JP2594788Y2 - 車両のオーバーヘッドトレイの取付構造 - Google Patents

車両のオーバーヘッドトレイの取付構造

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JP2594788Y2
JP2594788Y2 JP1993001441U JP144193U JP2594788Y2 JP 2594788 Y2 JP2594788 Y2 JP 2594788Y2 JP 1993001441 U JP1993001441 U JP 1993001441U JP 144193 U JP144193 U JP 144193U JP 2594788 Y2 JP2594788 Y2 JP 2594788Y2
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JP
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tray
overhead
room lamp
mounting
overhead tray
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JP1993001441U
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泰三 小池
智 長島
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UD Trucks Corp
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Publication date
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両の内装組立て工程
でルームランプを固定するために先行して取り付けられ
たルームランプブラケットに、オーバーヘッドトレイを
取り付けるために両者に形成された取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トラックその他の車両の室内では、図4
に示すように、フロントウインドウ41の上端中央部に
続く内壁と天井との間にルームランプ42が取り付けら
れ、そのルームランプの左右に運転中に必要な小物を収
容可能なオーバーヘッドトレイ431 、432 が設けら
れる。
【0003】図5は、従来のオーバーヘッドトレイの取
付構造を示す図である。図において、ルームランプブラ
ケット50は、フロントウインドウ511 の上端中央部
に対応した車の内壁から天井面にかけて敷設可能な凹凸
面を有する板状体からなる。このような板状体上には、
ルームランプ42が有する取り付け用突起に係合する取
付孔と、オーバーヘッドトレイ431 の取り付け用ねじ
孔とが予め形成される。一方、オーバーヘッドトレイ4
1 の前端部には、そのオーバーヘッドトレイの幅より
若干長い支持板511 に嵌合する嵌合部が形成される。
このような支持板の左端と右端とには、その支持板を介
してオーバーヘッドトレイ431 を固設するためのねじ
が貫通する貫通孔が予め形成される。さらに、運転席側
のサイドウインドウの上端に続く内壁面には、支持板5
1 の右端を挿入可能な角孔が形成される。トレイ取付
用ブラケット521 は、このような角孔に係合可能であ
ってその角孔の外周を補強する部材と、その角孔の底辺
を上述した内壁面側に延長する板状の延長部材とを一体
化して形成される。このような延長部材の平面には、上
述したルームランプブラケット50のねじ孔と対をなす
ねじ孔が形成される。
【0004】車両の内装組立て工程では、先ずフロット
ウインドウの上端中央部にルームランプブラケット50
を取り付け、上述した角孔にトレイ取付用ブラケット5
1を係合させることにより取り付け、さらに、オーバ
ーヘッドトレイ431 の嵌合部に支持板511 を嵌合さ
せる。次に、上述した角孔に支持板511 の右端を挿入
させ、ルームランプブラケット50のねじ孔とトレイ取
付用ブラケット521のねじ孔とに、支持板511 の左
端と右端との貫通孔をそれぞれ重ね合わせてねじ5
11、5312をねじ込むことにより、そのオーバーヘッ
ドトレイ431 を取り付ける。ルームランプ42は、こ
のようにしてオーバーヘッドトレイ431 の取り付けが
完了した後に、ルームランプブラケット50の取付孔に
それぞれ対応した突起を係合させることにより取り付け
られる。
【0005】なお、オーバーヘッドトレイ432 の取り
付けについては、ルームランプブラケット50の左右の
中心線に対して対称な取付構造により同様に実現される
ので、以下では、その取り付けに用いられる支持板、ト
レイ取付用ブラケットおよびねじの参照番号として同じ
番号を付与し、かつその番号に第一の添え番号として「
2 」を付与してその説明を省略する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のオーバーヘッドトレイの取付構造では、ねじ53
11、5312(5321、5322)をねじ込んでオーバーヘ
ッドトレイ431(432)の取り付けが完了するまで、作
業者は手でそのオーバーヘッドトレイを保持しなければ
ならないために作業の内容が煩雑であった。
【0007】本考案は、ループランプブラケットにオー
バーヘッドトレイを取り付ける作業を簡単に行える車両
のオーバーヘッドトレイの取付構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、ねじ孔が形成
されたルームランプブラケットに、前記ねじ孔に対応し
て一端に取付孔が形成されたオーバーヘッドトレイをね
じ止め固定し、ルームランプブラケット上にルームラン
プを取り付ける車両のオーバーヘッドトレイの取付構造
において、上記ルームランプブラケットの中央左右に
面状の仮止め用爪を有する取付孔を設け、オーバーヘッ
ドトレイの一端に前記仮止め用爪に対応して橋梁形状の
仮止め用爪受けを設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案にかかわる車両のオーバーヘッドトレイ
の取付構造では、ルームランプブラケットの仮止め用爪
にオーバーヘッドトレイの仮止め用爪受けを係合させる
ことによりそのオーバーヘッドトレイが仮止めされるの
で、従来例のようにオーバーへっドトレイを取り付ける
ためにねじをねじ込む作業に並行してそのオーバーヘッ
ドトレイを手で抑える必要がなくなる。
【0010】したがって、オーバーヘッドトレイの取り
付け作業を容易に行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例につい
て詳細に説明する。図1は、本考案の一実施例を示す図
である。
【0012】図において、従来のルームランプブラケッ
ト50に代わるルームランプブラケット10は、車の内
壁から天井面にかけて敷設可能な凹凸面を有する2枚の
板状体と、これらの板状体を平行に支持する2枚の支持
板とを一体化して形成される。これらの板状体の面の
内、上述した天井面に敷設される部分(以下、「天井面
敷設部」という。」には、それぞれ爪111(112)を形
成するコの字形の孔と、従来例と同様にルームランプ4
2の突起に係合する取付孔と、従来のオーバーヘッドト
レイ431(432)に代わるオーバーヘッドトレイ12
1(122)の取り付け用のねじ孔とにそれぞれ重合するよ
うに配置される。一方、オーバーヘッドトレイ121
左端部には、長さが上述した天井面敷設部とこれに隣接
した部分に重合可能な凹凸面を有する板状体からなる支
持板131 が突設される。このような支持板の面上に
は、ルームランプブラケット10の右側の支持板の天井
面敷設部と対応した配置により、そのルームランプブラ
ケットのねじ孔に重なる貫通孔と爪111 に係合可能な
形状のゲート状の爪受け141 とが形成される。オーバ
ーヘッドトレイ121 の右端部には、上述した爪受け1
1 と対称な点に取り付け用のねじ孔を有する板状体の
突起151 が突設される。さらに、運転席側のサイドウ
インドウの上端に続く内壁面には、突起151 を挿入可
能な角孔が形成される。従来のトレイ取付用ブラケット
521 に代わるトレイ取付用ブラケット161 は、この
ような角孔に係合してその角孔の外周を補強する板状体
をL形状に成形することにより形成され、その底面には
突起151 のねじ孔に対応した貫通孔が形成される。さ
らに、オーバーヘッドトレイ121 の化粧面の右端の近
傍には、天井面に形成されたねじ孔に対応した貫通孔が
形成される。
【0013】図2は、オーバーヘッドトレイの仮止め機
構を説明する図である。以下、図1および図2を参照し
て本実施例におけるオーバーヘッドトレイの仮止め作業
の手順を説明する。なお、以下では、簡単のため、オー
バーヘッドトレイ121 の取り付け作業の開始に先行し
て、ルームランプブラケット10が従来例と同様に所定
の位置に取り付けられ、かつ上述した角孔に係合させて
トレイ取付用ブラケット161 が取り付けられているも
のとする。
【0014】先ず突起151の先端をトレイ取付用ブラ
ケット161の底面に載せ、ルームランプブラケットの
爪111を形成する取付孔にオーバーヘッドトレイの
受け141を挿入し、さらに、オーバーヘッドトレイ1
1を右方(上述した角孔が形成された内壁面への方
向)にスライドさせる。このような作業を行うことによ
り、突起151の先端部はトレイ取付用ブラケット161
を介して角孔に挿入され、且つ爪111は爪受け141
係合するので、オーバーヘッドトレイ121はルームラ
ンプブラケット10とトレイ取付用ブラケット161
の間に架設されて仮止めされる。このときオーバーヘッ
ドトレイ12 1 の爪受け14 1 が橋梁形状をしているた
め、オーバーヘッドトレイ12 1 を右方へスライドした
とき、オーバーヘッドトレイ12 1 の水平方向の移動の
みでルームランプブラケット10の爪11 1 がオーバー
ヘッドトレイ12 1 の爪受け14 1 に容易に係合され、仮
止め作業が短時間でできる。
【0015】このように本実施例によれば、取り付ける
べきオーバーヘッドトレイ121 が確実に仮止めされる
ので、そのオーバヘードトレイを手で抑える作業が不要
となり、このような仮止めを行った後、トレイ取付用ブ
ラケット161 の貫通孔に対する突起151 のねじ孔の
位置合わせと、ルームランプブラケット10のねじ孔に
対する支持板131 の各貫通孔の位置合わせとを目視に
より行い、さらに、これらのねじ孔とオーバーへッドト
レイ121 の化粧面の右端の近傍に形成された貫通孔に
対応した天井面のねじ孔とに、それぞれ個別にねじをね
じ込むことにより簡単に取り付け作業が完了する。
【0016】なお、ルームランプブラケット10の左方
に取り付けられるオーバーヘッドトレイ122 について
は、仮止めおよび取り付けにかかわる構造が同じである
から、ここではその説明を省略する。
【0017】図3は、本考案の他の実施例を示す図であ
る。本実施例と図1に示す実施例との相違点は、爪11
1(112)に代えて先端部の形状がカギ状に成形された爪
311(312)を備え、爪受け141(142)に代えて爪3
1(312)に係合する爪受け321(322)を備えた点に
ある。
【0018】本実施例では、爪311(312)は、その先
端部のカギ状に曲がった部分を有するので、図1に示す
実施例に比べて安定に対応する爪受けに係合する。すな
わち、本実施例によれば、オーバーヘッドトレイ12
1(122)がルームランプブラケット101(102)に確実
に仮保持されるので、オーバーヘッドトレイの取り付け
作業がさらに容易となる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、ルー
ムランプブラケットに爪状の突起を設け、オーバーヘッ
ドトレイに上述した突起に係合する橋梁形状の爪受けを
もうけることにより、そのオーバーヘッドトレイをルー
ムランプブラケットにねじ止めする作業に先行して両者
間の仮止めを短時間で可能とする。
【0020】すなわち、従来例のように上述したねじ止
めの作業に並行して作業者が手でオーバーヘッドトレイ
を抑える必要がなくなるので、そのオーバーヘッドトレ
イの取り付け作業が容易となり、作業の効率化がはから
れる。
【0021】したがって、本考案を適用した車両の製造
工程では、作業環境の改善がはかられると共に、省力化
と低廉化がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図である。
【図2】オーバーヘッドトレイの仮止め機構を説明する
図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す図である。
【図4】オーバーヘッドトレイの取付状態を示す図であ
る。
【図5】従来のオーバーヘッドトレイの取り付け構造を
示す図である。
【符号の説明】
10,50 ルームランプブラケット 11,31 爪 12,43 オーバーヘッドトレイ 13,51 支持板 14,32 爪受け 15 突起 16,52 トレイ取付用ブラケット 41 フロントウインドウ 42 ルームランプ 53 ねじ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−141642(JP,U) 実開 昭59−137847(JP,U) 実開 平6−8100(JP,U) 実開 昭64−19544(JP,U) 実開 平2−132531(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 7/08 B60Q 3/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ孔が形成されたルームランプブラケ
    ットに、前記ねじ孔に対応して一端に取付孔が形成され
    たオーバーヘッドトレイをねじ止め固定し、ルームラン
    プブラケット上にルームランプを取り付ける車両のオー
    バーヘッドトレイの取付構造において、 上記ルームランプブラケットの中央左右に平面状の仮止
    め用爪を有する取付孔を設け、オーバーヘッドトレイの
    一端に前記仮止め用爪に対応して橋梁形状の仮止め用爪
    受けを設けたことを特徴とする車両のオーバーヘッドト
    レイの取付構造。
JP1993001441U 1993-01-25 1993-01-25 車両のオーバーヘッドトレイの取付構造 Expired - Lifetime JP2594788Y2 (ja)

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JPH0657744U JPH0657744U (ja) 1994-08-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5719312Y2 (ja) * 1977-04-14 1982-04-22
JPS59137847U (ja) * 1983-03-08 1984-09-14 本田技研工業株式会社 自動車車室内の物品収納装置

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JPH0657744U (ja) 1994-08-12

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