JPH07288738A - 自動露光制御装置 - Google Patents
自動露光制御装置Info
- Publication number
- JPH07288738A JPH07288738A JP6075847A JP7584794A JPH07288738A JP H07288738 A JPH07288738 A JP H07288738A JP 6075847 A JP6075847 A JP 6075847A JP 7584794 A JP7584794 A JP 7584794A JP H07288738 A JPH07288738 A JP H07288738A
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- JP
- Japan
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- luminance
- brightness
- range
- input
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- Pending
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオカメラの自動露光補正に関し、画面内
に高輝度部が存在する逆光または過順光画面時に、主要
被写体に適切な露光を与え、かつ高輝度部の飽和を緩和
する制御を行う自動露光制御装置を提供する。 【構成】 平均輝度算出部１１では、前記輝度信号より
ある一定輝度レベル以下の平均輝度を算出し、代表輝度
算出部１３に送られ代表輝度を算出する。絞り制御部１
５では、前記代表輝度を所定の目標輝度に追従させるべ
く、絞り２の開度を制御する。一方、輝度分布検出部１
２では、前記輝度信号から画面内の輝度分布を検出し入
力Ｄレンジ算出部１４に送られ、入力Ｄレンジを算出す
る。ニー回路７では、前記輝度信号を前記入力Ｄレンジ
を用いて折れ点と傾斜を変化させ、その後、γ処理８を
行いＤＡ変換器９に送られ、デジタル信号からアナログ
信号に変換され輝度信号出力端子１０に出力される。
に高輝度部が存在する逆光または過順光画面時に、主要
被写体に適切な露光を与え、かつ高輝度部の飽和を緩和
する制御を行う自動露光制御装置を提供する。 【構成】 平均輝度算出部１１では、前記輝度信号より
ある一定輝度レベル以下の平均輝度を算出し、代表輝度
算出部１３に送られ代表輝度を算出する。絞り制御部１
５では、前記代表輝度を所定の目標輝度に追従させるべ
く、絞り２の開度を制御する。一方、輝度分布検出部１
２では、前記輝度信号から画面内の輝度分布を検出し入
力Ｄレンジ算出部１４に送られ、入力Ｄレンジを算出す
る。ニー回路７では、前記輝度信号を前記入力Ｄレンジ
を用いて折れ点と傾斜を変化させ、その後、γ処理８を
行いＤＡ変換器９に送られ、デジタル信号からアナログ
信号に変換され輝度信号出力端子１０に出力される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラに用いて
有効な自動露光制御装置に関するものである。
有効な自動露光制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動露光制御装置としては、撮像
画面の輝度レベルの平均やピーク値などのレベルを検出
し、これらを基に絞り及び映像信号に対するゲインを制
御する方法がよく用いられている。
画面の輝度レベルの平均やピーク値などのレベルを検出
し、これらを基に絞り及び映像信号に対するゲインを制
御する方法がよく用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の手法で
は、例えば画面内に高輝度部が存在する逆光または過順
光画像においては、入力のダイナミックレンジ（以下、
Ｄレンジと記す。）がγにて決定される為に、目標輝度
を高くすると主要被写体であるものが暗くなり、逆に、
目標輝度を低くすると高輝度部が飽和するという問題点
があった。
は、例えば画面内に高輝度部が存在する逆光または過順
光画像においては、入力のダイナミックレンジ（以下、
Ｄレンジと記す。）がγにて決定される為に、目標輝度
を高くすると主要被写体であるものが暗くなり、逆に、
目標輝度を低くすると高輝度部が飽和するという問題点
があった。
【０００４】本発明はかかる点に鑑み、画面内に高輝度
部が存在する逆光または過順光画面時に、主要被写体に
適切な露光を与え、かつ高輝度部の飽和を緩和する自動
露光制御装置を提供することを目的とする。
部が存在する逆光または過順光画面時に、主要被写体に
適切な露光を与え、かつ高輝度部の飽和を緩和する自動
露光制御装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明における自動露光
制御装置は上記の問題点を解決するために、輝度レベル
がある値以下の平均輝度を計算する平均輝度検出部と、
画面内の輝度分布を計算する輝度分布検出部と、平均輝
度より代表輝度を算出する代表輝度算出部と、代表輝度
を所定の目標輝度に追従させるべく絞り開度を決定する
絞り制御部と、輝度分布より入力Ｄレンジを算出する入
力Ｄレンジ算出部と、Ｄレンジを変化させるＤレンジ可
変回路とを具備するものである。
制御装置は上記の問題点を解決するために、輝度レベル
がある値以下の平均輝度を計算する平均輝度検出部と、
画面内の輝度分布を計算する輝度分布検出部と、平均輝
度より代表輝度を算出する代表輝度算出部と、代表輝度
を所定の目標輝度に追従させるべく絞り開度を決定する
絞り制御部と、輝度分布より入力Ｄレンジを算出する入
力Ｄレンジ算出部と、Ｄレンジを変化させるＤレンジ可
変回路とを具備するものである。
【０００６】
【作用】本発明は上記手段を設けることにより、画面内
に高輝度部が存在する逆光または過順光画面において、
主要被写体に適切な露光が得られ、かつ高輝度部の飽和
が緩和される。
に高輝度部が存在する逆光または過順光画面において、
主要被写体に適切な露光が得られ、かつ高輝度部の飽和
が緩和される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は、本実施例における自動露光制御装
置のブロック図である。図１において、被写体像はレン
ズ１、絞り２を介して、撮像素子３上に結像し、電気信
号に変換される。変換された信号は、信号レベルを一定
にする為の自動利得制御回路４を通り、ＡＤ変換器５に
よりアナログ信号からデジタル信号に変換して輝度信号
処理回路６に送られ、輝度信号を生成する。
置のブロック図である。図１において、被写体像はレン
ズ１、絞り２を介して、撮像素子３上に結像し、電気信
号に変換される。変換された信号は、信号レベルを一定
にする為の自動利得制御回路４を通り、ＡＤ変換器５に
よりアナログ信号からデジタル信号に変換して輝度信号
処理回路６に送られ、輝度信号を生成する。
【０００９】平均輝度算出部１１では、前記輝度信号よ
りある一定輝度レベル以下の平均輝度を算出し、代表輝
度算出部１３に送られ代表輝度を算出する。絞り制御部
１５では、前記代表輝度を所定の目標輝度に追従させる
べく、絞り２の開度を制御する。
りある一定輝度レベル以下の平均輝度を算出し、代表輝
度算出部１３に送られ代表輝度を算出する。絞り制御部
１５では、前記代表輝度を所定の目標輝度に追従させる
べく、絞り２の開度を制御する。
【００１０】一方、輝度分布検出部１２では、前記輝度
信号から画面内の輝度分布を検出し入力Ｄレンジ算出部
１４に送られ、入力Ｄレンジを算出する。ニー回路７で
は、前記輝度信号を前記入力Ｄレンジを用いて折れ点と
傾斜を変化させ、その後、γ処理８を行いＤＡ変換器９
に送られ、デジタル信号からアナログ信号に変換され輝
度信号出力端子１０に出力される。
信号から画面内の輝度分布を検出し入力Ｄレンジ算出部
１４に送られ、入力Ｄレンジを算出する。ニー回路７で
は、前記輝度信号を前記入力Ｄレンジを用いて折れ点と
傾斜を変化させ、その後、γ処理８を行いＤＡ変換器９
に送られ、デジタル信号からアナログ信号に変換され輝
度信号出力端子１０に出力される。
【００１１】以上の様に構成された自動露光制御装置に
ついて、図２〜図４を参照しながら詳しく説明する。
ついて、図２〜図４を参照しながら詳しく説明する。
【００１２】図２は、ある時間の輝度信号処理回路６で
生成された輝度信号の輝度分布検出部１２においての輝
度分布図である。これを適切な露光にするべく、前記輝
度信号よりある一定輝度レベル以下の平均輝度を算出す
る平均輝度算出部１１を通り、代表輝度算出部１３に送
られる。代表輝度算出部１３では、前記平均輝度により
代表輝度を算出し、絞り制御部１５に送られ、代表輝度
を所定の目標輝度に追従させるべく、絞り２の開度を制
御する。
生成された輝度信号の輝度分布検出部１２においての輝
度分布図である。これを適切な露光にするべく、前記輝
度信号よりある一定輝度レベル以下の平均輝度を算出す
る平均輝度算出部１１を通り、代表輝度算出部１３に送
られる。代表輝度算出部１３では、前記平均輝度により
代表輝度を算出し、絞り制御部１５に送られ、代表輝度
を所定の目標輝度に追従させるべく、絞り２の開度を制
御する。
【００１３】図３は、図２に適切な露光を与えた時の輝
度分布図である。図３において、図２の高輝度部が斜線
部２１にずれて飽和状態になるので、この部分を入力Ｄ
レンジを拡大することにより飽和を緩和する。
度分布図である。図３において、図２の高輝度部が斜線
部２１にずれて飽和状態になるので、この部分を入力Ｄ
レンジを拡大することにより飽和を緩和する。
【００１４】図４は、図２、図３における出力Ｄレンジ
と入力Ｄレンジの関係を示す図である。３１は図２の時
の入力Ｄレンジを示し、３２は図３の時の入力Ｄレンジ
を示す。図４に示すように、入力Ｄレンジを徐々に大き
くすることにより、つまり、輝度分布検出部１２により
輝度信号から画面内の輝度分布を検出し、入力Ｄレンジ
算出部１４において最適な入力Ｄレンジを算出し、ニー
回路７により折れ点と傾斜を変化させることで、高輝度
部の飽和を緩和し、かつ、主要被写体にも適切な露光を
与えることができる。
と入力Ｄレンジの関係を示す図である。３１は図２の時
の入力Ｄレンジを示し、３２は図３の時の入力Ｄレンジ
を示す。図４に示すように、入力Ｄレンジを徐々に大き
くすることにより、つまり、輝度分布検出部１２により
輝度信号から画面内の輝度分布を検出し、入力Ｄレンジ
算出部１４において最適な入力Ｄレンジを算出し、ニー
回路７により折れ点と傾斜を変化させることで、高輝度
部の飽和を緩和し、かつ、主要被写体にも適切な露光を
与えることができる。
【００１５】以上のように本実施例によれば、画面内に
高輝度部が存在する逆光または過順光画面時に、主要被
写体に適切な露光を与え、かつ高輝度部の飽和を緩和す
ることができる。
高輝度部が存在する逆光または過順光画面時に、主要被
写体に適切な露光を与え、かつ高輝度部の飽和を緩和す
ることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
順光、逆光、順光の状態を輝度分布より検出し、それぞ
れの状態に対した一定の輝度レベル以下のデータでもっ
て絞りを制御し、かつ、入力Ｄレンジの制御をすること
により、画面内に高輝度部が存在する逆光または過順光
画面時に、主要被写体に適切な露光を与え、かつ高輝度
部の飽和を緩和することで、低輝度部分と高輝度部分の
階調を良くする効果がある。
順光、逆光、順光の状態を輝度分布より検出し、それぞ
れの状態に対した一定の輝度レベル以下のデータでもっ
て絞りを制御し、かつ、入力Ｄレンジの制御をすること
により、画面内に高輝度部が存在する逆光または過順光
画面時に、主要被写体に適切な露光を与え、かつ高輝度
部の飽和を緩和することで、低輝度部分と高輝度部分の
階調を良くする効果がある。
【図１】本発明の一実施例の自動露光制御装置の構成ブ
ロック図
ロック図
【図２】同実施例の自動露光制御装置の動作説明のため
の輝度分布図
の輝度分布図
【図３】同実施例における輝度に適切な露光を与えた時
の輝度分布図
の輝度分布図
【図４】同実施例における出力Ｄレンジと入力Ｄレンジ
の関係の説明図
の関係の説明図
７ ニー回路 １１ 平均輝度算出部 １２ 輝度分布検出部 １３ 代表輝度算出部 １４ 入力Ｄレンジ算出部 １５ 絞り制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 輝度レベルがある値以下の平均輝度を計
算する平均輝度検出部と、画面内の輝度分布を計算する
輝度分布検出部と、前記平均輝度より代表輝度を算出す
る代表輝度算出部と、代表輝度を所定の目標輝度に追従
させるべく絞り開度を決定する絞り制御部と、前記輝度
分布より入力ダイナミックレンジを算出する入力ダイナ
ミックレンジ算出部と、前記ダイナミックレンジを変化
させるダイナミックレンジ可変回路とを具備することを
特徴とする自動露光制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6075847A JPH07288738A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 自動露光制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6075847A JPH07288738A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 自動露光制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07288738A true JPH07288738A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13588023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6075847A Pending JPH07288738A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 自動露光制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07288738A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6583820B1 (en) * | 1997-03-17 | 2003-06-24 | Konica Corporation | Controlling method and apparatus for an electronic camera |
| US7088390B2 (en) | 2000-06-19 | 2006-08-08 | Olympus Optical Co., Ltd. | Imaging apparatus in which exposure control is performed to suppress changes in sensitivity due to changes in gradation mode |
| US7428011B1 (en) | 1999-09-02 | 2008-09-23 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP6075847A patent/JPH07288738A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6583820B1 (en) * | 1997-03-17 | 2003-06-24 | Konica Corporation | Controlling method and apparatus for an electronic camera |
| US7428011B1 (en) | 1999-09-02 | 2008-09-23 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
| US8300140B2 (en) | 1999-09-02 | 2012-10-30 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
| US9083936B2 (en) | 1999-09-02 | 2015-07-14 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
| US9832387B2 (en) | 1999-09-02 | 2017-11-28 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
| US10237487B2 (en) | 1999-09-02 | 2019-03-19 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
| US7088390B2 (en) | 2000-06-19 | 2006-08-08 | Olympus Optical Co., Ltd. | Imaging apparatus in which exposure control is performed to suppress changes in sensitivity due to changes in gradation mode |
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