JP2005106442A - 空気調和機 - Google Patents

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Masafumi Nishinomiya
理文 西宮
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Abstract

【課題】空気調和機の室内機または室外機の内部で発生する電磁波が、室内機または室外機外部へ漏れることを抑制する。
【解決手段】電子部品(図示せず)を基板上に実装したプリント基板35と、このプリント基板35を収納するとともに、内壁に低透磁性材料を施した電装部28を有するもので、プリント基板35上に流れる大電流により発生する電磁波が室内機または室外機外部へ漏れることを遮断または抑制され、外部へ出る電磁波を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に関するもので、特に電磁波のシールド性を向上させる構造に関するものである。
従来の空気調和機の室外機の構造を、図9〜11を用いて説明する。
図9、10において、室外機1を構成する筐体1aの天板2と前板3、又は天板2と側板4のそれぞれの嵌合部5にシール材6を設けて、筐体1aの密閉性を向上させていた。
また、室外機1に内蔵された電子機器(図示せず)を制御する電子制御装置(図示せず)は、周辺部品より電気的に絶縁したり、熱的保護を行う目的で、箱体7に収納されるのが一般的であった。
さらに、図11に示すように、室外機1の筐体1a内を低熱伝導性、低透磁性の仕切構造板8やシール材9を用いて冷媒圧縮機(図示せず)を駆動するインバータ部10側の空間と電子基板11側空間に分け、インバータ部10から放射される熱あるいは電磁波による電子基板11の誤動作を防止するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−42750号公報
しかしながら、上記従来の構成では、空気の流れという観点での密閉性は対策されているが、電磁波の外部への漏れという観点での対策が行われておらず、各嵌合部5の隙間から筐体1aの外へ電磁波が漏れるという課題を有していた。
しかしながら、上記課題を有する状態においても、空気調和機を含む各汎用家電製品については、他の機器から悪影響を受けたり、または、他の機器へ悪影響を与えたりしないように規制するための各々のEMC・EMI基準があり、製造事業者は、それらの基準の遵守に努めて来た。
ところが近年、電磁波に対する更なる研究が進み、社会的な関心が高まる中で、ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)のガイドラインに見られるように汎用家電製品においても、対電磁波という観点で、何らかの積極的な対策が求められるようになってきた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、空気調和機から外部へ伝播される電磁波を抑制することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、電気部品及び/又は電子部品と、前記部品から発生する電磁波が外部に漏れるの抑制するように低透磁性材料を配したもので、電気部品や電子部品から発生する電磁波の外部への漏れが低透磁性材料により、抑制する事ができる。
電気部品や電子部品から発生する電磁波の外部への漏れが低透磁性材料により、抑制す
る事ができる。
第1の発明は、電気部品及び/又は電子部品と、前記部品から発生する電磁波が外部に漏れるの抑制するように低透磁性材料を配したもので、電気部品や電子部品から発生する電磁波の外部への漏れが低透磁性材料により、抑制する事ができる。
第2の発明は、特に第1の発明の電子部品を基板上に実装したプリント基板と、このプリント基板を収納するとともに、内壁に低透磁性材料を施した電装部を有するもので、プリント基板上に流れる大電流により発生する電磁波を遮断または、抑制することができるので、空気調和機を構成する室内機または室外機の筐体より外部へ出る電磁波を抑制できる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の空気調和機構成部品間の嵌合部に低透磁性材料からなるシール材を添付したもので、内蔵された電子・電気部品で発生する電磁波が嵌合部より外部へ漏れることを抑制することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の電気部品に電源を供給すると共にリアクタを備えた電源回路を備え、前記リアクタを、少なくとも2方向に開口部を有し内面に低透磁性材料を施したリアクタカバーで覆ったもので、リアクタに電流が流れることで発生する電磁波が筐体外部へ漏れることを抑制するとともに、リアクタで発生する熱が開口部を通過する空気で放熱させる事ができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の空気調和機に、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機を覆う防音材を設け、前記防音材に低透磁性材料を施したもので、圧縮機に通電することで発生する電磁波の抑制と、圧縮機が動作することにより発生する騒音を低減することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の空気調和機に、室内機と、冷媒を圧縮する圧縮機を内蔵する室外機と、前記室内機と前記室外機とを電気的に接続する電源線と、前記電源線を接続する電源線取付部と、前記電源線取付部を覆う電源線取付部カバーとを設け、前記電源線取付部カバーに又は/及びその近傍に低透磁性材料を施したもので、電源線取付部から漏れる電磁波を抑制することができる。
第7の発明は、特に、第6の発明の電源線取付部カバーの外周部の筐体内側に低透磁性材料のシール材を添付したもので、電源線取付部のシール性を高めることにより、さらなる電磁波の漏れ防止を期待することができる。
第8の発明は、特に、第6〜8のいずれか1つの発明の室内機または室外機の筐体を構成する部材間の嵌合部に、低透磁性材料のシール材を添付したもので、筐体から漏れる電磁波を抑制、遮断することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室外機の組立斜視図であり、図2は電装部分のブロック図である。なお、従来例と同一部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
図において、20は、室内機21を経由して室外機22にAC電源23を供給する電源線取付部である。この電源線取付部20を経て供給されたAC電源23は、リアクタ24とコンデンサ25を主用部品とする電源回路26にてDC電源に整流される。室外機22の制御装置48は、このDC電源の一部を電源とする制御部27によって、制御されている。
28は制御装置48を内蔵する電装部で、29は圧縮機であり電装部28に内蔵されたインバータ回路30により駆動される。また31は圧縮機29の発する騒音を低減するために圧縮機29の周囲に配される防音材である。
次に、電装部28の詳細を説明する。
図3は電装部28の斜視組み立て図、図4は電装部28の部分断面図である。
図3、4において、電子回路を実装したプリント基板35は、プリント基板35を受ける受け具36と、受け具36を覆う蓋37からなる電装部28に収納されている。
受け具36、蓋37のそれぞれの内壁には、低透磁性材料を用いたシールド材38が塗布されている。
以上の構成により、プリント基板35上を流れる電流により発生する電磁波をシールド材38が吸収または、外部と遮断することにより、電装部28より外部に漏れる電磁波を抑制することができる。
また、図4中の要部拡大図に示すように、電装部28を構成する各構成部材、例えば受け具36と蓋37の嵌合位置にシール材39を貼付することにより、さらにシールド性を向上させることができる。
次に、リアクタについて説明する。
図1において、40は、リアクタ24を覆うリアクタカバーである。このとき、リアクタ40の全周をリアクタカバー40で覆うと、リアクタ24に流れる電流で発生する熱を放熱することができないので、リアクタ24に生じる熱を放熱させる空気がリアクタカバー40の上下に設けられた開口部(図示せず)を通して矢印41のように上下方向に流れる通路(図示せず)を設けておくと良い。
上記構成により、リアクタ24にて発生する電磁波の水平方向の伝播を抑制することができる。同様に、熱を放熱する通路を左右、又は前後方向に設けることにより、垂直方向の電磁波の伝播を防止できることはいうまでもない。
次に、圧縮機29を覆う防音材31について図5を用いて説明する。図に示すように、低透磁性材料42に防音材43を設けたもので圧縮機29を覆うことにより、圧縮機29にて発生する電磁波の抑制と圧縮機29から生じる騒音を抑制することができる。
次に、電源線取付部20について説明する。図1において、44は、室内機21からのAC電源線47が接続される電源線取付部20を覆う電源線取付部カバーである。この電源線取付部カバー44には、図6(a)に示すように、低透磁性材料45を塗布してある。このような構成にすることにより、電源線取付部20にて生じる電磁波を抑制することができる。また、図6(b)に示すように、シール材46を電源線取付部カバー44の外周近傍に設けることにより、更にシールド性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の室外機の筐体1を構成する部材の嵌合部の断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態では、筐体1aを、底面50と左右の側面4、及び後板51からなる半筐体に、前板3と天板2を取り付けて構成する。
このとき、前板2の左右端部52と半筐体の左右の側面4との嵌合部53に、シール材54を設ける。同様に、前後板51、3及び左右側板4と天板2の嵌合部5に、図8に示すようなシール材55を設ける。なお、これらシール材54、55は、従来から使用しているシール材6に低透磁性材料45を加えたものである。
なお、図7(a)、図8(a)は、シール材54、55を、シール材6と低透磁性材料45を左右方向に配置して形成した例を示し、図7(b)、図8(b)は、シール材54、55を、シール材6と低透磁性材料45を上下方向に配置して形成した例を示すものである。
上記構成により、嵌合部53、54、5から電磁波が漏れることを防止することができる。
なお、上記実施の形態では、室外機22を例にして説明を行ったが、室内機21に同様の内容を実施しても、同様の効果を得ることができることは、いうまでもない。
以上のように、本発明の空気調和機は、電気部品や電子部品から発生する電磁波の外部への漏れが抑制できるので、インバータ回路や、大電流部品を内蔵する各種電気機器、電源装置にも適用する事ができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室外機の組立斜視図 同空気調和機の電源ブロック図 同空気調和機の電装部の部分斜視図 同電装部の部分断面図 同空気調和機に使用される防音材の斜視図 (a)同空気調和機の電源電線取付部カバーの斜視図、(b)同電源電線取付部カバーの他の例を示す斜視図 (a)本発明の実施の形態2における空気調和機の筐体の嵌合部の部分断面図、(b)同嵌合部の他の例を示す部分断面図 (a)同筐体の他の嵌合部の部分断面図、(b)同嵌合部の他の例を示す部分断面図 従来の空気調和機の室外機の組立斜視図 同空気調和機の筐体の部分断面図 同空気調和機の室外機の斜視図
符号の説明
20 電源線取付部
22 室外機
24 リアクタ
28 電装部
29 圧縮機
31 防音材
35 プリント基板
39 シール材
40 リアクタカバー
44 電源線取付部カバー
45 低透磁性材料
46 シール材
47 電源線
48 シール材

Claims (8)

  1. 電気部品及び/又は電子部品と、前記部品から発生する電磁波が外部に漏れるのを抑制するように低透磁性材料を配した空気調和機。
  2. 電子部品を基板上に実装したプリント基板と、このプリント基板を収納するとともに、内壁に低透磁性材料を施した電装部を有する請求項1記載の空気調和機。
  3. 構成部品間の嵌合部に低透磁性材料からなるシール材を添付したことを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。
  4. 電気部品に電源を供給すると共にリアクタを備えた電源回路を備え、前記リアクタを、少なくとも2方向に開口部を有し内面に低透磁性材料を施したリアクタカバーで覆ったことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の空気調和機。
  5. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機を覆う防音材を設け、前記防音材に低透磁性材料を施したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の空気調和機。
  6. 室内機と、冷媒を圧縮する圧縮機を内蔵する室外機と、前記室内機と前記室外機とを電気的に接続する電源線と、前記電源線を接続する電源線取付部と、前記電源線取付部を覆う電源線取付部カバーとを設け、前記電源線取付部カバーに又は/及びその近傍に低透磁性材料を施したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の空気調和機。
  7. 電源線取付部カバーの外周部の筐体内側に低透磁性材料のシール材を添付したことを特徴とする請求項6記載の空気調和機。
  8. 室内機または室外機の筐体を構成する部材間の嵌合部に、低透磁性材料のシール材を添付したことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項記載の空気調和機。
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