JP3826939B2 - クローラ型農作業機のクローラ支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、三角形状のクローラを有する農作業機(以下、乗用管理機)の構成に関する。
従来、実開平02-143325に示されるように、エンジンとミッションケースと運転席を備え、前記運転席の後方にリフト機構を介して作業機を昇降自在に連結したクローラ型農作業機(無限軌道車両)が知られている。
実開平02-143325号公報 特開昭59-176168号公報
前記農作業機の内、例えば乗用管理機では、作物間走行や畝間走行等を行ないながら中耕、除草等の作業を行なうものであるから、高車高とし、しかも各種の作業機を装着するものであるから重心位置の前後バランスの変わりやすいものである。
この発明は、上記課題に鑑みて、請求項1の発明のように、エンジン(E)とミッションケース(7)と運転席(8)を備え、前記運転席(8)の後方にリフト機構(34)を介して作業機(9)を昇降自在に連結したクローラ型農作業機において、前記クローラ型農作業機には、前端部転輪(1)及び後端部転輪(2)を備える左右一対の下辺部(11,11)と、この下辺部(11,11)よりも車体内側に位置させる左右一対の上辺部(13,13)と、前記左右夫れ夫れの下辺部(11)と上辺部(13)の前後端部において正面視斜め方向に立設して前記下辺部(11)と上辺部(13)を連結する前辺部(40)及び後辺部(41)とを有する正面視門型のクローラフレーム(4)を備えると共に、前記クローラフレーム(4)の下辺部(11)に備えた前端部転輪(1)及び後端部転輪(2)と、前記上辺部(13)より高位で且つ前記ミッションケース(7)の左右両側方に支持した駆動スプロケット(6)との間に亘ってクローラ(5)を三角形状に巻き掛けて構成し、前記上辺部(13)に支持させた上部フレーム(10)にミッションケース(7)を支持すると共に、シートベース(19)を設けて運転席(8)を支持し、更に、前記上部フレーム(10)の後部には、前記駆動スプロケット(6)と前記後端部転輪(2)との前後位置間において、作業機(9)昇降用のリフトアーム(34)の回動軸(33)を設けたことを特徴とするクローラ型農作業機のクローラ支持装置とした。
以上のように構成した農作業機では、エンジンEの駆動によって、ミッションケース7内の伝動機構を経て駆動スプロケット6が回転される。この駆動スプロケット6に巻きかけられたクローラ5は、前後端部転輪1,2等に案内されて回転する。
そして請求項1の発明では、エンジン(E)とミッションケース(7)と運転席(8)を備え、前記運転席(8)の後方にリフト機構(34)を介して作業機(9)を昇降自在に連結したクローラ型農作業機において、前記クローラ型農作業機には、前端部転輪(1)及び後端部転輪(2)を備える左右一対の下辺部(11,11)と、この下辺部(11,11)よりも車体内側に位置させる左右一対の上辺部(13,13)と、前記左右夫れ夫れの下辺部(11)と上辺部(13)の前後端部において正面視斜め方向に立設して前記下辺部(11)と上辺部(13)を連結する前辺部(40)及び後辺部(41)とを有する正面視門型のクローラフレーム(4)を備えると共に、前記クローラフレーム(4)の下辺部(11)に備えた前端部転輪(1)及び後端部転輪(2)と、前記上辺部(13)より高位で且つ前記ミッションケース(7)の左右両側方に支持した駆動スプロケット(6)との間に亘ってクローラ(5)を三角形状に巻き掛けて構成し、前記上辺部(13)に支持させた上部フレーム(10)にミッションケース(7)を支持すると共に、シートベース(19)を設けて運転席(8)を支持し、更に、前記上部フレーム(10)の後部には、前記駆動スプロケット(6)と前記後端部転輪(2)との前後位置間において、作業機(9)昇降用のリフトアーム(34)の回動軸(33)を設けたことを特徴とするクローラ型農作業機のクローラ支持装置とするものであるから、畝や作物等をまたぎ易く、また前記作業機(9)の昇降に伴う車両の重心移動に関らず安定して走行することができる。
図1〜図3において、クローラフレーム4は、左右一対の独立した構成であるが、これを正面視で門型の横部材で一体的に連結するもよい。左右各クローラフレーム4の下辺部11(水平フレーム部)には、前端部転輪1、後端部転輪2、及び中間転輪3等をほぼ同一面に転接するように配置して、ゴムクローラ5の下辺部を掛け渡すことができる。このうち後端部転輪2は、スライダー12によって該下辺部11のパイプ内に前後摺動自在に挿通され、この下辺部11との間を伸縮シリンダーC2によって前後移動され、クローラ5の張力を調整する。又、クローラフレーム4の上辺部13は上面を正面視凹形断面のレールと、この上辺部13に上部フレーム10の下辺部14を嵌合させて前後摺動自在に支持させる。40、41は、下端部に前記クローラフレーム4の下辺部11を接続し、上端部を駆動スプロケット6よりも車体内側で固定する前辺部及び後辺部(傾斜フレーム部)である。
この上部フレーム10は、左右両側部に前記下辺部14と上辺部15とを有し、この左右上辺部15間を横フレーム16で連結して一体構成としている。
又、横フレーム16の中央部には縦フレーム17を設けてミッシションケース7を支持すると共に、前方にはエンジンベース18を突設してエンジンEを搭載し、後方にはシートベース19を突設して運転席8を支持する。
又、この上部フレーム10の上面には運転者の足もとを受けるステップフロア20が取付けられる。42は上部フレーム10の前辺部、43は後辺部である。
前記ミッションケース7は、下端部の左右両側方に走行駆動軸53を突出させて、この外側端にスプロケット軸21を連結させて、このスプロケット軸21をブラケット22で上部フレーム10の上辺部15に軸受する。駆動スプロケット6は、この上部フレーム10の外側方において、該スプロケット軸21端に取り付けてクローラ5の巻掛圏内に位置させる。
ミッションケース7内には、変速装置や操向クラッチ等を有し、エンジンEからベルト23で入力した動力を、前記左右のスプロケット21へ伝動すると共に、この途中からベルト24を介して上部フレーム10上に取付けられるPTO軸25のPTO伝動ケース26入力軸へ伝動される。27は油圧ポンプである。
ミッショケース7上には、クラッチレバー28や、変速レバー29、及び操向レバー30等の操作機構を設け、運転席8の横側にリフトレバー31を設けている。前記伸縮シリンダC1,C2は、油圧又は電動回転によって伸縮する。
作業機9は、ロータリ除草爪32を有したカルチベータを例示するが、上部フレーム10の後部に対してリフト軸33回りに上下回動するリフトアーム34に取り付けられ、このリフトアーム34を前記油圧ポンプ27の油圧によるリフトシリンダ35の伸縮によって昇降することができる。36はPTO軸25と作業機9の入力軸との間を連動する伝動軸である。37は畝、38は溝、39は作物を示す。
図4、図5において、上例と異なる点は、クローラフレーム4の前辺部40及び後辺部41を高くして、この上辺部13上に上部フレーム10を直接支持させて摺動自在に設けるもので、この上部フレーム10には前例のように下辺部と上辺部との区別はない。図6〜図9において、上例と異なる点は、クローラフレーム4の上辺部13を、上部フレーム10の縦フレーム17部の左右両側部に位置させて、この上辺部13から内側へガイドフレーム44を突出させて、このガイドフレーム44を縦フレーム17側の角パイプからなるスライドフレーム45に沿って左右伸縮可能に設ける。又、スライドフレーム45の内端にはコ字状断面のフレームレール46を有し、このフレームレール46に上部フレーム10の両側のスライドフレーム47を嵌合させて、前後方向へ相対的に摺動可能にしている。このスライドフレーム47とフレームレール46との前後摺動は、前記伸縮シリンダC1の伸縮によって行なわせる。
このように上部フレーム10とクローラフレーム4との前後摺動は、スライドフレーム47とフレームレール46との間で行なわれる。又、ガイドフレーム44とスライドフレーム47との間の伸縮によって左右のクローラフレーム4を左右へ移動させてトレッド調節は手動で行なうも良いが、スライドフレーム45とガイドフレーム44との間に伸縮シリンダを設けて行なうもよい。
図10、図11において、上例と異なる点は、クローラフレーム4の上辺部13上に、上部フレーム10を、継足フレーム48によって高く継ぎ足すものである。この継足フレーム48は、前後方向の縦フレーム49の前後端に上下方向の支柱部50を有し、アングル部材51を下側の上辺部13に重合させてボルトで締め付け固定できる。又、この継足フレーム48の前後端には横方向のスライドフレーム52をボルト締めによって取り付けることができ、このスライドフレーム52を上部フレーム10の前後の角パイプ部に嵌合させて、トレッド調節可能の構成としている。
又、駆動スプロケット6のスプロケット軸21を有するカウンタチエンケース54は、クローラフレーム4の上辺部13と、上部フレーム10側の継足フレーム48における縦フレーム49との間に渡って取付られ、前記ミッションケース7の左右の駆動軸53から伝動する構成としている。図12において、上例と異なる点は、前記カウンタチエンケース54を、継足フレーム48の支柱部50及び縦フレーム49の厚さ幅内に位置させたものである。上部フレーム10の地上高を継足フレーム48によって高くするとき、このカウンタチエンケース54が畝37や作物等に接触し難く、有効高さを高くできる。
側面図である。 平面図である。 一部の正面図である。 一部別実施例を示す側面図である。 その正面図である。 一部別実施例を示す側面図である。 その作用を示す側面図である。 その平面図である。 その正面図である。 一部別実施例を示す斜視図である。 その背面図である。 一部別実施例を示す背面図である。
符号の説明
1 前端部転輪
2 後端部転輪
3 中間転輪
4 クローラフレーム
5 クローラ
6 駆動スプロケット
7 ミッションケース
8 運転席
9 作業機
10 上部フレーム
C1 伸縮シリンダ
E エンジン

Claims (1)

  1. エンジン(E)とミッションケース(7)と運転席(8)を備え、前記運転席(8)の後方にリフト機構(34)を介して作業機(9)を昇降自在に連結したクローラ型農作業機において、
    前記クローラ型農作業機には、前端部転輪(1)及び後端部転輪(2)を備える左右一対の下辺部(11,11)と、この下辺部(11,11)よりも車体内側に位置させる左右一対の上辺部(13,13)と、前記左右夫れ夫れの下辺部(11)と上辺部(13)の前後端部において正面視斜め方向に立設して前記下辺部(11)と上辺部(13)を連結する前辺部(40)及び後辺部(41)とを有する正面視門型のクローラフレーム(4)を備えると共に、
    前記クローラフレーム(4)の下辺部(11)に備えた前端部転輪(1)及び後端部転輪(2)と、前記上辺部(13)より高位で且つ前記ミッションケース(7)の左右両側方に支持した駆動スプロケット(6)との間に亘ってクローラ(5)を三角形状に巻き掛けて構成し
    前記上辺部(13)に支持させた上部フレーム(10)にミッションケース(7)を支持すると共に、シートベース(19)を設けて運転席(8)を支持し、
    更に、前記上部フレーム(10)の後部には、前記駆動スプロケット(6)と前記後端部転輪(2)との前後位置間において、作業機(9)昇降用のリフトアーム(34)の回動軸(33)を設けたことを特徴とするクローラ型農作業機のクローラ支持装置。
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