JPH10260966A - 文書作成装置及び情報表示方法 - Google Patents

文書作成装置及び情報表示方法

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JPH10260966A
JPH10260966A JP9064641A JP6464197A JPH10260966A JP H10260966 A JPH10260966 A JP H10260966A JP 9064641 A JP9064641 A JP 9064641A JP 6464197 A JP6464197 A JP 6464197A JP H10260966 A JPH10260966 A JP H10260966A
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JP
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kana
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electronic dictionary
kanji conversion
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Application number
JP9064641A
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English (en)
Inventor
Satoru Yanaka
悟 谷中
Shigemi Nakazato
茂美 中里
Yasushi Ishizuka
靖 石塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子辞書ビューワの機能を有効かつ簡単に利用
して、ユーザに対する負荷を軽減することを可能にす
る。 【解決手段】読み文字列と変換結果との対応関係が登録
されているかな漢字変換辞書16と、入力された読み文
字列をもとに、かな漢字変換辞書16を参照してかな漢
字変換を行ない、少なくとも1つの変換候補の文字列を
取得するかな漢字変換部14と、文字列と、この文字列
に関する情報が対応付けられて登録されている電子辞書
24と、かな漢字変換部14によって取得された変換候
補の文字列を検索キーとして電子辞書24を検索し、変
換候補の文字列に関する情報を取得する電子辞書検索部
22と、変換候補の文字列を表示すると共に変換候補の
文字列に対する所定の指示に応じて電子辞書検索部22
によって検索された変換候補の文字列に関する情報のみ
を表示するかな漢字変換出力部18とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本語ワードプロ
セッサやパーソナルコンピュータでアプリケーションを
実行することで実現される文書作成装置、及びかな漢字
変換中の変換文字列に関する情報を表示する情報表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、日本語ワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータでアプリケーションを実行すること
で実現される文書作成装置は、入力された読み文字列に
対してかな漢字変換を実行し、漢字かな混じり文にする
ことで文書を作成している。
【0003】ところで近年では、文書作成装置におい
て、電子辞書ビューワの機能が設けられたものがある。
電子辞書ビューワは、指定された文字列をもとにして日
本語辞書や英和辞書等に登録された情報を検索して、指
定された文字列に関する情報を表示提供する機能であ
る。
【0004】電子辞書ビューワを使用する場合、例えば
作成された文書中の情報の検索対象とする文字列をマウ
ス等のポインティングデバイスによって範囲指定し、電
子辞書ビューワ機能が起動される。
【0005】電子辞書ビューワは、起動されると電子辞
書ビューワ用の画面(ウィンドウ)を画面中に表示させ
る。また、電子辞書ビューワは、範囲指定された文字列
をもとにして電子辞書を検索し、この文字列に関する情
報を取得して、範囲指定された文字列と共にウィンドウ
中にその内容を表示させる。
【0006】また、電子辞書ビューワを単独に起動し
て、電子辞書ビューワ用の画面中において、検索対象と
する文字列を入力することができる。電子辞書ビューワ
用のウィンドウには、文字列入力用の領域や、検索結果
を表示するための領域等が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の文書
作成装置における電子辞書ビューワでは、文書の作成と
は別に電子辞書ビューワを起動して、電子辞書ビューワ
用の画面を表示させた上で検索対象とする文字列、及び
文字列に対応する検索結果を表示させていた。
【0008】このため、文書作成中にかな漢字変換によ
って得られた変換候補とする文字列の意味等を、電子辞
書ビューワの機能を用いて参照しようとした場合、その
都度、電子辞書ビューワを起動して、電子辞書ビューワ
用の画面を表示させなくてはならない。
【0009】すなわち、電子辞書ビューワを起動させ
て、電子辞書ビューワ用の画面を表示させるためには、
ある程度の時間を要するため、検索結果を参照するまで
に待たされてしまうという問題があった。
【0010】また、検索結果が電子辞書ビューワ用のウ
ィンドウ中の検索結果表示用の領域に表示されるため
に、目線を変換文字列から電子辞書ビューワのウィンド
ウに移す必要があるため、ユーザの文書作成のための疲
労がましてしまう。
【0011】さらに、電子辞書の検索の度に電子辞書ビ
ューワが起動されるために、頻繁に検索を行なうと電子
辞書ビューワ用のウィンドウが邪魔になることがあり、
ユーザにストレスを与えることがある。
【0012】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、電子辞書ビューワの機能を有効かつ簡単に
利用して、ユーザに対する負荷を軽減することが可能な
文書作成装置及び情報表示方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された読
み文字列に対してかな漢字変換を行なう文書作成装置に
おいて、かな漢字変換を行なう際に参照されるもので、
読み文字列と、この読み文字列に対する変換結果との対
応関係が登録されているかな漢字変換辞書と、入力され
た読み文字列をもとに、前記かな漢字変換辞書を参照し
てかな漢字変換を行ない、少なくとも1つの変換候補の
文字列を取得するかな漢字変換手段と、文字列と、この
文字列に関する情報が対応付けられて登録されている電
子辞書と、前記かな漢字変換手段によって取得された変
換候補の文字列を検索キーとして前記電子辞書を検索
し、前記変換候補の文字列に関する情報を取得する電子
辞書検索手段と、前記かな漢字変換手段によって取得さ
れた変換候補の文字列を表示すると共に、表示された変
換候補の文字列に対する所定の指示に応じて、前記電子
辞書検索手段によって検索された、前記所定の指示があ
った変換候補の文字列に関する情報のみを表示するかな
漢字変換出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】これにより、かな漢字変換によって得られ
た変換候補の文字列について、電子辞書ビューワの機能
を利用して電子辞書から情報を検索することができ、さ
らに、その情報の表示を電子辞書ビューワの機能を用い
て電子辞書ビューワ用のウィンドウ(検索対象とする文
字列や検索結果用の領域等が設けられている)の中に表
示するのではなく、電子辞書から検索された情報のみを
表示する。従って、電子辞書ビューワを起動するために
要していた時間と比較して、電子辞書から得られた情報
を参照できるまでの時間が短縮される。
【0015】また好ましくは、前記かな漢字変換出力手
段は、表示する変換候補の文字列に対して、ポインティ
ングデバイスの操作によって指示があった場合に、該当
する変換候補の文字列に関する情報のみを表示すること
を特徴とする。
【0016】また好ましくは、前記かな漢字変換出力手
段は、表示する変換候補の文字列に対して選択すべき変
換候補が特定されている状態において、前記電子辞書に
登録された情報の表示の指示があった場合に、該当する
変換候補の文字列に関する情報のみを表示することを特
徴とする。
【0017】また好ましくは、前記かな漢字変換出力手
段は、前記かな漢字変換手段によって取得された変換候
補の文字列の一覧を表示し、この一覧中において変換候
補の文字列に対する所定の指示があった場合に、該当す
る変換候補の文字列に関する情報のみを表示することを
特徴とする。
【0018】また好ましくは、前記かな漢字変換出力手
段は、前記所定の指示があった変換候補の文字列に関す
る情報を、指示された変換候補の近傍に表示させること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
文書作成装置の構成を示すブロック図である。本実施形
態における文書作成装置は、日本語ワードプロセッサ、
あるいはパーソナルコンピュータにより構成され、かな
漢字変換のアプリケーションソフトウェア(日本語入力
システム)の起動により、入力された読みの文字列を漢
字かな混じり文に変換した際に、電子辞書検索のアプリ
ケーションソフトウェアと連動して、かな漢字変換で得
られた漢字かな混じり文の文字列に関する情報を電子辞
書から検索する辞書検索処理を行ない、その検索結果を
日本語入力システム側に渡して表示を行なうものであ
る。本装置は、例えばメモリ、磁気ディスク等の記録媒
体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラム
によって動作が制御される。
【0020】本実施形態における文書作成装置は、図1
に示すように、かな漢字変換制御部10、かな漢字変換
入力部12、かな漢字変換部14、かな漢字変換辞書1
6、かな漢字変換出力部18、電子辞書制御部20、電
子辞書検索部22、電子辞書24、検索結果保持部2
6、及び電子辞書出力部28によって構成される。
【0021】かな漢字変換制御部10は、本装置全体の
制御を司るもので、かな漢字変換入力部12から入力さ
れる入力指示に従ったプログラムの起動により各種処理
の動作を制御する。かな漢字変換制御部10は、変換候
補の文字列に関する情報の表示と消去を、検索結果表示
フラグ10aを用いて行なう(詳細については後述す
る)。
【0022】かな漢字変換入力部12は、キーボードや
マウス等のポインティングデバイスからの入力を制御す
るもので、かな漢字変換の対象とする文書作成のための
読み文字列、表示画面中におけるポインティングの指
示、ファンクションの実行指示等を入力してかな漢字変
換制御部10に通知する。
【0023】かな漢字変換部14は、かな漢字変換制御
部10の制御のもとで、かな漢字変換入力部12から入
力された読み文字列をもとに、かな漢字変換辞書16を
参照してかな漢字変換を行ない、少なくとも1つの変換
候補の文字列(漢字かな混じり文)を取得して、かな漢
字変換制御部10に通知する。
【0024】かな漢字変換辞書16は、かな漢字変換部
14によるかな漢字変換を行なう際に参照されるもの
で、読み文字列と、この読み文字列に対する変換結果と
の対応関係が登録されている。
【0025】かな漢字変換出力部18は、かな漢字変換
部14によって取得された変換候補の文字列をかな漢字
変換制御部10を介して取得して表示すると共に、表示
された変換候補の文字列に対する所定の指示に応じて、
電子辞書検索部22によって検索された、所定の指示が
あった変換候補の文字列に関する情報のみを検索結果保
持部26から取得して表示する。
【0026】電子辞書制御部20は、電子辞書の検索処
理の制御を司るもので、入力指示に従ったプログラムの
起動により各種処理を実行する。ここでは、かな漢字変
換部14によるかな漢字変換で得られた変換候補の文字
列を検索キーとして、該当する文字列に関する情報を電
子辞書24から取得する電子辞書の検索処理を制御す
る。なお、一般的な電子辞書ビューワの機能として起動
し、任意に指定される文字列に対して、電子辞書24に
対する検索を実行して情報を取得する処理を実行するこ
ともできる。
【0027】電子辞書検索部22は、電子辞書制御部2
0の制御のもとで、かな漢字変換制御部10から渡され
たかな漢字変換の変換候補の文字列を検索キーとして、
電子辞書24から検索キーに関する情報を検索結果とし
て読み出し、その情報を検索結果保持部26に格納す
る。
【0028】電子辞書24は、検索キーに対応する文字
列(単語)と、この文字列に関する情報が対応付けられ
て登録されたもので、例えばCD−ROM、ICカード
等の記録媒体に内蔵された辞書である。電子辞書24の
種類としては、「国語辞書」をはじめ、「和英辞書」
「英和辞書」「英英辞書」「用例辞書」「人名辞書」
「類語辞書」「漢和辞書」等、さまざまなものがある。
【0029】検索結果保持部26は、電子辞書検索部2
2による電子辞書24に対する検索によって順次得られ
る結果(検索キーとする文字列に関する情報)を保持す
るバッファメモリである。
【0030】電子辞書出力部28は、一般的な電子辞書
ビューワの機能として起動された際に、電子辞書ビュー
ワ用のウィンドウを画面中に表示させて、電子辞書24
から検索され検索結果保持部26に格納された情報を所
定の領域に表示する。
【0031】次に、第1実施形態の文書作成装置におけ
る動作について、図2に示すフローチャート、図3及び
図4に示す表示画面の例を参照しながら説明する。本実
施形態における文書作成装置では、かな漢字変換中の変
換文字列についての意味情報を表示する機能を有してい
る。
【0032】例えば、図3(a1)に示すように、文書
作成のために「きんおうむけつ」の読み文字列がかな漢
字変換入力部12から入力され、かな漢字変換の実行が
指示されたものとする。
【0033】かな漢字変換制御部10は、入力された読
み文字列をかな漢字変換部14に転送し、かな漢字変換
の実行を指示する。かな漢字変換部14は、入力された
読み文字列について、かな漢字変換辞書16に格納され
た辞書を参照しながらかな漢字変換を実行してその変換
結果をかな漢字変換制御部10に返送する。
【0034】この結果、読み文字列「きんおうむけつ」
に対しては、かな漢字変換の変換候補「金甌無欠」を含
む複数の変換候補が得られたものとする。かな漢字変換
制御部10は、かな漢字変換の結果を、かな漢字変換出
力部18に転送して、図3(a2)に示すようにして表
示させる。
【0035】かな漢字変換出力部18は、入力された読
み文字列に対する変換候補「金甌無欠」を表示する際に
は、文字表示の領域(変換文字列領域)を反転表示、あ
るいは特定の色によって表示している。
【0036】ここで、かな漢字変換の変換候補の意味が
分からないために、電子辞書24を用いて「金甌無欠」
の意味を調べるものとする。かな漢字変換入力部12か
らマウス等のポインティングデバイスの操作によりマウ
スカーソルの移動指示が入力されると、かな漢字変換制
御部10は、マウスカーソルの座標位置を取得して(ス
テップS1)、その座標位置からマウスカーソルが確定
前のかな漢字変換の候補が表示された変換文字列領域内
に存在するか否かを判別する(ステップS2)。かな漢
字変換制御部10は、マウスカーソルが変換文字列領域
内に存在する場合、変換候補に対する電子辞書24に登
録された意味情報を表示させるための検索指示とみな
す。
【0037】かな漢字変換制御部10は、検索結果表示
フラグ10aがセットされているか否かを判別し、セッ
トされていない場合、すなわち現在、電子辞書24から
検索された情報が表示されていない場合、電子辞書24
に対する検索を実行するために検索文字列を取得する
(ステップS4)。検索文字列は、現在、かな漢字変換
の変換候補として表示されている文字列である。
【0038】例えば、図3(b1)に示すように、変換
候補「金甌無欠」の変換文字列領域内に、マウスカーソ
ルが移動された場合、かな漢字変換制御部10は、検索
文字列として「金甌無欠」を取得する。
【0039】かな漢字変換制御部10は、取得した検索
文字列を電子辞書制御部20に渡して、電子辞書24に
対する検索の実行を要求する。電子辞書制御部20は、
かな漢字変換制御部10からの検索要求に対して、電子
辞書検索部22を用いて電子辞書24の検索を実行させ
る(ステップS5)。ここで、電子辞書制御部20は、
電子辞書ビューワ用の画面を表示させるなどの、一般的
な電子辞書ビューワの機能として起動された時の処理を
実行せず、電子辞書24に対する検索機能(アルゴリズ
ム)のみを使用する。
【0040】電子辞書検索部22は、電子辞書制御部2
0を介して取得された変換候補の文字列について電子辞
書24を検索し、変換候補の文字列に対応する意味情報
が取得できた場合には、この意味情報を検索結果として
検索結果保持部26にセットする(ステップS8)。一
方、電子辞書24に対する辞書検索によって、変換候補
の文字列に対応する意味情報が取得できなかった場合に
は、検索結果としてエラーメッセージを検索結果保持部
26にセットする(ステップS7)。
【0041】かな漢字変換制御部10は、電子辞書制御
部20から変換候補の文字列についての意味情報、ある
いはエラーメッセージが検索結果保持部26にセットさ
れたことが通知されると、かな漢字変換出力部18に検
索結果の表示の実行をかな漢字変換出力部18に指示す
る。
【0042】かな漢字変換出力部18は、かな漢字変換
制御部10から転送された検索結果の表示位置を設定す
る。すなわち、かな漢字変換出力部18は、現在、電子
辞書24の検索対象となっている変換文字列領域の近
傍、例えば矩形で表される変換文字列領域の右上角の座
標位置と、検索結果を表示するために必要な矩形で表さ
れる領域の左下角の座標位置が所定範囲(例えば1文字
分の表示領域)内となるようにする。
【0043】かな漢字変換出力部18は、設定した表示
位置において、電子辞書24に対する検索文字列につい
ての検索結果を表示する(ステップS10)。また、か
な漢字変換制御部10は、検索結果を表示している状態
にあることを示すように検索結果表示フラグ10aをセ
ットする(ステップS11)。
【0044】例えば、図3(b1)に示すように変換候
補「金甌無欠」の変換文字列領域内にマウスカーソルが
移動されると、図3(b2)に示すように、文字列「金
甌無欠」の近傍に意味情報が表示される。本実施形態で
は、図3(b2)に示すように、電子辞書ビューワ用の
ウィンドウを表示させて検索結果を表示させるのではな
く、検索文字列に対応する意味情報のみを表示させてい
る。
【0045】かな漢字変換出力部18は、意味情報を表
示している状態において、マウスカーソルが変換文字列
領域内にある間、すなわち検索結果表示フラグがセット
された状態にあれば、意味情報の表示を継続して行なっ
ている(ステップS1〜S3)。
【0046】ここで、変換文字列領域内にあるマウスカ
ーソルを変換文字列領域外に移動させる操作があった場
合、かな漢字変換制御部10は、そのマウスカーソルの
座標位置を取得して変換文字列領域内にマウスカーソル
が存在しないことを判別する(ステップS1,S2)。
【0047】かな漢字変換制御部10は、検索結果表示
フラグがセットされている場合、すなわち電子辞書24
から取得した意味情報が表示されている場合には、検索
結果表示フラグをクリアすると共に検索結果の表示を消
去する。
【0048】例えば、図3(c1)に示すように、変換
文字列領域内にあるマウスカーソルが移動された場合、
図3(c2)に示すように意味情報の表示が消去され
る。なお、ステップS6において検索結果が得られず、
エラーメッセージがセットされた場合には、かな漢字変
換出力部18は、図3(d)に示すように、電子辞書2
4に検索文字列に対応する意味情報が登録されていない
ことを示すメッセージを、所定の変換文字列領域の近傍
に表示させる。また、かな漢字変換出力部18は、前述
と同様にして、変換文字列領域外にマウスカーソルが移
動された場合にはエラーメッセージを消去させる。
【0049】このようにして、かな漢字変換の変換候補
の文字列についてマウスカーソルで指定することで、電
子辞書検索部22による電子辞書24に対する検索機能
を利用して、電子辞書ビューワ用のウィンドウを表示さ
せることなく、意味情報のみを表示させることができ
る。その際、変換文字列領域の近傍において表示される
ために目線の移動が少なくて済み、ユーザの負担を増大
させない。
【0050】次に、第2実施形態の文書作成装置におけ
る動作について説明する。第1実施形態では、マウスカ
ーソルを変換文字列領域に移動させることで、電子辞書
24に対する検索文字列についての検索を実行させてい
るが、第2実施形態では、予めかな漢字変換の変換候補
の文字列に対する意味情報の表示の実行を指示するファ
ンクションキーと消去を指示するファンクションキーが
割り当てられており、各ファンクションーの操作による
指示に応じて制御される。
【0051】例えば、図4(a1)に示すように、変換
候補の文字列「金甌無欠」が表示された状態で、かな漢
字変換入力部12からファンクション(検索)キーの操
作がされると、かな漢字変換制御部10は、電子辞書2
4に対する検索を実行するために検索文字列(表示され
ている変換候補)を取得し、第1実施形態と同様の手順
によって電子辞書24を検索して意味情報を取得する
(図2ステップS4〜S8)。
【0052】かな漢字変換出力部18は、かな漢字変換
制御部10を介して検索結果である意味情報を取得し
て、第1実施形態と同様にして、図4(a2)に示すよ
うに変換文字列領域の近傍に表示する(図2ステップS
9,S10)。
【0053】一方、図4(b1)に示すように、変換候
補の文字列「金甌無欠」の意味情報が表示されている状
態で、かな漢字変換入力部12からファンクション(検
索中止)キーの操作がされると、かな漢字変換制御部1
0は、かな漢字変換出力部18に意味情報の表示の中止
を指示する。
【0054】かな漢字変換出力部18は、かな漢字変換
制御部10からの指示に応じて、図4(b2)に示すよ
うに、意味情報の表示を消去する。なお、変換候補の文
字列をもとにした電子辞書24の検索によって意味情報
が取られなかった場合には、第1実施形態と同様にして
エラーメッセージが検索結果保持部26にセットされ
る。かな漢字変換出力部18は、例えば図4(c)に示
すように、電子辞書24に検索文字列に対応する意味情
報が登録されていないことを示すメッセージを、所定の
変換文字列領域の近傍に表示させる。
【0055】このようにして、予め定義されたファンク
ション(検索、検索中止)キーによる操作だけで、かな
漢字変換の変換候補の文字列をもとにした電子辞書24
に対する検索結果、すなわち意味情報を文字列の近傍に
表示させることができる。
【0056】次に、第3実施形態の文書作成装置におけ
る動作について説明する。第1実施形態では、作成中の
文書における、かな漢字変換の未確定の文字列(変換文
字列領域)に対してマウスカーソルを移動させて直接的
に指示することで、電子辞書24についての検索実行を
指示しているが、第3実施形態では、かな漢字変換によ
って得られる複数の変換候補の一覧表示中において指示
された文字列に対して指示することで、電子辞書24に
ついての検索実行を指示する。
【0057】例えば、図5(a1)に示すように、文書
作成のために「あすのかいぎのしりょうをととのえる」
の読み文字列がかな漢字変換入力部12から入力され、
かな漢字変換の実行が指示されたものとする。
【0058】この結果、図5(a2)に示すように、読
み文字列に対し「明日の会議の資料をととのえる」の変
換結果が得られ、文字列「ととのえる」については未確
定状態にあり、かつ複数の変換候補が得られたものとす
る。
【0059】ここで、未確定の文字列「ととのえる」に
対して、他の変換候補の選択要求がかな漢字変換入力部
12から入力されると、かな漢字変換制御部10は、か
な漢字変換出力部18に対して、図5(b)に示すよう
な、変換候補の一覧を表示させる。
【0060】図5(b)に示す変換候補の一覧では、複
数の変換候補から、かな漢字変換入力部12によって入
力された指示に応じたカーソルの移動によって選択候補
が指定される。図5(b)では、変換候補「整(え
る)」が選択候補として指定された状態を示している。
【0061】以下、変換候補の一覧において選択候補と
して指定された文字列に対して、第1実施形態と同様
に、マウスカーソルを移動させることで、指定された変
換候補を検索文字列として電子辞書24の検索が実行さ
れる。
【0062】例えば、図5(c)に示すように、選択候
補として指定された変換候補「整(える)」の位置にマ
ウスカーソルが移動されると、変換文字列領域の近傍に
「整える」についての電子辞書24から取得された意味
情報が表示される。
【0063】また、第1実施形態と同様にして、マウス
カーソルが選択候補として指定された変換候補の文字列
「整」から離されると、図5(d)に示すように、意味
情報の表示を消去する。
【0064】変換候補の一覧の他の変換候補の意味情報
を表示させる場合には、カーソルの移動によって、例え
ば図6(a)に示すように所望する他の変換候補「調
(える)」が選択候補として指定され、マウスカーソル
が変換候補「調(える)」の位置に移動されることで、
同様にして指定された変換候補「調(える)」の意味情
報が表示される。
【0065】また、マウスカーソルが選択候補として指
定された変換候補の文字列「調」から離されると、同様
にして図6(b)に示すように、意味情報の表示を消去
する。
【0066】なお、指定された選択候補の文字列、例え
ば変換候補「ととの(える)」をもとにした電子辞書2
4に対する検索で、意味情報が取得できなかった場合に
は、図6(c)に示すように、指定された文字列に対す
る意味情報が電子辞書24に登録されていないことを通
知するメッセージを表示させる。
【0067】このようにして、第1実施形態において説
明したように変換文字列領域に対するマウスカーソルに
よる指示だけでなく、変換候補の一覧中においてカーソ
ルによって指定されている選択候補の文字列に対するマ
ウスカーソルによる指示を行なっても、電子辞書24に
対する検索が実行されて選択候補の文字列についての意
味情報のみが、変換文字列領域の近傍に表示される。
【0068】次に、第4実施形態の文書作成装置におけ
る動作について説明する。第3実施形態では、選択候補
の一覧において指定されている選択候補に対してマウス
カーソルによる指定があった場合に、指定された文字列
について電子辞書24の検索を行なうものとしている
が、第4実施形態では、選択候補の一覧中において表示
されている複数の変換候補中から任意に指定された文字
列について電子辞書24に対する検索を実行する。
【0069】例えば、図7(a)に示すように、文書作
成のために「あすのかいぎのしりょうをととのえる」の
読み文字列がかな漢字変換入力部12から入力され、か
な漢字変換の実行が指示されたものとする。
【0070】この結果、読み文字列に対し「明日の会議
の資料を調える」の変換結果が得られ、文字列「調え
る」については未確定状態にあり、かつ複数の変換候補
が得られたものとする。ここで、未確定の文字列「調え
る」に対して、他の変換候補の選択要求がかな漢字変換
入力部12から入力されると、かな漢字変換制御部10
は、かな漢字変換出力部18に対して変換候補の一覧を
表示させる。
【0071】変換候補の一覧に対しては、例えば図7
(a)に示すように、変換候補「調(える)」がマウス
カーソルによって指定されると、指定された変換候補の
文字列についての検索が実行され、その検索結果である
意味情報が変換文字列領域の近傍に表示される。
【0072】さらに、変換候補の一覧中において、マウ
スカーソルの位置が他の変換候補、例えば図7(b)に
示すように変換候補「整(える)」に変更されると、指
定された変換候補の文字列についての検索が実行され、
検索結果の意味情報が表示される。
【0073】すなわち、第4実施形態では、選択候補と
して指定されている文字列に限らず、変換候補の一覧中
において表示されている文字列に対して、任意に指定す
ることで電子辞書24に対する検索が実行され、対応す
る意味情報が取得されて表示される。
【0074】このようにして、変換候補の一覧中の文字
列を任意に指定するだけで電子辞書24に対する検索が
実行されるので、簡単な操作によって、各変換候補の文
字列についての意味情報を取得することができる。
【0075】なお、前述した実施形態では、電子辞書2
4から、かな漢字変換の変換候補の文字列に対応する意
味情報を取得する例について説明しているが、各種の辞
書を利用することで、その他、様々な情報を検索対象と
することが可能である。
【0076】また、電子辞書24から検索された結果を
表示する位置は、変換文字列領域の近傍に表示させるも
のとしているが、その表示位置は、前述した実施形態に
おいて説明した位置に限るものではなく、画面中におけ
る他の表示内容に応じて最適な表示位置がセットされて
表示させることができる。
【0077】また、電子辞書24に対する検索対象とす
る文字列の指定をマウスカーソルによって行なうものと
しているが、表示装置の表示画面上に一体化されたタブ
レットを設けた場合には、例えばタブレット上の座標位
置を指定するためのペン等によって直接的に指示するこ
とも可能である。
【0078】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、か
な漢字変換によって得られた変換候補の文字列につい
て、変換候補の文字列を指定するだけで、電子辞書ビュ
ーワの機能を利用して電子辞書から情報を検索すること
ができるため操作が簡単である。さらに、その情報の表
示を電子辞書ビューワの機能を用いて電子辞書ビューワ
用のウィンドウの中に表示するのではなく、電子辞書か
ら検索された情報のみを表示するので、目線の移動を最
小限とすることができユーザに対する負荷を軽くするこ
とが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる文書作成装置の構成
を示すブロック図。
【図2】第1実施形態の文書作成装置における動作を説
明するためのフローチャート。
【図3】第1実施形態の文書作成装置における動作を説
明するための表示画面の例を示す図。
【図4】第2実施形態の文書作成装置における動作を説
明するための表示画面の例を示す図。
【図5】第3実施形態の文書作成装置における動作を説
明するための表示画面の例を示す図。
【図6】第3実施形態の文書作成装置における動作を説
明するための表示画面の例を示す図。
【図7】第4実施形態の文書作成装置における動作を説
明するための表示画面の例を示す図。
【符号の説明】
10…かな漢字変換制御部 10a…検索結果表示フラグ 12…かな漢字変換入力部 14…かな漢字変換部 16…かな漢字変換辞書 18…かな漢字変換出力部 20…電子辞書制御部 22…電子辞書検索部 24…電子辞書 26…検索結果保持部 28…電子辞書出力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された読み文字列に対してかな漢字
    変換を行なう文書作成装置において、 かな漢字変換を行なう際に参照されるもので、読み文字
    列と、この読み文字列に対する変換結果との対応関係が
    登録されているかな漢字変換辞書と、 入力された読み文字列をもとに、前記かな漢字変換辞書
    を参照してかな漢字変換を行ない、少なくとも1つの変
    換候補の文字列を取得するかな漢字変換手段と、 文字列と、この文字列に関する情報が対応付けられて登
    録されている電子辞書と、 前記かな漢字変換手段によって取得された変換候補の文
    字列を検索キーとして前記電子辞書を検索し、前記変換
    候補の文字列に関する情報を取得する電子辞書検索手段
    と、 前記かな漢字変換手段によって取得された変換候補の文
    字列を表示すると共に、表示された変換候補の文字列に
    対する所定の指示に応じて、前記電子辞書検索手段によ
    って検索された、前記所定の指示があった変換候補の文
    字列に関する情報のみを表示するかな漢字変換出力手段
    とを具備したことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 前記かな漢字変換出力手段は、 表示する変換候補の文字列に対して、ポインティングデ
    バイスの操作によって指示があった場合に、該当する変
    換候補の文字列に関する情報のみを表示することを特徴
    とする請求項1記載の文書作成装置。
  3. 【請求項3】 前記かな漢字変換出力手段は、 表示する変換候補の文字列に対して選択すべき変換候補
    が特定されている状態において、前記電子辞書に登録さ
    れた情報の表示の指示があった場合に、該当する変換候
    補の文字列に関する情報のみを表示することを特徴とす
    る請求項1記載の文書作成装置。
  4. 【請求項4】 前記かな漢字変換出力手段は、 前記かな漢字変換手段によって取得された変換候補の文
    字列の一覧を表示し、この一覧中において変換候補の文
    字列に対する所定の指示があった場合に、該当する変換
    候補の文字列に関する情報のみを表示することを特徴と
    する請求項1記載の文書作成装置。
  5. 【請求項5】 前記かな漢字変換出力手段は、 前記所定の指示があった変換候補の文字列に関する情報
    を、指示された変換候補の近傍に表示させることを特徴
    とする請求項1記載の文書作成装置。
  6. 【請求項6】 入力された読み文字列をもとに、読み文
    字列と、この読み文字列に対する変換結果との対応関係
    が登録されているかな漢字変換辞書を参照してかな漢字
    変換を行ない、少なくとも1つの変換候補の文字列を取
    得し、 かな漢字変換によって取得された変換候補の文字列を検
    索キーとして、文字列と、この文字列に関する情報が対
    応付けられて登録されている電子辞書を検索し、前記変
    換候補の文字列に関する情報を取得し、 かな漢字変換によって取得された変換候補の文字列を表
    示すると共に、表示された変換候補の文字列に対する所
    定の指示に応じて、前記電子辞書から検索された、前記
    所定の指示があった変換候補の文字列に関する情報のみ
    を表示することを特徴とする情報表示方法。
JP9064641A 1997-03-18 1997-03-18 文書作成装置及び情報表示方法 Pending JPH10260966A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000242654A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Just Syst Corp 情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000242654A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Just Syst Corp 情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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