JP2000097960A - 回転速度検出装置 - Google Patents

回転速度検出装置

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JP2000097960A
JP2000097960A JP27041698A JP27041698A JP2000097960A JP 2000097960 A JP2000097960 A JP 2000097960A JP 27041698 A JP27041698 A JP 27041698A JP 27041698 A JP27041698 A JP 27041698A JP 2000097960 A JP2000097960 A JP 2000097960A
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JP
Japan
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circuit board
coil
housing
cable
sensor unit
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JP27041698A
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Takeshi Tawaratsumida
健 俵積田
Katsuhiro Teramae
勝広 寺前
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケーブルの引張り力による不具合が生じること
がなく、ポッティング剤を用いずに回路基板を固定する
ことができる回転速度検出装置を提供する。 【解決手段】コイルボビン3の筒部3a先端部分に検出
コイル2が巻設され、基部3bには筒部3aと反対側に
平板状の支持台9が一体に突設されている。コイル端子
4及び端子ピン10aをそれぞれ回路基板5の反実装面
側から各々コイル端子挿通孔5a及び端子ピン挿通孔5
bに挿通し、それぞれ回路基板5の実装面に半田付けす
る。これにより回路基板5を支持台9に固定して支持さ
せる。而して、ケーブル8の引張り力が回路基板5に直
接かかることがなく支持台9にかかるから、従来のよう
なポッティング剤を用いなくても回路基板5を安定して
固定することができる。しかも、樹脂ポッティングの必
要がないことからポッティング剤の扱い難さに伴う作業
性の悪さを改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車輪やト
ランスミッション等に取りつけて車輪軸や駆動軸等の回
転速度を検出する回転速度検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車にはアンチロックブレーキ
システム、オートマチックトランスミッション或いはナ
ビゲーションシステム等が搭載され、これらの装置は自
動車の走行速度や車輪の回転状態を検出して種々の制御
を行なうものであり、そのために自動車の走行速度や車
輪の回転状態を低速まで正確に検出することが重要性を
増してきている。また、オートマチックトランスミッシ
ョン自体の多機能化、小型化により、使用される回転速
度検出装置の個数も増加し、小型化される傾向にある。
【0003】ところで、上記のように自動車の走行速度
や車輪の回転状態を検出するためには、耐熱性、耐環境
性等を考慮して、一般的には光学式や接触式の検出装置
よりも磁気による検出装置が使用されている。例えば、
略中心に挿通された回転軸(車軸)に固定されてこの回
転軸と一体に回転するロータを磁界中に設置し、ロータ
の回転による磁界の変化で回転軸の回転速度(すなわち
走行速度)を検出する回転速度検出装置が用いられてい
る。
【0004】上記のような回転速度検出装置としては、
略円筒形の金属製のロータの円周方向に沿った表面に凹
凸部を設けてギヤ状に形成し、このロータを回転軸に固
定するとともに、その近傍に検出コイルを具備したセン
サユニットを配置し、検出コイルに高周波電流を流すこ
とで生じる高周波磁界中でのロータの回転運動により、
円周方向に沿ってロータの表面に設けた凹凸部が上記磁
界を変化させ、検出コイルの共振条件(Qファクタな
ど)が変わることでロータの回転速度に応じた検出出力
(検出信号)が検出コイルの両端から取り出せるもので
ある。上記検出信号はケーブルを通して外部に取り出さ
れて制御用のマイクロコンピュータ(以下、「マイコ
ン」と略す。)などで演算処理されて回転速度が算出さ
れるのである。
【0005】図6は従来の回転速度検出装置の構造を示
すものである。コイルボビン23に検出コイル22を巻
設して構成されるセンサユニットが短冊形のプリント基
板から成る回路基板25の長手方向一端部に実装されて
いる。また、回路基板25の長手方向他端部にはケーブ
ル端子30が表面実装されており、取付台27のケーブ
ル挿通孔27dに挿通されたケーブル8の一端がケーブ
ル端子30に半田付けされる。このケーブル8は検出出
力を外部に取り出したり、回路基板25に電源を供給す
るためのものであり、多端側に付設されるコネクタ13
によって外部装置(マイコンなど)に接続される。
【0006】センサユニットが実装された回路基板25
は有底円筒形のセンサヘッド部31内に収容される。こ
こで検出精度がセンサヘッド部31に対するセンサユニ
ットの位置精度に大きく依存すること、及び回路基板2
5に実装されている電子部品11の保護のために、セン
サヘッド部31内を合成樹脂等のポッティング剤32で
封止して回路基板25の固定及び保護が為されている。
【0007】一方、ケーブル端子30が実装されている
回路基板25の後端部は、ケーブル端子30をケーブル
8と半田接続することから、センサヘッド部31の開口
面から突出させてある。そして、回路基板25、ケーブ
ル端子30並びにケーブル8が略円筒形のハウジング2
6内に挿入されて保護されている。
【0008】このハウジング26の後端には取付台27
が嵌着されている。この取付台27は、ハウジング26
の開口端にその一部が嵌入される円筒形の主部27a
と、被取付部位に固定するためのねじ等が挿通される孔
(図示せず)を有して主部27aの一端側に形成される
フランジ部27bとを備えたものである。
【0009】而して、取付台27に貫通するケーブル挿
通孔27dとハウジング26に挿通されたケーブル8の
先端をセンサヘッド部31の後端から突出させた回路基
板25のケーブル端子30に半田付けし、取付台27と
ハウジング26とセンサヘッド部31を組み合わせた後
に全体を合成樹脂により一体成形して成形体33で固定
及びシールすることで回転速度検出装置が構成される。
そして、このような構造を有する回転速度検出装置はセ
ンサユニットの検出コイル22が位置する先端部分をロ
ータの凹凸部に対向するように配置される。なお、取付
台27のケーブル挿通孔27dにはケーブル8に外挿さ
れて取付台27からのケーブル8の抜けを防止する抜け
止め部材14が配設されている。
【0010】図7は上記回転速度検出装置が取り付けら
れた状態のオートマチックトランスミッション(以下、
「AT」と略す。)40の側面断面図である。このAT
40はFR車用の比較的大型のものであるが、その構成
は従来周知であるから詳しい説明は省略する。ロータ5
0はトルクコンバータ44のタービン45に直結されて
いるタービンシャフト46に装着されている。そして、
このロータ50に検出コイル22を近接して対向配置す
るために、図8に示すようにアルミダイカスト製のミッ
ションハウジング41に穿孔された挿通孔42に円筒形
のハウジング26が挿通されている。ハウジング26は
取付台27のフランジ部27bにてミッションハウジン
グ41に固定されており、取付台27と挿通孔42との
間にオイルシール43が介装されている。
【0011】而して高周波磁界によりロータ50の表面
に発生する渦電流量の差に基づいて凹凸部50aに応じ
た信号を取り出すようにしたことで検出コイル22並び
にハウジング26が小型化できるため、ハウジング26
の細径化が可能となり、AT40のギア間の狭い領域に
ハウジング26を配置させることができるようになって
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例に
おいては、ケーブル8のコネクタ13を外部装置に接続
する際などにケーブル8にある程度の引張り力がかかる
が、このような引張り力がかかった場合に、回路基板2
5のポッティング剤32で封止されている部分の界面に
荷重が集中し、ポッティング剤32の剥離や回路基板2
5の破損が生じる虞がある(特に回路基板25をセラミ
ック基板のように脆い基板材質で形成した場合)。ま
た、樹脂ポッティングの作業はポッティング剤の扱い難
さから作業性が悪いものである。
【0013】また、上記従来例では検出精度のばらつき
が取付台27の取付面からセンサヘッド部31までの距
離のばらつきに依存するため、全体を組み立てて樹脂成
形により完全に固定した状態でなければ特性評価を行え
ない。さらに回路基板25が組立の初期段階でセンサヘ
ッド部31内にポッティングされているため、上記特性
評価後に修理や特性の調整などの後処理が行えないとい
う不都合がある。しかも、部品寸法や組立のばらつきの
面で検出特性に影響を与える因子が、コイルボビン23
と回路基板25の実装、回路基板25とセンサヘッド部
31の固定、センサヘッド部31とハウジング26並び
にハウジング26と取付台27の接続、というように多
いために管理が難しい。
【0014】請求項1の発明は上記前者の問題に鑑みて
為されたものであり、その目的とするところは、ケーブ
ルの引張り力による不具合が生じることがなく、ポッテ
ィング剤を用いずに回路基板を固定することができる回
転速度検出装置を提供することにある。
【0015】また請求項2の発明は上記後者の問題に鑑
みて為されたものであり、その目的とするところは、回
路部の調整が可能な組立の途中段階において検出特性を
精度良く確認することができる回転速度検出装置を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、検出コイル並びに該検出コイル
が巻設されるコイルボビンを具備して回転体の回転に伴
う磁界の変化を検出するセンサユニットと、上記検出コ
イルを駆動して高周波磁界を発生させるとともに上記回
転体の回転に伴う高周波磁界の変化を電気信号として取
り出す回路部と、該回路部を構成する回路部品が実装さ
れる回路基板と、少なくとも上記検出コイルを先端部か
ら外部へ突出させるようにして上記センサユニット並び
に回路基板が納装されるハウジングと、該ハウジングの
後端部に設けられてハウジングを被取付部位に取り付け
る取付台と、上記回路部と接続されるとともに上記取付
台を通してハウジング外に導出されるケーブルとを備え
た回転速度検出装置において、上記回路基板を支持する
支持台を上記コイルボビンに一体形成したことを特徴と
し、ケーブルの引張り力が回路基板に直接かかることが
なく支持台にかかるようにして、従来のようなポッティ
ング剤を用いなくても回路基板を安定して固定すること
ができる。
【0017】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、検出コイル並びに該検出コイルが巻設されるコイ
ルボビンを具備して回転体の回転に伴う磁界の変化を検
出するセンサユニットと、上記検出コイルを駆動して高
周波磁界を発生させるとともに上記回転体の回転に伴う
高周波磁界の変化を電気信号として取り出す回路部と、
該回路部を構成する回路部品が実装される回路基板と、
少なくとも上記検出コイルを先端部から外部へ突出させ
るようにして上記センサユニット並びに回路基板が納装
されるハウジングと、該ハウジングの後端部に設けられ
てハウジングを被取付部位に取り付ける取付台と、上記
回路部と接続されるとともに上記取付台を通してハウジ
ング外に導出されるケーブルとを備えた回転速度検出装
置において、上記回路基板を支持する支持台を上記コイ
ルボビンに一体形成するとともに該支持台を上記取付台
に取着したことを特徴とし、取付台の取付面から検出コ
イルまでの距離が取付台とコイルボビンの2つの部品の
みで決定されるため、ハウジングにより回路基板を覆う
前の組立途中段階において検出特性を精度良く確認し且
つ調整を行うことができる。しかも、検出特性に影響を
与える部品寸法と組立ばらつきの因子がコイルボビンと
取付台のみであるから、ばらつきの管理が容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図3を参照
して本発明の実施形態1を詳細に説明する。なお、従来
例と共通する部分については同一の符号を付して説明を
省略する。
【0019】コイルボビン3は絶縁性を有する合成樹脂
材料により形成されており、略円筒形の筒部3aの先端
部分に検出コイル2が巻設されてセンサユニットが構成
されている。また、筒部3aの後端部には略円板状の基
部3bが一体に設けてある。この基部3bの筒部3aと
反対側の面には回路基板5と同程度の寸法を有する平板
状の支持台9が一体に突設されている。また、検出コイ
ル2の筒部3aの外側面には先端が検出コイル2の端末
に各々接続された一対のコイル端子4,4がコイルボビ
ン3と同時成形されている。このコイル端子4,4の後
端部を基部3bに貫通させてコイルボビン3の後方へ突
出させ、さらに略L形に折曲して支持台9を貫通させて
ある。なお、この支持台9は合成樹脂によりコイルボビ
ン3と一体成形するのが望ましい。
【0020】また、支持台9のコイルボビン3と反対側
の端部近傍にはケーブル端子10の端子ピン10aが圧
入される圧入孔9aが穿孔されている。ケーブル端子1
0はケーブル8の芯線8aが半田付けされる端子板10
bに上記端子ピン10aが突設されて構成される。
【0021】一方、回路基板5は矩形平板状に形成さ
れ、片面に回路部を構成する電子部品11が表面実装さ
れており、長手方向の一端側にコイル端子4が挿通され
るコイル端子挿通孔5aが穿設されるとともに他端側に
ケーブル端子10の端子ピン10aが挿通される端子ピ
ン挿通孔5bが穿設されている。
【0022】而して、コイル端子4及び端子ピン10a
をそれぞれ回路基板5の反実装面側から各々コイル端子
挿通孔5a及び端子ピン挿通孔5bに挿通し、回路基板
5の反実装面を支持台9に面当接させた状態でコイル端
子4並びに端子ピン10aをそれぞれ回路基板5の実装
面に半田付けする。これにより回路基板5を支持台9に
固定して支持させることができる。
【0023】ハウジング6は有底円筒形に形成され、底
部にはコイルボビン3の筒部3aを外部へ突出させるた
めの貫通孔6aが設けてある。
【0024】また取付台7はハウジング6の開口端にそ
の一部が嵌入される円筒形の主部7aと、被取付部位に
固定するためのねじ等が挿通される孔(図示せず)を有
して主部7aの一端側に形成されるフランジ部7bとを
備え、主部7a並びにフランジ部7bの略中心にはケー
ブル8が挿通されるケーブル挿通孔7dが設けてある。
【0025】而して、コイルボビン3の筒部3aを貫通
孔6aに挿通するようにして回路基板5をハウジング6
内に収納し、ハウジング6の開口端縁に取付台7の主部
7aを当接させ、ハウジング6、取付台7の主部7a並
びにハウジング6の外へ突出するコイルボビン3の筒部
3aを合成樹脂により一体成形し、全体を成形体12に
より固定及びシールして本実施形態の回転速度検出装置
が完成する。
【0026】上述のように構成される本実施形態におい
ては、回路基板5を支持する支持台9をコイルボビン3
に一体形成し、ケーブル8の引張り力が回路基板5に直
接かかることがなく支持台9にかかるようにして、従来
のようなポッティング剤を用いなくても回路基板5を安
定して固定することができる。しかも、樹脂ポッティン
グの必要がないことからポッティング剤の扱い難さに伴
う作業性の悪さを改善することができるとともに、ポッ
ティング剤を硬化させる時間などがなくなるために作業
時間の短縮が図れるという利点もある。さらに、コイル
ボビン3と支持台9を一体に形成していることから、従
来例のようなセンサヘッド部31のハウジングが不要と
なって組立工数の削減が図れるだけでなく、組立による
特性誤差の発生要因を減らすことができ、また成形体1
2によって検出コイル2を直接覆う構造によりセンサユ
ニットの寸法が検出コイル2の径と成形体12の肉厚の
みで決まり、センサユニットの小形化が図れるという利
点がある。
【0027】(実施形態2)図4及び図5を参照して本
発明の実施形態2を説明する。但し、本実施形態の基本
的な構成は実施形態1と共通するので、共通する部分に
ついては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態
の特徴となる部分についてのみ説明する。
【0028】本実施形態は、コイルボビン3と一体に形
成されて回路基板5を支持する支持台9を取付台7に取
着した点に特徴があり、具体的には支持台9の長手方向
の寸法を実施形態1に比較して長くし、支持台9の端部
を取付台7の主部7aに当接させて接着剤などの適宜の
手段により固定させている。
【0029】而して、回路基板5にコイル端子4及びケ
ーブル端子10の端子ピン10aを半田付けして支持台
9に回路基板5を固定するとともに、取付台7のケーブ
ル挿通孔7dに挿通されたケーブル8の芯線8aをケー
ブル端子10の端子板10bに半田付けなどにより接続
すれば、取付台7の取付面から検出コイル2までの距離
が支持台9が一体形成されたコイルボビン3並びに取付
台7によって決定され、ハウジング6を被せて全体を成
形体12で覆う完成状態でも変化することがないから、
この段階で検出特性の評価を行うことが可能となる。ま
た、その特性評価結果に基づいて回路部の修正や調整を
要する場合も、回路基板5がハウジング6に覆われてい
ないことから上記修正や調整が可能である。
【0030】そして、上述のような特性評価並びに必要
な修正や調整が完了した後、実施形態1と同様にハウジ
ング6を被せて全体を一体成形により成形体12で覆う
ことで本実施形態の回転速度検出装置が完成する。
【0031】上述のように本実施形態によれば、回路基
板5を支持する支持台9を取付台7に取着しているの
で、取付台7の取付面から検出コイル2までの距離が取
付台7とコイルボビン3の2つの部品のみで決定され、
ハウジング6により回路基板5を覆う前の組立途中段階
において検出特性を精度良く確認し且つ調整を行うこと
ができ、しかも、検出特性に影響を与える部品寸法と組
立ばらつきの因子がコイルボビン3と取付台7のみであ
るから、ばらつきの管理が容易になるという利点があ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、検出コイル並びに該
検出コイルが巻設されるコイルボビンを具備して回転体
の回転に伴う磁界の変化を検出するセンサユニットと、
上記検出コイルを駆動して高周波磁界を発生させるとと
もに上記回転体の回転に伴う高周波磁界の変化を電気信
号として取り出す回路部と、該回路部を構成する回路部
品が実装される回路基板と、少なくとも上記検出コイル
を先端部から外部へ突出させるようにして上記センサユ
ニット並びに回路基板が納装されるハウジングと、該ハ
ウジングの後端部に設けられてハウジングを被取付部位
に取り付ける取付台と、上記回路部と接続されるととも
に上記取付台を通してハウジング外に導出されるケーブ
ルとを備えた回転速度検出装置において、上記回路基板
を支持する支持台を上記コイルボビンに一体形成したの
で、ケーブルの引張り力が回路基板に直接かかることが
なく支持台にかかるようにして、従来のようなポッティ
ング剤を用いなくても回路基板を安定して固定すること
ができるという効果がある。
【0033】請求項2の発明は、検出コイル並びに該検
出コイルが巻設されるコイルボビンを具備して回転体の
回転に伴う磁界の変化を検出するセンサユニットと、上
記検出コイルを駆動して高周波磁界を発生させるととも
に上記回転体の回転に伴う高周波磁界の変化を電気信号
として取り出す回路部と、該回路部を構成する回路部品
が実装される回路基板と、少なくとも上記検出コイルを
先端部から外部へ突出させるようにして上記センサユニ
ット並びに回路基板が納装されるハウジングと、該ハウ
ジングの後端部に設けられてハウジングを被取付部位に
取り付ける取付台と、上記回路部と接続されるとともに
上記取付台を通してハウジング外に導出されるケーブル
とを備えた回転速度検出装置において、上記回路基板を
支持する支持台を上記コイルボビンに一体形成するとと
もに該支持台を上記取付台に取着したので、取付台の取
付面から検出コイルまでの距離が取付台とコイルボビン
の2つの部品のみで決定されるため、ハウジングにより
回路基板を覆う前の組立途中段階において検出特性を精
度良く確認し且つ調整を行うことができ、しかも、検出
特性に影響を与える部品寸法と組立ばらつきの因子がコ
イルボビンと取付台のみであるから、ばらつきの管理が
容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す分解断面図である。
【図2】同上の要部の分解斜視図である。
【図3】同上の側面断面図である。
【図4】実施形態2を示す分解断面図である。
【図5】同上の側面断面図である。
【図6】従来例の側面断面図である。
【図7】同上をオートマチックトランスミッションに取
り付けた状態の側面断面図である。
【図8】同上をオートマチックトランスミッションに取
り付けた状態の要部側面断面図である。
【符号の説明】
1 センサユニット 2 検出コイル 3 コイルボビン 4 コイル端子 5 回路基板 6 ハウジング 7 取付台 9 支持台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出コイル並びに該検出コイルが巻設さ
    れるコイルボビンを具備して回転体の回転に伴う磁界の
    変化を検出するセンサユニットと、上記検出コイルを駆
    動して高周波磁界を発生させるとともに上記回転体の回
    転に伴う高周波磁界の変化を電気信号として取り出す回
    路部と、該回路部を構成する回路部品が実装される回路
    基板と、少なくとも上記検出コイルを先端部から外部へ
    突出させるようにして上記センサユニット並びに回路基
    板が納装されるハウジングと、該ハウジングの後端部に
    設けられてハウジングを被取付部位に取り付ける取付台
    と、上記回路部と接続されるとともに上記取付台を通し
    てハウジング外に導出されるケーブルとを備えた回転速
    度検出装置において、上記回路基板を支持する支持台を
    上記コイルボビンに一体形成したことを特徴とする回転
    速度検出装置。
  2. 【請求項2】 検出コイル並びに該検出コイルが巻設さ
    れるコイルボビンを具備して回転体の回転に伴う磁界の
    変化を検出するセンサユニットと、上記検出コイルを駆
    動して高周波磁界を発生させるとともに上記回転体の回
    転に伴う高周波磁界の変化を電気信号として取り出す回
    路部と、該回路部を構成する回路部品が実装される回路
    基板と、少なくとも上記検出コイルを先端部から外部へ
    突出させるようにして上記センサユニット並びに回路基
    板が納装されるハウジングと、該ハウジングの後端部に
    設けられてハウジングを被取付部位に取り付ける取付台
    と、上記回路部と接続されるとともに上記取付台を通し
    てハウジング外に導出されるケーブルとを備えた回転速
    度検出装置において、上記回路基板を支持する支持台を
    上記コイルボビンに一体形成するとともに該支持台を上
    記取付台に取着したことを特徴とする回転速度検出装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2864797B1 (de) * 2012-06-21 2020-01-01 WABCO GmbH Bremsanlage und fahrzeug damit sowie bremsverfahren
CN113511179A (zh) * 2021-05-10 2021-10-19 温州瑞奇汽车电子有限公司 一种abs汽车传感器

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