JP2605560Y2 - 幕体吊設具 - Google Patents
幕体吊設具Info
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- JP2605560Y2 JP2605560Y2 JP1993075983U JP7598393U JP2605560Y2 JP 2605560 Y2 JP2605560 Y2 JP 2605560Y2 JP 1993075983 U JP1993075983 U JP 1993075983U JP 7598393 U JP7598393 U JP 7598393U JP 2605560 Y2 JP2605560 Y2 JP 2605560Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、窓部や天井
部等の適宜取付け部に架設されたレールの長手側に、カ
ーテンやスクリーン等の幕体を吊設するときに用いられ
る幕体吊設具に関する。
部等の適宜取付け部に架設されたレールの長手側に、カ
ーテンやスクリーン等の幕体を吊設するときに用いられ
る幕体吊設具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上述例のような窓部に架設された
カーテンレールにカーテンを吊設する場合、例えば、図
５に示すように、窓部２を構成する上部窓枠２ａに適宜
数の各固定用ブラケット３…を所定間隔に隔てて固定
し、上部窓枠２ａと対応する長さ寸法に形成したカーテ
ンレール４の長手側前面部に面ファスナ７を介してカー
テン８の上端側縁部を貼着固定した後、同各固定用ブラ
ケット３…に対してカーテンレール４の長手側上面部を
下方から係合固定して取付ける。
カーテンレールにカーテンを吊設する場合、例えば、図
５に示すように、窓部２を構成する上部窓枠２ａに適宜
数の各固定用ブラケット３…を所定間隔に隔てて固定
し、上部窓枠２ａと対応する長さ寸法に形成したカーテ
ンレール４の長手側前面部に面ファスナ７を介してカー
テン８の上端側縁部を貼着固定した後、同各固定用ブラ
ケット３…に対してカーテンレール４の長手側上面部を
下方から係合固定して取付ける。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
特異形状を有するカーテンレール４に対してカーテン８
を吊設する場合、カーテンレール４の長手側前面部には
面ファスナ７を差込み固定するための溝が設けられてい
るが、同カーテンレール４の長手側後面部は半円形状に
湾曲形成しているため、新たに面ファスナ７を差込み固
定することが困難であるため、カーテンレール４の長手
側後面部に対して新たにカーテン８を吊設して前後に２
枚のカーテンを吊設することができない。また、前後に
２枚の各カーテン８を吊設する場合、１枚吊設型のカー
テンレール４を一旦取外した後、２枚吊設型のカーテン
レール４に交換しなければならず、カーテン８の吊設枚
数を変更するのに手間及び時間が掛かるという問題点を
有している。
特異形状を有するカーテンレール４に対してカーテン８
を吊設する場合、カーテンレール４の長手側前面部には
面ファスナ７を差込み固定するための溝が設けられてい
るが、同カーテンレール４の長手側後面部は半円形状に
湾曲形成しているため、新たに面ファスナ７を差込み固
定することが困難であるため、カーテンレール４の長手
側後面部に対して新たにカーテン８を吊設して前後に２
枚のカーテンを吊設することができない。また、前後に
２枚の各カーテン８を吊設する場合、１枚吊設型のカー
テンレール４を一旦取外した後、２枚吊設型のカーテン
レール４に交換しなければならず、カーテン８の吊設枚
数を変更するのに手間及び時間が掛かるという問題点を
有している。
【０００４】且つ、１枚吊設型のカーテンレール４と、
２枚吊設型のカーテンレール４とを予め用意しなければ
ならず、部品の管理及び取扱いが不便となるだけでな
く、全体的に組付け部品及び組付け工数が多くなるた
め、コストアップとなる問題点を有している。
２枚吊設型のカーテンレール４とを予め用意しなければ
ならず、部品の管理及び取扱いが不便となるだけでな
く、全体的に組付け部品及び組付け工数が多くなるた
め、コストアップとなる問題点を有している。
【０００５】この考案は上記問題に鑑み、レールの長手
側上面部に幕体吊設具を係合固定した後、同幕体吊設具
の長手側に幕体吊設板又は吊設プレートを介して幕体の
上端側縁部の吊設を可能にすることにより、先に架設さ
れたレールの長手側に対して幕体を吊設する作業が簡単
且つ容易に行える幕体吊設具の提供を目的とする。
側上面部に幕体吊設具を係合固定した後、同幕体吊設具
の長手側に幕体吊設板又は吊設プレートを介して幕体の
上端側縁部の吊設を可能にすることにより、先に架設さ
れたレールの長手側に対して幕体を吊設する作業が簡単
且つ容易に行える幕体吊設具の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の考案は、
幕体吊設具を構成する吊設具本体の一端側にレールの長
手側上面部を係止固定するレール係止部を形成し、上記
レールの長手側に対応する長さ寸法に形成し、下端側に
上記幕体の上端側縁部を吊設可能に形成した幕体吊設板
を設け、上記吊設具本体の他端側と上記幕体吊設板の上
端側とに互いに係合固定される凹状係止部と凸状係止部
とを形成した幕体吊設具であることを特徴とする。
幕体吊設具を構成する吊設具本体の一端側にレールの長
手側上面部を係止固定するレール係止部を形成し、上記
レールの長手側に対応する長さ寸法に形成し、下端側に
上記幕体の上端側縁部を吊設可能に形成した幕体吊設板
を設け、上記吊設具本体の他端側と上記幕体吊設板の上
端側とに互いに係合固定される凹状係止部と凸状係止部
とを形成した幕体吊設具であることを特徴とする。
【０００７】請求項２記載の考案は、幕体吊設具を構成
する吊設具本体の前端側にレールの長手側上面部に対し
て係止固定されるレール係止部を形成し、上記レール全
長と対応する長さに形成し、下端側に上記幕体の上端側
縁部を吊設可能に形成した吊設プレートを設け、上記吊
設具本体の後端側と上記吊設プレートの上端側とに互い
に係合固定される凹状係止部と凸状係止部とを形成した
幕体吊設具であることを特徴とする。
する吊設具本体の前端側にレールの長手側上面部に対し
て係止固定されるレール係止部を形成し、上記レール全
長と対応する長さに形成し、下端側に上記幕体の上端側
縁部を吊設可能に形成した吊設プレートを設け、上記吊
設具本体の後端側と上記吊設プレートの上端側とに互い
に係合固定される凹状係止部と凸状係止部とを形成した
幕体吊設具であることを特徴とする。
【０００８】
【作用】請求項１記載の幕体吊設具は、幕体吊設具を構
成する吊設具本体のレール係止部とレールの長手側上面
部とを互いに係合固定し、同吊設具本体と幕体吊設板と
の対向面に形成した凹状係止部と凸状係止部とを互いに
係合固定して、同幕体吊設板の下端側に幕体の上端側縁
部を吊設可能に形成することで、レールの長手側に対し
て幕体を吊設する作業が容易に行える。
成する吊設具本体のレール係止部とレールの長手側上面
部とを互いに係合固定し、同吊設具本体と幕体吊設板と
の対向面に形成した凹状係止部と凸状係止部とを互いに
係合固定して、同幕体吊設板の下端側に幕体の上端側縁
部を吊設可能に形成することで、レールの長手側に対し
て幕体を吊設する作業が容易に行える。
【０００９】請求項２記載の幕体吊設具は、幕体吊設具
を構成する吊設具本体のレール係止部とレールの長手側
上面部とを互いに係合固定し、同吊設具本体の後端側と
吊設プレートの上端側とに形成した凹状係止部と凸状係
止部とを互いに係合固定して、同吊設プレートの下端側
に面ファスナ等の適宜吊設手段を介して幕体の上端側縁
部を吊設可能に形成することで、レールの長手側後面部
に対して幕体を吊設する作業が容易に行える。
を構成する吊設具本体のレール係止部とレールの長手側
上面部とを互いに係合固定し、同吊設具本体の後端側と
吊設プレートの上端側とに形成した凹状係止部と凸状係
止部とを互いに係合固定して、同吊設プレートの下端側
に面ファスナ等の適宜吊設手段を介して幕体の上端側縁
部を吊設可能に形成することで、レールの長手側後面部
に対して幕体を吊設する作業が容易に行える。
【００１０】
【考案の効果】この考案によれば、適宜取付け部に架設
したレールの長手側上面部に適宜数の各幕体吊設具を係
合固定した後、同各幕体吊設具に垂設した幕体吊設板又
は吊設プレートに幕体の上端側縁部を吊設することがで
きるので、先に架設されたレールに対して幕体を吊設す
る作業が簡単且つ容易に行える。しかも、従来例のよう
に１枚の幕体を吊設するためのシングル型レールと、２
枚の各幕体を吊設するためのダブル型レールとを２種類
用意する必要が無く、１本のレールをシングル型及びダ
ブル型に兼用するため、仕様に応じて幕体の吊設枚数を
変更することができ、組付け部品の管理及び取扱いが容
易に行えると共に、組付け部品及び組付け工数を削減し
て、コストの低減を図ることができる。
したレールの長手側上面部に適宜数の各幕体吊設具を係
合固定した後、同各幕体吊設具に垂設した幕体吊設板又
は吊設プレートに幕体の上端側縁部を吊設することがで
きるので、先に架設されたレールに対して幕体を吊設す
る作業が簡単且つ容易に行える。しかも、従来例のよう
に１枚の幕体を吊設するためのシングル型レールと、２
枚の各幕体を吊設するためのダブル型レールとを２種類
用意する必要が無く、１本のレールをシングル型及びダ
ブル型に兼用するため、仕様に応じて幕体の吊設枚数を
変更することができ、組付け部品の管理及び取扱いが容
易に行えると共に、組付け部品及び組付け工数を削減し
て、コストの低減を図ることができる。
【００１１】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はカーテン開閉装置を構成するカーテンレ
ールの長手側後面部にカーテンを吊設する第１実施例の
カーテン吊設方法を示し、図１、図２に於いて、実施例
のカーテン開閉装置１は、窓部２を構成する上部窓枠２
ａに適宜数の各固定用ブラケット３…を所定間隔に隔て
て固定し、各固定用ブラケット３…の下面側前端部に上
部窓枠２ａと対応する長さに形成したカーテンレール４
を下方から係合固定すると共に、カーテンレール４の長
手側上面部に適宜数の各吊設用ブラケット５…を所定間
隔に隔てて固定し、各吊設用ブラケット５…の下面側後
端部に上部窓枠２ａと対応する長さに形成した差込みプ
レート６を垂直に差込み固定した後、カーテンレール４
の長手側前面部に面ファスナ７を介してカーテン８の上
端側縁部を貼着固定し、カーテンレール４の長手側後面
部に取付けた差込みプレート６に面ファスナ７を介して
カーテン８の上端側縁部を貼着固定している。
述する。図面はカーテン開閉装置を構成するカーテンレ
ールの長手側後面部にカーテンを吊設する第１実施例の
カーテン吊設方法を示し、図１、図２に於いて、実施例
のカーテン開閉装置１は、窓部２を構成する上部窓枠２
ａに適宜数の各固定用ブラケット３…を所定間隔に隔て
て固定し、各固定用ブラケット３…の下面側前端部に上
部窓枠２ａと対応する長さに形成したカーテンレール４
を下方から係合固定すると共に、カーテンレール４の長
手側上面部に適宜数の各吊設用ブラケット５…を所定間
隔に隔てて固定し、各吊設用ブラケット５…の下面側後
端部に上部窓枠２ａと対応する長さに形成した差込みプ
レート６を垂直に差込み固定した後、カーテンレール４
の長手側前面部に面ファスナ７を介してカーテン８の上
端側縁部を貼着固定し、カーテンレール４の長手側後面
部に取付けた差込みプレート６に面ファスナ７を介して
カーテン８の上端側縁部を貼着固定している。
【００１２】上述のカーテンレール４は、例えば、ステ
ンレス鋼板、アルミニウム鋼板等の金属によりレール本
体４ａを形成し、同レール本体４ａの全長を上部窓枠２
ａと対応する長さ寸法に形成し、同レール本体４ａの長
手側下面部を適宜間隔に開放して各軌条４ｂ，４ｂを長
手方向に形成し、同レール本体４ａの長手側上面部に後
述する吊設用ブラケット５の各レール係止片５ｂ，５ｂ
に対して係止するための各係止縁部４ｃ，４ｃを長手方
向に形成している。
ンレス鋼板、アルミニウム鋼板等の金属によりレール本
体４ａを形成し、同レール本体４ａの全長を上部窓枠２
ａと対応する長さ寸法に形成し、同レール本体４ａの長
手側下面部を適宜間隔に開放して各軌条４ｂ，４ｂを長
手方向に形成し、同レール本体４ａの長手側上面部に後
述する吊設用ブラケット５の各レール係止片５ｂ，５ｂ
に対して係止するための各係止縁部４ｃ，４ｃを長手方
向に形成している。
【００１３】且つ、レール本体４ａ内部に適宜数の各巻
取りユニット９…を所定間隔に隔てて固定し、同各巻取
りユニット９…に保持した各巻取りドラム１０…の軸中
心部に回転軸１１を挿通して、カーテンレール４の左側
部に垂下した操作コード１２の引下げ操作により回転軸
１１を正逆回転させ、各巻取りドラム１０…上に各昇降
コード１３…を巻取り又は巻戻して、２枚の各カーテン
８，８を任意高さに引上げ開閉する。
取りユニット９…を所定間隔に隔てて固定し、同各巻取
りユニット９…に保持した各巻取りドラム１０…の軸中
心部に回転軸１１を挿通して、カーテンレール４の左側
部に垂下した操作コード１２の引下げ操作により回転軸
１１を正逆回転させ、各巻取りドラム１０…上に各昇降
コード１３…を巻取り又は巻戻して、２枚の各カーテン
８，８を任意高さに引上げ開閉する。
【００１４】前述の巻取りユニット９は、例えば、ＰＯ
Ｍ樹脂、ＰＣ樹脂等の合成樹脂により中空形状に形成し
たドラムケース９ａ内部に巻取りドラム１０を回転可能
に軸受し、同巻取りドラム１０の軸中心部に、例えば、
断面四角形、断面六角形等の角形に形成した回転軸１１
を動力伝達可能に挿通している。且つ、巻取りドラム１
０の巻取り面上に昇降コード１３の上端部を差込み固定
し、同昇降コード１３の下端部を前面側に吊設したカー
テン８の下端側縁部に縫合固定すると共に、同昇降コー
ド１３を各カーテン８，８の裏面側に縫合した各ガイド
リング１４…に挿通している。
Ｍ樹脂、ＰＣ樹脂等の合成樹脂により中空形状に形成し
たドラムケース９ａ内部に巻取りドラム１０を回転可能
に軸受し、同巻取りドラム１０の軸中心部に、例えば、
断面四角形、断面六角形等の角形に形成した回転軸１１
を動力伝達可能に挿通している。且つ、巻取りドラム１
０の巻取り面上に昇降コード１３の上端部を差込み固定
し、同昇降コード１３の下端部を前面側に吊設したカー
テン８の下端側縁部に縫合固定すると共に、同昇降コー
ド１３を各カーテン８，８の裏面側に縫合した各ガイド
リング１４…に挿通している。
【００１５】前述の吊設用ブラケット５は、図２、図３
に示すように、例えば、ＰＯＭ樹脂、ＰＣ樹脂等の合成
樹脂又はステンレス鋼板、アルミニウム鋼板等の金属に
よりブラケット本体５ａを形成し、同ブラケット本体５
ａの下面側前端部に上述したカーテンレール４の各係止
縁部４ｃ，４ｃを係止固定するための各レール係止片５
ｂ，５ｂを形成し、同各レール係止片５ｂ，５ｂの係止
側下端部に上述したカーテンレール４の各係止縁部４
ｃ，４ｃに対して係止される各係止爪５ｃ，５ｃを形成
している。
に示すように、例えば、ＰＯＭ樹脂、ＰＣ樹脂等の合成
樹脂又はステンレス鋼板、アルミニウム鋼板等の金属に
よりブラケット本体５ａを形成し、同ブラケット本体５
ａの下面側前端部に上述したカーテンレール４の各係止
縁部４ｃ，４ｃを係止固定するための各レール係止片５
ｂ，５ｂを形成し、同各レール係止片５ｂ，５ｂの係止
側下端部に上述したカーテンレール４の各係止縁部４
ｃ，４ｃに対して係止される各係止爪５ｃ，５ｃを形成
している。
【００１６】且つ、ブラケット本体５ａの下面側後端部
に後述する差込みプレート６の突条係止部６ｄを垂直に
差込み固定するための差込み溝５ｄを形成すると共に、
同差込み溝５ｄの差込み側下端部に後述する差込みプレ
ート６の突条係止部６ｄに対して係止される各抜止め爪
５ｅ，５ｅを形成している。
に後述する差込みプレート６の突条係止部６ｄを垂直に
差込み固定するための差込み溝５ｄを形成すると共に、
同差込み溝５ｄの差込み側下端部に後述する差込みプレ
ート６の突条係止部６ｄに対して係止される各抜止め爪
５ｅ，５ｅを形成している。
【００１７】前述の差込みプレート６は、例えば、ＰＯ
Ｍ樹脂、ＰＣ樹脂等の合成樹脂又はステンレス鋼板、ア
ルミニウム鋼板等の金属によりプレート本体６ａを形成
し、同プレート本体６ａの全長をカーテンレール４と同
一寸法に形成し、同プレート本体６ａの長手側下端部に
後述する面ファスナ７の固定側テープ７ａを挾持固定す
るための各折曲げ片６ｂ，６ｂを形成し、同各折曲げ片
６ｂ，６ｂ間に面ファスナ７を差込み固定するためのテ
ープ差込み部６ｃを長手方向に形成している。つまり、
プレート本体６ａのテープ差込み部６ｃに沿って面ファ
スナ７を構成する固定側テープ７ａを差込んだ後、各折
曲げ片６ｂ，６ｂを折曲げて固定側テープ７ａの両側縁
部を挾持固定する。一方、面ファスナ７を構成する脱着
側テープ７ｂをカーテン８の上端側縁部に対して縫合固
定している。
Ｍ樹脂、ＰＣ樹脂等の合成樹脂又はステンレス鋼板、ア
ルミニウム鋼板等の金属によりプレート本体６ａを形成
し、同プレート本体６ａの全長をカーテンレール４と同
一寸法に形成し、同プレート本体６ａの長手側下端部に
後述する面ファスナ７の固定側テープ７ａを挾持固定す
るための各折曲げ片６ｂ，６ｂを形成し、同各折曲げ片
６ｂ，６ｂ間に面ファスナ７を差込み固定するためのテ
ープ差込み部６ｃを長手方向に形成している。つまり、
プレート本体６ａのテープ差込み部６ｃに沿って面ファ
スナ７を構成する固定側テープ７ａを差込んだ後、各折
曲げ片６ｂ，６ｂを折曲げて固定側テープ７ａの両側縁
部を挾持固定する。一方、面ファスナ７を構成する脱着
側テープ７ｂをカーテン８の上端側縁部に対して縫合固
定している。
【００１８】且つ、プレート本体６ａの長手側上端部に
上述した吊設用ブラケット５の差込み溝５ｄに対して垂
直に差込み固定するための突条係止部６ｄを長手方向に
形成すると共に、同突条係止部６ｄを上述した吊設用ブ
ラケット５の差込み溝５ｄに対して抜止めされる大きさ
及び形状に形成している。
上述した吊設用ブラケット５の差込み溝５ｄに対して垂
直に差込み固定するための突条係止部６ｄを長手方向に
形成すると共に、同突条係止部６ｄを上述した吊設用ブ
ラケット５の差込み溝５ｄに対して抜止めされる大きさ
及び形状に形成している。
【００１９】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、カーテンレール４の長手側後面部にカーテン
８を吊設するときの取付け方法を説明する。先ず、図２
に示すように、窓部２を構成する上部窓枠２ａに適宜数
の各固定用ブラケット３…を所定間隔に隔てて固定し、
同各固定用ブラケット３…にカーテンレール４の長手側
上面部を下方から係合固定して架設した後、カーテンレ
ール４の長手側前面部に面ファスナ７を介してカーテン
８の上端側縁部を貼着固定する。
て、以下、カーテンレール４の長手側後面部にカーテン
８を吊設するときの取付け方法を説明する。先ず、図２
に示すように、窓部２を構成する上部窓枠２ａに適宜数
の各固定用ブラケット３…を所定間隔に隔てて固定し、
同各固定用ブラケット３…にカーテンレール４の長手側
上面部を下方から係合固定して架設した後、カーテンレ
ール４の長手側前面部に面ファスナ７を介してカーテン
８の上端側縁部を貼着固定する。
【００２０】次に、カーテンレール４の長手側上面部に
適宜数の各吊設用ブラケット５…を所定間隔に隔てて係
合固定し、同各吊設用ブラケット５…の下面側後端部に
形成した各差込み溝５ｄ…に、差込みプレート６の長手
側上端部に形成した突条係止部６ｄを下方から垂直に差
込み固定した後、同差込みプレート６のテープ差込み部
６ｃに予め差込み固定された面ファスナ７の固定側テー
プ７ａと、カーテン８の上端側縁部に縫合固定された面
ファスナ７の脱着側テープ７ｂとを互いに貼着固定して
吊設する。
適宜数の各吊設用ブラケット５…を所定間隔に隔てて係
合固定し、同各吊設用ブラケット５…の下面側後端部に
形成した各差込み溝５ｄ…に、差込みプレート６の長手
側上端部に形成した突条係止部６ｄを下方から垂直に差
込み固定した後、同差込みプレート６のテープ差込み部
６ｃに予め差込み固定された面ファスナ７の固定側テー
プ７ａと、カーテン８の上端側縁部に縫合固定された面
ファスナ７の脱着側テープ７ｂとを互いに貼着固定して
吊設する。
【００２１】つまり、カーテンレール４の長手側上面部
に適宜数の各吊設用ブラケット５…を係合固定した後、
同各吊設用ブラケット５…の下面側後端部に差込み固定
した差込みプレート６に面ファスナ７を介してカーテン
８の上端側縁部を吊設するので、先に架設されたカーテ
ンレール４に対して後面側のカーテナ８を吊設する作業
が簡単且つ容易に行える。しかも、従来例のように１枚
のカーテン８を吊設するシングル型のカーテンレール４
と、２枚の各カーテン８，８を吊設するダブル型のカー
テンレール４とを２種類用意する必要が無く、１本のカ
ーテンレール４をシングル型及びダブル型に兼用するた
め、仕様に応じてカーテン８の吊設枚数を変更すること
ができ、組付け部品の管理及び取扱いが容易に行えると
共に、組付け部品及び組付け工数を削減して、コストの
低減を図ることができる。
に適宜数の各吊設用ブラケット５…を係合固定した後、
同各吊設用ブラケット５…の下面側後端部に差込み固定
した差込みプレート６に面ファスナ７を介してカーテン
８の上端側縁部を吊設するので、先に架設されたカーテ
ンレール４に対して後面側のカーテナ８を吊設する作業
が簡単且つ容易に行える。しかも、従来例のように１枚
のカーテン８を吊設するシングル型のカーテンレール４
と、２枚の各カーテン８，８を吊設するダブル型のカー
テンレール４とを２種類用意する必要が無く、１本のカ
ーテンレール４をシングル型及びダブル型に兼用するた
め、仕様に応じてカーテン８の吊設枚数を変更すること
ができ、組付け部品の管理及び取扱いが容易に行えると
共に、組付け部品及び組付け工数を削減して、コストの
低減を図ることができる。
【００２２】図４はカーテンレール４の長手側後面部に
カーテン８を吊設する第２実施例のカーテン吊設方法を
示し、固定用ブラケット３を構成するブラケット本体３
ａの下面側後端部に上述した差込みプレート６の突条係
止部６ｄを垂直に差込み固定するための差込み溝３ｄを
形成し、同差込み溝３ｄの差込み側下端部に上述した差
込みプレート６の突条係止部６ｄに対して係止される間
隔に隔てて各抜止め爪３ｅ，３ｅを形成している。
カーテン８を吊設する第２実施例のカーテン吊設方法を
示し、固定用ブラケット３を構成するブラケット本体３
ａの下面側後端部に上述した差込みプレート６の突条係
止部６ｄを垂直に差込み固定するための差込み溝３ｄを
形成し、同差込み溝３ｄの差込み側下端部に上述した差
込みプレート６の突条係止部６ｄに対して係止される間
隔に隔てて各抜止め爪３ｅ，３ｅを形成している。
【００２３】すなわち、窓部２を構成する上部窓枠２ａ
に適宜数の各固定用ブラケット３…を介してカーテンレ
ール４を架設し、同カーテンレール４の長手側前面部に
面ファスナ７を介してカーテン８の上端側縁部を貼着固
定した後、各固定用ブラケット３…の各差込み溝３ｄに
対して差込みプレート６の突条係止部６ｄを下方から垂
直に差込み固定し、同差込みプレート６のテープ差込み
部６ｃに面ファスナ７を介してカーテン８の上端側縁部
を貼着固定するので、上述の実施例と同様に、先に架設
されたカーテンレール４に対して後面側のカーテン８を
吊設する作業が簡単且つ容易に行えると共に、第１実施
例に示すような吊設用ブラケット５を使用する必要が無
く、組付け部品及び組付け工数を削減して、コストの低
減を図ることができる。
に適宜数の各固定用ブラケット３…を介してカーテンレ
ール４を架設し、同カーテンレール４の長手側前面部に
面ファスナ７を介してカーテン８の上端側縁部を貼着固
定した後、各固定用ブラケット３…の各差込み溝３ｄに
対して差込みプレート６の突条係止部６ｄを下方から垂
直に差込み固定し、同差込みプレート６のテープ差込み
部６ｃに面ファスナ７を介してカーテン８の上端側縁部
を貼着固定するので、上述の実施例と同様に、先に架設
されたカーテンレール４に対して後面側のカーテン８を
吊設する作業が簡単且つ容易に行えると共に、第１実施
例に示すような吊設用ブラケット５を使用する必要が無
く、組付け部品及び組付け工数を削減して、コストの低
減を図ることができる。
【００２４】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案の適宜取付け部は、実施例の窓部２
に対応し、以下同様に、幕体吊設具は、第２実施例の固
定用ブラケット３と、第１実施例の吊設用ブラケット５
とに対応し、吊設具本体は、各ブラケット本体３ａ，５
ａに対応し、凹状係止部は、各差込み溝３ｄ，５ｄに対
応し、レール係止部は、各レール係止片５ｂ，５ｂに対
応し、幕体吊設板及び吊設プレートは、差込みプレート
６に対応し、凸状係止部は、突条係止部６ｄに対応し、
幕体は、カーテン８に対応するも、この考案は、上述の
実施例の構成のみに限定されるものではない。
において、この考案の適宜取付け部は、実施例の窓部２
に対応し、以下同様に、幕体吊設具は、第２実施例の固
定用ブラケット３と、第１実施例の吊設用ブラケット５
とに対応し、吊設具本体は、各ブラケット本体３ａ，５
ａに対応し、凹状係止部は、各差込み溝３ｄ，５ｄに対
応し、レール係止部は、各レール係止片５ｂ，５ｂに対
応し、幕体吊設板及び吊設プレートは、差込みプレート
６に対応し、凸状係止部は、突条係止部６ｄに対応し、
幕体は、カーテン８に対応するも、この考案は、上述の
実施例の構成のみに限定されるものではない。
【００２５】上述の実施例では、吊設用ブラケット５を
構成するブラケット本体５ａの後端側に凹状の差込み溝
５ｄを形成し、差込みプレート６を構成するプレート本
体６ａの上端側に凸状の突条係止部６ｄを形成している
が、例えば、吊設用ブラケット５のブラケット本体５ａ
に凸状係止部（図示省略）を形成し、差込みプレート６
のプレート本体６ａに凹状係止部（図示省略）を形成す
るもよい。
構成するブラケット本体５ａの後端側に凹状の差込み溝
５ｄを形成し、差込みプレート６を構成するプレート本
体６ａの上端側に凸状の突条係止部６ｄを形成している
が、例えば、吊設用ブラケット５のブラケット本体５ａ
に凸状係止部（図示省略）を形成し、差込みプレート６
のプレート本体６ａに凹状係止部（図示省略）を形成す
るもよい。
【図１】 ２枚のカーテンを吊設したカーテン開閉装置
を示す窓部正面図。
を示す窓部正面図。
【図２】 第１実施例の吊設用ブラケットと差込みプレ
ートとの組付け状態を示す縦断側面図。
ートとの組付け状態を示す縦断側面図。
【図３】 吊設用ブラケット及び差込みプレートの組付
け状態を示す斜視図。
け状態を示す斜視図。
【図４】 第２実施例の固定用ブラケットと差込みプレ
ートとの組付け状態を示す縦断側面図。
ートとの組付け状態を示す縦断側面図。
【図５】 従来例のカーテンの取付け方法を示す縦断側
面図。
面図。
１…カーテン開閉装置 ２…窓部 ３…固定用ブラケット ３ｄ…差込み溝 ３ｅ…抜止め爪 ４…カーテンレール ５…吊設用ブラケット ５ｄ…差込み溝 ５ｅ…抜止め爪 ６…差込みプレート ６ｄ…突条係止部 ７…面ファスナ ８…カーテン
Claims (2)
- 【請求項１】適宜取付け部に架設されたレールの長手側
に幕体を吊設するときに用いられる幕体吊設具であっ
て、 上記幕体吊設具を構成する吊設具本体の一端側に上記レ
ールの長手側上面部を係止固定するレール係止部を形成
し、 上記レールの長手側に対応する長さ寸法に形成し、下端
側に上記幕体の上端側縁部を吊設可能に形成した幕体吊
設板を設け、 上記吊設具本体の他端側と上記幕体吊設板の上端側とに
互いに係合固定される凹状係止部と凸状係止部とを形成
した幕体吊設具。 - 【請求項２】適宜取付け部に架設されたレールの長手側
後面部に幕体を吊設するときに用いられる幕体吊設具で
あって、 上記幕体吊設具を構成する吊設具本体の前端側に上記レ
ールの長手側上面部に対して係止固定されるレール係止
部を形成し、 上記レール全長と対応する長さに形成し、下端側に上記
幕体の上端側縁部を吊設可能に形成した吊設プレートを
設け、 上記吊設具本体の後端側と上記吊設プレートの上端側と
に互いに係合固定される凹状係止部と凸状係止部とを形
成した幕体吊設具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075983U JP2605560Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 幕体吊設具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075983U JP2605560Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 幕体吊設具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739666U JPH0739666U (ja) | 1995-07-18 |
| JP2605560Y2 true JP2605560Y2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=13592014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993075983U Expired - Fee Related JP2605560Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 幕体吊設具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605560Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3379934B2 (ja) * | 1999-11-26 | 2003-02-24 | 株式会社ニチベイ | ローマンシェード |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993075983U patent/JP2605560Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739666U (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
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