JP4012877B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭の流し台に設置する加熱調理器に関するものである。
本発明の加熱調理器に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2003−86338号公報
特許文献1の加熱調理器には、上面にトッププレートを配設したケースを備え、前記トッププレートに、前記ケース内に配設した2個の誘導加熱コイルによる加熱部が設けられている。前記ケース内には、樹脂製の基板ボックスが配設され、この基板ボックス内に各誘導加熱コイルを制御するためのそれぞれの駆動回路基板が収容されている。
2枚の駆動回路基板は、それぞれインバータ回路部を備えた同一パターンのもので、回路を構成する電子部品および放熱板が上側に位置するように配設されている。そして、その取付構造としては、前記基板ボックスに、上側に配設する駆動回路基板を固定するための第1支柱が突設されるとともに、下側に配設する駆動回路基板を固定するための第2支柱が設けられている。また、上側に取り付ける駆動回路基板には、前記第1支柱に対応するネジ止め用の挿通孔が設けられるとともに、下側に取り付ける駆動回路基板には、前記第1支柱に対応する第1挿通孔と第2支柱に対応するネジ止め用の第2挿通孔とが設けられている。または、下側に配置する駆動回路基板は、第1支柱と干渉しないような配置で固定されている。
しかしながら、前記加熱調理器では、2枚の駆動回路基板に実装する回路は同一パターンであるにも拘わらず、基板ボックスに取り付けるための構造が異なるため、専用の上側駆動回路基板と下側駆動回路基板を製造する必要があり、コスト高になるという問題がある。また、上側の駆動回路基板と下側の駆動回路基板との冷却効率を平均化するために、冷却用のファンを配置する位置の設定が非常に困難であるという問題がある。
そこで、本発明では、同一構成の基板を使用可能とするとともに、上下の駆動回路基板の冷却効率を簡単に平均化できる加熱調理器を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、上面にトッププレートを配設したケースを備え、前記トッププレートに、前記ケース内に配設した2個の誘導加熱コイルによる加熱部を設けた加熱調理器において、前記各誘導加熱コイルを制御するインバータ回路部を備えた駆動回路基板をそれぞれ同一構成に形成し、これら駆動回路基板に実装した電子部品が互いに向かい合うように上下に配設しており、前記駆動回路基板は、支柱用の第1挿通孔とネジ止め用の第2挿通孔とを備え、2枚の駆動回路基板を互いに向かい合わせると、一方の駆動回路基板の第1挿通孔の中心と他方の駆動回路基板の第2挿通孔の中心とが一致する構成としている。
また、前記駆動回路基板に実装した電子部品を冷却するファンを、2枚の駆動回路基板の間に冷却風が送風されるように配置することが好ましい。
さらに、前記駆動回路基板において、前記電子部品を放熱するための放熱板を、駆動回路基板上の前後または左右のいずれか一方に偏らせて配設することが好ましい。
本発明の加熱調理器では、同一構成の駆動回路基板を実装した電子部品が互いに向かい合うように上下に配設するため、上側および下側の駆動回路基板の区別が不要である。そのため、この駆動回路基板の製造に係るコストを低減できるうえ、組立時の作業性の向上を図ることができるとともに、保管に係る利便性をも向上できる。
具体的には、前記駆動回路基板には、2枚の駆動回路基板を互いに向かい合わせた状態で、一方の駆動回路基板の第1挿通孔の中心と他方の駆動回路基板の第2挿通孔の中心とが一致するように、支柱用の第1挿通孔とネジ止め用の第2挿通孔とを設けているため、確実に同一構成の駆動回路基板による対向配置が可能である。
また、前記駆動回路基板に実装した電子部品を冷却するファンを、2枚の駆動回路基板の間に冷却風が送風されるように配置しているため、上下の駆動回路基板の冷却効率を平均化することができる。言い換えれば、冷却用のファンは、2枚の駆動回路基板の間に冷却風が送風されるように配設するだけで、簡単に2枚の駆動回路基板の冷却効率を平均化することができる。また、ファンは、2枚の駆動回路基板の間に集中的に送風するだけであるため、小型化を図ることも可能である。
さらに、電子部品を放熱するための放熱板を、駆動回路基板の前後または左右のいずれか一方に偏らせて配置しているため、前記放熱板を上下方向にオーバーラップさせて配置することができる。言い換えれば、一方の駆動回路基板の放熱板と他方の駆動回路基板の放熱板とは、その一部を上下方向にオーバーラップするように配置しても、確実に規定された絶縁距離を確保することが可能である。そのため、駆動回路基板の設置スペースの削減を図ることができるうえ、全体の小型化も可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図6は、家庭の流し台上に設置する本発明の第1実施形態に係る据え置き型の加熱調理器を示す。この加熱調理器は、3つの加熱部13a,13b,13cを具備させたもので、ケース10の内部に、大略、ロースターユニット17と、基板ボックス21と、前記ロースターユニット17の上部を区画する区画板46と、3つの加熱手段48,49,50と、表示ユニット52と、操作ユニット55とを収容したものである。
前記ケース10は、図1(A),(B)および図2に示すように、大略、上端を開口したケース本体11の上面にガラス製のトッププレート12と蓋枠14とを配設したものである。ケース本体11には、前面の左側にロースターユニット17の扉19が位置する開口部が設けられている。また、前面の右側には、開閉可能に装着した操作ユニット55が位置する開口部が設けられている。前記トッププレート12は、後述する3つの加熱手段に対応する加熱部13a,13b,13cを備えている。各加熱部13a〜13cには、図示しない鍋を配置する際の目印となる円形状の模様が設けられている。また、トッププレート12における前面右側には、表示パネル54a,54b,54cを透視可能な透明部が設けられている。前記蓋枠14は、ケース本体11の上端開口に装着されるもので、トッププレート12の外周縁を除く部分を露出させる開口部と、吸排気口を構成する開口部とが設けられている。この吸排気口の開口部内には、吸気孔を構成する基板ボックス21の吸気ダクト33と、排気口を構成するロースターユニット17のロースター用排気ダクト20および本体排気口15が配設され、その上面には金属製の多孔カバー16が配設されている。前記本体排気口15は、後述する冷却ファン43による分流された冷却風W1,W2,W3を纏めて排気するためのものである。
前記ロースターユニット17は、金属製のロースターケース18内にヒータ(図示せず)を配設するとともに、ロースターケース18の前面に把持部19aを備えた扉19を配設した周知のものである。このロースターケース18の後部には、内部と連通するL字形状のロースター用排気ダクト20が接続され、該ロースター用排気ダクト20を介して上側の多孔カバー16を通して排気するように構成している。
前記基板ボックス21は、図1、図3および図4に示すように、一対の下ケース22と上ケース23とからなる樹脂製のもので、この上ケース23の上面が、駆動回路基板37A,37Bおよび冷却ファン43を配設する下方の基板配設部24と、第1誘導加熱コイル48を配設する上方の誘導加熱コイル配設部25とに仕切る仕切板を構成している。
前記基板配設部24は、下ケース22および上ケース23のそれぞれ対応する部位から突設した仕切壁22a,23aにより、前側の基板収容室26と後側のファン収容室32とに更に区画されている。ここで、基板収容室26は、2枚の駆動回路基板37A,37Bを上下に所定間隔をもって収容保持するものである。また、ファン収容室32は、冷却ファン43を、その回転軸が左右に向けて水平に延びるように配設するものである。
具体的には、基板収容室26には、前記下ケース22の底より上側に配設する駆動回路基板37Aをネジ止めして固定するための全高が高い4本の第1支柱27が設けられている。また、該第1支柱27の左側には、言い換えれば、後述する冷却ファン43による冷却風の送風方向に沿って右側には、下側に配設する駆動回路基板37Bをネジ止めして固定するための全高が低い第2支柱28が設けられている。ここで、第1支柱27の全高は、駆動回路基板37Aを取り付けるとともに上ケース23を取り付けた状態で、これら駆動回路基板37Aと上ケース23との間に規定された絶縁距離を確保できる寸法とされている。また、第2支柱28の全高は、駆動回路基板37Bを取り付けた状態で、該駆動回路基板37Bと下ケース22との間、および、駆動回路基板37Aとの間に規定された絶縁距離を確保できる寸法とされている。また、前記上ケース23のロースターユニット17と対向する側面には膨出部29が設けられ、この膨出部29の後側面に排気口30が設けられている。なお、この膨出部29の上側は、高温注意表示とコイルリード線の中継を兼ねた中継基板配設部31とされている。
前記ファン収容室32には、前記上ケース23の後部に、該上ケース23の上面を貫通するように一体成形された筒状の吸気ダクト33が設けられ、該吸気ダクト33を介して上側の多孔カバー16を通して外気を導入するように構成している。また、冷却ファン43と誘導加熱コイルとの間に位置するように、上ケース23に上向きに膨出する膨出部34が設けられ、この膨出部34に外部と連通する通気口35が設けられている。
前記誘導加熱コイル配設部25には、配設する第1誘導加熱コイル48の外周部を覆うとともに、一端を前記通気口35に配置した分流板36が上向きに突出するように一体に設けられている。また、この誘導加熱コイル配設部25の側方には、下向きに窪んだ段部が設けられ、この段部に後述する区画板46を位置決めするように構成されている。
前記基板収容室26内に配設される誘導加熱コイル48,49の駆動回路基板37A,37Bは、図1(A),(B)および図5に示すように、周知のインバータ回路部(図示せず)および回路を構成する複数種の電子部品38、電子部品38で発する熱を放熱するための放熱板39、および、他の制御基板と接続するためのコネクタからなる電気接続部40を設けた同一構成のものである。ここで、この同一構成とは、回路基板37A,37Bを構成するパターン片の配列、および、各電子部品38の配置が全く同一であることを意味する。この駆動回路基板37A,37Bの4隅には、前記第1支柱27を挿通するための大径の第1挿通孔41とネジ止め用の第2挿通孔42とが設けられている。これら挿通孔41,42の中心間の寸法は、前記第1支柱27および第2支柱28の軸心間の寸法と同一に設定されている。これにより、これら駆動回路基板37A,37Bを、実装した互いの電子部品38が向かい合うように上下に配置すると、一方の駆動回路基板37Aの第1挿通孔41の中心と他方の駆動回路基板37Bの第2挿通孔42の中心とが一致するように構成されている。また、前記電気接続部40は、後述する冷却ファン43による送風方向と直交する左右方向の中央先端(送風方向の下流側)に設けられている。
前記ファン収容室32内に配設される冷却ファン43は、ドラム状をなすシロッコファンからなり、その外装体44の吹出口45は、2枚の駆動回路基板37A,37Bの間から上方に開口するように構成している。そして、この冷却ファン43による送風は、基板ボックス21内を通過する第1冷却風W1と、前記通気口35から外部に排出される第2冷却風W2とに分流されるとともに、該第2冷却風W2を分流板36によって後述する表示ユニット52に供給する第3冷却風W3に更に分流されるように構成している。
前記区画板46は、前記ロースターユニット17の上部において、前記基板ボックス21の上面と略面一に配設し、該基板ボックス21の上面とで上方の加熱手段配設部を区画するものである。この区画板46には、後部に前記基板ボックス21の段部に延びる底板47が設けられている。
図6に示すように、加熱手段は、前記基板ボックス21上である前方右側に配設した第1誘導加熱コイル48と、前記区画板46上である前方左側に配設した第2誘導加熱コイル49と、前記区画板46の底板47上である後方中央に配設した電気ヒータ50とからなる。ここで、第1誘導加熱コイル48および第2誘導加熱コイル49は、それぞれ駆動回路基板37A,37Bから高周波電流が通電されることにより、前記トッププレート12を介して鍋を電磁誘導加熱するものである。前記電気ヒータ50は、下部と外周部とを断熱性カバーにより覆った状態でユニット化されたヒータユニットからなるラジアントヒータを適用している。この電気ヒータ50には、各誘導加熱コイル48,49との間を区画して断熱を図る遮熱板51が配設されている。
前記表示ユニット52は、図1(A)、図3および図6に示すように、ケース10において、前記ロースターユニット17の反対側である前方右側の基板ボックス21の前方上部に配設され、前記分流板36によって分流された第3冷却風W3により冷却されるものである。この表示ユニット52は、表示基板53と、該表示基板53上に配設した3つの表示手段である表示パネル54a,54b,54cを備えている。右側に位置する表示パネル54aは、前方右側に位置する第1誘導加熱コイル48の設定状態を表示するものである。中央に位置する表示パネル54bは、後方中央に位置する電気ヒータ50と、ロースターユニット17の設定状態を表示するものである。左側に位置する表示パネル54cは、前方左側に位置する第2誘導加熱コイル49の設定状態を表示するものである。
入力手段である前記操作ユニット55は、図2に示すように、断面三角形状をなす基体56を備え、前記表示ユニット52の下部に位置するように、ケース10の正面に開閉可能に配設したものである。
前記基板ボックス21に駆動回路基板37A,37Bを組み付ける場合には、図5に示すように、基板ボックス21の下側に装着する駆動回路基板37Bを下ケース22上に配置し、その第1挿通孔41に第1支柱27を挿通させる。これにより、第1支柱27に隣接して設けた第2支柱28に第2挿通孔42が一致し、第2挿通孔42にネジを通して第2支柱28にネジ締めすることにより、下側の駆動回路基板37Bを固定する。
ついで、上側に装着する駆動回路基板37Aを下ケース22上に配置し、実装した電子部品38が下側に位置するようにして、その第2挿通孔42を第1支柱27に一致させる。そして、第2挿通孔42にネジを通して第1支柱27にネジ締めすることにより、上側の駆動回路基板37Aを固定する。
ついで、一端にコネクタを配設した電線(図示せず)を駆動回路基板37A,37Bの電気接続部40にコネクタ接続した後、この下ケース22上に上ケース23を配置し、排気口30から前記電線が導出されるようにして、上ケース23と下ケース22とを組み付ける。なお、駆動回路基板37A,37Bと電線との接続は、駆動回路基板37A,37Bを下ケース22に装着する前に行ってもよい。
このように、本実施形態の加熱調理器では、同一の駆動回路基板37A,37Bを実装した電子部品38が互いに向かい合うように上下に配設するため、上側および下側の駆動回路基板37A,37Bの区別が不要である。そのため、この駆動回路基板37A,37Bの製造に係るコストを低減できるうえ、組立時の作業性の向上を図ることができるとともに、保管に係る利便性をも向上できる。
なお、前記操作ユニット55の操作により加熱調理器を動作させると、その操作に応じて設定された所定の加熱部13a,13b,13cの加熱手段48,49,50およびロースターユニット17が動作するとともに、冷却ファン43が動作する。そうすると、図1(A)に示すように、前記基板ボックス21における吸気ダクト33から外気を吸引し、前側の基板配設部24に向けて送風する。
前記冷却ファン43による送風は、図示のように、下側の駆動回路基板37Bから上側に放射状に送出されるため、その大部分は対向配置した駆動回路基板37A,37Bの間に送風(W1)され、上側の駆動回路基板37Aより上側に送風された冷却風は、通気口35を通って基板ボックス21の外部に送風(W2)される。また、基板ボックス21の外部へ送風された第2冷却風W2は、図6に示すように、上ケース23に設けた分流板36により、そのまま第1誘導加熱コイル48を冷却する第2冷却風W2と、基板ボックス21の前方に配設する表示基板53を冷却する第3冷却風W3に更に分流される。
前記基板ボックス21内に送風された第1冷却風W1は、駆動回路基板37A,37Bの間を通過してこれらで発生した熱を吸着して冷却した後、排気口30からケース10において後向きに排気される。ここで、前記駆動回路基板37A,37Bは、放熱板39を含む電子部品38が互いに対向するように配置されているため、上下の駆動回路基板37A,37Bの冷却効率を平均化することができる。言い換えれば、冷却用のファンは、2枚の駆動回路基板37A,37Bの間に冷却風が送風されるように配設するだけで、簡単に2枚の駆動回路基板37A,37Bの冷却効率を平均化することができる。また、ファンは、2枚の駆動回路基板37A,37Bの間に略集中的に送風するだけであるため、小型化を図ることも可能である。
なお、基板ボックス21の排気口30から排気された第1冷却風W1は、基板ボックス21と、ロースターユニット17と、区画板46の底板47とで区画された通路内を通過して後方の本体排気口15から外部に排気される。また、基板ボックス21の外部に送風された第2冷却風W2は、基板ボックス21上に配置された第1誘導加熱コイル48の周囲を通過して発生した熱を吸着して冷却した後、第2誘導加熱コイル49を冷却し、ケース10の後方の本体排気口15から外部に排気される。さらに、分流板36によって分流された第3冷却風W3は、表示ユニット52の表示パネル54a〜54cと表示基板53とを冷却した後、第2冷却風W2と合流して第2誘導加熱コイル49を冷却し、本体排気口15から外部に排気される。
図7(A),(B)および図8は第2実施形態の加熱調理器を示す。この第2実施形態では、駆動回路基板37A,37Bにおいて、前記電子部品38を放熱するための放熱板39を、冷却ファン43による冷却風の送風方向に対して左右の一方、具体的には正面視で左側に配設した点で、第1実施形態と特に相違している。また、この第2実施形態では、回路を構成する電子部品38のうち、電源ラインノイズ等の雑音防止用のコイルなどの全高が高い電子部品38を、放熱板39と同様に、同一の左側に偏らせて配設している。
この第2実施形態では、第1実施形態と同様にして基板ボックス21内に駆動回路基板37A,37Bを組み付けると、図7(A),(B)に示すように、基板ボックス21内において全高が高い放熱板39と電子部品38とが、左右に配置される。そのため、図示のように、電子部品38を含む放熱板39を上下方向にオーバーラップさせて配置することができる。言い換えれば、一方の駆動回路基板37Aの放熱板39と他方の駆動回路基板37Bの放熱板39とは、その一部が上下方向にオーバーラップするように配置しても、確実に規定された絶縁距離を確保することが可能である。そのため、駆動回路基板37A,37Bの設置スペースの削減を図ることができるうえ、全体の小型化も可能である。
なお、本発明の加熱調理器は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、第2実施形態では、全高が高い放熱板39および電子部品38を駆動回路基板37A,37Bの左右の一方に偏らせて配置したが、前後に偏らせて配設してもよい。
また、前記各実施形態では、冷却ファン43による冷却風を基板ボックス21内に送風する冷却風W1と基板ボックス外に送風する冷却風W2とに分流し、更に冷却風W2を表示ユニット52を冷却する冷却風W3に分流したが、駆動回路基板37A,37Bの間にのみ送風するようにしてもよい。
(A),(B)は本発明の第1実施形態に係る加熱調理器の断面図である。 図1の斜視図である。 トッププレートおよび加熱手段を外した状態の斜視図である。 基板ボックスおよび区画板の分解斜視図である。 基板ボックスと駆動回路基板との分解斜視図である。 トッププレートを外した状態の第1実施形態の平面図である。 (A),(B)は第2実施形態に係る加熱調理器の断面図である。 第2実施形態の基板ボックスと駆動回路基板との分解斜視図である。
符号の説明
10…ケース、13a〜13c…加熱部、17…ロースターユニット、21…基板ボックス、22…下ケース、23…上ケース、24…基板配設部、25…誘導加熱コイル配設部、27…第1支柱、28…第2支柱、32…ファン収容室、37A,37B…駆動回路基板、38…電子部品、39…放熱板、40…電気接続部、41…第1挿通孔、42…第2挿通孔、43…冷却ファン、48…第1誘導加熱コイル、49…第2誘導加熱コイル、50…電気ヒータ。

Claims (3)

  1. 上面にトッププレートを配設したケースを備え、前記トッププレートに、前記ケース内に配設した2個の誘導加熱コイルによる加熱部を設けた加熱調理器において、
    前記各誘導加熱コイルを制御するインバータ回路部を備えた駆動回路基板をそれぞれ同一構成に形成し、これら駆動回路基板に実装した電子部品が互いに向かい合うように上下に配設しており、
    前記駆動回路基板は、支柱用の第1挿通孔とネジ止め用の第2挿通孔とを備え、2枚の駆動回路基板を互いに向かい合わせると、一方の駆動回路基板の第1挿通孔の中心と他方の駆動回路基板の第2挿通孔の中心とが一致するようにしたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記駆動回路基板に実装した電子部品を冷却するファンを、2枚の駆動回路基板の間に冷却風が送風されるように配置したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記駆動回路基板において、前記電子部品を放熱するための放熱板を、駆動回路基板上の前後または左右のいずれか一方に偏らせて配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
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