JP3401764B2 - 建設機械のトラックガード - Google Patents

建設機械のトラックガード

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械の下部
走行体の技術分野に属する。更に具体的には、履帯式走
行装置を具備した建設機械のトラックガードの技術分野
に属する。 【0002】 【従来の技術】油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機
械は荒れ地、泥濘地又は砂利や小石の多い建設現場等で
の走行を可能にするため、従来から履帯式走行装置が装
備されている。このため、履帯式走行装置内に土砂等が
入らないように従来から工夫されている。例えば、この
様な従来装置が公開特許公報第平9−240524号及
び同第平10−100951号に開示されている。この
従来装置1について図を参照して以下に説明する。 【0003】図5は履帯式走行装置を装着した下部走行
体10の全体側面図を示す。下部走行体10は、センタ
ーフレーム20の下方後端部と前端部に設けられた駆動
輪11と遊動輪12との間に履帯13が巻装されてお
り、履帯13は、更に下ローラ14と上ローラ15によ
って支持及びガイドされている。履帯13はエンドレス
に連結されたリンク13aとリンク13aの外側に固設
されたシュー13bから構成されている(図6、7参
照)。駆動輪11は図示されていない油圧モータによっ
て駆動されると共に駆動輪11に固設されたスプロケッ
ト17によってリンク13aを駆動し、走行を可能にし
ている。 【0004】下部走行体10の左右の外側側面にはサイ
ドフレーム16が設けられている。サイドフレーム16
の下端には取付フランジ21が設けられており、この取
付フランジ21には、図6の右側部分に示すように、下
ローラ14を回転自在に支持する軸受け22がボルトに
より固設されている。また、取付フランジ21の下端に
は、図8に示すような切欠部24を有するトラックガー
ド25がボルトにより固設される。切欠部24の位置に
は軸受け22が配設され、この部分から土砂等が侵入し
ないように保護カバー26が取り付けられる。トラック
ガード25の下端にはリンク13aを外れないようにす
るストッパ27が設けられている。 【0005】上記従来装置1においては、図8に示すよ
うに、トラックガード25は遊動輪の部分まで伸長して
おり、前端部25aはサイドフレーム16の前端部16
a(以下、遊動輪側サイドフレームという)とボルトで
固定連結される構造になっている。しかし、この様な構
造にすると、コスト高になり、組立が複雑になるという
問題があった。そこで、図9に示すように、トラックガ
ード25の先端部は遊動輪側サイドフレーム16aの先
端まで伸長せずに、遊動輪側サイドフレーム16aとは
分割した方式(以下、従来装置2という)が従来から採
用されている。図9は従来装置2の側面部分図を示す。
従来装置2はトラックガード25が遊動輪側サイドフレ
ームと連結されていない点が主な相違点である。 【0006】従来装置2には従来装置1と異なり、コス
ト高になり、組立が複雑になるという問題はないが、し
かし、トラックガード25の先端25bが遊動輪側サイ
ドフレーム16aに設けられている仕切板16bとは接
合されていないため、隙間部分31から砂利等の異物を
巻き込み、異物がトラックガードの内側に入り込み、図
10に示すようにトラックガード25の先端部25bが
容易に変形し、左右に開いてしまうという課題があっ
た。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】以上に説明したよう
に、前者の従来装置1でコスト高になり、組立作業が複
雑になるという課題があり、また、後者の従来装置2で
は異物がトラックガードの内部に入り込みトラックガー
ドが変形してしまうという課題があった。この発明は、
上述のような背景の下になされたもので、組立作業も容
易で、コストも安く、かつ、異物の侵入により容易に変
形しない建設機械のトラックガードを提供することを課
題としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下の手段を採用している。即ち、請求項1
記載の発明は、履帯式走行装置を具備した建設機械にお
いて、遊動輪側サイドフレームとトラックガードを分離
して構成し、該トラックガードの前端部を延長し、該延
長部を前記遊動輪側サイドフレームの後端部に設けた仕
切板の切欠部の内側に配置し、該仕切板と噛み合わせた
ことを特徴としている。 【0009】 【発明の実施形態】図1は本実施形態の側面図を示す。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明
する。なお、従来例(図9参照)で説明したと同じ構成
要素については同じ番号を付して詳細な説明を省略す
る。図1、図2において、トラックガード25には下ロ
ーラの配置位置に対応して切欠部24が設けられてお
り、切欠部24と他の切欠部との間に補強用リブ33が
コ字状を90度回転した形状で形成されている。コ字の
底辺部はトラックガード25の上面と同じ高さに形成さ
れ、ボルト等によりサイドフレーム16の取付フランジ
21に固定する取付部を構成している。また、トラック
ガードの下端にはストッパー27が固設されている。軸
受け22は切欠24の位置にボルトにより取り付けフラ
ンジ21に直接固定される。 【0010】図2(A)は噛み合い部分の拡大図を示し
図2(B)は矢印X−Xから見た断面を示す。図2で、
トラックガード25の縦板先端部25bは前方に伸長さ
れ、伸長された部分25cが遊動輪側サイドフレーム1
6aの後端に設けられた仕切板16bの切欠部16cの
内側面と殆ど接する程度に僅かな隙間を設けて配設され
る。 【0011】なお、噛み合い構造は上記の場合に限られ
ず、以下のような構造にしてもよい。図3、図4に別の
噛み合い構造例を示す。図3、図4において図(B)は
図(A)の矢印X−Xから見た図を示す。図3(A)、
(B)に示すように、サイドフレーム16の仕切板16
bの切欠部16cの内側面に切り込み41を設け、切り
込み41の部分に、伸長部25cが切り込み41の内面
に接触するように挿入する構成してもよい。また、図4
(A)、(B)に示すように、伸長部25cの一部を挿
入し、保持する保持部材43を切欠部16cの内側面に
設けてもよい。 【0012】以上説明したように、本実施形態の構成に
よれば、トラックガード25はサイドフレーム16aと
は独立分離した構造であり、トラックガードの先端部2
5cが伸長して設けられているに過ぎない。従って、本
実施形態の機能は従来装置2と殆ど同じ機能を具備して
いる。しかし、本実施形態ではトラックガードの先端部
25cが遊動輪側サイドフレーム16aの仕切板16の
切欠部16cの内側面と噛み合う構造になっている。そ
の結果、走行中にトラックガード25の内側に異物が入
り込み、トラックガード前端部が外向きの力を受けた場
合でも、前端部が仕切板によって支持されるため、前端
部が外側にめくれるという不都合は生じない。 【0013】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、トラックガードの先端部25cが遊動輪側サイ
ドフレーム16aの仕切板16の切欠部16cの内側面
と噛み合う構造になっている。その結果、走行中にトラ
ックガード25の内側に異物が入り込み、トラックガー
ド前端部が外向きの力を受けた場合でも、前端部が仕切
板によって支持されるため、前端部が変形するという不
都合を防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施形態の側面図を示す。 【図2】 (A)は図1のA部分の拡大図を示す。
(B)は矢印X−Xから見た図を示す。 【図3】 (A)、(B)は噛み合い構造の別の実施例
を示す。 【図4】 (A)、(B)は噛み合い構造の更に別の実
施例を示す。 【図5】 従来装置の下部走行体の全体側面図を示す。
【図6】 従来装置の履帯とトラックガードの構成の拡
大図を示す。 【図7】 従来装置のトラックガードに下ローラを固定
する構成を示す。 【図8】 従来装置のトラックガードの全体斜視図を示
す。 【図9】 別の従来装置のトラックガードを示す。 【図10】 図9のトラックガードの先端部が変形する
例を示す。 【符号の説明】 11 駆動輪 12 遊動輪 13 履帯 14 下ローラ 15 上ローラ 16 サイドフレーム 16a 遊動輪側サイドフレーム 16b 仕切板 16c 切欠部 21 取付フランジ 24 切欠部 25 トラックガード 25b トラックガード前端部 25c トラックガード延長部 31 遊動輪側サイドフレームとトラックガー
ドとの隙間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−100951(JP,A) 特開 平9−240524(JP,A) 特開 平2−2869476(JP,A) 実開 平1−131686(JP,U) 実開 昭55−171684(JP,U) 実開 昭53−82946(JP,U) 実開 昭50−31641(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 55/088 E02F 9/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 履帯式走行装置を具備した建設機械にお
    いて、遊動輪側サイドフレームとトラックガードを分離
    して構成し、該トラックガードの前端部を延長し、該延
    長部を前記遊動輪側サイドフレームの後端部に設けた仕
    切板の切欠部内側に配置し、該仕切板と噛み合わせたこ
    とを特徴とする建設機械のトラックガード。
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