JPH07149175A - 車両用回転シート - Google Patents

車両用回転シート

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JPH07149175A
JPH07149175A JP32084493A JP32084493A JPH07149175A JP H07149175 A JPH07149175 A JP H07149175A JP 32084493 A JP32084493 A JP 32084493A JP 32084493 A JP32084493 A JP 32084493A JP H07149175 A JPH07149175 A JP H07149175A
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JP
Japan
Prior art keywords
seat
guide member
base frame
vehicle
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP32084493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Takizawa
澤 裕 滝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP32084493A priority Critical patent/JPH07149175A/ja
Publication of JPH07149175A publication Critical patent/JPH07149175A/ja
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート本体下部で設置面との間のスペースを
必要且つ充分に確保し、シート本体の上下方向の揺動や
ガタ付きを防止する。 【構成】 車室床面上に固定された脚部17にベースフ
レーム18を片持ち支持する。ベースフレーム18に回
転調整機構21を介してシート本体15を回転調整可能
に支持する。前記シート本体15の両側部に左右一対の
アームレスト23を設ける。脚部17に近接する側のベ
ースフレーム18の側部に第1のガイド部材25を固着
する。左右一対のアームレスト23の下部に第2のガイ
ド部材27を夫々固着する。第1のガイド部材25に第
1の係止部31を形成し、第2のガイド部材27に前記
第1の係止部31に係止される第2の係止部32を夫々
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉄道車両等に乗
物用座席として用いて好適な車両用回転シートに関し、
更に詳細に説明すると、車室床面上に固定された脚部に
ベースフレームが支持され、該ベースフレームに回転調
整機構を介してシート本体が回転調整可能に支持され、
前記シート本体がシートクッション及びその後端側に立
設されたシートバックとを備え、前記シート本体の両側
部に左右一対のアームレストが設けられた車両用回転シ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】電車等の乗物用座席として用いられるベ
ンチシートには、電車の進行方向に応じて、あるいは着
座者の好みや要求に応じて、シートへの着座方向を任意
に選択可能とし得る方向転換構造が採用されている。
【0003】即ち、この種の方向転換型の車両用シート
として最も一般的には、シートクッション下部で設置床
面上に設けた支持用台座に、シートバックを立設状態で
支える揺動アームを軸支し、この揺動アームを揺動動作
させ、シートバックを、シートクッション上でシート
前、後部に位置させることにより、シートへの着座方向
を任意に転換し得るような構成となっている。
【0004】図6に示す如く、この回転シート1は、車
室床面上に固定された脚部2にベースフレーム3が支持
され、このベースフレーム3に回転調整機構5を介して
シート本体6が回転調整可能に支持されている。前記シ
ート本体6がシートクッション7及びその後端側に立設
されたシートバック8とを備え、前記シート本体6の両
側部に左右一対のアームレスト9が設けられている。
【0005】また、シート本体6のシートバック8を前
後傾動させるリクライニング機構として、ガスシリンダ
とピストンロッドとを有するガスロック機構を用い、こ
のガスロック機構の一端側を、シートクッション7側に
取付け、他端側をシートバック8側に取付けることが知
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用回転シー
ト1では、着座部となるシートクッション7下部で幅方
向の中央部分と該シート設置床面である乗物床面との間
に、大きな箱型形状を呈する脚部2、あるいは回転調整
機構5を付設した脚部2を設けることが必要で、シート
クッション7下部に大きな荷物置きスペースを確保する
ことが困難であった。
【0007】更に、従来の車両用回転シート1では、中
央部の回転調整機構5で着座者の荷重を受けるため、シ
ートクッション7が上下左右方向に揺動する欠点を有す
るものであった。またスライダーを設けることにより下
方向の揺動を防止することができるが、上方向のガタ付
きを防止することができないものであった。
【0008】このようなシートクッション7下部でのス
ペースを確保できる車両用回転シート1としては、シー
ト本体6の幅方向の一側寄りに脚部2を有する片持ち支
持杆を用いたものがあるが、このような回転シート1
は、リクライニング機能や回転調整機能を兼ね備えては
おらず、リクライニング機能を持つ回転シート1を得る
と言う要請に応えることはできない。
【0009】本発明の目的はきわめて簡単な構造によっ
て、シート本体下部で設置面との間のスペースを必要且
つ充分に確保し、しかもシートバックやシートクッショ
ンを所要の状態で回転動作させ得ると共に、その操作も
簡単に行なえ、シート本体の上下方向の揺動やガタ付き
を防止することができる車両用回転シートを提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述せる課題
に鑑みてなされたものであり、車室床面上に固定された
脚部にベースフレームが片持ち支持され、該ベースフレ
ームに回転調整機構を介してシート本体が回転調整可能
に支持され、前記シート本体がシートクッション及びそ
の後端側に立設されたシートバックとを備え、前記シー
ト本体の両側部に左右一対のアームレストが設けられた
車両用回転シートにおいて、前記脚部に近接する側のベ
ースフレームの上端部に第1のガイド部材が固着され、
前記左右一対のアームレストの下部に第2のガイド部材
が夫々固着され、前記第1のガイド部材に第1の係止部
が形成され、前記第2のガイド部材に前記第1の係止部
に係止される第2の係止部が夫々形成されていることを
特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、シート本体が回転調整可能に
支持され、脚部に近接する側のベースフレームの上部に
第1のガイド部材が固着され、前記左右一対のアームレ
ストの下部に第2のガイド部材が夫々固着され、前記第
1のガイド部材に第1の係止部が形成され、前記第2の
ガイド部材に前記第1の係止部に係止される第2の係止
部が夫々形成されているので、シート本体が回転調整可
能であると共に、シート本体の着座状態で第1のガイド
部材の第1の係止部に、左右一対のアームレストの下部
に設けられた第2のガイド部材の第2の係止部の何れか
一方が係止され、シート本体の上下方向の揺動やガタ付
きを防止することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明に係る車両用回転シートを図面を
参照して詳述する。図1乃至図5は本発明に係る車両用
回転シートの一実施例を示すもので、回転シート11は
シートクッション12及びシートバック13,13から
なるシート本体15を備えている。
【0013】図2及び図3に示す如く、設置床面上で回
転シート11の幅方向の一側寄りの部分(車室壁面側)
に脚部17が立設して設けられ、この脚部17に片持ち
支持された状態で幅方向に向ってベースフレーム18が
延設されている。尚脚部17は図示の位置と反対側に設
けることができる。
【0014】このベースフレーム22上に回転調整機構
21が設けられ、シートクッション12及びシートバッ
ク13,13からなるシート本体15が回転調整機構2
1に回転調整可能に支持されている。また、シートクッ
ション12とシートバック13,13とからなるシート
本体15の左、右側部に左右一対のアームレスト23,
23が設けられている。
【0015】また、前記シートクッション12を構成す
るシートクッションフレームの両側の内側には、前記シ
ートバック13,13を前後傾動動作させる左、右リク
ライニング機構としてのガスロック機構(図示せず)を
設けることができる。
【0016】図1に拡大して示す如く、前記脚部17に
近接する側のベースフレーム18の上端部に、アルミ合
金等からなる第1のガイド部材25が固着され、前記左
右一対のアームレスト23,23の下部に、アルミ合金
等からなる第2のガイド部材27が夫々固着されてい
る。
【0017】前記第1のガイド部材25と第2のガイド
部材27とは、シート本体15が回転可能な状態で取付
けられ、シート本体15が回転する際にガイドとしての
機能を果たすものである。
【0018】前記第1のガイド部材25に第1の係止部
31が形成され、前記第2のガイド部材27に前記第1
の係止部31に係止される第2の係止部32が夫々形成
されている。尚前記第1の係止部31と、この第1の係
止部31に係止される第2の係止部32と逆構成とする
ことができる。
【0019】図1及び図4(a)及び(b)に示す如
く、前記第1のガイド部材25の第1の係止部31は外
方に向かって開口部33を有する略断面コ字状に形成さ
れ、また第1の係止部31の開口部33の両端33aは
拡開されたテーパー状に形成されている。
【0020】前記第1のガイド部材25にはベースフレ
ーム18の一端部に上方より下方に向かって挿入される
ビス36により取付けられる取付穴35を有する取付部
34が形成されている。
【0021】図1及び図5(a)及び(b)に示す如
く、前記第2のガイド部材27の第2の係止部32は内
方に向かって開口部37を有する略断面コ字状に形成さ
れている。
【0022】前記第2のガイド部材27の両端部にはア
ームレスト23の下端部に下方から上方に向かって挿入
されるビス44により取付けられる取付穴42を有する
取付部41が形成されている。
【0023】第2のガイド部材27をビス44止めする
際に、取付部41の取付穴42の上下位置にワッシャ4
6を挿入することにより第2のガイド部材27の上下位
置を調節することができる。
【0024】尚前記第1の係止部31と、第2の係止部
32を略断面コ字状の係止部に代えて、相互に係合可能
な突起状物より形成することができる。
【0025】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、車両用回転シート11各部の形状、構造等を、必
要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、回転
シート11の用途等に応じて種々の変形例が考えられよ
う。
【0026】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用回転シートの
一実施例の構成であるが、斯る構成によれば、車両用回
転シートの脚部に近接する側のベースフレームの上端部
に第1のガイド部材が固着され、左右一対のアームレス
トの下部に第2のガイド部材が夫々固着され、前記第1
のガイド部材に第1の係止部が形成され、前記第2のガ
イド部材に前記第1の係止部に係止される第2の係止部
が夫々形成されているので、シート本体下部で設置面と
の間のスペースを必要且つ充分に確保し、しかもシート
バックやシートクッションを所要の状態で回転動作させ
得ると共に、その操作も簡単に行なえ、更にシート本体
の上下方向の揺動やガタ付きを第1の係止部に第2の係
止部を係止させることにより、簡易に防止することがで
きる車両用回転シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用回転シートの第1のガイド
部材と第2のガイド部材との係止状態の拡大断面図。
【図2】本発明に係る車両用回転シートの正面図。
【図3】本発明に係る車両用回転シートの側面図。
【図4】本発明に係る車両用回転シートの第1のガイド
部材を示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図。
【図5】本発明に係る車両用回転シートの第2のガイド
部材を示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図。
【図6】従来の車両用回転シートの正面図。
【符号の説明】
11 車両用回転シート 12 シートクッション 13 シートバック 15 シート本体 17 脚部 18 ベースフレーム 21 回転調整機構 23 アームレスト 25 第1のガイド部材 27 第2のガイド部材 31 第1の係止部 32 第2の係止部 33 開口部 34 取付部 35 取付穴 36 ビス 37 開口部 41 取付部 42 取付穴 44 ビス 46 ワッシャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室床面上に固定された脚部にベースフ
    レームが片持ち支持され、該ベースフレームに回転調整
    機構を介してシート本体が回転調整可能に支持され、前
    記シート本体がシートクッション及びその後端側に立設
    されたシートバックとを備え、前記シート本体の両側部
    に左右一対のアームレストが設けられた車両用回転シー
    トにおいて、前記脚部に近接する側のベースフレームの
    上端部に第1のガイド部材が固着され、前記左右一対の
    アームレストの下部に第2のガイド部材が夫々固着さ
    れ、前記第1のガイド部材に第1の係止部が形成され、
    前記第2のガイド部材に前記第1の係止部に係止される
    第2の係止部が夫々形成されていることを特徴とする車
    両用回転シート。
JP32084493A 1993-11-29 1993-11-29 車両用回転シート Pending JPH07149175A (ja)

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JP32084493A JPH07149175A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 車両用回転シート

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JPH07149175A true JPH07149175A (ja) 1995-06-13

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JP32084493A Pending JPH07149175A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 車両用回転シート

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Cited By (2)

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JP2011110243A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Takano Co Ltd 椅子の片持ち支持機構
WO2022021584A1 (zh) * 2020-07-29 2022-02-03 中车唐山机车车辆有限公司 一种轨道车辆及其座椅

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