JPH10119836A - 建設機械のモータサポート補強構造 - Google Patents

建設機械のモータサポート補強構造

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JPH10119836A
JPH10119836A JP29121996A JP29121996A JPH10119836A JP H10119836 A JPH10119836 A JP H10119836A JP 29121996 A JP29121996 A JP 29121996A JP 29121996 A JP29121996 A JP 29121996A JP H10119836 A JPH10119836 A JP H10119836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
motor support
joint
construction machine
mud
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29121996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitomo Shimizu
邦友 清水
Kazumichi Iwasa
一通 岩佐
Shigeki Adachi
重喜 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP29121996A priority Critical patent/JPH10119836A/ja
Publication of JPH10119836A publication Critical patent/JPH10119836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータサポートとジョイントプレートと
の接合部を補強しつつ、そこに泥が堆積するのを防止す
る。 【解決手段】 モータサポート2とジョイントプレート
3との接合部に接着して配置される補強部材として、折
曲状プレート1を用い、そのプレート外面の一端側をモ
ータサポート2に、他端側をジョインプレート3にそれ
ぞれ接着させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械のトラ
ックフレーム構造のうちのモータサポートの接合部の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すような油圧ショベルに代表さ
れる建設機械の走行部ベースフレームは、一般に図4に
示すように、走行部のベースとなるカーボディ5と、ク
ローラ(図3に示す6)が周設されるトラックフレーム
7とからなる。該トラックフレーム7は、中間部のトラ
ックフレーム本体4と、駆動側端部のモータサポート2
と、遊動側端部のアイドラサポート8とからなり、それ
らの接合はジョイントプレート3,9を介している。
【0003】また、図3に示すように、モータサポータ
2には駆動輪であるスプロケット10が配置され、クロー
ラ6を構成するトラックリンクは、前記スプロケット10
により駆動され、そのスプロケット10、アイドラ11上を
繰り返し動く。そして、この一連動作によりクローラ6
のクローラシューがトラックフレーム7に対して回転
し、機械本体が走行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は以上のような建
設機械において見られるモータサポート2とジョイント
プレート3の接合部周辺の一般的構造を示している。図
示のように、この接合部ではモータサポート2の接合の
補強を図るために、接合部の上下にそれぞれ平板状のリ
ブ12,13が溶接されて配置される。
【0005】このリブ12,13によってモータサポート2
の接合は補強されるものの、その一方リブ12,13は水平
方向に張り出しているために、特に下リブ13上に泥14が
堆積しやすくなる。
【0006】ところで、モータサポート2内ではスプロ
ケット(図3に示す4)が回転するので、下リブ13に泥
が堆積するとスプロケット周縁が泥14に干渉し、走行抵
抗の原因となるほか、スプロケットが摩耗し、クローラ
6のトラックリンクとの噛み合いに悪影響を及ぼし、ひ
いては建設機械の良好な走行を阻害する一因となってい
た。
【0007】この発明は、従来技術の以上のような問題
に鑑み創案されたもので、モータサポートとジョイント
プレートとの接合部に泥が堆積するのを防止できるモー
タサポートの補強構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明に係るモ
ータサポートの補強構造は、モータサポートとジョイン
トプレートとの接合部に接着して配置される補強部材と
して、折曲状プレートを用い、そのプレート外面の一端
側をモータサポートに、他端側をジョイントプレートに
それぞれ接着させたことを特徴とする。
【0009】前記プレートの折曲状とは、プレート面が
曲折された形状をいい、断面くの字状、L字状、への字
状や、湾曲状に反り返るような形状のいずれも含むもの
である。また、プレート外面とは突出する側の面(山側
となる表面)をいう。
【0010】本発明では、折曲状プレートの外面の一端
側をモータサポートに、他端側をジョイントプレートに
接着させるものであり、このためモータサポートとジョ
イントプレート接合部には水平方向に張り出す箇所がな
くなる。したがって、スプロケット周縁の近傍となる、
モータサポート接合部において泥が堆積するということ
がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の具体的実施形態の一例を
図1及び図2に基づき説明する。以下に示す形態例は、
図3に示すような油圧ショベルのモータサポートに適用
される例であるが、このような建設機械にその適用が限
定されるものではない。図中、1は補強プレート、2は
モータサポート、3はジョイントプレート、4はトラッ
クフレーム本体を各示す。
【0012】図1及び図2はモータサポート2とジョイ
ントプレート3との接合部周辺の構造を示しており、図
示のように両者の接合部には補強プレート1が配置され
ている。
【0013】該補強プレート1は、湾曲状プレートであ
り、その幅は接合部の長さと一致するものとなってい
る。そして、プレート外面の一端側をモータサポート2
に、他端側をジョイントプレート4にそれぞれ溶接する
ことでモータサポート2の補強を図っている。
【0014】このように、本実施形態例では、補強プレ
ート1が曲折された湾曲状よりなり、その外面一端側を
モータサポート2に、他端側をジョイントプレート3に
それぞれ溶接して接着させる構造なので、モータサポー
ト2とジョイントプレート3の接合部には水平方向に張
り出す箇所がなく、もちろん泥が堆積することもない。
このためモータサポート2内で回転するスプロケット
(図示なし)は、泥の影響を受けることなく良好にトラ
ックリンクと噛み合うことになり、この結果、建設機械
の走行が安定することになる。
【0015】また、本実施形態では、図示のように補強
プレート1が接合部の長さと同一幅のものを用いている
ので、接合部の長さ一杯に亘ってその補強作用が得られ
るとともに、1の部材でのみ補強が足りるので図5に示
す上下リブ12,13による補強構造とくらべて、部材点数
の減少及び接着工程の簡易化が図れるものとなってい
る。
【0016】なお、補強プレート1は折曲状に形成され
ていれば、他の形状は特に限定されず、例えば図2に示
すように、端部中央部に切り込みが形成される形状等で
もよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る補強
構造によれば、従来生じていた泥だまりをなくすことが
できるので、堆積した泥によって生じていたスプロケッ
トの摩耗及び走行抵抗を解消することができ、建設機械
の良好な走行を確保することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補強構造の一例を示した説明図で
ある。
【図2】本発明に係る補強構造の他の例を示した説明図
である。
【図3】一般的な建設機械の全体を示す概要図である。
【図4】図3中の走行部のベースフレームを示す説明図
である。
【図5】従来の補強構造の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 補強プレート 2 モータサポート 3 ジョイントプレート 4 トラックフレーム本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータサポートとジョイントプレートと
    の接合部に接着して配置される補強部材として、折曲状
    プレートを用い、そのプレート外面の一端側をモータサ
    ポートに、他端側をジョイントプレートにそれぞれ接着
    させたことを特徴とする建設機械のモータサポート補強
    構造。
JP29121996A 1996-10-15 1996-10-15 建設機械のモータサポート補強構造 Withdrawn JPH10119836A (ja)

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JP29121996A JPH10119836A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 建設機械のモータサポート補強構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025292A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
CN103741746A (zh) * 2013-12-25 2014-04-23 柳州正菱集团有限公司 挖掘机下车行走马达挡泥板安装座
CN109175853A (zh) * 2018-09-20 2019-01-11 安徽荣明新材料科技有限公司 一种用于电机支架加工的成型装置

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106