JPH11162425A - 電磁波遮蔽箱 - Google Patents

電磁波遮蔽箱

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JPH11162425A
JPH11162425A JP9331908A JP33190897A JPH11162425A JP H11162425 A JPH11162425 A JP H11162425A JP 9331908 A JP9331908 A JP 9331908A JP 33190897 A JP33190897 A JP 33190897A JP H11162425 A JPH11162425 A JP H11162425A
Authority
JP
Japan
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box
electromagnetic wave
net
wave shielding
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9331908A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Uchida
安則 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP9331908A priority Critical patent/JPH11162425A/ja
Publication of JPH11162425A publication Critical patent/JPH11162425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】箱体と網状体とが外れてしまうことがなく、か
つ軽量であって、製造においては速く製造でき、その製
造コストを小さくすることができる電磁波遮蔽箱を提供
する。 【解決手段】本発明の電磁波遮蔽箱は、開口部12、1
4をもつ箱体10と、開口部12、14を覆う網状体2
2、24と、を樹脂より一体的に成形した後に、箱体1
0並びに網状体22、24の外面及び内面の少なくとも
一方で、かつ連続する表面上に導電性被膜を形成してな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波を箱の壁部
で遮蔽して箱内の電磁波が箱外へ出ないようにしたり、
あるいは箱外の電磁波が箱内に入ってこないようにする
電磁波遮蔽箱に関し、例えば、電気自動車のバッテリー
収納ケースなどに用いることができる。
【0002】
【従来の技術】電磁波を箱の壁部で遮蔽する電磁波遮蔽
箱として、導電材料で壁部を構成したものや、樹脂など
で壁部を成形した後にその外面及び内面の少なくとも一
方の表面上に導電性被膜を形成したものなどがある。こ
うした電磁波遮蔽箱には、外部のガスを箱内に吸気した
り、あるいは箱内のガスを箱外に排気するなどを目的と
した開口部をもつものがある。この開口部がそのまま空
いていると、そこを電磁波が通過して電磁波を完全に遮
蔽することができなくなってしまう。そこで従来より、
こうした開口部をもつ電磁波遮蔽箱では、図1にその一
例を示すように、開口部をもつ箱体に金網などの網状体
を後付けしてその網部で開口部を覆い、電磁波が開口部
を通過できないようにしている。
【0003】しかし、このような網状体を後付けした電
磁波遮蔽箱では、取り付け方法によっては箱体と網状体
とが使用中に外れてしまう可能性が生じる。例えば、箱
体に網状体を単に嵌合させるだけでは、箱体と網状体と
が外れてしまう可能性が高い。そこで、接着剤を用いて
網状体を箱体に取り付ける方法がある。しかし、この方
法では、箱体側との導電性の確保が難しく、また接着剤
が劣化するなどして接着が剥がれてしまうことも考えら
れ、箱体と網状体とが使用中に外れてしまう可能性が生
じる。また、接着剤を使用する分、電磁波遮蔽箱の重量
と製造コストが大きくなってしまう。
【0004】一方、ネジやボルトを用いて網状体を箱体
に取り付ける方法もある。この方法では、網状体を箱体
に強固に接合することができる上、高温など過酷な使用
環境下においてもその接合を維持でき、箱体と網状体と
が使用中に外れてしまう可能性が少なくなる。しかし、
この方法でも導電性被膜を形成した箱体との導電性の確
保が難しく、また接着剤の場合と同様にネジやボルトを
使用する分、電磁波遮蔽箱の重量と製造コストが大きく
なってしまう。特に、製造において、ネジやボルトで締
め付ける作業で手間がかかるため、製造コストが大きく
なってしまう。
【0005】さらに、接着剤やネジやボルトなどを用い
て箱体に網状体を取り付けると、網状体の取り付けに時
間がかかる。こうしたことは電磁波遮蔽箱の製造時間が
長くなってしまう点でも好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、箱体と網状体とが外れてしま
うことがなく、かつ軽量であって、その製造においては
速く製造でき、その製造コストを小さくすることができ
る電磁波遮蔽箱を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁波遮蔽箱の
特徴は、開口部をもつ箱体と、該開口部を覆う網状体
と、を樹脂より一体的に成形した後に、該箱体及び該網
状体の外面及び内面の少なくとも一方で、かつ連続する
表面上に導電性被膜を形成してなることにある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の電磁波遮蔽箱では、先ず
箱体と網状体とを樹脂より一体的に成形する。このとき
用いられる樹脂の種類については特に限定されるもので
はなく、用途に応じて任意に選択することができる。ま
たその成形方法についても特に限定されるものではな
く、射出成形法など公知の成形方法から任意に選択する
ことができる。
【0009】このように箱体と網状体とを樹脂より一体
的に成形した後、該箱体及び該網状体の外面及び内面の
少なくとも一方で、かつ連続した表面上に導電性被膜を
形成する。このとき形成される導電性被膜の材質につい
ては導電性を持てば特に限定されるものではなく、用途
に応じて任意に選択することができる。また、その導電
性被膜の形成方法についても特に限定されるものではな
く、めっき、シールド塗装など公知の成膜方法から任意
に選択することができる。
【0010】次に、本発明の電磁波遮蔽箱の形態につい
て、先ず箱体と網状体とに分けて説明する。開口部をも
つ箱体の形状、容積などについては特に限定されるもの
ではなく、用途に応じて任意に選択することができる。
また、開口部の口形、大きさ、設ける数などについても
特に限定されるものではなく、用途に応じて任意に選択
することができる。
【0011】網状体は、網状の網部をもち、箱体の開口
部を覆って開口部を通過しようとする電磁波を遮蔽でき
るものであれば、形状などで特に限定されるものではな
い。網状体の網部の網目については、その形状、大き
さ、数、配置間隔などについては、遮蔽しようとする電
磁波の周波数などに応じて選択することができる。この
ような網状体の網部として、例えば図2に示すような網
目をもつものを用いることができる。また、網状体に
は、この例のような網部の他に格子状の網部をもつもの
を用いることもできる。
【0012】本発明の電磁波遮蔽箱は、熱及び電磁波を
発生する電磁波源を収納して該電磁波を遮蔽するととも
に冷却気を通風して該電磁波源を冷却する通風箱として
も用いることができる。このような通風箱では、冷却気
を吸入する吸気口及び該冷却気を排気する排気口が開口
部となり、網状体がこれら吸気口及び排気口を塞いで吸
気口及び排気口を通過しようとする電磁波を遮蔽する。
【0013】
【作用】本発明の電磁波遮蔽箱では、箱体と網状体とが
樹脂より一体的に成形されているため箱体と網状体とが
外れてしまうことがない。また、箱体と網状体には連続
した導電性被膜が形成されているため、両者の導通が確
実に確保できる。さらに、接着剤、ネジおよびボルトな
どの補助材を用いて箱体に網状体を取り付ける必要がな
くなるため、こうした補助材を使用しない分、重量及び
製造コストを小さくすることができる。
【0014】本発明の電磁波遮蔽箱の製造においては、
箱体に網状体を取り付ける工程を省くことができるた
め、その製造時間を従来の電磁波遮蔽箱よりも短縮する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (実施例1)本実施例の電磁波遮蔽箱は、図3にその断
面を概略的に示すように、電気自動車のバッテリー収納
ケース1であり、開口部として吸入口12及び排出口1
4をもつ箱体10と、これら吸入口12及び排出口14
を覆う網状体22、24とから成る。この電磁波遮蔽箱
は、射出成形法により箱体10と網状体22、24とを
ABSやポリプロピレン等の樹脂より一体的に成形した
後に、めっきにより箱体の内面、並びに網状体の全表面
上にニッケルやクロム等よりなる導電性被膜を形成して
成るものである。箱体10には、バッテリー2を出し入
れできる開閉窓(図示せず)が設けられている。
【0016】本実施例では、図3に示される箱体10内
の位置にバッテリー2が設置される。このバッテリー2
は作動するに従って熱および電磁波を発生するものであ
る。吸入口12には吸気ファン3が取り付けられてお
り、箱体10内に冷却ガスを送り込むことができる。こ
の吸気ファン3により吸入口12から冷却ガスを箱体1
0内に吸入し、箱体10内を冷却ガスを通風させてバッ
テリー2を冷却する。バッテリー2を冷却して温まった
冷却ガスは、排出口14から外部へ放出する。
【0017】
【効果】本発明の電磁波遮蔽箱では、箱体と網状体には
連続した導電性被膜が形成されており、両者の導通が確
実に確保されるとともに、箱体と網状体とが外れてしま
うことがない。それゆえ、本発明の電磁波遮蔽箱によ
り、電磁波を確実に遮蔽して箱内の電磁波が箱外へ出な
いようにしたり、あるいは箱外の電磁波が箱内に入って
こないようにすることができる。
【0018】また、本発明の電磁波遮蔽箱は従来のもの
に比べて軽量にすることができる。それゆえ、本発明の
電磁波遮蔽箱を電気自動車のバッテリー収納ケースに利
用すれば、自動車を軽量化することができる。また、本
発明の電磁波遮蔽箱は従来のものに比べて製造コストを
小さくすることができる。それゆえ、本発明の電磁波遮
蔽箱を電気自動車のバッテリー収納ケースに利用すれ
ば、自動車の製造コストを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、従来の電磁波遮蔽箱において、箱体
に網状体を取り付ける様子を示す図である。
【図2】この図は、本発明の電磁波遮蔽箱の網状体につ
いて、その形態の一例を示す図である。
【図3】この図は、実施例1の電気自動車のバッテリー
収納ケースを概略的に示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部をもつ箱体と、該開口部を覆う網状
    体と、を樹脂より一体的に成形した後に、該箱体及び該
    網状体の外面及び内面の少なくとも一方で、かつ連続す
    る表面上に導電性被膜を形成してなることを特徴とする
    電磁波遮蔽箱。
JP9331908A 1997-12-02 1997-12-02 電磁波遮蔽箱 Pending JPH11162425A (ja)

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JP9331908A JPH11162425A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 電磁波遮蔽箱

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046014A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft トラクションバッテリ用のバッテリハウジング
JPWO2021044952A1 (ja) * 2019-09-04 2021-03-11
CN112689925A (zh) * 2018-07-05 2021-04-20 佛吉亚排气系统有限公司 复合电磁屏蔽板、包括这种复合电磁屏蔽板的电池封套以及这种复合电磁屏蔽板的制造方法

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