JPH1026070A - 内燃機関用取付部材及びピックアップコイル - Google Patents

内燃機関用取付部材及びピックアップコイル

Info

Publication number
JPH1026070A
JPH1026070A JP8180912A JP18091296A JPH1026070A JP H1026070 A JPH1026070 A JP H1026070A JP 8180912 A JP8180912 A JP 8180912A JP 18091296 A JP18091296 A JP 18091296A JP H1026070 A JPH1026070 A JP H1026070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
mounting portion
internal combustion
combustion engine
pickup coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8180912A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Fujimoto
秀一 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP8180912A priority Critical patent/JPH1026070A/ja
Priority to US08/890,664 priority patent/US6089109A/en
Publication of JPH1026070A publication Critical patent/JPH1026070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/347Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/06Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of circuit-makers or -breakers, or pick-up devices adapted to sense particular points of the timing cycle
    • F02P7/067Electromagnetic pick-up devices, e.g. providing induced current in a coil
    • F02P7/0677Mechanical arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/30Supports specially adapted for an instrument; Supports specially adapted for a set of instruments

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関からの高周波振動による応力集中が
緩和され損傷を受けないこと。 【解決手段】 取付部材50は内燃機関に取付けられる
第1の取付部53と第2の取付部54とその両側の補強
部としての絞り曲げ部56とを有している。この絞り曲
げ部56は、一端部が第1の取付部53と第2の取付部
54との境界線軸55に対して第1の取付部53の穴5
1側方向に約45°をなす軸57と境界線軸55と平行
な軸58上で、第2の取付部54の一端部59の一部を
一端として形成されている。このように、第2の取付部
54の両側に絞り曲げ部56が形成されることで、振動
のピーク値が低下され第1の取付部53と第2の取付部
54との境界に対する応力集中が緩和され、取付部材5
0の損傷を防止することができる。また、絞り曲げ部5
6を形成することにより曲げ加工によるスプリングバッ
クが抑制され寸法精度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ピックア
ップコイル等の所定の部品を内燃機関に取付けるための
内燃機関用取付部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピックアップコイルに関連する先
行技術文献としては、特開昭63−140868号公
報、特開昭63−140869号公報にて開示されたも
のが知られている。これらのものでは、内燃機関に取付
け、内燃機関のクランク軸の回転位置を検出するための
ピックアップコイルの取付構造が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のピックアップコ
イルにおいては、内燃機関側に取付けるための取付部材
(支持部材)が単純曲げ構造を有している。ところが、
このような単純曲げ構造の取付部材の曲げ部には内燃機
関からの高周波振動による応力集中が起こることで取付
部材が損傷を受け易いという不具合があった。
【0004】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、内燃機関からの高周波振動に
よる応力集中が緩和され共振し難く、損傷を受けること
のない内燃機関用取付部材及びピックアップコイルを提
供することを課題としている。更に、上記不具合を解決
すると共に加工形成も容易な内燃機関用取付部材及びピ
ックアップコイルを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関用取
付部材によれば、第1の取付部平面において、第1の取
付部と第2の取付部との境界線軸と所定角度をなす第1
の軸を第1の端部の少なくとも一部とすると共に第2の
取付部の一端部の少なくとも一部を第2の端部として形
成される補強部を備えている。よって、第1の取付部と
第2の取付部との境界に集中する内燃機関からの高周波
振動による応力が緩和される。
【0006】請求項2の内燃機関用取付部材によれば、
第1の端部は、第1の取付部平面において、第1の取付
部と第2の取付部との境界線軸と所定角度をなす第1の
軸と、第1の取付部平面において、第1の軸に対して境
界線軸側に所定角度をなす第2の軸とを少なくとも一部
として形成されている。よって、第1の取付部と第2の
取付部との境界に集中する内燃機関からの高周波振動に
よる応力が緩和される。更に、第2の取付部の振動のピ
ーク値が低下される。
【0007】請求項3の内燃機関用取付部材によれば、
第1の取付部、第2の取付部及び補強部が一部材をプレ
ス加工により曲げ加工され形成されている。よって、取
付部材に補強部を形成するにあたり新たな工程や複雑な
曲げ工程を必要とすることがなく、請求項1または請求
項2に記載の構成を容易に形成することができる。更
に、補強部を形成することにより曲げ加工によるスプリ
ングバックが抑制され寸法精度を向上することができ
る。
【0008】請求項4に記載されているように、この内
燃機関用取付部材は回転体の回転位置を検出するピック
アップコイルに用いることが好ましい。ピックアップコ
イルは被検出部とピックアップコイルの検出部との距離
が安定していないと誤差が生じる。よって、請求項1乃
至請求項3に記載のような応力の集中を緩和し、第2の
取付部の振動を抑制する取付部材をピックアップコイル
の取付部材として用いることによりピックアップコイル
の検出部と被検出部との距離を安定させることができ、
ひいてはピックアップコイルの検出信号を安定したもの
にできるという効果が得られる。
【0009】請求項5の内燃機関用ピックアップコイル
によれば、応力の集中を緩和し、第2の取付部の振動を
抑制する取付部材をピックアップコイルの取付部材とし
て用いている。よって、ピックアップコイルの検出部と
被検出部との距離を安定させることができ、ひいてはピ
ックアップコイルの検出信号を安定したものにできると
いう効果が得られる。
【0010】請求項6の内燃機関用ピックアップコイル
によれば、第1の取付部、第2の取付部及び補強部を有
する取付部材は一部材をプレス加工し形成されている。
よって、取付部材に補強部を形成するにあたり新たな工
程や複雑な曲げ工程を必要とすることがなく、容易に形
成することができる。更に、補強部を形成することによ
り曲げ加工によるスプリングバックが抑制され寸法精度
を向上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0012】〈実施例1〉図1は本発明の実施の形態の
第1実施例にかかる内燃機関用取付部材が適用された内
燃機関(エンジン)の点火装置の点火時期を検出するピ
ックアップコイルを示す分解斜視図、図2は図1のピッ
クアップコイルが取付けられた二輪自動車の発電機周辺
を示す断面図である。また、図3は図1のピックアップ
コイルの上面図及びその取付部材の絞り曲げ部の形状を
示す平面図である。
【0013】図2において、本実施例のピックアップコ
イル1は、内燃機関100のクランクケース110の端
部に設けられた発電機200の回転子210の外周位置
に装着されてクランク軸120の回転位置としての回転
角の検出を行うもので、発電機200と共にカバー22
0内に収納されている。
【0014】回転子210は、クランク軸120の端部
に連結されるロータ支持部材211と、このロータ支持
部材211に固着され、内燃機関100が解放された円
環状のロータ212とからなり、ロータ212の内周に
は永久磁石213が装着されている。このロータ212
の外周の一部には、ロータ212を打出しにより形成し
た外周に突出する突起部214が設けられている。な
お、永久磁石213の内周には、電気子コイル231を
備えた固定子230がステータ支持部材232を介して
クランクケース110に支持され、回転子210が回転
することにより、電気子コイル231が交流電流を発生
する。
【0015】ピックアップコイル1は、図1にその詳細
な構造を示すように、コイル10と鉄心20と永久磁石
30とを備えている。コイル10は、ボビンケース11
の糸巻部12に捲回されたのち、その外周にコイル保護
用糸13を捲回して設けられている。ボビンケース11
の糸巻部12と永久磁石30が配される位置との間に
は、一対の穴14が形成され、その穴14内にはコイル
10の端部と接続されたターミナル15が挿入されてい
る。
【0016】また、ボビンケース11の内部には、鉄心
20を配設する穴17が設けられ、永久磁石30が配さ
れる後面(図1右側)より、鉄心20が挿入されてい
る。なお、鉄心20は後側に大径部21を備えた円柱形
状を呈し、大径部21が、ボビンケース11の後面に収
納されている。
【0017】コイル10、コイル保護用糸13及びター
ミナル15が組付けられたボビンケース11は、図1に
示すように、注入樹脂40によりモールド成形されてい
る。この注入樹脂40の後面には、永久磁石30の形状
に応じた凹部(図示略)が形成されている。コイル1
0、ターミナル15等がモールド成形された注入樹脂4
0は、鉄心20に永久磁石30の磁力を集束する磁束板
31、永久磁石30が収納されている。
【0018】永久磁石30を収納した注入樹脂40に
は、後面より取付部材50が装着される。この取付部材
50は、鉄板をプレス加工により絞り曲げを含む曲げ加
工され形成されたもので、第1の取付部53の中央端が
注入樹脂40の下面(図1下側)の前側(図1左側)に
形成された溝42内に内嵌され、後面より板バネ材で形
成されたクリップ60を注入樹脂40の両側面に形成さ
れた突起43に嵌合わせることで、注入樹脂40に取付
部材50が装着される。
【0019】また、取付部材50の第1の取付部53の
両端には、穴51が形成されており、穴51を介して螺
子52にてクランクケース110に螺着されることによ
り、ピックアップコイル1がロータ212の外周に装着
される。更に、この取付部材50は、鉄心20、突起部
214及びロータ212、取付部材50を介して永久磁
石30の磁場が閉磁路を形成させる役割を果たしてい
る。
【0020】取付部材50の第2の取付部54とクリッ
プ60の間には、ターミナル15と接続されるリード線
70が支持され、このリード線70の端部の被覆が剥か
れた裸線が、注入樹脂40の上端(図1上側)より突設
するターミナル15の端部に形成された凹部19内に収
納されてはんだ等により接続される。なお、クリップ6
0で支持される部分のリード線70の外周にはワニスチ
ューブ71が配され、振動等を受けてリード線70が断
線するのを防いでいる。
【0021】ここで、取付部材50の第1の取付部53
と第2の取付部54との曲げ加工における谷線部として
の境界線軸55は所定の角度、本実施例では直角をなし
ている。また、取付部材50の第2の取付部54の両側
の補強部としての絞り曲げ部56は、一端部が第1の取
付部53と第2の取付部54との境界線軸55に対して
第1の取付部53の穴51側方向に約45°をなす軸5
7と境界線軸55と平行な軸58上に形成されている。
更に、絞り曲げ部56は第2の取付部54の一端部59
の一部を一端として形成されている。
【0022】なお、図4は図3(b)に示す取付部材5
0の変形例を示した平面図であり、ピックアップコイル
1が配置される周囲スペースの都合に合わせて、補強部
としての絞り曲げ部56の一端部が第1の取付部53と
第2の取付部54との境界線軸55に対して第1の取付
部53の穴51側方向と反対に約45°をなす軸57と
境界線軸55と平行な軸58上に形成されている。更
に、第2の取付部54の一端部59の一部を一端として
形成されている。
【0023】次に、本実施例の取付部材50が適用され
たピックアップコイル1の作動について説明する。
【0024】内燃機関100が始動されると、クランク
軸120の回転に伴ってロータ212が回転される。ロ
ータ212の突起部214が鉄心20とは異なる位置に
あるとき、永久磁石30の磁場は開磁路である。ロータ
212が回転し、ロータ212に設けられた突起部21
4が鉄心20の端部を通過するとき、永久磁石130の
磁場は鉄心20、突起部214、ロータ212、取付部
材50を介して閉磁路となる。この開磁路から閉磁路の
変化により、コイル10の捲回された部分の鉄心20の
磁束が変化され、フレミング右手の法則に基づき、コイ
ル10にて誘導起電力が発生され、ピックアップコイル
1から信号が出力される。すると、図示しない点火装置
のECU(電子制御装置)がピックアップコイル1から
の信号を受けてクランク軸120の回転位置を検出し点
火時期の設定が実行される。
【0025】このように、本実施例の内燃機関用取付部
材50は、内燃機関100に取付けられる第1の取付部
53と、第1の取付部53平面に対して所定の角度を有
して設けられており、所定の部品が取付けられる第2の
取付部54と、第1の取付部53平面において、第1の
取付部53と第2の取付部54との境界線軸55と所定
角度をなす第1の軸57を第1の端部の少なくとも一部
とすると共に第2の取付部54の一端部59の少なくと
も一部を第2の端部として形成される補強部としての絞
り曲げ部56とを具備するものである。
【0026】取付部材50の第1の取付部53と第2の
取付部54とは所定の角度、本実施例では直角をなして
いる。また、絞り曲げ部56は一端部が第1の取付部5
3と第2の取付部54との境界線軸55に対して第1の
取付部53の穴51側方向に約45°をなす軸57上に
形成されている。更に、絞り曲げ部56は第2の取付部
54の一端部59の一部を一端として形成されている。
【0027】即ち、補強部としての絞り曲げ部56は、
第1の取付部53と第2の取付部54との境界線軸55
と所定角度をなす第1の軸57が第1の端部の少なくと
も一部とされ、第2の取付部54の一端部59の少なく
とも一部を第2の端部として形成されることで、第1の
取付部53と第2の取付部54との境界に集中する内燃
機関100からの高周波振動による応力を緩和すること
ができる。
【0028】また、本実施例の内燃機関用取付部材50
の第1の端部は、第1の取付部53平面において、第1
の取付部53と第2の取付部54との境界線軸55と所
定角度をなす第1の軸57と、第1の取付部53平面に
おいて、第1の軸57に対して境界線軸55側に所定角
度をなす第2の軸58とを少なくとも一部として形成さ
れている。
【0029】即ち、第1の端部が、第1の取付部53平
面において、第1の取付部53と第2の取付部54との
境界線軸55と所定角度をなす第1の軸57と、第1の
取付部53平面において、第1の軸57に対して境界線
軸55側に所定角度をなす第2の軸58とを少なくとも
一部として形成されているため、第1の取付部53と第
2の取付部54との境界に集中する内燃機関100から
の高周波振動による応力を緩和することができる。更
に、第2の取付部54の振動のピーク値を低下すること
ができる。
【0030】そして、本実施例の内燃機関用取付部材5
0の第1の取付部53、第2の取付部54及び補強部と
しての絞り曲げ部56は一部材をプレス加工により形成
されている。
【0031】即ち、第1の取付部53、第2の取付部5
4及び絞り曲げ部56とは一部材をプレス加工により曲
げ加工され形成されているため、絞り曲げ部56を形成
するにあたり新たな工程や複雑な曲げ工程を必要とする
ことがなく容易に形成することができる。更に、絞り曲
げ部56を形成することにより曲げ加工によるスプリン
グバックが抑制され寸法精度を向上することができる。
【0032】更に、本実施例の内燃機関用取付部材50
を、回転体の回転位置を検出するピックアップコイル用
取付部材とするものである。
【0033】即ち、この内燃機関用取付部材50は回転
体の回転位置を検出するピックアップコイル1に用いる
ことが好ましい。ピックアップコイル1は被検出部とし
てのロータ212の突起部214とピックアップコイル
1の検出部としての鉄心20先端との距離が安定してい
ないと誤差が生じる。このため、応力の集中が緩和さ
れ、第2の取付部54の振動を抑制することができる取
付部材50をピックアップコイル1の取付部材として用
いることによりピックアップコイル1の検出部と被検出
部との距離を安定させることができ、結果的にピックア
ップコイル1の検出信号を安定したものとすることがで
きる。
【0034】更にまた、本実施例の内燃機関用ピックア
ップコイル1は、少なくとも、永久磁石30と鉄心20
とコイル10とからなるピックアップコイル本体と、内
燃機関100に取付けられる第1の取付部53と、第1
の取付部53平面に対して所定の角度を有して設けられ
ており、ピックアップコイル本体が取付けられる第2の
取付部54と、第1の取付部53平面において、第1の
取付部53と第2の取付部54との境界線軸55と所定
角度をなす第1の軸57を第1の端部の少なくとも一部
とすると共に第2の取付部54の一端部59の少なくと
も一部を第2の端部として形成される補強部としての絞
り曲げ部56とを有する取付部材50とを具備するもの
である。
【0035】このように、応力の集中を緩和し、第2の
取付部54の振動を抑制する取付部材50をピックアッ
プコイル1の取付部材50として用いているため、ピッ
クアップコイル1の検出部と被検出部との距離を安定さ
せることができ、結果的にピックアップコイル1の検出
信号を安定したものとすることができる。
【0036】加えて、本実施例の内燃機関用ピックアッ
プコイル1は、第1の取付部53、第2の取付部54及
び補強部としての絞り曲げ部56を有する取付部材50
が一部材をプレス加工し形成されている。
【0037】即ち、第1の取付部53、第2の取付部5
4及び絞り曲げ部56を有する取付部材50が一部材を
プレス加工し形成されているため、取付部材50の絞り
曲げ部56を形成するにあたり新たな工程や複雑な曲げ
工程を必要とすることがなく、容易に形成することがで
きる。更に、取付部材50は絞り曲げ部56を形成する
ことにより曲げ加工によるスプリングバックが抑制され
寸法精度を向上することができる。
【0038】〈実施例2〉図5は本発明の実施の形態の
第2実施例にかかる内燃機関用取付部材が適用されたピ
ックアップコイルを示す分解斜視図である。なお、上述
の実施例と同様の構成または相当部分からなるものにつ
いては同一符号及び同一記号を付し、その相違点のみに
ついて説明する。また、本実施例のピックアップコイル
の使用状況及び作動についても上述の実施例と同様であ
り省略する。
【0039】図5に示すピックアップコイル1′では、
取付部材50′の絞り曲げ形状のみが図1と相違してお
り、取付部材50′の絞り曲げ部56は、第1の取付部
53と第2の取付部54との境界線軸55に対して、片
側(図5右側)のみに第1の取付部53の穴51側方向
に約45°をなす軸57と境界線軸55と平行な軸58
上に形成されている。即ち、本実施例のピックアップコ
イル1′の取付部材50′は、図1に示すピックアップ
コイル1の取付部材50の第2の取付部54の両側に形
成された絞り曲げ部56のうち左側の絞り曲げ部56を
除いた形状とされている。
【0040】つまり、第1の取付部53と第2の取付部
54との境界線軸55に対して第1の取付部53の穴5
1側方向に約45°をなす軸57と境界線軸55と平行
な軸58上に絞り曲げ部56が片側に形成されているこ
とで、第1の取付部53と第2の取付部54との境界に
対する応力集中が緩和され、第2の取付部54の片側に
絞り曲げ部56が形成されていることで曲げ加工におけ
るスプリングバックが改善される。このため、図1のピ
ックアップコイル1と同様に、ピックアップコイル1′
が内燃機関100の高周波振動の影響を受け難くなり、
ピックアップコイル1′の鉄心20とロータ212の突
起部214との隙間を所望の一定にすることができる。
【0041】このように、本実施例の内燃機関用取付部
材50′は、内燃機関100に取付けられる第1の取付
部53と、第1の取付部53平面に対して所定の角度を
有して設けられており、所定の部品が取付けられる第2
の取付部54と、第1の取付部53平面において、第1
の取付部53と第2の取付部54との境界線軸55と所
定角度をなす第1の軸57を第1の端部の少なくとも一
部とすると共に第2の取付部54の一端部59の少なく
とも一部を第2の端部として形成される補強部としての
絞り曲げ部56とを具備するものである。
【0042】取付部材50′の第1の取付部53と第2
の取付部54とは所定の角度、本実施例では直角をなし
ている。また、絞り曲げ部56は一端部が第1の取付部
53と第2の取付部54との境界線軸55に対して第1
の取付部53の穴51側方向に約45°をなす軸57上
に形成されている。更に、絞り曲げ部56は第2の取付
部54の一端部59の一部を一端として形成されてい
る。
【0043】即ち、補強部としての絞り曲げ部56は、
第1の取付部53と第2の取付部54との境界線軸55
と所定角度をなす第1の軸57が第1の端部の少なくと
も一部とされ、第2の取付部54の一端部59の少なく
とも一部を第2の端部として形成されることで、第1の
取付部53と第2の取付部54との境界に集中する内燃
機関100からの高周波振動による応力を緩和すること
ができる。
【0044】また、本実施例の内燃機関用取付部材5
0′の第1の端部は、第1の取付部53平面において、
第1の取付部53と第2の取付部54との境界線軸55
と所定角度をなす第1の軸57と、第1の取付部53平
面において、第1の軸57に対して境界線軸55側に所
定角度をなす第2の軸58とを少なくとも一部として形
成されている。
【0045】即ち、第1の端部が、第1の取付部53平
面において、第1の取付部53と第2の取付部54との
境界線軸55と所定角度をなす第1の軸57と、第1の
取付部53平面において、第1の軸57に対して境界線
軸55側に所定角度をなす第2の軸58とを少なくとも
一部として形成されているため、第1の取付部53と第
2の取付部54との境界に集中する内燃機関100から
の高周波振動による応力を緩和することができる。更
に、第2の取付部54の振動のピーク値を低下すること
ができる。
【0046】そして、本実施例の内燃機関用取付部材5
0′の第1の取付部53、第2の取付部54及び補強部
としての絞り曲げ部56は一部材をプレス加工により形
成されている。
【0047】即ち、第1の取付部53、第2の取付部5
4及び絞り曲げ部56とは一部材をプレス加工により曲
げ加工され形成されているため、絞り曲げ部56を形成
するにあたり新たな工程や複雑な曲げ工程を必要とする
ことがなく容易に形成することができる。更に、絞り曲
げ部56を形成することにより曲げ加工によるスプリン
グバックが抑制され寸法精度を向上することができる。
【0048】更に、本実施例の内燃機関用取付部材5
0′を、回転体の回転位置を検出するピックアップコイ
ル用取付部材とするものである。
【0049】即ち、この内燃機関用取付部材50′は回
転体の回転位置を検出するピックアップコイル1′に用
いることが好ましい。ピックアップコイル1′は被検出
部としてのロータ212の突起部214とピックアップ
コイル1′の検出部としての鉄心20先端との距離が安
定していないと誤差が生じる。このため、応力の集中が
緩和され、第2の取付部54の振動を抑制することがで
きる取付部材50′をピックアップコイル1′の取付部
材として用いることによりピックアップコイル1′の検
出部と被検出部との距離を安定させることができ、結果
的にピックアップコイル1′の検出信号を安定したもの
とすることができる。
【0050】更にまた、本実施例の内燃機関用ピックア
ップコイル1′は、少なくとも、永久磁石30と鉄心2
0とコイル10とからなるピックアップコイル本体と、
内燃機関100に取付けられる第1の取付部53と、第
1の取付部53平面に対して所定の角度を有して設けら
れており、ピックアップコイル本体が取付けられる第2
の取付部54と、第1の取付部53平面において、第1
の取付部53と第2の取付部54との境界線軸55と所
定角度をなす第1の軸57を第1の端部の少なくとも一
部とすると共に第2の取付部54の一端部59の少なく
とも一部を第2の端部として形成される補強部としての
絞り曲げ部56とを有する取付部材50′とを具備する
ものである。
【0051】このように、応力の集中を緩和し、第2の
取付部54の振動を抑制する取付部材50′をピックア
ップコイル1′の取付部材50′として用いているた
め、ピックアップコイル1′の検出部と被検出部との距
離を安定させることができ、結果的にピックアップコイ
ル1′の検出信号を安定したものとすることができる。
【0052】加えて、本実施例の内燃機関用ピックアッ
プコイル1′は、第1の取付部53、第2の取付部54
及び補強部としての絞り曲げ部56を有する取付部材5
0′が一部材をプレス加工し形成されている。
【0053】即ち、第1の取付部53、第2の取付部5
4及び絞り曲げ部56を有する取付部材50′が一部材
をプレス加工し形成されているため、取付部材50′の
絞り曲げ部56を形成するにあたり新たな工程や複雑な
曲げ工程を必要とすることがなく、容易に形成すること
ができる。更に、取付部材50′は絞り曲げ部56を形
成することにより曲げ加工によるスプリングバックが抑
制され寸法精度を向上することができる。
【0054】ところで、上記実施例では、内燃機関用取
付部材が内燃機関のクランク軸の回転位置を検出するピ
ックアップコイルの取付部材として用いられているが、
本発明を実施する場合には、これに限定されるものでは
なく、このような内燃機関用取付部材は内燃機関から受
ける高周波振動による曲げ加工部への応力集中を緩和す
るための取付部材の構造として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用取付部材が適用されたピックアップコイ
ルを示す分解斜視図である。
【図2】 図2は図1のピックアップコイルが取付けら
れた発電機周辺を示す断面図である。
【図3】 図3は図1のピックアップコイルの上面図及
びその取付部材の絞り曲げ部を示す平面図である。
【図4】 図4は図3の取付部材の絞り曲げ部の変形例
を示す平面図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態の第2実施例にか
かる内燃機関用取付部材が適用されたピックアップコイ
ルを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ピックアップコイル 50 取付部材 53 第1の取付部 54 第2の取付部 55 境界線軸 56 絞り曲げ部(補強部) 100 内燃機関

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に取付けられる第1の取付部
    と、 前記第1の取付部平面に対して所定の角度を有して設け
    られており、所定の部品が取付けられる第2の取付部
    と、 前記第1の取付部平面において、前記第1の取付部と前
    記第2の取付部との境界線軸と所定角度をなす第1の軸
    を第1の端部の少なくとも一部とすると共に前記第2の
    取付部の一端部の少なくとも一部を第2の端部として形
    成される補強部とを具備することを特徴とする内燃機関
    用取付部材。
  2. 【請求項2】 前記第1の端部は、前記第1の取付部平
    面において、前記第1の取付部と前記第2の取付部との
    境界線軸と所定角度をなす前記第1の軸と、前記第1の
    取付部平面において、前記第1の軸に対して前記境界線
    軸側に所定角度をなす第2の軸とを少なくとも一部とし
    て形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関用取付部材。
  3. 【請求項3】 前記第1の取付部、前記第2の取付部及
    び前記補強部とは一部材をプレス加工により形成されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    内燃機関用取付部材。
  4. 【請求項4】 前記内燃機関用取付部材は、回転体の回
    転位置を検出するピックアップコイル用取付部材である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに
    記載の内燃機関用取付部材。
  5. 【請求項5】 少なくとも、永久磁石と鉄心とコイルと
    からなるピックアップコイル本体と、 内燃機関に取付けられる第1の取付部と、前記第1の取
    付部平面に対して所定の角度を有して設けられており、
    前記ピックアップコイル本体が取付けられる第2の取付
    部と、前記第1の取付部平面において、前記第1の取付
    部と前記第2の取付部との境界線軸と所定角度をなす第
    1の軸を端部の少なくとも一部とすると共に前記第2の
    取付部の一端部の少なくとも一部を第2の端部として形
    成される補強部とを有する取付部材とを具備することを
    特徴とする内燃機関用ピックアップコイル。
  6. 【請求項6】 前記第1の取付部、前記第2の取付部及
    び前記補強部を有する前記取付部材は一部材をプレス加
    工し形成されていることを特徴とする請求項5に記載の
    内燃機関用ピックアップコイル。
JP8180912A 1996-07-10 1996-07-10 内燃機関用取付部材及びピックアップコイル Pending JPH1026070A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8180912A JPH1026070A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 内燃機関用取付部材及びピックアップコイル
US08/890,664 US6089109A (en) 1996-07-10 1997-07-09 Angled holder for mounting part on internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8180912A JPH1026070A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 内燃機関用取付部材及びピックアップコイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1026070A true JPH1026070A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16091471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8180912A Pending JPH1026070A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 内燃機関用取付部材及びピックアップコイル

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6089109A (ja)
JP (1) JPH1026070A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005517951A (ja) * 2002-02-21 2005-06-16 インテリジェント メカトロニック システムズ インコーポレイテッド 横方向および角度の調節をする車両座席の(予荷重)ロードセル
KR100486308B1 (ko) * 2003-08-21 2005-04-29 삼성전자주식회사 다양한 버스 중재 알고리즘을 프로그램 할 수 있는 아비터

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4688437A (en) * 1986-03-07 1987-08-25 Orion Research, Inc. Electrode holder assembly
JPH079231B2 (ja) * 1986-12-03 1995-02-01 日本電装株式会社 ピツクアツプコイル
JPH0670421B2 (ja) * 1986-12-03 1994-09-07 日本電装株式会社 ピックアップコイルおよびその製造方法
US4760749A (en) * 1987-01-27 1988-08-02 Groleau Rodney J Mold pressure sensor body
US5018384A (en) * 1989-07-21 1991-05-28 Nippon Seiko Kabushiki Kaisha Rotational speed detector
US5018397A (en) * 1990-01-26 1991-05-28 The Boeing Company Transducer input shaft lock mechanism
DE4033860A1 (de) * 1990-10-24 1992-04-30 Lucas Ind Plc Haltevorrichtung zum positionieren eines sensors
JPH05226608A (ja) * 1992-02-10 1993-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄膜高誘電率体およびその製造方法
US5546804A (en) * 1994-08-11 1996-08-20 Rosemount Inc. Transmitter with moisture draining housing and improved method of mounting RFI filters
US5637814A (en) * 1994-08-17 1997-06-10 Advanced Micro Devices Apparatus for holding a device in abutting relation with a workpiece

Also Published As

Publication number Publication date
US6089109A (en) 2000-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002142413A (ja) 小型モータ
JPH1026070A (ja) 内燃機関用取付部材及びピックアップコイル
EP0855787A2 (en) Rotation detector
EP0536811A2 (en) Ignition coil-incorporated distributor for internal combustion engines
US4349761A (en) Flat type coreless rotary electric machine
JP3517990B2 (ja) ピックアップセンサ
CN112564425A (zh) 马达以及马达的组装方法
JPS63140868A (ja) ピツクアツプコイル
JP2592467B2 (ja) 内燃機関の回転信号発生装置
JP2796289B2 (ja) 内燃機関用点火コイル一体型配電器
KR100431718B1 (ko) 외경이 작은 편평형 코아레스 진동모터
KR20010001844A (ko) 차량용 회전 각도 센서
JP3281484B2 (ja) クロスコイル式計器の指針軸取付構造
JPS59127559A (ja) モ−タ
JP2542371Y2 (ja) 電磁ピックアップセンサ
JP3509547B2 (ja) 信号発電子
JP3709310B2 (ja) 回転センサ
JP2850257B2 (ja) 車輌用盗難防止装置
JP2862760B2 (ja) 点火コイル一体型配電器及び電磁ピックアップ
JP2000097960A (ja) 回転速度検出装置
JP5466627B2 (ja) 回転検出装置
JP3042571B2 (ja) 内燃機関用配電器及び電磁式信号発生器
JPH08122347A (ja) 電磁式回転検出装置
JPH0311160A (ja) 内燃機関用点火コイル一体形配電器
JP3152625B2 (ja) ブラシレスモータ