JP7327209B2 - 作業機械の下部走行体 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機械の下部走行体に関する。
従来の油圧ショベル等の作業機械として、特許文献1には、走行時の騒音を低減させるために、遊動輪に近い位置に第1ガイドローラを、駆動輪に近い位置に第2ガイドローラを、それぞれ配設した履帯式走行装置が開示されている。
また、特許文献2には、駆動輪の近傍に位置してサイドフレームのブラケットに履帯受け部材を設け、この履帯受け部材とブラケットとの間には履帯に対する履帯受け部材の取付高さ位置を調整する高さ位置調整手段を設けた履帯式走行装置が開示されている。
このような従来の作業機械では、下部走行体が、例えば畑の畝などを跨いで作業を行うことがあった。その際、土壌の水捌けの改善や深く根を張る作物を栽培することを目的に高い畝が形成されている場合、下部走行体の最低地上高が低いと高い畝を跨ぐことができないため、最低地上高の高い下部走行体が求められていた。
特開2006-151331号公報 特開平9-175453号公報
特許文献1の第1ガイドローラ及び第2ガイドローラは、トラックフレーム上方において履帯を支持する上転輪よりも外径寸法が小さく設定されている。そのため、特許文献1に記載の構成に基づいて走行装置の高さ寸法を高くした場合、前記高さ寸法を高くしたことに関連してガイドローラに大きな負荷が掛かり、当該負荷に対するガイドローラの強度の不足が懸念される。
また、特許文献2に記載の履帯受け部材及び高さ位置調整手段を用いて走行装置の高さ寸法を高くした場合、履帯受け部材が履帯と当接して摩耗するため早期破損につながるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、最低地上高を高めるとともに強度を確保した作業機械の下部走行体を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明では、遊動輪保持部材及び駆動輪保持部材よりも上方かつクローラフレームの前後方向外側に、クローラフレームとの隙間を確保するためのガイドローラを有するものとした。
具体的には、第1の発明では、下部走行体の前後方向に延び、該下部走行体の左右に配置されたクローラフレームと、前記クローラフレームに連結され、上部旋回体を旋回可能に支持するカーボディと、前記クローラフレームの前後両端にそれぞれ取り付けられた縦板と、前側の前記縦板に取り付けられた遊動輪保持部材が保持する遊動輪と、後側の前記縦板に取り付けられた駆動輪保持部材が保持する駆動輪と、前記遊動輪及び前記駆動輪に架け渡された履帯と、を備え、前記クローラフレーム及び前記縦板は、前記遊動輪保持部材及び前記駆動輪保持部材よりも上方へ延出し、前記縦板は、前記遊動輪保持部材及び前記駆動輪保持部材よりも上方かつ前記クローラフレームの前後方向外側に、該クローラフレームと前記履帯との隙間を確保するためのガイドローラ及び該ガイドローラを支持するブラケットを有する。
第1の発明によると、遊動輪保持部材及び駆動輪保持部材よりも上方へクローラフレーム及び縦板が延出することにより、より高い位置において強度を確保した状態でガイドローラを取り付けることが可能となり、車幅やカーボディの仕様を変更することなく、最低地上高を高くすることができる。その結果、農作業等の作業効率を向上させることが可能となる。そして、クローラフレーム及び縦板を延出させたことにより遊動輪保持部材及び駆動輪保持部材の上方に形成された隙間に、ブラケット及びガイドローラを取り付けたことにより、下部走行体の強度が確保されるとともに、クローラフレーム及び縦板と履帯との間に隙間が確保され、クローラフレーム及び縦板が履帯に干渉するのを防ぎ、クローラフレーム、縦板、及びその周辺の部材を長寿命化することが可能となる。
第2の発明では、第1の発明において、前記クローラフレームの左右の側板間に配置され、前記遊動輪を前後方向に移動可能とする付勢部材をさらに備え、前記カーボディの下端は、前記付勢部材の上端よりも上方の前記クローラフレームに連結されている。
第2の発明によると、カーボディの下端を、前記付勢部材の上端よりも上方のクローラフレームに連結することにより、従来よりも高い最低地上高を確保することができる。
第3の発明では、第2の発明において、前記クローラフレームは、左右の前記側板の上部を繋ぐ上板を有し、前記縦板は、前記ブラケットの下部における溶接止端部近傍に板状の第1補強材を備え、該第1補強材は、該縦板の前後方向内側面及び前記上板に溶接されている。
第3の発明によると、縦板において履帯による負荷が最も掛かる位置であるブラケット下部の溶接止端部近傍から、クローラフレームの上板へ第1補強材を架設することにより、縦板とブラケットとの連結部に集中する負荷を緩和することが可能となる。
第4の発明では、第3の発明において、前記縦板は、前記ブラケットの下部における溶接止端部近傍に板状の第2補強材を備え、該第2補強材は、前後方向へ延び、前後の前記縦板及び左右の前記側板に溶接されている。
第4の発明によると、第2補強材は、縦板において履帯による負荷が最も掛かる位置であるブラケット下部の溶接止端部近傍から、前後方向に延びるため、縦板とブラケットとの連結部に集中する負荷を緩和することが可能となり、さらに、クローラフレームの断面強度を高め、剛性を確保することができる。
第5の発明では、第4の発明において、前記第2補強材は、前記クローラフレームにおける前記カーボディの連結部の下端に沿って前記側板に溶接されている。
第5の発明によると、カーボディからの荷重に対して、第2補強材がより効果的に作用し、クローラフレームの強度をさらに高めることができる。
第6の発明では、第4又は第5の発明において、前記第1補強材及び前記第2補強材は、前記付勢部材の上端よりも上方において前記縦板に溶接されている。
第6の発明によると、第1補強材及び第2補強材を付勢部材と干渉しない位置に設けることにより、より効果的にクローラフレームの強度を高めることができる。
以上説明したように、本発明によると、車幅やカーボディを変更することなく、下部走行体の最低地上高を従来よりも高くすることが可能となり、農作業等の作業効率を改善できる。クローラフレーム及び縦板と履帯との間に隙間が確保され、クローラフレーム及び縦板が履帯と干渉するのを防ぎ、クローラフレーム、縦板、及びその周辺の部材の耐久性を維持できる。
本発明の実施形態に係る作業機械の概略側面図である。 本発明の実施形態に係る作業機械の下部走行体の概略正面図である。 本発明の実施形態に係る作業機械の下部走行体の概略平面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 本発明の実施形態に係る作業機械の下部走行体の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
いくつかの図面には、下部走行体の進行方向を前後方向、下部走行体を正面から見た左右を左右方向、下部走行体の上下方向を上下方向として矢印で示してある。特に言及しない限り、これら矢印で示す方向に従って説明する。なお、図3に示すように、下部走行体の前後方向において、旋回中心Oから離れる方向が「前後方向外側」であり、旋回中心Oに近づく方向が「前後方向内側」である。また、下部走行体の左右方向において、旋回中心Oから離れる方向が「左右方向外側」であり、旋回中心Oに近づく方向が「左右方向内側」である。
図1に示すように、作業機械1は、例えば油圧ショベルであり、クローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回自在に搭載された上部旋回体3とを備える。上部旋回体3の旋回フレーム5上には、キャブ4が配設され、旋回フレーム5の前方には、掘削作業等を行うためのアタッチメント6が取り付けられている。
下部走行体2は、図2及び図3に示すように、上部旋回体3を旋回ベアリング23によって旋回可能に支持するカーボディ20と、カーボディ20の左右両側に配置された走行装置21,22とを備える。
カーボディ20は、旋回ベアリング23が取り付けられるベース部24と、ベース部24から下方へ傾斜し、右斜め前、左斜め前、右斜め後ろ及び左斜め後ろにそれぞれ延びる脚部25から構成されている。ベース部24及び脚部25は、上部の上側プレート26aと下部の下側プレート26bとの間に縦プレート26cが溶接されて形成されたものである。カーボディ20は、4つの脚部25が下部走行体2の左右に配置されたクローラフレーム7,7にそれぞれ連結され、左右の走行装置21,22に跨るように設けられている。
走行装置21,22は、下部走行体2の前後方向に延びるクローラフレーム7を備える。クローラフレーム7は、図4に示すように、左右の側板71,72の上部を繋ぐ上板70を有して下部が開口した下向き略U字形状をなす2つのフレーム材7a,7bを上下に積層して連結されたものである。クローラフレーム7は、左右方向内側の側板72にカーボディ20の脚部25が連結されている。クローラフレーム7の下部には、図5に示すように、左右の側板71,72の間において前後方向に複数の下側ローラ16が取り付けられている。クローラフレーム7の上部には、略中央に上側ローラ17が取り付けられている。また、クローラフレーム7の前後両端には、それぞれ縦板8a,8bが取り付けられている。
縦板8a,8bは、作業機械1の前後方向に面してクローラフレーム7の端部に溶接されている。前側の縦板8aには、前側に向かって延びる遊動輪保持部材としてのガイドフレーム9が取り付けられ、ガイドフレーム9は遊動輪としてのアイドラホイール10を回転可能に保持している。後側の縦板8bには、後側に向かって延びる駆動輪保持部材としての走行モータハウジング11が取り付けられ、走行モータハウジング11は走行モータ19を有し、駆動輪としてのスプロケット12を回転駆動可能に保持している。縦板8a,8bは、クローラフレーム7の下端から上方へ延び、上端がクローラフレーム7の上端よりもやや上方に延出している。クローラフレーム7及び縦板8a,8bは、ガイドフレーム9及び走行モータハウジング11よりも上方へ延出している。
また、縦板8a,8bは、ガイドフレーム9及び走行モータハウジング11よりも上方かつクローラフレーム7の前後方向外側に、クローラフレーム7との隙間を確保するためのガイドローラ14及びガイドローラ14を支持するブラケット15を有する。
ガイドローラ14は、下側ローラ16と略同じ大きさのローラであり、アイドラホイール10及びスプロケット12の上方にそれぞれ設けられている。ガイドローラ14を支持するブラケット15は、前後の縦板8a、8bの前後方向外側にそれぞれ設けられ、縦板8a、8bから斜め上方へ向かって前側と後側に延びている。ブラケット15は左右1対の支持腕から構成されており、これら1対の支持腕によってガイドローラ14を左右から挟み込むように支持している。ガイドローラ14は、クローラフレーム7の上方において履帯13を支持するものであるため、履帯13から大きな負荷が掛かるが、下側ローラ16と同程度の大きさのローラを用いることにより強度が確保されている。
また、縦板8a,8bは、ブラケットの下部における溶接止端部(図5中、2か所のX部分)近傍に板状の第1補強材31及び第2補強材32を備える。
第1補強材31は、縦板8a,8bの前後方向内側面及びクローラフレーム7の上板70に溶接されている。すなわち、第1補強材31は、ブラケット15の下部における溶接止端部X近傍における縦板8a,8bから斜め上へ向かって延び、クローラフレーム7の上板70の下側面に溶接されている。
第2補強材32は、縦板8a,8bにおけるブラケット15の下方の溶接止端部X近傍から前後方向へ延び、前後の縦板8a,8bの前後方向内側面及びクローラフレーム7の左右の側板71,72に溶接されている。本実施形態では、クローラフレーム7は2つの略U字形状のフレーム材7a,7bを上下に連結したものであるので、下側のフレーム材7aの上板が第2補強材32として作用する。
アイドラホイール10、スプロケット12、上側ローラ17、下側ローラ16及びガイドローラ14には履帯13が架け渡されている。履帯13は、図5の一部のみにおいて詳細に図示するが、複数のシュー13aが環状に連結されて構成されている。履帯13は、アイドラホイール10を前後方向に移動可能とする付勢部材18によって張力が調整される。
図3に示すように、付勢部材18は、スプリングとロッドから構成され、クローラフレーム7の前後方向中央部分よりも前側において、クローラフレーム7の左右の側板71,72間に配置されている。履帯13の張力が減少した際は、付勢部材18の作用によってアイドラホイール10が前方へ押圧され、アイドラホイール10とスプロケット12との離間距離が広くなることで履帯13の張力が調整される。なお、図4に示すように、付勢部材18の上端よりも上方において、カーボディ20の下端はクローラフレーム7の側板72に連結されている。また、付勢部材18の上端よりも上方において、第1補強材31及び第2補強材32は縦板8a、8bに溶接されている。
以上のように構成した本実施形態では、遊動輪保持部材であるガイドフレーム9及び駆動輪保持部材である走行モータハウジング11よりも上方へクローラフレーム7及び縦板8a,8bを延出させることにより、車幅やカーボディ20の仕様を変更することなく、従来よりも高い最低地上高を確保した。また、クローラフレーム7及び縦板8a,8bを延出させたことにより形成された履帯13と縦板8a,8bとの隙間にブラケット15を有するガイドローラ14を取り付けたことにより下部走行体2の強度を確保した。また、ガイドフレーム9及び走行モータハウジング11よりも上方かつクローラフレーム7の前後方向外側に設けたガイドローラ14及びブラケット15によって、クローラフレーム7及び縦板8a,8bと履帯13との間に隙間が確保され、ガイドローラ14及びブラケット15が履帯13をクローラフレーム7及び縦板8a,8bから離れた位置で支持することにより、クローラフレーム7及び縦板8a,8bが履帯13と干渉するのを防ぐことができる。
また、岩などの障害物を巻き込んでも、クローラフレーム7及び縦板8a,8bと履帯13との間の隙間によって、その障害物がエンジン等を搭載する上部旋回体3のフレームへ当たるのを防ぐため、損傷のリスクを低減させることができる。
ガイドローラ14をより高い位置に取り付けたことにより、履帯13からの負荷がブラケット15を介して縦板8a,8bのブラケット15との連結部に集中するが、第1補強材31を、ブラケット15の下部における溶接止端部X近傍における縦板8a,8bからクローラフレーム7の上板70の下側面に溶接したことで、縦板8a,8bのブラケット15との連結部に集中する負荷を緩和することができる。さらに、第2補強材32が、縦板8a,8bにおけるブラケット15の下方の溶接止端部X近傍から前後方向へ延び、前後の縦板8a,8bの前後方向内側面及びクローラフレーム7の左右の側板71,72に溶接されていることにより、カーボディ20とクローラフレーム7との連結部に発生する負荷も緩和することができる。このように、クローラフレーム7内に溶接された第1補強材31及び第2補強材32は、履帯13による負荷が最も集中する位置において縦板8a,8bを補強し、さらに、クローラフレーム7の断面強度を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、前記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、前記実施形態では、図4に示すように、クローラフレーム7は、図4に示すように、左右の側板71,72の上部を繋ぐ上板70を有し、下部が開口した下向き略U字形状のフレーム材7a,7bを上下に2つ積層して連結されたものであり、下側のフレーム材7aの上板が第2補強材32として作用するが、他の実施形態として図6に示すように、1つの部材から構成されたクローラフレーム80を用いてもよい。クローラフレーム80を1つの部材から構成した場合、第2補強材832は別部材としてクローラフレーム80の左右の側板81,82間に溶接される。
第2補強材832は、左右方向内側に位置する側板82におけるカーボディ20の連結部の下端Yに沿って、すなわち、カーボディ20の下側プレート26bが側板82に連結されている部分に沿って、側板82に溶接されていることが好ましい。カーボディ20の連結部の下端Yに沿って第2補強材832を溶接することにより、カーボディ20からの荷重に対して、第2補強材832がより効果的に作用し、クローラフレーム80の強度をさらに高めることができる。
なお、作業機械1は、油圧ショベルとしたが、クローラ式の下部走行体2を備える作業機械であれば、特に限定されない。
1 作業機械
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 キャブ
5 旋回フレーム
6 アタッチメント
7 クローラフレーム
8a 縦板
8b 縦板
9 ガイドフレーム(遊動輪保持部材)
10 アイドラホイール(遊動輪)
11 走行モータハウジング(駆動輪保持部材)
12 スプロケット(駆動輪)
13 履帯
14 ガイドローラ
15 ブラケット
16 下転輪
17 上転輪
18 付勢部材
20 カーボディ
31 第1補強材
32 第2補強材
70 上板
71 側板
72 側板
80 クローラフレーム
81 側板
82 側板
832 第2補強材
X 溶接止端部
Y 連結部の下端

Claims (6)

  1. 下部走行体の前後方向に延び、該下部走行体の左右に配置されたクローラフレームと、
    前記クローラフレームに連結され、上部旋回体を旋回可能に支持するカーボディと、
    前記クローラフレームの前後両端にそれぞれ取り付けられた縦板と、
    前側の前記縦板に取り付けられた遊動輪保持部材が保持する遊動輪と、
    後側の前記縦板に取り付けられた駆動輪保持部材が保持する駆動輪と、
    前記遊動輪及び前記駆動輪に架け渡された履帯と、を備え、
    前記クローラフレーム及び前記縦板は、前記遊動輪保持部材及び前記駆動輪保持部材よりも上方へ延出し、
    前記縦板は、前記遊動輪保持部材及び前記駆動輪保持部材よりも上方かつ前記クローラフレームの前後方向外側に、該クローラフレームと前記履帯との隙間を確保するためのガイドローラ及び該ガイドローラを支持するブラケットを有することを特徴とする作業機械の下部走行体。
  2. 請求項1に記載の作業機械の下部走行体において、
    前記クローラフレームの左右の側板間に配置され、前記遊動輪を前記下部走行体の前後方向に移動可能とする付勢部材をさらに備え、
    前記カーボディの下端は、前記付勢部材の上端よりも上方の前記クローラフレームに連結されていることを特徴とする作業機械の下部走行体。
  3. 請求項2に記載の作業機械の下部走行体において、
    前記クローラフレームは、左右の前記側板の上部を繋ぐ上板を有し、
    前記縦板は、前記ブラケットの下部における溶接止端部近傍に板状の第1補強材を備え、該第1補強材は、該縦板の前後方向内側面及び前記上板に溶接されていることを特徴とする作業機械の下部走行体。
  4. 請求項3に記載の作業機械の下部走行体において、
    前記縦板は、前記ブラケットの下部における溶接止端部近傍に板状の第2補強材を備え、該第2補強材は、前記下部走行体の前後方向へ延び、前後の前記縦板及び左右の前記側板に溶接されていることを特徴とする作業機械の下部走行体。
  5. 請求項4に記載の作業機械の下部走行体において、
    前記第2補強材は、前記クローラフレームにおける前記カーボディの連結部の下端に沿って前記側板に溶接されていることを特徴とする作業機械の下部走行体。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の作業機械の下部走行体において、
    前記第1補強材及び前記第2補強材は、前記付勢部材の上端よりも上方において前記縦板に溶接されていることを特徴とする作業機械の下部走行体。
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