JPH10266682A - レール用幕板 - Google Patents

レール用幕板

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JPH10266682A
JPH10266682A JP9147997A JP9147997A JPH10266682A JP H10266682 A JPH10266682 A JP H10266682A JP 9147997 A JP9147997 A JP 9147997A JP 9147997 A JP9147997 A JP 9147997A JP H10266682 A JPH10266682 A JP H10266682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
hook
curtain plate
plate
curtain
Prior art date
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Pending
Application number
JP9147997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehisa Kuriki
重久 久力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Original Assignee
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURIKI SEISAKUSHO KK, Kuriki Manufacture Co Ltd filed Critical KURIKI SEISAKUSHO KK
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Publication of JPH10266682A publication Critical patent/JPH10266682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者でなくとも正確に取り付けできる軽量
化されたものにする。 【解決手段】 鴨居などの上部敷設部20に固定された
レール10の外側に取り付けられるレール用幕板におい
て、レール10の外側に戸板17の厚み幅に対応した間
隔を確保する所定幅Tのフック12と前記フック12に
平行して係合溝13を構成する突条13a、13bを長
さ方向に突設し、前記フック12と掛合するフック2と
前記係合溝13に係合する突条3を幕板1の上部に突設
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部屋の間仕切りな
どに使用される鴨居などの上部敷設部に取り付けられた
レールと、このレールの下面に沿って走行する吊戸や引
戸の戸板との間隙を隠蔽するために、レールの両外側に
沿って取り付けられるレール用幕板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、吊戸や引戸を走行する為に鴨
居や間仕切り枠などの上部敷設部には、アルミニゥム等
の金属材料や硬質の合成樹脂材料を使って押し出し形成
されたレールが敷設されている。そして、例えば、吊戸
などのように、レールと戸板との間に光や風を通す隙間
ができる場合には、この隙間を隠蔽する為に、レールの
両側に沿って幕板が設けられている。
【0003】図4は、従来例を示すもので、上部敷設部
50に、下面にガイド溝52が開設された断面枠状のレ
ール51が取り付けられており、レール51内を走行す
る吊戸用の吊車53の吊杆54を介して戸板55が吊設
されている。
【0004】そして、戸板55の厚み幅を確保するスペ
ースブロック部56aを有する長尺の幕板56を前記レ
ール51の両外側に配設して、レール51と戸板55と
の隙間、即ち、主として吊杆54が露出して見える部分
を隠蔽している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この幕
板56は、一般にレール51とは異なり合成樹脂製のも
のを接着剤や両面接着テープを使ってレール51の外側
面に接着するものであるので、一度その一部分が曲がっ
たり不正確な位置に接着されると正しい位置への修正が
難しかった。また、幕板56が長尺になればなる程重く
扱い難くくなるので、レール51の正確な位置に幕板5
6を速く取り付けるには、作業者の注意力や熟練度が要
求され、経験の浅い作業者には難しい作業であった。
【0006】また、幕板56を一度接着してしまうと、
これを剥がして取り外すことが困難であり、例えば、戸
板55を新しい物と交換して幕板56も新しい物に交換
したい場合でも、取り外すことが難しく、交換作業が面
倒であった。
【0007】また、幕板56は厚肉のスペースブロック
部56aを有しているので、幕板56が重くなるうえに
材料費が嵩む欠点を有している。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、熟練者でなくとも簡単正確に取り付けできる軽量化
された幕板にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、鴨居などの上
部敷設部に固定されたレールの外側に取り付けられるレ
ール用幕板において、前記レールの外側に戸板の厚み幅
に対応した間隔を確保する所定幅のフックと前記フック
に平行して係合溝を構成する突条を長さ方向に突設し、
前記フックと掛合するフックと前記係合溝に係合する突
条を前記幕板の上部に突設した構成となっている。
【0010】また、幕板を適度の剛性と可撓性を有する
合成樹脂材で形成することにより、レールへの着脱が容
易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1乃至図3は、本発明のレール用幕板の
実施の形態を示すものであり、鴨居や仕切枠などの上部
敷設部20に固定されるレール10と、その両側に取り
付けられる幕板1とから構成されており、レール10は
上部敷部20の長さ方向に彫り込まれた長溝21にビス
止めや接着など周知の固定方法で取り付けられている。
【0013】レール10は、従来例と同様に、アルミニ
ゥム等の金属材料や硬質の合成樹脂材料を使って下面に
ガイド溝11が開設された断面枠状に押し出し形成され
たものである。その両外側面には、戸板17の厚み幅に
対応した間隔を確保する所定幅Tに突設されたフック1
2と、このフック12と平行してフック12と同じ幅に
突設された二条の突条13a、13bからなる係合溝1
3が長さ方向に沿って設けられている。尚、フック12
と突条13a、13bをレール10の一側面にのみ設
け、一側面にのみ幕板1を取り付ける特殊な間仕切りと
する場合もある(図示省略)。
【0014】そして、レール10の内側には、ガイド溝
11の両側の走行面14上を走行する吊戸用の吊車15
が収納され、吊車15の下方中央の吊杆16を介して戸
板17が吊設されている。レール10の下面と戸板17
の上面との間は、戸板17の高さを調整する為の間隙H
となっている。
【0015】一方、幕板1は、塩化ビニル、ポリプロピ
レンなど、適度の剛性と可撓性を有する合成樹脂材で長
尺に押し出し形成されたものであり、その内側の上方に
は、前記レール10のフック12と掛合するフック2と
前記係合溝13に係合する突条3が突設されている。
【0016】幕板1をレール10へ取り付けるには、幕
板1をレール10の側面に沿わせ、幕板1の突条3をレ
ール10の係合溝13に臨ませて位置を合わせ、幕板1
の上部をレール10側に押圧する。すると、幕板1のフ
ック2が僅かに撓んでレール10のフック12と掛合す
るとともに、突条3と係合溝13とが深く係合する。
【0017】尚、幕板1のレール10への取り付け作業
は、工場で行う場合もあり、また、現場でレール10を
上部敷設部20に固定してから取り付ける場合もある。
【0018】以上にように取り付けられた幕板1は、突
条3と係合溝13とで位置決めされているとともに、戸
板17の厚み幅に対応した間隔を確保するために所定幅
Tに突設されたフック2、12どうしが弾性的に掛合し
ているので、レール10の正確な位置に確実に固定され
る。
【0019】幕板1を新しいものに交換する必要が生じ
た場合には、幕板1の端部から捲り上げることにより、
強制的にフック2、12の掛合を解除してレール10の
側面から引き剥がすことができる。そして、固定されて
いるレール10のフック12と係合溝13を利用して、
新しい戸板17による間隙Hに対応した新しい幕板1を
再度取り付けることができる。
【0020】図3は、引き違い戸にした二本引きのレー
ル10の別の実施の形態をを示しており、並設された各
レール10、10の隣接側のフック12a、12aどう
しの先端を接するように配設したことで、引き違う戸板
17間の適度な間隔が設けられるとともに、各レール1
0、10の各外側に前述した取り付け手段と同一手段で
幕板1を取れ付けたものである。
【0021】尚、幕板1は、合成樹脂製に限るものでは
なく、アルミニゥム等の金属材で形成されたものを使用
するができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】本発明のレール用幕板は、レールの両外側
に戸板の厚み幅に対応した間隔を確保する所定幅に突設
されたフックと、このフックに平行する突条によって構
成された係合溝とに、幕板の上部に突設されたフックと
突条とをぞれぞれ嵌め合わせてレールに固定する構成と
したので、取り付け時の位置決めの困難さが解消され、
経験の浅い作業者でも、修正の心配なくレールの正しい
位置に幕板を簡単に取り付けることができる。
【0024】また、幕板を適度の剛性と可撓性を有する
合成樹脂材で形成することにより、幕板のフックの僅か
な撓みを利用してレールから幕板を取り外すことができ
る。従って、新しい戸板の交換に伴い隙間の大きさが変
わって幕板を取り替える必要が生じた場合でも、早急に
対応することができる。
【0025】また、従来の幕板のように厚肉のスペース
ブロック部を設けることなく戸板の厚み幅に対応した間
隔が確保できる構成としたので、幕板が軽量化されて作
業がやりやすくなり、且つ、材料費の節約にもなる優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレール用幕板の取り付け状態を示す説
明図。
【図2】図1のレール用幕板の(a)は幕板の斜視図、
(b)はレールの斜視図。
【図3】本発明のレール用幕板の別の実施の形態を示す
説明図。
【図4】従来例を示す説明図。
【符号の説明】
1 幕板,2 フック,3 突条,10 レール,12
フック,13 係合溝,13a 突条,13b 突
条,17 戸板,20 上部敷設部,T 所定幅,

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鴨居などの上部敷設部に固定されたレー
    ルの外側に取り付けられるレール用幕板において、前記
    レールの外側に戸板の厚み幅に対応した間隔を確保する
    所定幅のフックと前記フックに平行して係合溝を構成す
    る突条を長さ方向に突設し、前記フックと掛合するフッ
    クと前記係合溝に係合する突条を前記幕板の上部に突設
    したことを特徴とするレール用幕板。
  2. 【請求項2】 前記幕板が適度の剛性と可撓性を有する
    合成樹脂材で形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のレール用幕板。
JP9147997A 1997-03-26 1997-03-26 レール用幕板 Pending JPH10266682A (ja)

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JP9147997A JPH10266682A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 レール用幕板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190144A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 上吊り式レール引戸
JP2010171111A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Ntt Facilities Inc ラック間通路遮へい構造

Cited By (3)

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