JPH10266050A - 回転式編み機 - Google Patents

回転式編み機

Info

Publication number
JPH10266050A
JPH10266050A JP10017629A JP1762998A JPH10266050A JP H10266050 A JPH10266050 A JP H10266050A JP 10017629 A JP10017629 A JP 10017629A JP 1762998 A JP1762998 A JP 1762998A JP H10266050 A JPH10266050 A JP H10266050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strand
bobbin carrier
carrier assemblies
knitting machine
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10017629A
Other languages
English (en)
Inventor
Rudolf Haehnel
ルドルフ・ヒーネル
Xing Li
シン・リ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAGNATECH INTERNATL LP
Original Assignee
MAGNATECH INTERNATL LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAGNATECH INTERNATL LP filed Critical MAGNATECH INTERNATL LP
Publication of JPH10266050A publication Critical patent/JPH10266050A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04CBRAIDING OR MANUFACTURE OF LACE, INCLUDING BOBBIN-NET OR CARBONISED LACE; BRAIDING MACHINES; BRAID; LACE
    • D04C3/00Braiding or lacing machines
    • D04C3/40Braiding or lacing machines for making tubular braids by circulating strand supplies around braiding centre at equal distances
    • D04C3/42Braiding or lacing machines for making tubular braids by circulating strand supplies around braiding centre at equal distances with means for forming sheds by controlling guides for individual threads

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧ホースのようなワークピースの外側に繊
維ストランドからなる編んだ被覆を形成する編み機にお
いて、繊維ストランドにかかる張力を小さくすること。 【解決手段】 回転式編み機20は、中央軸35を有す
るフレーム30を具え、中央軸35の径方向外側に複数
の内側ボビンキャリアアセンブリー200と、中央軸3
5の径方向さらに外側に複数の外側ボビンキャリアアセ
ンブリー300を具えている。内側ボビンキャリアアセ
ンブリー200と外側ボビンキャリアアセンブリー30
0は、互いに逆方向に回転する。内側ボビンキャリアア
センブリー200は凹部によって間隔があけられてお
り、外側ボビンキャリアアセンブリー300からの外側
ストランドは、最も内側の位置と最も外側の位置の間を
トラバースして、凹部に出入りし、内側ストランドと上
下の関係で編まれるようになっている。内外ストランド
は、中央軸35にほぼ直角に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、強化
繊維等を編むための装置に関し、特に、繊維の連続した
ストランドを編み、例えば、油圧ホースのための編まれ
たカバーのような被覆構造を形成することができる回転
式編み機に関する。
【0002】
【従来技術】機械を通って引っ張られるコア部材に、編
まれた被覆を施すように、複数のストランドを編むため
の回転式編み機は、従来技術によってよく知られてい
る。例えば、米国特許5,247,184;5,220,859;5,186,09
2;5,158,530;5,146,836;4,788,898;4,719,838;4,2
75,638;4,266,461;4,535,675;4,535,674;4,535,67
3;4,535,672;4,529,147がある。
【0003】今日迄に開発されたどの編み機も、完全に
満足のいくものではない。特に、多くのこれらの従来の
機械は、それらを作動させて編むためには、ストランド
に比較的高い張力をかけなければならない。これは、加
硫されていないゴムホース等のような、比較的柔らかい
ワークピースの上に、編み物の被覆が施される場合に、
不利である。
【0004】例えば、デヤングによる米国特許第4,275,
638号には、機械フレームに軸方向に間隔を置いて配置
され、共通のフレーム軸に関して反対方向に回転にする
ようになっている複数の内側及び外側の周方向に間隔を
置いたボビンのセットからなる編み機が開示されてい
る。キャリアが、内側及び外側の両方のボビンのセット
を担持するために設けられている。外側キャリアも、周
方向に間隔を置いて、フレーム上に、外側ボビンと同じ
方向に回転可能なスロット板上に配置されている。作動
中、これらのキャリアは、交互に、板上のスロットに跨
がったり、これをクリアしたりするが、同時に、各外側
ボビンのアイレットが、前記板と外側ボビンと同じ方向
に回転する。これらのアイレットは、同期して前記スロ
ットに出入りし、外側ボビンからのストランドを、前記
プレートが回転するにつれて、隣り合う内側ボビンとの
関係で、最初はその間に、次はその下に、次に再びその
間において、担持する。前記アイレットは、前記支持フ
レーム上にある半円筒状のベアリング表面によって案内
され、前記フレームによって回転可能に支持されるノッ
チ付きギアによる交互の半円筒状の軌跡を通って動かさ
れる。アイレットによって案内される際、比較的高い張
力が各々のストランドにかかるということがしばしば起
きる。ストランドも、編み工程の間中、ホースに対し
て、比較的鋭角に維持される。
【0005】ブル等による米国特許第4,535,675号に
は、第1のテーブルの正面の周りに一組の正面スタンド
キャリアを回転させるようにした編み機が開示され、第
1のテーブルも、後方に、反対方向に回転する後方スタ
ンドキャリアを担持している。後方キャリアからのスト
ランドは、第1のテーブルにある弓形のスロットを通
る。第2のテーブルが、第1のテーブルの正面に配置さ
れ、これらのテーブルは互いに反対方向に回転するよう
になっている。一組の往復駆動要素が、第2のテーブル
の後方に配置されている。各駆動要素は、1つのアクチ
ュエータポストから横に延びる、2つの対称の分節駆動
アームを具えている。各駆動アームは、カムトラックに
従動し、シャトル駆動アクチュエーターブロックと係合
したり外れたりする分節的な動きのためにアクチュエー
タドッグを担持している。このようにして、各テーブル
スロットの内端部に位置する後方のキャリアストランド
は、編み動作をするように、正面ストランドキャリアと
駆動アセンブリーの間を通る。再び、この配置の結果、
ストランドは、ホースに関して比較的鋭角に配列され、
比較的高い張力が、各ストランドにかかることが注目さ
れるであろう。
【0006】結果として、編まれた覆い、すなわち、構
造物を形成するために、編み工程の間、個々のストラン
ドに比較的高い張力がかかることなく、繊維の連続した
ストランドを編むことができる回転式編み機の必要性
が、長期にわたり感じられていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来技術の前記の課題
は、本発明の回転式編み機によって解決された。本発明
の回転式編み機は、その周りに複数の繊維ストランドが
編まれる中央軸を有するフレームと、前記中央軸の径方
向外側に配置されるように前記フレームによって支持さ
れた複数の内側ボビンキャリアアセンブリーであって、
ここに、前記複数の内側ボビンキャリアアセンブリーの
各々は、(i)前記フレームに形成された凹部によって
離間され、且つ、(ii)前記複数の内側ボビンキャリ
アアセンブリーがストランド供給ボビンの第1の円形配
列を形成するように、ストランド供給ボビンを支持する
ようになっている内側ボビンキャリアアセンブリーと、
前記内側ボビンキャリアアセンブリーの各々は第1の繊
維ストランドの繰り出し手段と、前記中央軸に対して実
質的に直角に前記第1の繊維ストランドを位置付けるよ
うに前記第1のストランドを操作する手段とを具え、さ
らに、前記中央軸と前記第1の円形配列との径方向外側
に配置されるように前記フレームによって支持された複
数の外側ボビンキャリアアセンブリーであって、ここ
に、前記複数の外側ボビンキャリアアセンブリーの各々
は、前記複数の外側ボビンキャリアアセンブリーがスト
ランド供給ボビンの第2の円形配列を形成するように、
ストランド供給ボビンを支持するようになっている外側
ボビンキャリアアセンブリーを有し、さらに、前記外側
ボビンキャリアアセンブリーの各々は、第2の繊維スト
ランドの繰り出し手段と、前記第2の繊維ストランドが
同期して、(i)前記内側ボビンキャリアアセンブリー
の少なくとも1つが前記第2の繊維ストランドの上を通
過するように周方向に回転させられるとき前記凹部の対
応する1つにはいり込み、そして、(ii)前記内側ボ
ビンキャリアアセンブリーの少なくとも1つが前記第2
の繊維ストランドの下を通過するように周方向に回転さ
せられるとき前記凹部の対応する1つから出るような操
作手段を具え、ここに、前記第2の繊維ストランドは、
前記凹部に出入りする間、前記中央軸に関して実質的に
直角の位置を通るようになっており、そして、前記内側
と外側ボビンキャリアアセンブリーを互いに相対的に回
転させる手段を有してなる、回転式編み機である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、回転式編み機
20は、油圧ホースのような、或るワークピースの周囲
にストランドの補強編み体を形成するために、その周り
を複数のストランド供給ボビンが回転する中心軸35を
有するフレーム30を具えている。この点において、こ
の回転式編み機20は、イアヌッチ等に付与された米国
特許第4,034,642号、第4,034,643号、第4,372,191号、
第4,765,220号に開示された機械に似ており、前記特許
の開示内容は、ここで引用することによって一体化され
たものとする。前述の各特許において、イアヌッチ等
が、各ストランドが機械の中心軸に関して角度をなすよ
うに、すなわち、実質的に90°未満に、ストランド供
給ボビンが調整される回転式編み機とその部品を開示し
ていることが注目されるであろう。十分な編み体がもた
らされるけれども、これらの機械は、ストランド張力が
かなり大きいことを要求している。この回転式編み機2
0は、各ストランドがブレイドが形成される位置に実質
的に直角、或いは、図1、6、7で符号40で全体的に
示されている、いわゆる、編みポイント(braid poin
t)に実質的に直角である位置を通過するように作動さ
れるように、好適な位置にストランド供給ボビンを配置
している。編みポイント40は、内側ホースガイドブシ
ュ43と外側ホースガイドブシュ46の間に形成されて
いる。回転式編み機20は、意外にも、従来技術の機械
において必要とされるストランド張力よりもかなり小さ
い張力しか必要でないことが見出された。
【0009】回転式編み機20は、すべて、フレーム3
0に作動的に配置された、駆動アセンブリー50、回転
アセンブリー100、複数の内側ボビンキャリアアセン
ブリー200及び複数の外側ボビンキャリアアセンブリ
ー300からなる。
【0010】さらに具体的にいえば、駆動アセンブリー
50は、駆動モータ55と駆動シャフト60と速度コン
トロール変速機65からなる。駆動モータ55は、当業
界においてよく知られているタイプのあらゆる標準的な
工業用モータでよい。駆動モータ55は、回転式編み機
20に動力をもたらすため、駆動シャフト60に噛み合
い、回転させるようになっている。。後でさらに詳しく
開示されるように、速度コントロール変速機65は、回
転アセンブリー100の部分に動力をもたらすため、駆
動シャフト60に噛み合う。速度コントロール変速機6
5は、工業用機械の速度をコントロールするのによく知
られているタイプのものである。例えば、速度コントロ
ール変速機65は、減速ベルトとギアシステム、或い
は、ギア付き変速機等でよい。駆動モータ55と速度コ
ントロール変速機65は、本発明の範囲からはずれるこ
となしに回転式編み機20を駆動させるように1つのユ
ニットに結合されてもよいことが理解されるであろう。
【0011】図2を参照すると、速度コントロール変速
機65は、回転式編み機20の回転アセンブリー100
に接続されている。回転アセンブリー100は、ジャッ
キシャフト105とハブ115とギアアセンブリー12
0からなる。さらに具体的には、ジャッキシャフト10
5は、第1の端122と第2の端124を有する相対的
に細長い円筒状のシャフトからなる。第1の端122
は、速度コントロール変速機65に、例えば、従来の減
速ベルトや当業界においてよく知られているタイプのギ
アシステムを経て、作動的に接続される。ジャッキシャ
フト105の第2の端124は、後でさらに詳しく開示
されるように、ギアアセンブリー120に噛み合う。ハ
ブ110とターンテーブル115は、編み機20の中心
静止トラニオン130の周りに配置される、実質的に同
心のテーブルからなる。ハブ110は、内側ボビンキャ
リアアセンブリー200と外側ボビンキャリアアセンブ
リー300(図5)を支えるようになっている。ハブ1
10とターンテーブル115は、ギアアセンブリー12
0を経て、トラニオン130に対して同じ方向であるが
実質的に異なる角速度で回転するように編み機20に配
置されている。
【0012】ギアアセンブリー120は、複合ギア13
3とハブリングギア135とターンテーブルリングギア
137と静止ギア139と複数のピニオンギア141、
タイミングギア147と複数のピニオンギア149から
なる。複合ギア133は、相対的に小さい直径の第1ギ
ア143を含み、相対的に大きいギア145と一体に同
軸関係になっている。ジャッキシャフト105の第2の
端124は、複合ギアに回転力を伝えることができるよ
うに、複合ギア133の中心に連結されている。ハブリ
ングギア135とターンテーブルリング137は、それ
ぞれ、且つ、編み機20の中心軸35に同軸の関係で、
ハブ110とターンテーブル115のエッジ部上に静止
して配置されている。複合ギア133は、複合ギア14
5の第1ギア143と第2ギア145が、各々ハブリン
グギア135とターンテーブルリングギア137と噛み
合うように、ハブ110とターンテーブル115のエッ
ジ部に隣り合うように配置されている。
【0013】静止ギア139は、ターンテーブル115
の内側に配置されている。複数のピニオンギア141
は、後でさらに詳しく開示されるように、静止ギア13
9と噛み合い、そしてそれによって動力を外側ボビンキ
ャリアアセンブリー300にもたらすように、中心軸3
5の周りでターンテーブル115上にそれぞれ軌道を描
くように配置される。タイミングギア147は、第2の
複数のピニオンギア149と噛み合うように、ハブ11
0の対応する部分に固定される。ピニオンギア149
は、後でさらに詳しく開示されるように、内側ボビンキ
ャリアアセンブリー200に動力をもたらすように、内
側ボビンキャリアアセンブリー200の内側にそれぞれ
配置される。
【0014】図1から4を参照すると、内側ボビンキャ
リアアセンブリー200は、フレーム30の中心軸35
の周りに周方向に配置されている。各内側ボビンキャリ
アアセンブリー200は、駆動ハブ205に回転できる
ように固定され、サポートシュー210とサポートシュ
ーピニオンギア215とキャリアサポートラック220
とローラー225と内側張力付与とコントロールのアセ
ンブリー230と内側ボビン235からなる。本発明の
1つの実施形態においては、12個の内側ボビンキャリ
アアセンブリーが、駆動ハブ205(図4)に形成され
たスロット、すなわち、凹部によって各々分けられた1
2個のアセンブリーを形成するように、フレーム30の
周りに、環状に配置されている。6、8、12、18、
24、或いは、それ以上の、そのような内側ボビンキャ
リアアセンブリーが、回転式編み機20で製造されるべ
き編み製品の特定の要求があれば、フレーム30上に置
かれてもよい。駆動ハブ205は、円周状に間隔をあけ
られて、中心軸35の周りに配置され、内側ボビンキャ
リアアセンブリー200を支持するようになっている。
駆動ハブ205は、図2に示されているような、クラン
プリング239とボルト241の組合せのような、当業
界でよく知られている締結手段で、ハブ110に固定さ
れる。
【0015】各内側ボビンキャリアアセンブリー200
は、駆動シャフト151(図3)を経て、複数のピニオ
ンギア149とのタイミングギア147の噛み合いによ
って動かされる。各駆動シャフト151は、駆動ハブ2
05を通して、各ピニオンギア149の中心から外側に
突き出ている。2つのサポートシュー210(図3と
4)は、各内側ボビンキャリアアセンブリー200の外
側において互いに向かい合い、間隔をあけられた平行の
関係で配置されている。サポートシュー210は、好適
には、各駆動シャフト151の端部を受けるようになっ
ている1組の穴を具えた、実質的に同じセグメント形の
1組の板からなる。少なくとも1組のサポートシューピ
ニオンギア215が、駆動シャフト151の端部に固定
された各1組のサポートシューピニオンギア215とと
もに、各向かい合う1組のサポートシュー210の間に
挟まれている。サポートシュー210は、各サポートシ
ューピニオンギア215のギアの歯のかなりの部分が各
サポートシュー210の上端(図4)の上に突き出るよ
うな大きさと形になっている。
【0016】キャリアラック220は、相対的に細長い
板からなり、外面に窪んだ溝222を有し、さらに、内
面から突き出ている複数の歯223と、外側のエッジ部
に向かって開いている1組の穴224を有している(図
3と4)。窪んだ溝222は、キャリアラック220に
延びる、2つの、中心に配置された鋭角のついた表面に
よって形成される。歯223は、サポートシューピニオ
ンギア215と噛み合うことができるような大きさと形
になっている。穴224は、キャリアラック220の外
側の端部221から張力付与とコントロールの両方のシ
ステム230及び内側ボビン235を支えるように、従
来のボルト228のような、締め具を受け入れるような
大きさと形になっている(図2と3参照)。各ローラー
225は、窪んだ溝222を形成するキャリアラック2
20の表面と回転しながら噛み合う位置に取付けられる
ように、ローラーシャフト227を経て、駆動ハブ20
5に回転するように取り付けられている。ローラー22
5は、窪んだ溝222を形成するキャリアラック220
の表面と合うように形づくられ、鋭角のついた側面から
なるとよい。この構造は、ローラー225と窪んだ溝2
22の間に得られる向上した心合わせのため、フレーム
30の周りを回転する際、内側ボビンキャリアアセンブ
リー200の運転を改善するために重要なものであるこ
とが分かっている。勿論、所望であれば、キャリアラッ
ク220と張力付与とコントロールのアセンブリー23
0は、本発明の範囲をはずれないで、1つの構成部分と
して形成されてもよい。ローラー225は、好適には、
図4において見られるように、グループを作って集まっ
ている。凹部237は、ローラー225の各隣り合うグ
ループの間に形成されているとよい。凹部237は、後
でさらに詳しく開示されるように、外側ボビンキャリア
アセンブリー300からのストランドを容易に受け入れ
るような大きさと形になっている。
【0017】本発明の1つの好適実施形態において、ス
トランドの張力付与とコントロールのアセンブリー23
0は、ストランドが内側ボビン235を離れる際、スト
ランドを案内し適切にコントロールするようになってい
る、従来のプーリとラチェットのシステムからなる。そ
のようなプーリとラチェットのシステムは、当業界にお
いてよく知られている。限定のためではなく例示とし
て、1つのそのようなシステムは、既に引用することに
よって一体化したものとされた米国特許第4,765,220号
に開示されている。内側ボビン235は、シャフト24
0の長手方向軸の周りを回転できるように、シャフト2
40上に取付けられている。フレーム30の中心軸35
に対し実質的に垂直になるように配置された長手方向軸
を有するように、シャフト240が各内側ボビンキャリ
アアセンブリー200に配置されていると都合がよい
(図1、6、7参照)。この配置は、編みポイント40
の半径方向外側にそれぞれが配置されるようにするため
に、フレーム30の上に内側ボビンキャリアアセンブリ
ー200が前方に位置することを部分的に許容すること
になる。
【0018】次に、図1と5から7を参照すると、複数
の外側ボビンキャリアアセンブリー300が、中心軸3
5と内側ボビンキャリアアセンブリー200の周りに周
方向にフレーム30上に配置されている。1つの好適実
施形態において、12個の外側ボビンキャリアアセンブ
リー300が、環状に、フレーム30の周りに周方向に
配置される。6、8、12、18、24、又は、それ以
上の外側ボビンキャリアアセンブリー300をフレーム
30に配置してもよい。各外側ボビンキャリアアセンブ
リー300は、偏心クランク305と第1の(長い)接
続アーム310とベルクランク315と第2の(短い)
接続アーム320とレバーアーム325とアクチュエー
ターアーム330、及び張力付与とコントロールのアセ
ンブリー335、そして、外側ボビン340からなる。
【0019】さらに具体的に、図5を参照すると、各偏
心クランク305は、シャフト307を経て、ターンテ
ーブル115に回転できるように配置されたピニオンギ
ア141に回転するように取付けられている。各第1接
続アーム310は、基端311と末端312を有する細
長いシャフトからなる。基端311は、ピボットシャフ
ト313を経て、偏心クランク305の側部に旋回可能
に取付られ、末端312は、ベルクランク315に旋回
可能に取付けられる。各ベルクランク315は、ベルク
ランク315を通る穴に対して偏心した関係で配置され
た1組のローブ317と318を有する。第1接続アー
ム310の末端312は、ローブ317に旋回可能に接
続される。各ベルクランク315は、ベルクランク31
5の穴を通るように配置された固定軸のピボットシャフ
ト321によって、各外側ボビンキャリアアセンブリー
300の構造部分に旋回可能に接続されている(図5の
301に全体的に示されている)。
【0020】第2接続アーム320も同じく、基端32
2と末端324を有する細長いシャフトからなるが、第
1接続アーム310より相対的に短い。各第2接続アー
ム320は、基端322のベルクランク315のローブ
318に、そして、末端324のレバーアーム325
に、その間にリンク機構を形成するように、旋回可能に
取付けられる。レバーアーム325は、固定軸のピボッ
トシャフト323によって各外側ボビンキャリアアセン
ブリー300の構造部分301に旋回可能に取付けられ
る。レバーアーム325の末端は、アクチュエーターア
ーム330の部分に旋回可能に取付けられる。アクチュ
エーターアーム330は、好適には、基部分334と末
部分332からなる。基部分334は、レバーアーム3
25の基部分に旋回可能に取付けられ、アクチュエータ
ーアーム330の末部分332の端に固定される。末部
分337は、外側ボビン340からのストランドを案内
しコントロールするようになっているセラミックのアイ
レット338を含む。
【0021】ストランド張力付与とコントロールのアセ
ンブリー335は、アクチュエーターアーム330の外
側の端に作動的に噛み合っている。外側の張力付与とコ
ントロールのアセンブリー335が、既に述べたよう
に、アクチュエーターアーム330によって作動される
際、ストランドを案内し適切にコントロールするように
なっている従来のプーリとラチェットのシステムからな
ってもよいことは理解されるであろう。各外側ボビン3
40は、接続アーム310とベルクランク315の基端
に隣り合って配置され、張力付与とコントロールのアセ
ンブリー335にストランドを繰り出すようになってい
る。外側ボビン340は、シャフト345の長手方向軸
の周りを回転するようにシャフト345の上に取付けら
れる。シャフト345は、好適には、その長手方向軸を
フレーム30の中心軸35に実質的に平行に、各外側ボ
ビンキャリアアセンブリー300上に配置される。
【0022】回転式編み機20は、既に引用した米国特
許第4,034,642号と第4,034,643号において開示された機
械と似た方法で作動される。さらに具体的には、各外側
ボビン340(外側ストランド)からのストランドは、
アクチュエーターアーム330の基端にあるアイレット
338を通り、それぞれの外側張力付与とコントロール
のアセンブリー335を通って、機械20の編みポイン
ト40に対して、径方向内側に、引っ張られる。同様
に、各内側ボビン235からのストランド(内側ストラ
ンド)は、内側張力付与とコントロールアセンブリー2
30を通って、従来の方法でブレイドを形成するよう
に、すべてのストランドが編み合わされる機械20の編
みポイント40に対して、径方向内側に引っ張られる。
本発明の範囲内において、ストランドの数の多い少ない
は調節してもよいが、典型的には、少なくとも、8つの
内側ストランドと8つの外側ストランド(それらは一体
化されたものでも、或いは、多フィラメントのストラン
ドでもよい。)で構成される。本発明において、内側ス
トランドは、内側のホースガイド43と外側のホースガ
イド46の間に、機械20の編みポイント40に実質的
に垂直の関係で、径方向内側に突き出るように配置され
る。例えば、各内側ストランドは、約65から約100
度の範囲で中心軸35に対して内角を形成する。編みポ
イント40に実質的に垂直である内側ストランドの位置
は、図1、3、6と7に示されるように、キャリアラッ
ク220の外側のエッジ部221にある内側張力付与と
コントロールアセンブリー230、及びボビン235の
位置によってもたらされるもので、好適である。
【0023】次に、ジャッキシャフト105が回転する
と(駆動モータ55と速度コントロール変速機65を経
て)、複合ギア133は、ハブ110とターンテーブル
115のエッジ部に隣り合って配置されているハブリン
グギア135とターンテーブル137の両方に噛み合
う。このようにして、第1ギア143と第2ギア145
は、それぞれ、ハブリングギア135とターンテーブル
137の両方に噛み合う。結果として、ジャッキシャフ
ト105が回転すると、ハブリングギア135とターン
テーブル137の両方に回転力が伝えられる。ハブリン
グギア135とターンテーブル137はハブ110とタ
ーンテーブル115を同じ方向に回転させるが、第1ギ
ア143と第2ギア145の直径の差のために、ハブ1
10とターンテーブル115は、違う速度で回転するこ
とが理解されるであろう。後でさらに詳しく開示される
ように、ハブ110とターンテーブル115の速度の差
は、外側ボビンキャリアアセンブリー300からのスト
ランドの往復運動の同期タイミングをもたらすものであ
る。
【0024】静止ギア139は、フレーム30の部分に
固定されており(図2と5)、複数のピニオンギア14
1のそれぞれに噛み合う。このようにして、ターンテー
ブル115が回転すると、静止ギア139は、シャフト
307を経て、対応する偏心クランク305を回転させ
るように、各ピニオンギア141に回転力を伝える。さ
らに具体的には、各偏心クランク305の各1回転につ
いて、各シャフト307とピニオンギア141によっ
て、各第1接続アーム310は、後退と前進の往復運動
をさせられる。各ベルクランク315は、各第2接続ア
ーム320とレバーアーム325によって構成されたリ
ンク機構を通って、各アクチュエーターアーム330
に、この往復運動を伝える。この構造により、各偏心ク
ランク305の各1回転は、最も内側の部分(図6と7
の350で示された)から最も外側の部分(図6と7の
375で示された)に、各アクチュエーターアーム33
0を動かす。これが生じると、各外側ストランドは、最
も外側の部分375と最も内側の部分350の間に形成
された角度的距離をタイミングよくトラバースすること
になる。本発明の1つの実施形態において、各外側スト
ランドは、ストランドが中心軸35に対して実質的に垂
直の位置を通るような、約20から約60度の範囲で、
(最も外側の部分375と最も内側の部分350の間に
形成された)狭角をトラバースする。また、各外側スト
ランドが最も内側の部分350にあると、その全長の一
部がハブ205の凹部(スロット)237の1つの中に
存することが理解されるはずである。好適には、本発明
の場合、各ストランドがこの角度的距離をトラバースす
るとき、編みポイント40に実質的に垂直にストランド
が配置される位置を通る。この構造により、ストランド
の張力は、実質的に最小に維持される。
【0025】各アクチュエーターアーム330は、内側
と外側のストランドの必要な編み運動をもたらすよう
に、その他のアクチュエーターアームと各内側ボビンキ
ャリアアセンブリー200の回転と同期して、最も内側
の部分350と最も外側の部分375の間をトラバース
する。このことは、部分的には、ハブ110とターンテ
ーブル115の間の速度の差によって、可能になってい
る。また、各アクチュエーターアーム330の往復運動
の速度と回転のタイミングが、当業界でよく知られてい
る適当な方法によって規定される属性である、ピニオン
ギア141、静止ギア139、及び外側ボビンキャリア
アセンブリー300のリンク機構の物理的特性の関数で
あることが理解されるであろう。
【0026】似た方法で、タイミングギア147(図
2)が、ハブ110に固定されており、複数のピニオン
ギア149に噛み合っている。このようにして、ハブ1
10が回転すると、タイミングギア147が各ピニオン
ギア149に回転力を伝える。結果として、回転力は、
各シャフト151を経て、各サポートシューピニオンギ
ア215に伝えられ、それによって、機械20の中心軸
35の周りにキャリアラック220と内側ボビン235
を回転させる。ハブ110のタイミングギア147の配
置によって、ピニオンギア149が、中心軸35に関し
て、ターンテーブル115とは反対の方向に回転させら
れることが分かるであろう。このような構成の結果、内
側ボビンキャリアアセンブリー200は、外側ボビンキ
ャリアアセンブリー300の回転方向と反対の方向に、
しかし、それと同期して回転し、かくして、アクチュエ
ーターアーム330の往復運動の結果、凹部(スロッ
ト)237に出入りする外側ストランドのトラバース運
動を可能にしている。このようにして、個々の外側スト
ランドは、サポートシューピニオンギア215によって
各キャリアラック220による推進とローラー225の
案内により、当該ストランドの上を、1つ又はそれ以上
の内側ボビンキャリアアセンブリー200が通過するた
め必要な時間、特定の凹部237の中にある。同様に、
個々の外側ストランドは、編む作業のために、当該スト
ランドの下を、1つ又はそれ以上の内側ボビンキャリア
アセンブリー200が通過するために必要な時間、内側
ボビンキャリアアセンブリー200の上に、配置され
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の構成の回転式編み機によって、
従来技術の問題が解決された。すなわち、本発明の回転
式編み機は、編まれた被覆、すなわち、構造物を形成す
るために、金属、無機物質、又は有機物質からなる繊維
の連続したストランドを編むことができ、各ストランド
に高い張力がかかることなく、製品に最良の編み角度を
もたらすことができる。
【0028】また、本発明の回転式編み機によれば、機
械の編みポイントにおいて、進行するワークピースの長
手軸に関して、実質的に直角の関係で、ボビンからのス
トランドを径方向に向けて方向付けることができるよう
に、機械のフレーム上に複数の内側ストランドを担持す
るボビンを位置付ける機械が提供される。
【0029】そして、本発明の回転式編み機によれば、
複数の内側ストランド担持ボビンの外側に同心に複数の
外側ストランド担持ボビンが配置され、外側ボビンから
のストランドは、内側ボビンが回転する際、外側ストラ
ンドが凹部に出入りして、機械の中央軸に対して実質的
に直角な位置を通過する。
【0030】なお、本発明は、図示された具体的な例に
限定されるものではなく、特許請求の範囲において、改
変されたものや、同等のものが含まれることが理解され
るべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の編み機の立面図であって、編みポイ
ントに関して、ストランド供給ボビンとストランドとの
相対的位置関係と方向関係とを示す図。
【図2】 本発明によって構成される回転アセンブリー
の断面図。
【図3】 本発明によって構成される内側ボビンキャリ
アアセンブリーの断面図。
【図4】 内側ボビンキャリアアセンブリーの一部分を
示す破断正面図で、一部を想像線で示した図。
【図5】 本発明によって構成される外側ボビンキャリ
アアセンブリーの一部を断面で示した破断側面図。
【図6】 機械の回転サイクル中における内側と外側ボ
ビンキャリアアセンブリーの位置を示す、図1と同様の
回転式編み機の側面図。
【図7】 図6と同様の図で、機械の回転サイクルの次
の段階での内側と外側ボビンキャリアアセンブリーの位
置を示す側面図。
【符号の説明】
20 回転式編み機 30 フレーム 35 中央軸 37 凹部 40 編みポイント 50 駆動アセンブリー 60 駆動シャフト 100 回転アセンブリー 200 内側ボビンキャリアアセンブリー 300 外側ボビンキャリアアセンブリー
フロントページの続き (72)発明者 シン・リ アメリカ合衆国ニュー・ジャージー州 08648、ローレンスビル、アンソニー・レ イン 31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式編み機であって、 その周りに複数の繊維ストランドが編まれる中央軸を有
    するフレームと、 前記中央軸の径方向外側に配置されるように前記フレー
    ムによって支持された複数の内側ボビンキャリアアセン
    ブリーであって、ここに、前記複数の内側ボビンキャリ
    アアセンブリーの各々は、(i)前記フレームに形成さ
    れた凹部によって離間され、且つ、(ii)前記複数の
    内側ボビンキャリアアセンブリーがストランド供給ボビ
    ンの第1の円形配列を形成するように、ストランド供給
    ボビンを支持するようになっている内側ボビンキャリア
    アセンブリーと、 前記内側ボビンキャリアアセンブリーの各々は第1の繊
    維ストランドの繰り出し手段と、前記中央軸に対して実
    質的に直角に前記第1の繊維ストランドを位置付けるよ
    うに前記第1のストランドを操作する手段とを具え、さ
    らに、 前記中央軸と前記第1の円形配列との径方向外側に配置
    されるように前記フレームによって支持された複数の外
    側ボビンキャリアアセンブリーであって、ここに、前記
    複数の外側ボビンキャリアアセンブリーの各々は、前記
    複数の外側ボビンキャリアアセンブリーがストランド供
    給ボビンの第2の円形配列を形成するように、ストラン
    ド供給ボビンを支持するようになっている外側ボビンキ
    ャリアアセンブリーとを有し、さらに、 前記外側ボビンキャリアアセンブリーの各々は、第2の
    繊維ストランドの繰り出し手段と、前記第2の繊維スト
    ランドが同期して、(i)前記内側ボビンキャリアアセ
    ンブリーの少なくとも1つが前記第2の繊維ストランド
    の上を通過するように周方向に回転させられるとき前記
    凹部の対応する1つにはいり込み、そして、(ii)前
    記内側ボビンキャリアアセンブリーの少なくとも1つが
    前記第2の繊維ストランドの下を通過するように周方向
    に回転させられるとき前記凹部の対応する1つから出る
    ような操作手段を具え、ここに、前記第2の繊維ストラ
    ンドは、前記凹部に出入りする間、前記中央軸に関して
    実質的に直角の位置を通るようになっており、そして、 前記内側と外側ボビンキャリアアセンブリーを互いに相
    対的に回転させる手段を有してなる、 回転式編み機。
  2. 【請求項2】 前記第1の繊維ストランドを繰り出す手
    段が該ストランドに約1ポンドの最低張力を維持するよ
    うな張力付与・コントロールアセンブリーを有してい
    る、請求項1の回転式編み機。
  3. 【請求項3】 前記第1のストランドを操作する手段が
    前記フレームに回転可能に取付けられたキャリアラック
    とピニオンギアアセンブリーからなり、(i)プーリと
    ラチェットアセンブリー、及び前記内側ボビンキャリア
    アセンブリーを前記キャリアラックの部分に支持して、
    前記ストランドを前記中央軸に対して前記ストランドを
    実質的に直角に位置させるようになっており、(ii)
    前記外側ボビンキャリアアセンブリーの回転方向と逆の
    方向に前記プーリとラチェットアセンブリー、及び前記
    内側ボビンキャリアアセンブリーを回転させるようにな
    っている、請求項2の回転式編み機。
  4. 【請求項4】 前記第2の繊維ストランドを繰り出す手
    段が該ストランドに約1ポンドの最低張力を維持するよ
    うな張力付与・コントロールアセンブリーを有してい
    る、請求項1の回転式編み機。
  5. 【請求項5】 前記第2のストランドを操作する手段が
    アクチュエータアームと協動するように配置された張力
    付与・コントロールアセンブリーからなり、該張力付与
    ・コントロールアセンブリーとアクチュエータアームが
    前記第2のストランドに滑り係合してこれを案内するよ
    うになっている末端を有し、ここに、前記アクチュエー
    タアームが、その末端を往復動させるように回転させる
    べく、前記手段に連結されたギア手段によって作動され
    る同期作動リンク機構に作動的に連結されており、ここ
    に、前記第2のストランドは前記編みポイントに関し
    て、最も外側の位置と最も内側の位置の間の角度的距離
    をトラバースするようになっている、請求項4の回転式
    編み機。
  6. 【請求項6】 前記角度的距離が前記中央軸に関して約
    20〜60°の範囲の狭角をなす、請求項5の回転式編
    み機。
  7. 【請求項7】 前記内側ボビンキャリアアセンブリーが
    前記中央軸の径方向外側に前記内側ボビンキャリアアセ
    ンブリーの各々を位置せしめるように前記フレームに関
    して前方向に位置させられている、請求項1の回転式編
    み機。
  8. 【請求項8】 ワークピースに連続した繊維のストラン
    ドによって編まれた被覆を形成するための回転式編み機
    であって、 その周りに複数の繊維ストランドが編まれる中央軸を有
    するフレームと、 前記中央軸の径方向外側に配置されるように前記フレー
    ムによって支持された複数の内側ボビンキャリアアセン
    ブリーであって、ここに、前記複数の内側ボビンキャリ
    アアセンブリーの各々は、(i)前記フレームに形成さ
    れた凹部によって離間され、且つ、(ii)前記複数の
    内側ボビンキャリアアセンブリーがストランド供給ボビ
    ンの第1の円形配列を形成するように、ストランド供給
    ボビンを支持するようになっていて、 前記内側ボビンキャリアアセンブリーの各々は第1の繊
    維ストランドを繰り出して、前記ストランドを前記中央
    軸に対して実質的に直角に位置付けるように前記第1の
    ストランドを操作する内側の張力付与・コントロールア
    センブリーを具え、さらに、 前記中央軸と前記第1の円形配列との径方向外側に配置
    されるように前記フレームによって支持された複数の外
    側ボビンキャリアアセンブリーであって、ここに、前記
    複数の外側ボビンキャリアアセンブリーの各々は、前記
    複数の外側ボビンキャリアアセンブリーがストランド供
    給ボビンの第2の円形配列を形成するように、ストラン
    ド供給ボビンを支持するようになっていて、さらに、 前記外側ボビンキャリアアセンブリーの各々は、前記ボ
    ビンから第2の繊維ストランドを繰り出して、前記第2
    の繊維ストランドを操作し、前記第2の繊維ストランド
    が同期して、(i)前記内側ボビンキャリアアセンブリ
    ーの少なくとも1つが前記第2の繊維ストランドの上を
    通過するように周方向に回転させられるとき前記凹部の
    対応する1つにはいり込み、そして、(ii)前記内側
    ボビンキャリアアセンブリーの少なくとも1つが前記第
    2の繊維ストランドの下を通過するように周方向に回転
    させられるとき前記凹部の対応する1つから出るような
    外側の張力付与・コントロールアセンブリーを具え、 ここに、前記第2の繊維ストランドは、前記凹部に出入
    りする間、前記中央軸に関して実質的に直角の位置を通
    るようになっており、そして、 前記内側と外側ボビンキャリアアセンブリーを互いに相
    対的に回転させる手段を有してなる、 回転式編み機。
JP10017629A 1997-01-14 1998-01-14 回転式編み機 Withdrawn JPH10266050A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/782,661 1997-01-14
US08/782,661 US5775195A (en) 1997-01-14 1997-01-14 Rotary braider machine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10266050A true JPH10266050A (ja) 1998-10-06

Family

ID=25126777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10017629A Withdrawn JPH10266050A (ja) 1997-01-14 1998-01-14 回転式編み機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5775195A (ja)
JP (1) JPH10266050A (ja)
DE (1) DE19800507A1 (ja)
GB (1) GB2321065B (ja)
IT (1) IT1298843B1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR912M (ja) * 1960-10-12 1961-11-06
US20050136203A1 (en) 2003-12-17 2005-06-23 The Goodyear Tire & Rubber Company Hose assembly having varied reinforcing layers
US8153218B2 (en) * 2003-12-17 2012-04-10 Veyance Technologies, Inc. Hose assembly having varied reinforcing layers
US7077167B2 (en) * 2004-06-14 2006-07-18 Massachusetts Institute Of Technology Bias weaving machine
US7748412B2 (en) * 2008-08-05 2010-07-06 Veyance Technologies Inc. Hose having a single reinforcing layer
US9126290B2 (en) * 2009-06-24 2015-09-08 David Buttress Method for joining solar receiver tubes
US8841573B2 (en) * 2009-08-30 2014-09-23 David Buttress Apparatus for field welding solar receiver tubes
DE102012223127A1 (de) 2012-12-13 2014-06-18 Sgl Kümpers Gmbh & Co. Kg Radialflechtmaschine
CN111561550B (zh) * 2020-05-18 2022-05-10 江阴博烽金属制品有限公司 用于织网机的单电机驱动型联动系统

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB143019A (en) * 1919-05-05 1920-05-20 Boston Machinery Company Improvements in or relating to braiding machines
US1457474A (en) * 1921-01-31 1923-06-05 Tober Carl Braiding machine
GB228719A (en) * 1924-02-26 1925-02-12 Otto Arthur Frederickson Improvements in or relating to braiding machine yarn carriers
GB227011A (en) * 1924-02-26 1925-01-08 Daniel Hayes Murphy Improvements in or relating to braiding machines
GB254932A (en) * 1925-10-20 1926-07-15 American Wiremold Company Improvements in or relating to braiding machines
GB254933A (en) * 1925-10-20 1926-07-15 American Wiremold Company Improvements in or relating to braiding machines
GB259042A (en) * 1925-10-20 1926-10-07 American Wiremold Company Improvements in or relating to braiding machines
US1615587A (en) * 1926-02-20 1927-01-25 Watson Stillman Co Braiding machine
US1725450A (en) * 1928-02-23 1929-08-20 Wiremold Co Braiding machine
US4034642A (en) * 1976-09-27 1977-07-12 Rockwell International Corporation Braiding machine
US4266461A (en) * 1979-07-05 1981-05-12 Karg Corporation Tandem braiding system and components thereof
US4275638A (en) * 1980-03-10 1981-06-30 Deyoung Simon A Braiding machine
US4372191A (en) * 1982-03-12 1983-02-08 Rockwell International Corp. Rotary braiding machine
US4529147A (en) * 1984-09-07 1985-07-16 James F. Karg Carrier for a strand supply bobbin
US4535675A (en) * 1984-11-20 1985-08-20 James F. Karg Apparatus for rotating a set of carriers for a strand supply bobbin relative to moving strands from a set of contra-rotating carriers for a strand supply bobbin
US4535672A (en) * 1984-11-20 1985-08-20 James F. Karg Apparatus for mounting components for rotation of carriers for strand supply bobbins and for timing strand movement relative to rotation
US4535674A (en) * 1984-11-20 1985-08-20 James F. Karg Apparatus for control of moving strands from rotating strand supply bobbins
US4535673A (en) * 1984-11-20 1985-08-20 James F. Karg Apparatus for rotation of carriers for a strand supply bobbin
US4719838A (en) * 1987-03-02 1988-01-19 Deyoung Simon A Strand carrier for a braiding machine
US4765220A (en) * 1987-09-25 1988-08-23 Rockwell International Corporation Strand supply carrier and tensioning mechanism
US4788898A (en) * 1987-12-18 1988-12-06 Karg Corporation Control for a bobbin carrier
GB9002741D0 (en) * 1990-02-07 1990-04-04 Karg Limited Braiding machine
US5186092A (en) * 1990-08-06 1993-02-16 Deyoung Simon A Strand carrier for a braiding machine
US5220859A (en) * 1990-08-06 1993-06-22 Deyoung Simon A Strand carrier for a braiding machine
US5146836A (en) * 1990-08-06 1992-09-15 Deyoung Simon A Strand carrier for a braiding machine
US5158530A (en) * 1991-12-09 1992-10-27 Wardwell Braiding Machine Company Orthopedic casting method
US5247184A (en) * 1992-04-03 1993-09-21 Wardwell Braiding Machine Company Photoelectric bobbin sensor with retroreflective filament presence detection

Also Published As

Publication number Publication date
ITRM980013A1 (it) 1999-07-12
GB2321065A (en) 1998-07-15
GB9727502D0 (en) 1998-02-25
IT1298843B1 (it) 2000-02-07
US5775195A (en) 1998-07-07
DE19800507A1 (de) 1998-07-16
GB2321065B (en) 2001-01-03
ITRM980013A0 (it) 1998-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950004161B1 (ko) 개선된 제직방법
EP3215662B1 (en) Rotary braiding machine
US6679152B1 (en) Forming ring with adjustable diameter for braid production and method of braid production
US3521466A (en) Circular knitting machine
US4729278A (en) Vertical rotary braider
GB2208878A (en) Method of and apparatus for applying elastic band onto a moving web
JPH10266050A (ja) 回転式編み機
US3783736A (en) Braiding machine
US5271436A (en) Machine and method for producing reinforcing cages for concrete pipes
KR20110073260A (ko) 컨베이어와 수직 슈트로 섬유시트를 공급받는 원형 니들링 기계
US4535674A (en) Apparatus for control of moving strands from rotating strand supply bobbins
CA1061145A (en) Bobbin drive mechanism for a rotary braider
US4620473A (en) Mechanism for timing strand movement relative to rotation of spool holders or carriers for strand supply spools or bobbins
US5590448A (en) Arrangement for producing short warps with orbiting thread laying device
JP3879010B2 (ja) 丸打ち組み機
JPH0253945A (ja) 繊維ストランドを編み合わせることによって物品を製造するための装置及び方法
US6969438B2 (en) High-speed cutting device and method for cutting a tire reinforcement
KR100450066B1 (ko) 원형자수기
EP0623696B1 (en) Yarn feeding system for high speed knitter
JPH02104305A (ja) 頭髪編み機
US4535675A (en) Apparatus for rotating a set of carriers for a strand supply bobbin relative to moving strands from a set of contra-rotating carriers for a strand supply bobbin
TW200526829A (en) Direct winding type sample warper
US3711932A (en) Apparatus and method for laying cross filaments and the like
EP1021606B1 (en) Teaseling machine comprising a system for adjusting the path of the fabric that is being processed
GB2026046A (en) Improved rotary braiding machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050114

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20050913

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051004