JPH10264166A - Vベルト用環状金型の組立装置とその方法 - Google Patents

Vベルト用環状金型の組立装置とその方法

Info

Publication number
JPH10264166A
JPH10264166A JP9488497A JP9488497A JPH10264166A JP H10264166 A JPH10264166 A JP H10264166A JP 9488497 A JP9488497 A JP 9488497A JP 9488497 A JP9488497 A JP 9488497A JP H10264166 A JPH10264166 A JP H10264166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular mold
mold
belt
annular
lifter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9488497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3243199B2 (ja
Inventor
Yasumasa Yamada
恭正 山田
Tetsuji Mori
哲司 森
Kazunori Iwamoto
和典 岩元
Matsuo Ihara
松男 井原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP9488497A priority Critical patent/JP3243199B2/ja
Publication of JPH10264166A publication Critical patent/JPH10264166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3243199B2 publication Critical patent/JP3243199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状金型をVベルトが取り出せるようにセッ
トし、次の工程へ連続的に移行して自動的に環状金型を
順次積む重ねることができるVベルト用環状金型の組立
装置とその方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 (1)環状金型を水平状態へセットして
Vベルトを取り出した後、次ぎの工程へ搬送する型設定
搬送手段6と、(2)離型剤を環状金型に塗布し、これ
を搬送する離型剤塗布装置7と、(3)環状金型を搬送
するとともに自らが前後進する自走式搬送手段8と、
(4)環状金型を設置する上下動自在なリフター9とを
備えているVベルト用環状金型の組立装置100であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVベルト用環状金型
の組立装置とその方法に係り、詳しくはVベルトを装着
した環状金型(リングモールド)を水平に設置してVベ
ルトを取り出し、そして環状金型に離型剤を塗布する工
程、環状金型をリフター上に設置する一連の工程を連続
して行うことができるVベルト用環状金型の組立装置と
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Vベルトを加硫する工程では、手作業に
より下蓋の上に未加硫のVベルトを装着した環状金型を
複数個積み重ね、上蓋を設置した後、ボルトにより環状
金型群を組み立て、これを加硫缶に入れて加硫してい
た。そして、加硫後は、作業者により環状金型を固定し
ているボルトを抜いた後、上蓋をホイストにより外し、
その後手作業により連続してVベルトと環状金型を交互
に取り出していた。しかし、重量物である環状金型を数
十枚連続して分解作業するため、作業者には腰痛発生の
原因になり、また単位時間当たりの生産性が一日の間で
大きく変動する要因になるなどの問題があった。
【0003】このため、従来から環状金型の分解と組立
てを自動化する装置の改良がなされてきた。例えば、特
公平5−11010号公報には、複数の環状金型内の上
方位置に位置する加硫済Vベルトを未加硫Vベルトと交
換し、次に下方位置に向かって加硫済Vベルトを未加硫
Vベルトの交換を繰り返すように、自動的に環状金型を
順次分解および組み立てる装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の装置
では、上下動する金型を組立爪あるいは分離爪により自
動的に分解あるいは組立するすることができるが、しか
しながらVベルトを取り出せるようにセットする工程、
離型剤を塗布する工程、あるいは金型を積み重ねる工程
等の一連の工程について配慮されていない。
【0005】本発明は、このような問題点を改善するも
のであり、環状金型をVベルトが取り出せるようにセッ
トし、次の工程へ連続的に移行して自動的に環状金型を
順次積む重ねることができるVベルト用環状金型の組立
装置とその方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載の発明は、環状金型からVベルトを取り出した後、こ
の環状金型を順次積み重ねるVベルト用環状金型の組立
装置において、環状金型を水平状態へセットしてVベル
トを取り出した後、次ぎの工程へ搬送する型設定搬送手
段と、離型剤を環状金型に塗布し、これを搬送する離型
剤塗布装置と、環状金型を搬送するとともに自らが前後
進する自走式搬送手段と、環状金型を設置する上下動自
在なリフターと、からなるVベルト用環状金型の組立装
置にある。
【0007】この装置では、環状金型を水平状態にして
Vベルト取り出し、環状金型を搬送して離型剤を塗布
し、そして環状金型を設置した搬送部をリフターに完全
に覆い重なる位置まで前進させた後、該搬送部を後退し
つつ環状金型をリフター上に設置し、環状金型を積層し
て組立することができる。
【0008】本願の請求項2記載の発明は、型設定搬送
手段が複数の駆動ロールを有する搬送部と、設置した環
状金型を挟持固定する型固定部と、そして傾斜した搬送
部を回転軸を中心して旋回させて水平状態へ体位を変え
る旋回部とを備えており、特に型固定部が水平に設置さ
れた環状金型を搬送部の中心に位置固定し、Vベルトを
環状金型から容易に取り出すことができ、また環状金型
を次の工程へ移行できるようになっている。
【0009】本願の請求項3記載の発明は、離型剤塗布
装置が離型剤を回収しかつ収容するタンク内の離型剤を
ポンプによってスプレーノズルへ送り、搬送部に設置さ
れた環状金型の上下両面に吹き付けるもので、搬送部に
設置された環状金型を移動させながら離型剤を塗布する
ことができる。
【0010】本願の請求項4記載の発明は、自走式搬送
手段において、複数の駆動ロールを有する搬送部がリフ
ターに完全に覆い重なる位置まで前進して後退するた
め、搬送部に設置された環状金型がリフターの上に自動
的に設置される。
【0011】本願の請求項5記載の発明は、自走式搬送
手段が搬送部の先端に落下緩衝具を前方へ突出した状態
で装着し、環状金型の落下時の衝突音を緩和する。
【0012】本願の請求項6記載の発明は、リフターが
端部に環状金型の動きを止めるストッパーを装着してい
るため、環状金型を衝撃吸収しながら停止する。
【0013】本願の請求項7記載の発明は、環状金型か
らVベルトを取り出した後、この環状金型を順次積み重
ねるVベルト用環状金型の組立方法において、水平状態
へセットした環状金型からVベルトを取り出した後、環
状金型を搬送させる工程、搬送部に設置した環状金型に
離型剤を塗布する工程、環状金型を設置した搬送部をリ
フターに完全に覆い重なる位置まで前進させた後、該搬
送部を後退しつつ環状金型をリフター上に設置する工
程、からなるVベルト用環状金型の組立方法にあり、環
状金型を水平状態にしてVベルト取り出し、搬送部の中
心に位置固定された環状金型を搬送して離型剤を塗布
し、そして環状金型を設置した搬送部をリフターに完全
に覆い重なる位置まで前進させた後、該搬送部を後退し
つつ環状金型をリフター上に設置し、これを繰り返して
環状金型を積層して組立て、一連の工程を自動的に連続
して行うことができる。
【0014】本願の請求項8記載の発明は、リフターに
積み重ねた環状金型に未加硫のVベルトを取り付けるV
ベルト用環状金型の組立方法にある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るVベルト用環
状金型の組立装置の平面図である。本発明に係るVベル
ト用環状金型の組立装置100は、(1)環状金型を一
旦傾斜状態で収容した後に水平状態へ旋回し、そして次
の工程へ搬送する型設定搬送手段6と、(2)離型剤を
環状金型に塗布し、これを搬送する離型剤塗布装置7
と、(3)環状金型を搬送するとともに自らが前後進す
る自走式搬送手段8と、(4)環状金型を設置する上下
動自在なリフター9とを備えている。これらの型設定搬
送手段6、離型剤塗布装置7、自走式搬送手段8、そし
てリフター9は連続して配置されている。
【0016】図2は型設定搬送手段6の側面図を示して
いる。型設定搬送手段6には転がり出た環状金型12を
一旦傾斜状態で収容し、その後水平状態へ旋回し、そし
て次ぎの工程へ搬送する機能を備えている。
【0017】型設定搬送手段6では、複数のローラ61
を枠体に平行に配置して各ローラ61をチェン62に係
合し、原動機63を稼動させることにより各ローラ61
を駆動させて環状金型12を図中矢印方向へ移動させる
搬送部64と、駆動ローラ61の軸方向へ移動しローラ
61(駆動ローラ)上に設置した環状金型12を挟持固
定する一対の型固定棒65、65と、そして傾斜した搬
送部64をテ−ブル68に固定した回転軸67を中心し
てシリンダ68の作動により旋回させて水平状態へ体位
を変える旋回部69を備えている。
【0018】離型剤塗布装置7は、図1と図3に示すよ
うに型設定搬送手段6に連続して配置され、複数の駆動
ローラ71を支持台72に設置した搬送部73の下部に
石鹸水等の離型剤を回収しかつ収容するタンク74を置
き、タンク74内の離型剤をポンプ75により配管76
を通して搬送部73の上下部に設けたスプレーノズル7
7から塗布室78に入った環状金型12の上下両面に吹
き付ける。塗布室78の入口と出口には、遮蔽膜(図示
せず)が下蓋13や環状金型12の搬送を阻止しないよ
うに掛けられ、離型剤が飛び散らないようにしている。
【0019】自走式搬送手段8は、図1と図4に示すよ
うに離型剤塗布装置7に連続して配置され、複数の駆動
ローラ81をもった搬送部82がレール83上を走行す
る台車84に搭載され、台車84を原動機85によって
稼働させることにより自ら前後進する。環状金型12を
設置した搬送部82は後述するリフター9に完全に覆い
重なる位置まで前進し、そして後退しつつ環状金型12
をリフター9上に設置する。尚、搬送部12の先端に
は、ゴム、ウレタン、帆布、不織布等を素材とする落下
緩衝具87が前方へ突出した状態で装着し、環状金型1
2の落下時の衝突音を緩和している。
【0020】リフター9は、図1と図5に示すように下
蓋13や環状金型12を設置してそれを積み重ねるとこ
ろであり、複数の空転もしくは駆動ローラ91をもった
搬送部92を上下方向へ伸縮自在な弾性脚93の上に設
置している。弾性脚93はこの上に設置された環状金型
12の積み重ね数(重量)に応じて下方へ動き、常に自
走式搬送手段8の搬送部82がリフター9に完全に覆い
重なる位置まで前進できるようになっている。また、搬
送部92の端には、突出した緩衝材からなるストッパー
95が配置され、下蓋13や環状金型12を停止させ
る。
【0021】以下に、本発明のVベルト用環状金型の組
立装置100の動作について説明する。上蓋14と下蓋
13の間にVベルト11を装着した複数個の環状金型1
2を介在させボルトにより固定した金型組立体10を、
下蓋が先頭になるように型支持部材2の一対のロール2
1、21上に転倒した状態で搭載する。作業者が上蓋1
4と下蓋13を固定しているボルトを取り外す。下蓋1
3を転がり出して、型設定搬送手段6の搬送部64が傾
斜状態でこれをを収容し、回転軸67を中心してシリン
ダ68の作動により旋回して水平状態へ体位を変える。
下蓋13を一対の型固定棒65、65に挟持した後、作
業者によりVベルト11を取り出す。
【0022】下蓋13を離型剤塗布装置7の駆動ローラ
71により移動しながらタンク74内の離型剤をポンプ
75により配管76を通して搬送部73の上部に設けた
スプレーノズル77から塗布室78に入った下蓋13の
上面に吹き付け、塗布する。
【0023】そして、図6に示すように上記下蓋13を
自走式搬送手段8の駆動ローラ81により搬送し、リフ
ター9のローラ91上に載せて移動させ、ストッパー9
5によって停止し、同時にローラ91の回転も止めて、
リフター9上に設置する。この時リフター9は降下す
る。
【0024】続いて、環状金型12を転がり出して、型
設定搬送手段6の搬送部64が傾斜状態でこれを収容
し、回転軸67を中心してシリンダ68の作動により旋
回して水平状態へ体位を変える。環状金型12を一対の
型固定棒65、65に挟持した後、作業者によりVベル
ト11を取り出す。傾斜した搬送部64は回転軸67を
中心してシリンダ68の作動により旋回して水平状態へ
体位を変え、環状金型12を一対の型固定棒65、65
に挟持した後、作業者によりVベルト11を取り出す。
【0025】環状金型12を離型剤塗布装置7の駆動ロ
ーラ71により移動しながらタンク74内の離型剤をポ
ンプ75により上下のスプレーノズル77から塗布室7
8に入った環状金型12の上下面を同時に吹き付け塗布
する。
【0026】そして、図7および図8に示すように上記
環状金型12を自走式搬送手段8の駆動ローラ81によ
り搬送し、搬送部82をリフター9に完全に覆い重なる
位置まで前進する。駆動ローラ81は環状金型12の搬
送時および積載時にのみ駆動するが、リフター9に覆い
重なる時には停止している。その後、図9、図10およ
び図11に示すように環状金型12の先端を下蓋13に
接地して後退しつつ環状金型12を下蓋13上に設置す
る。この時、落下緩衝具87が環状金型12の落下時の
衝突音を緩和する。環状金型12が設置されると、未加
硫のVベルトを取り付ける。
【0027】最後の環状金型12をリフター9に設置す
るまで上記作業を繰り返す。これが完了すると、図12
に示すように上蓋14をホイスト97にて設置し、ボル
トを挿入して金型組立体10に仕上げる。
【0028】
【発明の効果】以上にように本願の請求項1記載の発明
では、環状金型を水平状態へセットしてVベルトを取り
出した後、次ぎの工程へ搬送する型設定搬送手段と、離
型剤を環状金型に塗布し、これを搬送する離型剤塗布装
置と、環状金型を搬送するとともに自らが前後進する自
走式搬送手段と、環状金型を設置する上下動自在なリフ
ターと、からなるVベルト用環状金型の組立装置であ
り、環状金型を水平状態にしてVベルト取り出し、環状
金型を搬送して離型剤を塗布し、そして環状金型を設置
した搬送部をリフターに完全に覆い重なる位置まで前進
させた後、該搬送部を後退しつつ環状金型をリフター上
に設置し、環状金型を積層して組立することができる。
【0029】本願の請求項2記載の発明は、型設定搬送
手段が複数の駆動ロールを有する搬送部と、設置した環
状金型を挟持固定する型固定部と、そして傾斜した搬送
部を回転軸を中心して旋回させて水平状態へ体位を変え
る旋回部とを備えており、特に型固定部が水平に設置さ
れた環状金型を搬送部の中心に位置固定し、Vベルトを
環状金型から容易に取り出すことができ、また環状金型
を次の工程へ移行できるようになっている。
【0030】本願の請求項3記載の発明では、離型剤塗
布装置が離型剤を回収しかつ収容するタンク内の離型剤
をポンプによってスプレーノズルへ送り、搬送部に設置
された環状金型の上下両面に吹き付けるもので、搬送部
に設置された環状金型を移動させながら離型剤を塗布す
ることができる。
【0031】本願の請求項4記載の発明では、自走式搬
送手段において、複数の駆動ロールを有する搬送部がリ
フターに完全に覆い重なる位置まで前進して後退するた
め、搬送部に設置された環状金型がリフターの上に自動
的に設置される。
【0032】本願の請求項5記載の発明では、自走式搬
送手段が搬送部の先端に落下緩衝具を前方へ突出した状
態で装着し、環状金型の落下時の衝突音を緩和する。
【0033】本願の請求項6記載の発明では、リフター
が端部に環状金型の動きを止めるストッパーを装着して
いるため、環状金型を衝撃吸収しながら停止させる。
【0034】本願の請求項7記載の発明では、水平状態
へセットした環状金型からVベルトを取り出した後、環
状金型を搬送させる工程、搬送部に設置した環状金型に
離型剤を塗布する工程、環状金型を設置した搬送部をリ
フターに完全に覆い重なる位置まで前進させた後、該搬
送部を後退しつつ環状金型をリフター上に設置する工
程、からなるVベルト用環状金型の組立方法にあり、環
状金型を水平状態にしてVベルト取り出し、搬送部の中
心に位置固定された環状金型を搬送して離型剤を塗布
し、そして環状金型を設置した搬送部をリフターに完全
に覆い重なる位置まで前進させた後、該搬送部を後退し
つつ環状金型をリフター上に設置し、これを繰り返して
環状金型を積層して組立て、一連の工程を自動的に連続
して行うことができる。
【0035】本願の請求項8記載の発明では、リフター
に積み重ねた環状金型に未加硫のVベルトを取り付ける
Vベルト用環状金型の組立方法にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るVベルト用環状金型の組立装置の
平面図である。
【図2】図1に示す型設定搬送手段の長手方向の側面図
である。
【図3】図1のE−E断面図である。
【図4】図1に示す自走式搬送手段の長手方向の断面図
である。
【図5】図1に示すリフターの長手方向の断面図であ
る。
【図6】下蓋をリフターに設置する前の状態のモデル図
である。
【図7】自走式搬送手段に設置した環状金型をリフター
に向かって走行させている状態のモデル図である。
【図8】自走式搬送手段に設置した環状金型をリフター
に覆い重なる位置まで前進させた状態のモデル図であ
る。
【図9】自走式搬送手段を後退し始めた状態のモデル図
である。
【図10】自走式搬送手段を後退しつつ環状金型をリフ
ターの上に設置している状態のモデル図である。
【図11】環状金型をリフターの上に設置した状態のモ
デル図である。
【図12】複数枚の環状金型をリフターの上に積み重ね
た後、上蓋を設置している状態のモデル図である。
【符号の説明】
100 組立装置 6 型設定搬送手段 7 離型剤塗布装置 8 自走式搬送手段 9 リフター 10 金型組立体 11 Vベルト 12 環状金型 13 下蓋 14 上蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井原 松男 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状金型からVベルトを取り出した後、
    この環状金型を順次積み重ねるVベルト用環状金型の組
    立装置において、 環状金型を水平状態へセットしてVベルトを取り出した
    後、次ぎの工程へ搬送する型設定搬送手段と、 離型剤を環状金型に塗布し、これを搬送する離型剤塗布
    装置と、 環状金型を搬送するとともに自らが前後進する自走式搬
    送手段と、 環状金型を設置する上下動自在なリフターと、からなる
    ことを特徴とするVベルト用環状金型の組立装置。
  2. 【請求項2】 型設定搬送手段が、複数の駆動ロールを
    有する搬送部と、設置した環状金型を挟持固定する型固
    定部と、そして傾斜した搬送部を回転軸を中心して旋回
    させて水平状態へ体位を変える旋回部とを備えている請
    求項1記載のVベルト用環状金型の組立装置。
  3. 【請求項3】 離型剤塗布装置が、離型剤を回収しかつ
    収容するタンク内の離型剤をポンプによってスプレーノ
    ズルへ送り、搬送部に設置された環状金型の上下両面に
    吹き付ける請求項1記載のVベルト用環状金型の組立装
    置。
  4. 【請求項4】 自走式搬送手段において、複数の駆動ロ
    ールを有する搬送部がリフターに完全に覆い重なる位置
    まで前進して後退する請求項1記載のVベルト用環状金
    型の組立装置。
  5. 【請求項5】 自走式搬送手段が、搬送部の先端に落下
    緩衝具を前方へ突出した状態で装着している請求項4記
    載のVベルト用環状金型の組立装置。
  6. 【請求項6】 リフターが端部に環状金型の動きを止め
    るストッパーを装着している請求項1記載のVベルト用
    環状金型の組立装置。
  7. 【請求項7】 環状金型からVベルトを取り出した後、
    この環状金型を順次積み重ねるVベルト用環状金型の組
    立方法において、 水平状態へセットした環状金型からVベルトを取り出し
    た後、環状金型を搬送させる工程、 搬送部に設置した環状金型に離型剤を塗布する工程、 環状金型を設置した搬送部をリフターに完全に覆い重な
    る位置まで前進させた後、該搬送部を後退しつつ環状金
    型をリフター上に設置する工程、からなることを特徴と
    するVベルト用環状金型の組立方法。
  8. 【請求項8】 リフターに積み重ねた環状金型に未加硫
    のVベルトを取り付ける請求項7記載のVベルト用環状
    金型の組立方法。
JP9488497A 1997-03-27 1997-03-27 Vベルト用環状金型の組立装置とその方法 Expired - Fee Related JP3243199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9488497A JP3243199B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 Vベルト用環状金型の組立装置とその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9488497A JP3243199B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 Vベルト用環状金型の組立装置とその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10264166A true JPH10264166A (ja) 1998-10-06
JP3243199B2 JP3243199B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=14122481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9488497A Expired - Fee Related JP3243199B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 Vベルト用環状金型の組立装置とその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3243199B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125725A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsuboshi Belting Ltd ラップドvベルトの製造方法
JP2011005694A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Tokyo Electron Ltd テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2011005696A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Tokyo Electron Ltd テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125725A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsuboshi Belting Ltd ラップドvベルトの製造方法
JP2011005694A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Tokyo Electron Ltd テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2011005696A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Tokyo Electron Ltd テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3243199B2 (ja) 2002-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101643524B1 (ko) 운반대차의 대차바퀴 세척장치
CN113522573B (zh) 一种头盔喷漆流水线
JP3243199B2 (ja) Vベルト用環状金型の組立装置とその方法
US3960260A (en) Apparatus for and method of conveying and handling tire bead wires
CN208667868U (zh) 电解锌阳极板除泥清洗整形系统
JP3243198B2 (ja) Vベルト用環状金型の分解組立装置とその方法
CN205868646U (zh) 一种集中式自动化轮胎内喷涂机
US4993935A (en) Bead former and loosener for dipping machine
CN106659111B (zh) 全自动钢片贴合方法
CN215556720U (zh) 一种新型超声清洗装置
JPH07934A (ja) シート用巻芯の清浄化方法および清浄化装置
JPH0754288A (ja) ビードラッピング機
CN118125041B (zh) 一种涂装生产线自动输送机构
EP1254018B1 (en) Method and apparatus for automatically detaching the supporting fabric from an elastomeric band
JP4714886B2 (ja) 清浄装置
JP4400963B2 (ja) 未加硫タイヤの保管供給方法および保管供給設備
CN109848109B (zh) 一种玻璃纤维板的模板自动清洗和铺膜流水线
JP2924700B2 (ja) 製品切り離し装置
CN106142322A (zh) 玻镁板自动清模机
JP3374094B2 (ja) 搬送装置
JP3903356B2 (ja) タイヤ成形機における部材供給方法及びその装置
JPH05345371A (ja) タイヤ洗浄装置
JPS6012928B2 (ja) コンクリ−ト製品製造用機械プラント
JP3245376B2 (ja) Vベルト用環状金型の自動分解装置とその方法
JPH0460407B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees