JPH10255507A - 車両用点灯起動装置 - Google Patents

車両用点灯起動装置

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JPH10255507A
JPH10255507A JP9070508A JP7050897A JPH10255507A JP H10255507 A JPH10255507 A JP H10255507A JP 9070508 A JP9070508 A JP 9070508A JP 7050897 A JP7050897 A JP 7050897A JP H10255507 A JPH10255507 A JP H10255507A
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JP
Japan
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body case
piece
voltage
connection terminal
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Application number
JP9070508A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Yukimura
由彦 幸村
Takafumi Oshima
崇文 大島
Toshiji Ito
利治 伊藤
Noriyasu Sugimoto
典康 杉本
Minoru Yasuda
稔 安田
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付け容易で、薄肉小型の車両用点灯起動装
置を提供すること。 【解決手段】 本体ケース2の前面に接続開口3を形成
し、鉄心部35を備えるコア筺体31内に、二次コイル
49を巻装したコイルボビン40及び一次コイル50を
該鉄心部35の周囲に配設してなる点灯トランス30
を、前記本体ケース2内に収納して、その前面で本体ケ
ース2の接続開口3を遮蔽し、車両用放電灯が接続され
るソケット片10を、前記接続開口3に嵌着して、その
高圧端子12を高圧側接続端子片70に、低圧端子13
を低圧側接続端子片71に夫々接続するようにしたもの
であるから、前記接続開口3は、点灯トランス30の絶
縁材料からなる前面により遮蔽されると共に、該接続開
口3に合成樹脂製ソケット10を嵌着するだけで、車両
用点灯起動装置1が構成されるから、組み付けが容易と
なる。また遮蔽部58に相当する壁部を本体ケース2に
形成する必要がないから、全体として薄厚化することと
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドライト等の
車両用放電灯が装着される車両用点灯起動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッドライトに用いられるメタルハライ
ドランプ等の放電灯は、自動車の前部に保持された放電
灯用ソケットに、その電極を嵌着して脱着可能に取付け
られ、該ソケットの端子から起電力を付与される。この
放電灯は、ヘッドライトの場合で、13kV以上の高電
圧が印加される。そこで、約400V程度の電圧をトラ
ンスにより昇圧して、二次側コイルの出力端に高電圧を
生成し、この高電圧をソケットの端子に接続するように
して、前記放電灯に電圧印加するようにしている。かか
る構成にあって、従来は、点灯トランスは、放電灯用ソ
ケットが設けられるランプハウジングの外部に設けら
れ、該点灯トランスの二次側の出力端に接続された高圧
ケーブルをランプハウジング内に導入して、ソケットの
端子と接続するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
構成にあっては、離間して配置されるソケットと、トラ
ンスを高圧ケーブルにより接続する構成であるため、部
品点数が増えて取付けが面倒であった。さらには、この
高圧ケーブルが邪魔となって、配置設計が面倒となり、
この高圧ケーブルにより電磁波が周囲に発生して、車両
に搭載された電子制御回路の誤動作の原因となったり、
該高圧ケーブルにより電圧損失が発生する等、種々の問
題を生じていた。
【0004】そこで、本体ケースの一側面から車両用放
電灯が接続されるソケットを突設して、該本体ケース
に、鉄心部を備えるコア筺体内に、二次コイルを外周に
巻装した絶縁材料からなるコイルボビンを鉄心部に外嵌
して装着してなる点灯トランスを収納した車両用点灯起
動装置が提案された。かかる構成にあっては、ケース
と、ソケットとが一体化され、その内部で、点灯トラン
スとソケットの端子とを接続するものであるため、単一
構造となると共に、両者を結ぶ高圧ケーブルを要しない
という利点がある。
【0005】本発明は、かかる構成にあって、組付け容
易で、薄肉小型の車両用点灯起動装置を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケースの
前面に接続開口を形成し、鉄心部を備えるコア筺体内
に、二次コイルを外周に巻装した絶縁材料からなるコイ
ルボビンを該鉄心部に外嵌して配設し、かつ鉄心部の周
囲に一次コイルを巻装するとともに、前面に、二次コイ
ルと接続する高圧側接続端子片と、本体ケース内に導入
した低圧電路と接続する低圧側接続端子片とを保持し、
さらにその前面に絶縁性遮蔽面を形成してなる点灯トラ
ンスを、前記本体ケース内に収納して、その絶縁性遮蔽
面で本体ケースの接続開口を遮蔽して、該接続開口に、
高圧側接続端子片と、低圧側接続端子片を露出し、さら
に、絶縁材料からなる環状保持片内に高圧端子と低圧端
子とを保持してなる車両用放電灯が接続されるソケット
片を、前記接続開口に嵌着して、高圧端子を高圧側接続
端子片と、低圧端子を低圧側接続端子片に夫々接続する
ようにしたことを特徴とする車両用点灯起動装置であ
る。
【0007】かかる構成にあって、前記点灯トランスの
前面は、本体ケースの接続開口を覆う遮蔽面として機能
とする。従って、接続開口を覆う壁面を本体ケース又
は、ソケット片に設ける必要がなく、このため、本体ケ
ースを薄厚とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の車両用点灯起動装置1の
実施例を添付図面に従って説明する。この車両用点灯起
動装置1は、図1で示すように、合成樹脂製本体ケース
2、合成樹脂製ソケット10及び、点灯トランス30等
から構成される。
【0009】ここで合成樹脂製本体ケース2は、図2等
で示すように、円形収納部5と、側方へ連成された張り
出し収納部6とにより構成され、円形収納部5の前面に
は、環状周壁8により囲繞された円形の接続開口3が形
成され、さらに周囲には複数の取付け鍔縁4が突成され
ると共に、該張り出し部6の端縁に、外部リード線(シ
ールドケーブル)95が引出される挿通孔7が形成さ
れ、該挿通孔7内に装着されたシールリング又はシーリ
ングゴムチューブ等のシール材7aにより外部リード線
95を封止している。また、本体ケース2の下底面には
プリント基板90が保持され、この張り出し部6の位置
で、プリント基板90にコンデンサー等の回路部材91
(図6,7参照)を実装するための実装空隙92を確保
するようにしている。この本体ケース2の設計例とし
て、厚さ18.6mm,接続開口の内径31φのものが
あげられる。
【0010】一方、前記合成樹脂製ソケット10は、接
続開口3に嵌着されるものであり、円筒形状をしてお
り、中心に配置された高圧端子12と、周囲に配置され
た二つの低圧端子13,13(図11で一方のみを示
す。)とが具備されている。尚、低圧端子を二つ設けた
のは、車両用放電灯が接続されていない状態にあって、
高圧端子と、低圧端子間の気中放電を防止するためであ
る。
【0011】次に、前記点灯トランス30の構成を図8
〜11に従って説明する。この点灯トランス30は、鉄
心部35を備えるコア筺体31内に、コイルボビン40
を一体成形してなる。
【0012】前記コア筺体31は、フェライト等の磁性
材料等で形成され、外径が等しい二片の分割コア片3
2,分割コア片33を重ね合わせて全体として短円柱状
となるように構成され、その外径を前記円形収納部5の
内径と一致させている。この寸法例としては、厚さ1
1.4mm,直径36mmのものがあげられる。
【0013】このコア筺体31の、一方の分割コア片3
2は、厚さ約2mm程度の円板状となっており、該分割
コア片32にコイルボビン40が、射出成形等により一
体的に形成される。
【0014】また、他方の分割コア片33は、図9で示
すように、円筒形の外筺部34と、中央の鉄心部35と
を背板部36で接続して連成した構造となっており、さ
らに、中心から偏位した位置に、鉄心部35を貫通し
て、後述するコイルボビン40の接続筒部47が挿通す
る嵌装孔37が形成されている。この分割コア片33は
別途形成され、後述するように、一体化された分割コア
片32,コイルボビン40に対して背部から嵌装され
る。尚、鉄心部35は、前側の分割コア片32側に形成
しても良い。
【0015】次に前記分割コア片32に対して一体的に
成形されるコイルボビン40の構成につき説明する。
【0016】コイルボビン40は合成樹脂材料からな
り、図8で示すように、鉄心部35の周囲に密着するボ
ビン基筒46を備え、ボビン基筒46の周面に複数の鍔
片41a〜41dを周設し、該鍔片41a〜41dによ
り区画して、分割周溝42a,42b及びその間の中間
周溝44と、分割周溝45とを夫々形成するようにして
いる。そして、分割周溝42a,42b及びその間の中
間周溝44に二次コイル49が連続して巻回されし、分
割周溝45には薄膜状の一次コイル50が嵌装される。
【0017】前記一次コイル50は、図10で示すよう
に、円環状薄膜51から接線方向に、接続片52a,5
2bを延出してなり、前記分割周溝45に嵌装し、後述
する分割コア片33の嵌装に際して、あらかじめ、接続
片52a,52bを、前記分割コア片33の背板部36
に形成した挿通孔38,38(図9でその一方のみを示
す)を挿通させてコア筺体31から引出される。
【0018】さらにコイルボビン40には、前記鉄心部
35の嵌装孔37に内接する接続筒部47が偏心位置に
形成されている。この接続筒部47の内部は、後述する
スポット溶接を行なうための配線作業孔となり、その後
端を前記コイルボビン40の後面から突出させ、プリン
ト基板90に嵌入するようにしている。
【0019】コイルボビン40の前部側には接続筒部4
7と同軸状に接続筒部48が形成され、分割コア片32
を貫通している。この接続筒部48内は、図11で示す
ように、高圧側接続金具55が嵌着される。そして、高
圧端となる二次コイル49の巻き始め端49aが、接続
筒部47に形成した挿入孔から、前記接続筒部47内に
挿入され、接続筒部47,接続筒部48間に形成した隔
壁の連通孔を介して突出する高圧側接続金具55の座面
に接触させる。そして、接続筒部47の内部でスポット
溶接を行ない、その接続を確保するようにしている。
尚、この二次コイル49は、中間周溝44を介して分割
周溝42a,42bに順次巻回されることとなる。
【0020】前記分割コア片32の前面には、コイルボ
ビン40に連成された遮蔽部58が形成され、その前面
を絶縁性遮蔽面fとしている。そして、該遮蔽面fに前
記接続筒部48が突成され、この接続筒部48と同心状
に筒状部59が形成され、さらに、前記低圧端子13,
13に対応して、二つの筒部61,61が側部位置に突
成される。この筒部61,61には低圧側接続金具6
2,62が嵌着され、該筒部61,61に連成されたL
形の延出部60の内部に、接続金具62,62と接続す
るアース電路63,63が形成される(図8では、いず
れもその一方のみを示している。)。この延出部60
は、分割コア片32の側方へ突出し、その後方へ開口し
ている口端64から、前記アース電路63を露出して、
該アース電路63と、プリント基板90に設けられた低
圧電路(アース電路)との電気的接続を可能とするよう
にしている。この電気的接続を容易とするために、図8
で示す接続部品65が適用され、該接続部品65の前部
に突出した嵌合部66を、前記口端64に嵌着し、その
内部の端子片68,68を後方へ突出し、該突出端を前
記プリント基板90に形成したスルホールに嵌入して、
その低電位接続(アース接続)を確保している。
【0021】一方、前記接続筒部48には高圧側接続金
具55に接続する高圧側接続端子片70が嵌入される。
この高圧側接続端子片70は、一枚板からなる金属片を
折曲及び巻回して、内外に二重構造の接続面を形成して
なるものであり、前記合成樹脂製ソケット10に保持し
た高圧端子12が前記内外の接続面間に挿入され、その
電気的接続が確保されるようにしている。
【0022】さらには、前記筒部61,61にも同様
に、低圧側接続金具62に接続する一枚板からなる低圧
側接続端子片71が嵌入され、前記合成樹脂製ソケット
10に保持した低圧端子13との電気的接続が確保され
るようにしている。
【0023】上述の構成で、接続端子片70,71を別
体構造としたが、コイルボビン40内に一体成形するよ
うにしても良い。また、接続金具55,62自体を、本
発明の構成に係る接続端子片と把握しても良い。
【0024】一方、二次コイル49の低圧端となる巻き
終り端49bは、図12で示すように、接続端子80を
介して、コア筺体31から電気的に引出され、プリント
基板90の低圧電路と電気的に接続される。この接続端
子80は、コイルボビン40に連成して、一次コイル5
0の周縁溝53及び分割コア片33の背板部36に形成
した透孔39を貫通する保護突部81に埋入され、前記
接続端子80の内端に巻終り端49bをスポット溶接す
るようにしている。
【0025】上述の構成にあって、その製造手順をあら
ためて説明すると、前記コイルボビン40を射出成形に
より、分割コア片32に一体成形した後、前記コイルボ
ビン40に二次コイル49を巻装して、前記接続筒部4
7内で、上述したように、二次コイル49の巻き始め端
49aと高圧側接続金具55とをスポット溶接し、さら
に、中間周溝44を介して二次コイル49は分割周溝4
2a,42bに順次巻回して、前記接続端子80の内端
に、二次コイル49の巻終り端49bをスポット溶接す
るようにし、さらに一次コイル50を嵌装した後、前該
コイルボビン40の後方から、分割コア片33を嵌着す
る。尚、この後、コア筺体内には、必要に応じて、封止
用樹脂材を含浸させる。而して、点灯トランス30が構
成されることとなる。
【0026】かかる構成の点灯トランス30は、その外
側をコア筺体31によって覆われ、このため、整一な単
一構造となり、まとまりが良く、張り出し部6を形成す
る等により、本体ケース2内に整一な実装空隙92を容
易に生じさせることができる。またコア筺体31の分割
コア片32に、遮蔽部58を連成されたコイルボビン4
0を射出成形等により一体的に形成するようにしている
ものであるから、部品点数が少なく、分割コア片33の
嵌合のみにより、簡易に組み付けることができる。
【0027】この点灯トランス30を本体ケース2内に
装着して、上述した所要の電気的接続を行なって、接続
開口3を絶縁性遮蔽面fで覆い、該接続開口3に、合成
樹脂製ソケット10を嵌着し、図11で示すように高圧
端子12を絶縁性遮蔽面f上に保持された高圧側接続端
子片70に接続し、さらに、低圧端子13を同じく絶縁
性遮蔽面f上に保持された低圧側接続端子片71に接続
することにより、車両用点灯起動装置1が構成されるこ
ととなる。
【0028】そして、外部リード線95からの電圧が、
プリント基板90の所要回路の接続され、該回路を介し
て一次コイル50に約400V程度の一次側電圧が印加
され、該一次電圧が二次コイル49で13kV以上に昇
圧されて接続端子片70に印加され、この二次電圧が高
圧端子12に印加される。
【0029】かかる構成からなる車両用点灯起動装置1
は、自動車のエンジンルーム内の前部に取付けられたラ
ンプハウジング内に取付けられ、メタルハライドランプ
等の放電灯(図示せず)が、ソケット10に嵌着され、
該放電灯の周囲電極に低圧端子13が接続され、心電極
に高圧端子12が接続されて、13kV程度の高電圧が
印加され、照光することとなる。
【0030】かかる構成にあって、前記接続開口3は、
点灯トランス30の絶縁材料からなる遮蔽部58の絶縁
性遮蔽面fにより遮蔽されると共に、該接続開口3に、
接続端子片70,71が露出し、合成樹脂製ソケット1
0の嵌着のみにより、車両用点灯起動装置1が構成され
る。従って、組み付けが容易で、しかも遮蔽部58に相
当する壁部を本体ケース2に形成する必要がないから、
全体として薄厚化することとなる。
【0031】また、コア筺体31の前面に遮蔽部58が
配置されているから、高電圧が印加される高圧側接続端
子片70は、コイルボビン40の表面を伝って、二次コ
イル49に至る沿面距離が延長され、短絡を確実に阻止
することができる。このとき前記筒状部59により、さ
らに沿面距離が延長されることとなる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述したように、本体ケース
2の前面に接続開口3を形成し、鉄心部35を備えるコ
ア筺体31内に、二次コイル49を巻装したコイルボビ
ン40及び一次コイル50を該鉄心部35の周囲に配設
してなる点灯トランス30を、前記本体ケース2内に収
納して、その前面で本体ケース2の接続開口3を遮蔽
し、車両用放電灯が接続されるソケット片10を、前記
接続開口3に嵌着して、その高圧端子12を高圧側接続
端子片70に、低圧端子13を低圧側接続端子片71に
夫々接続するようにしたものであるから、イ ) 点灯トランス30は、その外側をコア筺体31によ
って覆われ、このため、点灯トランス30は整一な単一
構造となり、まとまりが良く、本体ケース2内に整一な
空隙を生じさせることができ、このため、車両用点灯起
動装置1をまとまりの良い、コンパクトな態様とするこ
とができる。ロ ) 前記接続開口3は、点灯トランス30の絶縁材料か
らなる遮蔽面により遮蔽されると共に、該接続開口3
に、高圧側接続端子片70,71が露出し、合成樹脂製
ソケット10の嵌着のみにより、車両用点灯起動装置1
が構成されるから、組み付けが容易となる。ハ ) 遮蔽面f(遮蔽部58)に相当する壁面を本体ケー
ス2に形成する必要がないから、全体として薄厚化する
こととなる。ニ ) コア筺体31の前面に絶縁性遮蔽面fが配置されて
いるから、高電圧となる高圧側接続端子片70は、コイ
ルボビン40の表面を伝って、二次コイル49に至る沿
面距離が延長され、短絡を確実に阻止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用点灯起動装置1
の縦断側面図である。
【図2】車両用点灯起動装置1の平面図である。
【図3】車両用点灯起動装置1の側面図である。
【図4】ソケット10を除去した状態の車両用点灯起動
装置1の平面図である。
【図5】ソケット10を除去した状態の車両用点灯起動
装置1の側面図である。
【図6】図5のAーA断面図である。
【図7】図6のBーB断面図である。
【図8】二次コイル49を一部のみ示した、点灯トラン
ス30の縦断状態の斜視図であ。
【図9】分割コア片33の縦断状態の斜視図である。
【図10】一次コイル50の斜視図である。
【図11】ソケット10の接続態様を示す概念図であ
る。
【図12】二次コイル49の低圧端の接続態様を示す点
灯トランス30の一部の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 車両用点灯起動装置 2 本体ケース 3 接続開口 10 ソケット 12 高圧端子 13 低圧端子 30 点灯トランス 31 コア筺体 32 分割コア片 33 分割コア片 35 鉄心部 40 コイルボビン 47 接続筒部 49 二次コイル 50 一次コイル 55 高圧側接続金具 58 遮蔽部 70 高圧側接続端子片 71 低圧側接続端子片 90 プリント基板 f 絶縁性遮蔽面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 典康 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 安田 稔 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースの前面に接続開口を形成し、 鉄心部を備えるコア筺体内に、二次コイルを外周に巻装
    した絶縁材料からなるコイルボビンを該鉄心部に外嵌し
    て配設し、かつ鉄心部の周囲に一次コイルを巻装すると
    ともに、前面に、二次コイルと接続する高圧側接続端子
    片と、本体ケース内に導入した低圧電路と接続する低圧
    側接続端子片とを配設し、さらにその前面に絶縁性遮蔽
    面を形成してなる点灯トランスを、前記本体ケース内に
    収納して、その絶縁性遮蔽面で本体ケースの接続開口を
    遮蔽して、該接続開口に、高圧側接続端子片と、低圧側
    接続端子片を露出し、さらに、絶縁材料からなる環状保
    持片内に高圧端子と低圧端子とを保持してなる車両用放
    電灯が接続されるソケット片を、前記接続開口に嵌着し
    て、高圧端子を高圧側接続端子片と、低圧端子を低圧側
    接続端子片に夫々接続するようにしたことを特徴とする
    車両用点灯起動装置。
JP9070508A 1997-03-06 1997-03-06 車両用点灯起動装置 Pending JPH10255507A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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