JPS5941912Y2 - クロ−ラ式走行装置 - Google Patents

クロ−ラ式走行装置

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JPS5941912Y2
JPS5941912Y2 JP12011878U JP12011878U JPS5941912Y2 JP S5941912 Y2 JPS5941912 Y2 JP S5941912Y2 JP 12011878 U JP12011878 U JP 12011878U JP 12011878 U JP12011878 U JP 12011878U JP S5941912 Y2 JPS5941912 Y2 JP S5941912Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sprocket
crawler
guide plate
track
traveling device
Prior art date
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Expired
Application number
JP12011878U
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English (en)
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JPS5536063U (ja
Inventor
正典 赤木
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラックフレームの両端の前方または後方に
配設したスプロケットにより履帯を回行させ走行駆動す
ると共に、そのスプロケットの部分に土砂が噛み込んだ
り、履帯が外れたりするのを防止するようにして構成す
るクローラ走行装置に関する。
(従来の技術) クローラ走行装置で湿田走行する場合に、機体を方向転
換すると機体下腹部にある土砂がクローラ側面に片寄っ
て側圧をかげるので覆帯が外れたり、クローラリンクと
転動部との間に土砂を噛み込み円滑な作動が行われなく
なる。
そのため従来から、例えば実公昭53−5707号公報
にみられるように、クローラ内周面に並列突設される突
子の間へ、クローラに摺接する案内体を設置してクロー
ラの外れを防止することが行われている ところが、この公知のものはクローラを巻回する張設輪
から離れたトラックローラ群の個所に案内体が設置され
るので、クローラを巻回駆動する駆動輪部分の土砂噛み
込み防止やクローラの離脱防止が図れず、ために土砂の
噛み込みによるクローラリンクえの駆動輪の乗り上げ脱
輪とか、駆動輪等の破損を起すことがある。
そこで最近では、例えば第1図と第2図に示しているよ
うに、クローラ駆動輪(スプロケット)とトラックフレ
ーム端部との間の間隙部にガイド板を設置し、それによ
ってスプロケットへの土砂、石等の噛み込みを防止し、
かつ、クローラの離脱な防止することが行われ出してい
る。
しかし、この樺の従来のものは図で明らかなように、2
枚のガイド板5,5が履帯のリンク4の側方に位置し、
かつ、スプロケット2と一部で重なり合うようにして設
けられ、さらに、スプロケット中心と略同じ高さの部分
にまでしか延設されない構造になっている。
そのため、−たん2枚の板体5,5の間に入り込んでし
まった土砂は、左右板体5,5から抜は出しにくくスプ
ロケットの回転で誘導されてスプロケットとクローラリ
ンクの噛み合い間隙に噛み込まされるようになる弊害が
起り、また、ガイド板5,5はスプロケット中心と略同
じ高にしか設けられないから、機体回行の際に盛り上り
状となってクローラ部に押し寄せてくる土砂を充分に排
除しきれず、2枚のガイド板の間に詰め込み状に侵入さ
せることとなりJ1述のスプロケットへの噛み込み傾向
を益々ひどくする問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、機体が回行される際にクローラ側に押し寄せ
られてくる土砂を抱き込むことなく良好に排除しながら
、スプロケットとクローラリンクとの噛み合い間隙に入
らないように防止し、かつ、クローラを外れや乗り上げ
のないようにするガイド板構造のクローラ走行装置を得
ることを課題とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、トラックフレーム1の両端の前方または後方
に配設したプロスケラ)2aにより覆帯3を回行駆動し
、トラックフレーム端縁1aとスプロケット2aとの間
隙にガイド板を設けたクローラ式走行装置において、前
記ガイド板15を単一板体により形成し、その下端縁1
5aを前記スプロケット2aに近接する部分からトラッ
クフレーム方向に長くして設けて履帯リンク4の溝17
内へ突出させると共に、スプロケットに近接する部分か
ら立ち上る側縁15bは、前記スプロケツ)2aの外周
径に略沿わせてスプロケット中心よりもはるかに高い位
置にまで延設したことを特徴とする。
(作用) 上記のように構成する本考案では、単一のガイド板を、
その下端縁がスプロケットに近接する部分からトラック
フレーム側へ長く形成してクローラリンクの溝内に突出
させると共に、スプロケット近接個所から立ち上る側縁
なスプロケット中心よりはるかに高く延設することによ
って、機体回行、変換のとき押し寄せられる土砂を堆積
させることなく側方に排出させ、下端縁で履帯の外れを
阻止しながらスプロケットにむかって適正に作動させ、
側縁で土砂のスプロケットえの噛み込みを防止し、全体
として円滑良好な作動が行える。
(実施例) 以下、第3図乃至第5図に示す実施例を詳細に説明する
第3図を参照して、クローラ走行装置は、トラックフレ
ーム1の端縁1a、1bと間隔を置いてトラックフレー
ム1端縁前方または端縁後方に駆動スプロケツ)2a、
従動スプロケツ)2bが配設され、両スプロケツ)2a
、2bに履帯3を巻回させて構成されているユニット
Aを左右一対設けてなり、左右のユニットAのトラック
フレーム1は横フレーム6.7により一体的に連結され
、トラックフレーム1または横フレーム6.7にその下
端が溶着された立柱8の上端を荷台フレーム9に溶着し
、荷台フレーム9に、原動機10、運転装置11および
荷台12、クレーン13等の荷役装置Bを装備して土木
作業用建築作業用の作業車、運搬車を構成する。
上部が荷台フレーム9に固定支持されたミッションケー
ス16の下部を、一端をトラックフレーム1の側縁1a
および横フレーム6に固定した支持板14に固定し、ミ
ッションケース16の出力軸16aを左右に突出させ該
出力軸16aに駆動スプロケツ)2aが固定されて、駆
動スプロケツ)2aとトラックフレーム1の端縁1aと
の間には間隙が存在している。
ガイド板15は、上記の間隔をふさぐべく設けるもので
あるが、ガイド板15と履帯3のリンク4との相対位置
は、背面視でガイド板15の中心線と履帯3のリンク4
の溝17の中心線〔第5図において、ガイド板15の中
心線とリンク4の中心線をともに仮想線X−Xで示す〕
とほぼ一致させ、且つ側面親で(第4図参照)ガイド板
15の下端縁15aがリンク4と重なるようにリンク4
の溝17の部分にまでガイド板15が延長されており、
ガイド板15の側縁15bはスプロケット2aには当接
しないように形成されている。
なお、ガイド板15をトラックフレーム1の端面にボル
ト止めする代わりに、ミッションケース16の下端部と
トラックフレーム1とを連結する支持板14にガイド板
15の上端をボルト止めもしくは溶着等により固定して
もよい。
トラックフレーム1の前端1bにはトラックフレーム1
を前方部へ延長するように設けた前部フレーム18に軸
受19を機体前後方向摺動自在に設け、該軸受19で従
動スプロツト2bを回転自在に支持し、トラックフレー
ム1に装置したバネ装置20で軸受19を前方へ押圧す
ることによって履帯3を緊張状態とさせる。
なお、トラックフレーム1の前端1bと従動スプロケッ
ト2bとの間隙にも、前述のガイド板15と同様のガイ
ド板15′を設けてもよい。
クローラ式走行装置は、原動機10よりの動力がミッシ
ョンケース16を介して駆動スプロケツ)2aに伝達さ
れ、履帯3を回行さそる。
このとき、駆動スプロケット2aとトラックフレーム1
との間の間隙に設けたガイド板15は、その下端縁15
aが第3・4図に示す如く履帯3のリンク4.4間の溝
1T内に位置してリンク4の上部(内心部)内側面と対
向しており、ガイド板15は履帯3の脱線を阻止すべく
働く。
また、ガイド板15は従来の石噛ガイド板と同様に石塊
の侵入を阻止しスプロケット2aによる石噛みを防止す
るとともに、ガイド板15の下端部15aは従来方式の
如くリンク4の外側に位置するのではなくリンク4の内
方に位置して間隙個所で駆動スプロケット2aおよびリ
ンク4は露出しているから、間隙個所に付着した小石、
土はスプロケット2aの回転および履帯3の同行による
振動により自動的に離脱除去される。
従動スプロケツ)2bのガイド板15′の働きは駆動ス
プロケツ)2aの上述のガイド板15と同様である。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように、本考案のクローラ式
走行装置によれば、湿田での機体の回行や方向変換の場
合に、機体下腹部でクローラにむかって盛上り状に押し
寄せる土砂を、スプロケット中心からはるかに高いガイ
ド板が的確に阻止して、単一板であることから抱き込む
ことなく側方に排出させるから、従来のもののようにス
フロケットと履帯リンクの噛み合い部にむけて誘導する
ようなことがなくなり、また、スプロケット外周径部に
はガイド板の側縁部が沿いながら充分に上方にまで位置
するから土砂の噛み回動を確実に防止して、スプロケッ
トのリンクえの乗り上げを防止でき、更にガイド板の下
端縁がリンクの溝に嵌り込んで位置し、履帯位置を正確
に保ってスプロケット側に導くので、益々履帯外れの防
止を確実にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクローラ式走行装置の要部の側面図、第
2図は第1図のI−1断面図である。 第3図は本考案を実施したクローラ式走行装置を配備し
た作業用車輌の側面図、第4図は第3図の要部側面図、
第5図は第4図の■−■断面図である。 1・・・・・・トラックフレーム 2a・・・・・・駆
動スプロケット、3・・・・・・履帯、4・・・・・・
リンク、15・・・・・・ガイド板、20・・・・・・
バネ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラックフレーム10両端の前方または後方に配設した
    スプロケツ)2aにより履帯3を回行駆動し、トラック
    フレーム端縁1aとスプロケット2aとの間隙にガイド
    板を設けたクローラ式走行装置において、前記ガイド板
    15を単一板体により形成し、その下端縁15aを前記
    スプロケット2aに近接する部分からトラックフレーム
    方向に長くして設けて履帯リンク4の溝17内へ突出さ
    せると共に、スプロケットに近接する部分から立ち上る
    側縁15bは、前記スプロツ)2aの外周径に略沿わせ
    てスプロケット中心よりもはるかに高い位置にまで延設
    したことを特徴とするクローラ式走行装置。
JP12011878U 1978-08-31 1978-08-31 クロ−ラ式走行装置 Expired JPS5941912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12011878U JPS5941912Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 クロ−ラ式走行装置

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JP12011878U JPS5941912Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 クロ−ラ式走行装置

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Publication Number Publication Date
JPS5536063U JPS5536063U (ja) 1980-03-07
JPS5941912Y2 true JPS5941912Y2 (ja) 1984-12-04

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ID=29076019

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JP12011878U Expired JPS5941912Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 クロ−ラ式走行装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947471U (ja) * 1982-09-24 1984-03-29 ダイワ精工株式会社 魚釣用リ−ルのベ−ルア−ム反転装置
JP5172572B2 (ja) * 2008-09-29 2013-03-27 株式会社クボタ クローラ式走行装置

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JPS5536063U (ja) 1980-03-07

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