JPH07283071A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH07283071A
JPH07283071A JP6071201A JP7120194A JPH07283071A JP H07283071 A JPH07283071 A JP H07283071A JP 6071201 A JP6071201 A JP 6071201A JP 7120194 A JP7120194 A JP 7120194A JP H07283071 A JPH07283071 A JP H07283071A
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JP
Japan
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capacitor
case
thermal conductivity
high thermal
inverter
Prior art date
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Application number
JP6071201A
Other languages
English (en)
Inventor
Tooru Kakebayashi
徹 掛林
Hideaki Shizu
秀明 志津
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力変換装置の小形軽量化と、コンデンサの
耐震性及び放熱効率の向上を図る。 【構成】 インバータケース等に取り付けるための熱伝
導率の大きいアルミニウムからなるコンデンサケース1
1に、凹部である収容空間12を形成し、収容空間12
内に熱伝導率の大きい充填剤を介してコンデンサ1を収
容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力変換装置に関し、コ
ンデンサの支持構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】半導体を主回路素子とする電力変換装置
のひとつとして直流電流を交流電流に変換するインバー
タがある。
【0003】インバータには電解コンデンサが用いられ
ており、電解コンデンサは図3,図4に示すようにして
取り付けられている。図3は、コンデンサ1における端
子2とは反対側の端部にネジ3とナット4とを介してバ
ンド状の取付金具5を取り付け、取付金具5に形成した
取付孔6に図示しないネジを挿通させてコンデンサ1を
インバータケースに取り付けるようにしたものである。
図4は、一対の取付金具7の一端を相互に直角をなすイ
ンバータケース8の一方の板部にネジ9を介して結合す
るとともに他端を他方の板部にネジ9を介して結合した
ものである。
【0004】一方、インバータには小形であること、軽
量であること、耐震性があること、密閉構造であるこ
と、放熱性が十分であること、信頼性が高いこと等が要
求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
取付構造ではコンデンサの下部しか固定されていないた
め、表面積が大きくなるために放熱性の良好な細長いコ
ンデンサを用いると振動に対して弱い。図4に示す取付
構造ではコンデンサと取付金具との間の寸法の精度が出
しにくく、両者の間に隙間が生じると振動に対して弱
く、そうかといって取付金具を締め付けすぎるとコンデ
ンサに圧力が加わってしまう。
【0006】このほか、図3,4のいずれの取付構造に
おいても以下の問題がある。まず、コンデンサをインバ
ータケースにネジ結合するためにそのためのスペースが
必要になってインバータの小形,軽量化の要請に反する
ことになる。また、インバータの内部の空気の温度が高
温になり、コンデンサの外表面の全体が高温の空気と接
触してコンデンサの寿命が短くなることから、コンデン
サをインバータケース内における温度の低いところに配
置しなければならない。
【0007】そこで本発明は、斯る課題を解決した電力
変換装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、コンデンサケースとコンデンサとを
有する電力変換装置であって、コンデンサケースは、熱
伝導率の大きい材料で形成されるとともにコンデンサを
埋設するための収容空間が形成され、コンデンサは、熱
伝導率の大きい充填剤を介してコンデンサケースの収容
空間に埋設されたことを特徴とする。
【0009】
【作用】コンデンサはその長さ方向の略全長にわたって
コンデンサケースに支持されることになる。一方、コン
デンサの熱は充填剤等を介してコンデンサケースへ伝わ
り、コンデンサケースから直接に、又はインバータケー
ス等を介して大気中へ放出される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0011】本発明による電力変換装置の構成を、図1
に示す。図のように、熱伝導率の大きい材料としての例
えばアルミニウムによってコンデンサケース11が形成
されている。コンデンサケース11にはコンデンサ1を
埋設するための収容空間12が、本実施例では8つ形成
されている。収容空間12として、本実施例ではコンデ
ンサ1の外径寸法よりも僅かに大きい内径寸法を有し、
かつコンデンサ1の長さ寸法よりも少し小さい深さ寸法
を有する凹部が形成されている。コンデンサケース11
はその肉厚ができるだけ小さくなるように構成され、コ
ンデンサケース11を取り付けるための取付部13がコ
ンデンサケース11と一体に形成されるとともに取付部
13には取付孔14が形成されている。
【0012】コンデンサケース11における収容空間1
2の内部には熱伝導率の大きい充填剤としての充填剤又
は接着剤を介してコンデンサ1が反端子2側から収容空
間12内へ挿入され、充填剤等を介してコンデンサ1が
コンデンサケース11と隙間なく接触している。
【0013】このようにしてコンデンサケース11にコ
ンデンサ1が埋設され、図2に示すように熱伝導率の大
きい材料としてのアルミニウムからなるアルミダイカス
トとしてのインバータケース15の一部を切り欠いて、
この部分に取付孔14に挿通した図示しないボルトを介
してコンデンサケース11が取り付けられている。そし
て、乗用車に搭載するインバータにあっては、コンデン
サケース11に走行時の風が当たるように、コンデンサ
ケース11の配置が決定される。
【0014】次に、斯る電力変換装置の作用を説明す
る。コンデンサ1がその略全長にわたってコンデンサケ
ース11に支持されているため、振動に対して強い。コ
ンデンサ1の熱は充填剤等を介してコンデンサケース1
1へ伝わり、更にインバータケース15へと伝わる。つ
まり、放熱面積が大きく、コンデンサ1が温度上昇しな
い。
【0015】なお、本実施例では収容空間を凹部の形態
にしたが、孔の形態にしてコンデンサの外周部へのみ充
填剤を介在させるようにしてもよい。また、半導体を主
回路素子とする電力変換装置としてはインバータに限ら
ずコンバータ,チョッパであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よる電力変換装置によればコンデンサを従来のようにネ
ジを介して直接に取り付ける構成ではないので、ネジ止
めのためのスペースが不要になって電力変換装置を小形
軽量化できるとともに密閉構造が容易になり、また電力
変換装置の組立工数が少なくなる。更に部品点数の減少
により信頼性が向上してかつコストダウンが図れる。
【0017】コンデンサケースによりコンデンサをその
略全長にわたって固定するため、耐震性に優れるととも
に放熱性の良好な細長いコンデンサを用いることが可能
になり、コンデンサの放熱効率が向上する。そして更
に、コンデンサケースが熱伝導率の大きい材料で形成さ
れているため、放熱面積が大きくなって放熱効率がより
向上し、コンデンサの寿命が伸びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力変換装置に係り、コンデンサ
ケースの斜視図。
【図2】本発明による電力変換装置に係り、インバータ
ケースへのコンデンサケースの取付状態を示す斜視図。
【図3】従来のコンデンサの取付状態を示す斜視図。
【図4】従来のコンデンサの取付状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…コンデンサ 11…コンデンサケース 12…収容空間
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/12 J 7301−4E 9174−5E H01G 4/38

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサケースとコンデンサとを有す
    る電力変換装置であって、 コンデンサケースは、熱伝導率の大きい材料で形成され
    るとともにコンデンサを埋設するための収容空間が形成
    され、 コンデンサは、熱伝導率の大きい充填剤を介してコンデ
    ンサケースの収容空間に埋設された電力変換装置。
JP6071201A 1994-04-11 1994-04-11 電力変換装置 Pending JPH07283071A (ja)

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