JP3296531B2 - 建設機械用運転室の前面窓 - Google Patents

建設機械用運転室の前面窓

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JP3296531B2
JP3296531B2 JP09162295A JP9162295A JP3296531B2 JP 3296531 B2 JP3296531 B2 JP 3296531B2 JP 09162295 A JP09162295 A JP 09162295A JP 9162295 A JP9162295 A JP 9162295A JP 3296531 B2 JP3296531 B2 JP 3296531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として油圧ショベル
など建設機械,作業車両に搭載されている運転室の前面
窓の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平4−134569号公報
の記載における従来のアンダガラス1の取付状態を示す
要部断面図である。図5に示すアンダガラス1と同様
に、上側のプルアップ用ガラス(図示していない)も不
透明なシール(H形ゴム)2の嵌着により、前方視界の
広さが運転室前面の窓穴3より寸法Sだけ狭くなってい
る。また図6は、考案の実施例を示す図である。図6に
示す考案のプルアップ用ガラス4では、ガラス5より少
し突出した縁部6を有するフレーム7にダム8を取り付
け、接着材9によりガラス5を接着し、プルアップ用ガ
ラス4の前方視界がフレーム7の左右内端面イ,ロ間の
間隔より狭くならないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の一実施例前
面窓では、ガラスより少し突出した縁部を有するフレー
ムにダムを取り付け、接着材によりガラスを接着してい
る。しかし上記接着を行う場合には接着性を良くするた
めにガラスにコーティング処理をする必要が生じ、その
コーティング処理部付近が不透明となり、前方視界を広
くするのを結果的に阻害するようになる。またガラスと
フレームを接着材で一体形に固着しているので、ガラス
とフレームのうち一方を損傷したときにはプルアップ用
ガラス全体を取替えるようになり、不経済である。本発
明は、上記の問題点を解決できる前面窓を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】建設機械の運転室の前面
窓において、前記前面窓は、フロントガラスと、前記フ
ロントガラスの内面側の縁部に組み付けられた窓フレー
ムと、前記フロントガラスを前記窓フレームに組み付け
る止めプレートを有して構成され、前記止めプレートは
引掛部を有し、前記引掛部により前記フロントガラスの
前面側の左右又は上下端部を引掛状態にして前記窓フレ
ームに取付ることにより前記窓フレームに前記フロント
ガラスを組み付けるとともに、前記止めプレートは前記
窓フレームに対して着脱自在とした。更にまた、前記窓
フレームの左右内端面間の間隔を前記運転室に設けられ
た窓穴の幅寸法より小さくならないように設定した。更
にまた、上記止めプレートの材料を非鉄材に設定した。
また前記止めプレートは、前記窓フレームの左右に少な
くとも単数個ずつ取り付けた。
【0005】
【作用】本発明の前面窓では、フロントガラスの内面側
の縁部に窓フレームを設け、その窓フレームの左右内端
面間の間隔を運転室前面の窓穴の幅寸法より小さくなら
ないように設定したので、運転室の前方視界を最大限度
に広くすることができる。またフロントガラスの前面側
の左右端部をそれぞれ引掛ける引掛部を有する止めプレ
ートを形成し、その止めプレートの引掛部をフロントガ
ラスの前面側の左右端部に引掛状態にして、上記止めプ
レートを窓フレームにビス締付にて取付けたので、フロ
ントガラスと窓フレームとの組付け又は分解を容易に行
うことができる。また上記止めプレートをフロントガラ
スの左右側端面側に取付けているので、その止めプレー
トが前方視界を阻害することはない。そしてその止めプ
レートの取付箇所としては、左右の窓フレームの外側端
面側にたとえば上端部と下端部に、あるいはまたフロン
トガラスの強度向上を図って左右側端面の長手方向全長
にわたって取付けることができる。また止めプレートの
材料をたとえば比較的硬質の合成樹脂材などの非鉄材に
設定したので、発錆を防止できるとともに、止めプレー
トの引掛部とフロントガラスとの対接面の損傷を防止す
ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明の前面窓10をそなえた運転
室11の要部たて断面図である。図において、12(斜
線で示す部分)は前面窓10のフロントガラス、13は
フロントガラス12の内面側に設けている窓フレーム、
14,15は窓フレーム13の左右の上端部,下端部に
それぞれ設けている止めプレート、16は前面窓10停
止時にロック作動するロックモータ、17は前面窓10
の四隅にそなえているローラ、18は運転室11の左右
の内壁面に配設したローラガイドレール、19はケーブ
ルガイドレール、20はケーブル、21はケーブル20
の巻取り巻戻しを行う駆動モータである。図2は、図1
のA−Aより見た要部断面図(図1におけるロックモー
タ16などは図示していない。なお前面窓10は左右対
称形であるので、符号は左側の部分に付す)である。図
において、22は運転室11前面の窓穴の内周縁部に嵌
着しているシール、23は窓フレーム13の側面部に止
めプレート14を固定しているビス、24は止めプレー
ト14(図1に示す止めプレート15に対しても同じ)
の引掛部である。図3は、図2のB部拡大図である。図
4は、図3のCより見た前面窓10の要部側面図であ
る。
【0007】次に、本発明の前面窓10の構成を図1〜
図4について述べる。本発明の前面窓10では、フロン
トガラス12の内面側の縁部に窓フレーム13を設け、
その窓フレーム13の左右内端面間の間隔(図2に示す
間隔寸法W)を運転室11前面の窓穴の幅寸法wより小
さくならないように設定し、またフロントガラス12の
前面側の左右端部をそれぞれ引掛ける引掛部24(図2
及び図3に示す)を有する止めプレート14,15(図
1に示す)を形成し、その止めプレート14,15のそ
れぞれ引掛部24をフロントガラス12の前面側の左右
端部に引掛状態にして、上記止めプレート14,15を
窓フレーム13にビス23締付にて着脱自在に取付け
た。そしてまた、上記止めプレート14,15の材料を
非鉄材に設定した。
【0008】次に、本発明の前面窓10の作用について
述べる。本発明の前面窓10では、フロントガラス12
の内面側の縁部に窓フレーム13を設け、その窓フレー
ム13の左右内端面間の間隔Wを運転室11前面の窓穴
の幅寸法wより小さくならないように設定したので、運
転室11の前方視界を最大限度に広くすることができ
る。また止めプレート14,15のそれぞれ引掛部24
をフロントガラス12の前面側の左右端部に引掛状態に
して、上記止めプレート14,15を窓フレーム13に
ビス23締付にて取付けたので、フロントガラス12と
窓フレーム13との組付け又は分解を容易に行うことが
できる。また上記止めプレート14,15をフロントガ
ラス12の左右側端面側に取付けているので、止めプレ
ート14,15が前方視界を阻害することはない。そし
て止めプレート14,15の取付箇所としては、図1及
び図2に示すように左右の窓フレーム13の外側端面側
の上端部と下端部に取付けるようにしている。あるいは
また図示していないが、フロントガラス12の強度向上
を図って左右の窓フレーム13の外側端面の長手方向全
長にわたって取付けることができる。また止めプレート
14,15の材料をたとえば比較的硬質の合成樹脂材な
どの非鉄材に設定したので、発錆を防止できるととも
に、止めプレート14,15の引掛部24とフロントガ
ラス12との対接面の損傷を防止することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明の前面窓では、フロントガラスの
内面側の縁部に窓フレームを設け、その窓フレームの左
右内端面間の間隔を運転室前面の窓穴の幅寸法より小さ
くならないように設定したので、運転室の前方視界を最
大限度に広くすることができる。またフロントガラスの
前面側の左右端部をそれぞれ引掛ける引掛部を有する止
めプレートを形成し、その止めプレートの引掛部をフロ
ントガラスの前面側の左右端部に引掛状態にして、上記
止めプレートを窓フレームにビス締付にて取付けたの
で、フロントガラスと窓フレームとの組付け又は分解を
容易に行うことができる。また上記止めプレートをフロ
ントガラスの左右側端面側に取付けているので、その止
めプレートが前方視界を阻害することはない。そしてそ
の止めプレートの取付箇所としては、左右の窓フレーム
の外側端面側にたとえば上端部と下端部に、あるいはま
たフロントガラスの強度向上を図って左右側端面の長手
方向全長にわたって取付けることができる。また止めプ
レートの材料をたとえば比較的硬質の合成樹脂材などの
非鉄材に設定したので、発錆を防止できるとともに、止
めプレートの引掛部とフロントガラスとの対接面の損傷
を防止することができる。すなわち本発明では、窓フレ
ームの外側端面側に取付けたプレートによりフロントガ
ラスを窓フレームに対して組付けたので、運転室の前方
視界を確実に広くすることができるとともに、フロント
ガラスと窓フレームのうち一方を損傷したときには、そ
の損傷した側を取付替えできるので経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前面窓をそなえた運転室の要部たて断
面図である。
【図2】図1のA−Aより見た要部断面図である。
【図3】図2のB部拡大図である。
【図4】図3のCより見た前面窓の要部側面図である。
【図5】従来のアンダガラスの一実施例取付状態を示す
要部断面図である。
【図6】従来技術の一実施例前面窓を示す図である。
【符号の説明】
2,22 シール 10 前面窓 11 運転室 12 フロントガラス 13 窓フレーム 14,15 止めプレート 23 ビス 24 引掛部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の運転室の前面窓において、前
    記前面窓は、フロントガラスと、前記フロントガラスの
    内面側の縁部に組み付けられた窓フレームと、前記フロ
    ントガラスを前記窓フレームに組み付ける止めプレート
    を有して構成され、 前記止めプレートは引掛部を有し、前記引掛部により前
    記フロントガラスの前面側の左右又は上下端部を引掛状
    態にして前記窓フレームに取付ることにより前記窓フレ
    ームに前記フロントガラスを組み付けるとともに、前記
    止めプレートは前記窓フレームに対して着脱自在である
    ことを特徴とする建設機械用運転室の前面窓。
  2. 【請求項2】 前記窓フレームの左右内端面間の間隔を
    前記運転室に設けられた窓穴の幅寸法より小さくならな
    いように設定したことを特徴とする請求項1記載の建設
    機械用運転室の前面窓。
  3. 【請求項3】 上記止めプレートの材料を非鉄材に設定
    したことを特徴とする請求項1或いは2何れか一項記載
    の建設機械用運転室の前面窓。
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