JP2539121Y2 - 建設機械の運転室の前面窓 - Google Patents

建設機械の運転室の前面窓

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JP2539121Y2
JP2539121Y2 JP4895391U JP4895391U JP2539121Y2 JP 2539121 Y2 JP2539121 Y2 JP 2539121Y2 JP 4895391 U JP4895391 U JP 4895391U JP 4895391 U JP4895391 U JP 4895391U JP 2539121 Y2 JP2539121 Y2 JP 2539121Y2
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JP
Japan
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glass
cab
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frame
window
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光寿 新堰
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建設機械、特に旋回台を
備えた油圧パワーショベルの運転室の前面窓に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式パワーショベルの運転室の
前面窓に具備されているプルアップ用ガラス60は図1
0と図11にその断面を示す様に断面L字形をした窓枠
41にゴム42によりガラス43を固定する構造のもの
や、突起51aを有する窓枠51にゴム52によりガラ
ス53を固定する構造のものがある。
【0003】また、アンダガラスは図 に斜視図と図
にその断面を示す様に一対の係止装置61aが取り付け
られたフレーム61にゴム62によりガラス63を固定
している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の構成によれば、
プルアップ用ガラスはゴムの弾力によりガラスを窓枠に
締め付けているが、プルアップを落下させた場合衝撃に
よりガラスが下へ下がることがあり、ガラスとフレーム
の寸法精度が悪いとガラスの支持が弱くガラスが落下し
たり水漏れ等の不具合がある。また、ガラスを装着する
ためには特殊の技術が必要で自動化が困難であるととも
に窓枠とごむが直列に並ぶため視界が狭くなる。
【0005】アンダガラスはフレームの断面が凹字形を
しているのでプレス加工が困難で生産性が悪いまた凹字
形をしているので強度が低く変形し易く更にフレームが
重く脱着操作性が悪い、更にまたフレームとゴムが直列
に並ぶため視野が狭くなる等の課題があり、本考案はこ
れらの課題を解決することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、旋回台の片側に変位させて運転室を搭載し、該運転
室の前面窓に上下に摺動自在に取り付けられたプルアッ
プ用ガラスを備えた建設機械の運転室の前面窓におい
て、フレームに接着材によりガラスを接着したことを特
徴とする建設機械の運転室の前面窓とするとともに旋回
台の片側に変位させて運転室を搭載し、該運転室の前面
窓に取り外し自在のアンダガラスを備えた建設機械の運
転室の前面窓において、アンダガラスに係止装置を取り
付けたことを特徴とする建設機械の運転室の前面窓とし
た。
【0007】
【作用】上記構成によれば、プルアップ用ガラスの視界
が広くなるとともにガラスの装着が容易となりまた、ア
ンダガラスはフレームが無くなり視界が広くなる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面に基い説明する。図1
は油圧式パワーショベルの斜視図であり、31は走行装
置20に装着された旋回台21に片側に寄せて搭載され
た運転室であり、22は作業機ブームであり、23はエ
ンジンルームである。図2は運転室30の斜視図であ
り、運転室30の外側面ドア31が装着されており、3
2は前面窓である。前面窓32は図示していないガイド
レールに従って運転室30の上部に摺動自在のプルアッ
プ用ガラス1とアンダガラス11により構成されてい
る。
【0009】プルアップ用ガラス1は図3に示す様に断
面4角形をしたフレーム2に縁部3を取り付け、フレー
ム2にダム4を取り付け、ガラス5とフレーム2の間に
接着剤6を塗布してガラス5とフレーム2とを接着剤6
により接着する、縁部3はガラス5よりやや突出してガ
ラス5の破損を防止している。
【0010】アンダガラス11はガラス13に係止装置
12がビス14により取り付けられている。係止装置1
2はレバー12aを左右に動かすことによりピン12b
が突出したり、引っ込んだりしてボデイに設けてある孔
に係止したり外れたりする装置である。図5は図4のA
−A断面でガラス13の下端にゴムパット14aが取り
付けられている。
【0011】図6はアンダガラス11がはめ込まれる前
面窓32のボデイ15の斜視図である。ボデイ15の側
壁には係止装置のピン12bが係合する孔16が設けて
あり、さらにパッド17が取り付けてある。
【0012】図7は図6のB−B断面でボデイ15に設
けられた溝18を示し、溝18にアンダガラス11がは
め込まれる。溝18の形状は図7の(a),(b),
(c)のいずれの形状でもよい。
【0013】図8は本考案に係るプルアツプ用ガラス1
と従来のプルアツプ用ガラスの視野の広さを比較するた
めの図である。視界を狭くするゴム等の不透明の部分の
寸法L1,L2,L3を比較すると本考案に係るプルア
ツプ用ガラス1の寸法L1はL2,L3に比較して小さ
い寸法である。
【0014】図9は本考案に係るアンダガラス11と従
来のアンダガラス60の視界の広さを比較するため図で
あり、19はシールである。その他の符号は前出の図面
の説明で用いられた符号と同じ符号は同じ部材を示すの
で説明を省略する。右側の本考案に係るアンダガラス1
1の視界は従来のアンダガラス60より寸法Sだけ広
い。
【0015】
【考案の効果】本考案は上記の様な構成としたので、プ
ルアップ用ガラスの視界が広くなるとともにガラスの装
着が容易となりまた、アンダガラスはフレームが無くな
り視界が広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超小旋回式油圧パワーショベルの斜視図であ
る。
【図2】運転室の斜視図である。
【図3】プルアツプ用ガラス1を示す図である。
【図4】アンダガラス11を示す図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】アンダガラス11がはめ込まれるボデイ15の
斜視図である。
【図7】図6のB−B断面図で溝18の形状を示す図で
ある。
【図8】プルアツプ用ガラスの視開の広さを比較するた
めの図である。
【図9】アンダガラスの視界の広さを比較するための図
である。
【図10】従来のプルアップ用ガラス60を示す図であ
る。
【図11】従来のプルアップ用ガラス60の断面を示す
図である。
【図12】従来のアンダガラスを示す図である。
【図13】従来のアンダガラスの断面を示す図である。
【符号の説明】
1 プルアツプ用ガラス 2 フレーム 5 ガラス 6 接着剤 11 アンダガラス 12 係止装置 13 ガラス 21 旋回台 30 運転台 32 前面窓

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回台の片側に変位させて搭載した運転
    室の前窓であって、上下に摺動自在に移動できるプルア
    ップ用前面窓を板ガラス(5)と板ガラス(5)を支持
    するフレーム(2)とで構成し、板ガラス(5)の左右
    端面がフレーム(2)の外側面よりも内側に位置するよ
    うに重ねて接着材により一体化したことを特徴とする建
    設機械の運転室の前面窓。
  2. 【請求項2】 前記フレーム(2)の外側面に板ガラス
    (5)の側端を覆う保護縁(3)を突出形成したことを
    特徴とする請求項1記載の建設機械の運転室の前面窓。
  3. 【請求項3】 運転室前面窓のプルアップガラス(5)
    の下側に取り外し自在に取り付けられるアンダガラスの
    構造であって、単体ガラス(13)の上縁側に設けた係
    止固定装置(12)からなるアンダガラス構造とし、運
    転室前面窓の下部窓枠(15)に取外し自在かつ係止固
    定自在に嵌め合わせるようにしたことを特徴とする建設
    機械の運転室の前面窓。
JP4895391U 1991-05-30 1991-05-30 建設機械の運転室の前面窓 Expired - Lifetime JP2539121Y2 (ja)

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WO2024004818A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 株式会社クボタ キャビン及び作業機

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