JP2008288529A - 電子機器のシールド構造 - Google Patents

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Yasushi Nakajima
安史 中嶋
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Abstract

【課題】電源ユニットの配置を含めて部品点数を削減し簡素化した構造において、電磁波を効果的に遮断することができる電子機器のシールド構造を提供する。
【解決手段】電源ユニット1は、上方から順番に、入力信号処理基板11と、第1電源シールド13と、電源供給基板15と、電源用絶縁板21と、第2電源シールド23と、を有している。第1電源シールド13は、第1側板13aを有し、この第1側板13aには、上記入力端子群11aを有する側と同じ側面に入力端子群11aの位置でそれぞれ開口する第1開口部13bを有し、電源供給基板15を上方からシールドする。第2電源シールド23は、第2側板23aと、高さ方向にほぼ半分の位置に画定されるL1を境界にして新たに設けられた第2側板23aから、さらに上方に延長される第2側板延長部23bと有し、これらにより、電源供給基板15を下方からシールドする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器のシールド構造に関し、特に、プロジェクターなどの光学電子機器のシールド構造に関する。
従来から、会議などにおけるプレゼンテーションにはプロジェクターが用いられるケースが多い。プロジェクターなどの電子機器においては、筐体内に電源や光学系、入出力端子などが配置されており、電源をシールドする構造が用いられている。
このような電源のシールド構造に関しては、例えば下記の特許文献1、2などに記載がある。特許文献1では、入力信号処理基板が数枚の基板に分割されており、それぞれをシールド効果のある取り付けアングルで接続する構造が開示されている。また、特許文献2においても、電源シールドに入力信号処理基板を固定する構造が示されている。
特開平8−186783号公報 特開2003−215700号公報
しかしながら、特許文献1では、電源供給基板や電源用シールドとの固定に関しては特に言及されていない。また、特許文献2では、入力端子部分に関しては、シールドによる遮蔽構造が設けられておらず、電源コード接続端子と電源シールドとのアース接続に関しても特別な考慮がされていない。一方、プロジェクターなどの電子機器にとって電磁波の外部への放出をいかに低減するかは製品性能上大きな問題点である。
本発明は、電源ユニットの配置を含めて部品点数を削減し簡素化した構造において、効果的に電磁波を遮断するシールド構造を実現することを目的とする。
本発明の一観点によれば、入力信号処理基板と電源供給基板とを有する電源ユニットにおいて前記電源供給基板を側面からシールドする電源シールド部を備えたシールド構造において、前記電源シールド部を前記入力信号処理基板まで延長した延長部を有することを特徴とするシールド構造が提供される。これにより、電源から放射される電磁波を低減することが可能になる。
また、入力信号処理基板と電源供給基板とを有する電源ユニットにおいて前記電源供給基板を側面からシールドする電源シールド部を備えたシールド構造において、前記電源シールド部は、前記入力信号処理基板と前記電源供給基板との間に配置された第1の電源シールドと、前記電源供給基板の前記入力信号処理基板と反対側に配置された第2の電源シールドと、を有し、該第2の電源シールドを前記側面側において前記第1の電源シールド側に延長した延長部を有することを特徴とするシールド構造が提供される。前記延長部に、前記入力信号処理基板の側面に形成される入力端子群を接続するための開口群が設けられていることが好ましい。前記延長部は、前記第1の電源シールドの側面側に形成される第1の側板と面接触するように重なっていても良い。
前記電源供給基板と前記第2の電源シールドとの間に、電源用の絶縁板を設けるのが好ましい。前記電源供給基板上に前記入力信号処理基板を配置すると良い。また、電源コードからのアースを前記電源シールドに固定するための電源コード接続端子アングルを前記電源供給基板に設けても良い。これにより、効果的に電磁波を遮蔽できる。
尚、本発明は、上記電源シールド構造を有する電子機器であっても良い。
本発明によれば、効果的に電磁波を遮断するシールド構造が提供できる。また、電源ユニットの配置を含めて部品点数を削減し簡素化することができる。
以下、本発明の一実施の形態による電子機器のシールド構造について、プロジェクター装置を例にして説明を行う。
図1(A)、(B)は、本実施の形態によるプロジェクター装置の内部構造の一例を示す図である。図1(A)、(B)に示すように、本実施の形態によるプロジェクター装置Aは、背面側に電源ユニット1が配置され、前面側には、光源ユニット3と、レンズユニット5とを含む光学ユニットが配置されている。図1(A)は入力信号処理基板11の部品が取り付けられた状態を示し、図1(B)は入力信号処理基板11を取り除き、電源供給基板15の部品を覆う第1電源シールド13を取り付けた状態を示す図である。
図2は、図1に示す電源ユニット1の分解斜視図である。図2に示すように、電源ユニット1は、上方から順番に、入力信号処理基板11と、第1電源シールド13と、電源供給基板15と、電源用絶縁板21と、第2電源シールド23と、を有している。入力信号処理基板11は、側面に入力端子群11aを有している。第1電源シールド13は、第1側板13aを有し、この第1側板13aには、上記入力端子群11aを有する側と同じ側面に入力端子群11aの位置でそれぞれ開口する第1開口部13bを有し、電源供給基板15を上方からシールドする。電源供給基板15は、電源と、電源端子(電源コード接続端子)17とを有する。電源用絶縁板21は、電源を絶縁するように下方から覆う。第2電源シールド23は、第2側板23aと、高さ方向にほぼ半分の位置に画定されるL1を境界にして新たに設けられた第2側板23aからさらに上方に延長される第2側板延長部23bと有し、これらにより、電源供給基板15を下方からシールドする。尚、図に示すように、電源供給基板15には、ファン25が固定ピン25aにより固定され、このシールド構造を冷却することができるように構成されている。上記構成において、第2側板延長部23bは、第1側板13aと重なるように構成されている。電源供給基板15には、アース付きの電源コードが電源コード接続端子17に接続されるようになっているため、電源コード接続端子17からのアースをシールド類に接続することができる。従って、電磁波を遮断するという観点から特に効果的である。電源コード接続端子固定用アングル18は電源コード接続端子17の電源供給基板15への固定およびアースの接続に用いられる。電源コードからのアースを電源コード接続端子固定用アングル18に通電するようにしておき、電源コード接続端子固定用アングル18に対して第2の電源シールド23および第1の電源シールド13を直接接続する。
より詳細に説明すると、電源供給基板15を第2電源シールド23、第1電源シールド13により、例えば筒状に囲い、さらに、第2電源シールド23と第1電源シールド13との一部を、上記のように入力信号処理基板11上まで延長して入力端子11aに直接接続できるようにしている。入力信号処理基板11は、電源供給基板15の近傍上部に配置されている。また、電源供給基板15と第2電源シールド23、第1電源シールド13の間には絶縁部材として電源用絶縁板21が取り付けられる。また、電源供給基板15上の発熱部品を冷却するために、電源冷却用ファン25が第2電源シールド23に取り付けられる。
図3は、図2に分解斜視図で示した構成を組み立てた構造を示す図である。図3(A)は、図2とほぼ同じ方向から見た組み立て構造を示す図である。図3(B)は、下側から見た図である。このように、符号L1を境にして従来は設けられていなかった下側シールドの延長部分23bが入力端子群の設けられている領域を覆うように構成し、第2電源シールド23と第1電源シールド13の一部を23b・13aに示すように、入力信号処理基板11上まで延長して、入力端子群11aに対して直接に接続できる構造にしている。従って、電源供給基板15から発生する電磁波に加えて入力信号処理基板11から発生する電磁波の影響も低減することができる。尚、符号23b・13aにより示されるシールド領域は、面接触により接続することができるため、接続を強固にするとともに簡便な構成で接続を行うことができる。
上記の構造では、入力信号処理基板11から発生する電磁波の影響も低減することができる。また、電源供給基板15の上部近傍に入力信号処理基板11を配置することにより、効果的かつ簡素なシールド構造を実現できる。
さらに、電源コードからのアースを電源コード接続端子固定用アングル18に接続しておき、電源コード接続端子固定用アングル18に対して第2電源シールド23および第1電源シールド13を直接接続することにより、第2電源シールド23、第1電源シールド13のアースを強化することができる。この際、電源コード接続端子固定用アングル18は、第2電源シールド23と一体化した構造にしても良い。或いは、電源コード接続端子17と第2電源シールド23とを直接、ケーブル接続しても良い。
図4は、本実施の形態によるシールド構造の放射スペクトルを示す図であり、図5は、第2電源シールド23の延長部23bを有していない従来のシールド構造の放射スペクトルを示す図である。図4及び図5を比較すれば明らかなように、100〜300MHz帯における放射スペクトルが本実施の形態によるシールド構造では抑制されており、電磁波の外部への放出を低減することができることがわかる。
尚、上記の実施の形態においては、プロジェクター装置を例にしてシールド構造の説明を行ったが、電源を有するその他の電子機器のシールド構造としても利用可能であることは言うまでもない。
本発明は、電子機器のシールド構造として利用可能である。
図1(A)、(B)は、本発明の一実施の形態によるプロジェクター装置の内部構造の一例を示す図である。 図1に示す電源ユニットの分解斜視図である。 図2に分解斜視図で示した構成を組み立てた構造を示す図である。図3(A)は、図2とほぼ同じ方向から見た組み立て構造を示す図である。図3(B)は、下側から見た組み立て構造を示す図である。 本実施の形態によるシールド構造の放射スペクトルを示す図である。 第2電源シールドの延長部を有していない従来のシールド構造の放射スペクトルを示す図である。
符号の説明
1…電源ユニット、11…入力信号処理基板、11a…入力端子群、13…第1電源シールド、13a…第1側板、13b…第1開口部、15…電源供給基板、17…電源端子(電源コード接続端子)、21…電源用絶縁板、23…第2電源シールド、23a…第2側板、23b…第2側板延長部。

Claims (8)

  1. 入力信号処理基板と電源供給基板とを有する電源ユニットにおいて前記電源供給基板を側面からシールドする電源シールド部を備えたシールド構造において、
    前記電源シールド部を前記入力信号処理基板まで延長した延長部を有することを特徴とするシールド構造。
  2. 入力信号処理基板と電源供給基板とを有する電源ユニットにおいて前記電源供給基板を側面からシールドする電源シールド部を備えたシールド構造において、
    前記電源シールド部は、
    前記入力信号処理基板と前記電源供給基板との間に配置された第1の電源シールドと、前記電源供給基板の前記入力信号処理基板と反対側に配置された第2の電源シールドと、を有し、
    該第2の電源シールドを前記側面側において前記第1の電源シールド側に延長した延長部を有することを特徴とするシールド構造。
  3. 前記延長部に、前記入力信号処理基板の側面に形成される入力端子群を接続するための開口群が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールド構造。
  4. 前記延長部は、前記第1の電源シールドの側面側に形成される第1の側板と面接触するように重なって配置されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のシールド構造。
  5. 前記電源供給基板と前記第2の電源シールドとの間に、電源用の絶縁板を配置したことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のシールド構造。
  6. 前記電源供給基板上に前記入力信号処理基板を配置したことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のシールド構造。
  7. 電源コードからのアースを前記電源シールドに固定するための電源コード接続端子アングルを前記電源供給基板に設けたことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のシールド構造。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の電源シールド構造を有する電子機器。
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