4および金属箔テープ17が固
定され、実施例3と同等の効果が実現できる。
【0144】〔実施例12〕図19はフレームと液晶表
示素子の間に介在させる接続部材の一例を説明する断面
図であって、本実施例では、実施例3の導電性ゴムの代
わりに、同図に示すようにプラスチック21Aの表面に
金属箔21Bを積層したプラスチック部材21を用い
た。なお、図中の21Cは両面テープである。
【0145】図20は本実施例の液晶表示装置における
フレーム4と偏光板の固定法を示す平面透視図である。
【0146】ゴムスペーサ22の表面に形成した両面粘
着テープが固定の役目を果たす。金属箔を表面に積層し
たプラスチック部材21は、偏光板2の4隅に配置し
た。またこのとき、金属箔を表面に積層したプラスチッ
ク部材21の厚みはゴムスペーサ22と同じ、もしくは
薄いことが望ましい。
【0147】図21は本実施例の液晶表示装置における
フレーム4と偏光板の固定法の変形例を示す平面透視図
である。
【0148】同図に示すように、金属箔を表面に積層し
たプラスチック部材21自体にフレーム4と偏光板2の
固定の役割を担わせることもでき、この場合接触抵抗の
さらなる低減を実現できる。また、図19に示したよう
な金属箔を表面に積層したプラスチック部材21のプラ
スチック部材21Aとして発泡性プラスチックを用いて
もよい。この発泡性プラスチックを用いた場合、金属箔
を表面に積層したプラスチック部材21自体が弾力性を
有することとなり、フレーム4に変形が生じた際にもそ
れによく追随し、電気的接続を維持できるという効果を
奏することができる。
【0149】〔実施例13〕図22は本実施例の液晶表
示装置におけるフレーム4と偏光板の固定法を示す断面
図であって、1は液晶表示素子であり、1Aは上側基
板、1Bは液晶層、1Cはシール材、1Dは下側基板、
1Eは接続用電極である。また、2は偏光板(表面
側)、4はフレーム、5は偏光板(裏面側)、14はハ
ンダ、22はゴムスペーサである。
【0150】偏光板2は前記図2に示したように3層構
造からなり、2Aは偏光層、2Bは導電性を有する層、
2Cは反射防止層である。偏光板2の導電性を有する層
2Bは前記図22に示したようなハンダ14により下側
基板1D上に形成した接続用電極1Eと電気的に接続す
る。
【0151】図23は本実施例の液晶表示装置における
下側基板の構成を示す平面図であって、映像信号線40
と走査信号線41がマトリクス状に形成され、該マトリ
ックス状の領域各々が画像表示装置の画素を形成する。
また、映像信号線40と走査信号線41は、絶縁層42
により電気的に分離されている。
【0152】また、映像信号線40と走査信号線41
は、映像信号線端子部40B及び走査信号線端子部41
Bでそれぞれ図示しない映像信号駆動回路、及び走査信
号駆動回路へ接続される。
【0153】接続用電極1Eは映像信号線40と同層に
形成され、同じく映像信号線40と同層に形成された接
続用配線44により、映像信号線端子部40Bの外部に
近接して形成された外部接続用端子43と電気的に接続
される。外部接続用端子43は映像信号線端子部と映像
信号駆動回路との接続と同時に、アース電位へと接続さ
れる。これにより、実施例3と同様の効果を奏すること
ができる。
【0154】〔実施例14〕本実施例では、接続用電極
1Eと接続用配線44および外部接続用端子43を走査
信号線41と同層に形成した点で実施例13と異なる。
これにより、実施例13と同様の効果を奏することがで
きる。
【0155】〔実施例15〕図24は本実施例の接続用
電極部の要部構造を説明する断面図である。本実施例と
実施例13の違いは、本実施例では映像信号線40及び
走査信号線41を覆ってSiNで保護膜45を形成し、
かつ下側基板1Dの映像信号線端子部と反対側の領域に
形成した接続用電極1E上では保護膜を除去した点にあ
る。
【0156】これにより、本実施例では接続用電極と導
電性を有する層との接続時に、映像信号線もしくは走査
信号線との間に短絡が生じるのを防ぐことができる。
【0157】〔実施例16〕図25は本実施例の接続用
電極部の要部構造を説明する断面図である。本実施例で
は、実施例15の接続用電極1Eの露出する領域を、I
TO46で形成した。これにより、接続用電極1Eの信
頼性を向上することができる。
【0158】〔実施例17〕図26は本実施例の接続用
電極部の構造を説明する模式平面図である。本実施例と
前記実施例13との違いは、接続用電極1Eが下側基板
1Dの4隅のいずれかの領域に形成され、かつ接続用電
極1Eが外部接続用端子43と一体に形成されている点
である。
【0159】この構成により、接続用配線が不要とな
り、映像信号線40もしくは走査信号線41との交差領
域が無くなる為、該領域での短絡に起因する不良を解消
することができる。
【0160】〔実施例18〕図27は本実施例の液晶表
示装置の構成を説明する断面図であって、1は液晶表示
素子、2は偏光板(表面側)、4はフレーム、22はゴ
ムスペーサである。また、47は導電性膜であり、少な
くとも表示領域の全面を覆って形成される。この導電性
膜47がフレーム4と重なることにより、導電性膜47
は実施例1における偏光板2中の導電層2Bと導電性を
有する接続材料の双方の役目を兼用する。
【0161】本実施例の液晶表示装置の製造では、導電
性溶液を偏光板2及びフレーム4上にコートし、その後
70°Cで24時間放置することにより、ゾルゲル反応
によりSiO2 薄膜を形成した。
【0162】通常完全なSiO2 を形成するためにはよ
り高温の温度を用いるが、敢えて70°C程度の低温を
用いることで、形成後のSiO2 薄膜中には多量の未反
応のアルコキシル基が残留するため、これにより1010
Ω/口程度の導電性が実現され、帯電防止効果効果を奏
することができる。
【0163】また、原料となる混合溶液中にITO,S
nO2 ,In2 3 ,Sb2 3 のいずれかの微粒子を
混入させた場合には、形成される導電性膜47の抵抗値
をより低減できるため、帯電防止効果の一層の向上を実
現できる。
【0164】さらに、原料となる混合溶液中にSiO2
の微粒子を混入させた場合には、形成される導電性膜4
7はSiO2 微粒子がSiO2 膜中に固定された形とな
る。この場合、SiO2 微粒子は散乱体として働くた
め、いわゆるアンチグレア効果を得ることができる。
【0165】〔実施例19〕本実施例では、実施例18
の導電性膜47として、SiO2 微粒子を分散したIT
O膜をゾルゲル法にて形成した。これにより、実施例1
8に比べシート抵抗をより低減することができ、EMI
対策に効果を奏することができる。
【0166】また、ITO膜の代わりに、SnO2 膜や
In2 3 膜を形成しても同様の効果を奏することがで
きる。
【0167】〔実施例20〕図28は本実施例による液
晶表示装置の構成を説明する要部断面図であって、1は
液晶表示素子、1Aは上側基板、1Bは液晶層、1Cは
シール材、1Dは下側基板、1Eは接続用電極である。
【0168】なお、接続用電極1Eに関する構成は実施
例13と同様であり、また、2は偏光板、22はゴムス
ペーサ、4はフレーム、47は実施例18と同様の導電
性膜である。
【0169】本実施例は、実施例18と異なり、導電性
膜47が下側基板1D上に形成した接続用電極1Eを覆
って形成されている。これにより、導電性膜47を前記
実施例18のようにフレーム4上に形成する必要が無く
なるため、実施例18に比べ外観品質を向上することが
できる。
【0170】〔実施例21〕本実施例では、前記実施例
1で用いた図2に示す3層構造よりなる偏光板の導電性
を有する層2Bの保護を目的に反射防止層2Cを兼ねて
絶縁体であるSiO2 膜が形成されている。したがっ
て、導電性を有する層2Bと金属フレーム4の電気的接
続はこの絶縁体であるSiO膜を介して行うことになる
ため、接続抵抗の値が大きくなるという欠点がある。
【0171】実施例3で既述したように、EMIを低減
するためには接続抵抗を極力低減することが望ましい。
そこで、本実施例では、電気的接続を行うための一部の
領域において反射防止層2Cが除去された構造の偏光板
を用いた。
【0172】図29は本実施例で用いる偏光板を斜め方
向より見た概念図であって、2Aは偏光層、2Bは導電
性を有する層であり、全面に形成されている。一方、反
射防止層2Cは一部の領域において形成されていない。
【0173】図30は本実施例における偏光板の実装状
態を示す断面図であって、1は液晶表示素子、2は偏光
板(表面側)、5は偏光板(裏面側)、4は金属性フレ
ーム、48は導電性接続材料である。
【0174】この実施例では偏光板2中の導電性を有す
る層2Bが露出した領域で導電性接続材料48により金
属性フレーム4と導電性を有する層2Bの電気的接続を
行う。
【0175】図31は本実施例における偏光板の実装状
態を示す平面図であって、表示領域外で導電性接続材料
48により電気的接続が図られると共に、クッションゴ
ム49の両面に形成された両面粘着テープにより偏光板
2とフレーム4を粘着し、機械的接続強度を達成する。
これにより、実施例1の場合に比べ、EMI低減効果を
向上することができる。
【0176】図32は本実施例で用いた構造の偏光板の
製造手順の一例の説明図である。
【0177】すなわち、先ず、(a)偏光層2A上に導
電性を有する層2Cを形成する。これは、例えばITO
膜をスパッタすることにより形成することができるが、
コーティング法で透明導電体膜を形成してもよい。
【0178】次に、(b)反射防止層2Cとなるシー
ト、例えばTAGフィルムにAG処理を施し、その少な
くとも1箇所に穴をあける。
【0179】そして、(c)上記(a)および(b)で
作成したシートを張り合わせて偏光板シートを構成す
る。これにより、反射防止層2Cに穴のあいた領域では
導電性を有する層が露出する形となる。
【0180】(d)穴のあいた領域にかかる様に、上記
(c)の偏光板シートを切断し、偏光板完成する。
(d)に完成した偏光板を示す。
【0181】このように構成された偏光板を用いること
で、本実施例の構造をもつ液晶表示装置を実現できる。
なお、図32において、偏光層上に導電性を有する層を
形成した後、マスクスパッタでSiO2 膜をスパッタす
ることにより、SiO2 膜が形成されてない領域を有す
る偏光板を構成してもよい。
【0182】導電性導電性接続材料48としては、前記
実施例3で説明した導電性フィラーを含有したゴム、前
記実施例4と同様にカーボンを含有したゴム、前記実施
例5と同様にAu,Ag,Cu,Co,Ni,Snのい
ずれかの単体もしくは合金の微粒子を混入したゴム、前
記実施例6と同様に金属箔を表面に積層したゴム、前記
実施例7と同様に金属箔を表面に積層し、かつカーボン
を含有したゴムを用いることもできる。
【0183】また、前記実施例8と同様にAu,Ag,
Cu,Co,Ni,Sn,Pbのいずれかが含まれれる
ハンダ、超音波ハンダ(セラソルザ)、前記実施例9と
同様に銀ペーストを用いても良い。なお、この銀ペース
トの代わりに樹脂中にAu,Ag,Cu,Co,Ni,
Sn,Pbのいずれかが含まれ、完成時に固体となる材
料を用いてもよい。
【0184】さらに、前記実施例10と同様に金属配線
16、前記実施例11と同様に金属箔テープ17、前記
実施例13と同様に金属箔を表面に積層したプラスチッ
ク部材21を用いてもよい。
【0185】〔実施例22〕本実施例と実施例21の違
いは、導電性を有する層2bと、実施例13で示した接
続用電極1Eの間で電気的接続を行ったことである。こ
れにより、実施例21と同様の効果を奏することができ
る。
【0186】〔実施例23〕図33は本実施例の液晶表
示装置における偏光板の電気的接続状態を説明する要部
断面図、図34はその平面図であって、本実施例と前記
実施例21の違いは、導電性を有する層2Bに対して電
気的接続を行うようにした点である。
【0187】図34と図35において、液晶表示素子1
に制御信号を供給するPCB(プリント基板)7上に外
部接続用端子43が形成されており、導電性を有する層
2Bと外部接続用端子43間で接続材料としての被覆さ
れた金属配線16により電気的接続を行ったものであ
る。
【0188】すなわち、金属配線16の両端をそれぞれ
導電性を有する層2Bと外部接続用端子43にハンダ1
4を用いて接続した。外部接続用端子43は、プリント
基板7の接地(GND)電位に接続した。これによりプ
リント基板7がフレーム4とハンダで固定する際に、プ
リント基板7の接地電位を通してフレーム電位に接続し
た。これにより、実施例21と同様の効果を奏すること
ができる。
【0189】〔実施例24〕図35は本実施例の液晶表
示装置を説明する断面図であって、1は液晶表示素子で
あり、1Aは上側基板、1Bは液晶層、1Cはシール
材、1Dは下側基板である。また、2は偏光板(表面
側)、4はフレーム、5は偏光板(裏面側)、22はゴ
ムスペーサ、47は導電性膜である。この導電性膜47
は、少なくとも表示領域の全面を覆って上側基板1A上
に直接形成される。
【0190】本実施例では,導電性膜47としてスパッ
タ法でITO膜を50nmの膜厚に成膜した。上側基板
1Aとしてはカラーフィルタ基板(CF基板)であるこ
とが望ましい。TFT基板側には画素電極あるいは端子
部の電極としてITOが形成されている。したがって、
TFT基板の製造工程中にITO膜のエッチング工程が
入るため、TFT基板を上側基板とするためには、TF
T基板製作工程の完了後に導電性膜47としてのITO
膜をスパッタする必要がある。
【0191】一般に、スパッタ装置では、ステージ上に
基板を乗せ、該基板上へ膜を形成する構造を有する。し
たがって、TFT基板の製造工程の完了後に導電性膜4
7としてのITO膜をスパッタする場合、ステージ面に
TFT素子側を向けて乗せる必要があり、この場合、搬
送時及び成膜時の静電気によりTFT素子が破壊される
危険があり、歩留りの低下をもたらすこととなる。
【0192】一方、TN方式のTFT液晶パネルではCF
基板の液晶層側には共通電極としてITO膜があるが、
このITO膜は全面べたで良いため、エッチング工程は
必要無い。一方、横電界方式のTFT液晶パネルでは、
CF基板の液晶層側にはその動作原理上ITO膜は不要
である。したがって、いずれの場合もITOのエッチン
グ工程は不要であるため、CF基板にCFを形成する前
の段階で導電性膜47としてのITO膜を形成すること
ができる。このため、導電性膜47としてのITO膜
は、何も形成されていないガラス基板に直接スパッタ法
で形成できる。
【0193】したがって、導電性膜47の形成による歩
留りへの影響は皆無とできる。なお、導電性膜47は、
前記図19に示す金属箔を表面に積層したプラスチック
部材21を用いて金属性フレーム4と電気的に接続し
た。
【0194】図36は本実施例の液晶表示装置を説明す
る平面図である。液晶表示素子1とフレーム4の機械的
接続は、ゴムスペーサ22の両面に形成した両面粘着テ
ープにより行った。偏光板2は、表示領域より大きく、
フレーム境界より小さい。この理由の一つは偏光板が傷
ついた際にこれを剥がし、新しい偏光板を貼る、いわゆ
る偏光板再生作業を容易にし、歩留りを向上するためで
あり、もう一つはフレーム4に隠れる導電性膜47が露
出した領域で導電性膜47とフレーム4の電気的接続を
行うことにより、接続抵抗を低減するためである。
【0195】金属箔を表面に積層したプラスチック部材
21は1個であってもEMI対策に必要な接続抵抗の値
を満足できるが、長期的信頼性、及び冗長性を考慮した
場合には2つ以上であることが望ましい。
【0196】また、導電性膜47の面内で、金属箔を表
面に積層したプラスチック部材21による接続抵抗も含
めた、フレーム4と導電性膜47間の抵抗値をできるだ
け等価にすることが望ましい。また、フレーム4と液晶
表示素子1の機械的接続強度の信頼性の観点から、金属
箔を表面に積層したプラスチック部材21は対称に配置
される事が望ましい。
【0197】そこで本実施例では、金属箔を表面に積層
したプラスチック部材21を、画面の短編側に各2個ず
つ、合計4個配置した。これにより、前記実施例4と同
様のEMI低減効果を実現した。
【0198】本実施例では、導電性膜47としてITO
膜を用いたが、ITO,SnO2 ,In2 3 ,Sb2
3 の少なくともいずれかを含む透明導電対を用いても
よい。
【0199】金属箔を表面に積層したプラスチック部材
21の個数は、1個以上であればよい。導電性膜70と
フレーム4の電気的接続には、金属箔を表面に積層した
プラスチック部材21の代わりに、実施例3のように導
電性フィラーを含有したゴムを用いても良い。また、前
記実施例4と同様にカーボンを含有したゴムを用いても
良く、前記実施例5と同様にAu,Ag,Cu,Co,
Ni,Snのいずれかの単体もしくは合金の微粒子を混
入したゴムを用いても良い。
【0200】さらに、前記実施例6と同様に金属箔を表
面に積層したゴム、前記実施例7と同様に金属箔を表面
に積層し、かつカーボンを含有したゴム、前記実施例8
と同様にAu,Ag,Cu,Co,Ni,Sn,Pbの
いずれかが含まれれるハンダ、また、超音波ハンダ(セ
ラソルザ)や、前記実施例9と同様の銀ペーストを用い
ても良い。なお、銀ペーストの代わりに樹脂中にAu,
Ag,Cu,Co,Ni,Sn,Pbのいずれかが含ま
れ、完成時に固体となる材料を用いてもよい。さらに、
前記実施例10と同様の金属配線17や前記実施例11
と同様の金属箔テープ19を用いて接続しても良い。
【0201】〔実施例25〕図37は本実施例の液晶表
示装置を説明する図36に相当する平面図であって、本
実施例では、ゴムスペーサ22を全周に形成し、金属箔
を表面に積層したプラスチック部材21をゴムスペーサ
22と交差しないように形成することで、液晶表示素子
1とフレーム4の機械的接続強度を増大することができ
る。
【0202】〔実施例26〕図38は本実施例の液晶表
示装置を説明する図36に相当する平面図であって、本
実施例では、金属箔を表面に積層したプラスチック部材
21にゴムスペーサ22の役割を兼用させることによ
り、接触抵抗のさらなる低減を実現できる。
【0203】〔実施例27〕図39は本実施例の液晶表
示装置を説明する前記実施例8を説明する図14および
前記実施例9を説明する図16に相当する平面図であっ
て、本実施例と前記実施例8および実施例9との違い
は、フレーム4と導電性膜47とで電気的接続を行った
ことである。本実施例では、実施例8および実施例9よ
りも接触抵抗のさらなる低減を実現できる。
【0204】〔実施例28〕図40は本実施例の液晶表
示装置を説明する前記実施例10の図17に相当する要
部断面図であって、本実施例と前記実施例10の違いは
金属配線16の一端を導電性膜47と電気的に接続した
ことである。これにより、実施例10よりも接触抵抗の
さらなる低減を実現できる。
【0205】〔実施例29〕図41は本実施例の液晶表
示装置を説明する前記実施例11の図18に相当する要
部断面図であって、本実施例と実施例11の違いは、金
属箔テープ17の一端を導電性膜47と電気的に接続し
たことである。これにより、実施例11よりも接触抵抗
のさらなる低減を実現できる。
【0206】〔実施例30〕図42は本実施例の液晶表
示装置を説明する要部断面図であって、本実施例と前記
実施例24の違いは、導電性膜47と前記実施例13で
示した接続用電極1Eの間で電気的接続を行ったことで
ある。
【0207】本実施例では、超音波ハンダ19により直
接導電性膜47と接続用電極1Eを接続した。これは、
導電性膜47と接続用電極1Eのいずれもガラス基板上
に形成されているため、ガラスハンダ付け用の超音波ハ
ンダ(セラソルダ)による接続が接続の信頼性が高く、
かつ作業を簡便化できるため生産コストの削減ができる
ためである。
【0208】また、このハンダ作業時に、誤って下側基
板1D上の他の信号配線を短絡する危険があるが、これ
は前記実施例15と同様の構成を用いることで防止でき
る。これにより、前記実施例24と同様の効果を奏する
ことができる。
【0209】〔実施例31〕図43は本実施例の液晶表
示装置の電気的接続の方法を示す要部断面図、図44は
その平面図である。
【0210】本実施例では、映像信号駆動回路201
(図45で後述)に制御信号を供給するプリント基板7
上に外部接続用端子43が形成されており、導電性膜4
7と外部接続用端子43との間で接続材料により電気的
接続を行った。
【0211】この接続材料としては被覆された金属配線
16を用い、その一端は導電性膜47に超音波ハンダ1
9で接続し、もう一端は外部接続用端子43に金属ハン
ダ14によりハンダ付けした。外部接続用端子43はプ
リント基板7の接地電位に接続した。
【0212】これにより、プリント基板7がフレーム4
とハンダで固定する際に、プリント基板7の接地電位を
通してフレーム電位に接続され、前記実施例25と同様
の効果を奏することができる。
【0213】〔実施例32〕図45は液晶表示素子を駆
動するための信号系の概略説明図である。
【0214】同図において、液晶表示素子1はその外囲
器として透明基板1Aと透明基板1Bとを備え、それら
の間に液晶層を介在させている。そして、いわゆる下側
基板となる透明基板1Bの液晶層側の面には、図中x方
向に延在しかつy方向に並設された走査信号線41が形
成されている。MATA、走査信号線41と絶縁されて
y方向に延在しかつx方向に並設された映像信号線40
が形成されている。
【0215】上側基板となる透明基板1Aの液晶層側に
は、基準電極53としてITO膜が形成されており、ま
た表示面側の表面にも実施例24と同様に導電性膜47
としてITO膜が形成されている。
【0216】映像信号駆動回路201に制御信号を供給
するプリント基板300上に、外部接続用端子43が形
成されており、導電性膜47と外部接続用端子43との
間で、実施例23と同様に接続材料により電気的接続が
行われる。
【0217】外部接続用端子43には液晶駆動電源回路
203より電圧を供給する。走査信号線41と映像信号
線40とで囲まれた矩形状の領域は画素領域となり、こ
れら各画素領域がマトリックス状に配列されて表示部が
構成されるようになっている。
【0218】そして、液晶表示素子1には、その外部回
路として垂直走査回路200および映像信号駆動回路2
01が備えられ、該垂直走査回路200によって前記走
査信号線41のそれぞれに順次走査信号(電圧)を供給
され、そのタイミングに合わせて映像信号駆動回路20
1は映像信号線40に映像信号(電圧)を供給するよう
になっている。
【0219】なお、垂直走査回路200および映像信号
駆動回路201は、液晶駆動電源回路203から電源が
供給されていると共に、CPU204からの画像情報が
コントローラ205によってそれぞれ表示データ及び制
御信号に分けられて入力されるようになっている。
【0220】また,基準電極53に印加される電圧も液
晶駆動電源回路203から供給されるようになってい
る。この基準電極53に印加される電圧波形に交流波形
が印加される場合がある。このような駆動をコモン交流
駆動と称する。この場合、基準電極53からは交流電界
成分が放射されることとなる。
【0221】このとき、導電性膜47に直流電圧を供給
し、一定電位とすることで、EMI低減の効果を得るこ
とできる。
【0222】そしてさらに、導電性膜47に基準電極5
3に印加される交流波形とは逆位相の交流波形を印加す
ることにより、さらに低減効果を増大することができ
る。
【0223】図46は導電性膜に基準電極に印加される
交流波形とその逆位相の交流波を示す波形図である。
【0224】同図において、400は基準電極53に印
加される交流波形、401は導電性膜47に印加する基
準電極53に印加される交流波形と逆位相の交流波形を
示す。なお、図中の電圧は相対値である。
【0225】放出される漏洩電界は、交流波形400に
比例した電圧、および逆位相の交流波形401に比例し
た電圧の各々の総和に比例する。したがって、交流波形
400に対し逆位相の交流電圧である交流波形401を
導電性膜47に印加することにより、導電性膜47に直
流電圧を印加した場合に比べ、さらに漏洩電界の低減効
果を奏することができる。
【0226】また、交流波形401の振幅は、交流波形
400より小さいことが望ましい。これは、交流波形4
01の振幅が大きい場合、それ自体が新たな漏洩電界の
発生源となるためである。
【0227】本発明では、交流波形400と交流波形4
01の総合計による漏洩電界が最小となるようにするこ
とが目的であり、そのためには実用上交流波形401の
振幅が交流波形400の振幅に対し、4分の1から4分
の3であることが望ましい。
【0228】基準電極に印加される交流波型は液晶駆動
電源回路203により作り出される単調な交流波型であ
るため、導電性膜70に印加する逆位層の交流波形40
1は、液晶駆動電源回路203自体により容易に形成で
きる。したがって、格段のコスト上昇を招くこと無く、
漏洩電界の量をさらに低減することができる。
【0229】図47は本発明による液晶表示装置の具体
的な全体構成例を説明する展開斜視図である。
【0230】同図において、MDLは液晶表示装置、S
HDは金属製の上フレームである金属製のシールドケー
ス、WDは液晶表示モジュールの有効画面を画定する表
示窓、PNLは液晶パネル、PLは偏光板(表面側偏光
板、なお裏面側偏光板は図示を省略した)、PCB1は
ドレイン側回路基板、PCB2はゲート側回路基板、P
CB3はインターフェース回路基板、PRSはプリズム
シート、SPSは拡散シート、GLBは導光体、RFS
は反射シート、BLはバックライト、LPはバックライ
トBLのランプを構成する冷陰極蛍光灯、LSは反射シ
ート、GCはゴムブッシュ、LPCはランプケーブル、
MCAは導光体GLBを設置する開口MOを有する金属
製の下フレーム、JN1,2,3は回路基板間を接続す
るジョイナ、TCP1,2はテープキャリアパッケー
ジ、INS1,2,3は絶縁シート、GCはゴムクッシ
ョン、BATは両面粘着テープ、ILSは遮光スペーサ
である。
【0231】上記の各構成材は、金属製の上フレームS
HDと下フレームMCAの間に積層して挟持固定し、液
晶表示装置MDLを構成する。
【0232】液晶パネルPNLの上面には、前記各実施
例で説明した導電性偏光板が積層され、フレームを介し
て接地電位に接続され、あるいは一定レベルの直流電
圧、もしくは前記基準電極に印加される交流波形と逆位
相の交流波形が印加される。
【0233】また、液晶パネルPNLの裏面には裏面側
偏光板および導光体GLBに各種の光学シートを積層し
てなるバックライトBLが設置され、液晶表示パネルP
NLに形成された画像を照明して表示窓WDに表示す
る。
【0234】図48は本発明による液晶表示装置を実装
した電子機器の一例としてのラップトップ型パソコンの
斜視図である。
【0235】同図において、キーボード部を備える本体
にはCPUを有するホストコンピュータ部が搭載され、
この本体にヒンジを介して接続された表示部には前記し
た液晶パネルPNLを具備した液晶表示装置MDLが実
装されている。
【0236】本例では、片側実装されたドレインドライ
バ用周辺回路(PCB1)をヒンジ上方の表示部の上側
に配置できるため、コンパクトな実装が可能となる。
【0237】情報機器からの信号は、まず、同図の左側
のインターフェイス基板PCB3のほぼ中央に位置する
コネクタから表示制御集積回路素子(TCON)へ行
き、ここでデータ変換された表示データが、ドレインド
ライバ用周辺回路へ流れる。
【0238】以上本発明を種々の実施例に基づいて具体
的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更
可能であることは勿論である。
【0239】また、前記した各実施例は各種方式の液晶
表示装置に適用できることは勿論のこと、導電性を必要
とする種々の偏光板にも同様に適用できる。
【0240】また、実施例1から実施例32のいずれか
を組み合わせた場合も、すべて本発明の技術的範疇に含
む。
【0241】電気的接続の構成に関しては、本明細書中
で、偏光板中の導電性を有する層、表示面側の偏光板上
の導電性膜、表示面側の基板上に直接形成された導電性
膜のいずれか1つに記載されている接続方法を、偏光板
中の導電性を有する層、表示面側の偏光板上の導電性
膜、表示面側の基板上に直接形成された導電性膜のいず
れかに用いた場合も、すべて本発明の技術的範疇に含ま
れる。
【0242】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶表示装置の画面における静電気の帯電防止と共に漏
洩電磁波の輻射を各種ガイドライン以下に抑制した高画
質の液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明する液晶表示装置の
断面図である。
【図2】液晶表示素子表面の偏光板の構造を示す断面図
である。
【図3】液晶表示装置の第3実施例を説明する漏洩電界
低減のための構造を説明する断面図である。
【図4】漏洩電磁界強度を測定するための実験系の構成
図である。
【図5】図4に示した実験系で用いた液晶表示装置の断
面図である。
【図6】導電層のシート抵抗が2×103 Ω/□のサン
プルでのVLEFとELEFの接続抵抗依存性を示す特
性図である。
【図7】図6の接続抵抗が低い領域での評価結果を拡大
して示した特性図である。
【図8】接続抵抗が4×103 ΩのサンプルでのVLE
FとELEFのシート抵抗依存性を示す特性図である。
【図9】導電性ゴムの構造例を説明する断面図である。
【図10】導電性ゴムの他の構造例を説明する断面図で
ある。
【図11】導電性ゴムの他の構造例を説明する断面図で
ある。
【図12】導電性ゴムのさらに他の構造例を説明する断
面図である。
【図13】導電性ゴムのさらにまた他の構造例を説明す
る断面図である。
【図14】本発明の第8実施例の液晶表示装置の要部断
面図である。
【図15】図14の平面模式図である。
【図16】本発明の第9実施例の液晶表示装置の要部断
面図である。
【図17】本発明の第10実施例の液晶表示装置の要部
断面図である。
【図18】本発明の第11実施例の液晶表示装置の要部
断面図である。
【図19】本発明の第12実施例におけるフレームと液
晶表示素子の間に介在させる接続部材の一例を説明する
断面図である。
【図20】本発明の第12実施例の液晶表示装置におけ
るフレーム4と偏光板の固定法を示す平面透視図であ
る。
【図21】本発明の第12実施例の液晶表示装置におけ
るフレーム4と偏光板の固定法の変形例を示す平面透視
図である。
【図22】本発明の第13実施例の液晶表示装置におけ
るフレーム4と偏光板の固定法を示す断面図である。
【図23】本発明の第13実施例の液晶表示装置におけ
る下側基板の構成を示す平面図である。
【図24】本発明の第15実施例の液晶表示装置におけ
る接続用電極部の要部構造を説明する断面図である。
【図25】本発明の第16実施例の液晶表示装置におけ
る接続用電極部の要部構造を説明する断面図である。
【図26】本発明の第17実施例の液晶表示装置におけ
るの接続用電極部の構造を説明する模式平面図である。
【図27】本発明の第18実施例の液晶表示装置の構成
を説明する断面図である。
【図28】本発明の第20実施例の液晶表示装置の構成
を説明する要部断面図である。
【図29】本発明の第21実施例の液晶表示装置に用い
る偏光板を斜め方向より見た概念図である。
【図30】本発明の第21実施例の液晶表示装置に用い
る偏光板の実装状態を示す平面図である。
【図31】本発明の第21実施例の液晶表示装置に用い
る偏光板の実装状態を示す平面図である。
【図32】本発明の第21実施例の液晶表示装置に用い
る偏光板の製造手順の一例の説明図である。
【図33】本発明の第23実施例の液晶表示装置におけ
る偏光板の電気的接続状態を説明する要部断面図であ
る。
【図34】本発明の第23実施例の液晶表示装置におけ
る偏光板の電気的接続状態を説明する平面図である。
【図35】本発明の第24実施例の液晶表示装置を説明
する断面図である。
【図36】本発明の第24実施例の液晶表示装置を説明
する平面図である。
【図37】本発明の第25実施例の液晶表示装置を説明
する図36に相当する平面図である。
【図38】本発明の第26実施例の液晶表示装置を説明
する図36に相当する平面図である。
【図39】本発明の第27実施例の液晶表示装置を説明
する前記実施例8を説明する図14および前記実施例9
を説明する図16に相当する平面図である。
【図40】本発明の第28実施例の液晶表示装置を説明
する前記実施例10の図17に相当する要部断面図であ
る。
【図41】本発明の第29実施例の液晶表示装置を説明
する前記実施例11の図18に相当する要部断面図であ
る。
【図42】本発明の第30実施例の液晶表示装置を説明
する要部断面図である。
【図43】本発明の第31実施例の液晶表示装置の電気
的接続の方法を示す要部断面図である。
【図44】本発明の第31実施例の液晶表示装置の電気
的接続の方法を示す平面図である。
【図45】液晶表示素子を駆動するための信号系の概略
説明図である。
【図46】導電性膜に基準電極に印加される交流波形と
その逆位相の交流波を示す波形図である。
【図47】本発明による液晶表示装置の具体的な構成例
を説明する展開斜視図である。
【図48】本発明による液晶表示装置を用いた具体的な
機器例としてのラップトップ型パソコンの外観図であ
る。
【符号の説明】
1 液晶表示素子 2 液晶表示素子表面の偏光板 3 接続用のゴム 4 金属フレーム 5 液晶表示素子裏面の偏光板 6 バックライトユニット 7 プリント基板。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項76】前記導電性を有する接続材料が金属箔を
表面に巻いたプラスチックであることを特徴とする請求
項1〜13、29〜53に記載の画像表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三島 康之 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 森下 俊輔 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 岩崎 伸一 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 文倉 辰紀 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数の構成層からなる偏光板を有し、前記
    構成層の少なくとも1層をシート抵抗が2×103 Ω/
    □以下の導電性をもつ層で構成すると共に、前記導電性
    をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層を有
    し、前記導電性をもつ層と前記有効表示領域外に設置さ
    れた導電性フレームとを導電性を有する接続材料により
    前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなり、前記電
    気的接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを
    特徴とする画像表示装置。 【請求項2】複数の構成層からなる偏光板を有し、前記
    構成層の少なくとも1層をシート抵抗が2×103 Ω/
    □以下の導電性をもつ層で構成すると共に、前記導電性
    をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層を有
    し、前記導電性をもつ層と前記有効表示領域外に設置さ
    れた導電性フレームとを導電性を有する接続材料により
    前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなり、前記電
    気的接続の接続抵抗値が1×106 Ω以下であることを
    特徴とする画像表示装置。 【請求項3】複数の構成層からなる偏光板を有し、前記
    構成層の少なくとも1層をシート抵抗が6×103 Ω/
    □以下の導電性をもつ層で構成すると共に、前記導電性
    をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層を有
    し、前記導電性をもつ層と前記有効表示領域外に設置さ
    れた導電性フレームとを導電性を有する接続材料により
    前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなり、前記電
    気的接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを
    特徴とする画像表示装置。 【請求項4】複数の構成層からなる偏光板を有し、前記
    構成層の少なくとも1層をシート抵抗が5×104 Ω/
    □以下の導電性をもつ層で構成すると共に、前記導電性
    をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層を有
    し、前記導電性をもつ層と前記有効表示領域外に設置さ
    れた導電性フレームとを導電性を有する接続材料により
    前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなり、前記電
    気的接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを
    特徴とする画像表示装置。 【請求項5】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前
    記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に偏
    光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装置
    において、 前記液晶パネルを構成する前記2枚の透明基板のうちの
    裏面側の透明基板の表面側の有効表示領域外の領域に接
    続用電極を有し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層
    がシート抵抗で1014Ω/□以下の導電性をもち、前記
    導電性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層
    を有し、前記導電性をもつ層と前記接続用電極とを導電
    性を有する接続材料により前記絶縁性の層を介して電気
    的に接続してなることを特徴とする画像表示装置。 【請求項6】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前
    記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に偏
    光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装置
    において、 前記液晶パネルを構成する前記2枚の透明基板のうちの
    表面側の基板の表面側の有効表示領域外の領域に接続用
    電極を有し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシ
    ート抵抗で2×103 Ω/□以下の導電性を有し、前記
    導電性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層
    を有し、前記導電性をもつ層と前記接続用電極を導電性
    を有する接続材料により前記絶縁性の層を介して電気的
    に接続してなり、前記接続の接続抵抗値が4×103 Ω
    以下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項7】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前
    記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に偏
    光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装置
    において、 前記液晶パネルを構成する前記2枚の透明基板のうちの
    裏面側の基板の表面側の有効表示領域外の領域に接続用
    電極を有し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシ
    ート抵抗で2×103 Ω/□以下の導電性をもち、前記
    導電性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層
    を有し、前記導電性をもつ層と前記接続用電極を導電性
    を有する接続材料により前記絶縁性の層を介して電気的
    に接続してなり、前記接続の接続抵抗値が1×106 Ω
    以下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項8】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前
    記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に偏
    光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装置
    において、 前記液晶パネルを構成する前記2枚の透明基板のうちの
    裏面側の基板の表面側の有効表示領域外の領域に接続用
    電極を有し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシ
    ート抵抗で6×103 Ω/□以下の導電性をもち、前記
    導電性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層
    を有し、前記導電性をもつ層と前記接続用電極を導電性
    を有する接続材料により前記絶縁性の層を介して電気的
    に接続してなり、前記接続の接続抵抗値が4×103 Ω
    以下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項9】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前
    記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に偏
    光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装置
    において、 前記液晶パネルを構成する前記2枚の透明基板のうちの
    裏面側の基板の表面側の有効表示領域外の領域に接続用
    電極を有し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシ
    ート抵抗で5×104 Ω/□以下の導電性をもち、前記
    導電性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層
    を有し、前記導電性をもつ層と前記接続用電極を導電性
    を有する接続材料により前記絶縁性の層を介して電気的
    に接続してなり、前記接続の接続抵抗値が4×103 Ω
    以下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項10】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で1014Ω/□以下の
    導電性をもち、前記導電性をもつ層の上層に反射防止機
    能をもつ絶縁性の層を有し、前記導電性をもつ層と前記
    基板の外部接続用端子を導電性を有する接続材料により
    前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなることを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項11】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で2×103 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記導電性をもつ層の上層に反射防
    止機能をもつ絶縁性の層を有し、前記導電性をもつ層と
    前記基板の外部接続用端子を導電性を有する接続材料に
    より前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなり、前
    記接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項12】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で2×103 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記導電性をもつ層の上層に反射防
    止機能をもつ絶縁性の層を有し、前記導電性をもつ層と
    前記基板の外部接続用端子を導電性を有する接続材料に
    より前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなり、前
    記接続の接続抵抗値が1×106 Ω以下であることを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項13】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で6×103 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記導電性をもつ層の上層に反射防
    止機能をもつ絶縁性の層を有し、前記導電性をもつ層と
    前記基板の外部接続用端子を導電性を有する接続材料に
    より前記絶縁性の層を介して電気的に接続してなり、前
    記接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項14】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で5×104 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記導電性を有する層の上層に反射
    防止機能をもつ絶縁性の層を有し、前記導電性をもつ層
    と前記基板の外部接続用端子を、導電性を有する接続材
    料により前記絶縁性の層を介して電気的に接続してな
    り、前記接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下であるこ
    とを特徴とする画像表示装置。 【請求項15】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの有効表示領域を残
    して前記各構成材を一体的に固定する導電性フレームと
    を少なくとも具備する画像表示装置において、 前記偏光板の表面の前記有効表示領域を覆ってシート抵
    抗が1014Ω/□以下の導電性膜を有することを特徴と
    する画像表示装置。 【請求項16】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの有効表示領域を残
    して前記各構成材を一体的に固定する導電性フレームと
    を少なくとも具備する画像表示装置において、 前記偏光板の表面の前記有効表示領域を覆ってシート抵
    抗が1014Ω/□以下の導電性膜を有し、かつ前記導電
    性膜は前記導電性フレームを覆う領域を有することを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項17】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの有効表示領域を残
    して前記各構成材を一体的に固定する導電性フレームと
    を少なくとも具備する画像表示装置において、 前記偏光板の表面の前記有効表示領域を覆ってシート抵
    抗が2×103 Ω/□以下の導電性膜を有し、かつ前記
    導電性膜は前記導電性フレームを覆う領域を有すること
    を特徴とする画像表示装置。 【請求項18】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの有効表示領域を残
    して前記各構成材を一体的に固定する導電性フレームと
    を少なくとも具備する画像表示装置において、 前記偏光板の表面の前記有効表示領域を覆ってシート抵
    抗が6×103 Ω/□以下の導電性膜を有し、かつ前記
    導電性膜は前記導電性フレームを覆う領域を有すること
    を特徴とする画像表示装置。 【請求項19】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの有効表示領域を残
    して前記各構成材を一体的に固定する導電性フレームと
    を少なくとも具備する画像表示装置において、 前記偏光板の表面の前記有効表示領域を覆ってシート抵
    抗が5×104 Ω/□以下の導電性膜を有し、かつ前記
    導電性膜は前記導電性フレームを覆う領域を有すること
    を特徴とする画像表示装置。 【請求項20】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の表面側
    の有効表示領域外の領域に接続用電極を有し、前記偏光
    板の表面の前記有効表示領域を覆ってシート抵抗で10
    14Ω/□以下の導電性膜を有し、かつ前記導電性膜の一
    部が前記裏面側の透明基板に有する接続用電極を覆う領
    域を有することを特徴とする画像表示装置。 【請求項21】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の表面側
    の表示領域外の領域に接続用電極を有し、前記偏光板の
    表面に有効表示領域を覆ってシート抵抗で1014Ω/□
    以下の導電性膜を有し、前記導電性膜は前記裏面側の透
    明基板に有する接続用電極と導電性を有する材料により
    電気的に接続されるてなることを特徴とする画像表示装
    置。 【請求項22】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を有し、前記偏光板の表面
    に有効表示領域を覆ってシート抵抗で1014Ω/□以下
    の導電性膜を有し、前記導電性膜は前記基板に有する外
    部接続用端子と導電性を有する材料により電気的に接続
    されてなることを特徴とする画像表示装置。 【請求項23】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で1
    14Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電性を
    もつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層を前記有
    効表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面に形
    成されてなることを特徴とする画像表示装置。 【請求項24】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で1
    14Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電性を
    もつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前記有
    効表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面に形
    成されてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形
    成されていない表示領域外の少なくとも一部の領域と前
    記有効表示領域外に設置された前記導電性フレームを導
    電性を有する接続材料により電気的に接続してなること
    を特徴とする画像表示装置。 【請求項25】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で2
    ×103 Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電
    性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前
    記有効表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面
    に形成されてなり、前記反射防止機能を有する絶縁性の
    層が形成されていない前記有効表示領域外の少なくとも
    一部の領域と前記有効表示領域外に形成された前記導電
    性フレームを導電性を有する接続材料により電気的に接
    続し、前記電気的接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下
    であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項26】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で2
    ×103 Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電
    性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前
    記有効表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面
    に形成されてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層
    が形成されていない表示領域外の少なくとも一部の領域
    と前記有効表示領域外に形成された導電性フレームを導
    電性を有する接続材料により電気的に接続し、前記電気
    的接続の接続抵抗値が1×106Ω以下であることを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項27】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で6
    ×103 Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電
    性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前
    記有効表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面
    に形成されてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層
    が形成されていない表示領域外の少なくとも一部の領域
    と前記有効表示領域外に形成された前記導電性フレーム
    を導電性を有する接続材料により電気的に接続し、前記
    電気的接続の接続抵抗値が4×106 Ω以下であること
    を特徴とする画像表示装置。 【請求項28】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で5
    ×104 Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電
    性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前
    記有効表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面
    に形成されてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層
    が形成されていない前記有効表示領域外の少なくとも一
    部の領域と前記有効表示領域外に形成された前記導電性
    フレームを導電性を有する接続材料により電気的に接続
    し、前記電気的接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下で
    あることを特徴とする画像表示装置。 【請求項29】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 前記2枚の透明基板のうちの裏面側の基板の表面側の有
    効表示領域外の領域に接続用電極を有し、前記偏光板の
    構成層の少なくとも1層がシート抵抗で1014Ω/□以
    下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ層の上層
    に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前記有効表示領域外
    の少なくとも一部の領域を除いて全面に形成されてな
    り、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形成されてい
    ない前記有効表示領域外の少なくとも一部の領域と前記
    裏面側の透明基板に有する接続用電極を導電性を有する
    接続材料により電気的に接続してなることを特徴とする
    画像表示装置。 【請求項30】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の表面側
    の有効表示領域外の領域に接続用電極を有し、前記偏光
    板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で2×103
    Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ
    層の上面に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前記有効表
    示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面に形成さ
    れてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形成さ
    れていない前記有効表示領域外の少なくとも一部の領域
    と前記裏面側の透明基板に有する接続用電極を導電性を
    有する接続材料により電気的に接続し、前記電気的接続
    の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを特徴とす
    る画像表示装置。 【請求項31】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を有し、前記2枚の透明基板のうちの裏面側の基
    板の表面側の有効表示領域外の領域に接続用電極を有
    し、前記偏光板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗
    で2×103 Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の
    導電性をもつ層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層
    が前記有効表示領域外の少なくとも一部の領域を除いて
    全面に形成されてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性
    の層が形成されていない前記有効表示領域外の少なくと
    も一部の領域と前記裏面側の透明基板に有する接続用電
    極を導電性を有する接続材料により電気的に接続し、前
    記電気的接続の接続抵抗値が1×106 Ω以下であるこ
    とを特徴とする画像表示装置。 【請求項32】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の表面側
    の有効表示領域外の領域に接続用電極を有し、前記偏光
    板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で6×103
    Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ
    層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前記有効表
    示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面に形成さ
    れてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形成さ
    れていない前記有効表示領域外の少なくとも一部の領域
    と前記裏面側の透明基板に有する接続用電極を導電性を
    有する接続材料により電気的に接続し、前記電気的接続
    の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを特徴とす
    る画像表示装置。 【請求項33】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の表面側
    の有効表示領域外の領域に接続用電極を有し、前記偏光
    板の構成層の少なくとも1層がシート抵抗で5×104
    Ω/□以下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ
    層の上層に反射防止機能をもつ絶縁性の層が前記有効表
    示領域外の少なくとも一部の領域を除いて全面に形成さ
    れてなり、前記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形成さ
    れていない前記有効表示領域外の少なくとも一部の領域
    と前記裏面側の透明基板に有する接続用電極を導電性を
    有する接続材料により電気的に接続し、前記電気的接続
    の接続抵抗値が5×104 Ω以下であることを特徴とす
    る画像表示装置。 【請求項34】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で1014Ω/□以下の
    導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ層の上層に反
    射防止機能をもつ絶縁性の層が有効表示領域外の少なく
    とも一部の領域を除いて全面に形成されてなり、前記反
    射防止機能をもつ絶縁性の層が形成されていない前記有
    効表示領域外の少なくとも一部の領域と前記基板に有す
    る外部接続用端子を導電性を有する接続材料により電気
    的に接続してなることを特徴とする画像表示装置。 【請求項35】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で2×103 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ層の上層
    に反射防止機能を有する絶縁性の層が有効表示領域外の
    少なくとも一部の領域を除いて全面に形成されてなり、
    前記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形成されていない
    前記有効表示領域外の少なくとも一部の領域と前記基板
    に有する外部接続用端子を導電性を有する接続材料によ
    り電気的に接続してなり、前記電気的接続の接続抵抗値
    が4×103 Ω以下であることを特徴とする画像表示装
    置。 【請求項36】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で2×103 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ層の上層
    に反射防止機能をもつ絶縁性の層が有効表示領域外の少
    なくとも一部の領域を除いて全面に形成されてなり、前
    記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形成されていない前
    記有効表示領域外の少なくとも一部の領域と前記基板に
    有する外部接続用端子を導電性を有する接続材料により
    電気的に接続してなり、前記電気的接続の接続抵抗値が
    1×106 Ω以下であることを特徴とする画像表示装
    置。 【請求項37】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で6×103 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ層の上層
    に反射防止機能をもつ絶縁性の層が有効表示領域外の少
    なくとも一部の領域を除いて全面に形成されてなり、前
    記反射防止機能をもつ絶縁性の層が形成されていない前
    記有効表示領域外の少なくとも一部の領域と前記基板に
    有する外部接続用端子を導電性を有する接続材料により
    電気的に接続してなり、前記電気的接続の接続抵抗値が
    4×103 Ω以下であることを特徴とする画像表示装
    置。 【請求項38】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記偏光板の構成
    層の少なくとも1層がシート抵抗で5×104 Ω/□以
    下の導電性をもち、前記偏光板の導電性をもつ層の上層
    に反射防止機能をもつ絶縁性の層が有効表示領域外の少
    なくとも一部の領域を除いて全面に形成されてなり、前
    記反射防止機能をもつる絶縁性の層が形成されていない
    前記有効表示領域外の少なくとも一部の領域と前記基板
    に有する外部接続用端子を導電性を有する接続材料によ
    り電気的に接続してなり、前記電気的接続の接続抵抗値
    が5×104 Ω以下であることを特徴とする画像表示装
    置。 【請求項39】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が1014Ω/□以下の導電層を有し、前
    記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を有し、
    前記導電層と前記有効表示領域外に形成された導電性フ
    レームを導電性を有する接続材料により電気的に接続し
    てなることを特徴とする画像表示装置。 【請求項40】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が2×103 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記導電層と前記有効表示領域外に形成された導
    電性フレームを導電性を有する接続材料により電気的に
    接続してなり、前記接続の接続抵抗値が4×103 Ω以
    下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項41】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が2×103 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記導電層と前記有効表示領域外に形成された導
    電性フレームを導電性を有する接続材料により電気的に
    接続してなり、前記接続の接続抵抗値が1×106 Ω以
    下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項42】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が6×103 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記導電層と前記有効表示領域外に形成された導
    電性フレームを導電性を有する接続材料により電気的に
    接続してなり、前記接続の接続抵抗値が4×103 Ω以
    下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項43】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が5×104 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記導電層と前記有効表示領域外に形成された導
    電性フレームを導電性を有する接続材料により電気的に
    接続してなり、前記接続の接続抵抗が4×103 Ω以下
    であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項44】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が1014Ω/□以下の導電層を有し、前
    記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の表面側
    の前記有効表示領域外の領域に接続用電極を有し、前記
    導電層と前記接続用電極を導電性を有する接続材料によ
    り前記有効表示領域外で電気的に接続してなることを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項45】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が2×103 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の
    表面側の前記有効表示領域外の領域に接続用電極を有
    し、前記導電層と前記接続用電極を導電性を有する接続
    材料により前記有効表示領域外で電気的に接続してな
    り、前記接続の接続抵抗値が4×103Ω以下であるこ
    とを特徴とする画像表示装置。 【請求項46】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が2×103 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の
    表面側の前記有効表示領域外の領域に接続用電極を有
    し、前記導電層と前記接続用電極は導電性を有する接続
    材料により前記有効表示領域外で電気的に接続してな
    り、前記接続の接続抵抗値が1×106Ω以下であるこ
    とを特徴とする画像表示装置。 【請求項47】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が6×103 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の
    表面側の前記有効表示領域外の領域に接続用電極を有
    し、前記導電層と前記接続用電極は導電性を有する接続
    材料により前記有効表示領域外で電気的に接続してな
    り、前記接続の接続抵抗値が4×103Ω以下であるこ
    とを特徴とする画像表示装置。 【請求項48】液晶パネルと、前記液晶パネルの表面に
    積層した偏光板と、前記液晶パネルの裏面に設置したバ
    ックライト構造体を少なくとも具備すると共に、前記液
    晶パネルの有効表示領域を残して前記各構成材を一体的
    に固定する導電性フレームを有する画像表示装置におい
    て、 前記液晶パネルは、液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有
    し、前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表
    面にシート抵抗が5×104 Ω/□以下の導電層を有
    し、前記導電層上の前記有効表示領域には前記偏光板を
    有し、前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透明基板の
    表面側の前記有効表示領域外の領域に接続用電極を有
    し、前記導電層と前記接続用電極は導電性を有する接続
    材料により前記有効表示領域外で電気的に接続してな
    り、前記接続の接続抵抗値が4×10Ω以下であるこ
    とを特徴とする画像表示装置。 【請求項49】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記液晶パネルは
    液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前記2枚の透明
    基板のうちの表面側の透明基板の表面にシート抵抗が1
    14Ω/□以下の導電層を有し、前記導電層上の有効
    表示領域には前記偏光板を有し、前記導電層と前記基板
    に有する外部接続用端子を導電性を有する接続材料によ
    り前記有効表示領域外で電気的に接続してなることを特
    徴とする画像表示装置。 【請求項50】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記液晶パネルは
    液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前記2枚の透明
    基板のうちの表面側の透明基板の表面にシート抵抗が2
    ×103 Ω/□以下の導電層を有し、前記導電層上の有
    効表示領域には前記偏光板を有し、前記導電層と前記基
    板に有する外部接続用端子を導電性を有する接続材料に
    より前記有効表示領域外で電気的に接続してなり、前記
    接続の接続抵抗値が4×103 Ω以下であることを特徴
    とする画像表示装置。 【請求項51】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記液晶パネルは
    液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前記2枚の透明
    基板のうちの表面側の透明基板の表面にシート抵抗が2
    ×103 Ω/□以下の導電層を有し、前記導電層上の有
    効表示領域には前記偏光板を有し、前記導電層と前記外
    部接続用端子を導電性を有する接続材料により前記有効
    表示領域外で電気的に接続してなり、前記接続の接続抵
    抗値が1×106 Ω以下であることを特徴とする画像表
    示装置。 【請求項52】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記液晶パネルは
    液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前記2枚の透明
    基板のうちの表面側の透明基板の表面にシート抵抗が6
    ×103 Ω/□以下の導電層を有し、前記導電層上の有
    効表示領域には前記偏光板を有し、前記導電層と前記外
    部接続用端子を導電性を有する接続材料により前記有効
    表示領域外で電気的に接続してなり、前記接続の接続抵
    抗値が4×103 Ω以下であることを特徴とする画像表
    示装置。 【請求項53】液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、
    前記2枚の透明基板のうちの表面側の透明基板の表面に
    偏光板を積層してなる液晶パネルを具備した画像表示装
    置において、 外部接続用端子を有する基板を備え、前記液晶パネルは
    液晶層を挟んだ2枚の透明基板を有し、前記2枚の透明
    基板のうちの表面側の透明基板の表面にシート抵抗が5
    ×104 Ω/□以下の導電層を有し、前記導電層上の有
    効表示領域には前記偏光板を有し、前記導電層と前記外
    部接続用端子を導電性を有する接続材料により表示領域
    外で電気的に接続してなり、前記接続の接続抵抗値が4
    ×103Ω以下であることを特徴とする画像表示装置。 【請求項54】前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透
    明基板の表面側に信号を伝達する信号配線が形成されて
    おり、前記信号配線の端子部に外部接続用端子を有し、
    前記接続用電極が前記外部接続用端子と前記信号配線と
    同層で形成された接続配線によって電気的に接続されて
    なることを特徴とする請求項5〜9、20、21、29
    〜33、44〜48の何れかに記載の画像表示装置。 【請求項55】前記2枚の透明基板のうちの裏面側の透
    明基板の表面側に映像信号配線及び走査信号配線が形成
    されており、前記映像信号配線と走査信号配線に囲まれ
    たマトリックス状の各領域が前記液晶表示装置の各画素
    を構成し、前記映像信号配線もしくは走査信号配線の端
    子部に外部接続用端子を有し、前記接続用電極が前記外
    部接続用端子と前記映像信号配線もしくは走査信号配線
    と同層で形成された接続配線により電気的に接続されて
    なることを特徴とする請求項5〜9、20、21、29
    〜33、44〜48に記載の画像表示装置。 【請求項56】前記映像信号配線、走査信号配線、接続
    配線は、前記端子部、接続用電極、外部接続用端子以外
    の領域では絶縁性の保護膜で覆われていることを特徴と
    する請求項55に記載の画像表示装置。 【請求項57】前記外部接続用端子には直流電圧が印加
    されることを特徴とする請求項1〜14、21、22、
    29〜38、44〜53に記載の画像表示装置。 【請求項58】前記外部接続用端子には前記画像表示装
    置表面から放射される漏洩電界と逆位相の成分を有する
    交流電圧が印加されることを特徴とする請求項5〜1
    3、21〜23、29〜38、44〜53に記載の画像
    表示装置。 【請求項59】前記導電性を有する層がITO、SnO
    2 、In2 3 、Sb2 3 の少なくとも何れかを含む
    ことを特徴とする請求項1〜13、23〜38に記載の
    画像表示装置。 【請求項60】前記導電性膜がITO、SnO2 、In
    2 3 、Sb2 3 の少なくとも何れかを含むことを特
    徴とする請求項15〜22に記載の画像表示装置。 【請求項61】前記導電性膜が導電性を有するビーズを
    分散したSiO2 膜であることを特徴とする請求項15
    〜22に記載の画像表示装置。 【請求項62】前記導電層がITO、SnO2 、In2
    3 、Sb2 3 の少なくとも何れかを含むことを特徴
    とする請求項39〜53に記載の画像表示装置。 【請求項63】前記導電性を有する接続材料が導電性ゴ
    ム部材であることを特徴とする請求項1〜13、21〜
    53に記載の画像表示装置。 【請求項64】前記導電性ゴム部材が導電性フィラーを
    含有したシリコーンゴムの層を有することを特徴とする
    請求項63に記載の画像表示装置。 【請求項65】前記導電性ゴム部材がカーボンを含有し
    たシリコーンゴムの層を有することを特徴とする請求項
    63に記載の画像表示装置。 【請求項66】前記導電性ゴム部材がAu、Ag、C
    u、Co、Ni、Snの何れかの単体もしくは合金の微
    粒子を含有することを特徴とする請求項63に記載の画
    像表示装置。 【請求項67】前記導電性ゴム部材が金属箔を表面に積
    層したゴムであることを特徴とする請求項63に記載の
    画像表示装置。 【請求項68】前記導電性を有する接続材料がAu、A
    g、Cu、Co、Ni、Sn、Pbの少なくとも何れか
    の単体もしくは合金を含有することを特徴とする請求項
    1〜13、21〜53に記載の画像表示装置。 【請求項69】前記導電性を有する接続材料がAu、A
    g、Cu、Co、Ni、Sn、Pbの少なくとも何れか
    の単体もしくは合金を含有する樹脂であることを特徴と
    する請求項1〜13、21〜53に記載の画像表示装
    置。 【請求項70】前記導電性を有する接続材料が金属配線
    であることを特徴とする請求項5〜13、21〜23、
    29〜38、44〜53に記載の画像表示装置。 【請求項71】前記導電性を有する接続材料が金属配線
    であり、かつAu、Ag、Cu、Co、Ni、Sn、P
    bの少なくとも何れかを含むハンダにより固定されてな
    ることを特徴とする請求項70記載の画像表示装置。 【請求項72】前記導電性を有する接続材料が金属箔テ
    ープであることを特徴とする請求項1〜13、20〜5
    3に記載の画像表示装置。 【請求項73】前記導電性をもつ層の前面に反射防止機
    能をもつ絶縁性の層が前記有効表示領域外の少なくとも
    一部の領域を除いて全面に形成されている偏光板が、偏
    光層と、この偏光層の最表面に導電性をもつ層を形成し
    たシートと、絶縁性と反射防止機能を有してその一部に
    開口を形成した領域を有するシートとを一体とすること
    により製造することを特徴とする請求項23〜38に記
    載の偏光板の製造方法。 【請求項74】前記開口を形成した領域が前記偏光板の
    端部の少なくとも一部の領域となるように、前記一部に
    開口を形成した領域を有するシートを一体として前記偏
    光板を切断することを特徴とする請求項73記載の偏光
    板の製造方法。 【請求項75】前記偏光板を有する画像表示装置を構成
    する液晶パネルが偏光板に対して概ね平行な電界により
    液晶を駆動する方式であることを特徴とする請求項5〜
    53に記載の画像表示装置。 【請求項77】前記導電性を有する接続材料が金属箔を
    表面に巻いたプラスチックであることを特徴とする請求
    項1〜13、29〜53に記載の画像表示装置。
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