JPS6143136Y2 - - Google Patents

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JPS6143136Y2
JPS6143136Y2 JP9942682U JP9942682U JPS6143136Y2 JP S6143136 Y2 JPS6143136 Y2 JP S6143136Y2 JP 9942682 U JP9942682 U JP 9942682U JP 9942682 U JP9942682 U JP 9942682U JP S6143136 Y2 JPS6143136 Y2 JP S6143136Y2
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JP
Japan
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cooling air
cooking device
storage section
cooking
exhaust
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JP9942682U
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JPS594916U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高所温度型調理器に関する。
近年、台所の既存の設備、例えば流し台に組込
まれたガスオーブン、ガスコンロ等の上方の空間
を有効利用するために、斯る空間に設置される、
米国特許第4327274号明細書並びに図面に開示の
如き高所設置型の電子レンジが商品化されつつあ
る。而して斯る電子レンジにおいては上記ガスオ
ーブン、ガスコンロ付近の雰囲気を屋外等の所望
排気部へ排気するための排気路が電子レンジ本体
後部に内設されている。且つ、上記電子レンジに
おいては高圧トランス等の高発熱電気部品が後部
に収納された部品収納部に、冷却風を導入するた
めの冷却風路が内設されている。斯る冷却風路は
電子レンジ本体の上部から後部に亘つて配置さ
れ、且つ上記部品収納部の後部に連通されてい
る。そして、上記電子レンジ本体の前方から冷却
風が上記冷却風路を介して上記部品収納部の高発
熱部品が存在する後部に直接導かれるようにし、
高発熱部品の冷却を効率的に行なうようになつて
いる。
しかるに、上述のような電子レンジにおいては
下方のガスオーブン、ガスコンロ等の使用時にお
けるこれらの付近の高温雰囲気が、電子レンジ本
体後部に配壁されている上記排気部を通つて所望
排気部へ排気される場合、斯る排気部を通る雰囲
気の高熱が上記排気部と同様に電子レンジ本体後
部に配置された上記冷却風路の一部に容易に伝達
してしまい、上記冷却風路を通る冷却風が上記部
品収納部に入る前に或る程度昇温する状態とな
る。而して、この様な状態になると、上記部品収
納部内の高発熱部品の冷却にはそれほど悪影響を
及ぼさないが、上記部品収納部内の温度が、全体
的に冷却風路へ排気部からの高熱の伝達がない場
合に較べて或る程度昇温し、上記部品収納部に収
納されている他の部品、例えばマイクロコンピユ
ータなどの熱に弱い電子部品の許容温度を時とし
て越えてしまい、これら電子部品が故障してしま
うと云う欠点がある。
本考案は斯かる点に鑑みてなされたものであつ
て、部品収納部に効果的に冷却風を導いて、部品
収納部の温度が熱に弱い電子部品の許容温度を越
えることがないようにした高所設置型調理器を提
供することを目的とする。
以下本考案を高所設置される壁掛式電子レンジ
における実施例を示す図面に基いて具体的に説明
する。第1図は本考案に係る電子レンジ(以下本
案品という)の正面側からの断面構造図、第2図
は右側からの断面構造図である。本案品は背面を
壁Wに密着させる態様で配置されており、その下
方には図示しないガスオーブン、ガスコンロなど
が配置される。正面視で中央の大部分は調理室1
が占めており、その右側には部品収納部2が設け
られている。
調理室1は横開きのドア3によつて開閉される
ようになつており、上記部品収納部2はフロント
パネル20にて封じられ、このフロントパネル2
0には所要の操作部材、表示器(図示せず)が取
付けられている。部品収納部2には、高発熱部品
としてのマグネトロン4、冷却風導入駆動部とし
てのブロワ5、マグネトロン4を駆動するための
高発熱部品としての高圧トランス6、及びタイマ
制御、調理温度制御などのための熱に弱い電子部
品としての制御装置21が収納されている。マグ
ネトロン4は部品収納部2内の後部上方に位置
し、ブロワ5はマグネトロン4の前方に位置し、
高圧トランス6は部品収納部2内の後部下方に位
置し、且つ制御装置21はフロントパネル20の
裏面に位置している。マグネトロン4の駆動によ
つて発せられたマイクロ波は導波管を経て調理室
1内に入り、内部の食品を加熱調理する。この間
ブロワ5も駆動され、マグネトロン4に送風して
これを冷却する。調理室1の左側壁1lと左側外
板との間には調理室内の照明灯7が設けられてい
る。
次に本考案に関係の深い冷却のための構造及び
空気の流れにつき説明する。調理室1よりも下側
にあつて内奥部に位置する部分には軸流フアン8
が横設されており、モータ9によつて駆動される
ようになつている。軸流フアン8の横設空間10
の手前側、つまり調理室1の前部下側の空間11
の底壁11aは前側に向けて高くなるようにテー
パをとつてあり、この底壁11aには本案品の略
全幅に亘る吸気孔11bが開設してある。調理室
1の背後には空間11,10に連なる排気路とし
ての縦ダクト12が電子レンジ本体内後部、即ち
調理室1の背壁と背部外板との間に形成してあ
り、軸流フアン8の駆動によつて吸気孔11bか
ら吸込んだ空気は空間11,10を経てダクト1
2内に入り、その上方に位置する上部外板13に
開設した排気孔13aから屋外などの所望排気部
へ排出するようにしている。このような風の流れ
により下方のガスオーブン、ガスコンロなどから
の熱い空気は本案品の上方へ逃がされることにな
る。なおこの熱い空気が軸流フアン8の右端に位
置するモータ9の配設部10′に入り、モータ9
を昇温することがないように仕切板14を設けて
いる。本案品前面の左上隅部には照明灯7冷却風
吸込用の吸気孔13cが開設されている。照明灯
7を取付けてある調理室1の左側壁1lと左側外
板との間の空間16は軸流フアン8を設けた空間
10に連なつており、軸流フアン8の駆動によつ
て吸気孔13cから本案品前方の冷気が吸込ま
れ、この冷気は照明灯7を冷却し、その後縦ダク
ト12、排気孔13aを経て本案品外へ排出され
る。
部品収納部2の上壁2aと上部外板13との間
(電子レンジ本体内上部)及び収納部2の背壁2
bと背部外板17との間(電子レンジ本体内後
部)を利用してL字型のダクト15が設けられて
いる。このダクト15の幅は部品収納部2と略同
幅である。フロントパネル20の上端部、つまり
ダクト15の前端部には吸気孔15aが開設して
ある。そしてこのダクト15には収納部2の上壁
2aに適幅の通風孔15bを開設して収納部2と
連通させている。通風孔15bの位置はダクト1
5の幅方向中央部であり、前後方向位置はブロワ
5取付部と略一致させてある。また背壁2bの下
部の高圧トランス6と対向する部分には高圧トラ
ンス6と略同幅の通風孔15cが開設してあり、
更にダクト15と、軸流フアン8の右端部及びモ
ータ9が位置するモータ配設部10′とを区画す
る収納部2の底板2cの外板17側延在部分には
通風孔15dが設けてある。
ブロワ5は下側のみ開口したダクト5aにて覆
われており、ダクト5aはマグネトロン4の配置
部分まで延出され、更に収納部2の内奥部まで延
出されている。ダクト5aの内奥部に対向する調
理室1の右側壁1r部分には通風孔1aが開設さ
れている。従つてブロワ5及び軸流フアン8を駆
動すると、吸気孔15aからダクト15内へ本案
品前方の空気が吸込まれる。これにより通風孔1
5dからはモータ配設部10′に冷却風が導入さ
れ、モータ9を冷却したあと軸流フアン8を経て
空間10に入り、ダクト12、排気孔13aを経
て外部へ出ていく。
また通風孔15cから収納部2へ入つた冷却風
は通風孔15cに対向するトランス6を冷却し、
次いでブロワ5に至り、ここからダクト5a内を
通流してマグネトロン4を冷却し、通風孔1aか
ら調理室1に入る。調理室1の天板1uの左側に
は排風孔1bが開設されており、その上部の外板
13にも排風孔13bが開設されており、調理室
1内へ入つた風はこれらの排風孔1b,13bか
ら本案品外上方へ排出されていく。
一方通風孔15bからは吸気孔15aから吸込
まれたばかりの冷い冷却風の一部が直接収納部2
へ導入されることになり、これが通風孔15bに
近い制御装置21、更にはダクト5a内マグネト
ロン4の冷却に有効に寄与することになる。この
冷却風も調理室1を経て外部へ排出されるのは勿
論である。
而して上述の如き電子レンジにおいては、上述
のように電子レンジ本体外から吸込んだばかりの
冷却風の一部を通風孔15bから収納部2内へ直
接導入して制御装置21等の熱に弱い電子部品を
冷却できるように構成してあるので、トランス6
等収納部2背部に設けた高発熱部品冷却のために
電子レンジ本体内の背後まで引き回された冷却風
がガスオーブン、ガスコンロなどのための排気
路、例えばダクト12等からの熱により昇温され
ても上記制御装置21等の熱に弱い電子部品の近
辺は許容温度以上になることはない。
なお本考案は電子レンジに限らず、オーブンレ
ンジ等他の調理器にも適用できることは勿論であ
る。
以上の説明から明らかな如く、本考案によれば
調理器本体の下方の空気を所望排気部へ排気せし
めるべく上記調理器本体の後部に内設された排気
路と、調理室の側部に配置され高発熱電気部品及
び熱に弱い電子部品を夫々後部及び前部に収納し
た部品収納部と、上記調理器本体の上部から後部
に亘つて内設され上記部品収納部の後部に連通さ
れた冷却風路と、該冷却風路を介して上記調理器
本体の前方から冷却風を上記部品収納部の高発熱
電気部品が存在する後部に導くための冷却風導入
駆動部とを備えた高所設置型調理器において、上
記冷却風路を上記部品収納部の上部にも連通せし
め、上記冷却風導入駆動部により、上記冷却風路
を通る冷却風の一部を上記部品収納部の熱に弱い
電子部品が存在する前部に直接導くようにしたか
ら、上記冷却風路を通り上記部品収納部の高発熱
電気部品が存在する後部に至る冷却風が上記排気
部からの熱により昇温しても、従来のように上記
部品収納部の熱に弱い電子部品が許容温度以上に
晒されるのを顕著に抑制でき、斯る電子部品が故
障するのを顕著に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はその正
面断面構造図、第2図は右側断面構造図である。 1……調理室、2……部品収納部、4……マグ
ネトロン、5……ブロワ、5a……ダクト、6…
…トランス、8……軸流フアン、9……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理器本体の下方の空気を所望排気部へ排気せ
    しめるべく上記調理器本体の後部に内設された排
    気路と、調理室の側部に配置され高発熱電気部品
    及び熱に弱い電子部品を夫々後部及び前部に収納
    した部品収納部と、上記調理器本体の上部から後
    部に亘つて内設され上記部品収納部の後部に連通
    された冷却風路と、該冷却風路を介して上記調理
    器本体の前方から冷却風を上記部品収納部の高発
    熱電気部品が存在する後部に導くための冷却風導
    入駆動部とを備えた高所設置型調理器において、
    上記冷却風路を上記部品収納部の上部にも連通せ
    しめ、上記冷却風導入駆動部により、上記冷却風
    路を通る冷却風の一部を上記部品収納部の熱に弱
    い電子部品が存在する前部に直接導くようにした
    ことを特徴とする高所設置型調理器。
JP9942682U 1982-06-30 1982-06-30 高所設置型調理器 Granted JPS594916U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9942682U JPS594916U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 高所設置型調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9942682U JPS594916U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 高所設置型調理器

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Publication Number Publication Date
JPS594916U JPS594916U (ja) 1984-01-13
JPS6143136Y2 true JPS6143136Y2 (ja) 1986-12-06

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ID=30235626

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JP9942682U Granted JPS594916U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 高所設置型調理器

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KR101627379B1 (ko) * 2009-12-18 2016-06-03 엘지전자 주식회사 후드 겸용 전자레인지

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JPS594916U (ja) 1984-01-13

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