JPS6036533Y2 - 無限軌道走行装置における油圧モ−タ−の保護構造 - Google Patents

無限軌道走行装置における油圧モ−タ−の保護構造

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JPS6036533Y2
JPS6036533Y2 JP10045179U JP10045179U JPS6036533Y2 JP S6036533 Y2 JPS6036533 Y2 JP S6036533Y2 JP 10045179 U JP10045179 U JP 10045179U JP 10045179 U JP10045179 U JP 10045179U JP S6036533 Y2 JPS6036533 Y2 JP S6036533Y2
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JP
Japan
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plate
hydraulic motor
frame
drive wheel
track
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JP10045179U
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JPS5618276U (ja
Inventor
敏彦 稲又
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は無限軌道走行装置における油圧モーターの保
護構造に関するものである。
一般に油圧モーターにより駆動される無限軌道走行装置
は、油圧モーターと駆動輪との間における伝達機構を簡
略にするため、できるだけ駆動輪に近接して配設されて
いたが、このように油圧モーターが駆動輪に近接してい
ると、駆動輪の回動に伴い履帯との間に介入した石等が
飛散し、これが油圧モーターに当って油圧モーターに損
傷を加えるといった問題があった。
本案はかかる問題に鑑みなされたものであって、駆動輪
と油圧モーターとを近接させながらも駆動輪から飛散す
る石等により油圧モーターが損傷することのないように
した保護構造を提供せんとするものである。
以下本案を図面に示す実施例に基づき説明する。
1は無限軌道走行装置2を装備したバックホーであり、
旋回台3上に機台4を支持し、同機台4の前端部に掘削
機5を設けている。
5aは同掘削機5の主ブーム、5bは中間ブーム、5c
はパケット、又6は機台4上に設けたエンジン駆動部で
あり、エンジンに連設して油圧ポンプが設けられている
7は運転席キャビンである。8は上記無限軌道走行装置
2のフレームであり、コ字状枠を左右対向させて二本の
主フレーム8a*8ai:より構成されており、機体の
両側にそれぞれ配設されているものであり、かかる主フ
レーム8a、8aのうち、内側の主フレーム8aの前端
内側にはギヤケースフレーム8bを連設しているもので
あり、このギヤケースフレーム8bは、内部に後述の動
力伝達機構13を収納するケースとしての機能を有する
と共に、駆動輪9をフレーム8に支持するための介在フ
レームとしての機能も果している。
すなわち、ギヤケースフレーム8bの先端には、駆動輪
9をもうけるとともに、主フレーム8aの後端に遊動輪
10を設け、その駆動輪9と遊動輪10との間に履帯1
1を懸架して無限軌道走行装置2を構成するものである
尚この場合、駆動輪9はギヤケースフレーム8bの外側
面に片持ち状態で軸支され、又遊動輪10は主フレーム
8a、8aコ字状枠の対向間に軸支されている。
12はギヤケースフレーム8bの後端外側面に取付けた
油圧モーターであり、上記駆動輪9の真後において、で
きるだけ駆動輪9に近接した位置に設けられている。
これは駆動輪軸9′と油圧モーター輪12′との軸間距
離を短くして動力伝達機構13、すなわちギヤケースフ
レーム8bをコンパクトに構成し、組立作業の簡易化、
さらにはスペース確保の容易化を考慮してなされたもの
である。
尚上記動力伝達機構13はギヤケースフレーム8b内に
組込んだ歯車群により構成されている。
14は駆動輪9と油圧モーター12との間に介在させた
油圧モーター12の保護板であり、ギヤケースフレーム
8bの後部、すなわち油圧モーター12の位置する個所
よりやや前方位置で、駆動輪9との間に位置すべき個所
において、ギヤケースフレーム8bの外側面に保護板1
4を突設しており、同保護板14はギヤケースフレーム
8bと一体形成されて突出状に形成されている。
しかも、同保護板14は、上側面板14−1と鉛直面板
14−2とにより略逆り字状に形成すると共に、鉛直面
板14−2を駆動輪9の一定後方位置にて同駆動輪9後
側に相対すべく凹状面に折曲形威し、保護板の上側面板
14−1には、駆動輪9に噛合すべく履帯11裏面に連
設した連結部11′と略同−幅で、前後長手矩形板状の
上板15を油圧モーター12上方を覆わしめた状態にて
連設し、しかも、同上板15の前端15−1を駆動輪9
方向に張出し状態に近接せしめて構成している。
したがって駆動輪9と油圧モーター12とは保護板14
によって仕切られた状態となっている。
尚油圧モーター12の上側および外側はそれぞれ上板1
5、側板16によって保護されている。
尚図中17で示すものは主フレーム8aの下側面に支持
した転動輪である。
従って、油圧モーター12を駆動させると、その動力は
伝達機構13を介して駆動輪9に伝達され、駆動輪9を
回動させて無限軌道走行装置2を走行させることになる
この走行は駆動輪9によって履帯11を循環回動させる
ことによってなされるものであるが、荒地、不整地等の
走行時においては履帯11の内面に石、砂等が入り込む
ことがある。
ところが、保護板がギヤケースフレームの外側面に突設
されて油圧モーター12と駆動輪9との間に介在されて
いるので、構造簡易にして強固な構造となり、しかも、
同保護板の鉛直面板を駆動輪の一定後方位置にて同駆動
輪後側に相対する凹状面に形成しているために、荒地、
不整地等の走行時において、腹帯の内面に入り込んだ石
、砂等が、駆動輪によって後方へ飛散させられた場合に
は、保護板の鉛直面板により受は止められて油圧モータ
ー等の保護がなされることはもとより、全て下方向へ跳
ね換されて、石等が履帯裏面に設けた連結部等を下方よ
り直撃して、同連結部などを破損するという事故を確実
に防止することができ、更には、駆動輪との間には一定
間隙が保持されて、土砂等が詰まるのを防止しており、
また、上板を、履帯裏面の連結部と略同−幅で、前後長
手矩形板状に形成して、保護板の上側面板に油圧モータ
ー上方を覆った状態にて連設しているために、凹凸の激
しい作業現場において、上側履帯が上下振動せられた際
には、同上側履帯が連結部を介して同上板上面を摺動す
ることにより、速かに振動が停止せられて、履帯が切断
せられるという事故の防止が確実になされるものであり
、しかも、上板の前端は駆動軸方向に張出し状態に近接
せられているために、同駆動輪に付着した土砂等を掻き
落とし、同駆動輪と履帯の連結部との噛合連結が円滑、
かつ、確実になされるようにして、走行機構を最良の状
態に保持させることができるものである。
上述のように本案によれば、駆動輪と油圧モーターとを
近接して動力伝達機構を簡略に構成させながらも、油圧
モーターを駆動輪から飛散する石等から保護でき、しか
も、履帯、及び、同履帯に連設した連結部、並びに、駆
動輪の破損等を確実に防止することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例のバックホーを示す全体側面図、第
2図は無限軌道走行装置の一部側面図、第3図は同平面
図である。 1:バックホ−2=無限軌道走行装置、 8: フレーム 8a:主フレーム、 8b:ギヤケース フレーム 9:駆動輪、 12=油圧モーター 4;保護板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム8の先方に駆動輪9を配設し、同駆動輪9を油
    圧モーター12により駆動させるようにした無限軌道走
    行装置において、フレーム8の先端内側面にギヤケース
    フレーム8bを連設し、同ギヤケースフレーム8bの後
    端に油圧モーター12を外側方に向けて突設すると共に
    、同フレーム8bの先端に駆動輪9を軸支し、同フレー
    ム8bの外側面に、駆動輪9と油圧モーター12との間
    に位置すべく保護板14を突設し、しかも、同保護板1
    4は、上側面板14−1と鉛直面板14−2とにより酩
    逆り字状に形成すると共に、鉛直面板14−2を駆動輪
    9の一定後方位置にて同駆動輪9後側に相対すべく凹状
    面に折曲形威し、保護板の上側面板14−1には、駆動
    輪9に噛合すべく履帯11裏面に連設した連結部11′
    と略同−幅で、前後長手矩形板状の上板15を、油圧モ
    ーター12上方を覆わしめた状態にて連設し、しかも、
    同上板15の前端15−1を駆動輪9方向に張出し状態
    に近接せしめてなる無限軌道走行装置における油圧モー
    ターの保護構造。
JP10045179U 1979-07-19 1979-07-19 無限軌道走行装置における油圧モ−タ−の保護構造 Expired JPS6036533Y2 (ja)

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JP10045179U JPS6036533Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 無限軌道走行装置における油圧モ−タ−の保護構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5618276U JPS5618276U (ja) 1981-02-18
JPS6036533Y2 true JPS6036533Y2 (ja) 1985-10-30

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JP10045179U Expired JPS6036533Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 無限軌道走行装置における油圧モ−タ−の保護構造

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