JPH0477433B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0477433B2
JPH0477433B2 JP16989383A JP16989383A JPH0477433B2 JP H0477433 B2 JPH0477433 B2 JP H0477433B2 JP 16989383 A JP16989383 A JP 16989383A JP 16989383 A JP16989383 A JP 16989383A JP H0477433 B2 JPH0477433 B2 JP H0477433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine room
storage section
partition plate
main body
heating chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16989383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6062090A (ja
Inventor
Nagaki Aoyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP16989383A priority Critical patent/JPS6062090A/ja
Publication of JPS6062090A publication Critical patent/JPS6062090A/ja
Publication of JPH0477433B2 publication Critical patent/JPH0477433B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は高周波加熱装置にかかり、特に機器
を収容する機械室の改善に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
電子レンジ(高周波加熱装置)にあつては、本
体内に配設した加熱室の側方に機械室を形成し
て、この機械室内にマグネトロン、高圧トラン
ス、冷却フアンなどといつた機器を収納するよう
にしたものがある。
この種の電子レンジの機械室としては、従来か
ら第1図および第2図に示すように、本体a内
に、加熱室bに隣接した空間を形成し、この空間
で機械室cを形成している。そして、この機械室
cの中央にマグネトロンdを配設するとともに、
機械室cの底部後方側に高圧トランスeを、さら
に機械室cの背部に冷却フアンfを取付けるよう
にしている。
ところで、機械室cにあつては、機器の冷却が
重要であり、従来では冷却フアンfに対応して機
械室cの背部、ならびに機械室cの底部後方側に
吸気口gを設けるとともに、機械室cの底部前方
側、ならびに機械室cの側部に排気口hを設ける
措置が採用されている。すなわち、吸気口g,g
から吸気される外気が機械室cを流通して各排気
口h,hから排気される段階で各機器の冷却を行
なうようにしている。
しかしながら、このような機械室cの後方側に
吸気口g,gを、前方側に排気口h,hを設けて
冷却経路を構成する構造によると、機械室cの前
面に当つて上下の方向に分れる冷却風のうち上方
へ流れる風、ならびにマグネトロンdに当つて上
方へ流れようとする風はその逃げ場がないことか
ら逆流をきたしてしまう。しかも冷却フアンfか
ら高圧トランスeに送風される風は、高圧トラン
スeに当るにともない逆流を生じてシヨートサー
キツトを起こし、十分な冷却効果を得るものでは
なかつた。それゆえ、排気口hを機械室cの側部
と底部とに設けているが、その点は改善され得
ず、さらにこの点が騒音を外部へ大きく漏れる。
排気効果を維持するに大きな載置スペースを必要
とする問題を起こしている。
また機械室cそのものを1つの収納部として重
量のある高圧トランスeを設置しているが、この
ような、たんなる設置では、製品の輸送中での落
下、振動によつて本体aの底部が変形しやすく、
加熱室bの変形をひき起して、加熱調理時におけ
る加熱室b内の電界を乱し、安定した加熱調理が
できないばかりか、高圧トランスeから漏れた磁
界、および高圧トランスeからの発熱が機械室c
の前面側に配されるタイマ、スイツチ、温度調節
器、リレー等の電気部品に悪影響をおよぼし、寿
命ならびに信頼性を低下させる要因ともなつてお
り、これらの問題を解消できるものが要望されて
いる。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、冷却効果の向上、
載置スペースの減少化、ならびに高圧トランスに
よる弊害を防止して、安定した加熱を行なうこと
ができる高周波加熱装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明は本体内の側方空間に加熱
室の側部に沿つて本体内を区画するように遮熱板
を介装するとともに、その機械室の底部および背
部に逆L字状の仕切板を本体の上部壁に対して離
反する状態で取付けて、機械室の後方の仕切板、
本体、遮熱板で囲まれる隔室に高圧トランスを設
置する第1の収納部を、機械室の前方の隔室にマ
グネトロンを配置する第2の収納部を構成し、上
記仕切板に第1の収納部から第2の収納部へ風を
送る冷却フアンを設け、上記第1の収納部の底部
側に吸気口を設けるとともに、上記第2の収納部
の底部および仕切板の上方空間に対応する機械室
の背部に排気口をそれぞれ設けて機械室を構成
し、第1の収納部を吸気ダクトとして第2の収納
部を通じて各排気口に分流する配風経路を形成す
ることにより、本体側部からの排気を行なわずし
て冷却風を滞りなく円滑に流通させ、かつ仕切板
にて、弊害をきたす高圧トランスを密閉化すると
ともに、高圧トランスの設置部における強度を増
大させようとするものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明を第3図ないし第6図に示す一
実施例にもとづいて説明する。第3図は高周波加
熱装置としての電子レンジの外観を、第4図はそ
の平断面、第5図は側断面をそれぞれ示し、図中
1は本体である。そして、この本体1内の左側部
には加熱室2が設けられていて、加熱室2に隣り
合う右側空間に機械室3を形成している。また加
熱室2内の上・下部にはそれぞれ加熱ヒータ4,
4が設けられ、ヒータ熱を使つたオーブル調理や
グリル調理を行なうことができるようになつてい
る。なお、5は本体1の前面側に枢支された、加
熱室2の開口を開閉する扉体、6はその扉体5に
隣り合う機械室3の前面側に設けた、各種の操作
ならびに制御電気部品6a…を配した操作パネル
である。そして、機械室3内にマグネトロン7、
高圧トランス8などの高周波発振機器が収容され
るが、ここで機械室3の構造について説明すれ
ば、これはつぎのようになつている。
すなわち、図中9は加熱室2の側部に近接して
設けた遮熱板である。この遮熱板9は、幅が本体
1内の奥行寸法とほぼ同じ、高さが本体1内の高
さ寸法とほぼ同じ寸法をもつ、下部に凹状の切欠
部10を有する板材から構成される。そして、こ
の遮熱板9は加熱室2の側部に沿つて本体1内を
区画するように介装されていて、機械室3を隔室
化している。そして、この隔室化した機械室3内
の後方側には逆L字状に成形された金属製の仕切
板11が設けられている。この仕切板11は第6
図でも示すように、板材にて、高さが本体1内の
高さ寸法よりも低い寸法を有し、また幅が遮熱板
9と本体1との間の離間距離に対応する寸法をも
つて逆L字状に成形されている。そして、この仕
切板11の側縁ならびに端縁に設けたフランジ部
11a…を取付部12として機械室3の背部およ
び底部にねじ止め等により取着して据付けてな
り、機械室3の後方の仕切板11、本体1、遮熱
板9で囲まれる隔室に上記高圧トランス8を設置
する第1の収納部13を構成している。すなわ
ち、高圧トランス8は第1の収納部13の底部に
設置される。また機械室3の前方の隔室には上記
マグネトロン7を配置する第2の収納部14を構
成している。そして、この第2の収納部14の上
部側に、加熱室2に連結された導波管15につな
がるマグネトロン7が配置される。一方、仕切板
11にはそのマグネトロン7に対応する上部側に
位置してベルマウス(逆流防止用オリフイス)1
6aを備える通気孔16が設けられているととも
に、そのベルマウス16aならびに通気孔16内
には、第1の収納部13から第2の収納部14へ
風を送る軸流フアン17およびそのフアン17を
駆動するフアンモータ18で構成される冷却フア
ン19が設けられている。また仕切板11の第2
の収納部14に臨む側面の上記高圧トランス8に
対応する下段側部位には高周波発振機器としての
高圧コンデンサ20がコンデンサ押え板21を要
して挾持されている。なお、22は整流器で、こ
れも同様に仕切板11に取付けられている。ま
た、23はフアンモータ18を仕切板11に取付
けるための取付フレームである。他方、第1の収
納部13の底部側を形成する底部、ならびに背部
下段には、板面に多数の小孔25…を設けてなる
吸気口26が構成されている。また第2の収納部
14の底部、および仕切板11の設置で形成され
た仕切板11の上方空間27に対応する機械室3
の背部には、板面に多数の小孔28…を設けてな
る排気口29a,29bが設けられ、機械室3内
に、冷却フアン19を送風源に第1の収納部13
を吸気ダクト、各排気口29a,29bに連通す
る第2の収納部14を排気ダクトとした、各排気
口29a,29bに分流する配風経路30を形成
している。
また、マグネトロン5の前方側には、マグネト
ロン5に至る冷却風を加熱室2内へ導く吸気ダク
ト31が連設されているとともに、この吸気ダク
ト31に対して対角となる加熱室2の左側後方角
部には排気口32、ならびに排気口32に至る冷
却風を本体1の外部へ排気する排気ダクト33が
設けられている。
しかして、このように構成された電子レンジを
用いてたとえばレンジ調理を行なうときには、食
品を加熱室2内に収容し、扉体5を閉めて、操作
パネル6上のスイツチ類を所要に操作することに
より、マグネトロン7が機能して、導波管15を
通じて加熱室2内へマイクロ波が発振され、高周
波による加熱が行なわれる。そして、この加熱
中、機械室3では冷却風による機器の冷却が行な
われる。
すなわち、操作パネル6での操作に連動して冷
却フアン19が作動して軸流フアン17が回転さ
れる。そして、この軸流フアン17の回転に伴な
い吸気口26から外気が第1の収納部13内へ吸
気される。外気は第1の収納部13を吸気ダクト
として流通して、冷却フアン19からマグネトロ
ン7側へ吹き出される。そしてこの流通段階で高
圧トランス8が冷却される。ついで、第2の収納
部14へ排出された冷却風は、その一部がマグネ
トロン7を冷却してのち吸気ダクト31を通じて
加熱室2内へ導入され、また一部は機械室3の前
方へ、同じく一部は第2の収納部14の下部、な
らびに遮熱板9の切欠部10を通じて本体1の下
部へ至る。そして、第2の収納部14の下部へ吹
き出された冷却風は、高圧コンデンサ20を冷却
しながら第2の収納部14の底部にある排気口2
9aから本体1の外部へ排出される。さらに、マ
グネトロン7ならびに機械室3の前面に当つて上
方へ流れようとする冷却風は、仕切板11の上方
のダクト化された流路34を通じて機械室3の背
部にある排気口29aから本体1の外部へ排出さ
れる。
かくして、軸流フアン17の吸気側へ戻る(逆
流)、さらには高圧トランス8で生じるシヨート
サーキツトといつた冷却風の滞りは、機械室3に
形成された配風経路30による円滑な流通路の確
保、ならびに高圧トランス8の吸気側への設置に
より解消することができる。
したがつて、本体側部からの排気を行なわずし
て、十分な電気部品に対する冷却を行なうことが
でき、冷却効果の向上を図ることができると同時
に、製品の載置スペースの減少化を図ることがで
きる。しかも、高圧トランス8は逆L字状の仕切
板11ならびに第1の収納部13によつて密閉化
されることから、その高圧トランス8の発熱、な
らびに高圧トランス8から漏れる磁界の拡がりを
遮断して、機械室3の前面側に配されるタイマ、
スイツチ、温度調節器、リレー等の電気部品を
熱、磁界から保護することができ、電気部品の寿
命ならびに信頼性を著しく向上させることができ
る。そのうえ、高圧コンデンサ20を仕切板11
の外側面に設けたことで、高圧トランス8の熱に
よる高圧コンデンサ20の温度上昇を抑制して寿
命ならびに信頼性を上げると同時に、高圧トラン
ス8からの漏れ磁束により振動しようとする仕切
板11を抑止して騒音の発生をおさえることがで
きる。加えて、逆L字状の仕切板11は隔室を構
成するのみならず、それ自体が補強部材として重
量のある高圧トランス8を設置する設置部35の
強度を著しく増大させることから、落下、振動等
による機械室3の底部の変形、それに伴なう加熱
室2の変形を末然に防止して、常に安定した電界
でのもとで加熱調理を行なうことができるもので
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、配風経
路の構成による円滑な流通路の確保、高圧トラン
スの密閉化、ならびに高圧トランスの設置部にお
ける強度の増大化を行なうことができ、冷却効果
の向上、載置スペースの減少化および高圧トラン
スによる弊害を防止して、常に安定した信頼ある
加熱を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の高周波加熱装置を
示す平面図および側断面図、第3図ないし第6図
はこの発明の一実施例を示し、第3図は高周波加
熱装置の斜視図、第4図はその平面図、第5図は
同じく側断面図、第6図は仕切板廻りを示す斜視
図である。 1……本体、2……加熱室、3……機械室、7
……マグネトロン、8……高圧トランス、9……
遮熱板、11……仕切板、13……第1の収納
部、14……第2の収納部、19……冷却フア
ン、26……吸気口、29a,29b……排気
口、30……配風経路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体内に加熱室を設けるとともに、その加熱
    室の側部に隣接する本体内の側方空間に機械室を
    構成し、この機械室に機器を収納するようにした
    高周波加熱装置において、上記機械室は、加熱室
    の側部に沿つて本体内を区画するように遮熱板を
    介装するとともに、その機械室の底部および背部
    に逆L字状の仕切板を本体の上部に対して離反す
    る状態で取付けて、機械室の後方の仕切板、本
    体、遮熱板で囲まれる隔室に高圧トランスを設置
    する第1の収納部を、機械室の前方の隔室にマグ
    ネトロンを配置する第2の収納部を構成し、上記
    仕切板に第1の収納部から第2の収納部へ風を送
    る冷却フアンを設け、上記第1の収納部の底部側
    に吸気口を設けるとともに、上記第2の収納部の
    底部および仕切板の上方空間に対応する機械室の
    背部に排気口をそれぞれ設けてなり、第1の収納
    部を吸気ダクトとして第2の収納部を通じて各排
    気口に分流する配風経路を形成することを特徴と
    する高周波加熱装置。 2 上記仕切板は、その第2の収納部に臨む側面
    に高圧コンデンサが取付けられることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の高周波加熱装
    置。
JP16989383A 1983-09-14 1983-09-14 高周波加熱装置 Granted JPS6062090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16989383A JPS6062090A (ja) 1983-09-14 1983-09-14 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16989383A JPS6062090A (ja) 1983-09-14 1983-09-14 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6062090A JPS6062090A (ja) 1985-04-10
JPH0477433B2 true JPH0477433B2 (ja) 1992-12-08

Family

ID=15894912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16989383A Granted JPS6062090A (ja) 1983-09-14 1983-09-14 高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6062090A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0526715Y2 (ja) * 1986-11-26 1993-07-06
JP2537842B2 (ja) * 1987-03-11 1996-09-25 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置付レンジ
KR20220168097A (ko) * 2021-06-15 2022-12-22 엘지전자 주식회사 조리기기
KR102564249B1 (ko) * 2021-06-15 2023-08-07 엘지전자 주식회사 조리기기

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6062090A (ja) 1985-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10288343A (ja) 電子レンジ
KR880000798B1 (ko) 고주파 가열장치
KR100694254B1 (ko) 전자레인지의 공기유동시스템
JPH0477433B2 (ja)
JP2002228156A (ja) 電子レンジの電装室構造
KR100402578B1 (ko) 전자레인지의 공기유동시스템
JP2966658B2 (ja) 加熱調理器
KR100766023B1 (ko) 전자레인지의 에어덕트 설치구조
JPH0463514B2 (ja)
JP3574042B2 (ja) 高周波加熱装置
KR20050010565A (ko) 전자레인지
KR19980058169U (ko) 후드겸용 전자렌지
KR19980074659A (ko) 전자레인지
JP2796083B2 (ja) 加熱調理器
JPH0477432B2 (ja)
JPS6143136Y2 (ja)
JP2911410B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JPS6344274B2 (ja)
KR100938203B1 (ko) 벽걸이형 전자레인지
JPS6340037B2 (ja)
KR100289118B1 (ko) 전자렌지
JPH05322186A (ja) 電子レンジ
JPS5971286A (ja) 高周波加熱装置
JPH0810630B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2001015258A (ja) 電子レンジ