JPH10267128A - Oリング自動装着装置 - Google Patents

Oリング自動装着装置

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JPH10267128A
JPH10267128A JP9087376A JP8737697A JPH10267128A JP H10267128 A JPH10267128 A JP H10267128A JP 9087376 A JP9087376 A JP 9087376A JP 8737697 A JP8737697 A JP 8737697A JP H10267128 A JPH10267128 A JP H10267128A
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JP
Japan
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ring
work
mounting
cap
automatic
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JP9087376A
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English (en)
Inventor
Akira Ishizuka
章 石塚
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Seiwa KK
Original Assignee
Seiwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】Oリングは容易に変形し易く摩擦係数が高いの
で、従来、ワークにOリングを装着する作業は専ら手作
業に頼っていた。 【解決手段】Oリング3が一列に並んだ状態で供給され
る供給経路86と、供給されて来たOリング3を負圧吸
着作用により取り上げてキャップ2のOリング装着溝7
に載置するOリングピックアップ機構17と、Oリング
受取凹部99を有し供給経路86の先端に対向してOリ
ング3を受け取る受取位置とOリングピックアップ機構
17と対向した引渡し位置との間を移動するキャリア9
0とを備え、キャリア90が受取位置から動く時は、O
リング3の供給動作を停止した状態で、キャリア3を供
給経路86から手前側へ離間させるようにした。従っ
て、連続供給されて来るOリング3を一つ一つ分離して
取り上げることができ、Oリング装着作業を自動的に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Oリング自動装着
装置に係り、特に、ワークに設けられている環状のOリ
ング装着部に所定のOリングを自動的に装着するOリン
グ自動装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】部材どうしの接触部を気密又は水密に保
つためのシール手段として、Oリングが多用されてい
る。このOリングの用い方には様々な態様があるが、例
えば、容器の本体とキャップとの接触面にOリングを介
挿させる場合は、キャップ側又は本体側にOリングを取
り付けておくことが多い。具体的には、例えばキャップ
の内面のうち本体の開口部と対向する位置に環状に延び
るOリング装着部を形成し、このOリング装着部にOリ
ングを嵌め込んでいることが多い。このOリング装着部
としては、環状に延びる溝や凸条等が比較的多く用いら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】Oリングをワークに装
着する作業を自動的に行わせるには、例えば、ワークと
Oリングをパーツフィーダーによって連続的に供給する
と共に、供給されて来るOリングをロボットハンドがピ
ックアップしてそれをワークに装着するように構成する
ことが考えられる。ところが、Oリングはゴム弾性を有
するので少しの圧力でも容易に変形してしまう上に、摩
擦係数が高いことから、互いに接している状態のOリン
グを一つ一つ確実に分離することが難しいという特性を
有しているため、Oリングをワークに装着する作業を機
械的に行うことは意外に困難である。特にシリコンゴム
製のOリングは、上記の特性が顕著であり、シリコンゴ
ム製のOリングをワークに装着する作業を機械的に行う
ことは殆ど不可能であるとされていた。このため、従
来、ワークにOリングを装着する作業は専ら手作業に頼
っているのが実情である。従って、Oリング付きのワー
クを大量生産する現場においては、Oリングの装着作業
だけで大勢の要員を抱えなければならないという問題が
あった。
【0004】しかも、この装着を手作業で行うと、Oリ
ングに捩じれを与えてしまうことがあり、その状態のま
までOリングを装着してしまうと、一端は収まったOリ
ングが形状復帰力によってOリング装着部から外れてし
まうことがある。また、キャップの奥まった位置等にO
リングを装着した場合は、その装着状態をしっかり視認
することができないために、装着不良を見つけ難いとい
う問題がある。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に着目して
為されたものであり、Oリングに捩じれを与えること無
くワークに自動的に装着することができるOリング自動
装着装置を提供することを目的とする。また、本発明
は、一列に並んだ状態で供給されて来るOリングを一つ
一つ確実に取り上げることができて、Oリングが変形し
易いことや摩擦係数が高いことに原因するトラブルの発
生を防止できるOリング自動装着装置を提供することを
目的とする。更に、本発明は、Oリングの装着に不良が
生じた場合はそれを確実に検出することができ、しか
も、その検出を行うための特別な工程を要しないOリン
グ自動装着装置を提供することを目的とする。そして、
本発明は、Oリングの装着に不良が生じた場合は、その
不良品を自動的に除いて良品のみを回収することができ
るOリング自動装着装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明Oリング自動装着装置は、ワークを着脱自在
に保持して間欠的に移送するワーク送り手段と、Oリン
グを前記ワーク送り手段に向けて供給するOリング供給
手段と、供給されて来たOリングを負圧吸着作用により
取り上げてワークのOリング装着部に載置するOリング
ピックアップ手段と、ワークに載置されたOリングをそ
の軸方向から押圧することでOリングをOリング装着部
に装着するOリング押圧手段と、Oリングが装着済みの
ワークを前記ワーク送り手段から取り出すワーク取出手
段とを設けた。
【0007】請求項2の発明では、請求項1のOリング
自動装着装置において、ワークとOリングを複数一組で
処理するようにした。
【0008】請求項3の発明に係るOリング自動装着装
置では、ワークを着脱自在に保持して間欠的に移送する
ワーク送り手段と、Oリングを一列に並べた状態で前記
ワーク送り手段に向けて供給するOリング供給手段と、
供給されて来たOリングを負圧吸着作用により取り上げ
てワークのOリング装着部に載置するOリングピックア
ップ手段と、Oリングが収まる凹部を有し前記Oリング
供給手段の供給経路の先端に対向してOリングを受け取
る受取位置と前記Oリングピックアップ手段と対向した
引渡し位置との間を移動するキャリアとを備え、前記キ
ャリアが受取位置から動く時は、Oリング供給手段によ
るOリング供給動作を停止した状態で、キャリアを前記
供給経路から手前側へ離間させるようにした。
【0009】請求項4の発明に係るOリング自動装着装
置では、ワークを着脱自在に保持して間欠的に移送する
ワーク送り手段と、Oリングを前記ワーク送り手段に向
けて供給するOリング供給手段と、供給されて来たOリ
ングを負圧吸着作用により取り上げてワークのOリング
装着部に載置するOリングピックアップ手段と、ワーク
に載置されたOリングを押圧することでOリングをOリ
ング装着部に装着するOリング押圧手段と、前記Oリン
グ押圧手段の押圧部材の移動量を代理値としてOリング
装着状態の合格/不合格を検出する検出手段とを設け
た。
【0010】請求項5の発明に係るOリング自動装着装
置では、ワークを着脱自在に保持して間欠的に移送する
ワーク送り手段と、Oリングを前記ワーク送り手段に向
けて供給するOリング供給手段と、供給されて来たOリ
ングを負圧吸着作用により取り上げてワークのOリング
装着部に載置するOリングピックアップ手段と、ワーク
に載置されたOリングを押圧することでOリングをOリ
ング装着部に装着するOリング押圧手段と、Oリング装
着状態の合格/不合格を検出する検出手段と、前記検出
手段により検出された合格/不合格の信号に従って合格
ワークと不合格ワークとを分けて回収する回収手段とを
設けた。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るOリン
グ自動装着装置1を図面に従って説明する。このOリン
グ自動装着装置1は、人工透析治療に用いられるダイア
ライザー(人工腎臓)のキャップ2にOリング3を装着
するためのものである。
【0012】先ず、キャップ2とOリング3を説明する
(図4、図6、図11等を参照)。キャップ2は、円形
深皿状をした主部4と、主部4の端壁5の中心部から突
出した細身の円筒状を為すパイプ接続部6とが透明な合
成樹脂によって一体に形成されて成り、端壁5の内面に
はOリング装着溝7が形成され、主部4の内周面には図
示しないネジ溝が形成されている。Oリング装着溝7
は、端壁5の内面の外周寄りの位置に設けられ、主部4
と同心の円環状に延びるように形成され、その周方向と
直交する断面は略半円形をしている。
【0013】Oリング3はシリコンゴムにより形成さ
れ、その径は、キャップ2のOリング装着溝7より僅か
に小さくされており、その周方向と直交する断面の略半
分がOリング装着溝7に収まるように装着される(図1
1参照)。
【0014】次にOリング自動装着装置1の概要を説明
する(図1及び図2参照)。Oリング自動装着装置1
は、Oリング3をキャップ2に装着するための各種の作
業を行う組立て作業部10と、この組立て作業部10へ
向けてキャップ2を供給するキャップ供給部11と、組
立て作業部10へ向けてOリング3を供給するOリング
供給部12と、Oリング3が装着済みのキャップ2を回
収する回収部13等から構成されている。組立て作業部
10は、キャップ2が着脱自在に保持されるキャップホ
ルダー14を備えたワーク送りテーブル15と、キャッ
プピックアップ機構16と、Oリングピックアップ機構
17と、Oリング押込/検出機構18と、取出機構19
とから構成されている。
【0015】キャップ供給部11により供給されて来た
キャップ2は、キャップピックアップ機構16により取
り上げられてキャップホルダー14に装着され、次い
で、ワーク送りテーブル15が回転することによってO
リングピックアップ機構17と対応した位置へと移送さ
れる。Oリング供給部12により供給されて来たOリン
グ3は、Oリングピックアップ機構17により取り上げ
られてキャップ2のOリング装着溝7上に載置される。
そして、Oリング3が載置されたキャップ2は、ワーク
送りテーブル15が回転することによってOリング押込
/検出機構18と対応した位置へと移送される。
【0016】Oリング押込/検出機構18においては、
Oリング3を上方から押圧することでOリング3をOリ
ング装着溝7に押し込んで装着すると共に、このときの
押し込み量を代理値としてOリング装着状態の合格/不
合格を検出する。このようにしてOリング3が装着され
たキャップ2は、取出機構19と対応した位置へと移送
されたところで、この取出機構19により取り上げられ
て回収部13に移される。このとき、Oリング装着状態
が合格であるものについては回収コンベア20に載置さ
れ、不合格であるものについては回収バケット21に投
入される。
【0017】以下に、上記した各部、各機構について順
を追って説明する。 A.組立て作業部 A−1.ワーク送りテーブル ワーク送りテーブル15は円板状をしており、その下に
配置されたギヤドモータ22(図2参照)によって、上
方から見た反時計回り方向へ回転され、その回転は、中
心角90°ピッチの4つの停止位置で停止するように間
欠的に行われる。
【0018】キャップホルダー14は、ワーク送りテー
ブル15の上面の外周沿いに4つ、中心角90°の間隔
で配置されている。このキャップホルダー14は略長方
形の平板状をしていて、ワーク送りテーブル15の周方
向に沿う方向で並んだ2つのポケット23が形成されて
いる。このポケット23は、円形をした浅い凹部になっ
ており、その内径は、着脱に必要なクリアランスを残し
てキャップ2の主部4がぴったり収まる大きさになって
いる。そして、このポケット23の底面の中心部には孔
24が形成されており、また、ワーク送りテーブル15
のうちポケット23の孔24と一致した位置にも孔25
が形成されている。キャップ2は、図11等に示すよう
に、その開口面が上を向いた向きでポケット23に着脱
自在に保持される。従って、ポケット23に保持された
キャップ2はワーク送りテーブル15が回転することに
よって周方向へ送られる。
【0019】26は機構ベースを示し、この機構ベース
26は、ワーク送りテーブル15より小さい円板形をし
ており、ワーク送りテーブル15より稍上の位置に水平
な姿勢で配置され、図示しない支持部材に固定されてい
る。前記キャップホルダー14は、上方から見て、機構
ベース26の外側に位置している。この機構ベース26
の上面に、前記したキャップピックアップ機構16、O
リングピックアップ機構17、Oリング押込/検出機構
18、取出機構19が、中心角90°の間隔で配置され
ている。そして、ワーク送りテーブル15が停止する4
つの位置とは、キャップホルダー14がキャップピック
アップ機構16、Oリングピックアップ機構17、Oリ
ング押込/検出機構18、取出機構19に各別に対応し
たときの位置である。
【0020】A−2.キャップピックアップ機構(図
1、図2、図4、図5を参照) キャップピックアップ機構16は、機構ベース26の中
心から右側(図1における右側へ向かう方向を右方と
し、同図における下に向かう方向を前方とする。以下の
説明において向きを言うときは、この方向によるものと
する。)における外周寄りのところに配置されている。
27はキャップピックアップ機構16のベースである支
持壁を示し、この支持壁27の上部の左右両端にストッ
パ28が各別に取り付けられ、これら左右のストッパ2
8に左右方向へ延びるガイド軸29が掛け渡し状に支持
されている。30はガイド軸29に摺動自在に支持され
たスライダを示し、このスライダ30は、図示しないエ
アシリンダによって移動され、その移動は、右側のスト
ッパ28に当接してワーク送りテーブルより外に出た前
進位置と、左側のストッパ28に当接してキャップホル
ダー14の真上に臨む後退位置との間を移動される。ス
ライダ30の前側面にはブラケット31が固定されてい
る。
【0021】32はブロック形をしたエアシリンダを示
し、このエアシリンダ32はブラケット31の右側面に
固定され、上下方向へ移動するピストンロッド33(図
5参照)を備えている。34はツール保持枠を示す。こ
のツール保持枠34は横長の矩形をしており、その上面
部がエアシリンダ32のピストンロッド33の下端に固
定されている。35は吸着フィンガを示す。この吸着フ
ィンガ35は、キャップ2を着脱自在に吸着する働きを
為すもので、上下方向に延びる向きの3つの吸引ノズル
36により構成されている。この吸引ノズル36はその
中間部がツール保持枠34の底面部に固定され、その下
端面が吸引口になっている。3つ一組の吸引ノズル36
は、上下方向から見て、正三角形の各頂点に各別に位置
する位置関係をもって配置されている。そして、この吸
着フィンガ35は、前後に2つ設けられており、これら
吸着フィンガ35の間の中心間距離は前記キャップホル
ダー14の2つのポケット23の間の中心間距離と一致
している。
【0022】吸引ノズル36の上端部には図示しないバ
キューム手段から延びたエアホースが接続されており、
吸引ノズル36の下端面がキャップ2の端壁5の内面に
接することでキャップ2が吸引ノズル36に吸着保持さ
れる。吸着フィンガ35は上記したように設けられてい
るので、スライダ30の移動に伴って左右方向へ移動さ
れ、ピストンロッド33の移動に伴って上下方向へ移動
される。そして、スライダ30が後退位置に来ると、吸
着フィンガ35は、図5に二点鎖線で示すように、キャ
ップピックアップ機構16に対応した位置に来ているキ
ャップホルダー14に真上から臨んだところに位置し、
この状態で、2つの吸着フィンガ35の各中心が当該キ
ャップホルダー14の2つのポケット23の中心と各別
に一致する。
【0023】A−3.Oリングピックアップ機構(図
1、図6、図9を参照) Oリングピックアップ機構17は、機構ベース26の中
心から後ろ側における外周寄りのところに配置されてい
る。このOリングピックアップ機構17の構造は、ツー
ル部を除いて、前記キャップピックアップ機構16と同
じである。従って、ツール部以外の部位については、キ
ャップピックアップ機構16における同様の部位に付し
た符号と同じ符号を付することで説明を省略する。
【0024】37はOリングピックアップ機構17のツ
ール保持枠を示す。このツール保持枠37は横長の矩形
を為し、その上面部がエアシリンダ32のピストンロッ
ド33の下端に固定され、左右両側部はコイルバネ38
により構成されており、このコイルバネ38が、上下方
向でのトルクリミッターの働きをする。ツール保持枠3
7の底面部には左右2つの吸着フィンガ39が取り付け
られている。これら吸着フィンガ39は、その上部40
が円柱状を為し、下部41が円板状に形成され、軸心部
には上下方向へ貫通した吸気孔42が形成されている。
この吸気孔42の上端には図示しないバキューム手段か
ら延びたエアホースが接続されていて、下部41の下面
が吸気面になる。そして、下部41の外径はOリング3
の外径と略等しくされており、この下部41の下面がO
リング3に接することでOリング3が吸着フィンガ39
に吸着保持される。
【0025】このような吸着フィンガ39は、スライダ
30の移動に従って前後方向へ移動され、ピストンロッ
ド33の移動に従って上下方向へ移動される。そして、
スライダ30が後退位置に来ると、吸着フィンガ39
は、図9に二点鎖線で示すように、Oリングピックアッ
プ機構17に対応した位置に来ているキャップホルダー
14の真上に位置し、この状態で、2つの吸着フィンガ
39の各中心が当該2つのキャップホルダー14の中心
と一致する。
【0026】A−4.Oリング押込/検出機構(図1、
図2、図10、図11を参照) Oリング押込/検出機構18は、機構ベース26の中心
から左側における外周寄りのところに配置されている。
43はOリング押込/検出機構18のベースである支持
壁を示し、この支持壁43は前方から見て略L字形を為
し、その水平部が機構ベース26に固定されている。上
記支持壁43の垂直部44の上部には左方へ突出したブ
ラケット45が固定され、このブラケット45の上面に
前後2つのエアシリンダ46が取り付けられており、こ
れらエアシリンダ46のピストンロッド47はブラケッ
ト45を貫通して下方に延びている。そして、ピストン
ロッド47の下端には押圧部材48が取り付けられてお
り、この押圧部材48の下端部49はOリング3の外径
と略等しい外径を有した円板状に形成されている。ワー
ク送りテーブル15が停止位置に来ると、キャップホル
ダー14の2つのポケット23が2つの押圧部材48に
下方から各別に対向する。
【0027】エアシリンダ46はマグネスケール付のも
ので、SMC株式会社製の「ものさしくん(商品名)」
を使用しており、ピストンロッド47の変位量を0.1
ミリメートル単位で検出する機能を有する。この検出を
行う目的は、キャップ2のOリング装着溝7へのOリン
グ3の装着状態が合格であるか不合格であるか、即ち、
Oリング3がリング装着溝7にしっかり収まったか否か
を判定することにあり、上記押圧部材48が下方へ移動
するときの移動量を代理値として合格/不合格を電気的
に検出する。50はガイド部材を示し、支持壁43の垂
直部44の左側面に固定され、上記ピストンロッド47
はこのガイド部材50を通されている。
【0028】A−5.取出機構(図1、図2、図12を
参照) 取出機構19は機構ベース26の中心から前側における
外周寄りのところに配置されている。この取出機構19
の構造及び動きは、前記キャップピックアップ機構16
の構造及び動きと同じである。従って、取出機構19の
各部にキャップピックアップ機構16における同様の部
位に付した符号と同じ符号を付することで説明を省略す
る。尚、この取出機構19において、スライダ30が後
退位置に来ると、吸着フィンガ35は、図12に実線で
示すように、取出機構19に対応した位置に来ているキ
ャップホルダー14の真上に位置する。
【0029】B.キャップ供給部(図1から図5を参
照) キャップ供給部11は、キャップ2を整列して送り出す
パーツフィーダー51と、キャップピックアップ機構1
6の右脇に配置されたキャップ位置決め部材52と、パ
ーツフィーダー51からキャップ位置決め部材52へキ
ャップ2を移送する振動コンベア53と、パーツフィー
ダー51から送り出されるキャップ2を二列に振り分け
る振分け機構54等から成る。
【0030】パーツフィーダー51はスリ鉢型のもの
で、組立て作業部10から右側へある程度の距離離間し
たところに配置されている。このパーツフィーダー51
には図示しないホッパから随時キャップ2が投入され、
投入されたキャップ2は出口55に至る間に、その開口
面が上を向いた姿勢で整列される。56は出口シュート
(図1及び図2参照)を示し、この出口シュート56
は、左下がりに大きく傾斜した姿勢で、その右端がパー
ツフィーダー51の出口55に接続され左端は振分け機
構54に接続されており、出口55に来たキャップ2は
この出口シュート56に乗って振分け機構54へ滑り落
ちる。
【0031】振動コンベア53は、左下がりに緩やかに
傾斜しており、左右方向に細長いベースプレート57
と、このベースプレート57の上面に固定された前後の
側壁58と、この側壁58の中間に位置した仕切り壁5
9と、これら側壁58及び仕切り壁59の上に固定され
た天板60とから構成されている。前側の側壁58と仕
切り壁59とで前側のキャップ供給経路61aが、後側
の側壁58と仕切り壁59とで後側のキャップ供給経路
61bがそれぞれ形成される。この供給経路61a、6
1bは、左右方向から見て、キャップ2の外形より僅か
に大きいT字形をしており、振分け機構54を通ったキ
ャップ2はこの供給経路61a、61b内に入る。この
ような振動コンベア53は加振装置63(図2参照)に
支持され、この加振装置63が駆動することによって左
右方向へ微細に振動され、この振動によって、供給経路
61a、61b内のキャップ2が左方へ送られる。62
は接続シュートを示す(図1及び図2参照)。この接続
シュート62は振動コンベア53と同様の前後2つの供
給経路を有し、右に向かって二股に開いた形をしてお
り、上記出口シュート56と同じ勾配の左下がりに傾斜
した姿勢で、振動コンベア53と振分け機構54との間
に配置され、その2つの供給経路の左端は振動コンベア
53の2つの供給経路61a、61bと各別に連続して
いる。
【0032】振分け機構54は、前後方向に長い支持ベ
ース64と、支持ベース64上に設けられた案内レール
65に沿って前後方向へ移動するシャトル66と、シャ
トル66を移動させるためのエアシリンダ67等から成
る。シャトル66は、長さが異なる点を除き、上記振動
コンベア53と略同じ形状を有する。即ち、シャトル6
6は、ベースプレート68と、このベースプレート68
の上面に固定された前後の側壁69と、前後の側壁69
の中間に位置した仕切り壁70と、これら側壁69及び
仕切り壁70の上に固定された天板71とから構成され
ていて、前側の側壁69と仕切り壁70とで前側のキャ
ップ収納室72aが、後側の側壁69と仕切り壁70と
で後側のキャップ収納室72bがそれぞれ形成される。
【0033】そして、支持ベース64に固定されている
エアシリンダ67のピストンロッド73がシャトル66
のベースプレート68に連結されており、このエアシリ
ンダ67が駆動することでシャトル66が前後方向へ移
動される。シャトル66の移動は、前側のキャップ収納
室72aが前記出口シュート56に臨んだ状態の第一の
位置と、後側のキャップ収納室72bが出口シュートに
臨んだ第二の位置との間で行われる。シャトル66が第
一の位置に来ると、後側のキャップ収納室72bが接続
シュート62の後側の供給経路の右端に臨み、シャトル
66が第二の位置に来ると、前側のキャップ収納室72
aが接続シュート62の前側の供給経路の右端に臨む。
従って、パーツフィーダー51から出口シュート56
に送り出されて来たキャップ2は、シャトル66の前後
2つのキャップ収納室72a、72bに交互に入った
後、接続シュート62を経て振動コンベア53の前後2
つの供給経路61a、61bに振り分けられ、それによ
り、キャップ2は前後2列の状態でもって振動コンベア
53により移送される。
【0034】74はワーク移送テーブル15の右脇に配
置された支持台を示し、この支持台74の上面にキャッ
プ位置決め部材52が固定されている。このキャップ位
置決め部材52は前記キャップホルダー14と略同じ大
きさを有した板状をしており、前後2つの位置決め凹部
75が形成されている。これら位置決め凹部75は、右
方に向かって開口した略U字形をしており、その底面に
は右端が開口したスリット76が形成されている。この
ようなキャップ位置決め部材52に振動コンベア53の
左端が近接しており、振動コンベア53の供給経路61
a、61bは2つの位置決め凹部75に各別に連続して
いる。従って、振動コンベア53上を前後2列の状態で
移送されて来たキャップ2は、位置決め凹部75に入っ
たところで移動を阻止され、それにより、位置決めが為
される(図5参照)。このとき、キャップ2のパイプ接
続部6はスリット76に入る。
【0035】キャップ2をワーク送りテーブル15に取
り上げる動作は次のように行われる(図5等参照)。前
記キャップピックアップ機構16のスライダ30は前進
位置にて待機している。そして、供給経路61a、61
bを経て送られて来たキャップ2が位置決め凹部75に
入ったことが検出されると、パーツフィーダー51及び
振動コンベア53の動作が一時的に停止されると共に、
キャップピックアップ機構16のピストンロッド33が
下降して、吸着フィンガ35がキャップ2の端壁5の内
面に押し当てられ、それにより、当該2つのキャップ2
が吸着フィンガ35に吸着保持される。次いで、ピスト
ンロッド33が引き上げられた後、スライダ30が後退
位置へと移動され、ここで、ピストンロッド33が再び
下降されてキャップ2がキャップホルダー14のポケッ
ト23に収められ、ここで吸着フィンガ35の吸気が停
止され真空破壊して当該キャップ2を離した後、ピスト
ンロッド33が引き上げられてスライダ30が前進位置
へと戻される。
【0036】このようにしてキャップホルダー14に保
持されたキャップ2は、ワーク送りテーブル15が1ピ
ッチ回転することによってOリングピックアップ機構1
7と対応した位置へと送られ、次のキャップホルダー1
4がキャップピックアップ機構16と対応した位置に来
る。これと共に、パーツフィーダー51及び振動コンベ
ア53が駆動して次のキャップ2をキャップ位置決め部
材52に送り込む。以上の動作が繰返し行われることに
より、キャップ2が次々とワーク送りテーブル15上に
取上げられて行く。
【0037】C.Oリング供給部(図1、図2、図6か
ら図9を参照) Oリング供給部12は、組立て作業部10の後側に設け
られており、Oリング3を送り出す左右2つのパーツフ
ィーダー77と、パーツフィーダー77から送り出され
て来るOリング3を前方へ向けて移送する振動コンベア
78と、振動コンベア78によって送られて来るOリン
グ3を受け取って前記Oリングピックアップ機構18へ
渡すリング受渡し機構79と、リング受渡し機構79に
保持されたOリング3の形状や位置を正す矯正機構80
等から成る。パーツフィーダー77はスリ鉢型のもの
で、組立て作業部10から後側へある程度の距離離間し
たところに配置されている。このパーツフィーダー77
には補給ホッパ81からOリング3が随時投入され、投
入されたOリング3は整列されて出口82に至る。
【0038】振動コンベア78も左右2つあり、この振
動コンベア78は前後方向に延びる向きで、パーツフィ
ーダー77の出口82とリング受渡し機構79との間に
配置されている。この振動コンベア78は、前後方向に
長いベースプレート83と、このベースプレート83の
上面の左右両側端に固定されたスペーサ84と、このス
ペーサ84の上面に固定された天板85とから構成され
ていて、Oリング3の厚みと略同じ高さの扁平な供給経
路86が形成されている。この供給経路86の後端はパ
ーツフィーダー77の出口82に連続している。このよ
うな振動コンベア78は加振装置87(図1参照)に支
持され、この加振装置87が駆動することによって前後
方向へ微細に振動される。従って、パーツフィーダー7
7から送り出されて来るOリング3は、振動コンベア7
8の供給経路86を通って前方へ送られる。
【0039】リング受渡し機構79は、ワーク移送テー
ブル15の後下方に配置された固定ベース88と、この
固定ベース88に前後方向へ一定の範囲内で移動自在に
支持された移動ベース89と、移動ベース89に左右方
向へ一定の範囲内で移動自在に支持された左右2つのキ
ャリア90等から成る。
【0040】固定ベース88は、左右方向に長い板状を
しており、その上面の左右両端寄りの位置に前後方向に
延びる案内レール91が固定され、前側部の中間部には
左右2つのストッパ壁92が取り付けられている。移動
ベース89は、固定ベース88と略同じ大きさで左右方
向に長い平板状を為し、その下面の左右両端寄りの位置
に固定された脚93(図9参照)が上記案内レール91
に摺動自在に係合されることで前後方向へ移動自在に支
持されている。94は固定ベース88の前側部中間に固
定されたエアシリンダを示し、このエアシリンダ94の
ピストンロッド95が移動ベース89の連結片96に連
結されている。従って、このエアシリンダ94が駆動す
ることによって移動ベース89が移動され、その移動
は、図6に示し図7に実線で示すように振動コンベア7
8に近接した前進位置と、図8に示すように振動コンベ
ア78からある程度手前に離間した後退位置との間で行
われる。
【0041】移動ベース89の上面における後側部には
左右方向へ延びる左右2つの案内レール97が固定され
ている。キャリア90は左右方向に長い長方形の平板状
を為し、その下面に固定された脚98が上記案内レール
97に摺動自在に係合することで左右方向へ移動自在に
支持されている。99はキャリア90の上面に形成され
たリング受取凹部を示す。このリング受取凹部99は、
比較的浅く、後方に向かった開口したU字形を為し、そ
の左右幅はOリング3の外径と一致している。このリン
グ受取凹部99は振動コンベア78の供給経路86と同
じ高さに位置している。
【0042】100は移動ベース89の左右両端部に各
別に固定されたリーチシリンダを示し、このリーチシリ
ンダ100のピストンロッド101がキャリア90に連
結されている。従って、このリーチシリンダ100が駆
動することによってキャリア90が移動され、その移動
は、図7に示すようにリング受取凹部99が振動コンベ
ア78の供給経路86に前側から対向した受取位置と、
図8に示すように受取位置より互いに距離を縮めた引渡
し位置との間で行われる。図7に示すように、移動ベー
ス89が前進位置に来ている状態においては、キャリア
90は受取位置にて待機しており、この状態において、
左右のキャリア90のリング受取凹部99は振動コンベ
ア78の供給経路86の前端と各別に連続している。ま
た、移動ベース89が後退位置へと移動すると、キャリ
ア90が振動コンベア78からある程度手前に離間さ
れ、キャリア90の引渡し位置への移動はこの状態で行
われる。
【0043】矯正機構80は、左右の振動コンベア78
の間の前端部に配置されている。102は矯正機構80
の支持台を示し、この支持台102の上面の左右両側部
に前後方向へ延びる案内レール103が固定され、案内
レール103に移動板104が摺動自在に支持されてい
る。105は矯正プレートを示し、この矯正プレート1
05は左右2つあって、移動板104の左右両端部に各
別に固定され、その前端縁106は後に向かって凹んだ
円弧状になっている。この前端縁106の円弧はOリン
グ3の外径と同じ曲率になっている。これら2つの矯正
プレート105は引渡し位置に来たキャリア90のリン
グ受取凹部99に後から対向するように位置している。
107は支持台102の後端部に固定されたエアシリン
ダを示し、エアシリンダ107のピストンロッド108
が移動板104に連結されている。従って、エアシリン
ダ107が駆動することにより移動板104が前後方向
へ移動される。
【0044】109はセンサ取付けブラケットを示す。
このセンサ取付けブラケット109は移動ベース89の
前側部から立ち上がるように設けられ、その上端部に光
反射型のリング検出センサ110が取り付けられてい
る。このリング検出センサ110は、受取位置に来てい
るキャリア90のリング受取凹部99の前端に指向する
ように設けられており、Oリング3がリング受取凹部9
9に完全に入った状態がこのリング検出センサ110に
よって検出される。
【0045】Oリング3を取り上げてキャップ2に載置
する動作は次のように行われる(図7から図9等参
照)。供給経路86を列を為して送られて来たOリング
3は先端のものがキャリア90のリング受取凹部99に
入る。このことがリング検出センサ110によって検出
されると、パーツフィーダー77及び振動コンベア78
の動作が一時的に停止されると共に、エアシリンダ94
のピストンロッド95が引き込まれて移動ベース89が
後退位置へと移動される。これにより、キャリア90に
受け取られたOリング3はこれの後に付いて来ている別
のOリング3から離間される。この離間は、Oリング3
の送りが停止している状態で、且つ、Oリング3が列を
為している方向へ行われるので、キャリア90に受け取
られたOリング3は後ろのOリング3からスムーズに離
される。
【0046】次いで、リーチシリンダ100のピストン
ロッド101が突出してキャリア90を引渡し位置へと
移動させる。これにより、左右のキャリア90に保持さ
れている2つのOリング3が、前記Oリングピックアッ
プ機構17の前進位置に来ている吸着フィンガ39の下
方に位置すると共に、矯正機構80の左右の矯正プレー
ト105の前側に位置する。この状態から、矯正機構8
0のエアシリンダ107が駆動して矯正プレート105
を前進させ、その前端縁106が当該Oリング3に後方
から軽く接触する。この状態が図8に示す状態であり、
キャリア90に保持されているOリング3が何らかの原
因で位置ズレしていた場合は、矯正プレート105が接
触することで位置を正される。
【0047】矯正プレート105が前進し、矯正して後
退したことが検出されると、Oリングピックアップ機構
17のピストンロッド33が下降して、吸着フィンガ3
9がOリング3に押し当てられ、それにより、当該2つ
のOリング3が吸着フィンガ39に吸着保持される。次
いで、ピストンロッド33が引き上げられた後、スライ
ダ30が後退位置へと移動され、ここで、ピストンロッ
ド33が再び下降して、Oリング3がキャップ2のOリ
ング装着溝7上に載置される。ここで吸着フィンガ39
の吸気が停止されて当該Oリング3を離した後、ピスト
ンロッド33が引き上げられてスライダ30が前進位置
へと戻される。
【0048】このようにしてOリング3が載置されたキ
ャップ2は、ワーク送りテーブル15が1ピッチ回転す
ることによってOリング押込/検出機構18と対応した
位置へと送られ、次のキャップ2がOリングピックアッ
プ機構17と対応した位置に来る。これと共に、キャリ
ア90が受取位置に戻された後、移動ベース89が前進
位置に戻され、次いで、パーツフィーダー77及び振動
コンベア78が駆動して次のOリング3をキャリア90
のリング受取凹部99に送りこむ。以上の動作が繰返し
行われることにより、Oリング3が次々とキャップ2に
載置されて行く。
【0049】Oリング3が載置されたキャップ2がOリ
ング押込/検出機構18の下に来ると、前記エアシリン
ダ46が駆動して押圧部材48が下降し、この押圧部材
48が、キャップ2に載置されているOリング3を上か
ら押圧してOリング装着溝7に押し込む。この状態が図
11に示す状態であり、これによって、Oリング3がO
リング装着溝7に装着され、この後、押圧部材48は元
の位置に戻される。
【0050】そして、押圧部材48が下降したときの移
動量が前記エアシリンダ46によって測定され、それに
より、Oリング3の装着状態の合否が検出される。即
ち、Oリング3がOリング装着溝7に正しく押し込まれ
る限り押圧部材48の移動量は常に一定の値となるが、
この押し込みが正しく行われない場合は押圧部材48の
移動量が上記一定の値とは異なった値になる。従って、
この値を測定することで、Oリング3の装着が正しく行
われたか否か、即ち、合格であるか不合格であるかが代
理的に検出される。この移動量の検出信号は図示しない
制御回路に入力される。
【0051】このようにしてOリング3の装着が行われ
ると、押圧部材48が引き上げられると共に、ワーク送
りテーブル15が1ピッチ回転して、Oリング3が装着
済みのキャップ2が取出機構19と対応した位置へと送
られ、次のキャップ2がOリング押込/検出機構18の
下に来る。このようにして、キャップ2に載置されたO
リング3の装着が次々行われて行く。
【0052】D.回収部(図1、図2、図12を参照) 回収部13はワーク送りテーブル15の前側に配置さ
れ、合格品を回収するための回収コンベア20と、不合
格品を回収するための回収バケット21等から成り、回
収コンベア20の右端部は前記取出機構19の前側に位
置している。111は回収コンベア20の機枠を示す。
この機枠111は左右方向に長い前後2つの支持壁11
2と、この支持壁112の上端部に各別に固定された背
の低い側壁113とを備えており、支持壁112の左端
部には駆動プーリ114が、右端部には従動プーリ11
5がそれぞれ支持され、これら駆動プーリ114と従動
プーリ115とに前後2本の無端状のゴムベルト116
が掛け渡されている。駆動プーリ114は図示しないモ
ータによって回転され、ゴムベルト116はその上側の
走行経路においては左方へ移動する方向へ走行される。
【0053】前後2つの側壁113の間隔はキャップ2
の外径と略等しくなっている。そして、ゴムベルト11
6の上側の走行経路は側壁113の下端と略同じ高さに
あり、これらゴムベルト116と側壁113とによっ
て、キャップ2の主部4が収まる空間が形成される。
尚、ゴムベルト116の上側の走行経路はキャップホル
ダー14のポケット23の底面と同じ高さに位置してい
る。
【0054】回収バケット21は、バケット本体117
と、バケット本体117内に移動自在に設けられたシュ
ート118等から成る。バケット本体117は上面が開
口した深い箱型をしており、回収コンベア20の右端部
の前側に配置され、開口面は回収コンベア20よりやや
高いところに位置している。119はシュート支持壁を
示し、このシュート支持壁119はバケット本体117
の左脇に配置され、その上端部は前後方向に長く、この
上端部に前後方向へ延びるガイド軸120が支持されて
いる。121はガイド軸120に摺動自在に支持された
スライダを示し、このスライダ121は図示しないエア
シリンダによって移動される。
【0055】シュート118はバケット本体117の平
面形状より一回り小さく、前下がりに傾斜した底板12
2を有し、その左端部が上記スライダ121に固定され
ている。従って、シュート118はスライダ121の移
動に伴って移動され、その移動は、図12に実線で示す
ようにバケット本体117内に位置した待機位置と、同
図に二点鎖線で示すように回収コンベア20の上方に位
置した前進位置との間で行われる。尚、シュート118
がこのように移動できるようにするために、バケット本
体117の後側壁の上端部は切除されている。
【0056】Oリング3が装着済みのキャップ2が取出
し機構19の下に来ると、この取出機構19の待機位置
に来ている2つの吸着フィンガ35が当該キャップ2に
上方から各別に対向する。この状態からピストンロッド
33が下降して、吸着フィン35が、図12に実線で示
すようにキャップ2の端壁5の内面に押し当てられ、そ
れにより、当該2つのキャップ2が吸着フィンガ35に
吸着保持される。
【0057】次いで、ピストンロッド33が引き上げら
れた後、スライダ30が前進位置へと移動される。ここ
からの処理は、今吸着フィンガ35が保持している2つ
のキャップ2に不合格品があるか否かによって異なる。
即ち、当該2つのキャップ2がいずれも合格品である場
合は、ピストンロッド33が下降してそのキャップ2を
回収コンベア20のゴムベルト116上に載せる。ま
た、当該2つのキャップ2のいずれかが不合格品である
場合は、前記シュート118が前進位置へと移動された
後、不合格品を保持している吸着フィンガ35の吸気が
停止されて当該キャップ2がシュート118上に落さ
れ、そのキャップ2はシュート118を滑ってバケット
本体117内に回収される。この場合、2つのキャップ
2のうちの一方だけが不合格品であるときは、不合格品
だけが落下し且つシュート118が待機位置に戻された
後にピストンロッド33が下降して合格品をゴムベルト
116上に載せる。
【0058】キャップ2を取り出されて空になったキャ
ップホルダー14は、ワーク送りテーブル15が1ピッ
チ回転することによってキャップピックアップ機構16
と対応した位置へと送られて、次のキャップ2が収めら
れる。以上の動作が繰返し行われることにより、キャッ
プ2へのOリング3の装着が自動的に行われる。
【0059】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、環状のOリング装着部が溝である
ものについて適用したが、本発明は、環状に延びる凸条
にOリングを内嵌め状又は外嵌め状に装着する場合や、
円柱状部材の外周面にOリングを外嵌めする場合にも適
用することができる。また、本発明を適用することがで
きるワークやOリングの種類、形状及び材質が実施の形
態に示したものに限られるもので無いことは勿論であ
り、本発明は、環状のOリング装着部に所定のOリング
を嵌めるように装着する各種のOリング自動装着装置に
適用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、環状
のOリング装着部を有したワークを着脱自在に保持して
間欠的に移送するワーク送り手段と、Oリングを前記ワ
ーク送り手段に向けて供給するOリング供給手段と、供
給されて来たOリングを負圧吸着作用により取り上げて
ワークのOリング装着部に載置するOリングピックアッ
プ手段と、ワークに載置されたOリングをその軸方向か
ら押圧することでOリングをOリング装着部に装着する
Oリング押圧手段と、Oリングが装着済みのワークを前
記ワーク送り手段から取り出すワーク取出手段とを備え
ているので、ワーク及びOリングの供給と、Oリングの
ワークへの装着と、Oリングが装着済みのワークの取り
出しを全て自動的に行うことができる。
【0061】そして、Oリングは、負圧吸着作用により
取り上げられてOリング装着部に載置されるので、Oリ
ング装着部に載置されたときのOリングに捩じれが生じ
ていることは絶対に無い。また、このようにして載置さ
れたOリングはその軸方向から押圧されることでOリン
グ装着部に装着されるので、この装着が行われる際にO
リングがローリングしても、その捩じれはOリングの周
方向全体に均一に生じるため、形状に捩じれが生じるこ
とは殆ど無い。
【0062】請求項2の発明においては、ワークとOリ
ングをそれぞれ複数一組で処理するようにしたので、設
備費をそれほど増やさずに、処理能率を高めることがで
きる。
【0063】請求項3の発明にあっては、環状のOリン
グ装着部を有したワークを着脱自在に保持して間欠的に
移送するワーク送り手段と、Oリングを一列に並べた状
態で前記ワーク送り手段に向けて供給するOリング供給
手段と、供給されて来るOリングを負圧吸着作用により
取り上げてワークのOリング装着部に載置するOリング
ピックアップ手段と、Oリングが収まる凹部を有し前記
Oリング供給手段の供給経路の先端に対向してOリング
を受け取る受取位置と前記Oリングピックアップ手段と
対向した引渡し位置との間を移動するキャリアとを備
え、前記キャリアが受取位置から動く時は、Oリング供
給手段によるOリング供給動作を停止した状態で、キャ
リアを前記供給経路から手前側へ離間させるので、キャ
リア90に受け取られたOリング3はこれの後に付いて
来ている別のOリング3からスムーズに離され、この後
にOリングピックアップ手段によって取り上げられる。
従って、Oリングピックアップ手段によるOリングの取
上げは、後に付いて来ている別のOリングから離された
状態で行われるので、当該別のOリングに邪魔されるこ
と無く安定して行うことができる。
【0064】請求項4の発明にあっては、Oリングの装
着状態の合格/不合格を検出する検出手段を備え、この
検出手段は、ワークに載置されたOリングを押圧するこ
とでOリングをOリング装着部に装着するOリング押圧
手段の押圧部材の移動量を代理値として検出するもので
あるから、検出精度が高く、しかも、この検出を行うた
めの特別な工程を設けないで済む。
【0065】請求項5の発明によれば、Oリング装着状
態が合格であるワークと不合格であるワークとを自動的
に仕分けて回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るOリング自動装着装
置の全体平面図である。
【図2】図1に示すOリング自動装着装置の拡大正面図
である。
【図3】図1に示すOリング自動装着装置におけるキャ
ップ供給部に設けられた振分け機構の拡大斜視図であ
る。
【図4】図1に示すOリング自動装着装置におけるキャ
ップピックアップ機構の拡大斜視図である。
【図5】図1に示すOリング自動装着装置におけるキャ
ップピックアップ機構の拡大垂直断面図である。
【図6】図1に示すOリング自動装着装置におけるOリ
ング供給部の要部を拡大した斜視図である。
【図7】図1に示すOリング自動装着装置におけるOリ
ング供給部の、Oリング受取状態における拡大平面図で
ある。
【図8】図1に示すOリング自動装着装置におけるOリ
ング供給部の、Oリング引渡し状態における拡大平面図
である。
【図9】図1に示すOリング自動装着装置におけるOリ
ング供給部とOリングピックアップ機構の各要部を拡大
した垂直断面図である。
【図10】図1に示すOリング自動装着装置におけるO
リング押込/検出機構の拡大斜視図である。
【図11】図1に示すOリング自動装着装置におけるO
リング押込/検出機構の要部を拡大した垂直断面図であ
る。
【図12】図1に示すOリング自動装着装置における回
収部の要部を拡大した垂直断面図である。
【符号の説明】
1 Oリング自動装着装置 2 ワーク 3 Oリング 7 Oリング装着部 12 Oリング供給手段 13、19 回収手段 15 ワーク送り手段 17 Oリングピックアップ手段 18 Oリング押圧手段 19 ワーク取出手段 46 検出手段 48 押圧部材 86 供給経路 90 キャリア 99 Oリングが収まる凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークが有する環状のOリング装着部に所
    定のOリングを装着するOリング自動装着装置であっ
    て、ワークを着脱自在に保持して間欠的に移送するワー
    ク送り手段と、Oリングを前記ワーク送り手段に向けて
    供給するOリング供給手段と、供給されて来たOリング
    を負圧吸着作用により取り上げてワークのOリング装着
    部に載置するOリングピックアップ手段と、ワークに載
    置されたOリングをその軸方向から押圧することでOリ
    ングをOリング装着部に装着するOリング押圧手段と、
    Oリングが装着済みのワークを前記ワーク送り手段から
    取り出すワーク取出手段とを備えたことを特徴とするO
    リング自動装着装置。
  2. 【請求項2】ワークとOリングを複数一組で処理するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のOリング自
    動装着装置。
  3. 【請求項3】ワークが有する環状のOリング装着部に所
    定のOリングを装着するOリング自動装着装置であっ
    て、ワークを着脱自在に保持して間欠的に移送するワー
    ク送り手段と、Oリングを一列に並べた状態で前記ワー
    ク送り手段に向けて供給するOリング供給手段と、供給
    されて来たOリングを負圧吸着作用により取り上げてワ
    ークのOリング装着部に載置するOリングピックアップ
    手段と、Oリングが収まる凹部を有し前記Oリング供給
    手段の供給経路の先端に対向してOリングを受け取る受
    取位置と前記Oリングピックアップ手段と対向した引渡
    し位置との間を移動するキャリアとを備え、前記キャリ
    アが受取位置から動く時は、Oリング供給手段によるO
    リング供給動作を停止した状態で、キャリアを前記供給
    経路から手前側へ離間させることを特徴とするOリング
    自動装着装置。
  4. 【請求項4】ワークが有する環状のOリング装着部に所
    定のOリングを装着するOリング自動装着装置であっ
    て、ワークを着脱自在に保持して間欠的に移送するワー
    ク送り手段と、Oリングを前記ワーク送り手段に向けて
    供給するOリング供給手段と、供給されて来たOリング
    を負圧吸着作用により取り上げてワークのOリング装着
    部に載置するOリングピックアップ手段と、ワークに載
    置されたOリングを押圧することでOリングをOリング
    装着部に装着するOリング押圧手段と、前記Oリング押
    圧手段の押圧部材の移動量を代理値としてOリング装着
    状態の合格/不合格を検出する検出手段とを備えたこと
    を特徴とするOリング自動装着装置。
  5. 【請求項5】ワークが有する環状のOリング装着部に所
    定のOリングを装着するOリング自動装着装置であっ
    て、ワークを着脱自在に保持して間欠的に移送するワー
    ク送り手段と、Oリングを前記ワーク送り手段に向けて
    供給するOリング供給手段と、供給されて来たOリング
    を負圧吸着作用により取り上げてワークのOリング装着
    部に載置するOリングピックアップ手段と、ワークに載
    置されたOリングを押圧することでOリングをOリング
    装着部に装着するOリング押圧手段と、Oリング装着状
    態の合格/不合格を検出する検出手段と、前記検出手段
    により検出された合格/不合格の信号に従って合格ワー
    クと不合格ワークとを分けて回収する回収手段とを備え
    たことを特徴とするOリング自動装着装置。
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