JP2001015258A - 電子レンジ - Google Patents
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- JP2001015258A JP2001015258A JP11185016A JP18501699A JP2001015258A JP 2001015258 A JP2001015258 A JP 2001015258A JP 11185016 A JP11185016 A JP 11185016A JP 18501699 A JP18501699 A JP 18501699A JP 2001015258 A JP2001015258 A JP 2001015258A
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- electronic unit
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Abstract
電源コードに伝わるのを、電子ユニットと電源コードの
基部との間に大きな距離を確保することなく防止できる
ようにする。 【解決手段】 電子ユニット19を、これの金属製の取
付板37によって、電子ユニット19と電源コード51
の基部51aとの間を遮るように配置することにより、
電子ユニット19のスイッチング素子22,23から空
中に放出されたノイズが電源コード51の基部51aに
伝わるのが、取付板37により防止されるようにした。
これにより、電子ユニット19と電源コード51の基部
51aとを近付けて配置できるものであり、しかも、こ
の場合、取付板37は、本来、電子ユニット19の取付
けに供する部品であり、それを巧みに利用して上述のノ
イズの遮断ができる。
Description
良した電子レンジに関する。
内に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発振器に
必要な電源を、スイッチング素子を有する電子ユニッ
ト、例えばインバータ装置により作成して供給するもの
が供されている。このインバータ装置は、外部から電源
コードにより供給される電源を、電圧で例えば4000
〔V〕にまで上げてマイクロ波発振器に供給するもので
あり、マイクロ波発振器は、それにより例えば2450
〔MHz〕のマイクロ波を発生し、これが調理容器内に
供給されるようになっている。
作動するとき、インバータ装置からは、スイッチング素
子のスイッチング動作によってノイズが発生する。この
ノイズは、電子レンジの電源コードを伝って外部に出、
更に、その電源コードが接続された家屋の内部配線を伝
って、これに接続された他の電気機器、例えばテレビや
ラジオ等に雑音発生の悪影響を与えるおそれがある。
を取除くノイズフィルタが具えられ、これが電源コード
との接続部分に設けられ、すなわち、ノイズフィルタに
電源コードの基部が接続されて、上記インバータ装置で
発生したノイズが電源コードに伝わらないようにしてい
る。又、その電源コードには、インバータ装置から空中
に放出されたノイズが伝わるおそれがあり、このため、
インバータ装置と、機内に位置した電源コードの基部と
の間には、できる限り大きな距離が確保されるようにな
っている。
ようにインバータ装置と電源コードの基部との間に、で
きる限り大きな距離が確保されていたものでは、それら
を配置する機械室の大きさが大きく必要で、その分、電
子レンジ全体が大形化するという問題点を有していた。
であり、従ってその目的は、主として、電子ユニットと
電源コードの基部との間に大きな距離を確保することな
く、電子ユニットから空中に放出されたノイズが電源コ
ードの基部に伝わるのを防止できて、全体の小形化がで
きる電子レンジを提供するにある。
に、本発明の電子レンジにおいては、調理容器と、この
調理容器内に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波
発振器と、このマイクロ波発振器に必要な電源を作成し
て供給する、スイッチング素子を有する電子ユニット
と、基部が機内に位置して前記電子ユニットに外部電源
を供給する電源コードとを具備すると共に、前記電子ユ
ニットを取付けた金属製の取付板を具備し、前記電子ユ
ニットを、前記取付板により前記電子ユニットと前記電
源コードの基部との間を遮るように配置したことを特徴
とする(請求項1の発明)。
た金属製の取付板が、電子ユニットと電源コードの基部
との間を遮ることにより、電子ユニットのスイッチング
素子から空中に放出されたノイズが電源コードの基部に
伝わるのが、その取付板により防止される。よって、電
子ユニットと電源コードの基部とを近付けて配置でき、
その分、機械室の大きさを小さく済ませ得、電子レンジ
全体の小形化が可能となる。しかも、取付板は、本来、
電子ユニットの取付けに供する部品であり、それを巧み
に利用して上述のノイズの遮断がなされる。
却ファンが生成する冷却風の通路に、電源コードの基部
が接続されたノイズフィルタと電子ユニットとを位置さ
せることにより、それらノイズフィルタと電子ユニット
との冷却が、それらの距離が小さいことと合わせ、効率
良くなされるようになる(請求項2の発明)。
板に取付けることにより、上述のノイズを遮断するため
とはいえ導電性を有する金属製の取付板に対する電気絶
縁性が良好に確保される(請求項3の発明)。更に、絶
縁板には、冷却ファンが生成する冷却風を電子ユニット
中に導く導風板を設けることにより、電子ユニットの冷
却が効果的になされるようになる(請求項4の発明)。
は、調理容器と、この調理容器内に供給するマイクロ波
を発生するマイクロ波発振器と、このマイクロ波発振器
に必要な電源を作成して供給する、スイッチング素子を
有する電子ユニットと、基部が機内に位置して前記電子
ユニットに外部電源を供給する電源コードと、この電源
コードの基部が接続されたノイズフィルタとを具備する
共に、前記電子ユニット及びノイズフィルタを取付けた
金属製の取付板を具備し、その取付板に前記電子ユニッ
トとノイズフィルタとの間を遮蔽する遮蔽板を一体に形
成したことをも特徴とする(請求項5の発明)。
ィルタを取付けた金属製の取付板に一体に形成した遮蔽
板が、電子ユニットとノイズフィルタとの間を遮ること
により、電子ユニットのスイッチング素子から空中に放
出されたノイズがノイズフィルタに接続された電源コー
ドの基部に伝わるのが、その遮蔽板によって防止され
る。よって、この場合も、電子ユニットと電源コードの
基部とを近付けて配置でき、その分、機械室の大きさを
小さく済ませ得、電子レンジ全体の小形化が可能とな
る。
ノイズフィルタとの取付けに供する部品であり、それを
巧みに利用して遮蔽板の形成がなされ、そして、上述の
ノイズの遮断がなされる。
ユニットとを、取付板の同一側面に取付けることによ
り、それらノイズフィルタと電子ユニットとの冷却がし
やすくなる(請求項6の発明)。又、遮蔽板に、冷却フ
ァンが生成する冷却風を通す通風孔を形成することによ
り、電子ユニットとノイズフィルタの冷却が効果的にな
されるようになる(請求項7の発明)。
き、図1ないし図4を参照して説明する。まず、図1に
は、電子レンジの機械室1部分を示しており、この機械
室1は、外箱2内に、調理容器3と横に並べて形成して
いる。この機械室1内に配置した部品中、導波管4は、
マイクロ波発振器、この場合、マグネトロン5が発生す
るマイクロ波を調理容器3内に供給するためのもので、
調理容器3の外側面に例えば溶接により取付けており、
この導波管4の外側面にマグネトロン5をねじ6により
取付けている。
は冷却ファン7を配置しており、この冷却ファン7は、
送風羽根8と、この送風羽根8を回転駆動するモータ
9、送風羽根8を囲繞する通気口10aを有する通気枠
10、及び取付枠11から成っており、その取付枠11
を介してモータ9と通気枠10とを、機械室1及び調理
容器3後方の後板12にねじ13,14,15により取
付けている。
には、多数の通気孔16を形成しており、冷却ファン7
は、機外の空気をその通気孔16から吸入してマグネト
ロン5側に吐出することにより、マグネトロン5を初め
とする機械室1内の部品を冷却する冷却風を図1に矢印
で示すごとく生成するようになっている。
中、左側)には、ダクト17を、調理容器3の外側面に
ねじ18により取付けて配置しており、このダクト17
は、上述の冷却ファン7で生成されてマグネトロン5を
冷却した冷却風を通して、調理容器3内に導くようにな
っており、この関係上、調理容器3の、ダクト17の先
端部と対応した部分には、調理容器3内に通じる通気孔
(図示せず)を形成している。
その後、調理容器3内を通って、該調理容器3背部の通
気孔(これも図示せず)から、後板12の上記通気孔1
6とは別の通気孔(これも図示せず)を通して機外に排
出されるようになっている。
ット19を配置している。この電子ユニット19は、マ
グネトロン5の作動に必要な電源を作成して供給するも
ので、詳細には図2及び図3に示すように、放熱フィン
20aを一体化した整流器20と、チョークコイル2
1、放熱フィン22a,23aをそれぞれに一体化した
スイッチング素子(例えばIGBT)22,23、トラ
ンス24、コンデンサ25,26、整流器27,28、
コンデンサ29,30,31、制御用IC32,33、
及び抵抗34など、多数の電子部品を有し、それらを回
路基板35に実装して組成したインバータ装置から成っ
ている。
絶縁板36上に載置している。この絶縁板36は、電気
絶縁材例えばプラスチックにより作製したもので、回路
基板35よりやゝ大きなほゞ矩形状を成す主板部36a
と、この主板部36aの前縁部を除く残り三方の縁部上
に形成した、例えば補強用であり且つ回路基板35の位
置決め用であるリブ36b、このリブ36bに連ねて主
板部36aの右側(図2中、下側)の縁部の後部に主と
してトランス24を覆うように立設した第1の側板部3
6c、並びにリブ36bに連ねて主板部36aの左側
(図2中、上側)の縁部の前部寄りの中間部に主として
放熱フィン22a,23aを覆うように立設した第2の
側板部36dを有している。
リブ36bに沿うように立設しているのに対して、第2
の側板部36dは、基端部のみリブ36bに連なって、
先端ほどリブ36bから大きく離間する傾斜状に立設し
ている。
載置している。この取付板37は金属、例えば亜鉛メッ
キ鋼板により作製したものであり、絶縁板36の主板部
36aより前後長がやゝ小さいほゞ矩形状を成す主板部
37aと、この主板部37aの全周縁部下に形成した例
えば補強用のリブ37b、このリブ37bに連ねて主板
部37aの右側縁部の前部から下方へ突設した第1の脚
部37c、リブ37bに連ねて主板部37aの左側縁部
の後部から同じく下方へ突設した第2の脚部37d、及
びリブ37bに連ねて主板部37aの後縁部から同じく
下方へ突設した第3の脚部37eを有している。又、こ
の場合、第1の脚部37cは、第2及び第3の脚部37
d,37eより長く突設しており、更に、主板部37a
の左側の最前部には取付耳部37fを突設している。
路基板35を、絶縁板36の主板部36aから取付板3
7の主板部37aに複数個のねじ38により結合するこ
とによって、絶縁板36を介し、取付板37に取付けて
いる。
いし第3の脚部37c〜37eを、前記調理容器3及び
機械室1下方の底板39にそれぞれねじ40により取付
けており、もって、電子ユニット19を前上がりの傾斜
状態で前記機械室1に配置している。なお、この配置状
態で、絶縁板36の第2の側板部36dは、先端が前記
調理容器3の外側面に当接しており、第1の側板部36
cは、外側面全体が前記外箱2の内側面にほゞ当接する
ようになっている。
わせて、前記マグネトロン5及びダクト17もそれとほ
ゞ平行な傾斜状に配置している。更に、取付板37は上
述の取付けにより底板39に電気的に導通され、そし
て、底板39が後板12に電気的に導通していて、この
後板12がアースされるようになっていることにより、
取付板37もアースされるようになっている。
より該電子ユニット19の前部の下方に生じたスペース
から更にその前方にかけた部分には、ノイズフィルタ4
2を配置している。このノイズフィルタ42も、詳細に
は図4に示すように、コンデンサ43,44と、チョー
クコイル45、ヒューズ46、バリスタ47、コンデン
サ48、抵抗49など、必要な電子部品を有し、それら
を回路基板50に実装して組成している。又、このノイ
ズフィルタ42には、電源コード51の基部51aを、
回路基板50の後側下部において端子52,53に接続
している。
うに、ねじ54によって補助取付板55に取付け、この
補助取付板55を前記調理容器3にねじ56により取付
けている。この結果、前記電子ユニット19の取付板3
7が、電子ユニット19とノイズフィルタ42との間に
位置し、ひいては電子ユニット19と電源コード51の
基部51aとの間に位置して、それらの間を遮ってい
る。
57によって補助取付板55に取付けている。又、電源
コード51は、基部51aが機内である機械室1内に位
置する以外、他の部分は底板39に装着したブッシング
58から機外に位置し、その先端部に、図示しない電源
コンセントに差込み接続される差込プラグ59を有して
いる。
ノイズフィルタ42の下方の部分に多数の通気孔60を
有しており、外下面の角部には脚61を有している。こ
のほか、調理容器3の開放した前面の周囲部には前枠6
2を装着しており、この前枠62の機械室1側には、使
用者が前記マグネトロン5による調理を制御操作するた
めの操作パネル(図示せず)を取付け、調理容器3側
に、該調理容器3の開放口を開閉する扉を設けている
(取手63のみ図示)。
る。電子ユニット19が作動するとき、この電子ユニッ
ト19からは、スイッチング素子22,23のスイッチ
ング動作によってノイズが発生する。このノイズのう
ち、導電路を伝うものは、ノイズフィルタ42によって
取除かれ、従って、電源コード51から家屋の内部配線
を伝ってテレビやラジオなど他の電気機器に雑音発生の
悪影響を与えるおそれはない。
子22,23から空中に放出されたノイズは、上記構成
のものの場合、電子ユニット19と電源コード51の基
部51aとの間を遮るように位置した、電子ユニット1
9の金属製の取付板37により遮断されるもので、すな
わち、電源コード51の基部51aに、空中に放出され
たノイズが伝わるのが、取付板37によって防止され
る。従って、この場合も、更に電源コード51から家屋
の内部配線を伝ってテレビやラジオなど他の電気機器に
雑音発生の悪影響を与えるおそれはない。
1の基部51aとを従来のもののように大きく離間させ
ることなく近付けて配置できるものであり、その分、機
械室1の大きさを小さく済ませ得、電子レンジ全体の小
形化ができる。
ユニット19を傾斜状に配置し、この電子ユニット19
の傾斜配置により該電子ユニット19の前部の下方に生
じたスペースに、電源コード51の基部51aを接続し
たノイズフィルタ42を配置しているから、これら電子
ユニット19と電源コード51の基部51a及びノイズ
フィルタ42とを上下方向に重なるように配置でき、も
って、それらが占める前後の配置スペースを一段と小さ
くでき、機械室1の大きさをより小さく済ませ得るか
ら、電子レンジ全体の一層の小形化ができる。
ト19の取付けに供する部品であり、それを巧みに利用
して上述のノイズの遮断ができるのであるから、別にノ
イズの遮断専用の部品を要さず、それだけ、安価に構成
できる。
19の作動中には冷却ファン7も作動するもので、この
冷却ファン7が生成した冷却風は、前述のごとくマグネ
トロン5からダクト17を通ることにより、マグネトロ
ン5を冷却すると共に、電子ユニット19からノイズフ
ィルタ42を通り、更に、底板39の通気孔60を通っ
て機外に抜けることにより、電子ユニット19及びノイ
ズフィルタ42を冷却する。
却ファン7が生成する冷却風の通路に、電子ユニット1
9とノイズフィルタ42とが位置するもので、これによ
り、それら電子ユニット19とノイズフィルタ42との
冷却を、それらの距離が小さいことと合わせ、効率良く
行うことができる。
コード51により供給された電源を、電圧で例えば40
00〔V〕にまで上げるものであり、それに対して、取
付板37は上述のノイズを遮断するためとはいえ導電性
を有する金属製である。しかし、その電子ユニット19
と取付板37との間には絶縁板36を介在させており、
これによって、その電子ユニット19と取付板37との
間の絶縁性を良好に確保することができる。なお、絶縁
板36は、第1の側板部36cと第2の側板部36dと
を有しており、これらによって、電子ユニット19と外
箱2との間、並びに調理容器3との間の絶縁性も良好に
確保することができる。
は、先端ほど主板部36aの左側縁部から大きく離間す
る傾斜状に設けており、これによって、前記冷却ファン
7が生成した冷却風を電子ユニット19中に導き入れる
導風板として機能するから、電子ユニット19の冷却を
より効果的に行うことができる。
2実施例を示すもので、上記第1実施例と同一の部分に
は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。このものの場合、前述の取付板37に代
えて、それより前後長の大きな取付板71を使用し、こ
の取付板71の同一側面、この場合、上面に、電子ユニ
ット19と、ノイズフィルタ42とを前後(図中、左
右)に並べて取付けている。
と同様の亜鉛メッキ鋼板など金属により作製したもので
あり、これの、電子ユニット19取付部分とノイズフィ
ルタ42取付部分との間には、それらの間を遮蔽する遮
蔽板72を一体に形成している。なお、この遮蔽板72
の形成は、例えば、取付板71のノイズフィルタ42取
付部分を切起こすことにより行っており、そのノイズフ
ィルタ42取付部分には、切起こし跡の開口73が存在
する。
通風孔74を例えばパンチングにより形成している。こ
のほか、取付板71には、全周縁部下に例えば補強用の
リブ71aを形成すると共に、第1ないし第3の脚部7
1b〜71dを突設しており、この脚部71b〜71d
により、取付板71を前記底板39上にほゞ水平状態に
取付け、同時に前述の取付板37同様にアースされるよ
うにしている。
ズフィルタ42を取付けた金属製の取付板71に一体に
形成した遮蔽板72が、電子ユニット19とノイズフィ
ルタ42との間を遮ることにより、電子ユニット19の
スイッチング素子22,23から空中に放出されたノイ
ズがノイズフィルタ42に接続された電源コード51の
基部51aに伝わるのが、その遮蔽板72によって防止
される。よって、この場合も、電子ユニット19と電源
コード51の基部51aとを近付けて配置でき、その
分、機械室1の大きさを小さく済ませ得、電子レンジ全
体の小形化ができる。
電子ユニット19とノイズフィルタ42との取付けに供
する部品であり、それを巧みに利用して遮蔽板72の形
成ができ、そして、上述のノイズの遮断ができることに
より、別にノイズの遮断専用の部品を要さず、それだ
け、安価に構成できる。
イズフィルタ42とを、取付板71の同一側面に取付け
たことにより、それら電子ユニット19とノイズフィル
タ42とを取付板71の表裏両面など異なる面に取付け
る場合に比して、冷却風を一側面側にのみ流し得、両面
に分配などする必要がないので、それらの冷却をしやす
くでき、それだけ又効率良く冷却することができる。
ており、これによって、前述の冷却ファン7が生成した
冷却風(図中、矢印参照)を遮蔽板72に遮られること
なく通し、電子ユニット19とノイズフィルタ42の冷
却を効果的に行うことができる。このほか、本発明は上
記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものでは
なく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得
る。
下記の効果を奏する。請求項1の電子レンジによれば、
電子ユニットを、これの金属製の取付板によって、電子
ユニットと電源コードの基部との間を遮るように配置し
たことにより、電子ユニットから空中に放出されたノイ
ズが電源コードの基部に伝わるのを、電子ユニットと電
源コードの基部との間に大きな距離を確保することなく
防止できて、全体の小形化ができる。又、そのためとい
ってノイズの遮断専用の部品を要さず、それだけ、安価
に構成できる。
ンが生成する冷却風の通路にノイズフィルタと電子ユニ
ットとを位置させたことにより、電子ユニットとノイズ
フィルタとの冷却を、効率良く行うことができる。請求
項3の電子レンジによれば、電子ユニットを絶縁板を介
して取付板に取付けたことにより、電子ユニットと金属
製の取付板との間の絶縁性を良好に確保することができ
る。
に、冷却ファンが生成する冷却風を電子ユニット中に導
く導風板を設けたことにより、電子ユニットの冷却をよ
り効果的に行うことができる。請求項5の電子レンジに
よれば、電子ユニットとノイズフィルタとを取付けた金
属製の取付板に、電子ユニットとノイズフィルタとの間
を遮蔽する遮蔽板を一体に形成したことにより、請求項
1の電子レンジと同様の効果を得ることができる。
ットとノイズフィルタとを取付板の同一側面に取付けた
ことにより、電子ユニットとノイズフィルタとの冷却を
しやすくできる。請求項7の電子レンジによれば、遮蔽
板に、冷却ファンが生成する冷却風を通す通風孔を形成
したことにより、電子ユニットとノイズフィルタの冷却
を、遮蔽板に邪魔されず効果的に行うことができる。
械室部分の縦断側面図
器)、7は冷却ファン、19は電子ユニット、22,2
3はスイッチング素子、36は絶縁板、36dは絶縁板
の第2の側板部(導風板)、37は取付板、42はノイ
ズフィルタ、51は電源コード、51aは電源コードの
基部、71は取付板、72は遮蔽板、74は通風孔を示
す。
Claims (7)
- 【請求項1】 調理容器と、 この調理容器内に供給するマイクロ波を発生するマイク
ロ波発振器と、 このマイクロ波発振器に必要な電源を作成して供給す
る、スイッチング素子を有する電子ユニットと、 基部が機内に位置して前記電子ユニットに外部電源を供
給する電源コードとを具備すると共に、 前記電子ユニットを取付けた金属製の取付板を具備し、 前記電子ユニットを、前記取付板により前記電子ユニッ
トと前記電源コードの基部との間を遮るように配置した
ことを特徴とする電子レンジ。 - 【請求項2】 電源コードの基部を接続したノイズフィ
ルタを具備すると共に冷却ファンを具備し、この冷却フ
ァンが生成する冷却風の通路に、ノイズフィルタと電子
ユニットとを位置させたことを特徴とする請求項1記載
の電子レンジ。 - 【請求項3】 電子ユニットを、絶縁板を介して取付板
に取付けたことを特徴とする請求項1記載の電子レン
ジ。 - 【請求項4】 冷却ファンを具えると共に、絶縁板に、
冷却ファンが生成する冷却風を電子ユニット中に導く導
風板を設けたことを特徴とする請求項3記載の電子レン
ジ。 - 【請求項5】 調理容器と、 この調理容器に供給するマイクロ波を発生するマイクロ
波発振器と、 このマイクロ波発振器に必要な電源を作成して供給す
る、スイッチング素子を有する電子ユニットと、 基部が機内に位置して前記電子ユニットに外部電源を供
給する電源コードと、 この電源コードの基部が接続されたノイズフィルタとを
具備する共に、 前記電子ユニット及びノイズフィルタを取付けた金属製
の取付板を具備し、 その取付板に前記電子ユニットとノイズフィルタとの間
を遮蔽する遮蔽板を一体に形成したことを特徴とする電
子レンジ。 - 【請求項6】 電子ユニットとノイズフィルタとを、取
付板の同一側面に取付けたことを特徴とする請求項5記
載の電子レンジ。 - 【請求項7】 冷却ファンを具えると共に、遮蔽板に、
冷却ファンが生成する冷却風を通す通風孔を形成したこ
とを特徴とする請求項5記載の電子レンジ。
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JP18501699A Expired - Fee Related JP3677175B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 電子レンジ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108200677A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-22 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 微波炉 |
CN111263479A (zh) * | 2020-01-19 | 2020-06-09 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 微波烹饪设备 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP18501699A patent/JP3677175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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