JP2562153Y2 - ガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリ - Google Patents

ガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリ

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JP2562153Y2 JP1262092U JP1262092U JP2562153Y2 JP 2562153 Y2 JP2562153 Y2 JP 2562153Y2 JP 1262092 U JP1262092 U JP 1262092U JP 1262092 U JP1262092 U JP 1262092U JP 2562153 Y2 JP2562153 Y2 JP 2562153Y2
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勝三 増田
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、換気を要する扉に設けら
れるガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリに関する。
【0002】
【従来の技術】この種、従来のガラリフレーム扉内蔵式
換気ガラリの取付状態縦断面図を図5に、同・横断面図
を図6に示す。図中、αは従来例の換気ガラリ、Aは鋼
板製化粧カバーパネル、A1はペーパー心材、1はガラ
リ内側押縁、2はガラリ外側押縁、3は皿太螺子、4は
固定螺子、5は木製のガラリフレーム、Bはガラリを構
成する羽根材、Cは扉体である。
【0003】図5,6に示す様、従来のガラリフレーム
扉内蔵式換気ガラリαに於いて、ガラリを構成する羽根
材B群の固定は、左右両辺近傍に於いて、適宜間隔おき
に上下多段に水平並行配置した羽根材Bの二股並行下垂
部B1,B1両端を左右ガラリ内側押縁1の中央嵌溝1
aを凹成する両側連立挟持部1b,1bにて挟み込み把
持して幅方向位置決めすると共に、固定螺子4を前記ガ
ラリ内側押縁1の中央嵌溝1aの裏面より適宜間隔を隔
てて貫通して前記羽根材Bの股部螺子溝孔B2にて緊締
し、前記それぞれの羽根材Bを上下方向位置決め固定す
る。
【0004】他方上下左右四辺に於いて、前記ガラリ内
側押縁1及びガラリ外側押縁2にて、換気ガラリα取付
域周囲を形取った切断端縁A2間よりペーパー心材A1
を取り去った空隙部分にラワン材等からなるガラリフレ
ーム5を枠状嵌入したパネルAの切断端縁A2を外嵌
し、当該ガラリ内外側押縁1,2相互を皿太螺子3にて
緊締して結合していた。尚、下辺に於いても、前記最下
段の羽根材Bの二股並行下垂部B1,B1は、ガラリ内
側押縁1の連立挟持部1b,1bにて挟み込み把持され
て幅方向位置決めされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリαに於いては、
前記ガラリ内外側押縁1,2を化粧カバーパネルAを外
嵌して緊締せしめる皿太螺子3が外部に露出しているば
かりでなく、前記ガラリ内外側押縁1,2は化粧カバー
パネルAの切断端縁A2に外嵌する段構造であるため、
化粧カバーパネルAと前記ガラリ内外側押縁1,2との
連続感が損なわれ違和感を与えており、意匠性の面で問
題があった。
【0006】亦、前記ガラリ内側押縁1の横脇に前記皿
太螺子3を貫通する孔を貫設する作業や、その緊締作業
が必要なため、時間と手間が掛かって加工性が悪かっ
た。さらに前記ラワン材からなるガラリフレーム5や皿
太螺子3等、部品点数が多いのでコストがかかる。こゝ
に於いて、本案は前記従来の課題に鑑み、意匠性を向上
すると共に、加工性も良好なガラリフレーム扉内蔵式換
気ガラリを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本案
が次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用することに
より達成される。即ち本案の第1の特徴は、中央嵌溝を
中に挾んだ内外両側露出部の内外両端鈎縁と嵌入部の内
外両側面とを脇溝を介して隔てた断面対称形上下・左右
フレームで枠組構成されるガラリフレームを、扉体の内
外両側化粧カバーパネルのガラリフレーム嵌入用切断端
縁に前記内外両端鈎縁が対向臨接するまで当該切断端縁
間に前記嵌入部を内嵌接着する一方、断面略逆さY形羽
根材両端の二股並行下垂部を回転不能に前記中央嵌溝に
嵌合して前記左右フレーム間に亙り両端を止着し上下等
間隔水平多段に並架してなるガラリフレーム扉内蔵式換
気ガラリである。
【0008】本案の第2の特徴は、前記第1の特徴にお
ける脇溝が、内外両側化粧カバーパネルのガラリフレー
ム嵌入用切断端縁とこれに対向近臨する露出部の内外両
端鈎縁とに亙り隠蔽する化粧帯板の割込取付部を銜持し
てなるガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリである。
【0009】
【作用】本案は、前記の様な手段を講じたので、換気ガ
ラリを構成する逆さ略Y形羽根材両端の二股並行下垂部
を、換気ガラリ取付域四辺に於いて内外化粧カバーパネ
ルのガラリフレーム嵌入用切断端縁間に嵌入部を嵌入接
着したガラリフレームの左右フレームの中央嵌溝にて挟
持し幅方向位置決めし、かつ前記左右フレーム間に亙り
両端を適宜止着して水平多段に上下方向位置決めして並
架する。
【0010】一方、ガラリフレーム下辺に於いては、最
下段の羽根材の二股並行下垂部はガラリ長手方向に亙り
下フレームの中央嵌溝に回転不能に嵌合する。尚、特に
前記内外化粧カバーパネルが錆止め加工を施していない
材質の場合には、前記上下フレーム及び左右フレームの
それぞれ脇溝に沿って割込取付部を押込銜持して内外ガ
ラリフレーム嵌入用切断端縁と内外両端鈎縁とに亙り隠
蔽する化粧帯板を装着延在する。
【0011】
【実施例】(第1実施例) 本案の第1実施例を図面に付き詳説する。本実施例は、
化粧カバーパネルAが概して錆止め鋼板の場合に用いら
れる。図1は本実施例のガラリフレーム扉内蔵式換気ガ
ラリの取付状態縦断面図、図2は同・横断面図である。
尚、図1に於いては固定螺子4は省略した。図中、βは
本実施例のガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリ、Dはア
ルミニウム製ガラリフレーム、6,6′はそれぞれ上下
・左右フレーム、7は脇溝、8は中央嵌溝である。亦、
従来例と同一部材には同一符号を付してある。
【0012】先ず、本実施例のガラリフレーム扉内蔵式
換気ガラリβの構成部品を説明する。ガラリフレームD
の上下・左右フレーム6,6′は内外側表面の脇溝7,
7により嵌入部6a,6aと内外両側露出部6c,6c
に区分される断面対称かつ同一長尺物で、内外化粧カバ
ーパネルA,Aのペーパー心材A1を取り去ったガラリ
フレーム嵌入用切断端縁A2,A2間に嵌入する相対峙
垂直並行する内外の嵌入部6a,6aの表面にスリット
6bを刻設しており、嵌合時には当該スリット6bに接
着剤を充填して対接する前記化粧カバーパネルA,A裏
面と嵌合接着する。脇溝7は嵌入部6aの内外両側表面
と内外両側露出部6cの内外両端鈎縁6dとを隔てて、
内外両側露出部6c,6c間には、羽根材Bの二股並行
下垂部B1,B1に亙る幅Wと同一幅の中央嵌溝8が介
在している。
【0013】本実施例のガラリフレーム扉内蔵式換気ガ
ラリβの構成部品はこの様な具体的形状を有し、次に羽
根材Bの架設状態を説明する。羽根材B両端は、左右フ
レーム6′,6′の中央嵌溝8に二股並行垂下部B1,
B1を内嵌位置決めし、当該左右フレーム6′,6′の
中央嵌溝8の裏面より任意間隔を隔てて貫通する固定螺
子4を前記羽根材Bの股部螺子溝孔B2にて緊締し、各
々上下方向位置決めして水平多段に並架する。
【0014】一方、ガラリフレームDの下辺に於いて
も、前記最下段の羽根材Bの二股並行下垂部B1,B1
は、下フレーム6の中央嵌溝8に少許かかるように内嵌
されている。
【0015】(第2実施例) 本実施例は、化粧カバーパネルAが概して化粧鋼板の場
合に用いられる。図3は本実施例の扉内蔵式換気ガラリ
の取付状態縦断面図、図4は同・横断面図である。尚、
図3に於いては固定螺子4は省略した。図中、γは本実
施例のガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリ、9は化粧帯
板、9aは割込取付部である。亦、第1実施例と同一部
材には同一符号を付してある。
【0016】本実施例と前記第1実施例との差異は、第
1実施例に於いて錆止め鋼板製であった化粧カバーパネ
ルAが、第2実施例に於いては化粧鋼板製となっている
ので、錆の発生しやすい当該化粧カバーパネルAのガラ
リフレーム嵌入用切断端縁A2の地金露出部位を化粧帯
板9にて被覆した点であり、当該化粧帯板9の他の部品
は第1実施例と全く同一の物である。
【0017】詳しくは、前記化粧帯板9は、脇溝7に割
込取付部9aを押込止着して化粧カバーパネルAのガラ
リフレーム嵌入用切断端縁A2と鈎縁6dに跨って隠蔽
する断面同一長尺物である。
【0018】当該化粧帯板9の存在によって、化粧カバ
ーパネルAの錆止め加工していない化粧鋼板の切断端縁
A2が隠蔽されて、ここからの錆の発生を防止すること
が出来ると共に、前記化粧カバーパネルAが第1実施例
の様な錆止め鋼板の場合でも、当該切断端縁A2がギザ
ギザになって第1実施例の仕上げでは露出して見苦しい
時等は、当該切断端縁A2を隠蔽して美しい仕上げにす
ることが出来る。
【0019】
【考案の効果】かくして、本案によれば、前記従来のガ
ラリフレーム扉内蔵式換気ガラリに於いては、ガラリ内
外側押縁をガラリフレームに外嵌緊締する皿太螺子が外
部に露出していたり、前記ガラリ内外側押縁と化粧カバ
ーパネルとの連続感が損なわれていて意匠性の面で問題
があったものを、ガラリフレームと化粧カバーフレーム
パネルとの固定を接着剤で行って螺子類を廃すると共
に、当該上下・左右フレームの嵌入部を前記化粧カバー
パネルのガラレフレーム嵌入用切断端縁間の空隙に埋込
んで露出部を極力少なくし、意匠性を向上する。
【0020】その上、前記皿太螺子を緊締する作業が不
要となって時間と手間が掛からなくなり加工性が向上す
る。更に、ラワン材からなるガラリフレームや前記皿太
螺子が不要となると同時に従来ではセパレートであった
ガラリ内外側押縁がそれぞれ1つの上下・左右フレーム
となって部品点数が減少し、結果コスト低下をもたらす
等、優れた実用性、有用性を具有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の第1実施例のガラリフレーム扉内蔵式換
気ガラリの取付状態縦断面図である。
【図2】同上、横断面図である。
【図3】同上、第2実施例のガラリフレーム扉内蔵式換
気ガラリの取付状態縦断面図である。
【図4】同上、横断面図である。
【図5】従来のガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリの取
付状態縦断面図である。
【図6】同上、横断面図である。
【符号の説明】
α,β,γ…ガラリフレーム扉内蔵式採光小窓 A…化粧カバーパネル A1…ペーパー心材 1…ガラリ内側押縁 2…ガラリ外側押縁 3…皿太螺子 4…固定螺子 5,D…ガラリフレーム B…羽根材 B1…二股並行下垂部 B2…股部螺子溝孔 C…扉体 6,6′…上下・左右フレーム 6a…嵌入部 6b…スリット 6c…露出部 6d…鈎端 7…脇溝 8…中央嵌溝 9…化粧帯板 9a…割込取付部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央嵌溝を中に挾んだ内外両側露出部の内
    外両端鈎縁と嵌入部の内外両側面とを脇溝を介して隔て
    た断面対称形上下・左右フレームで枠組構成されるガラ
    リフレームを、扉体の内外両側化粧カバーパネルのガラ
    リフレーム嵌入用切断端縁に前記内外両端鈎縁が対向臨
    接するまで当該切断端縁間に前記嵌入部を内嵌接着する
    一方、断面略逆さY形羽根材両端の二股並行下垂部を回
    転不能に前記中央嵌溝に嵌合して前記左右フレーム間に
    亙り両端を止着し上下等間隔水平多段に並架したことを
    特徴とするガラリフレーム扉内蔵式換気ガラリ
  2. 【請求項2】脇溝は、内外両側化粧カバーパネルのガラ
    リフレーム嵌入用切断端縁とこれに対向近臨する露出部
    の内外両端鈎縁とに亙り隠蔽する化粧帯板の割込取付部
    を銜持することを特徴とする請求項1記載のガラリフレ
    ーム扉内蔵式換気ガラリ
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