JPH0477432B2 - - Google Patents
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- JPH0477432B2 JPH0477432B2 JP18253682A JP18253682A JPH0477432B2 JP H0477432 B2 JPH0477432 B2 JP H0477432B2 JP 18253682 A JP18253682 A JP 18253682A JP 18253682 A JP18253682 A JP 18253682A JP H0477432 B2 JPH0477432 B2 JP H0477432B2
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- JP
- Japan
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- heating chamber
- cooling air
- outer box
- plate
- chamber
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は高周波発振器に吹き付けられた冷却
風が加熱室内に導かれる高周波加熱装置に関す
る。
風が加熱室内に導かれる高周波加熱装置に関す
る。
第1図乃至第3図は従来の高周波加熱装置、例
えばオーブンレンジを示すもので、1は外箱であ
る。この外箱1の前面には扉2が設けられている
とともに、この扉2の右側には表示板や各種の操
作釦等が配設された操作部3が設けられている。
また、外箱1の内部には扉2によつて開閉される
加熱室4が設けられている。この加熱室4の内部
には上部ヒータ5および下部ヒータ6の各発熱部
5a,6aがそれぞれ配設されている。これらの
上部、下部ヒータ5,6はそれぞれ前記発熱部5
a,6aと接続端部5b,6bとから形成されて
いる。そして、上部ヒータ5の接続端部5bは加
熱室4の背板7に設けられた取付孔を介して加熱
室4の後方に導出され、リード線等に接続された
状態で固定されている。さらに、下部ヒータ6の
接続端部6bは加熱室4の背板7に設けられた取
付孔を介して加熱室4の後方に導出され、背板7
の外面に取付けられたヒータ取付具8に着脱自在
に接続されている。また、外箱1の内部には加熱
室4の右側で、かつ操作部3の内側に電気部品の
収納室9が設けられている。この収納室9の内部
にはマグネトロン(高周波発振器)10が配設さ
れている。このマグネトロン10から出力された
高周波は導波管11を介して導かれ、加熱室4の
天井板12に設けられた励振口から加熱室4の内
部に導入されるようになつている。さらに、収納
室9の内部にはマグネトロン10とともに高圧ト
ランス13、コンデンサ14、整流器15等の高
周波発振用の高圧電気部品やこれらの高圧電気部
品を冷却する冷却フアン16および高圧電気部
品、フアン16、ヒータ5,6等の動作を制御す
るリレー等の制御用電気部品17やプリント基板
18等の各種の電気部品がそれぞれ装着されてい
る。また、加熱室4の右側板19の外側には右側
板19に対し適宜間隔を存して遮熱板20が配設
されており、この遮熱板20によつて加熱室4側
の熱が収納室9側に直接輻射されることが防止さ
れるようになつている。
えばオーブンレンジを示すもので、1は外箱であ
る。この外箱1の前面には扉2が設けられている
とともに、この扉2の右側には表示板や各種の操
作釦等が配設された操作部3が設けられている。
また、外箱1の内部には扉2によつて開閉される
加熱室4が設けられている。この加熱室4の内部
には上部ヒータ5および下部ヒータ6の各発熱部
5a,6aがそれぞれ配設されている。これらの
上部、下部ヒータ5,6はそれぞれ前記発熱部5
a,6aと接続端部5b,6bとから形成されて
いる。そして、上部ヒータ5の接続端部5bは加
熱室4の背板7に設けられた取付孔を介して加熱
室4の後方に導出され、リード線等に接続された
状態で固定されている。さらに、下部ヒータ6の
接続端部6bは加熱室4の背板7に設けられた取
付孔を介して加熱室4の後方に導出され、背板7
の外面に取付けられたヒータ取付具8に着脱自在
に接続されている。また、外箱1の内部には加熱
室4の右側で、かつ操作部3の内側に電気部品の
収納室9が設けられている。この収納室9の内部
にはマグネトロン(高周波発振器)10が配設さ
れている。このマグネトロン10から出力された
高周波は導波管11を介して導かれ、加熱室4の
天井板12に設けられた励振口から加熱室4の内
部に導入されるようになつている。さらに、収納
室9の内部にはマグネトロン10とともに高圧ト
ランス13、コンデンサ14、整流器15等の高
周波発振用の高圧電気部品やこれらの高圧電気部
品を冷却する冷却フアン16および高圧電気部
品、フアン16、ヒータ5,6等の動作を制御す
るリレー等の制御用電気部品17やプリント基板
18等の各種の電気部品がそれぞれ装着されてい
る。また、加熱室4の右側板19の外側には右側
板19に対し適宜間隔を存して遮熱板20が配設
されており、この遮熱板20によつて加熱室4側
の熱が収納室9側に直接輻射されることが防止さ
れるようになつている。
一方、外箱1の後板21には冷却フアン16と
対向する部位に複数の吸入孔22…が形成されて
いるとともに、外箱1の底板23および側板24
にも多数の通風孔25…が形成されている。そし
て、冷却フアン16の駆動により、冷却フアン1
6の後方に位置する後板21の吸入孔22…およ
び底板23、側板24の吸入側の通風孔25a…
を介して外気が収納室9内に吸入されたのち、冷
却フアン16の前方に配置されているマグネトロ
ン10や高圧トランス13等の各電気部品に吹き
付けられ、これらが冷却されるようになつてい
る。また、マグネトロン10に吹き付けられた冷
却風はダクト26を介して加熱室4内に導かれ、
加熱室4内の換気用に利用されるようになつてお
り、残りは外箱1の底板23および側板24の排
気側の通風孔25b…から外部に排出されるよう
になつている。
対向する部位に複数の吸入孔22…が形成されて
いるとともに、外箱1の底板23および側板24
にも多数の通風孔25…が形成されている。そし
て、冷却フアン16の駆動により、冷却フアン1
6の後方に位置する後板21の吸入孔22…およ
び底板23、側板24の吸入側の通風孔25a…
を介して外気が収納室9内に吸入されたのち、冷
却フアン16の前方に配置されているマグネトロ
ン10や高圧トランス13等の各電気部品に吹き
付けられ、これらが冷却されるようになつてい
る。また、マグネトロン10に吹き付けられた冷
却風はダクト26を介して加熱室4内に導かれ、
加熱室4内の換気用に利用されるようになつてお
り、残りは外箱1の底板23および側板24の排
気側の通風孔25b…から外部に排出されるよう
になつている。
マグネトロン10の本体には冷却フアン16と
対向する側の冷却風吸入面およびこの冷却風吸入
面とは反対側の冷却風吹出面にそれぞれ複数の冷
却用フイン27…が設けられており、ダクト26
はマグネトロン10の本体の冷却風吹出面全体を
被う状態で取付けられていた。そのため、マグネ
トロン10の冷却風吹出面側における冷却風の通
風抵抗が比較的大きくなつていたので、マグネト
ロン10内の冷却風を円滑に加熱室4内に導くこ
とができず、マグネトロン10の冷却効率が悪い
問題があつた。また、冷却フアン16を駆動する
フアンモータが大形化し、コスト高になる問題も
あつた。さらに、加熱室4の壁面に設けられてい
る冷却風の導入孔28…の開口面積を大きくする
ことによりダクト26内の冷却風の流量を多くす
ることも考えられるが、この場合には加熱室4内
に供給される冷却風の供給量が多くなり過ぎるの
で、加熱室4内に載置された被調理食品が乾き易
い問題があつた。また、遮熱板20によつて加熱
室4の天井板12と外箱1との間に冷却風が流入
することが遮られていたので、外箱1の温度が上
昇し易い問題もあつた。
対向する側の冷却風吸入面およびこの冷却風吸入
面とは反対側の冷却風吹出面にそれぞれ複数の冷
却用フイン27…が設けられており、ダクト26
はマグネトロン10の本体の冷却風吹出面全体を
被う状態で取付けられていた。そのため、マグネ
トロン10の冷却風吹出面側における冷却風の通
風抵抗が比較的大きくなつていたので、マグネト
ロン10内の冷却風を円滑に加熱室4内に導くこ
とができず、マグネトロン10の冷却効率が悪い
問題があつた。また、冷却フアン16を駆動する
フアンモータが大形化し、コスト高になる問題も
あつた。さらに、加熱室4の壁面に設けられてい
る冷却風の導入孔28…の開口面積を大きくする
ことによりダクト26内の冷却風の流量を多くす
ることも考えられるが、この場合には加熱室4内
に供給される冷却風の供給量が多くなり過ぎるの
で、加熱室4内に載置された被調理食品が乾き易
い問題があつた。また、遮熱板20によつて加熱
室4の天井板12と外箱1との間に冷却風が流入
することが遮られていたので、外箱1の温度が上
昇し易い問題もあつた。
この発明は高周波発振器の冷却効果を高めるこ
とができるとともに、被調理食品の乾きを防止す
ることができ、加えて外箱の温度上昇を防止する
こともでき安全な高周波加熱装置を提供すること
を目的とするものである。
とができるとともに、被調理食品の乾きを防止す
ることができ、加えて外箱の温度上昇を防止する
こともでき安全な高周波加熱装置を提供すること
を目的とするものである。
高周波発振器の冷却風吹出面のうちの上部側の
一部を収納室に露出させ、残りをダクトで被い、
高周波発振器の内部を通過した冷却風の一部を加
熱室の外側の収納室内に導出し、残りをダクトを
介して加熱室内に導くとともに、収納室側に導出
された冷却風の一部を加熱室の天井板に沿つて通
風させるようにしたものである。
一部を収納室に露出させ、残りをダクトで被い、
高周波発振器の内部を通過した冷却風の一部を加
熱室の外側の収納室内に導出し、残りをダクトを
介して加熱室内に導くとともに、収納室側に導出
された冷却風の一部を加熱室の天井板に沿つて通
風させるようにしたものである。
第5図乃至第15図はこの発明の一実施例を示
すものである。第5図はオーブンレンジの外観を
示すもので、31は外箱である。この外箱31の
前面には扉32が設けられているとともに、この
扉32の下方には表示板や各種の操作釦等が配設
された操作部33が設けられている。また、外箱
31の内部には扉32によつて開閉される加熱室
34が設けられている。この加熱室34の内部に
は上部ヒータ35および下部ヒータ36の各発熱
部35a,36aがそれぞれ配設されている。こ
れらの上部ヒータ35,36は前記発熱部35
a,36aと接続端部35b,36bとから形成
されている。そして、上部ヒータ35の接続端部
35bは加熱室34の背板37に設けられた取付
孔を介して加熱室34の後方に導出され、リード
線等に接続された状態でヒータ取付具35cに固
定されている。さらに、下部ヒータ36の接続端
部36bは加熱室34の背板37に設けられた取
付孔を介して加熱室34の後方に導出され、背板
37の外面に取付けられたヒータ取付具38に着
脱自在に接続されている。このヒータ取付具38
の周囲にはフエライト等の電波吸収体39が取付
けられている。また、外箱31の内部には加熱室
34の背板37と外箱31の後板40との間に電
気部品の収納室41が形成されている。この収納
室41の内部にはマグネトロン(高周波発振器)
42が配設されている。このマグネトロン42は
導波管43の基端部に取付けられており、マグネ
トロン42から出力された高周波は導波管43を
介して導かれ、加熱室34の天井板44に設けら
れた励振口44aから加熱室34の内部に導入さ
れるようになつている。さらに、収納室41の内
部にはマグネトロン42とともに高圧トランス4
5、コンデンサ46、整流器47等の高周波発振
用で発熱量の大きい高圧電気部品(第1の電気部
品)48およびこれらの高圧電気部品48を冷却
する冷却フアン49が配設されている。また、加
熱室34の背板37の外側にはこの背板37より
大きい遮熱板(支持体)50が配設されている。
この遮熱板50は加熱室34の背板37と略平行
に配設されている。また、この遮熱板50には第
10図に示すように複数の切起こし片51…が形
成されており、加熱室34の背板37に対し所定
間隔離間させた状態でねじ52…によつてこれら
の切起こし片51…を介して遮熱板50が加熱室
34に固着されている。さらに、この遮熱板50
の下端部は第9図に示すように外箱31の底板5
3に切起こしによつて形成された複数の突起部5
4…にねじ55…によつて固着されている。した
がつて、この遮熱板50によつて加熱室34の背
部が支持されるとともに、加熱室34側の熱が収
納室41側に輻射されることが防止されるように
なつている。また、この収納室41の略中央には
収納室41の内部を第1、第2の収納部56,5
7に仕切る仕切板(補強部材)58が配置されて
いる。この仕切板58は遮熱板50に対し略垂直
に配置されており、この仕切板58の一側部は遮
熱板50に取着されている。さらに、この仕切板
58の他側部は外箱31の後板40にねじ止めさ
れるとともに下端部は外箱31の底板53にねじ
止めされている。また、この仕切板58には上部
に円形の通風口59が形成されており、この通風
口59に対応させた状態で冷却フアン49が取付
板60によつて取付けられている。さらに、前記
第1の収納部56の内部にはマグネトロン42、
コンデンサ46、整流器47がそれぞれ配設され
ており、第2の収納部57の内部には高圧トラン
ス45が配設されている。また、高圧トランス4
5は加熱室34の底板61、一方の側板62およ
び背板37がそれぞれ接合される角部と対向させ
た状態で外箱31の底板53上に取付けられてお
り、外箱31の底板53、一方の側板63および
後板40によつて形成される角部近傍に配置され
ている。この場合、高圧トランス45の一部は第
7図および第8図に示すように加熱室34の底板
61の下方に突出させた状態に配置されている。
そのため、遮熱板50には高圧トランス45の上
面と加熱室34の角部との間に配置された逆L字
状の漏水防止部64が形成されている。この漏水
防止部64の下方には開口部(導入口)65が形
成されており、通風可能になつている。
すものである。第5図はオーブンレンジの外観を
示すもので、31は外箱である。この外箱31の
前面には扉32が設けられているとともに、この
扉32の下方には表示板や各種の操作釦等が配設
された操作部33が設けられている。また、外箱
31の内部には扉32によつて開閉される加熱室
34が設けられている。この加熱室34の内部に
は上部ヒータ35および下部ヒータ36の各発熱
部35a,36aがそれぞれ配設されている。こ
れらの上部ヒータ35,36は前記発熱部35
a,36aと接続端部35b,36bとから形成
されている。そして、上部ヒータ35の接続端部
35bは加熱室34の背板37に設けられた取付
孔を介して加熱室34の後方に導出され、リード
線等に接続された状態でヒータ取付具35cに固
定されている。さらに、下部ヒータ36の接続端
部36bは加熱室34の背板37に設けられた取
付孔を介して加熱室34の後方に導出され、背板
37の外面に取付けられたヒータ取付具38に着
脱自在に接続されている。このヒータ取付具38
の周囲にはフエライト等の電波吸収体39が取付
けられている。また、外箱31の内部には加熱室
34の背板37と外箱31の後板40との間に電
気部品の収納室41が形成されている。この収納
室41の内部にはマグネトロン(高周波発振器)
42が配設されている。このマグネトロン42は
導波管43の基端部に取付けられており、マグネ
トロン42から出力された高周波は導波管43を
介して導かれ、加熱室34の天井板44に設けら
れた励振口44aから加熱室34の内部に導入さ
れるようになつている。さらに、収納室41の内
部にはマグネトロン42とともに高圧トランス4
5、コンデンサ46、整流器47等の高周波発振
用で発熱量の大きい高圧電気部品(第1の電気部
品)48およびこれらの高圧電気部品48を冷却
する冷却フアン49が配設されている。また、加
熱室34の背板37の外側にはこの背板37より
大きい遮熱板(支持体)50が配設されている。
この遮熱板50は加熱室34の背板37と略平行
に配設されている。また、この遮熱板50には第
10図に示すように複数の切起こし片51…が形
成されており、加熱室34の背板37に対し所定
間隔離間させた状態でねじ52…によつてこれら
の切起こし片51…を介して遮熱板50が加熱室
34に固着されている。さらに、この遮熱板50
の下端部は第9図に示すように外箱31の底板5
3に切起こしによつて形成された複数の突起部5
4…にねじ55…によつて固着されている。した
がつて、この遮熱板50によつて加熱室34の背
部が支持されるとともに、加熱室34側の熱が収
納室41側に輻射されることが防止されるように
なつている。また、この収納室41の略中央には
収納室41の内部を第1、第2の収納部56,5
7に仕切る仕切板(補強部材)58が配置されて
いる。この仕切板58は遮熱板50に対し略垂直
に配置されており、この仕切板58の一側部は遮
熱板50に取着されている。さらに、この仕切板
58の他側部は外箱31の後板40にねじ止めさ
れるとともに下端部は外箱31の底板53にねじ
止めされている。また、この仕切板58には上部
に円形の通風口59が形成されており、この通風
口59に対応させた状態で冷却フアン49が取付
板60によつて取付けられている。さらに、前記
第1の収納部56の内部にはマグネトロン42、
コンデンサ46、整流器47がそれぞれ配設され
ており、第2の収納部57の内部には高圧トラン
ス45が配設されている。また、高圧トランス4
5は加熱室34の底板61、一方の側板62およ
び背板37がそれぞれ接合される角部と対向させ
た状態で外箱31の底板53上に取付けられてお
り、外箱31の底板53、一方の側板63および
後板40によつて形成される角部近傍に配置され
ている。この場合、高圧トランス45の一部は第
7図および第8図に示すように加熱室34の底板
61の下方に突出させた状態に配置されている。
そのため、遮熱板50には高圧トランス45の上
面と加熱室34の角部との間に配置された逆L字
状の漏水防止部64が形成されている。この漏水
防止部64の下方には開口部(導入口)65が形
成されており、通風可能になつている。
一方、前記操作部33の内側の外箱31の底板
53上には高圧電気部品48、フアン49、ヒー
タ35,36等の動作を制御するリレー等の制御
用電気部品66やプリント基板67等の発熱量の
小さい第2の電気部品68が配設されている。こ
れらの第2の電気部品68の各リード線は遮熱板
50の下部に設けられた透孔69を介して収納室
41側に導出され、収納室41内の各高圧電気部
品48と接続されている。さらに、外箱31の底
板53には第2の収納部57内に多数の吸入口7
0…が形成されており、冷却フアン49の駆動時
にはこれらの吸入口70…から冷却風が第2の収
納部57内に吸入され、高圧トランス45を冷却
したのち通風口59から第1の収納室56側に導
かれ、マグネトロン42に吹き付けられるように
なつている。そして、マグネトロン42に吹き付
けられた冷却風の一部はダクト71を介して加熱
室34の内部に導かれ、残りは外箱31の後板4
0に形成された多数の排気口72…から外部に排
出されるようになつている。
53上には高圧電気部品48、フアン49、ヒー
タ35,36等の動作を制御するリレー等の制御
用電気部品66やプリント基板67等の発熱量の
小さい第2の電気部品68が配設されている。こ
れらの第2の電気部品68の各リード線は遮熱板
50の下部に設けられた透孔69を介して収納室
41側に導出され、収納室41内の各高圧電気部
品48と接続されている。さらに、外箱31の底
板53には第2の収納部57内に多数の吸入口7
0…が形成されており、冷却フアン49の駆動時
にはこれらの吸入口70…から冷却風が第2の収
納部57内に吸入され、高圧トランス45を冷却
したのち通風口59から第1の収納室56側に導
かれ、マグネトロン42に吹き付けられるように
なつている。そして、マグネトロン42に吹き付
けられた冷却風の一部はダクト71を介して加熱
室34の内部に導かれ、残りは外箱31の後板4
0に形成された多数の排気口72…から外部に排
出されるようになつている。
また、マグネトロン42には冷却フアン49と
対向する側の冷却風吸入面73およびこの冷却風
吸入面73とは反対側の冷却風吹出面74にそれ
ぞれ複数の冷却用フイン75…が設けられてい
る。そして、このマグネトロン42の冷却風吹出
面74の一部は露出され、残りは前記ダクト71
によつて被われており、マグネトロン42の内部
を通過して冷却風吹出面74から吹出される冷却
風の一部が露出部74aから加熱室34の外側の
収納室41内に導出され、残りが連結部74bか
らダクト71を介して加熱室34内に導入される
ようになつている。さらに、冷却風吹出面74の
露出部74aから導出された冷却風は仕切板50
と外箱31の天井板76との間の間隙から加熱室
34の天井板44と外箱31との間に流入し、外
箱31の排気口から外部に排出されるようになつ
ている。また、加熱室34内に導入された冷却風
は加熱室34内の換気用に利用されるようになつ
ており、加熱室34の天井板44に取付けられた
排気ダクト77を介して外部に排出されるように
なつている。この排気ダクト77は収納室41の
第2の収納部57内の上部に配設されている。ま
た、この排気ダクト77の側面にはガスセンサ7
8が取付けられている。そして、このガスセンサ
78によつて排気ダクト77内を通る排気ガス中
の蒸気、煙、臭い等のガス量の変化が検出され、
このガスセンサ78からの出力信号にもとづいて
マイクロコンピユータによつて自動的に加熱調理
が行なわれるようになつている。なお、79は加
熱室34内の温度を検出するサーミスタである。
対向する側の冷却風吸入面73およびこの冷却風
吸入面73とは反対側の冷却風吹出面74にそれ
ぞれ複数の冷却用フイン75…が設けられてい
る。そして、このマグネトロン42の冷却風吹出
面74の一部は露出され、残りは前記ダクト71
によつて被われており、マグネトロン42の内部
を通過して冷却風吹出面74から吹出される冷却
風の一部が露出部74aから加熱室34の外側の
収納室41内に導出され、残りが連結部74bか
らダクト71を介して加熱室34内に導入される
ようになつている。さらに、冷却風吹出面74の
露出部74aから導出された冷却風は仕切板50
と外箱31の天井板76との間の間隙から加熱室
34の天井板44と外箱31との間に流入し、外
箱31の排気口から外部に排出されるようになつ
ている。また、加熱室34内に導入された冷却風
は加熱室34内の換気用に利用されるようになつ
ており、加熱室34の天井板44に取付けられた
排気ダクト77を介して外部に排出されるように
なつている。この排気ダクト77は収納室41の
第2の収納部57内の上部に配設されている。ま
た、この排気ダクト77の側面にはガスセンサ7
8が取付けられている。そして、このガスセンサ
78によつて排気ダクト77内を通る排気ガス中
の蒸気、煙、臭い等のガス量の変化が検出され、
このガスセンサ78からの出力信号にもとづいて
マイクロコンピユータによつて自動的に加熱調理
が行なわれるようになつている。なお、79は加
熱室34内の温度を検出するサーミスタである。
そこで、上記構成のものにあつてはマグネトロ
ン42の冷却風吹出面74の一部が露出され、こ
の露出部74aからマグネトロン42の内部を流
れる冷却風の一部が導出されるようになつている
ので、マグネトロン42の冷却風吹出面74側の
通風抵抗を従来に比べて小さくすることができ
る。したがつて、マグネトロン42の内部を通過
する冷却風を円滑に流すことができるので、マグ
ネトロン42内を流れる冷却風の流量を従来より
も増加させることができ、マグネトロン42の冷
却効率を高めることができるとともに、冷却フア
ン49を駆動するフアンモータの小形化を図るこ
とができ、コスト低下が図れる。また、遮熱板5
0の高さ寸法は加熱室34の高さと略同じになつ
ているので、マグネトロン42の冷却風吹出面7
4の露出部74aから導出された冷却風を加熱室
34の天井板44と外箱31との間に流入させる
ことができる。そのため、外箱31の温度上昇を
抑えることができ、安全性を高めることができ
る。このとき、冷却風吹出面74の露出部74a
は、加熱室34の天井板44側である上部側に設
定されているから、露出部74aから収納室41
へ導出される冷却風が加熱室34の天井板44と
外箱31との間に一層流入しやすくなり、ひいて
は外箱31の温度上昇を一層抑えることができ
る。さらに、加熱室34の壁面に設けられる冷却
風の導入口80…の開口面積を格別に大きくする
必要がないので、加熱室34内への冷却風の供給
過多を防ぐことができ、加熱室34内の被調理食
品の乾きを防止することができる。また、加熱室
34内の空気を外部に排出する排気ダクト77は
収納部41の第2の収納部57内に配置されてお
り、収納部41内を流れる冷却風が当たるように
なつているので、排気ダクト77の温度上昇を抑
えることができる。そのため、排気ダクト77に
取着されているガスセンサ78が加熱されること
を防止することができ、ガスセンサ78の信頼性
および耐久性を高めることができる。また、ガス
センサ78の加熱を防止する断熱材等を省略する
ことができるので、コスト低下を図ることもでき
る。
ン42の冷却風吹出面74の一部が露出され、こ
の露出部74aからマグネトロン42の内部を流
れる冷却風の一部が導出されるようになつている
ので、マグネトロン42の冷却風吹出面74側の
通風抵抗を従来に比べて小さくすることができ
る。したがつて、マグネトロン42の内部を通過
する冷却風を円滑に流すことができるので、マグ
ネトロン42内を流れる冷却風の流量を従来より
も増加させることができ、マグネトロン42の冷
却効率を高めることができるとともに、冷却フア
ン49を駆動するフアンモータの小形化を図るこ
とができ、コスト低下が図れる。また、遮熱板5
0の高さ寸法は加熱室34の高さと略同じになつ
ているので、マグネトロン42の冷却風吹出面7
4の露出部74aから導出された冷却風を加熱室
34の天井板44と外箱31との間に流入させる
ことができる。そのため、外箱31の温度上昇を
抑えることができ、安全性を高めることができ
る。このとき、冷却風吹出面74の露出部74a
は、加熱室34の天井板44側である上部側に設
定されているから、露出部74aから収納室41
へ導出される冷却風が加熱室34の天井板44と
外箱31との間に一層流入しやすくなり、ひいて
は外箱31の温度上昇を一層抑えることができ
る。さらに、加熱室34の壁面に設けられる冷却
風の導入口80…の開口面積を格別に大きくする
必要がないので、加熱室34内への冷却風の供給
過多を防ぐことができ、加熱室34内の被調理食
品の乾きを防止することができる。また、加熱室
34内の空気を外部に排出する排気ダクト77は
収納部41の第2の収納部57内に配置されてお
り、収納部41内を流れる冷却風が当たるように
なつているので、排気ダクト77の温度上昇を抑
えることができる。そのため、排気ダクト77に
取着されているガスセンサ78が加熱されること
を防止することができ、ガスセンサ78の信頼性
および耐久性を高めることができる。また、ガス
センサ78の加熱を防止する断熱材等を省略する
ことができるので、コスト低下を図ることもでき
る。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施例では加熱室34内
にヒータ35,36が配設されたオーブンレンジ
の場合について説明したが、加熱室34内にヒー
タ35,36が配設されていない電子レンジに適
用してもよく、この場合には遮熱板50は必ずし
も設ける必要はない。さらに、その他この発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
ではない。例えば、上記実施例では加熱室34内
にヒータ35,36が配設されたオーブンレンジ
の場合について説明したが、加熱室34内にヒー
タ35,36が配設されていない電子レンジに適
用してもよく、この場合には遮熱板50は必ずし
も設ける必要はない。さらに、その他この発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
この発明によれば、高周波発振器の冷却風吹出
面の一部を露出させて高周波発振器の内部を通過
した冷却風の一部を収納室内に導出するととも
に、冷却風吹出面の残りをダクトで被いこのダク
トを介して加熱室内に導入するようにしたので、
高周波発振器の冷却効果を高めることができると
ともに、被調理食品の乾きを防止することができ
る。さらに、収納室側に導出された冷却風の一部
を加熱室の天井板に沿つて加熱室と外箱との間に
通風させるようにしたので、外箱の温度上昇を防
止して安全性の向上を図ることができる。加え
て、冷却風吹出面のうちの上部側を露出させてい
るから、露出部から収納室へ導出される冷却風が
加熱室の天井板に沿つて加熱室と外箱との間に一
層流入しやすくなり、ひいては外箱の温度上昇を
一層抑えることができる。
面の一部を露出させて高周波発振器の内部を通過
した冷却風の一部を収納室内に導出するととも
に、冷却風吹出面の残りをダクトで被いこのダク
トを介して加熱室内に導入するようにしたので、
高周波発振器の冷却効果を高めることができると
ともに、被調理食品の乾きを防止することができ
る。さらに、収納室側に導出された冷却風の一部
を加熱室の天井板に沿つて加熱室と外箱との間に
通風させるようにしたので、外箱の温度上昇を防
止して安全性の向上を図ることができる。加え
て、冷却風吹出面のうちの上部側を露出させてい
るから、露出部から収納室へ導出される冷却風が
加熱室の天井板に沿つて加熱室と外箱との間に一
層流入しやすくなり、ひいては外箱の温度上昇を
一層抑えることができる。
第1図乃至第4図は従来例を示すもので、第1
図は全体の横断面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は第1図の−線断面図、第4
図はダクトの取付状態を示す斜視図、第5図乃至
第15図はこの発明の一実施例を示すもので、第
5図は全体の外観を示す斜視図、第6図は全体の
横断面図、第7図は第6図の−線断面図、第
8図は第6図の−線断面図、第9図は収納室
の内部を示す斜視図、第10図は遮熱板の取付状
態を示す斜視図、第11図は排気ダクトの取付状
態を示す斜視図、第12図は要部を示す側断面
図、第13図は同斜視図、第14図は加熱室内の
換気を説明するための横断面図、第15図は同縦
断面図である。 31……外箱、34……加熱室、41……収納
室、42……マグネトロン(高周波発振器)、4
4……天井板、49……冷却フアン、71……ダ
クト、73……冷却風吸入面、74……冷却風吹
出面、74a……露出部。
図は全体の横断面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は第1図の−線断面図、第4
図はダクトの取付状態を示す斜視図、第5図乃至
第15図はこの発明の一実施例を示すもので、第
5図は全体の外観を示す斜視図、第6図は全体の
横断面図、第7図は第6図の−線断面図、第
8図は第6図の−線断面図、第9図は収納室
の内部を示す斜視図、第10図は遮熱板の取付状
態を示す斜視図、第11図は排気ダクトの取付状
態を示す斜視図、第12図は要部を示す側断面
図、第13図は同斜視図、第14図は加熱室内の
換気を説明するための横断面図、第15図は同縦
断面図である。 31……外箱、34……加熱室、41……収納
室、42……マグネトロン(高周波発振器)、4
4……天井板、49……冷却フアン、71……ダ
クト、73……冷却風吸入面、74……冷却風吹
出面、74a……露出部。
Claims (1)
- 1 外箱の内部に加熱室および電気部品の収納室
がそれぞれ設けられ、この収納室の内部に高周波
発振器および冷却フアン等の各種の電気部品が装
着されるとともに、前記高周波発振器の冷却風吸
入面側から吸入され冷却風吹出面側から吹出され
る冷却風がダクトを介して加熱室内に導入される
高周波加熱装置において、前記高周波発振器の冷
却風吹出面のうちの上部側の一部を露出させ、残
りを前記ダクトによつて被い、前記高周波発振器
内を通過して冷却風吹出面から吹出される冷却風
の一部を前記加熱室の外側の収納室側に導出し、
残りを前記ダクトを介して前記加熱室内に導入す
るとともに、収納室側に導出された冷却風を前記
加熱室の天井板に沿つて通風させるようにしたこ
とを特徴とする高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18253682A JPS5971289A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18253682A JPS5971289A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5971289A JPS5971289A (ja) | 1984-04-21 |
JPH0477432B2 true JPH0477432B2 (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=16120014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18253682A Granted JPS5971289A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5971289A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01129792U (ja) * | 1988-02-25 | 1989-09-04 |
-
1982
- 1982-10-18 JP JP18253682A patent/JPS5971289A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5971289A (ja) | 1984-04-21 |
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