JPH10268000A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH10268000A
JPH10268000A JP9076161A JP7616197A JPH10268000A JP H10268000 A JPH10268000 A JP H10268000A JP 9076161 A JP9076161 A JP 9076161A JP 7616197 A JP7616197 A JP 7616197A JP H10268000 A JPH10268000 A JP H10268000A
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玄 森下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作および低消費電流を実現しかつ信頼
性評価を確実に行なうことのできる半導体集積回路装置
を提供する。 【解決手段】 電源パッド(30a,30p)それぞれ
に対し、互いに電圧レベルの異なる基準電圧を発生する
基準電圧発生回路(34a,34p)を設け、かつ各基
準電圧発生回路に対応して、対応の外部電源パッドの電
源電圧を対応の基準電圧レベルに降下して対応の内部電
源線(37a,37p)へ伝達する電圧降下回路(36
a,38a,38p,36p)を設ける。さらに、基準
電圧発生回路の出力ノードに、ストレス加速モード時導
通状態となり対応の外部電源パッドを対応の基準電圧発
生回路の出力ノードに接続するスイッチングトランジス
タ(39a,39p)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路装
置に関し、特に、外部電源電圧を内部で降圧して内部電
源電圧を発生する内部降圧回路を備える半導体集積回路
装置に関する。より特定的には、この発明は内部降圧回
路を有する半導体集積回路装置の信頼性評価試験のため
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の記憶容量の増大に伴っ
て、その構成要素であるMOSトランジスタ(絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタ)も微細化されてきている。
このような微細化された素子の信頼性、高速動作および
消費電力の低減などの観点から、動作電源電圧を低くす
るのが望ましい。しかしながら、このような半導体記憶
装置を用いるシステムにおいては、プロセサ等の電源電
圧および前世代の記憶装置との互換性などから、システ
ム電源電圧はこのような半導体記憶装置の動作電源電圧
よりも高い。このような、たとえばシステム電源電圧で
ある外部電源電圧から半導体記憶装置の必要な電圧レベ
ルである内部電源電圧を供給するために、半導体記憶装
置内部で外部電源電圧を降下させてメモリ動作に必要な
内部電源電圧を発生する回路は、電圧降下回路と呼ばれ
る。このような電圧降下回路を用いることにより、半導
体記憶装置の消費電力を低減し、かつ装置の信頼性を保
証する。
【0003】図20は、従来の半導体集積回路装置の全
体の構成を概略的に示す図である。図20において、半
導体集積回路装置として、半導体記憶装置900が一例
として示される。この半導体記憶装置900は、外部電
源端子901を介して外部電源線902上に与えられた
たとえばシステム電源電圧である外部電源電圧extV
ccを所定の電圧レベルに降圧して内部電源線904上
に内部電源電圧intVccを生成する電圧降下回路9
05と、内部電源線904上の内部電源電圧intVc
cと接地端子906を介して接地線907へ与えられる
接地電圧Vssを両動作電源電圧として動作するメモリ
回路908を含む。このメモリ回路908は、各々が情
報を記憶する複数のメモリセルおよび、このメモリセル
へのアクセスを行なう周辺回路を含む。
【0004】この電圧降下回路905により、外部電源
電圧extVccを降圧して内部電源電圧intVcc
を生成することにより、メモリ回路908を、安定にか
つ低消費電力で動作させることができる。
【0005】図21は、図20に示す電圧降下回路90
5の構成を概略的に示す図である。図21において、電
圧降下回路905は、外部電源電圧extVccに対す
る依存性の小さな基準電圧Vrefを発生する基準電圧
発生回路905aと、外部電源線902上の電源電圧e
xtVccを一方動作電源電圧として動作し、基準電圧
Vrefと内部電源線904上の内部電源電圧intV
ccとを比較する比較回路905bと、外部電源線90
2と内部電源線904の間に設けられ、この比較回路9
05bの出力信号に従って外部電源線902から内部電
源線904へ電流を供給するpチャネルMOSトランジ
スタ905cを含む。比較回路905bは、差動増幅器
で構成され、その正入力に内部電源電圧intVccを
受け、負入力に基準電圧Vrefを受ける。
【0006】電圧降下回路905は、さらに、ストレス
加速モード指示信号/STRの活性化に応答して外部電
源線902と基準電圧発生回路905aの出力ノード9
05abとを電気的に接続するpチャネルMOSトラン
ジスタ905dを含む。このストレス加速モードについ
ては後に説明する。
【0007】外部電源線902および内部電源線904
には、それぞれ電圧を安定化するための安定化容量90
9aおよび909bが設けられる。次に動作について簡
単に説明する。
【0008】内部電源電圧intVccが基準電圧Vr
efよりも高い場合には、比較回路905bの出力信号
はHレベルであり、pチャネルMOSトランジスタ90
5cは非導通状態にあり、外部電源線902から内部電
源線904への電流経路は遮断される。
【0009】一方、内部電源電圧intVccが基準電
圧Vrefよりも低い場合には、この比較回路905b
の出力信号の電圧レベルが低下し、pチャネルMOSト
ランジスタ905cのコンダクタンスが大きくなり、外
部電源線902から内部電源線904へ電流が供給され
る。このpチャネルMOSトランジスタ905cのコン
ダクタンスは、内部電源電圧intVccと基準電圧V
refの差が大きくなるほど大きくなる。したがって、
この内部電源電圧intVccの低下に従って、外部電
源線902から内部電源線904へ電流が供給され、低
下した内部電源電圧intVccが高速で所定の電圧レ
ベルに復帰する。
【0010】したがって、この内部電源線904上の内
部電源電圧intVccは、ほぼ基準電圧Vrefの電
圧レベルに保持される。この基準電圧Vrefは、スト
レス加速モード指示信号/STRがHレベルの非活性状
態にあり、pチャネルMOSトランジスタ905dが非
導通状態のときには、外部電源電圧extVccに依存
しない一定の電圧レベルである。すなわち、この比較回
路905bおよびpチャネルMOSトランジスタ905
cのフィードバックループにより、内部電源電圧int
Vccも一定の電圧レベルに保持される。
【0011】次に、このストレス加速モード指示信号/
STRがLレベルの活性状態とされる動作モードについ
て説明する。このストレス加速モード指示信号は、たと
えばバーンインテストのときに活性化される。バーンイ
ンテストは、半導体集積回路装置の信頼性評価のために
実行される。一般に、半導体装置の故障は、3つの期
間、すなわち時間の経過につれて初期故障期間、偶発故
障期間、および摩耗故障期間に大別される。初期故障
は、装置の使用直後に発生する故障であり、半導体装置
作製時に存在した欠陥が顕在化したものである。この初
期故障の割合は時間とともに急速に減少していく。その
後は、低い故障率がある一定期間長く続く偶発故障期間
となる。この半導体装置は、耐用寿命に近づくと、摩耗
故障期間となり、急激に故障率が増大する。半導体装置
は、偶発故障期間内で使用することが望ましく、この期
間が耐用期間となる。
【0012】したがって、半導体集積回路装置の信頼性
を高くするためには、偶発故障が低い一定の故障率で発
生しかつこの偶発故障期間が長く続くことが要求され
る。一方において、初期故障を予め除去するために、半
導体装置に一定時間の加速動作エイジングを行ない、初
期故障を生じさせる欠陥を顕在化させ、このような初期
故障原因を有する不良品を除去するスクリーニングを行
なう必要がある。このスクリーニングを短期間で効果的
に行なうために、スクリーニングにより半導体装置の初
期故障率が時間に対して急速に減少し、早く偶発故障期
間に入ることが望ましい。現在、このようなスクリーニ
ングの手法の1つとして、一般に、ストレス加速試験と
しての高温動作試験(バーンイン試験)を行なってい
る。バーンイン試験は、高温環境下で数10時間から数
日の間連続的に半導体装置を動作させる試験であり、製
品となる半導体装置を用いてその内部に含まれるMOS
トランジスタのゲート絶縁膜および半導体記憶装置の場
合のメモリセルキャパシタの誘電体膜の信頼性を直接評
価することができまたアルミニウム配線のマイグレーシ
ョン(エレクトロマイグレーションおよびストレスマイ
グレーション)を始めあらゆる不良要因を高温かつ高電
界のストレス(高温/高電圧動作条件)を印加して顕在
化させる試験である。特に、温度加速中に半導体装置を
動作させて、加速性を高めると効果的となる。
【0013】このスクリーニングを行なうために、図2
1に示すように、ストレス加速モード指示信号/STR
をこのストレス加速試験時に活性状態としてpチャネル
MOSトランジスタ905dを導通させ、基準電圧Vr
efを外部電源電圧extVccレベルに設定する。こ
の状態においては、比較回路905bおよびpチャネル
MOSトランジスタ905cにより、内部電源電圧in
tVccは、外部電源電圧extVccレベルとなり、
半導体集積回路装置内部のメモリ回路へ外部電源電圧e
xtVccを与えることができる。この外部電源電圧e
xtVccの電圧レベルを高くすることにより、電圧加
速を行ない、効果的にスクリーニングテストを行なうこ
とができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図22は、図20に示
すメモリ回路908の構成を概略的に示す図である。図
22において、メモリ回路908は、行列状に配列され
る複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ908a
と、アドレスバッファ(図示せず)から与えられる内部
行アドレス信号をデコードし、メモリセルアレイ908
aのアドレス指定された行を選択状態へ駆動する行デコ
ーダ908bと、同様、図示しないアドレスバッファか
らの内部列アドレス信号をデコードし、メモリセルアレ
イ908aの列を指定する列選択信号を発生する列デコ
ーダ908cと、メモリセルアレイ908aの各列に対
応して設けられ、活性化時対応の列上に読出されたメモ
リセルデータの検知および増幅を行なうセンスアンプ9
08dを含む。メモリセルアレイ908aにおいては、
各行に対応してワード線が配置されており、これらのワ
ード線には対応の行のメモリセルが接続される。行デコ
ーダ908bは、アドレス指定された行に対応して配置
されたワード線を選択状態へ駆動する。また、メモリセ
ルアレイ908aにおいては、メモリセルの列それぞれ
に対してビット線対が配置されており、このビット線対
に対応の列のメモリセルが接続される。列デコーダ90
8cは、このアドレス指定された列に対応して配置され
たビット線対を選択する信号を発生する。センスアンプ
908dは、各ビット線対に対応して設けられ、このビ
ット線対上に読出されたメモリセルデータを差動的に増
幅するセンスアンプ回路を含む。
【0015】このメモリ回路は、さらに、外部から与え
られるロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムア
ドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブル
信号/WEに従って、各種内部動作に必要な内部制御信
号を発生する周辺制御回路908eを含む。ロウアドレ
スストローブ信号/RASは、メモリサイクルの開始を
示す信号であり、このロウアドレスストローブ信号/R
ASの活性化(Lレベル)に応答してロウデコード動作
が開始される。コラムアドレスストローブ信号/CAS
は、列選択動作開始を指定し、このコラムアドレススト
ローブ信号/CASの活性化(Lレベル)に従って図示
しないアドレスバッファが内部列アドレス信号を発生し
て列デコーダ908cへ与える。ライトイネーブル信号
/WEは、データ書込動作を示す信号であり、コラムア
ドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブル
信号/WEがともにLレベルの活性状態となると、内部
で選択メモリセルへのデータ書込が実行される。
【0016】図23は、図20に示すメモリセルアレイ
の1列に関連する部分の構成を概略的に示す図である。
図23においては、ビット線BLとワード線WLの交差
部に対応して配置されるメモリセルMCを代表的に示
す。ワード線WLには、1行のメモリセルが接続され、
ビット線対BLおよび/BLに1列のメモリセルが接続
される。メモリセルMCは、情報を記憶するキャパシタ
MQと、ワード線WL上の信号電位に応答してメモリキ
ャパシタMQをビット線BLに接続するnチャネルMO
Sトランジスタで構成されるアクセストランジスタMT
を含む。
【0017】センスアンプ908dに含まれるセンスア
ンプ回路は、ゲートとドレインが交差結合されるpチャ
ネルMOSトランジスタP1およびP2と、ゲートおよ
びドレインが交差結合されるnチャネルMOSトランジ
スタN1およびN2を含む。すなわち、pチャネルMO
SトランジスタP1は、そのドレインがビット線BLに
接続され、そのゲートがビット線/BLに接続される。
pチャネルMOSトランジスタP2は、そのドレインが
ビット線/BLに接続され、かつゲートがビット線BL
に接続される。pチャネルMOSトランジスタP1およ
びP2のソースはともに、センスアンプ活性化信号φS
Pの活性化(Lレベル)に応答して導通するpチャネル
MOSトランジスタP3を介して内部電源線904aに
結合される。
【0018】nチャネルMOSトランジスタN1はその
ドレインがビット線BLに接続されかつそのゲートがビ
ット線/BLに接続される。nチャネルMOSトランジ
スタN2は、そのドレインがビット線/BLに接続さ
れ、かつそのゲートがビット線BLに接続される。これ
らのnチャネルMOSトランジスタN1およびN2のソ
ースは、センスアンプ活性化信号φSNの活性化時(H
レベル)導通するnチャネルMOSトランジスタN3を
介して接地線907aに結合される。
【0019】ビット線BLおよび/BLに対し、さら
に、ビット線イコライズ指示信号φEQに応答してビッ
ト線BLおよび/BLを電気的に短絡するnチャネルM
OSトランジスタN4と、このビット線イコライズ指示
信号φEQの活性化に応答して導通し、ビット線BLお
よび/BLへ所定の中間電圧レベルのプリチャージ電圧
Vblを伝達するnチャネルMOSトランジスタN5お
よびN6を含む。このビット線イコライズ指示信号φE
Qは、半導体集積回路装置としての半導体記憶装置(以
下、単に半導体記憶装置と称す)がスタンバイ状態(ロ
ウアドレスストローブ信号/RASがHレベルの非活性
状態)のとき、活性状態のHレベルとなる。
【0020】アクティブサイクル時(信号/RASがL
レベル)においては、ビット線イコライズ指示信号φE
QがLレベルとなり、ビット線BLおよび/BLが所定
のプリチャージ電圧Vblの電圧レベルでフローティン
グ状態となる。この状態において、ワード線WLが選択
され、メモリセルMCの記憶データがビット線BLに伝
達される。次いで、センスアンプ活性化信号φSPおよ
びφSNが活性化され、pチャネルMOSトランジスタ
P1およびP2が、ビット線BLおよび/BLの高電位
のビット線を内部電源線904a上の内部電源電圧in
tVccレベルまでプルアップし、一方nチャネルMO
SトランジスタN1およびN2が、このビット線BLお
よび/BLの低電位のビット線を接地電圧GNDレベル
まで放電する。
【0021】このセンス動作時においては、メモリセル
アレイ908aの選択ワード線WLに接続される1行の
メモリセルのセンス動作が行なわれる。したがって、同
時に数多くのセンスアンプ回路が動作して各ビット線対
の充放電が行なわれる。したがって、センスアンプ90
8dのセンス動作時における消費電流は大きく、他の周
辺制御回路908e、行デコーダ908bおよび列デコ
ーダ908cに比べて大きな電流消費源となる。
【0022】この半導体記憶装置の消費電力を低減する
ために、電圧降下回路905から発生される内部電源電
圧intVccの電圧レベルを小さくする。これによ
り、ビット線対の電圧振幅が小さくなり、応じて消費電
流が小さくなり、低消費電力化を図ることができる。し
かしながら、電圧降下回路905は、内部電源線904
上に1種類の内部電源電圧intVccを発生している
だけである。したがって周辺回路としての周辺制御回路
908e、行デコーダ908bおよび列デコーダ908
cへも、この低い内部電源電圧intVccが伝達され
る。MOSトランジスタは、そのゲート電圧により動作
速度が規定される(MOSトランジスタのドレイン電流
は、ゲート電圧の二乗関数で与えられる(飽和領域で動
作するとき))。したがって、この場合には、高速動作
する半導体記憶装置を実現することができなくなる。
【0023】一方、高速動作を実現するために、内部電
源電圧intVccの電圧レベルを高くして行デコーダ
908b、列デコーダ908cおよび周辺制御回路90
8e等へ与えることを考える。しかしながら、この場合
においても、高くされた内部電源電圧intVccがメ
モリセルアレイの各列に対応して設けられたセンスアン
プ908dへ与えられ、各ビット線の電圧振幅が大きく
なり、消費電流を低減することができなくなる。
【0024】したがって、従来の半導体記憶装置におい
ては、1種類の内部電源電圧を発生する電圧降下回路し
か設けられておらず、高速動作および低消費電力をとも
に実現することは困難となるという問題が生じる。
【0025】それゆえ、この発明の目的は、高速動作お
よび低消費電力をともに実現することのできる半導体集
積回路装置を提供することである。
【0026】この発明の他の目的は、高速動作および低
消費電力をともに実現することができるとともに、有効
な信頼性評価試験を行なうことのできる半導体集積回路
装置を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体集
積回路装置は、第1の電源ノードに結合され、この第1
の電源ノードから電流を供給されて第1の基準電圧を発
生する第1の基準電圧発生回路と、第2の電源ノードに
結合され、この第2の電源ノードから電流を供給され、
第1の基準電圧とレベルの異なる第2の基準電圧を発生
する第2の基準電圧発生回路と、第1の電源ノードの電
圧を一方動作電源電圧として動作し、この第1の基準電
圧発生回路の出力ノードの電圧と第1の内部電源線上の
電圧とを比較する第1の比較回路と、第1の電源ノード
と第2の内部電源線との間に結合され、第1の比較回路
の出力信号に従って第1の電源ノードから第1の内部電
源線へ電流を供給する第1の電流ドライブ素子と、第1
の電源ノードと第1の基準電圧発生回路の出力ノードと
の間に結合され、ストレス加速モード指示信号の活性化
に応答して、第1の基準電圧発生回路の出力ノードと第
1の電源ノードとを電気的に結合する第1のスイッチン
グ素子と、第2の基準電圧発生回路の出力ノードの電圧
と第1の内部電源線と別に設けられる第2の内部電源線
上の電圧とを比較する第2の比較回路と、第2の電源ノ
ードと第2の内部電源線との間に結合され、第2の比較
回路の出力信号に従って第2の電源ノードから第2の内
部電源線へ電流を供給する第2の電流ドライブ素子と、
第2の電源ノードと第2の基準電圧発生回路の出力ノー
ドとの間に結合され、ストレス加速モード指示信号の活
性化に応答して第2の電源ノードと第2の基準電圧発生
回路の出力ノードとを電気的に結合する第2のスイッチ
ング素子を備える。
【0028】請求項2に係る半導体集積回路装置は、請
求項1の装置において、第1および第2の電源ノード
は、各々が外部電源電圧を受けかつ別々に設けられる外
部電源端子にそれぞれ結合され、第1および第2の電源
ノードは電源配線により相互接続される。
【0029】請求項3に係る半導体集積回路装置は、請
求項1の装置において、第1および第2の電源ノード
は、各々が外部電源電圧を受けかつ別々に設けられる外
部電源端子に結合され、かつ第1および第2の電源ノー
ドは互いに分離される。
【0030】請求項4に係る半導体集積回路装置は、請
求項1の装置が、さらに、第1の電源ノードと第2の電
源ノードとの間に結合され、ストレス加速モード指示信
号の活性化に応答して非導通状態となりかつストレス加
速モード指示信号の非活性化に応答して導通状態となる
第3のスイッチング素子を備える。
【0031】請求項5に係る半導体集積回路装置は、請
求項2の第2のスイッチング素子が、ストレス加速モー
ド指示信号の活性化時、第1の電源ノード上の電圧を所
定値降下させて第1の内部電源線へ伝達する手段を含
む。
【0032】請求項6に係る半導体集積回路装置は、行
列状に配列される複数のメモリセルを有するメモリアレ
イと、メモリアレイの各列に対応して設けられ、活性化
時第1の内部電源線上の電圧を一方動作電源電圧として
動作し、対応の列上のメモリセルデータの検知および増
幅を行なうセンスアンプと、第2の内部電源線上の電圧
を一方動作電源電圧として動作し、アドレス信号に従っ
てメモリセルアレイのアドレス指定されたメモリセルを
選択する選択手段をさらに含む。
【0033】請求項7に係る半導体集積回路装置は、複
数の内部電源線と、これら複数の内部電源線それぞれに
対応して設けられ、互いに電圧レベルの異なる複数の基
準電圧を発生する基準電圧発生手段と、これら複数の基
準電圧発生手段それぞれに対応して設けられ、対応の基
準電圧と対応の内部電源線上の電圧とを差動増幅し、該
増幅結果に従って対応の内部電源線上の電圧を調整し、
対応の内部電源線上の電圧を対応の基準電圧出力ノード
上の電圧レベルに保持する複数の内部電圧発生手段と、
ストレス加速モード指示信号に応答して基準電圧発生手
段の各基準電圧出力ノードを外部電源電圧供給ノードに
結合する手段とを備える。
【0034】複数の電圧レベルの異なる基準電圧それぞ
れに従って内部電源電圧を生成することにより、半導体
集積回路装置内において、低消費電力性が重視される内
部回路部および高速動作性が要求される回路部へそれぞ
れ最適な内部電源電圧を与えることができ、高速動作お
よび低消費電流の半導体集積回路装置を実現することが
できる。
【0035】また、ストレス加速モード時、基準電圧出
力ノードを外部電源電圧供給ノードに結合することによ
り、基準電圧を外部から調整することができ、この電圧
降下回路を外部電源電圧に従って動作させることがで
き、この内部電源電圧を発生する回路、すなわち電圧降
下回路のストレス加速テストを行なうことができ、確実
に、この半導体集積回路装置の信頼性評価を行なうこと
ができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図であ
る。図1において、半導体記憶装置1は、行列状に配列
される複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ2
と、アドレス入力端子3に与えられたアドレス信号を受
け、内部行アドレス信号RAおよび内部列アドレス信号
CAを発生するアドレスバッファ4と、アドレスバッフ
ァ4から与えられる内部行アドレス信号RAをデコード
し、メモリセルアレイ2のアドレス指定された行を選択
状態へ駆動する行デコーダ5と、アドレスバッファ4か
ら与えられる内部アドレス信号CAをデコードし、メモ
リセルアレイ2のアドレス指定された列を選択するため
の列選択信号を発生する列デコーダ6と、メモリセルア
レイ2の各列に対応して設けられ、活性化時対応の列の
メモリセルのデータの検知、増幅およびラッチを行なう
センスアンプ7と、メモリセルアレイ2の選択されたメ
モリセルと内部データバス8の間でデータの入出力を行
なう入出力回路9とを含む。メモリセルアレイ2におい
ては、先の図23に示す構成と同様、各行に対応してワ
ード線が配置され、各ワード線に対応の行のメモリセル
が接続される。メモリセルアレイ2の各列には、ビット
線対が設けられ、各ビット線対には対応の列のメモリセ
ルが接続される。
【0037】行デコーダ5は、このアドレス指定された
行に対応するワード線を選択状態へ駆動する。この行デ
コーダ5と選択状態へ駆動されるべきワード線の間には
後に説明する内部電源電圧より高い昇圧電圧を伝達する
ワード線ドライブ回路が設けられる。列デコーダ6は、
このメモリセルアレイ2のアドレス指定された列に対応
して設けられたビット線対を選択する列選択信号を発生
する。
【0038】センスアンプ7は、図23に示す構成と同
様、交差結合されたpチャネルMOSトランジスタ対お
よび交差結合されたnチャネルMOSトランジスタ対を
含む。
【0039】入出力回路9は、データ読出時、メモリセ
ルアレイ2の選択されたメモリセルのデータを増幅して
内部データ入出力バス8へ伝達するプリアンプと、デー
タ書込時活性化され、内部データバス8上に伝達された
データを増幅して選択メモリセルへ伝達する書込ドライ
バを含む。
【0040】半導体記憶装置1は、さらに、データ入出
力端子10a〜10dに与えられた外部書込データDQ
1〜DQ4を増幅して内部データバス8へ伝達する入力
バッファ11と、データ読出動作モード時、この内部デ
ータバス8上に伝達された内部読出データを増幅して外
部データ入出力端子10a〜10dへ出力する出力バッ
ファ12と、制御信号入力端子13aに与えられるコラ
ムアドレスストローブ信号/CASと制御信号入力端子
13bに与えられるロウアドレスストローブ信号/RA
Sに従って各種動作に必要な内部制御信号を発生するク
ロック発生回路14と、このクロック発生回路14から
の内部制御信号と制御信号入力端子13cに与えられる
ライトイネーブル信号/Wとを受けて、書込/読出制御
信号を発生するゲート回路15を含む。
【0041】クロック発生回路14は、アドレスバッフ
ァのアドレス取込タイミング、行デコーダ5のデコード
タイミング、列デコーダ6のデコードタイミングおよび
出力バッファ12の活性/非活性を決定するための内部
制御信号を発生し、かつセンスアンプ7の活性化タイミ
ングおよび入出力回路9の活性化タイミングを規定する
内部制御信号を発生する。
【0042】ゲート回路15は、その一方入力に、クロ
ック発生回路14からコラムアドレスストローブ信号/
CASおよびロウアドレスストローブ信号/RASがと
もに活性状態のときにHレベルとなる信号を受ける。こ
のゲート回路15は、ライトイネーブル信号/WがLレ
ベルの活性状態とされると、入力バッファ11を活性化
し、かつ出力バッファ12の内部データ読出動作を停止
させる。出力バッファ12は、このライトイネーブル信
号/Wが非活性状態にあり読出動作モードを示すとき作
動状態とされる。この出力バッファ12は、また端子1
6を介して出力イネーブル信号/OEを受ける。この出
力イネーブル信号/OEは出力バッファ12の出力イン
ピーダンスを決定する。出力バッファ12は、コラムア
ドレスストローブ信号/CASおよび出力イネーブル信
号/OEがともに活性状態のLレベルのときに出力低イ
ンピーダンス状態となり、内部データバス8上に与えら
れたデータを増幅してデータ入出力端子10a〜10d
に読出データDQ1〜DQ4を出力する。ロウアドレス
ストローブ信号/RASおよびコラムアドレスストロー
ブ信号/CASがともにLレベルのときに、この出力イ
ネーブル信号/OEがLレベルの活性状態とされると出
力低インピーダンス状態とされてデータ出力動作を行な
う。出力バッファ12は、低インピーダンス状態とされ
ると、次に出力イネーブル信号/OEまたはコラムアド
レスストローブ信号/CASが非活性状態のHレベルと
なるまで低インピーダンス状態を維持する。
【0043】またゲート回路15は、データ書込動作時
において、この出力イネーブル信号/OEが活性状態の
状態にあっても出力バッファ12を出力ハイインピーダ
ンス状態に設定する機能を備える。
【0044】この半導体記憶装置1は、さらに、電源端
子20aおよび20pそれぞれに与えられる外部電源電
圧extVccと外部接地端子21aおよび21pそれ
ぞれに与えられる接地電圧Vssとを受けて動作し、互
いに電圧レベルの異なる内部電源電圧intVccPお
よびintVccAを発生する内部電源電圧発生回路2
2を含む。内部電源電圧intVccAは、メモリセル
アレイ2、センスアンプ7および入出力回路9へ与えら
れる。一方、内部電源電圧intVccPは、アドレス
バッファ4、行デコーダ5、列デコーダ6、入力バッフ
ァ11、出力バッファ12およびクロック発生回路14
およびゲート回路15などの周辺回路へ与えられる。ア
レイ用の電源電圧intVccAは、低消費電力を実現
するためにその電圧レベルが低くされ、一方、周辺回路
のための内部電源電圧intVccPは、高速動作実現
のためにその電圧レベルが高くされる。
【0045】メモリセルアレイ2に対し、内部電源電圧
intVccAを与えるのは、センスアンプ形成領域に
おけるpチャネルMOSトランジスタが形成されるNウ
ェルにバイアス電圧を印加するためである。また、この
アレイ用内部電源電圧intVccAから、メモリセル
キャパシタへ与えられるセルプレート電圧Vcpおよび
ビット線プリチャージ電圧Vblが生成されて、メモリ
セルアレイへ与えられる。センスアンプ7は、このアレ
イ用内部電源電圧intVccAを一方動作電源電圧と
して動作する。
【0046】図2は、図1に示す半導体記憶装置の1ビ
ットのメモリセルに関連する部分の構成を概略的に示す
図である。図2において、アドレスバッファ4は、周辺
用内部電源電圧intVccPと接地電圧Vssを動作
電源電圧として動作し、外部から与えられるアドレス信
号ビットAiを受けて、相補な内部アドレス信号ビット
Aiおよび/Aiを発生するバッファ回路4aを含む。
このアドレスバッファ4aからの相補アドレス信号ビッ
トが、行デコーダ5および列デコーダ6へ与えられる。
行デコーダ5は、周辺内部電源電圧intVccPを一
方動作電源電圧として動作し、アドレスバッファ4から
与えられる所定の組合せのアドレス信号ビットを受ける
NAND回路5aと、周辺用内部電源電圧intVcc
Pを一方動作電源電圧として動作し、NAND回路5a
の出力信号を反転して、ワード線WLへ伝達するインバ
ータ回路5bを含む。この行デコーダ5とワード線WL
の間に、インバータ回路5bの出力信号に従って、図示
しない回路から発生されるワード線駆動信号をワード線
WL上に伝達するワード線ドライブ回路が設けられる。
このワード線駆動信号はアレイ用内部電源電圧intV
ccAに基づいて生成される昇圧電圧Vppレベルであ
る。
【0047】ワード線WLとビット線BLの交差部に対
応してメモリセルMCが配置される。このメモリセルM
Cは、情報を記憶するメモリキャパシタMQと、ワード
線WL上の電位に応答してこのキャパシタMQをビット
線BLに接続するアクセストランジスタMTを含む。メ
モリセルキャパシタMQのセルプレート電極へは、アレ
イ用内部電源電圧intVccAの1/2のレベルの中
間電圧が印加される。
【0048】このビット線BLおよび/BLに対し、セ
ンスアンプ回路7aが設けられる。このセンスアンプ回
路7aは、図1に示すセンスアンプ7に含まれる。セン
スアンプ回路7aは、センスアンプ活性化信号φSPお
よびφSNに応答して活性化され、内部電源線25およ
び接地線26上に与えられるアレイ用内部電源電圧in
tVccAおよび接地電圧Vssを両動作電源電圧とし
て動作して、ビット線BLおよび/BLの電位を差動的
に増幅する。このビット線BLおよび/BLには、ビッ
ト線BLおよび/BLの電位を所定の中間電圧レベル
(アレイ用内部電源電圧intVccAの1/2)にイ
コライズするためのビット線イコライズ回路が設けられ
ているが、図2においては示していない。
【0049】センスアンプ活性化信号φSPおよびφS
Nは、クロック発生回路14に含まれるセンス制御回路
14aから出力される。このセンス制御回路14aは、
周辺用内部電源電圧intVccPを一方動作電源電圧
として動作し、ロウアドレスストローブ信号/RASに
従って所定のタイミングでセンスアンプ活性化信号φS
PおよびφSNを出力する。このセンス制御回路14a
は、センスアンプ活性化信号φSPおよびφSNを、ア
レイ用内部電源電圧intVccAの電源電圧レベルに
変換するレベル変換回路を備えていてもよい。
【0050】列デコーダ6は、周辺用内部電源電圧in
tVccPを一方動作電源電圧として動作し、アドレス
バッファ4からの内部列アドレス信号ビットの所定の組
合せを受けるNAND回路6aと、内部電源電圧int
VccPを一方動作電源電圧として動作し、NAND回
路6aの出力信号を反転するインバータ回路6bを含
む。このインバータ回路6bの出力信号は、ビット線B
Lおよび/BLに設けられた列選択ゲート27へ与えら
れる。列選択ゲート27は、このインバータ回路6bの
出力信号(列選択信号)がHレベルのときに導通し、ビ
ット線BLおよび/BLを内部データ線対28へ接続す
る。この列デコーダ6においても、インバータ回路6b
は、アレイ用内部電源電圧intVccAの電圧レベル
の列選択信号を発生するレベル変換回路を備えていても
よい。
【0051】入出力回路9は、アレイ用内部電源電圧i
ntVccAを一方動作電源電圧として動作し、内部デ
ータ線対28上のデータを増幅するプリアンプ9aと、
アレイ用内部電源電圧intVccAを一方動作電源電
圧として動作し、内部データ線対28上に相補な内部書
込データを伝達する書込ドライバ9aを含む。
【0052】このプリアンプ9aの出力信号は内部読出
線8aを介して出力バッファ回路12aへ与えられる。
書込ドライバ9bは、内部書込データ線8bを介して入
力バッファ回路11aから内部書込データを受ける。出
力バッファ回路12aおよび入力バッファ回路11a
は、周辺内部電源電圧intVccPを一方動作電源電
圧として動作する。この出力バッファ回路12aは、外
部端子10に接続する最終段は、外部電源電圧extV
ccに従って動作してもよい。入力バッファ回路11a
は、このデータ入出力端子10に結合される入力初段
が、外部電源電圧extVccに従って動作するように
構成されてもよい。
【0053】図1および図2に示すように、周辺回路の
一方動作電源電圧を周辺用内部電源電圧intVccP
とし、アレイ内部に与えられる電源電圧をこれより低い
内部電源電圧intVccAとする。ビット線BLおよ
び/BLの電圧は、アレイ用内部電源電圧intVcc
Aと接地電圧Vssの間で変化し、その電圧振幅は小さ
く、充放電電流が小さくなり、応じて消費電流が低減さ
れる。
【0054】一方、周辺回路に対する電源電圧intV
ccPは、このアレイ用内部電源電圧intVccAよ
りも高い電圧レベルに設定することにより、周辺回路の
各回路を構成するMOSトランジスタのゲート電圧レベ
ルが上昇し、各内部出力ノードを高速で充放電すること
ができ、高速動作が実現される。
【0055】図3は、図1に示す内部電源電圧発生回路
22の構成を概略的に示す図である。図3において、内
部電源電圧発生回路22は、外部電源端子20pに接続
される電源パッド30p上の外部電源電圧extVcc
と基準電圧VrefPとから周辺用内部電源電圧int
VccPを発生する周辺用電圧降下回路22pと、外部
電源端子20aに接続されるパッド30a上の外部電源
電圧extVccと基準電圧VrefAとに従ってアレ
イ用内部電源電圧intVccAを発生するアレイ用電
圧降下回路22aを含む。
【0056】周辺用電圧降下回路22pは、電源パッド
30p上の外部電源電圧intVccから電流を供給さ
れ、この外部電源電圧extVccに対する依存性の極
めて小さな基準電圧VrefPを発生する基準電圧発生
回路34pと、基準電圧発生回路34pの出力ノード3
5p上の基準電圧VrefPと周辺用内部電源線37p
上の内部電源電圧intVccPを差動的に増幅する差
動増幅器で構成される比較回路36pと、外部電源ノー
ド30pと内部電源線37pの間に結合され、比較回路
36pの出力信号に従って電源パッドに接続される外部
電源線32から電流を内部電源線37pへ供給するpチ
ャネルMOSトランジスタ38pを含む。ここで、外部
電源線32は、外部電源パッド30pおよび30aを相
互接続する。
【0057】周辺用電圧降下回路22pは、さらに、ス
トレス加速モード指示信号/STRの活性化時導通し、
外部電源線32と基準電圧発生回路34pの出力ノード
とを電気的に接続するpチャネルMOSトランジスタ3
9pを含む。パッド30pに隣接して外部電源線32に
対し安定化容量40pが設けられる。
【0058】アレイ用電圧降下回路22aは、電源パッ
ド30aからの外部電源電圧extVccを受け、この
外部電源電圧extVccに対する依存性の極めて小さ
な基準電圧VrefAを発生する基準電圧発生回路34
aと、基準電圧Vrefと内部電源線37a上の内部電
源電圧intVccAとを差動的に増幅する差動増幅器
で構成される比較回路36aと、外部電源線32と内部
電源線37aの間に結合され、比較回路36aの出力信
号に従って外部電源線32から内部電源線37aへ電流
を供給するpチャネルMOSトランジスタ38aを含
む。比較回路36aは、この外部電源線32上の外部電
源電圧extVccを一方動作電源電圧として動作す
る。これは比較回路36pも同様である。
【0059】アレイ用電圧降下回路22aは、さらに、
ストレス加速モード指示信号/STRの活性化時導通
し、外部電源線32と基準電圧発生回路34aの出力ノ
ード35aとを電気的に接続するpチャネルMOSトラ
ンジスタ39aを含む。電源パッド30aに隣接して、
外部電源線32に対する安定化容量40aが設けられ
る。
【0060】内部電源線37pおよび37aは別々に設
けられ、それぞれ周辺回路およびアレイ系回路へ動作電
源電圧を供給する。
【0061】周辺用の基準電圧VrefPは、アレイ用
の基準電圧VrefAよりも高い電圧レベルである。M
OSトランジスタ39pが非導通状態のとき(ストレス
加速モード以外のとき)、比較回路36pおよびpチャ
ネルMOSトランジスタ38pにより、内部電源線37
p上の周辺用内部電源電圧intVccPは、基準電圧
VrefPの電圧レベルに保持される。同様、MOSト
ランジスタ39aが非導通状態のとき、内部電源線37
a上のアレイ用内部電源電圧intVccAは、基準電
圧発生回路34aからの発生される基準電圧VrefA
の電圧レベルに、比較回路36aおよびpチャネルMO
Sトランジスタ38aのフィードバックループにより保
持される。
【0062】バーンインモードなどのストレス加速モー
ド時においては、ストレス加速モード指示信号/STR
がLレベルの活性状態となり、MOSトランジスタ39
aおよび39pが導通し、基準電圧VrefPおよびV
refAは、外部電源線32上の外部電源電圧extV
ccの電圧レベルとなる。この状態においては、比較回
路36pおよび36aは、外部電源電圧extVccと
内部電源電圧intVccPおよびintVccAを差
動増幅する。したがって内部電源電圧intVccPお
よびintVccAは、外部電源電圧extVccに従
って変化する。内部電源線37pは、周辺回路に対する
一方動作電源電圧を与え、内部電源線37aは、センス
アンプおよび入出力回路に対する一方動作電源電圧を供
給する。したがって、ストレス加速モード時において、
これらの各回路に対する動作電源電圧を外部電源電圧e
xtVccに従って変化させ、電圧ストレスを加速する
ことができる。
【0063】また、この基準電圧発生回路34pおよび
34aの出力ノード35pおよび35aをそれぞれ、外
部電源線32に接続することにより、比較回路36pお
よび36aの各構成要素に対しても、電圧ストレスが加
速され、これらの電圧降下回路における比較回路(36
p,36a,38p,38a)に対するストレス加速を
行なうことができ、電圧降下回路の信頼性評価を確実に
行なうことができる。
【0064】図4は、図3に示す比較回路36pおよび
36aの構成の一例を示す図である。図4に示すよう
に、比較回路36(36p,36a)は、基準電圧Vr
efと内部電源電圧intVccを比較する比較段を構
成するnチャネルMOSトランジスタQ1およびQ2
と、これらのMOSトランジスタQ1およびQ2へ外部
電源線32から電流を供給するカレントミラー段を構成
するpチャネルMOSトランジスタQ3およびQ4を含
む。MOSトランジスタQ1およびQ3の接続ノードが
電流ドライブ用pチャネルMOSトランジスタ38のゲ
ートに接続される。ストレス加速モード時においては、
基準電圧Vrefが外部電源電圧extVccの電圧レ
ベルに設定される。この状態において、内部電源電圧i
ntVccが外部電源電圧extVccレベルに変化す
る。したがって、この比較回路36は、MOSトランジ
スタQ1およびQ2のゲートに、外部電源電圧extV
ccが印加され、応じてその内部ノードが外部電源電圧
extVccのレベルに変化し、比較回路36の各トラ
ンジスタに対する電圧ストレスを加速することができ、
比較回路の信頼性評価を行なうことができる。
【0065】また、基準電圧発生回路34pおよび34
aはそれぞれ外部電源パッド30pおよび30aに結合
されており、したがって、これらの基準電圧発生回路3
4pおよび34aも、印加電圧ストレスが加速されてお
り、したがって、この電圧降下回路22pおよび22a
の電圧ストレスを加速することができる。応じて、電圧
降下回路の信頼性評価を行なうことができる。
【0066】図5は、図3に示す基準電圧発生回路34
aおよび34pの具体的構成の一例を示す図である。図
5においては、外部電源電圧extVccを一方動作電
源電圧として動作し、この外部電源電圧extVccに
依存しない電流を発生する定電流源45が、基準電圧発
生回路34aおよび34pに共通に設けられる。
【0067】定電流源45は、外部電源ノードと内部ノ
ードDxの間に接続される抵抗素子45aと、外部電源
ノードと内部ノードDyの間に接続されかつそのゲート
が内部ノードDyに接続されるpチャネルMOSトラン
ジスタ45bと、内部ノードDxと内部ノードDzの間
に接続されかつそのゲートが内部ノードDyに接続され
るpチャネルMOSトランジスタ45cと、内部ノード
Dyと接地ノードの間に接続されかつそのゲートが内部
ノードDzに接続されるnチャネルMOSトランジスタ
45dと、内部ノードDzと接地ノードの間に接続され
かつそのゲートが内部ノードDzに接続されるnチャネ
ルMOSトランジスタ45eを含む。MOSトランジス
タ45cの伝達係数βは、MOSトランジスタ45b、
45dおよび45eのそれよりも十分大きく、たとえば
10倍の大きさに設定される。
【0068】MOSトランジスタ45bおよび45cは
カレントミラー回路を構成し、またMOSトランジスタ
45eおよび45dはカレントミラー回路を構成する。
MOSトランジスタ45cからMOSトランジスタ45
eへ供給される電流と同じ大きさの電流がMOSトラン
ジスタ45dを流れる。このMOSトランジスタ45d
へはMOSトランジスタ45bから電流が供給される。
したがって、MOSトランジスタ45cおよび45bに
同じ大きさの電流が流れる。MOSトランジスタ45c
の伝達係数βはMOSトランジスタ45bよりも十分大
きくされている。したがって、このMOSトランジスタ
45bのゲート−ソース間電圧は、MOSトランジスタ
45cのソース−ゲート間電圧よりも大きくなる。この
MOSトランジスタ45bおよび45cの伝達係数βの
違いにより、内部ノードDxの電圧レベルは、外部電源
電圧extVccよりも少し低い電圧レベルとなる。こ
の外部電源電圧extVccと内部ノードDxの電圧差
が抵抗素子45aにより電流に変換される。この内部ノ
ードDxの電圧は、したがってMOSトランジスタ45
bおよび45cの伝達係数βの違いにより決定される。
したがって、この抵抗素子45aを流れる電流値は、抵
抗素子45aの抵抗値とMOSトランジスタ45bおよ
び45cの伝達係数で決定される値となり、外部電源電
圧extVccに依存しない電流値となる。
【0069】基準電圧発生回路34aは、外部電源ノー
ドextVccと出力ノード35aの間に接続されかつ
そのゲートが内部ノードDyに接続されるpチャネルM
OSトランジスタ34aaと、出力ノード35aと接地
ノードの間に直列に接続されかつそれぞれのゲートが接
地ノードに接続されるpチャネルMOSトランジスタ3
4ab,34ac,34adを含む。
【0070】pチャネルMOSトランジスタ34aa
は、定電流源45のpチャネルMOSトランジスタ45
bとカレントミラー回路を構成しており、したがって、
このMOSトランジスタ34aaには、MOSトランジ
スタ45bを介して流れる電流のミラー電流が流れる。
MOSトランジスタ34ab,34acおよび34ad
のそれぞれのゲートは接地ノードに接続されており、こ
れらのMOSトランジスタ34ab〜34adの各々
は、そのチャネル抵抗により抵抗素子として動作する。
これらのMOSトランジスタ34ab〜34adは、電
流消費を十分小さくするためその抵抗値は十分大きくさ
れている。このMOSトランジスタ34ab〜34ad
の有するチャネル抵抗とMOSトランジスタ34aaか
ら与えられる電流とにより、基準電圧VrefAが生成
される。MOSトランジスタ34aaを介して流れる電
流は外部電源電圧extVccに依存しない一定の電流
である。したがって基準電圧VrefAは、外部電源電
圧extVccに依存しない一定の電圧レベルとなる
(外部電源電圧extVccが所定電圧レベル以上のと
き)。
【0071】この基準電圧VrefAが、比較回路36
aへ与えられ、この比較回路36aの制御の下に、pチ
ャネルMOSトランジスタ38aが外部電源ノードから
内部電源線37aへ電流を供給する。したがって内部電
源電圧intVccAは、基準電圧VrefAの電圧レ
ベルとなる(ストレス加速モード以外の動作モードのと
き)。
【0072】基準電圧発生回路34pは、外部電源ノー
ドと出力ノード35pの間に接続されかつそのゲートが
定電流源45の内部ノードDyに接続されるpチャネル
MOSトランジスタ34paと、出力ノード35pと接
地ノードの間に互いに直列に接続されかつそれぞれのゲ
ートが接地ノードに接続されるpチャネルMOSトラン
ジスタ34pb,34pcおよび34pdを含む。MO
Sトランジスタ34pb〜34pdの各々は、抵抗モー
ドで動作し、そのチャネル抵抗に従って、MOSトラン
ジスタ34paから供給される電流を電圧に変換する。
MOSトランジスタ34paは、定電流源45のMOS
トランジスタ45bとカレントミラー回路を構成してい
る。したがって、この基準電圧発生回路34pにおいて
も、出力ノード35pからの基準電圧VrefPは、定
電流源45が供給する定電流とMOSトランジスタ34
pb〜34pdの有するチャネル抵抗の積により決定さ
れる電圧レベルとなり、外部電源電圧extVccに依
存しない一定の電圧レベルとなる。比較回路36pが内
部電源電圧intVccPとその基準電圧VrefPと
を比較し、比較結果に従ってpチャネルMOSトランジ
スタ38pのコンダクタンスを調整する。
【0073】このMOSトランジスタ34ab〜34a
dのチャネル抵抗とMOSトランジスタ34pb〜34
pdのチャネル抵抗を調整することにより、基準電圧V
refAおよびVrefPの電圧レベルを互いに異なら
せることができる。このチャネル抵抗の違いは、たとえ
ば各MOSトランジスタのチャネル領域への不純物注入
により実現される。また単に、これらの抵抗モードで動
作するMOSトランジスタ(34ab〜34adおよび
34pb〜34pd)の個数を異ならせることにより基
準電圧VrefAおよびVrefPのレベル調整は容易
に実現することができる。
【0074】図5においては示していないが、この出力
ノード35aおよび35pに、それぞれストレス加速モ
ード時に外部電源電圧を伝達するMOSトランジスタが
設けられる。MOSトランジスタ34ab〜34adお
よび34pb〜34pdは、消費電流低減のためにその
インピーダンスは十分大きくされまた電流駆動力も小さ
くされている。したがって、図3に示すMOSトランジ
スタ39aおよび39pのチャネル幅をたとえば数十μ
m程度の広さに設定すれば、この基準電圧発生回路34
aおよび34p動作時においても、これらの出力ノード
35aおよび35pを外部電源電圧extVccレベル
に設定することができる。
【0075】[電圧降下回路の変更例]図6は、電圧降
下回路の変更例の構成を示す図である。図6において
は、周辺用電圧降下回路およびアレイ用電圧降下回路が
同一の回路構成を備えるため(基準電圧レベルが異なる
だけであるため)、1つの電圧降下回路の構成のみを示
す。
【0076】図6において、電圧降下回路は、内部電源
線50上の内部電源電圧intVccと基準電圧Vre
fを比較する比較回路52と、一定の電圧レベルのバイ
アス電圧Viasをゲートに受け、比較回路52の電流
源として作用する電流源トランジスタ54と、比較回路
52の出力信号に従ってそのコンダクタンスが調整さ
れ、外部電源ノードから内部電源線50に電流を供給す
るpチャネルMOSトランジスタ56を含む。この比較
回路52、電流源トランジスタ54およびMOSトラン
ジスタ56は、常時動作し、基準電圧Vrefと内部電
源電圧intVccの差に従って外部電源ノードから内
部電源線50に電流を供給し、内部電源電圧intVc
cの電圧レベルを一定に保持する。この常時動作する回
路部分は、消費電流を低減するため、その電流駆動力は
小さくされている(MOSトランジスタ54の電流供給
力が小さくされる)。
【0077】電圧降下回路は、さらに、活性化時基準電
圧Vrefと内部電源電圧intVccとを比較する比
較回路62と、活性化信号ACTの活性化時導通し、比
較回路62の外部電源ノードと接地ノードの間に電流経
路を形成する電流源トランジスタ64と、比較回路62
の出力信号に従ってそのコンダクタンスが調整され、外
部電源ノードから内部電源ノード50に電流を供給する
pチャネルMOSトランジスタ66と、活性化信号AC
Tの非活性化時、比較回路62の出力ノードを外部電源
電圧extVccレベルに設定するpチャネルMOSト
ランジスタ68を含む。
【0078】活性化信号ACTは、たとえばロウアドレ
スストローブ信号/RASに同期して発生され、半導体
記憶装置がスタンバイ状態のときには活性化信号ACT
はLレベルの非活性状態となり、メモリセルの選択動作
が行なわれるアクティブサイクル時この活性化信号AC
TはHレベルの活性状態とされる。したがって、活性化
信号ACTの非活性状態のときには、MOSトランジス
タ64が非導通状態となり、比較回路62の電流経路
(外部電源ノードから接地ノード上に至る経路)が遮断
され、比較回路62が非活性化され、一方、MOSトラ
ンジスタ68が導通し、この比較回路62の出力ノード
を外部電源電圧extVccレベルに設定する。したが
ってMOSトランジスタ66は非導通状態を維持する。
すなわち、この比較回路62およびMOSトランジスタ
66の電圧降下回路部は、スタンバイサイクル時におい
て非活性状態とされ、電流消費が低減される。一方、ア
クティブサイクル時においては活性化信号ACTがHレ
ベルとなり、比較回路62が応じて外部電源ノードから
接地ノードへの電流経路が形成されて活性化され、基準
電圧Vrefと内部電源電圧intVccとを比較し、
その比較結果に従ってMOSトランジスタ66のコンダ
クタンスを調整する。MOSトランジスタ68はこのア
クティブサイクル時において非導通状態にある。この比
較回路62およびMOSトランジスタ66の電流駆動力
は大きくされ、アクティブサイクル時において、内部回
路動作時における内部電源電圧intVccの変動を高
速で補償する。
【0079】この活性化信号ACTは、アレイ用電圧降
下回路の場合、電流が大きく消費されるのはセンスアン
プ動作時であり(センス動作完了後のラッチ状態時にお
いては大きな電流は消費されない)、したがってセンス
アンプのセンス動作時センスアンプ活性化信号に応答し
て活性状態とされ、センス動作完了後は非活性状態に保
持されてもよい。周辺用の電圧降下回路の場合、ロウア
ドレスストローブ信号/RASの活性化時に動作する回
路に対しては活性化信号ACTをロウアドレスストロー
ブ信号/RASに応じて変化させ、列選択に関連する回
路に対しては活性化信号ACTはコラムアドレスストロ
ーブ信号/CASに従って活性/非活性化されてもよ
い。MOSトランジスタ68は、この活性化信号ACT
がLレベルの非活性状態にときに、確実に比較回路62
の出力信号を外部電源電圧extVccレベルに設定し
て、MOSトランジスタ66を非導通状態に設定するた
めに設けられる。
【0080】この活性化信号ACTは、電圧降下回路が
内部電源電圧を与える回路の活性期間に応じて適当に定
められればよい。発生する内部電源電圧の電圧レベルが
同じ場合においても、各機能ごとにグループ化された回
路群ごとに電圧降下回路を設ける構成が用いられてもよ
い。以下の説明においては、この電圧降下回路の「差動
増幅部」は、常時動作する比較回路および対応のMOS
トランジスタと、アクティブサイクル時に活性化される
比較回路およびこの比較回路の出力信号に従って電流を
供給するMOSトランジスタ両者を含む構成を示すもの
とする。
【0081】図7は、ストレス加速モード指示信号発生
部の構成の一例を示す図である。図7において、ストレ
ス加速モード指示信号発生部は、特定のアドレス信号ビ
ットextA1が所定の電圧レベル以上の高電圧レベル
に設定されたことを検出するスーパーVIH検知回路7
0aと、このスーパーVIH検知回路70aの出力信号
SVIHとテストモードエントリ信号TENTとを受け
るNAND回路70bと、テストモード終了信号TEX
Tを受けるインバータ回路70cと、NAND回路70
bの出力信号を一方入力に受けるNAND回路70d
と、インバータ回路70cの出力信号を一方入力に受け
るNAND回路70eと、NAND回路70dの出力信
号を反転してストレス加速モード指示信号/STRを出
力するインバータ回路70fと、NAND回路70eの
出力信号を反転してストレス加速モード指示信号STR
を出力するインバータ回路70gを含む。NAND回路
70dおよび70eの他方入力と出力は交差結合され
る。
【0082】スーパーVIH検知回路70aは、たとえ
ば外部アドレス信号ビットextA1である特定のアド
レス信号ビット入力端子に与えられる信号が通常動作モ
ード時に与えられるHレベルの信号よりも十分高い電圧
レベルに設定されたときに、その出力信号SVIHをH
レベルの活性状態とする。次に、この図7に示すストレ
ス加速モード指示信号発生部の動作について説明する。
【0083】テストモードにあるとき、テストモードエ
ントリ信号TENTがHレベルに設定される。特定のア
ドレス信号ビットextA1が通常の電圧レベル以下の
電圧レベルのとき、このスーパーVIH検知回路70a
の出力信号SVIHがLレベルであり、またテストモー
ド終了信号TEXTもLレベルである。この状態におい
ては、信号/STRおよびSTRはリセット状態のHレ
ベルおよびLレベルをそれぞれ維持している。
【0084】アドレス信号ビットextA1が、通常動
作時に与えられる電圧レベルよりも十分高い電圧レベル
(外部電源電圧extVccレベル以上)の電圧レベル
に設定されると、スーパーVIH検知回路70aの出力
信号SVIHがHレベルに立上がる。応じて、NAND
回路70bの出力信号がLレベルとなり、NAND回路
70dの出力信号がHレベルとなる。したがってインバ
ータ回路70fからのストレス加速モード指示信号/S
TRがLレベルに立下がる。NAND回路70eは、そ
の両入力にHレベルの信号を受け、Lレベルの信号を出
力し、応じてインバータ回路70gからのストレス加速
モード指示信号STRがHレベルに立上がる。
【0085】この状態は、テストモードエントリ信号T
ENTがHレベルに保持されている間維持される。
【0086】テストモード完了時において、テストモー
ド終了信号TEXTが所定期間Hレベルに設定され、応
じてインバータ回路70cの出力信号がLレベルに立下
がる。これにより、NAND回路70eの出力信号がH
レベルとなり、応じてNAND回路70dの両入力がH
レベルとなって、その出力信号がLレベルとなる。した
がって、インバータ回路70gからの信号STRがLレ
ベルに立下がり、またインバータ回路70fからの信号
/STRがHレベルに立上がる。これにより、ストレス
加速モードが完了する。
【0087】図9は、図7に示すスーパーVIH検知回
路70aの構成の一例を示す図である。図9において、
スーパーVIH検知回路70aは、アドレス信号ビット
extA1を受ける入力保護回路72と、入力保護回路
72を介して与えられる電圧をそれぞれのしきい値電圧
低下させて伝達する2つの互いに直列に接続されかつダ
イオード接続されたnチャネルMOSトランジスタ73
aおよび73bと、そのゲートに内部電源電圧intV
ccPを受け、MOSトランジスタ73bを介して与え
られた電圧をノードNDaに伝達するpチャネルMOS
トランジスタ74と、ノードNDa上の信号電位を受け
るインバータ75aと、インバータ75aの出力信号を
反転してスーパーVIH検知信号SVIHを出力するイ
ンバータ回路75bと、ノードNDaと接地ノードの間
に直列に接続されるnチャネルMOSトランジスタ76
a〜76nを含む。MOSトランジスタ76a〜76n
のゲートは、内部電源電圧intVccPを受けるよう
に結合される。これらのMOSトランジスタ76a〜7
6nのチャネル抵抗は十分大きくされており、これらの
MOSトランジスタ76a〜76nはプルダウン抵抗と
して作用する。
【0088】スーパーVIH検知回路70aは、さら
に、ロウアドレスストローブ信号/RASの立上がりに
応答してノードNDaの電位を接地電圧レベルによりリ
セットするリセット回路77を含む。このリセット回路
77は、ロウアドレスストローブ信号/RASを所定時
間遅延しかつ反転して出力する反転遅延回路77aと、
反転遅延回路77aの出力信号とロウアドレスストロー
ブ信号/RASを受けるNAND回路77bと、NAN
D回路77bの出力信号を受けるインバータ77cと、
ノードNDaと接地ノードの間に接続されかつそのゲー
トがインバータ回路77cの出力信号を受けるように結
合されるnチャネルMOSトランジスタ77dを含む。
次に、この図9に示すスーパーVIH検知回路70aの
動作について、図10に示す信号波形図を参照して説明
する。
【0089】入力保護回路72は、抵抗素子およびクラ
ンプ素子を含み、このアドレス信号入力端子に与えられ
る信号が異常高電圧となったときに内部の構成要素に異
常高電圧が印加されるのを防止しかつ大電流が流れ込む
のを防止する。アドレス信号ビットextA1が通常の
電圧レベルのとき、MOSトランジスタ73aおよび7
3bは、非導通状態にあるかまたは導通状態のときに与
えられた信号の電圧レベルをそのしきい値電圧分低下さ
せて伝達する。pチャネルMOSトランジスタ74は、
そのゲートに内部電源電圧intVccPを受けてお
り、MOSトランジスタ73bを介して与えられる信号
の電圧レベルがこの内部電源電圧intVccPよりも
低い場合には非導通状態を維持する。この状態において
は、ノードNDaは、MOSトランジスタ76a〜76
nにより、接地電圧レベルにプルダウンされており、信
号SVIHはLレベルにある。
【0090】アドレス信号ビットextA1が通常の電
源電圧レベルよりも十分高い電圧レベルに設定される
と、MOSトランジスタ73aおよび73bが導通し、
MOSトランジスタ74のソースへは、内部電源電圧i
ntVccPよりも十分高い電圧が伝達され、MOSト
ランジスタ74が導通し、MOSトランジスタ76a−
76nに電流が流れ、ノードNDaにHレベルの電圧が
伝達される。これにより、インバータ75bからのスー
パーVIH検知信号SVIHがHレベルに立上がる。
【0091】アドレス信号ビットextA1が通常の電
圧レベル以下の電圧レベルに立下げられて、pチャネル
MOSトランジスタ74が非導通状態となった場合、ノ
ードNDaは、十分大きな抵抗値を有するMOSトラン
ジスタ76a〜76nを介して緩やかに放電される。次
にロウアドレスストローブ信号/RASをLレベルから
Hレベルに立上げると、このロウアドレスストローブ信
号/RASの立上がりに応答して、ノードNDbに、ワ
ンショットのパルス信号が発生され、MOSトランジス
タ77dが導通する。MOSトランジスタ77dの電流
駆動力はMOSトランジスタ74のそれよりも十分大き
くされている。ノードNDaが高速で接地電圧レベルに
放電され、応じてスーパーVIH検知信号SVIHがL
レベルに立下がる。このロウアドレスストローブ信号/
RASは、スーパーVIH条件設定時にLレベルに設定
する必要はない。ストレス加速モードにおいて1つのア
クティブサイクルが行なわれ、その完了時にロウアドレ
スストローブ信号/RASがHレベルに立上がるため、
この1つのアクティブサイクル完了時にリセット回路7
7が活性化されてノードNDaを接地電圧レベルにリセ
ットすればよい。
【0092】図11は、テストモード制御信号発生部の
構成を概略的に示す図である。図11において、テスト
モード制御信号発生部は、ロウアドレスストローブ信号
/RASとコラムアドレスストローブ信号/CASを受
け、CBR条件が満足されたことを検出するCBR検出
回路80と、このCBR検出回路80からのCBR検出
信号に従って所定の時間幅を有するワンショットパルス
を発生するワンショットパルス発生回路82と、ロウア
ドレスストローブ信号/RASとコラムアドレスストロ
ーブ信号/CASとライトイネーブル信号/WEとを受
け、WCBR条件が満足されたことを検出するWCBR
検出回路84と、WCBR検出回路84からのWCBR
検出信号に応答してセットされ、ワンショットパルス発
生回路82からのワンショットパルスに応答してリセッ
トされるセット優先型セット/リセットフリップフロッ
プ86を含む。ワンショットパルス発生回路82からテ
ストモード終了信号TEXTが出力され、セット/リセ
ットフリップフロップ86の出力Qからテストモードエ
ントリ信号TENTが出力される。
【0093】CBR条件は、ロウアドレスストローブ信
号/RASの立下がりよりも早いタイミングでコラムア
ドレスストローブ信号/CASがLレベルに立下げられ
る状態を示す。WCBR条件は、ライトイネーブル信号
/WEおよびコラムアドレスストローブ信号/CASが
ともにロウアドレスストローブ信号/RASよりも早い
タイミングでLレベルに設定される状態を示す。
【0094】この図11に示すテストモード制御部の構
成においては、WCBR条件が満たされると、フリップ
フロップ86から出力されるテストモードエントリ信号
TENTがHレベルの活性状態となる。この状態で、C
BR条件が満足されると、ワンショットパルス発生回路
82からのテストモード終了信号TEXTがHレベルの
活性状態とされ、応じてフリップフロップ86からのテ
ストモードエントリ信号TENTが非活性状態のLレベ
ルとなる。WCBR条件設定時、CBR条件も満たされ
るが、セット/リセットフリップフロップ86はセット
優先型であり、確実にWCBR条件設定時にセットされ
る。信号/WEをCBR検出回路80へ与えてもよい。
【0095】半導体装置などの集積回路装置において
は、半導体チップのパッケージ実装後、ストレス加速モ
ード以外の通常の機能テストなどを行なう必要がある。
このバーンインモードなどのストレス加速モード以外の
テストモード動作を行なうために、このWCBR条件お
よびCBR条件で、テストモード期間を設定する。テス
トモードエントリ信号TENTがHレベルの活性状態の
ときに、たとえば特定のアドレス信号ビットextA1
がスーパーVIH条件を満たす状態に設定されたとき
に、ストレス加速モードが実行される。
【0096】図12は、図11に示すCBR検出回路8
0の構成の一例を示す図である。図12において、CB
R検出回路80は、コラムアドレスストローブ信号/C
ASを受けるインバータ回路80aと、ロウアドレスス
トローブ信号/RASを受けるインバータ回路80b
と、インバータ回路80aの出力信号を一方入力に受け
るNAND回路80cと、インバータ回路80bの出力
信号を一方入力に受けるNAND回路80dとを含む。
NAND回路80cの他方入力はNAND回路80dの
出力に結合され、NAND回路80dの他方入力は、N
AND回路80cの出力に結合される。
【0097】CBR検出回路80は、さらに、NAND
回路80cの出力信号を一方入力に受けるNAND回路
80eと、インバータ回路80bの出力信号を一方入力
に受けるNAND回路80fを含む。NAND回路80
eの他方入力は、NAND回路80fの出力に結合さ
れ、NAND回路80fの他方入力は、NAND回路8
0eの出力に結合される。このNAND回路80fの出
力信号を受けるインバータ回路80gから、CBR検出
信号φCBRが出力される。次にこの図12に示すCB
R検出回路80の動作について、図13に示す波形図を
参照して説明する。
【0098】時刻t0以前においては、ロウアドレスス
トローブ信号/RASおよびコラムアドレスストローブ
信号/CASがともにHレベルにある。この状態におい
ては、インバータ回路80aおよび80bのそれぞれの
出力信号はLレベルであり、NAND回路80cの出力
ノードNDcおよびNAND回路80dの出力ノードN
DdはHレベルにある。また、NAND回路80fの出
力信号はHレベルであり、NAND回路80eの両入力
はHレベルとなり、ノードNDeはLレベルにある。イ
ンバータ回路80gからのCBR検出信号φCBRはL
レベルにある。
【0099】時刻t0において、コラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがLレベルに立下げられると、応じて
ノードNDcの電圧レベルがLレベルに立下がる。この
ノードNDcの電圧レベルの低下に従って、NAND回
路80eの出力ノードNDeの電圧レベルがHレベルに
立上がる。この状態においては、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASはまだHレベルであり、CBR検出信号
φCBRはLレベルを維持する。
【0100】時刻t1において、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASがLレベルに立下がると、インバータ回
路80bの出力信号がHレベルとなり、NAND回路8
0fの出力信号がLレベルとなり、応じてCBR検出信
号φCBRがHレベルに立上がる。
【0101】時刻t2において、コラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがLレベルからHレベルに立上がる
と、インバータ回路80aの出力信号がLレベルとな
り、応じてNAND回路80cの出力ノードNDcの電
圧レベルがHレベルに立上がる。このノードNDcの電
圧レベルの立上がりに応答して、NAND回路80dの
両入力がHレベルとなり、ノードNDdの電圧レベルが
Lレベルに立下がる。この状態においては、まだノード
NDeの電圧レベルは変化せず、またCBR検出信号φ
CBRはHレベルを維持する。
【0102】時刻t3において、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASをHレベルに立上げると、インバータ回
路80bの出力信号がLレベルに立下がり、ノードND
bの電圧レベルがHレベルに立下がる。NAND回路8
0fの出力信号がHレベルとなり、ノードNDeの電圧
レベルがLレベルに立下がり、またインバータ回路80
gからのCBR検出信号φCBRがLレベルに立下が
る。
【0103】図12に示すWCBR検出回路84は、こ
の図12に示す構成において、ライトイネーブル信号/
WEとコラムアドレスストローブ信号/CASを受ける
OR回路の出力信号をインバータ回路80aに与えれば
実現される。ワンショットパルス発生回路82として
は、図9に示すリセット回路77のワンショットパルス
発生回路と同様の構成を利用することができる。
【0104】上述のように、テストモードにおいてWC
BR条件およびCBR条件を用い、信頼性評価のための
ストレス加速モード設定に、特定のアドレスピンなどの
外部ピン端子のスーパーVIH条件を利用することによ
り、テスト専用の余分のピン端子を設けることなく必要
なテストモードを設定することができる。
【0105】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、それぞれの電圧レベルが異なる基準電圧を発生
し、これらの基準電圧に従ってそれぞれ別々に設けられ
る内部電源線へこれらの基準電圧レベルに応じた内部電
源電圧を伝達するように構成しているため、高速動作す
べき回路を高速動作させることができ、また低消費電流
で動作する回路を低消費電流で動作させることができ
る。また、この基準電圧発生回路の出力ノードには、ス
トレス加速モード時外部電源電圧を供給するように構成
しているため、比較回路および基準電圧発生回路の電圧
ストレス加速を行なうことができ、電圧降下回路のスト
レス加速モード動作を行なって信頼性評価を行なうこと
ができる。
【0106】また、別々に設けられる電源ピン端子に接
続されるパッドを相互接続することにより、このパッド
に応じたノイズおよびサージ電圧をこの外部電源線内で
分散させて吸収することができ、ノイズおよびサージ耐
性に優れた電源線を実現することができる。
【0107】[実施の形態2]図14は、この発明の実
施の形態2に従う内部電源電圧発生回路の構成を概略的
に示す図である。図14に示す構成においては、外部電
源端子20pに接続される電源パッド30pに対して、
外部電源線32pが接続され、また外部電源端子20a
に接続される電源パッド30aに対し、外部電源線32
aが接続される。これらの外部電源線32pおよび32
aは互いに分離される。外部電源線32pおよび32a
には、それぞれ安定化容量40pおよび40aが接続さ
れる。
【0108】周辺用電圧降下回路22pは、この外部電
源線32pからの外部電源電圧extVccを一方動作
電源電圧として動作して、所定の電圧レベルの基準電圧
VrefPを発生する基準電圧発生回路34pと、この
基準電圧発生回路34pの出力する基準電圧VrefP
と内部電源線35p上の内部電源電圧intVccPを
差動増幅し、その差動増幅結果に従って内部電源電圧i
ntVccPを基準電圧VrefPレベルにする差動増
幅部90pと、ストレス加速モード指示信号/STRの
活性化に応答して導通し、基準電圧発生回路34pの出
力ノードを外部電源線32pに接続するpチャネルMO
Sトランジスタ39pを含む。差動増幅部90pは、図
6に示す構成を有し、スタンバイサイクル時に内部電源
電圧intVccPを基準電圧レベルに保持する回路
と、アクティブサイクル時に活性化されて、この内部電
源電圧intVccPを基準電圧VrefPに保持する
回路部分とを含む。
【0109】アレイ用電圧降下回路22aは、この外部
電源線32a上の外部電源電圧を一方動作電源電圧とし
て動作して、所定の電圧レベルの基準電圧VrefAを
発生する基準電圧発生回路34aと、基準電圧Vref
Aと内部電源線35a上の内部電源電圧intVccA
とを差動増幅し、その差動増幅結果に従って外部電源線
32aから内部電源線35aへ電流を供給して、内部電
源電圧intVccAを基準電圧VrefAレベルに保
持する差動増幅部90aと、ストレス加速モード指示信
号/STRの活性化時導通し、基準電圧発生回路34a
の出力ノードを外部電源線32aに接続するpチャネル
MOSトランジスタ39aを含む。この差動増幅部90
aは、図6に示す構成と同様の構成を備える。内部電源
線35pおよび35aには、それぞれ安定化容量41p
および41aが接続される。
【0110】この図14に示す内部電源電圧発生回路の
構成は、図3に示す内部電源電圧発生回路と、この外部
電源線が周辺回路用の外部電源線32pとアレイ回路用
の外部電源線32aに分割される点が異なっているだけ
であり、他の構成は実質的に同じである。
【0111】この図14に示す構成に従えば、ストレス
加速モード時、この外部電源線32p上の外部電源電圧
extVccの電圧レベルと外部電源線32a上の外部
電源電圧extVccを互いに独立にその電圧レベルを
設定することができる。したがって、図15に示すよう
に、ストレス加速モード時、周辺系回路95pに与えら
れる外部電源電圧extVccPとアレイ系回路95a
に与えられる外部電源電圧extVccAの電圧レベル
を独立に設定し、これらの周辺系回路95pおよびアレ
イ系回路95aの電圧ストレス加速条件を同じとするこ
とができ、この半導体記憶装置の信頼性評価を正確に行
なうことができる。
【0112】ここで、周辺系回路95pは、行デコー
ダ、列デコーダおよびクロック発生回路を含み、アレイ
系回路は、センスアンプおよび入出力回路を含む。
【0113】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、周辺系回路とアレイ系回路に対する電源線を別
々に設けたため、ストレス加速モード時、これらの周辺
系回路およびアレイ系回路に印加される加速電圧を互い
に独立に設定することができ、半導体記憶装置内におけ
る周辺系回路およびアレイ系回路の電圧ストレス条件を
同じ割合で加速することができ、バーンインなどの性能
評価のためのテストを正確に行なうことができる。
【0114】[実施の形態3]図16は、この発明の実
施の形態3に従う内部電源電圧発生回路の構成を概略的
に示す図である。この図16に示す内部電源電圧発生回
路の構成は、図14に示す構成と、外部電源線32pお
よび32aの間に、ストレス加速モード指示信号/ST
Rに応答するpチャネルMOSトランジスタ96が設け
られている点が異なっている。他の構成は図14に示す
構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付
し、その詳細説明は省略する。この外部電源線32pお
よび32aに設けられたpチャネルMOSトランジスタ
96は、ストレス加速動作モード時非導通状態となり、
それ以外の動作モード時には、導通状態となる。
【0115】図17(A)に示すように、ストレス加速
モードの場合の動作モード時においては、このストレス
加速モード指示信号/STRはLレベルであり、MOS
トランジスタ96は導通状態にある。この状態におい
て、外部電源線32pおよび32aが電気的に接続さ
れ、電源パッド30pおよび30aの間に配設される外
部電源線の容量は大きくなる。したがって、たとえば、
外部電源パッド30pに大きなサージ電圧が印加された
場合、外部電源線32pおよび32aにその電荷を分散
させることができ、したがって、このサージ電圧により
高電界が外部電源線32pおよび32aに印加されるの
を防止することができ、外部電源線の信頼性が確保され
る。また、安定化容量40pおよび40aがこれらの外
部電源線32pおよび32aに接続されているため、こ
のサージ電圧などにより印加された電荷がこれらの容量
40pおよび40aにより吸収され、応じて外部電源線
の電圧レベルの上昇を抑制し、応じて外部電源線の電界
の緩和を行なうことができる(電荷Qは、容量Cと電圧
Vの積で与えられる:Q=C・V)。
【0116】一方、ストレス加速モード時においては、
図17(B)に示すように、ストレス加速モード指示信
号/STRがHレベルとなり、MOSトランジスタ96
が非導通状態となる。この状態においては、外部電源線
32pおよび32aが互いに分離される。したがって、
電源パッド30pおよび30aへそれぞれ互いに電圧レ
ベルの異なる外部電源電圧extVccPおよびext
VccAを印加することができる。これにより、実施の
形態2と同様、周辺系回路およびアレイ系回路を同じ加
速条件で動作させることができ、確実に信頼性評価を行
なうことができる。
【0117】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、周辺系回路のための外部電源線とアレイ系回路
のための外部電源線の間に、ストレス加速モード指示信
号に応答して導通/非導通となるMOSトランジスタを
配置しているため、ストレス加速モード時においては、
周辺系回路およびアレイ系回路を同じ加速条件で動作さ
せることができ、信頼性の高いストレス加速モードテス
トを行なうことができる。また、このストレス加速モー
ド以外のときには、これらの電源線が電気的に接続さ
れ、その大きな寄生容量により、高電圧サージがたとえ
ば印加されても、このサージ電圧を分散して吸収するこ
とができ、信頼性の高い外部電源線を実現することがで
きる。これはまた高電圧サージに限らず、通常のノイズ
が外部電源線に発生した場合においても、このノイズを
吸収することができ、外部電源電圧の変動の小さな外部
電源線を実現することができる。
【0118】[実施の形態4]図18は、この発明の実
施の形態4に従う内部電源電圧発生回路の構成を概略的
に示す図である。この図18に示す内部電源電圧発生回
路の構成においては、外部電源端子20pおよび20a
に接続される電源パッド30pおよび30aが外部電源
線32により相互接続される。また、アレイ用電圧降下
回路22aにおいては、ストレス加速モード指示信号/
STRをゲートに受けるpチャネルMOSトランジスタ
39aと外部電源線32の間に、nチャネルMOSトラ
ンジスタ100が設けられる。このnチャネルMOSト
ランジスタ100は、そのゲートが外部電源線32に接
続され、ダイオードとして作用する。他の部分は、図1
6に示す構成と同じであり、対応する部分には同一参照
番号を付し詳細説明は省略する。
【0119】この図18に示す構成においては、ストレ
ス加速モード時、MOSトランジスタ100および39
aが導通し、基準電圧発生回路34a上の電圧レベル
は、extVcc−Vthとなる。ここでVthは、M
OSトランジスタ100のしきい値電圧を示す。一方、
周辺用電圧降下回路22pにおいては、ストレス加速モ
ード時、基準電圧発生回路34pの出力ノードは、pチ
ャネルMOSトランジスタ39pにより、外部電源電圧
extVccの電圧レベルに設定される。したがって、
たとえば、このMOSトランジスタ100のしきい値電
圧VthをintVccP−intVccAに等しくす
れば、ストレス加速モード時、周辺系回路の電源電圧と
アレイ系回路の電源電圧の差を通常動作サイクルのそれ
と同じとすることができ、集積回路装置内の電圧ストレ
ス加速条件をほぼ一様にすることができる。特に、加速
条件を、通常動作モード時とストレス加速モード時の電
源電圧の比で表わすと、しきい値電圧Vthを次式に従
って設定すれば、アレイ系回路と周辺系回路の電圧スト
レス条件の加速度を同じとすることができる。
【0120】Vth=extVcc・(1−intVc
cA/intVccP) この図18に示す構成においても、外部電源線32が、
電源パッド30pおよび30a間にわたって延在して配
置されてパッド30aおよび30pを相互接続してお
り、ノイズに強い電源線を実現することができる。
【0121】なお、MOSトランジスタ100とMOS
トランジスタ39aの接続位置が交換されてもよい。
【0122】また、周辺系回路のための内部電源電圧i
ntVccPが外部電源電圧extVccに近い場合に
は、このMOSトランジスタ100のしきい値電圧Vt
hを内部電源電圧intVccPおよびintVccA
の差に設定しても、この周辺系回路およびアレイ系回路
の電圧ストレス加速条件を同じとすることができる。
【0123】以上のように、この発明の実施の形態4に
従えば、ストレス加速モード時、外部電源電圧を低下し
てこのアレイ系回路の基準電圧発生回路の出力ノードへ
伝達するように構成しているため、ストレス加速モード
時における周辺系回路に与えられる電源電圧とアレイ系
回路に与えられる電源電圧の差を通常動作モード時のそ
れとほぼ同じとすることができ、装置内の一様なストレ
ス加速を実現することができ、信頼性の高い信頼性評価
試験を行なうことができる。
【0124】[実施の形態5]図19は、この発明の実
施の形態5に従う内部電源電圧発生回路の構成を概略的
に示す図である。この図19において、外部電源端子2
0aa、20ab、20paおよび20pbそれぞれに
対し、電源パッド30aa、30ab、30paおよび
30pbが設けられる。これらの電源パッド30aa、
30ab、30paおよび30pbに対応して、電圧降
下回路22aa、22ab、22paおよび22pbが
設けられる。電圧降下回路22aa、22ab、22p
aおよび22pbの構成は、先の実施の形態1ないし4
に示した構成のいずれかの構成を備える。電圧降下回路
22aaがアレイ用の内部電源電圧intVccA1を
発生し、電圧降下回路22abがアレイ用の内部電源電
圧intVccA2を発生し、電圧降下回路22paが
アレイ用の内部電源電圧intVccP1を発生し、電
圧降下回路22pbが周辺回路用の内部電源電圧int
VccP2を発生する。たとえば、アレイ用内部電源電
圧intVccA1は、センスアンプへ与えられ、アレ
イ用内部電源電圧intVccA2は入出力回路へ与え
られる。内部電源電圧intVccP1は、クロック発
生回路、および列/行デコーダへ与えられ、内部電源電
圧intVccP2は入出力バッファへ与えられる。各
回路特性に応じて、内部電源電圧のレベルを調整するこ
とにより、低消費電流および高速動作性に優れた半導体
記憶装置を実現することができる。
【0125】以上のように、この発明の実施の形態5に
従えば、複数個の外部電源端子それぞれに対して、互い
に電圧レベルの異なる内部電源電圧を発生する電圧降下
回路を設けたため、内部回路の動作特性に合わせて、対
応の内部電源電圧レベルを最適な値に設定することがで
き、高速動作および低消費電流を実現することのできる
半導体記憶装置を実現することができる。
【0126】[他の適用例]上述の説明においては、ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)
が半導体集積回路装置の一例として示されている。しか
しながら、外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を発生
する電圧降下回路を備える集積回路装置であれば、本発
明は適用可能である。
【0127】また、ストレス加速モードとしては、バー
ンインモードおよび寿命試験などの信頼性評価のための
試験であればよい。
【0128】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、外部
電源パッドそれぞれに対応して互いに電圧レベルの異な
る内部電源電圧を発生する電圧降下回路を設けかつ内部
電源電圧レベルを決定する基準電圧発生回路の出力ノー
ドをストレス加速モード時対応の外部電源ノードに電気
的に結合するように構成したため、内部電源電圧レベル
を、対応の内部電源電圧を利用する回路の特性に合わせ
て設定することができ、高速動作および低消費電流特性
を備える半導体集積回路装置を実現することができ、ま
た基準電圧発生回路の出力ノードがストレス加速モード
時外部電源電圧ノードに結合されるため、電圧降下回路
のストレス加速試験を合わせて行なうことができ、半導
体集積回路装置の信頼性評価を確実に行なうことができ
る。
【0129】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
第1および第2の電源ノードそれぞれに対応して基準電
圧と対応の内部電源線用の電圧を比較する第1および第
2の比較回路と、これら第1および第2の比較回路の出
力信号に従ってそれぞれ対応の第1および第2の電源ノ
ードと対応の電源ノードから対応の内部ノードへ電流を
供給する第1および第2の電流ドライブトランジスタと
を設け、ストレス加速モード時これらの第1および第2
の基準電圧発生回路の出力ノードを対応の電源ノードに
接続するように構成したため、内部回路の動作特性に合
わせて内部電源電圧を最適レベルに設定することがで
き、高速動作および低消費電流を実現することができ、
かつさらに基準電圧ノードが対応の外部電源ノードに電
気的に接続されるため、ストレス加速モード時比較回路
に対する電圧ストレスを加速することができ、確実に電
圧降下回路の信頼性評価を行なうことができる。
【0130】請求項2に係る発明に従えば、第1および
第2の電源ノードを電源配線で相互接続しているため、
高電圧サージなどが電源パッドに印加された場合におい
ても、この高電圧サージの電荷を分散して吸収させるこ
とができ、電源ノイズに強い内部電源電圧発生回路を実
現することができる。
【0131】請求項3に係る発明に従えば、第1および
第2の電源ノードを互いに分離しているため、ストレス
加速モード時互いに独立に第1および第2の内部電源電
圧レベルを設定することが可能となり、半導体集積回路
装置の内部回路の電圧ストレスを一様に加速することが
でき、正確な信頼性評価を行なうことができる。
【0132】請求項4に係る発明に従えば、第1および
第2の電源ノードの間に、ストレス加速モード時非導通
状態となり、ストレス加速モード以外の動作モード時は
導通状態となるスイッチング素子を設けているため、ス
トレス加速モード時においては、第1および第2の内部
電源電圧を互いに独立に設定することができ、一様なス
トレス加速を実現して、信頼性の高い信頼性評価を行な
うことができ、また通常の動作モード時においては、第
1および第2の電源パッドが電源配線で接続されること
になり、高電圧サージおよびノイズなどが生じてもそれ
らを電荷分散により吸収することができ、電源ノイズに
強い内部電源電圧発生回路を実現することができる。
【0133】請求項5に係る発明に従えば、ストレス加
速モード時、一方の外部電源電圧を所定値低下させて対
応の基準電圧発生回路の出力ノードへ伝達するように構
成しているため、ストレス加速モード時においても、通
常動作モード時と同じ条件で電圧ストレスの加速を容易
に行なうことができ、正確に信頼性評価を行なうことが
できる。
【0134】請求項6に係る発明に従えば、メモリアレ
イに関連するアレイ系回路と周辺系回路それぞれに対し
別々に内部電源電圧のレベルを設定するように構成して
いるため、アレイ系回路の消費電流を低減しかつ周辺系
回路の高速動作を保障する、低消費電流かつ高速動作す
る半導体記憶装置を実現することができる。
【0135】請求項7に係る発明に従えば、複数の電源
電圧レベルの異なる基準電圧を発生し、これらの基準電
圧に従って互いに電圧レベルの異なる内部電源電圧を対
応の内部電源線に伝達し、また基準電圧発生手段それぞ
れの出力ノードをストレス加速モード時、外部電源電圧
供給ノードに結合するように構成したため、ストレス加
速モード時この電圧発生手段のストレス加速を行なうこ
とができるとともに、各内部回路の動作特性に合わせた
最適な電圧レベルの内部電源電圧を発生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体集積回
路装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示す半導体集積回路装置の要部の構成
を概略的に示す図である。
【図3】 図1に示す内部電源電圧発生回路の構成を示
す図である。
【図4】 図3に示す比較回路の構成の一例を概略的に
示す図である。
【図5】 図3に示す基準電圧発生回路の構成の一例を
示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1の変更例に従う内部
電源電圧発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図7】 ストレス加速モード指示信号発生部の構成の
一例を示す図である。
【図8】 図7に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。
【図9】 図7に示すスーパーVIH検知回路の構成の
一例を示す図である。
【図10】 図9に示す回路の動作を示す信号波形図で
ある。
【図11】 図7に示すテストモードエントリ信号およ
びテストモード終了信号発生部の構成を概略的に示す図
である。
【図12】 図11に示すCBR検出回路の構成の一例
を示す図である。
【図13】 図12に示すCBR検出回路の動作を示す
信号波形図である。
【図14】 この発明の実施の形態2に従う内部電源電
圧発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図15】 図14に示す内部電源電圧発生回路の効果
を説明するための図である。
【図16】 この発明の実施の形態3に従う内部電源電
圧発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図17】 (A)および(B)は、図16に示す内部
電源電圧発生回路の外部電源線の接続態様を示す図であ
る。
【図18】 この発明の実施の形態4に従う内部電源電
圧発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図19】 この発明の実施の形態5に従う内部電源電
圧発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図20】 従来の半導体集積回路装置の全体の構成を
概略的に示す図である。
【図21】 図20に示す電圧降下回路の構成を概略的
に示す図である。
【図22】 図20に示すメモリ回路の構成を概略的に
示す図である。
【図23】 図22に示すメモリアレイ部の構成を概略
的に示す図である。
【符号の説明】
1 半導体集積回路装置、2 メモリセルアレイ、4
アドレスバッファ、5行デコーダ、6 列デコーダ、7
センスアンプ、9 入出力回路、11 入力バッフ
ァ、12 出力バッファ、14 クロック発生回路、2
0a,20p外部電源端子、22 内部電源電圧発生回
路、22a,20p 電圧降下回路、30a,30p
電源パッド、32,32a,32p 外部電源線、34
a,34p 基準電圧発生回路、39a,39p pチ
ャネルMOSトランジスタ、36,36a,36p 比
較回路(差動増幅回路)、45 定電流源、90a,9
0p 差動増幅部、95a アレイ系回路、95p 周
辺系回路、96 pチャネルMOSトランジスタ、10
0 nチャネルMOSトランジスタ、20aa,20a
b,20pa,20pb 外部電源端子、30aa,3
0ab,30pa,30pb 電源パッド、22aa,
22ab,22pa,22pb 電圧降下回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11C 11/34 371A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源ノードに結合され、前記第1
    の電源ノードから電流を供給されて第1の基準電圧を発
    生する第1の基準電圧発生回路、 第2の電源ノードに結合され、前記第2の電源ノードか
    ら電流を供給されて前記第1の基準電圧とレベルの異な
    る第2の基準電圧を発生する第2の基準電圧発生回路、 前記第1の電源ノードの電圧を一方動作電源電圧として
    動作し、前記第1の基準電圧発生回路の出力ノードの電
    圧と第1の内部電源線上の電圧とを比較する第1の比較
    回路、 前記第1の電源ノードと前記第1の内部電源線との間に
    結合され、前記第1の比較回路の出力信号に従って前記
    第1の電源ノードから前記第1の内部電源線へ電流を供
    給する第1の電流ドライブ素子、 前記第1の電源ノードと前記第1の基準電圧発生回路の
    出力ノードとの間に結合され、ストレス加速モード指示
    信号の活性化に応答して、前記第1の基準電圧発生回路
    の出力ノードと前記第1の電源ノードとを電気的に結合
    する第1のスイッチング素子、 前記第2の基準電圧発生回路の出力ノードの電圧と前記
    第1の内部電源線とは別に設けられる第2の内部電源線
    上の電圧とを比較する第2の比較回路、 前記第2の電源ノードと前記第2の内部電源線との間に
    結合され、前記第2の比較回路の出力信号に従って前記
    第2の電源ノードから前記第2の内部電源線へ電流を供
    給する第2の電流ドライブ素子、および前記第2の電源
    ノードと前記第2の基準電圧発生回路の出力ノードとの
    間に結合され、前記ストレス加速モード指示信号の活性
    化に応答して前記第2の電源ノードと前記第2の基準電
    圧発生回路の出力ノードとを電気的に結合する第2のス
    イッチング素子を含む、半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の電源ノードは、各
    々が外部電源電圧を受けかつ別々に設けられる外部電源
    端子にそれぞれ結合され、かつ前記第1および第2の電
    源ノードが電源配線により相互接続される、請求項1記
    載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の電源ノードは、各
    々が外部電源電圧を受ける別々に設けられる外部電源端
    子にそれぞれ結合され、かつ前記第1および第2の電源
    ノードは互いに分離される、請求項1記載の半導体集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電源ノードと前記第2の電源
    ノードとの間に結合され、前記ストレス加速モード指示
    信号の活性化に応答して非導通状態となりかつ前記スト
    レス加速モード指示信号の非活性化に応答して導通状態
    となる第3のスイッチング素子をさらに備える、請求項
    1記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のスイッチング素子は、前記ス
    トレス加速モード指示信号の活性化時、前記第1の電源
    ノード上の電圧を所定値降下させて前記第1の内部電源
    線へ伝達する手段を含む、請求項2記載の半導体集積回
    路装置。
  6. 【請求項6】 行列状に配列される複数のメモリセルを
    有するメモリアレイと、 前記メモリアレイの各列に対応して設けられ、活性化時
    前記第1の内部電源線上の電圧を一方動作電源電圧とし
    て動作し対応の列上のメモリセルデータの検知および増
    幅を行なうセンスアンプと、 前記第2の内部電源線上の電圧を一方動作電源電圧とし
    て動作し、アドレス信号に従って前記メモリセルアレイ
    のアドレス指定されたメモリセルを選択する選択手段を
    さらに含む、請求項1から5のいずれかに記載の半導体
    集積回路装置。
  7. 【請求項7】 互いに分離して配置される複数の内部電
    源線、 前記複数の内部電源線それぞれに対応して設けられ、互
    いに電圧レベルの異なる基準電圧を発生する複数の基準
    電圧発生手段、 前記複数の基準電圧発生手段それぞれに対応して設けら
    れ、対応の基準電圧発生手段からの基準電圧と対応の内
    部電源線上の電圧とを差動増幅し、該増幅結果に従って
    対応の内部電源線上の電圧を調整して対応の内部電源線
    上の電圧を対応の基準電圧出力ノード上の電圧レベルに
    維持するための複数の内部電圧発生手段、およびストレ
    ス加速モード指示信号に応答して、前記複数の基準電圧
    発生手段のそれぞれの基準電圧出力ノードを対応の外部
    電源電圧供給ノードに結合する手段を備える、半導体集
    積回路装置。
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