JPH10257383A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH10257383A JPH10257383A JP9079167A JP7916797A JPH10257383A JP H10257383 A JPH10257383 A JP H10257383A JP 9079167 A JP9079167 A JP 9079167A JP 7916797 A JP7916797 A JP 7916797A JP H10257383 A JPH10257383 A JP H10257383A
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- signal processing
- control
- iris
- iris control
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/70—Circuitry for compensating brightness variation in the scene
- H04N23/71—Circuitry for evaluating the brightness variation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/70—Circuitry for compensating brightness variation in the scene
- H04N23/75—Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing optical camera components
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アイリス制御と階調補正制御機能を有する撮
像装置において、アイリス制御動作と階調補正制御動作
とに関連性を持たせて動作させることにより、安定した
映像レベルが得られるようにする。 【解決手段】 検出手段106から複数画像ブロックごと
に輝度平均値をマイクロコンピュータ109に取り込んで
重み付けし、重み付け平均値と目標値が一致するように
アイリス制御する。また、検出手段107から画像のヒス
トグラム情報をマイクロコンピュータ109に取り込ん
で、階調特性を算出する。一方、アイリスの動作状態を
監視判定する手段により、アイリス制御のための信号処
理動作中は階調補正制御のための信号処理を中断し、ア
イリス制御のための信号処理完了情報により、新たな階
調補正制御のための信号処理を開始する。さらに、階調
補正制御のための信号処理中に被写体が変化した時は、
アイリス制御のための信号処理を起動して最優先とし、
階調特性の更新作業を一時停止することで安定な映像レ
ベル制御を行なう。
像装置において、アイリス制御動作と階調補正制御動作
とに関連性を持たせて動作させることにより、安定した
映像レベルが得られるようにする。 【解決手段】 検出手段106から複数画像ブロックごと
に輝度平均値をマイクロコンピュータ109に取り込んで
重み付けし、重み付け平均値と目標値が一致するように
アイリス制御する。また、検出手段107から画像のヒス
トグラム情報をマイクロコンピュータ109に取り込ん
で、階調特性を算出する。一方、アイリスの動作状態を
監視判定する手段により、アイリス制御のための信号処
理動作中は階調補正制御のための信号処理を中断し、ア
イリス制御のための信号処理完了情報により、新たな階
調補正制御のための信号処理を開始する。さらに、階調
補正制御のための信号処理中に被写体が変化した時は、
アイリス制御のための信号処理を起動して最優先とし、
階調特性の更新作業を一時停止することで安定な映像レ
ベル制御を行なう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等に
用いられる撮像装置に関し、特にアイリス制御動作と階
調補正制御動作とを互いに最適動作するようにして、映
像レベルの振動等の不安定動作を抑制するものである。
用いられる撮像装置に関し、特にアイリス制御動作と階
調補正制御動作とを互いに最適動作するようにして、映
像レベルの振動等の不安定動作を抑制するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の撮像装置におけるアイリ
ス制御及び階調補正制御を行なうための機能ブロックを
示すものである。図３において、従来の撮像装置におけ
るアイリス制御及び階調補正制御を行なうための機能ブ
ロックは、アイリス開閉制御が行なわれるレンズ１と、
撮像素子２と、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理部３と、Ａ／
Ｄ変換器４と、階調特性を設定する手段５、輝度信号よ
り平均値データを検出する手段６およびヒストグラムを
検出する手段７を有するダイナミックレンジ拡大信号処
理回路と、主要ビデオ信号処理回路８と、マイクロコン
ピュータ９と、Ｄ／Ａ変換器10と、アイリス制御用アン
プ11とで構成されている。
ス制御及び階調補正制御を行なうための機能ブロックを
示すものである。図３において、従来の撮像装置におけ
るアイリス制御及び階調補正制御を行なうための機能ブ
ロックは、アイリス開閉制御が行なわれるレンズ１と、
撮像素子２と、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理部３と、Ａ／
Ｄ変換器４と、階調特性を設定する手段５、輝度信号よ
り平均値データを検出する手段６およびヒストグラムを
検出する手段７を有するダイナミックレンジ拡大信号処
理回路と、主要ビデオ信号処理回路８と、マイクロコン
ピュータ９と、Ｄ／Ａ変換器10と、アイリス制御用アン
プ11とで構成されている。
【０００３】アイリス開閉制御が行なわれるレンズ１に
より撮像された画像は、撮像素子２により映像信号に変
換され、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理３を施した後、Ａ／
Ｄ変換器４によりデジタル信号に変換される。次に輝度
信号より平均値データを検出する手段６により得られた
平均値データはマイクロコンピュータ９に入力される。
より撮像された画像は、撮像素子２により映像信号に変
換され、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理３を施した後、Ａ／
Ｄ変換器４によりデジタル信号に変換される。次に輝度
信号より平均値データを検出する手段６により得られた
平均値データはマイクロコンピュータ９に入力される。
【０００４】マイクロコンピュータ９では得られた各ブ
ロックごとの平均値データを用いてアイリス制御のため
の信号処理を実施する。アイリス制御ための信号処理
は、各ブロックごとの平均値データに重み付け処理を施
した後、重み付けした平均値データを算出し、これと目
標値との差分値よりレンズの開閉方向及び開閉量を決定
する。
ロックごとの平均値データを用いてアイリス制御のため
の信号処理を実施する。アイリス制御ための信号処理
は、各ブロックごとの平均値データに重み付け処理を施
した後、重み付けした平均値データを算出し、これと目
標値との差分値よりレンズの開閉方向及び開閉量を決定
する。
【０００５】得られた開閉データは、Ｄ／Ａ変換器10に
よりアナログ信号に変換され、アイリス制御用アンプ11
のゲインを制御し、前記のようにして算出する平均値デ
ータが目標値と一致するようにアイリスを開閉制御す
る。
よりアナログ信号に変換され、アイリス制御用アンプ11
のゲインを制御し、前記のようにして算出する平均値デ
ータが目標値と一致するようにアイリスを開閉制御す
る。
【０００６】一方、階調補正制御は、輝度信号より画面
のヒストグラムデータを検出する手段７により得られた
ヒストグラムデータを、前記マイクロコンピュータ９に
取り込み、階調補正制御のための信号処理により階調特
性を算出することで実施される。前記マイクロコンピュ
ータ９は、階調特性を算出するソフトウェアを備え、階
調特性を設定する手段５に得られた階調特性を設定して
階調補正を行なう。
のヒストグラムデータを検出する手段７により得られた
ヒストグラムデータを、前記マイクロコンピュータ９に
取り込み、階調補正制御のための信号処理により階調特
性を算出することで実施される。前記マイクロコンピュ
ータ９は、階調特性を算出するソフトウェアを備え、階
調特性を設定する手段５に得られた階調特性を設定して
階調補正を行なう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の撮像装置におけるアイリス制御及び階調補正制御で
は、アイリス制御動作と階調補正制御動作が独立に動作
することにより発生する映像レベルの振動等の不安定動
作を抑制できないという問題を有していた。
来の撮像装置におけるアイリス制御及び階調補正制御で
は、アイリス制御動作と階調補正制御動作が独立に動作
することにより発生する映像レベルの振動等の不安定動
作を抑制できないという問題を有していた。
【０００８】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、アイリス制御動作と階調補正制御動作が互いに最適
動作するようにした撮像装置を提供することを目的とす
る。
で、アイリス制御動作と階調補正制御動作が互いに最適
動作するようにした撮像装置を提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、マイクロコンピュータに、アイリス制御の
ための信号処理手段、階調補正制御のための信号処理手
段およびアイリス制御の動作状態を監視判定する手段を
備えるようにしたものである。
に本発明は、マイクロコンピュータに、アイリス制御の
ための信号処理手段、階調補正制御のための信号処理手
段およびアイリス制御の動作状態を監視判定する手段を
備えるようにしたものである。
【００１０】これにより、アイリス制御のための信号処
理動作中は階調補正制御のための信号処理動作を停止
し、アイリス制御のための信号処理動作完了情報によ
り、新たな階調補正制御のための信号処理動作を開始す
る。さらに、階調補正制御のための信号処理動作中に被
写体が変化した時は、アイリス制御のための信号処理を
起動して最優先とし、階調補正制御のための信号処理動
作を中断して、階調特性の更新動作を一時停止するよう
にして安定な映像レベル制御が得られるようにするもの
である。
理動作中は階調補正制御のための信号処理動作を停止
し、アイリス制御のための信号処理動作完了情報によ
り、新たな階調補正制御のための信号処理動作を開始す
る。さらに、階調補正制御のための信号処理動作中に被
写体が変化した時は、アイリス制御のための信号処理を
起動して最優先とし、階調補正制御のための信号処理動
作を中断して、階調特性の更新動作を一時停止するよう
にして安定な映像レベル制御が得られるようにするもの
である。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、アイリス開閉制御が行なわれるレンズと、撮像素子
と、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理部と、Ａ／Ｄ変換器と、
輝度信号より平均値データを検出する手段、輝度信号よ
りヒストグラムデータを検出する手段および階調特性を
設定する手段を有するダイナミックレンジ拡大信号処理
回路と、アイリス制御のための信号処理手段、階調補正
制御のための信号処理手段およびアイリス制御の動作状
態を監視判定する手段を有するマイクロコンピュータ
と、主要ビデオ信号処理回路と、Ｄ／Ａ変換器と、アイ
リス制御用アンプを備えていることを特徴とする撮像装
置としたものであり、重み付けした平均値データを目標
値と一致させるようにアイリス制御の信号処理を実施し
た後に輝度信号より検出したヒストグラムデータからヒ
ストグラム度数の大きい階調程コントラストを強調する
ような階調補正制御の信号処理を実施して、アイリス制
御動作と階調補正制御動作が互いに最適動作できるよう
にするという作用を有する。
は、アイリス開閉制御が行なわれるレンズと、撮像素子
と、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理部と、Ａ／Ｄ変換器と、
輝度信号より平均値データを検出する手段、輝度信号よ
りヒストグラムデータを検出する手段および階調特性を
設定する手段を有するダイナミックレンジ拡大信号処理
回路と、アイリス制御のための信号処理手段、階調補正
制御のための信号処理手段およびアイリス制御の動作状
態を監視判定する手段を有するマイクロコンピュータ
と、主要ビデオ信号処理回路と、Ｄ／Ａ変換器と、アイ
リス制御用アンプを備えていることを特徴とする撮像装
置としたものであり、重み付けした平均値データを目標
値と一致させるようにアイリス制御の信号処理を実施し
た後に輝度信号より検出したヒストグラムデータからヒ
ストグラム度数の大きい階調程コントラストを強調する
ような階調補正制御の信号処理を実施して、アイリス制
御動作と階調補正制御動作が互いに最適動作できるよう
にするという作用を有する。
【００１２】また、請求項２に記載の発明は、前記マイ
クロコンピュータに設けられたアイリス制御のための信
号処理手段は、前記ダイナミックレンジ拡大信号処理回
路に設けられた輝度信号の平均値データを検出する手段
により検出された各ブロックごとの平均値データに重み
付けを施す手段と、得られた重み付け平均値データと目
標値を比較する手段と、アイリス制御用アンプのゲイン
を制御するためのデジタル信号を出力する手段を備え、
得られた重み付け平均値データと目標値が一致するよう
にアイリス制御のための信号処理を行なうことを特徴と
する請求項１記載の撮像装置としたものであり、各ブロ
ックごとに重み付けした平均値データを算出し、この重
み付けした平均値データが目標値と一致するようにフィ
ードバック制御して正確なアイリス制御を可能にすると
いう作用を有する。
クロコンピュータに設けられたアイリス制御のための信
号処理手段は、前記ダイナミックレンジ拡大信号処理回
路に設けられた輝度信号の平均値データを検出する手段
により検出された各ブロックごとの平均値データに重み
付けを施す手段と、得られた重み付け平均値データと目
標値を比較する手段と、アイリス制御用アンプのゲイン
を制御するためのデジタル信号を出力する手段を備え、
得られた重み付け平均値データと目標値が一致するよう
にアイリス制御のための信号処理を行なうことを特徴と
する請求項１記載の撮像装置としたものであり、各ブロ
ックごとに重み付けした平均値データを算出し、この重
み付けした平均値データが目標値と一致するようにフィ
ードバック制御して正確なアイリス制御を可能にすると
いう作用を有する。
【００１３】また、請求項３に記載の発明は、前記マイ
クロコンピュータに設けられた階調補正制御のための信
号処理手段は、前記ダイナミックレンジ拡大信号処理回
路に設けられた輝度信号よりヒストグラムデータを検出
する手段から得られたヒストグラムデータから階調特性
を算出し、得られた階調特性を前記ダイナミックレンジ
拡大信号処理回路に設けられた階調特性を設定する手段
に出力すると共に、前記マイクロコンピュータに設けら
れたアイリス制御の動作状態を監視判定する手段からの
監視判定情報により階調補正制御のための信号処理を中
断することを特徴とする請求項１記載の撮像装置とした
ものであり、ヒストグラム度数の大きい階調程、コント
ラストを強調するような階調補正制御を行なうように信
号処理すると共に監視判定情報により階調補正制御のた
めの信号処理を中断させ、アイリス制御を優先させつつ
階調補正制御を行なうことができるという作用を有す
る。
クロコンピュータに設けられた階調補正制御のための信
号処理手段は、前記ダイナミックレンジ拡大信号処理回
路に設けられた輝度信号よりヒストグラムデータを検出
する手段から得られたヒストグラムデータから階調特性
を算出し、得られた階調特性を前記ダイナミックレンジ
拡大信号処理回路に設けられた階調特性を設定する手段
に出力すると共に、前記マイクロコンピュータに設けら
れたアイリス制御の動作状態を監視判定する手段からの
監視判定情報により階調補正制御のための信号処理を中
断することを特徴とする請求項１記載の撮像装置とした
ものであり、ヒストグラム度数の大きい階調程、コント
ラストを強調するような階調補正制御を行なうように信
号処理すると共に監視判定情報により階調補正制御のた
めの信号処理を中断させ、アイリス制御を優先させつつ
階調補正制御を行なうことができるという作用を有す
る。
【００１４】また、請求項４に記載の発明は、前記マイ
クロコンピュータに設けられたアイリス制御の動作状態
を監視判定する手段は、アイリス制御のための信号処理
が完了するまで、階調特性を現状維持させ、アイリス制
御のための信号処理の完了情報により次の階調補正制御
のための信号処理を開始するようにすると共に、階調補
正制御のための信号処理中の被写体の変化によりアイリ
ス制御のための信号処理の再起動が必要になった場合
は、アイリス制御のための信号処理の起動を最優先にし
て、階調補正制御のための信号処理を中断し、階調特性
の更新作業を一時停止するようにしたことを特徴とする
請求項１記載の撮像装置としたものであり、アイリス制
御のための信号処理が完了するまで、階調特性を現状維
持させ、アイリス制御のための信号処理の完了情報によ
り次の階調補正制御のための信号処理を開始するように
すると同時に、階調補正制御のための信号処理中の被写
体の変化によりアイリスの再起動が必要になった場合
は、アイリス制御のための信号処理の起動を最優先にし
て、階調補正制御のための信号処理を中断し、階調特性
の更新作業を一時停止しうるという作用を有する。
クロコンピュータに設けられたアイリス制御の動作状態
を監視判定する手段は、アイリス制御のための信号処理
が完了するまで、階調特性を現状維持させ、アイリス制
御のための信号処理の完了情報により次の階調補正制御
のための信号処理を開始するようにすると共に、階調補
正制御のための信号処理中の被写体の変化によりアイリ
ス制御のための信号処理の再起動が必要になった場合
は、アイリス制御のための信号処理の起動を最優先にし
て、階調補正制御のための信号処理を中断し、階調特性
の更新作業を一時停止するようにしたことを特徴とする
請求項１記載の撮像装置としたものであり、アイリス制
御のための信号処理が完了するまで、階調特性を現状維
持させ、アイリス制御のための信号処理の完了情報によ
り次の階調補正制御のための信号処理を開始するように
すると同時に、階調補正制御のための信号処理中の被写
体の変化によりアイリスの再起動が必要になった場合
は、アイリス制御のための信号処理の起動を最優先にし
て、階調補正制御のための信号処理を中断し、階調特性
の更新作業を一時停止しうるという作用を有する。
【００１５】以下、本発明の実施の形態について、図１
及び図２を用いて説明する。
及び図２を用いて説明する。
【００１６】図１は、本実施の形態の撮像装置における
アイリス制御及び階調補正制御を行なうための機能ブロ
ックを示すものである。図１において、本実施の形態の
撮像装置におけるアイリス制御及び階調補正制御を行な
うための機能ブロックは、アイリス開閉制御が行なわれ
るレンズ101と、撮像素子102と、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前
処理部103と、Ａ／Ｄ変換器104と、階調特性を設定する
手段105、輝度信号より平均値データを検出する手段106
およびヒストグラムを検出する手段107を有するダイナ
ミックレンジ拡大信号処理回路と、主要ビデオ信号処理
回路108と、マイクロコンピュータ109と、Ｄ／Ａ変換器
110と、アイリス制御用アンプ111とで構成されている。
アイリス制御及び階調補正制御を行なうための機能ブロ
ックを示すものである。図１において、本実施の形態の
撮像装置におけるアイリス制御及び階調補正制御を行な
うための機能ブロックは、アイリス開閉制御が行なわれ
るレンズ101と、撮像素子102と、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前
処理部103と、Ａ／Ｄ変換器104と、階調特性を設定する
手段105、輝度信号より平均値データを検出する手段106
およびヒストグラムを検出する手段107を有するダイナ
ミックレンジ拡大信号処理回路と、主要ビデオ信号処理
回路108と、マイクロコンピュータ109と、Ｄ／Ａ変換器
110と、アイリス制御用アンプ111とで構成されている。
【００１７】アイリス開閉制御が行なわれるレンズ101
により撮像された画像は、撮像素子102により映像信号
に変換され、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理103を施した
後、Ａ／Ｄ変換器104によりデジタル信号に変換され
る。次に輝度信号より平均値データを検出する手段106
より平均値データを得る。得られた平均値データはマイ
クロコンピュータ109に入力される。
により撮像された画像は、撮像素子102により映像信号
に変換され、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理103を施した
後、Ａ／Ｄ変換器104によりデジタル信号に変換され
る。次に輝度信号より平均値データを検出する手段106
より平均値データを得る。得られた平均値データはマイ
クロコンピュータ109に入力される。
【００１８】前記平均値データを検出する手段106は、
撮像画面を数ブロックに分割して、各ブロックごとに平
均値データを検出する。本実施の形態において撮像画面
は、水平８ブロック、垂直６ブロックの48ブロックに分
割されて処理される。
撮像画面を数ブロックに分割して、各ブロックごとに平
均値データを検出する。本実施の形態において撮像画面
は、水平８ブロック、垂直６ブロックの48ブロックに分
割されて処理される。
【００１９】マイクロコンピュータ109では得られた各
ブロックごとの平均値データを用いてアイリス制御のた
めの信号処理を実施する。すなわち、アイリス制御のた
めの信号処理は、各ブロックごとの平均値データに重み
付け処理を施した後、重み付けした平均値データを算出
し、これと目標値との差分値よりレンズの開閉データを
決定する。
ブロックごとの平均値データを用いてアイリス制御のた
めの信号処理を実施する。すなわち、アイリス制御のた
めの信号処理は、各ブロックごとの平均値データに重み
付け処理を施した後、重み付けした平均値データを算出
し、これと目標値との差分値よりレンズの開閉データを
決定する。
【００２０】得られた開閉データは、Ｄ／Ａ変換器110
によりアナログ信号に変換され、アイリス制御用アンプ
111のゲインを制御し、前記のようにして算出される平
均値データが目標値と一致するようにアイリスを開閉制
御する。
によりアナログ信号に変換され、アイリス制御用アンプ
111のゲインを制御し、前記のようにして算出される平
均値データが目標値と一致するようにアイリスを開閉制
御する。
【００２１】一方、階調補正制御は、輝度信号より撮像
画面のヒストグラムデータを検出する手段107により得
られたヒストグラムデータを、前記マイクロコンピュー
タ109に取り込み、階調補正制御のための信号処理によ
り階調特性を算出することで実施される。すなわち、マ
イクロコンピュータ109は、階調特性を算出するソフト
ウェアを備え、階調特性を設定する手段105に得られた
階調特性を設定して階調補正を行なう。
画面のヒストグラムデータを検出する手段107により得
られたヒストグラムデータを、前記マイクロコンピュー
タ109に取り込み、階調補正制御のための信号処理によ
り階調特性を算出することで実施される。すなわち、マ
イクロコンピュータ109は、階調特性を算出するソフト
ウェアを備え、階調特性を設定する手段105に得られた
階調特性を設定して階調補正を行なう。
【００２２】また、マイクロコンピュータ109は、アイ
リス制御の動作状態を監視判定する手段を備え、これに
よりアイリス制御のための信号処理が完了するまで、階
調特性を設定する手段105には現状特性を維持させ、ア
イリス制御のための信号処理の完了情報により次の階調
補正制御のための信号処理を開始するようにする。さら
に、階調補正制御のための信号処理中の被写体の変化に
よりアイリス制御のための信号処理の再起動が必要にな
った場合は、アイリス制御のための信号処理の起動を最
優先にして、階調補正制御のための信号処理を中断し、
進行中の階調特性の更新作業を一時停止するようにす
る。
リス制御の動作状態を監視判定する手段を備え、これに
よりアイリス制御のための信号処理が完了するまで、階
調特性を設定する手段105には現状特性を維持させ、ア
イリス制御のための信号処理の完了情報により次の階調
補正制御のための信号処理を開始するようにする。さら
に、階調補正制御のための信号処理中の被写体の変化に
よりアイリス制御のための信号処理の再起動が必要にな
った場合は、アイリス制御のための信号処理の起動を最
優先にして、階調補正制御のための信号処理を中断し、
進行中の階調特性の更新作業を一時停止するようにす
る。
【００２３】以上のような制御を説明するための動作タ
イミング図を図２に示す。図２は、本実施の形態の撮像
装置におけるアイリス制御及び階調補正制御のための信
号処理を、横軸に時間をとり、各制御動作タイミングを
示したものである。
イミング図を図２に示す。図２は、本実施の形態の撮像
装置におけるアイリス制御及び階調補正制御のための信
号処理を、横軸に時間をとり、各制御動作タイミングを
示したものである。
【００２４】まず、被写体変化１が発生した時点で初め
てアイリス制御のための信号処理動作を開始する。この
とき階調補正制御のための信号処理は停止させておく。
画像の平均値データと目標値がある程度一致した時点
が、アイリス制御のための信号処理動作が完了したとい
えるので、これを常に監視しておき、アイリス制御動作
のための信号処理が完了した時点より初めて階調補正制
御のための信号処理動作を開始する。但し、階調補正制
御のための信号処理動作中に被写体変化２が発生する場
合もあるので、このときは現在進行中の階調補正制御の
ための信号処理動作を中断して、再びアイリス制御のた
めの信号処理動作を起動してこれを最優先としてアイリ
ス制御のための信号処理動作を実施するようにする。
てアイリス制御のための信号処理動作を開始する。この
とき階調補正制御のための信号処理は停止させておく。
画像の平均値データと目標値がある程度一致した時点
が、アイリス制御のための信号処理動作が完了したとい
えるので、これを常に監視しておき、アイリス制御動作
のための信号処理が完了した時点より初めて階調補正制
御のための信号処理動作を開始する。但し、階調補正制
御のための信号処理動作中に被写体変化２が発生する場
合もあるので、このときは現在進行中の階調補正制御の
ための信号処理動作を中断して、再びアイリス制御のた
めの信号処理動作を起動してこれを最優先としてアイリ
ス制御のための信号処理動作を実施するようにする。
【００２５】以上のように本実施の形態の撮像装置によ
れば、アイリス制御と階調補正制御の各動作に関連性を
持たせることで、最適なアイリスレベルと階調特性を得
るとともに安定した応答特性を得ることができる。
れば、アイリス制御と階調補正制御の各動作に関連性を
持たせることで、最適なアイリスレベルと階調特性を得
るとともに安定した応答特性を得ることができる。
【００２６】
【発明の効果】以上のように本発明は、アイリス制御動
作と階調補正制御動作とに関連性を持たせて動作させる
ことにより、最適な映像レベルが得られ、且つ被写体変
化に対して常にアイリス制御動作と階調補正制御が実施
され、安定した映像レベルと応答特性が得られるという
有利な効果が実現される。
作と階調補正制御動作とに関連性を持たせて動作させる
ことにより、最適な映像レベルが得られ、且つ被写体変
化に対して常にアイリス制御動作と階調補正制御が実施
され、安定した映像レベルと応答特性が得られるという
有利な効果が実現される。
【図１】本発明の実施の形態の撮像装置におけるアイリ
ス制御及び階調補正制御の機能ブロックを示す図、
ス制御及び階調補正制御の機能ブロックを示す図、
【図２】本発明の実施の形態の撮像装置におけるアイリ
ス制御及び階調補正制御のための信号処理動作を説明す
るための動作タイミング図、
ス制御及び階調補正制御のための信号処理動作を説明す
るための動作タイミング図、
【図３】従来の撮像装置におけるアイリス制御及び階調
補正制御の機能ブロックを示す図である。
補正制御の機能ブロックを示す図である。
１、101 アイリス開閉制御が行なわれるレンズ ２、102 撮像素子 ３、103 ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理部 ４、104 Ａ／Ｄ変換器 ５、105 階調特性を設定する手段 ６、106 輝度信号より平均値データを検出する手段 ７、107 ヒストグラムを検出する手段 ８、108 主要ビデオ信号処理回路 ９、109 マイクロコンピュータ 10、110 Ｄ／Ａ変換器 11、111 アイリス制御用アンプ
Claims (4)
- 【請求項１】 アイリス開閉制御が行なわれるレンズ
と、撮像素子と、ＣＤＳ、ＡＧＣ等の前処理部と、Ａ／
Ｄ変換器と、輝度信号より平均値データを検出する手
段、輝度信号よりヒストグラムデータを検出する手段お
よび階調特性を設定する手段を有するダイナミックレン
ジ拡大信号処理回路と、アイリス制御のための信号処理
手段、階調補正制御のための信号処理手段およびアイリ
ス制御の動作状態を監視判定する手段を有するマイクロ
コンピュータと、主要ビデオ信号処理回路と、Ｄ／Ａ変
換器と、アイリス制御用アンプとを備えていることを特
徴とする撮像装置。 - 【請求項２】 前記マイクロコンピュータに設けられた
アイリス制御のための信号処理手段は、前記ダイナミッ
クレンジ拡大信号処理回路に設けられた輝度信号の平均
値データを検出する手段により検出された各ブロックご
との平均値データに重み付けを施す手段と、得られた重
み付け平均値データと目標値を比較する手段と、アイリ
ス制御用アンプのゲインを制御するためのデジタル信号
を出力する手段を備え、得られた重み付け平均値データ
と目標値が一致するようにアイリス制御のための信号処
理を行なうことを特徴とする請求項１記載の撮像装置。 - 【請求項３】 前記マイクロコンピュータに設けられた
階調補正制御のための信号処理手段は、前記ダイナミッ
クレンジ拡大信号処理回路に設けられた輝度信号よりヒ
ストグラムデータを検出する手段から得られたヒストグ
ラムデータから階調特性を算出し、得られた階調特性を
前記ダイナミックレンジ拡大信号処理回路に設けられた
階調特性を設定する手段に出力すると共に、前記マイク
ロコンピュータに設けられたアイリス制御の動作状態を
監視判定する手段からの監視判定情報により階調補正制
御のための信号処理を中断することを特徴とする請求項
１記載の撮像装置。 - 【請求項４】 前記マイクロコンピュータに設けられた
アイリス制御の動作状態を監視判定する手段は、アイリ
ス制御のための信号処理が完了するまで、階調特性を現
状維持させ、アイリス制御のための信号処理の完了情報
により次の階調補正制御のための信号処理を開始するよ
うにすると共に、階調補正制御のための信号処理中の被
写体の変化によりアイリス制御のための信号処理の再起
動が必要になった場合は、アイリス制御のための信号処
理の起動を最優先にして、階調補正制御のための信号処
理を中断し、階調特性の更新作業を一時停止するように
したことを特徴とする請求項１記載の撮像装置。
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