JPH10257708A - インバータ一体形モータ - Google Patents
インバータ一体形モータInfo
- Publication number
- JPH10257708A JPH10257708A JP5373797A JP5373797A JPH10257708A JP H10257708 A JPH10257708 A JP H10257708A JP 5373797 A JP5373797 A JP 5373797A JP 5373797 A JP5373797 A JP 5373797A JP H10257708 A JPH10257708 A JP H10257708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal box
- inverter
- motor
- bottom plate
- box cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小形かつ低ノイズを実現した端子箱を具備し
たインバータ一体形モータを提供すること 【解決手段】 モータ１の外周面に設けられた端子座２
に取り付けられる金属製端子箱４と、この端子箱に収容
されモータを駆動するインバータ６とを設け、端子箱内
面の少くとも一部を絶縁性樹脂５にてコーティングした
ことを特徴とするインバータ一体形モータを提供するも
のである。
たインバータ一体形モータを提供すること 【解決手段】 モータ１の外周面に設けられた端子座２
に取り付けられる金属製端子箱４と、この端子箱に収容
されモータを駆動するインバータ６とを設け、端子箱内
面の少くとも一部を絶縁性樹脂５にてコーティングした
ことを特徴とするインバータ一体形モータを提供するも
のである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はインバータ一体形モ
ータに関する。
ータに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にインバータ一体形モータにおい
て、インバータはモータに設けられた端子座にインバー
タ回路を配置し、さらにインバータ回路を覆う形で端子
箱が端子座に取り付けられている。この端子箱はインバ
ータ回路の防塵のために設けられるだけでなく、放射ノ
イズの遮蔽、ＥＭＩシールドのために設けられ、金属製
であるのが一般的ある。
て、インバータはモータに設けられた端子座にインバー
タ回路を配置し、さらにインバータ回路を覆う形で端子
箱が端子座に取り付けられている。この端子箱はインバ
ータ回路の防塵のために設けられるだけでなく、放射ノ
イズの遮蔽、ＥＭＩシールドのために設けられ、金属製
であるのが一般的ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】インバータ回路は金属
製の端子箱に収容されているため、インバータ回路の電
子部品と端子箱の金属部との間には絶縁空間を十分確保
する必要があった。そのため、端子箱はインバータ本体
の大きさに比べて絶縁空間分大きなものとなり、小形化
が難しかった。また、金属製の端子箱ではノイズ対策と
しては不十分な点があった。本発明の目的は、小形かつ
低ノイズを実現した端子箱を具備したインバータ一体形
モータを提供することである。
製の端子箱に収容されているため、インバータ回路の電
子部品と端子箱の金属部との間には絶縁空間を十分確保
する必要があった。そのため、端子箱はインバータ本体
の大きさに比べて絶縁空間分大きなものとなり、小形化
が難しかった。また、金属製の端子箱ではノイズ対策と
しては不十分な点があった。本発明の目的は、小形かつ
低ノイズを実現した端子箱を具備したインバータ一体形
モータを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、モータの
外周面に設けられた端子座に取り付けられる金属製端子
箱と、この端子箱に収容されモータを駆動するインバー
タとを設け、端子箱内面の少くとも一部を絶縁性樹脂に
てコーティングしたことを特徴とするインバータ一体形
モータを提供するものである。
外周面に設けられた端子座に取り付けられる金属製端子
箱と、この端子箱に収容されモータを駆動するインバー
タとを設け、端子箱内面の少くとも一部を絶縁性樹脂に
てコーティングしたことを特徴とするインバータ一体形
モータを提供するものである。
【０００５】第２の発明は、モータの反負荷側ブラケッ
トに設けられた端子座に取り付けられる金属製端子箱
と、この端子箱に収容されモータを駆動するインバータ
とを設け、端子箱内面の少くとも一部を絶縁性樹脂にて
コーティングしたことを特徴とするインバータ一体形モ
ータを提供するものである。
トに設けられた端子座に取り付けられる金属製端子箱
と、この端子箱に収容されモータを駆動するインバータ
とを設け、端子箱内面の少くとも一部を絶縁性樹脂にて
コーティングしたことを特徴とするインバータ一体形モ
ータを提供するものである。
【０００６】第３の発明は、第１乃至第２の発明におい
て金属製端子箱と絶縁性樹脂との間にＥＭＩシールドシ
ートを設けたを特徴とするものである。第４の発明は、
第１乃至第２の発明において金属製端子箱の外周面の少
くとも一部に冷却用のフインを設けたことを特徴とする
ものである。
て金属製端子箱と絶縁性樹脂との間にＥＭＩシールドシ
ートを設けたを特徴とするものである。第４の発明は、
第１乃至第２の発明において金属製端子箱の外周面の少
くとも一部に冷却用のフインを設けたことを特徴とする
ものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】第１の実施例を図１、図２、図３
を用いて説明する。図１は第１の発明に基づく一実施例
のインバータ一体形モータの構成図を示す。１はモータ
であり、モータ１の外周面の一部に端子座２が設けられ
ている。この端子座２には端子箱の底板３が取り付けら
れ、底板３には金属製の端子箱カバー４が取り付けられ
る。図２に示されるように端子箱カバー４の四隅には底
板３と締結するためのボルトの貫通穴が設けられてい
る。底板３と端子箱カバー４により端子箱を構成する。
底板３の上にはインバータ回路６が搭載されている。端
子箱カバータ４は底板３の上にインバータ回路６を搭載
した後、インバータ回路６を覆う形で底板３に取り付け
られる。ここで、端子箱カバー４の内面には絶縁性樹脂
５がコーテイングされている。端子箱カバー４の内面が
絶縁性樹脂５でコーテイングされているために、図３に
示されるように、インバータ回路６の電子部品と端子箱
カバー４との絶縁空間距離ｄを極力小さくすることがで
きる。さらに、端子箱カバー４は外面はアルミ合金等の
軽量金属製なので、放射ノイズの遮蔽を行うこともでき
る。さらに、端子箱カバー４はアルミ合金等の軽量金属
製なので軽量化も図ることができる。
を用いて説明する。図１は第１の発明に基づく一実施例
のインバータ一体形モータの構成図を示す。１はモータ
であり、モータ１の外周面の一部に端子座２が設けられ
ている。この端子座２には端子箱の底板３が取り付けら
れ、底板３には金属製の端子箱カバー４が取り付けられ
る。図２に示されるように端子箱カバー４の四隅には底
板３と締結するためのボルトの貫通穴が設けられてい
る。底板３と端子箱カバー４により端子箱を構成する。
底板３の上にはインバータ回路６が搭載されている。端
子箱カバータ４は底板３の上にインバータ回路６を搭載
した後、インバータ回路６を覆う形で底板３に取り付け
られる。ここで、端子箱カバー４の内面には絶縁性樹脂
５がコーテイングされている。端子箱カバー４の内面が
絶縁性樹脂５でコーテイングされているために、図３に
示されるように、インバータ回路６の電子部品と端子箱
カバー４との絶縁空間距離ｄを極力小さくすることがで
きる。さらに、端子箱カバー４は外面はアルミ合金等の
軽量金属製なので、放射ノイズの遮蔽を行うこともでき
る。さらに、端子箱カバー４はアルミ合金等の軽量金属
製なので軽量化も図ることができる。
【０００８】第２の実施例を図面を用いて説明する。図
４は第２の発明に基づく一実施例のインバータ一体形モ
ータの構成図を示す。１はモータであり、モータ１の反
負荷側に反負荷側ブラケット７が設けられている。この
反負荷側ブラケット７には端子箱の底板８が取り付けら
れ、底板８には金属製の端子箱カバー９が取り付けられ
る。底板８と端子箱カバー９により端子箱を構成する。
底板８の上にはインバータ回路６が搭載されている。端
子箱カバータ９は底板８の上にインバータ回路６を搭載
した後、インバータ回路６を覆う形で底板８に取り付け
られる。ここで、端子箱カバー９の内面には絶縁性樹脂
１０がコーテイングされている。端子箱カバー９の内面
が絶縁性樹脂１０でコーテイングされているために、イ
ンバータ回路６の電子部品と端子箱カバー９との絶縁空
間距離を極力小さくすることができる。さらに、端子箱
カバー９は外面はアルミ合金等の軽量金属製なので、放
射ノイズの遮蔽を行うこともできる。さらに、端子箱カ
バー９はアルミ合金等の軽量金属製なので軽量化も図る
ことができる。
４は第２の発明に基づく一実施例のインバータ一体形モ
ータの構成図を示す。１はモータであり、モータ１の反
負荷側に反負荷側ブラケット７が設けられている。この
反負荷側ブラケット７には端子箱の底板８が取り付けら
れ、底板８には金属製の端子箱カバー９が取り付けられ
る。底板８と端子箱カバー９により端子箱を構成する。
底板８の上にはインバータ回路６が搭載されている。端
子箱カバータ９は底板８の上にインバータ回路６を搭載
した後、インバータ回路６を覆う形で底板８に取り付け
られる。ここで、端子箱カバー９の内面には絶縁性樹脂
１０がコーテイングされている。端子箱カバー９の内面
が絶縁性樹脂１０でコーテイングされているために、イ
ンバータ回路６の電子部品と端子箱カバー９との絶縁空
間距離を極力小さくすることができる。さらに、端子箱
カバー９は外面はアルミ合金等の軽量金属製なので、放
射ノイズの遮蔽を行うこともできる。さらに、端子箱カ
バー９はアルミ合金等の軽量金属製なので軽量化も図る
ことができる。
【０００９】第３の実施例を図面を用いて説明する。図
５は第３の発明に基づく一実施例のインバータ一体形モ
ータにおける端子箱の断面図を示す。
５は第３の発明に基づく一実施例のインバータ一体形モ
ータにおける端子箱の断面図を示す。
【００１０】モータの外周面に設けられた端子座２に取
付けられた底板３の上にはインバータ回路６が取付けら
れている。端子箱カバー４が底板３に取付けられインバ
ータ回路６を覆う。この端子箱カバー６の内面にはＥＭ
Ｉシールド１１がコーテイングされ、その上に絶縁性樹
脂５がコーテイングされている。インバータ回路６の電
子部品と端子箱カバー４との絶縁空間距離を極力小さく
することができる。さらに、端子箱カバー４は外面はア
ルミ合金等の軽量金属製なので、放射ノイズの遮蔽を行
うこともできる。さらに、端子箱カバー４はアルミ合金
等の軽量金属製なので軽量化も図ることができる。
付けられた底板３の上にはインバータ回路６が取付けら
れている。端子箱カバー４が底板３に取付けられインバ
ータ回路６を覆う。この端子箱カバー６の内面にはＥＭ
Ｉシールド１１がコーテイングされ、その上に絶縁性樹
脂５がコーテイングされている。インバータ回路６の電
子部品と端子箱カバー４との絶縁空間距離を極力小さく
することができる。さらに、端子箱カバー４は外面はア
ルミ合金等の軽量金属製なので、放射ノイズの遮蔽を行
うこともできる。さらに、端子箱カバー４はアルミ合金
等の軽量金属製なので軽量化も図ることができる。
【００１１】第４の実施例を図面を用いて説明する。図
２、図３及び図５は第４の発明に基づく一実施例を示す
ものである。底板３にはインバータ６の冷却用の冷却フ
イン１２が設けられている。これにより、底板３の外気
に触れる面の表面積を大きくすることができ、冷却効率
を向上することができる。
２、図３及び図５は第４の発明に基づく一実施例を示す
ものである。底板３にはインバータ６の冷却用の冷却フ
イン１２が設けられている。これにより、底板３の外気
に触れる面の表面積を大きくすることができ、冷却効率
を向上することができる。
【００１２】
【発明の効果】端子箱の内面が絶縁性樹脂でコーテイン
グされているために、インバータ回路の電子部品と端子
箱との絶縁空間距離を極力小さくすることができる。さ
らに、端子箱は外面はアルミ合金等の軽量金属製なの
で、放射ノイズの遮蔽を行うこともできる。さらに、端
子箱はアルミ合金等の軽量金属製なので軽量化も図るこ
とができる。さらに、端子箱の一部に冷却用のフインが
設けられているため、インバータを積極的に冷却するこ
とができる。
グされているために、インバータ回路の電子部品と端子
箱との絶縁空間距離を極力小さくすることができる。さ
らに、端子箱は外面はアルミ合金等の軽量金属製なの
で、放射ノイズの遮蔽を行うこともできる。さらに、端
子箱はアルミ合金等の軽量金属製なので軽量化も図るこ
とができる。さらに、端子箱の一部に冷却用のフインが
設けられているため、インバータを積極的に冷却するこ
とができる。
【図１】第１の実施例を示すインバータ一体形モータの
構成図
構成図
【図２】第１及び第４の実施例における端子箱の斜視図
【図３】第１の実施例における端子箱の断面図
【図４】第２の実施例を示すインバータ一体形モータの
構成図
構成図
【図５】第３の実施例における端子箱の断面図
１はモータ、２は端子座、３は底板、４は端子箱カバ
ー、５は絶縁性樹脂、６はインバータ回路、１１はＥＭ
Ｉシート、１２は冷却フインである。
ー、５は絶縁性樹脂、６はインバータ回路、１１はＥＭ
Ｉシート、１２は冷却フインである。
フロントページの続き (72)発明者 森崎 禎夫 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 平野 恭男 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 森田 真 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 甲斐 雅紀 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内
Claims (4)
- 【請求項１】 モータの外周面に設けられた端子座に取
り付けられる金属製端子箱と、この端子箱に収容され前
記モータを駆動するインバータとを有し、前記端子箱内
面の少くとも一部を絶縁性樹脂にてコーティングしたこ
とを特徴とするインバータ一体形モータ。 - 【請求項２】 モータの反負荷側ブラケットに設けられ
た端子座に取り付けられる金属製端子箱と、この端子箱
に収容され前記モータを駆動するインバータとを有し、
前記端子箱内面の少くとも一部を絶縁性樹脂にてコーテ
ィングしたことを特徴とするインバータ一体形モータ。 - 【請求項３】 前記金属製端子箱と前記絶縁性樹脂との
間にＥＭＩシールドシートを設けたを特徴とする請求項
１乃至２記載のインバータ一体形モータ。 - 【請求項４】 前記金属製端子箱の外周面の少くとも一
部に冷却用のフインを設けたことを特徴とする請求項１
乃至２記載のインバータ一体形モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5373797A JPH10257708A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | インバータ一体形モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5373797A JPH10257708A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | インバータ一体形モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10257708A true JPH10257708A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12951148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5373797A Pending JPH10257708A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | インバータ一体形モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10257708A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008011660A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
| US20100074772A1 (en) * | 2007-03-06 | 2010-03-25 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electric compressor for automobile use |
| WO2010064593A1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-10 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ブレーキ用の制御装置 |
| JP2010132103A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ用の制御装置 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP5373797A patent/JPH10257708A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008011660A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
| US20100074772A1 (en) * | 2007-03-06 | 2010-03-25 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electric compressor for automobile use |
| WO2010064593A1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-10 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ブレーキ用の制御装置 |
| JP2010132103A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ用の制御装置 |
| JP2010132102A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ用の制御装置 |
| US8959908B2 (en) | 2008-12-04 | 2015-02-24 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Brake controller |
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