JPH0525354Y2 - - Google Patents

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JPH0525354Y2
JPH0525354Y2 JP17263287U JP17263287U JPH0525354Y2 JP H0525354 Y2 JPH0525354 Y2 JP H0525354Y2 JP 17263287 U JP17263287 U JP 17263287U JP 17263287 U JP17263287 U JP 17263287U JP H0525354 Y2 JPH0525354 Y2 JP H0525354Y2
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JP
Japan
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guide protrusion
guide
dirt
stones
outer periphery
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JP17263287U
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JPH0177587U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、クローラマウントなかんづくゴム
クローラタイプの建設機械において、履帯の裏面
の案内凹溝に土砂や細石が詰まり、前記凹溝と係
合すべき遊動輪の案内凸条がその土石に乗り上げ
て脱輪することを防止することを目的としてなさ
れたものである。
[従来の技術] 建設機械、特にクローラマウントの作業機は、
土砂や細石の多い路面や地表を走行することが多
く、履帯に土石を巻き込むことは不可避とされ、
これが履帯に付着すると摩耗の原因になつたり、
脱輪を誘発したりすることがある。
なかんづくゴムクローラタイプの履帯は、一連
のベルト条に形成されているため、一旦履帯の裏
面に土石が付着すると、その除去が極めて困難で
ある。
そのため、カバーやガードを付して土砂の侵入
を防止するようにしたもの(例えば、実開昭60−
117283、実開昭62−36883、実開昭62−36884公報
参照)や、スクレーパによつて付着した土石を除
去するようにしたもの(例えば、実開昭60−
69786、実開昭61−59174公報参照)等が知られて
いる。
[この考案が解決しようとする問題点] しかし、このようなカバーやスクレーパによつ
ては、ゴム履帯裏面の案内凹溝に詰まつた土砂や
細石を除去することは困難であり、第5図に示す
ように、一旦履帯2裏面の凹溝2bに土石4が詰
まると、該凹溝2bと係合すべき遊動輪1外周の
案内凸条1aがこの詰まつた土石4上に乗り上げ
て、ステアリング等の操作時に遊動輪1が脱輪す
るという問題点がある。
この考案は、ゴム履帯裏面の案内凹溝に土砂や
細石が詰まつた場合にも遊動輪が脱輪しないよう
に考案を施したものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前記問題点を解決するための手段を
提供するものであつて、遊動輪1の外周に、ゴム
履帯2の裏面中央部に突設された2条の突条2a
間に形成される案内凹溝2bと係合すべき案内凸
条1aを突設し、前記案内凸条1aの外周上に一
定間隔Lを置いて該案内凸条1aより狭巾Wのブ
ラケツト3を着脱自在に取り付けたことを特徴と
するゴムクローラの脱輪防止装置を考案要旨とす
るものである。
[実施例] 図において、1はクローラの遊動輪であつて、
その外周には、後述するゴム履帯2裏面の案内凹
溝2bと係合すべき案内凸条1aが突設されてい
る。
2はゴム履帯であつて、その裏面中央部には平
行する2条の突条2aが突設され、この2条の突
条間には前記遊動輪1の案内凸条1aと係合する
案内凹溝2bが形成されている。
3は前記案内凸条1aの外周上に一定間隔Lを
置いてボルト5等の取付手段により着脱自在に取
り付けられた複数個のブラケツトであつて、その
巾Wは案内凸条1aより狭巾となつている。
[作用] この考案は以上のような構成であつて、走行中
や作業中に土砂や細石を巻き込み、ゴム履帯2裏
面の案内凹溝2b内に土石4が詰まつて、第4図
に示すように遊動輪1の案内凸条1aが該土石4
に乗り上げて脱輪しそうになつたとしても、該凸
条1a外周上に一定間隔Lを置いて取り付けられ
た狭巾Wのブラケツト3が土石4を排除してめり
込み、脱輪が防止される。
この場合、ブラケツト3の巾Wは凸条1aの巾
より狭く、換言すれば、ブラケツト3は履帯2裏
面の案内凹溝2bより狭巾であるから、凹溝2b
内の土石4を圧密することなくこれを排除してめ
り込み、突条2aの内側面と係合して確実に脱輪
が防止されるのである。
また、ブラケツト3は、第3図に示すようにボ
ルト5等の取付手段により着脱自在に取り付けら
れているので、摩耗したときには容易に交換する
ことができる。
[効果] この考案によれば、遊動輪1の外周に、ゴム履
帯2の裏面中央部に突設された2条の突条2a間
に形成される案内凹溝2bと係合すべき案内凸条
1aを突設し、前記案内凸条1aの外周上に一定
間隔Lを置いて該案内凸条1aより狭巾Wのブラ
ケツト3を着脱自在に取り付けたことにより、作
業中や走行中に土砂や細石を巻き込んで履帯2裏
面の案内凹溝2b内に土石4が詰まり遊動輪1の
案内凸条1aが該土石4に乗り上げたとしても、
ブラケツト3によつて遊動輪の脱輪を確実に防止
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第2図
〜線断面図図、第2図は第1図の〜線断
面図、第3図は第1図のA部拡大断面図、第4図
は脱輪防止作用の説明図、第5図は従来例の説明
図である。 1……遊動輪、1a……案内凸条、2……ゴム
履帯、2a……突条、2b……案内凹溝、3……
ブラケツト、4……土石、5……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遊動輪1の外周に、ゴム履帯2の裏面中央部に
    突設された2条の突条2a間に形成される案内凹
    溝2bと係合すべき案内凸条1aを突設し、前記
    案内凸条1aの外周上に一定間隔Lを置いて該案
    内凸条1aより狭巾Wのブラケツト3を着脱自在
    に取り付けたことを特徴とするゴムクローラの脱
    輪防止装置。
JP17263287U 1987-11-13 1987-11-13 Expired - Lifetime JPH0525354Y2 (ja)

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JP17263287U JPH0525354Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

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JP17263287U JPH0525354Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

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Publication Number Publication Date
JPH0177587U JPH0177587U (ja) 1989-05-25
JPH0525354Y2 true JPH0525354Y2 (ja) 1993-06-25

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JPH0177587U (ja) 1989-05-25

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