JPH10262766A - シートのダブルヒンジナックル構造 - Google Patents
シートのダブルヒンジナックル構造Info
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- JPH10262766A JPH10262766A JP7366397A JP7366397A JPH10262766A JP H10262766 A JPH10262766 A JP H10262766A JP 7366397 A JP7366397 A JP 7366397A JP 7366397 A JP7366397 A JP 7366397A JP H10262766 A JPH10262766 A JP H10262766A
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Abstract
ようにする。 【解決手段】 フォールドダウンシートのシートクッシ
ョンのシートバック2のバックフレーム8のサイドプレ
ート9にテーブル回転機構18を取り付け、このテーブ
ル回転機構18を覆うようにバックフレーム8にトリム
19を被せると共に、このテーブル回転機構18の支軸
14をトリム19に貫通させてアッパーナックル7に固
定する。
Description
るシートのダブルヒンジナックル構造に関する。
に示すように、シートクッション1とシートバック2と
で構成されていて、図4(B)に示すように、シートク
ッション1に対してシートバック2が第1ヒンジ軸3で
リクライニングできるように支持されている。
ートバック2が第2ヒンジ軸4で略水平にテーブル化で
きるように支持されているシート(いわゆる、フォール
ドダウンシート)が有り、このシートバック2の背面に
はバックボード5が取り付けられ、このバックボード5
の上面をテーブルとして使用することができる。
きるダブルヒンジナックル構造のシートとしては、図6
(A)(B)に示すように、第2ヒンジ軸4を中心とし
て上下に分割したアッパーナックル7A,7Bの内、上
部アッパーナックル7Aをシートバック2のトリムの上
方からシートバック2内のバックフレーム等に固定し、
この各アッパーナックル7A,7Bの外面にテーブル回
転機構35を取り付けて、このテーブル回転機構35の
外方をカバー36で覆うようにしたものが提案されてい
る(特開昭58−199233号公報参照)。
パーナックル7A,7Bの外面にテーブル回転機構35
を取り付ける構造であるから、カバー36によるカバー
リングが大きくなって見栄えが悪いという問題がある。
れたもので、見栄えを向上できるシートのダブルヒンジ
ナックル構造を提供することを目的とするものである。
に、本発明は、シートクッションのロアナックルにアッ
パーナックルが第1ヒンジ軸で前後動自在に支持される
と共に、アッパーナックルに対してテーブル回転機構の
第2ヒンジ軸でシートバックがテーブル化できるよう回
転自在に支持されたシートのダブルヒンジナックル構造
において、上記シートバックのバックフレームのサイド
プレートにテーブル回転機構が取り付けられ、このテー
ブル回転機構を覆うようにバックフレームにトリムが被
せられると共に、このテーブル回転機構の支軸をトリム
に貫通させて上記アッパーナックルに固定したことを特
徴とするシートのダブルヒンジナックル構造を提供する
ものである。
トバック内のバックフレームのサイドプレートに取り付
けて、テーブル回転機構を覆うようにバックフレームに
トリムを被せる。そして、テーブル回転機構の支軸をト
リムに貫通させてアッパーナックルに固定する。
ば良く、上記アッパーナックルには、支軸固定用ねじの
外方を覆うだけの大きさのカバーを取り付ければ良い。
面を覆うバックボードが設けられ、このバックボードの
サイド部は、テーブル回転機構の外面のトリムに沿わせ
て前方へ伸長させると共に、上記テーブル回転機構の支
軸をトリムとサイド部とに貫通させて上記アッパーナッ
クルに固定した構成とすることができる。
転機構は、上記サイドプレートに固定されるベースブラ
ケットと、このベースブラケットに所定の隙間を隔てて
固定される長穴ブラケットと、上記ベースブラケットと
長穴ブラケットに両端部が固定される第2ヒンジ軸と、
この第2ヒンジ軸で回転自在に支持される支軸ブラケッ
トと、この支軸ブラケットに一端部が固定されて長穴ブ
ラケットの長穴を貫通し、他端部が上記アッパーナック
ルに固定される上記支軸とで構成されて、上記長穴ブラ
ケットの外面側にトリムが被せられている構成とするこ
とができる。
ラケットと長穴ブラケットの間に固定されるストッパー
ピンと、上記支軸ブラケットの外周に形成される一対の
ストッパー面とを有し、この各ストッパー面にストッパ
ーピンが当接してシートバックの前後傾角度を規制する
ようにした構成とすることができる。
スブラケットと長穴ブラケットとの間にロックレバーが
回動自在に支持されて、このロックレバーが支軸ブラケ
ットのロック突起をロックしてシートバックを起立位置
にロックすると共に、上記ベースブラケットのサイドプ
レート側の面に支持された解除レバーに連動して、ロッ
クレバーがアンロックされて、シートバックをテーブル
化位置に回転させるようにした構成とすることができ
る。
を参照して詳細に説明する。なお、図4以下の従来技術
と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明
は省略する。
ョン1のロアナックル6にアッパーナックル7が第1ヒ
ンジ軸3で前後回動自在に支持されている。
のサイドプレート9には、テーブル回転機構18のベー
スブラケット10がねじ11,11で固定され、このベ
ースブラケット10には、第2ヒンジ軸4の内端部が固
定されると共に、ベースブラケット10に対して所定の
隙間を隔てて、第2ヒンジ軸4を中心とする円弧状の長
穴12a,12aを形成した長穴ブラケット12が固定
され、この長穴ブラケット12に第2ヒンジ軸4の外端
部が固定されている。
ト12との間には、第2ヒンジ軸4で中心穴13aが前
後回動自在に支持された支軸ブラケット13が介設さ
れ、この支軸ブラケット13には、長穴ブラケット12
の各長穴12a,12aを貫通する支軸14,14の内
端部が固定されている。
ト12との間には、ストッパーピン23が固定されると
共に、上記支軸ブラケット13の外周には一対のストッ
パー面13b,13bが形成されて、この各ストッパー
面13b,13bにストッパーピン23が当接すること
により、シートバック2の前後傾角度が規制される。
ト12との間には、ピン24でロックレバー25が回動
自在に支持されて、このロックレバー25で支軸ブラケ
ット13のロック突起13cをロックすることにより、
シートバック2を起立位置にロックする。このロックレ
バー25は、スプリング26aでロック方向に付勢され
ると共に、このロックレバー25に固定したピン27が
ベースブラケット10の長穴10aに係合して、ロック
レバー25の回動角度が規制される。
ト9側の面には、ピン28で解除レバー29が回動自在
に支持されて、この解除レバー29には、ベースブラケ
ット10の長穴10bを貫通するロックレバー25の連
動ピン30がプッシュナット31で固定されて、解除レ
バー29を矢印C方向に解除操作すると、ロックレバー
25をアンロック方向に回動させて、長穴ブラケット1
2のロック突起12bのロックを解除することにより、
シートバック2を前倒(テーブル化)位置に回動させる
ことができる。上記解除レバー29は、スプリング26
bでロック方向に付勢されると共に、ベースブラケット
10の長穴10bを貫通する連動ピン30で回動角度が
規制される。
に、バックフレーム6にパッド(不図示)をセットした
後に縫合したトリム19を被せる。このトリム19の側
部はテーブル回転機構37の長穴ブラケット12の外面
に沿わせて、トリム19には支軸14,14の貫通穴1
9a,19aがあけられている。
ード15は、トリム19を被せた後に、シートバック2
の背面に当てがってスナップ等で係止すると共に、この
バックボード15のサイド部15aは、テーブル回転機
構18の長穴ブラケット12の外面のトリム19に沿わ
せて前方に伸長させる。
は、上記長穴ブラケット12にトリム19を介して外方
から被せたときに、トリム19の各長穴19a,19a
と長穴ブラケット12の各長穴12a,12aに一致し
て各支軸14,14が貫通する長穴15b,15bが形
成されると共に、第2ヒンジ軸4の中心に一致するねじ
用穴15c(図1参照)が形成されて、このねじ用穴1
5cに外方からねじ16を挿入して第2ヒンジ軸4の外
端部にねじ込むことにより、サイド部15aを第2ヒン
ジ軸4に固定している。このサイド部15aを第2ヒン
ジ軸4にねじ16で固定することにより、サイド部15
aを強固に支持できる。
ナックル7に形成したねじ用穴7a,7aに外方からね
じ17,17を挿入して、各支軸14,14の外端部に
ねじ込むことにより、支軸ブラケット13をアッパーブ
ラケット7に固定する。これにより、シートバック2が
第2ヒンジ軸4により、アッパーナックル7で前後回動
自在に支持されることになる。
に示したように、各ねじ17,17を覆う程度の大きさ
の合成樹脂製のカバー20をねじ21で固定する。
ロアヒンジブラケット6とアッパーヒンジブラケット7
の第1ヒンジ軸3で前後傾させてリクライニングできる
と共に、アッパーヒンジブラケット7とシートバック2
の第2ヒンジ軸4で前後傾させてテーブル化できるよう
になる。
ク2内のバックフレーム8のサイドプレート9に取り付
けて、このテーブル回転機構18の長穴ブラケット12
の外面を覆うようにバックフレーム8にトリム19を被
せ、テーブル回転機構28の支軸ブラケット13の支軸
14,14をトリム19の貫通孔19a,19aに貫通
させてアッパーナックル7に固定するので、トリム19
には支軸14,14の貫通穴19a,19aだけをあけ
れば良く、アッパーナックル7には、支軸固定用ねじ1
7の外方を覆うだけの大きさのカバー20を取り付けれ
ば良い。
グの大きさを小さくでき、カバー20の出っ張り量も少
なくなって見栄えが向上する。
サイド部15aをテーブル回転機構18の長穴ブラケッ
ト12の外面のトリム19に沿わせて前方に伸長させる
ことにより、トリム19の外側がバックボード15のサ
イド部15aで覆われるので、テーブル回転機構18の
凹凸がトリム19を介して手に触れなくなる。
ラケット10、長穴ブラケット12、第2ヒンジ軸4、
支軸ブラケット13、支軸14等でユニット化できるか
ら、シートバック2内にコンパクトに組み込むことがで
きる。
ケット12の間に固定したストッパーピン23を支軸ブ
ラケット13の外周のストッパー面13b,13bに当
接させることにより、1本のストッパーピン23のみで
シートバック2の前後傾角度を正確に規制できる。
ブラケット12との間に支持したロックレバー25を、
ベースブラケット10のサイドプレート9側の面に支持
した解除レバー29でアンロック操作でき、解除レバー
29のシートバック2の側方からの出っ張り量を少なく
できて見栄えが向上する。
のダブルナックルヒンジ構造は、テーブル回転機構をバ
ックフレームのサイドプレートに取り付けてトリムを被
せ、アッパーナックルにはテーブル回転機構の支軸のみ
を固定するようにしたから、アッパーナックルに支軸固
定用のねじを覆う大きさのカバーを取り付ければ良く、
カバーリングが小さく、かつ出っ張り量も少なくなって
見栄えが向上するようになる。
バックボードのサイド部で覆うから、テーブル回転機構
の凹凸がトリムを介して手に触れなくなると共に、見栄
えも良好になる。
構をユニット化できるから、シートバック内にコンパク
トに組み込むことができる。
ストッパーピンを追加するだけで、シートバックの前後
傾角度を正確に規制できるようになると共に、請求項5
の構成であれば、ロックレバーをベースブラケットのサ
イドプレート側の面に支持した解除レバーでアンロック
操作でき、解除レバーのシートバックの側方からの出っ
張り量を少なくできて見栄えが向上するようになる。
ル構造の分解斜視図である。
(B)はリクライニング位置の側面図である。
図、(B)はテーブル位置の斜視図である。
面図、(B)は背面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 シートクッションのロアナックルにアッ
パーナックルが第1ヒンジ軸で前後動自在に支持される
と共に、アッパーナックルに対してテーブル回転機構の
第2ヒンジ軸でシートバックがテーブル化できるよう回
転自在に支持されたシートのダブルヒンジナックル構造
において、 上記シートバックのバックフレームのサイドプレートに
テーブル回転機構が取り付けられ、このテーブル回転機
構を覆うようにバックフレームにトリムが被せられると
共に、このテーブル回転機構の支軸をトリムに貫通させ
て上記アッパーナックルに固定したことを特徴とするシ
ートのダブルヒンジナックル構造。 - 【請求項2】 上記シートバックの背面を覆うバックボ
ードが設けられ、このバックボードのサイド部は、テー
ブル回転機構の外面のトリムに沿わせて前方へ伸長させ
ると共に、上記テーブル回転機構の支軸をトリムとサイ
ド部とに貫通させて上記アッパーナックルに固定した請
求項1に記載のシートのダブルヒンジナックル構造。 - 【請求項3】 上記テーブル回転機構は、上記サイドプ
レートに固定されるベースブラケットと、このベースブ
ラケットに所定の隙間を隔てて固定される長穴ブラケッ
トと、上記ベースブラケットと長穴ブラケットに両端部
が固定される第2ヒンジ軸と、この第2ヒンジ軸で回転
自在に支持される支軸ブラケットと、この支軸ブラケッ
トに一端部が固定されて長穴ブラケットの長穴を貫通
し、他端部が上記アッパーナックルに固定される上記支
軸とで構成されて、上記長穴ブラケットの外面側にトリ
ムが被せられている請求項1又は請求項2に記載のシー
トのダブルヒンジナックル構造。 - 【請求項4】 上記ベースブラケットと長穴ブラケット
の間に固定されるストッパーピンと、上記支軸ブラケッ
トの外周に形成される一対のストッパー面とを有し、こ
の各ストッパー面にストッパーピンが当接してシートバ
ックの前後傾角度を規制するようにした請求項3に記載
のシートのダブルヒンジナックル構造。 - 【請求項5】 上記ベースブラケットと長穴ブラケット
との間にロックレバーが回動自在に支持されて、このロ
ックレバーが支軸ブラケットのロック突起をロックして
シートバックを起立位置にロックすると共に、上記ベー
スブラケットのサイドプレート側の面に支持された解除
レバーに連動して、ロックレバーがアンロックされて、
シートバックをテーブル化位置に回転させるようにした
請求項3又は請求項4に記載のシートのダブルヒンジナ
ックル構造。
Priority Applications (1)
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JP07366397A JP3813291B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | シートのダブルヒンジナックル構造 |
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---|---|---|---|
JP07366397A Expired - Fee Related JP3813291B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | シートのダブルヒンジナックル構造 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2379384A (en) * | 2001-09-07 | 2003-03-12 | Johnson Controls Tech Co | Foldable seat |
CN103597158A (zh) * | 2011-06-17 | 2014-02-19 | 提爱思科技股份有限公司 | 交通工具用锁紧装置 |
CN103598748A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-02-26 | 浙江工业大学 | 老人椅 |
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-
1997
- 1997-03-26 JP JP07366397A patent/JP3813291B2/ja not_active Expired - Fee Related
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GB2379384B (en) * | 2001-09-07 | 2005-02-16 | Johnson Controls Tech Co | Foldable seat |
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