JPH0550953A - 履帯式走行装置のサイドフレーム - Google Patents
履帯式走行装置のサイドフレームInfo
- Publication number
- JPH0550953A JPH0550953A JP23689991A JP23689991A JPH0550953A JP H0550953 A JPH0550953 A JP H0550953A JP 23689991 A JP23689991 A JP 23689991A JP 23689991 A JP23689991 A JP 23689991A JP H0550953 A JPH0550953 A JP H0550953A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side frame
- caterpillar
- crawler belt
- crawler
- sediment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サイドフレームの上から土砂の排除性を向上
させた履帯式走行装置のサイドフレームを提供。 【構成】 履帯3を案内させるために上下位置に取り付
けた上下転輪4,5と、履帯3を駆動するために前後の
一端側に取り付けたスプロケット6と、その回転に応じ
て履帯3を回動させるために前後の他端側に取り付けた
アイドラ7とを備えたトラックフレーム10の両側に位
置する履帯式走行装置のサイドフレームにおいて、サイ
ドフレーム1の上面部に高分子材料からなる土砂排出用
の滑り部材2を設けており、履帯3の回動によりサイド
フレーム1上に落下した土砂は、滑り部材2上に堆積す
るため、履帯3とサイドフレーム1との間から土砂を容
易に取り除くことができる。
させた履帯式走行装置のサイドフレームを提供。 【構成】 履帯3を案内させるために上下位置に取り付
けた上下転輪4,5と、履帯3を駆動するために前後の
一端側に取り付けたスプロケット6と、その回転に応じ
て履帯3を回動させるために前後の他端側に取り付けた
アイドラ7とを備えたトラックフレーム10の両側に位
置する履帯式走行装置のサイドフレームにおいて、サイ
ドフレーム1の上面部に高分子材料からなる土砂排出用
の滑り部材2を設けており、履帯3の回動によりサイド
フレーム1上に落下した土砂は、滑り部材2上に堆積す
るため、履帯3とサイドフレーム1との間から土砂を容
易に取り除くことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル,クレー
ンなどの土木・建設機械における履帯式走行装置のサイ
ドフレームに関する。
ンなどの土木・建設機械における履帯式走行装置のサイ
ドフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の履帯式走行装置のサイドフ
レームを示す側面図、図4は図3のA矢視平面図であ
る。
レームを示す側面図、図4は図3のA矢視平面図であ
る。
【0003】図に示すように、トラックフレーム10の
両側にはサイドフレーム1が溶接によって一体的に取り
付けられており、このサイドフレーム1には上下位置に
履帯3を案内する複数個の上転輪4と下転輪5とがそれ
ぞれ取り付けられており、また前後方向の一端側に履帯
3を駆動するためのスプロケット6、他端側に履帯3を
回転させるためのアイドラ7が取り付けられている。
両側にはサイドフレーム1が溶接によって一体的に取り
付けられており、このサイドフレーム1には上下位置に
履帯3を案内する複数個の上転輪4と下転輪5とがそれ
ぞれ取り付けられており、また前後方向の一端側に履帯
3を駆動するためのスプロケット6、他端側に履帯3を
回転させるためのアイドラ7が取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術では、スプロケット6の回転により履帯3が上下転
輪4、5及びアイドラ7で案内されながらサイドフレー
ム1の周囲を回動すると、履帯3に付着する土砂がその
状態のままでサイドフレーム1の上面位置まで来たとこ
ろで、履帯3の振動によって土砂がサイドフレーム1の
上面に落下し、上転輪4のまわりに土砂が堆積する。こ
の堆積した土砂は、作業の経過につれて、サイドフレー
ム1と履帯3との間に詰まって固まり、土砂を排除する
ことが非常に大変な作業となってしまう。土砂を排除し
ないままにしておくと、上記の稼動部材の摩耗を起こす
原因となる。
技術では、スプロケット6の回転により履帯3が上下転
輪4、5及びアイドラ7で案内されながらサイドフレー
ム1の周囲を回動すると、履帯3に付着する土砂がその
状態のままでサイドフレーム1の上面位置まで来たとこ
ろで、履帯3の振動によって土砂がサイドフレーム1の
上面に落下し、上転輪4のまわりに土砂が堆積する。こ
の堆積した土砂は、作業の経過につれて、サイドフレー
ム1と履帯3との間に詰まって固まり、土砂を排除する
ことが非常に大変な作業となってしまう。土砂を排除し
ないままにしておくと、上記の稼動部材の摩耗を起こす
原因となる。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、サイドフレーム上からの
土砂の排除性を向上させた履帯式走行装置のサイドフレ
ームを提供することにある。
で、その目的とするところは、サイドフレーム上からの
土砂の排除性を向上させた履帯式走行装置のサイドフレ
ームを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、履帯を案内させるために上下位置に取り
付けた転輪と、履帯を駆動するために前後の一端側に取
り付けたスプロケットと、その回転に応じて履帯を回動
させるために前後の他端側に取り付けたアイドラと、を
備えたトラックフレームの両側に位置する履帯式走行装
置のサイドフレームにおいて、サイドフレームの上面部
に高分子材料からなる土砂排出用の滑り部材を設けてい
る。
成するために、履帯を案内させるために上下位置に取り
付けた転輪と、履帯を駆動するために前後の一端側に取
り付けたスプロケットと、その回転に応じて履帯を回動
させるために前後の他端側に取り付けたアイドラと、を
備えたトラックフレームの両側に位置する履帯式走行装
置のサイドフレームにおいて、サイドフレームの上面部
に高分子材料からなる土砂排出用の滑り部材を設けてい
る。
【0007】
【作用】本発明は、上記のように構成したことにより、
履帯の回動によりサイドフレーム上に落下した土砂は、
高分子材料からなる土砂排出用の滑り部材上に堆積する
ため、履帯とサイドフレームとの間から土砂を排除する
場合に、滑り部材の滑り機能により容易に土砂を取り除
くことができる。
履帯の回動によりサイドフレーム上に落下した土砂は、
高分子材料からなる土砂排出用の滑り部材上に堆積する
ため、履帯とサイドフレームとの間から土砂を排除する
場合に、滑り部材の滑り機能により容易に土砂を取り除
くことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の履帯式走行装置のサイドフレー
ムの一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
ムの一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明の履帯式走行装置のサイドフ
レームを示す側面図、図2は図1のA矢視平面図であ
る。なお、図において図3及び図4と同様なものには同
じ符号を付している。
レームを示す側面図、図2は図1のA矢視平面図であ
る。なお、図において図3及び図4と同様なものには同
じ符号を付している。
【0010】すなわち、この実施例においても、トラッ
クフレーム10の両側にはサイドフレーム1が溶接によ
って一体的に取り付けられている、このサイドフレーム
1には上下位置に履帯3を案内する複数個の上転輪4と
下転輪5とがそれぞれ取り付けられており、また前後方
向の一端側に履帯3を駆動するためにスプロケット6、
他端側に履帯3を回動させるためのアイドラ7が取り付
けられている。
クフレーム10の両側にはサイドフレーム1が溶接によ
って一体的に取り付けられている、このサイドフレーム
1には上下位置に履帯3を案内する複数個の上転輪4と
下転輪5とがそれぞれ取り付けられており、また前後方
向の一端側に履帯3を駆動するためにスプロケット6、
他端側に履帯3を回動させるためのアイドラ7が取り付
けられている。
【0011】そしてこの実施例では、サイドフレーム1
の上面部における上転輪4の取付部以外の部分に、板状
に形成されたプラスチック等の高分子材料からなる滑り
部材2が貼られて付けられている。
の上面部における上転輪4の取付部以外の部分に、板状
に形成されたプラスチック等の高分子材料からなる滑り
部材2が貼られて付けられている。
【0012】この様に構成された実施例による動作は以
下の通りである。
下の通りである。
【0013】すなわち、スプロケット6の回転により履
帯3が上下転輪4、5及びアイドラ7で案内されながら
サイドフレーム1の周囲を回動すると、履帯3に付着す
る土砂がその状態のままでサイドフレーム1の上面位置
まで来たところで、履帯3の振動によって土砂がサイド
フレーム1の上面に落下し、上転輪4のまわりの滑り部
材2上に土砂が堆積する。この堆積した土砂は、履帯3
の回動中に、履帯3が滑り部材2に対して相対的に移動
することで、適宜にサイドフレーム1の上面外へ排出さ
れる。滑る部材2上に堆積した土砂も、滑り効果によっ
て容易にサイドフレーム1つまり滑り部材2と履帯3と
の間からの排除を行うことができる。
帯3が上下転輪4、5及びアイドラ7で案内されながら
サイドフレーム1の周囲を回動すると、履帯3に付着す
る土砂がその状態のままでサイドフレーム1の上面位置
まで来たところで、履帯3の振動によって土砂がサイド
フレーム1の上面に落下し、上転輪4のまわりの滑り部
材2上に土砂が堆積する。この堆積した土砂は、履帯3
の回動中に、履帯3が滑り部材2に対して相対的に移動
することで、適宜にサイドフレーム1の上面外へ排出さ
れる。滑る部材2上に堆積した土砂も、滑り効果によっ
て容易にサイドフレーム1つまり滑り部材2と履帯3と
の間からの排除を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の履帯式走行装置
のサイドフレームによれば、サイドフレームの上面部に
設けた滑り部材の滑り効果によってサイドフレーム上か
ら容易に土砂を排除することが可能であり、土砂を排除
するための作業性を向上できると共に、土砂による稼動
部の摩耗を少なくすることができる。
のサイドフレームによれば、サイドフレームの上面部に
設けた滑り部材の滑り効果によってサイドフレーム上か
ら容易に土砂を排除することが可能であり、土砂を排除
するための作業性を向上できると共に、土砂による稼動
部の摩耗を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の履帯式走行装置のサイドフレームの一
実施例を示す側面図である。
実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示すサイドフレームの構造を示すA矢視
平面図である。
平面図である。
【図3】従来の履帯式走行装置のサイドフレームを示す
側面図である。
側面図である。
【図4】図3に示すサイドフレームの構成を示すA矢視
平面図である。
平面図である。
【符号の説明】 1 サイドフレーム 2 滑り部材 3 履帯 4 上転輪 5 下転輪 6 スプロケット 7 アイドラ 10 トラックフレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 履帯を案内させるために上下位置に取り
付けた転輪と、履帯を駆動するために前後の一端側に取
り付けたスプロケットと、その回転に応じて履帯を回動
させるために前後の他端側に取り付けたアイドラと、を
備えたトラックフレームの両側に位置する履帯式走行装
置のサイドフレームにおいて、サイドフレームの上面部
に高分子材料からなる土砂排出用の滑り部材を設けたこ
とを特徴とする履帯式走行装置のサイドフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23689991A JPH0550953A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 履帯式走行装置のサイドフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23689991A JPH0550953A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 履帯式走行装置のサイドフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550953A true JPH0550953A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17007411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23689991A Pending JPH0550953A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 履帯式走行装置のサイドフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0550953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6242659B1 (en) | 1995-06-29 | 2001-06-05 | Elf Atochem, S.A. | Process for the manufacture of difluoromethane |
JP2011005938A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 履帯張り調整装置および履帯式走行体 |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP23689991A patent/JPH0550953A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6242659B1 (en) | 1995-06-29 | 2001-06-05 | Elf Atochem, S.A. | Process for the manufacture of difluoromethane |
US6639115B2 (en) | 1995-06-29 | 2003-10-28 | Atofina | Process for the manufacture of difluoromethane |
JP2011005938A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 履帯張り調整装置および履帯式走行体 |
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