JP2603308Y2 - スライド式のランナ連結具 - Google Patents

スライド式のランナ連結具

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JP2603308Y2
JP2603308Y2 JP1993047216U JP4721693U JP2603308Y2 JP 2603308 Y2 JP2603308 Y2 JP 2603308Y2 JP 1993047216 U JP1993047216 U JP 1993047216U JP 4721693 U JP4721693 U JP 4721693U JP 2603308 Y2 JP2603308 Y2 JP 2603308Y2
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清 植田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、すだれやカ
ーテン、スクリーン等の幕体を吊設するために用いられ
るスライド式のランナ連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のようなすだれを吊設する
方法としては、例えば、図7に示すように、縦長形状に
形成した多数枚の各長尺幕4a…を左右拡縮自在に連結
してすだれ4を構成し、同すだれ4を構成する適宜箇所
の各長尺幕4a…に各取付け金具28…を夫々固定し、
同各取付け金具28…の上端側中央部に形成した各取付
け環29…を、各吊掛けランナ3…の下端部に垂設した
各吊掛け環29…に吊掛けると共に、同各長尺幕4a…
の上端部に取付けた各吊掛けランナ3…をガイドレール
2に順次挿入して、窓枠1上部に架設したガイドレール
2にすだれ4を吊設する第1の取付け方法がある。
【0003】他の方法として、図8に示すように、すだ
れ4を構成する適宜箇所の各長尺幕4a…に各取付け金
具30…を夫々固定し、同各取付け金具30…の上端側
中央部に取付けた各吊掛けフック31…を、ガイドレー
ル2に挿入した各吊掛けランナ3…の各吊掛け環3a…
に吊掛けて、窓枠1上部に架設したガイドレール2にす
だれ4を吊設する第2の取付け方法がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した第1
の取付け方法は、すだれ4を構成する各長尺幕4a…の
上端部に各吊掛けランナ3…が一体的に取付けられてい
るので、窓枠1上部に架設したガイドレール2から全吊
掛けランナ3…を抜取らなければ、すだれ4の各長尺幕
4a…を取外すことができない。同様に、ガイドレール
2に全吊掛けランナ3…を挿入しなければ、すだれ4の
各長尺幕4a…を取付けることができない。また、ガイ
ドレール2から各吊掛けランナ3…を抜取るのに十分な
スペースが確保できない場合、窓枠1上部からガイドレ
ール2自体を取外さなければならず、すだれ4の取付け
及び取外しに手間が掛るという問題点を有している。
【0005】第2の取付け方法は、すだれ4を構成する
各長尺幕4a…の上端部に各吊掛けフック31…が一体
的に取付けられており、且つ、縦長形状の各長尺幕4a
…は上端部のみを屈曲したり、折曲げたりすることがで
きないため、各長尺幕4a…を適宜角度に傾斜して持上
げなければ、ガイドレール2に挿入した各吊掛けランナ
3…の各吊掛け環3a…から各吊掛けフック31…を抜
取ることができない。同様に、各吊掛けランナ3…の各
吊掛け環3a…に各吊掛けフック31…を挿入するとき
も、各長尺幕4a…を適宜角度に傾斜させなければなら
ず、すだれ4の各長尺幕4a…を傾斜するのに広いスペ
ースが必要であるという問題点を有している。
【0006】この考案は上記問題に鑑み、ランナ連結具
を構成する可動部材をスライド操作して、吊掛けランナ
の吊掛け環を抜止め固定又は抜止め解除することによ
り、吊掛けランナと幕体との取付け及び取外しが容易に
行え、作業性の向上を図ることができるスライド式のラ
ンナ連結具の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記幕体の
上端側縁部に固定部材を固定し、該固定部材上に可動部
材を前後摺動自在に取付け、上記一方の部材側に吊掛け
ランナの吊掛け環に挿入される係止凸部を形成し、他方
の部材側に係止凸部と係合される係止凹部を形成すると
共に、上記各部材の係止凸部と係止凹部とを吊掛けラン
ナの吊掛け環が抜止めされる状態に係合する係合固定位
置と、該各部材の係止凸部と係止凹部とを吊掛けランナ
の吊掛け環が抜取りされる間隔に分離する係合解除位置
とに可動部材を前後摺動自在に設けたスライド式のラン
ナ連結具であることを特徴とする。
【0008】
【作用】この考案は、ガイドレール上を走行移動する吊
掛けランナに幕体の上端部を近接した後、ランナ連結具
を構成する可動部材を係合解除側にスライドさせ、各部
材に形成した係止凸部と係止凹部とを所定間隔に分離し
て、一方の部材側に形成した係止凸部を吊掛けランナの
吊掛け環に挿入する。この後、可動部材を係合固定側に
スライドさせ、各部材に形成した係止凸部と係止凹部と
を互いに係合固定して、吊掛けランナの吊掛け環を抜止
め固定することで、吊掛けランナに幕体を取付けること
ができる。
【0009】次に、吊掛けランナから幕体を取外す場
合、可動部材を係合解除側に後退させ、各部材に形成し
た係止凸部と係止凹部とを所定間隔に分離して抜止め解
除し、一方の部材側に形成した係止凸部から吊掛けラン
ナの吊掛け環を抜取ることで、吊掛けランナから幕体を
取外すことができる。
【0010】
【考案の効果】この考案によれば、幕体の上端部に固定
したランナ連結具の可動部材をスライド操作して、吊掛
けランナの吊掛け環を抜止め固定又は抜止め解除するの
で、従来方法のようにガイドレールから吊掛けランナを
抜取ったり、窓枠上部からガイドレール自体を取外した
りするような手間及び作業が省け、窓枠上部にガイドレ
ールを架設した状態のままで吊掛けランナと幕体とを取
付け及び取外しすることができる。しかも、ガイドレー
ル上の各吊掛けランナに対して幕体を下方から垂直に取
付けるので、出窓やコーナ窓等の作業空間が狭い所であ
っても幕体の取付け及び取外しが容易に行え、作業性の
向上を図ることができる。
【0011】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は幕体の一例として木製又は竹製のすだれ
をガイドレール上に取付けた各吊掛けランナに吊設する
ために用いられる第1実施例のスライド式のランナ連結
具を示し、図1及び図2に於いて、この考案を構成する
スライド式のランナ連結具5は、縦長形状に形成した多
数枚の各長尺幕4a…を左右拡縮自在に連結してすだれ
4を構成し、同すだれ4を構成する適宜箇所の各長尺幕
4a…に各ランナ連結具5…を夫々固定した後、同ラン
ナ連結具5を構成する固定部材6上の可動部材7を係合
固定位置及び係合解除位置にスライドさせ、吊掛けラン
ナ3の下端部に垂設した吊掛け環3aを固定部材6と可
動部材7とで抜止め保持して、窓枠1上部のナゲシ部1
aに架設したガイドレール2上の各吊掛けランナ3…に
すだれ4の各長尺幕4a…を夫々吊設するものである。
【0012】上述の固定部材6は、例えば、合成樹脂材
又は金属材等の硬質材で形成した固定体8の下面側中央
部に、上述したすだれ4の長尺幕4aに対して嵌着され
る断面門形の嵌込み溝9を長手方向に形成し、同嵌込み
溝9の両側縁部に長尺幕4aの上端側縁部に対して嵌着
される間隔に隔てて各支持板10,10を形成し、同各
支持板10,10の下端側前縁部及び下端側後縁部に後
述する抜止めピン20を挿入するための各抜止め孔10
a,10aを連通形成している。且つ、固定体8の上面
側後端部に後述する可動部材7のガイド溝16が嵌着さ
れる断面形状の軌条11を長手方向に形成し、同軌条1
1の前端側縁部及び後端側縁部に後述する可動部材7の
各長孔17a,17aに係止される各係止爪11a,1
1a及び各係止爪11b,11bを形成している。
【0013】且つ、固定体8の上端側中央部に後述する
可動部材7の係止側端部と対向して係止部12を形成
し、同係止部12の係止側端面に可動部材7の係止部1
8と対向する方向に向けて吊掛け軸13を形成し、同吊
掛け軸13を吊掛けランナ3の吊掛け環3aに対して挿
入される形状寸法に形成し、同吊掛け軸13の係止側端
面に可動部材7の係止部18と対向する方向に向けて係
止軸14を形成し、同係止軸14を可動部材7の係止孔
19と係合される位置及び形状に形成している。
【0014】前述の可動部材7は、例えば、合成樹脂材
又は金属材等の硬質材で形成した可動体15の下面側中
央部に、上述した固定部材6の軌条11に対して嵌着さ
れる断面門形のガイド溝16を長手方向に形成し、同ガ
イド溝16の両側縁部に軌条11の両側縁部に対して係
止される間隔に隔てて各ガイド片17,17を形成し、
同各ガイド片17,17の対向面に軌条11の前後位置
に形成した各係止爪11a,11a又は各係止爪11
b,11bに対して何れか一方と係合する長さの各長孔
17a,17aを形成している。
【0015】且つ、可動体15の上面側前端部に上述し
た固定部材6の係止側端部と対向して係止部18を形成
し、同係止部18の係止側端面に固定部材6の係止部1
2と対向する方向に向けて係止孔19を形成し、同係止
孔19を固定部材6の係止軸14と係合される位置及び
形状に形成している。
【0016】上述のように構成したランナ連結具5をす
だれ4の長尺幕4aに固定する場合、ランナ連結具5を
構成する固定部材6の各支持板10,10間に、すだれ
4を構成する長尺幕4aの上端側縁部を挿入して、同固
定部材6の嵌込み溝9と長尺幕4aの上端側縁部とを嵌
着固定した後、各支持板10,10に形成した前後の各
抜止め孔10a,10aに2本の各抜止めピン20,2
0を夫々挿入して抜止め固定する。すだれ4の取付け時
及び取外し時に於いて、固定部材6の軌条11上に取付
けた可動部材7を前後方向にスライドして、吊掛けラン
ナ3の吊掛け環3aを抜止めする係合固定位置と抜取り
する係合解除位置とに可動部材7を位置固定する。
【0017】すなわち、図3、図4に示すように、軌条
11の前端側に形成した各係止爪11a,11a側に、
可動部材7の各ガイド片17,17に形成した各長孔1
7a,17aを係合することで、固定部材6の係止部1
2に形成した係止軸14と、可動部材7の係止部18に
形成した係止孔19とが係合した状態に位置固定され、
固定部材6の吊掛け軸13上に吊掛けランナ3の吊掛け
環3aを抜止めすることができる。一方、軌条11の後
端側に形成した各係止爪11b,11b側に、可動部材
7の各ガイド片17,17に形成した各長孔17a,1
7aを係合することで、固定部材6の係止部12に形成
した係止軸14と、可動部材7の係止部18に形成した
係止孔19とが係合解除した状態に位置固定され、固定
部材6の吊掛け軸13上から吊掛けランナ3の吊掛け環
3aを抜取ることができる。
【0018】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、スライド式のランナ連結具5によるすだれ4
の取付け方及び取外し方を説明する。
【0019】先ず、窓枠1上部に架設したガイドレール
2の各吊掛けランナ3…にすだれ4の各長尺幕4a…を
吊設する場合、ガイドレール2に挿入した各吊掛けラン
ナ3…の各吊掛け環3a…に、すだれ4の各長尺幕4a
…を近接して各ランナ連結具5…により連結する。
【0020】すなわち、図3に示すように、ランナ連結
具5を構成する固定部材6の軌条11に沿って可動部材
7を係合解除位置にスライドさせ、同軌条11の後端側
に形成した各係止爪11b,11bと、可動部材7の各
ガイド片17,17に形成した各長孔17a,17aと
を係合して、固定部材6の係止部12に形成した係止軸
14と、可動部材7の係止部18に形成した係止孔19
とを係合解除した状態に位置固定すると共に、吊掛けラ
ンナ3の吊掛け環3aが差込み許容される適宜間隔に固
定部材6の係止軸14と可動部材7の係止孔19とを分
離することで、固定部材6の係止部12に形成した吊掛
け軸13を吊掛けランナ3の吊掛け環3aに挿入するこ
とができる。
【0021】次に、固定部材6の係止部12に形成した
吊掛け軸13を吊掛けランナ3の吊掛け環3aに挿入
後、図4に示すように、同固定部材6の軌条11に沿っ
て可動部材7を係合固定位置にスライドさせ、同軌条1
1の前端側に形成した各係止爪11a,11aと、可動
部材7の各ガイド片17,17に形成した各長孔17
a,17aとを係合して、固定部材6の係止部12に形
成した係止軸14と、可動部材7の係止部18に形成し
た係止孔19とを係合した状態に位置固定すると共に、
固定部材6の係止軸14と可動部材7の係止孔19とを
係合固定して吊掛けランナ3の吊掛け環3aを抜止めす
ることで、吊掛けランナ3の吊掛け環3aとすだれ4の
長尺幕4aとを連結することができる。以下、上述と同
様にして、ガイドレール2に挿入した各吊掛けランナ3
…の各吊掛け環3a…と、すだれ4の各長尺幕4a…と
を適宜数の各ランナ連結具5…で連結する。
【0022】次に、ガイドレール2の各吊掛けランナ3
…からすだれ4の各長尺幕4a…を取外す場合、ランナ
連結具5を構成する固定部材6の軌条11に沿って可動
部材7を係合解除位置にスライドさせ、固定部材6の係
止部12に形成した係止軸14と、可動部材7の係止部
18に形成した係止孔19とを、吊掛けランナ3の吊掛
け環3aが抜取り許容される適宜間隔に分離すること
で、固定部材6の係止部12に形成した吊掛け軸13か
ら吊掛けランナ3の吊掛け環3aを抜取ることができ、
上述と同様にして、ガイドレール2に挿入した各吊掛け
ランナ3…とすだれ4の各長尺幕4a…とを夫々分離す
る。
【0023】以上のように、ランナ連結具5を構成する
可動部材7をスライド操作して、吊掛けランナ3の吊掛
け環3aを抜止め固定又は抜止め解除するので、従来方
法のようにガイドレール2から吊掛けランナ3を抜取っ
たり、窓枠1上部からガイドレール2自体を取外したり
するような手間及び作業が省け、窓枠1上部にガイドレ
ール2を架設した状態のままで吊掛けランナ3とすだれ
4とを取付け及び取外しすることができる。しかも、ガ
イドレール2上の各吊掛けランナ3…に対してすだれ4
の各長尺幕4a…を下方から垂直に取付けるので、出窓
やコーナ窓等の作業空間が狭い所であってもすだれ4の
取付け及び取外しが容易に行え、作業性の向上を図るこ
とができる。
【0024】図5は第2実施例のスライド式のランナ連
結具5を示し、同ランナ連結具5を構成する固定部材6
の軌条11と可動部材7のガイド溝16との対向面間に
コイルスプリング21を圧縮装填して、固定部材6の係
止部12に形成した係止軸14に対して、可動部材7の
係止部18に形成した係止孔19が係合する方向にコイ
ルスプリング21で常時付勢している。
【0025】すなわち、吊掛けランナ3の吊掛け環3a
とすだれ4の長尺幕4aとを連結する場合、ランナ連結
具5を構成する可動部材7をコイルスプリング21に抗
して係合解除位置にスライドさせ、吊掛けランナ3の吊
掛け環3aが差込み許容される適宜間隔に固定部材6の
係止軸14と可動部材7の係止孔19とを分離した状態
に保持して、固定部材6の係止部12に形成した吊掛け
軸13を吊掛けランナ3の吊掛け環3aに挿入する。同
時に、可動部材7の保持を解除して、コイルスプリング
21の弾性により可動部材7を係合固定位置に復帰させ
ることで、固定部材6の係止軸14と可動部材7の係止
孔19とが係合固定され、固定部材6の係止部12に形
成した吊掛け軸13上に吊掛けランナ3の吊掛け環3a
を抜止めすることができる。
【0026】つまり、ランナ連結具5を構成する可動部
材7を係合解除位置側に後退させるだけであるため、上
述の実施例のように、可動部材7を係合解除位置側と係
合固定位置側とにスライドさせるような操作が省け、連
結時の操作性が向上すると共に、窓枠1上部にガイドレ
ール2を架設した状態のままで吊掛けランナ3の吊掛け
環3aとすだれ4の長尺幕4aとの取付け及び取外しが
行える。
【0027】図6は第3実施例のスライド式のランナ連
結具22を示し、すだれ4を構成する長尺幕4aの上端
側縁部に固定部材23を固定し、同固定部材23の上端
側後部に形成したピン挿入部24に抜止めピン27を前
後摺動自在に挿入し、同固定部材23の上端側前部に抜
止めピン27を係止するピン係止部25を形成し、同ピ
ン挿入部24とピン係止部25との間に吊掛けランナ3
の吊掛け環3aを挿入するための切欠き部26を形成し
ている。
【0028】すなわち、ガイドレール2に挿入した吊掛
けランナ3の吊掛け環3aにすだれ4の長尺幕4aを吊
設する場合、抜止めピン27の操作部27aを起立姿勢
に保持して係合固定位置側にスライドさせ、固定部材2
3の切欠き部26に差込まれた吊掛けランナ3の吊掛け
環3aに対して抜止めピン27を挿入する。同時に、固
定部材23のピン係止部25に抜止めピン27を差込
み、同抜止めピン27の操作部27aをピン挿入部24
の前端側に形成した係止溝24aに係止することで、抜
止めピン27上に吊掛けランナ3の吊掛け環3aを抜止
めすることができる。
【0029】次に、抜止めピン27の操作部27aを起
立姿勢に保持して係合解除位置側にスライドさせ、固定
部材23のピン係止部25から抜止めピン27を抜取
る。同時に、切欠き部26に差込まれた吊掛けランナ3
の吊掛け環3aから抜止めピン27を抜取り、同抜止め
ピン27の操作部27aをピン挿入部24の後端側に形
成した係止溝24bに係止することで、抜止めピン27
による抜止めが解除され、吊掛けランナ3の吊掛け環3
aを抜取ることができ、上述の実施例と同様に、窓枠1
上部にガイドレール2を架設した状態のままで吊掛けラ
ンナ3の吊掛け環3aとすだれ4の長尺幕4aとの取付
け及び取外しが行える。
【0030】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案の幕体は、実施例のすだれ4に対応
し、以下同様に、固定部材は、固定部材6,23に対応
し、可動部材は、可動部材7と、抜止めピン27とに対
応し、係止凹部は、係止孔19と、ピン係止部25とに
対応し、係止凸部は、吊掛け軸13及び係止軸14と、
抜止めピン27とに対応するも、この考案は、上述の実
施例の構成のみに限定されるものではない。
【0031】例えば、固定部材6の係止部12側に係止
孔19を形成し、可動部材7の係止部18側に係止軸1
4を形成するもよく、係止軸14と係止孔19とが係合
する方向に固定部材6及び可動部材7を相対移動させる
ことで、吊掛けランナ3の吊掛け環3aを抜止め固定及
び抜止め解除できる。
【0032】また、本考案のランナ連結具5は、カーテ
ンやスクリーン等の幕体を吊設するのにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のランナ連結具を示す側面図。
【図2】ランナ連結具の分離状態を示す斜視図。
【図3】ランナ取付け前の状態を示す側面図。
【図4】ランナ取付け後の状態を示す側面図。
【図5】第2実施例のランナ連結具を示す側面図。
【図6】第3実施例のランナ連結具を示す側面図。
【図7】第1従来例の取付け方法を示す側面図。
【図8】第2従来例の取付け方法を示す側面図。
【符号の説明】
1…窓枠 2…ガイドレール 3…吊掛けランナ 3a…吊掛け環 4…すだれ 4a…長尺幕 5…ランナ連結具 6…固定部材 7…可動部材 13…吊掛け軸 14…係止軸 19…係止孔 21…コイルスプリング 22…ランナ連結具 23…固定部材 24…ピン挿入部 25…ピン係止部 27…抜止めピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレール上を走行移動する吊掛けラン
    ナの吊掛け環に幕体の上端側縁部を吊設するために用い
    られるランナ連結具であって、 上記幕体の上端側縁部に固定部材を固定し、該固定部材
    上に可動部材を前後摺動自在に取付け、 上記一方の部材側に吊掛けランナの吊掛け環に挿入され
    る係止凸部を形成し、他方の部材側に係止凸部と係合さ
    れる係止凹部を形成すると共に、 上記各部材の係止凸部と係止凹部とを吊掛けランナの吊
    掛け環が抜止めされる状態に係合する係合固定位置と、
    該各部材の係止凸部と係止凹部とを吊掛けランナの吊掛
    け環が抜取りされる間隔に分離する係合解除位置とに可
    動部材を前後摺動自在に設けたスライド式のランナ連結
    具。
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