JPH062643A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPH062643A
JPH062643A JP15804092A JP15804092A JPH062643A JP H062643 A JPH062643 A JP H062643A JP 15804092 A JP15804092 A JP 15804092A JP 15804092 A JP15804092 A JP 15804092A JP H062643 A JPH062643 A JP H062643A
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JP
Japan
Prior art keywords
igniter
ignition coil
ignition
internal combustion
combustion engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP15804092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Inagaki
正博 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP15804092A priority Critical patent/JPH062643A/ja
Publication of JPH062643A publication Critical patent/JPH062643A/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関用点火装置の小型化を図り、内燃機
関への装着性を向上する。 【構成】 1次コイル120、2次コイル130を備え
る点火コイル巻線部100を収容する点火コイルケース
150のU字状に開口された側壁にフランジ155,1
56が形成される。一方、板状のイグナイタ140の一
端がU字状に形成され、このU字状部に沿ってフランジ
141、143が設けられる。そして、フランジ14
1,143が、フランジ155,156をはさみ込む様
にはめ込まれることによって、イグナイタ140は点火
コイルケース150に固定される。これによって、点火
コイルケース150の側壁をイグナイタ140によって
形成できるため点火コイルケースにイグナイタを取り付
けるスペースが不要となり、内燃機関用点火装置の小型
化が図られ、内燃機関への装着性を向上することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に内燃機関に直接装着
される内燃機関用点火装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、イグナイタと一体化された点火コイ
ルが、特開昭63−120863号公報で開示されてい
る。これは、点火コイル巻線部を収容する点火コイルケ
ースの開口部にイグナイタが外付けされることによっ
て、点火コイルのエンジン搭載性向上やイグナイタに発
生した信号が減衰することなく点火コイルへ供給するこ
とを可能にしている。
【0003】
【発明が解決するための課題】しかしながら、上記公報
の構成をもつ点火装置では、点火コイルケースにイグナ
イタが外付けされているものであるため、点火コイルケ
ースにイグナイタを取り付けるスペースを必要とし近年
の内燃機関の小型化に対処するにはまだ不十分であると
いう問題がある。
【0004】本発明は、上記問題に鑑み、点火装置の小
型化を図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、1次コイルと2次コイルとを備えた点火
コイル巻線部と、前記点火コイル巻線部を収容する点火
コイルケースと、内燃機関の運転状態に応じて前記2次
コイルに高電圧が発生するように前記1次コイルに流れ
る電流を断続するイグナイタと、前記イグナイタを前記
点火コイルケースの側壁の一部として形成することを特
徴とする内燃機関用点火装置、という技術的手段を採用
する。
【0006】
【作用】これにより、イグナイタが、点火コイル巻線部
を収容する点火コイルケースの側壁の一部を形成する。
したがって、点火コイルケースにイグナイタを取り付け
るための専用のスペースが不要となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の内燃機関用点火装置の一実施
例を説明する。図1は一実施例の点火装置の主要部品構
成を示す分解斜視図である。図2は、図1のA方向矢視
図、図3は、部品組付後の部分断面斜視図である。
【0008】図1,図2において、100は1次コイル
120と2次コイル130とを備えた点火コイル巻線部
である。点火コイル巻線部100の1次コイル120
は、図2に示される棒状の中心コア122と、中心コア
122の外周にモールドされた樹脂製の1次ボビン12
4と、1次ボビン124に巻装された図示しない1次巻
線とによって構成されている。さらに、中心コア122
の一端には板状の磁石126が備えられ、1次ボビン1
24には1次巻線の一端に接続するバッテリ電源接続用
オス端子114と、他端に接続する点火信号接続用オス
端子115とを、1次ボビン124を構成する樹脂によ
ってモールドしたターミナル部116が設けられてい
る。
【0009】1次コイル120の外周に設けられる2次
コイル130は、樹脂製の2次ボビン132と、2次ボ
ビン132に巻装された2次巻線134とによって構成
されている。2次巻線134の一端は前記1次巻線と接
続し、他端には、後述の点火コイルケース150に設け
られる点火栓(図示せず)の頭部端子に接続する点火栓
接続端子160へ接続する端子170が設けられてい
る。
【0010】150は樹脂製の点火コイルケースであ
り、点火コイル巻線部100を収納する。この点火コイ
ルケース150の内部には、リング状の外周コア152
が設けられていて、点火コイル巻線部100の中心コア
122と磁石126とで、1次コイル120、2次コイ
ル130の磁路を形成する。ここで、磁石126は、1
次コイル120に発生する磁界と反対方向の磁界が生じ
るよう設けられている。これによって、磁路に逆バイア
スをかけ、2次コイル130に発生する電圧がコアの断
面積を小さくしても十分に大きくなるようにされてい
る。
【0011】また、点火コイルケース150の側壁の1
つは、点火コイル巻線部100を収納する開口部に向け
て開口するようにU字状に形成されている。さらにこの
U字状の開口部は断面コ字状に形成され、フランジ15
5と156とが設けられている。
【0012】140は、PBT(ポリブチレンテレフタ
レート)等の樹脂で板状に形成されたイグナイタであ
り、内燃機関の運転状態に応じて2次コイル130に高
電圧を発生するように1次コイル120の1次電流を断
続する。また、イグナイタ140の一端には、一体に形
成されたコネクタ142が設けられている。一方、他端
にはU字状に形成されたU字状部が設けられ、このU字
状部に沿ってフランジ141,143が形成されてい
る。そして、フランジ141と143とが上記点火コイ
ルケース150のU字状の開口部に設けられたフランジ
155と156をはさみ込む様にはめ込まれることによ
って、イグナイタ140は点火コイルケース150に固
定される。
【0013】さらに、イグナイタ140にはその構成部
品であるパワートランジスタ(図示せず)の放熱を促進
するアルミ製の放熱板149が設けられている。この放
熱板149はイグナイタ140が点火コイルケース15
0に装着されたとき、点火コイルケース150の外表面
側となるように設けられる。
【0014】また、図2において、イグナイタ140に
は、バッテリ電源接続用オス端子114と接続するバッ
テリ電源接続用メス端子144が取り付けられ、点火信
号接続用オス端子115に接続する点火信号接続用メス
端子145が取り付けられている。これらの接続端子1
14,115,144及び145は、黄銅等の電気導電
性を有する金属端子であり、バッテリ電源接続用メス端
子144、点火信号接続用メス端子145には、相手接
続用端子114,115の板厚よりも細いスリットが切
られたスリット部146,147がそれぞれ設けられて
いる。上記のような構成の点火コイルケース150、点
火コイル巻線部100、イグナイタ140が図3のよう
に組み付けられる。
【0015】ここで、イグナイタ140が点火コイルケ
ース150に取り付けられたとき、点火コイル巻線部1
00の2つのオス端子114,115は、イグナイタ1
40の各々のメス端子144,145のスリット部14
6,147に圧縮嵌合する。これによってイグナイタ1
40と点火コイル巻線部100との電気的接続がとられ
ている。
【0016】また、点火コイル巻線部100が点火コイ
ルケース150に取り付けられたとき、端子170は点
火栓接続端子160へ嵌合することで端子170は図示
せぬ点火栓と電気的接続を図っている。
【0017】さらに、点火コイルケース150と点火コ
イル巻線部100との間には、ポッティング樹脂(図示
せず)が注入硬化されている。この樹脂により点火コイ
ル巻線部100を絶縁するとともに、点火コイルケース
150に対してこの巻線部100を固定する。
【0018】上記構成において、コネクタ142からイ
グナイタ140へ入力される点火信号によってイグナイ
タ140のパワートランジスタがオフすると、バッテリ
電源からバッテリ電源用接続端子114,144を介し
て1次コイル120を流れていた電流が遮断される。こ
のために2次コイル130に高電圧が発生する。そし
て、この2次コイル130で発生した高電圧は点火栓接
続端子160を介して点火栓の頭部端子に直接印加さ
れ、これにより点火栓が内燃機関の燃焼室内で火花放電
を発生する。
【0019】上記実施例の内燃機関用点火装置のイグナ
イタ140を点火コイルケース150の側壁の一部とし
て形成し、イグナイタ140と点火コイルケース150
とを一体化することで、イグナイタ140を取り付ける
スペースを省略することができるので、点火装置の小型
化を実現することができる。したがって内燃機関への装
着性を向上することができる。
【0020】また、イグナイタ140が点火コイルケー
ス150に装着されるとき、バッテリ電源接続用オス端
子114は、バッテリ電源接続用メス端子144のスリ
ット部146に、また点火信号接続用オス端子115
は、点火信号接続用メス端子145のスリット部147
に各々嵌合し、電気的接続がとれる構造となっているた
め、はんだ付等の接合作業が不要となり、組付性に優れ
ている。
【0021】さらに、イグナイタ140が点火コイルケ
ース150に取り付けられるとき、放熱板149が点火
コイルケース150の外表面方向となるように配置され
ているため、小型化を図ると同時に放熱性を十分に確保
することができる。
【0022】また、上記の如く、点火コイルケース15
0、点火コイル巻線部100、イグナイタ140の各部
品の組付けが電気的接続とともに簡単に行うことができ
るので組付けによるコストを低減することができる。
【0023】なお、上記実施例では、外部接続用のコネ
クタと一体化されたイグナイタを採用しているが、コネ
クタと別体となっているイグナイタを使用してもよい。
また、磁石126を廃し、中心コイル,外周コイルで磁
路を形成する点火装置に本発明を適用してもよい。
【0024】また、上記実施例では、イグナイタ140
に設けられる接続端子144,145にスリット部14
6,147が設けられているが、点火コイル巻線部10
0に設けられる接続端子114,115にスリット部を
設けてもよい。また、接続端子114,115,14
4,145にスリット部を設けて、端子間の圧着嵌合を
より向上させてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、イ
グナイタにより、点火コイル巻線部を収容する点火コイ
ルケースの側壁の一部が形成されるから、点火コイルケ
ースにイグナイタを取り付けるための専用のスペースを
なくすことができ、内燃機関用点火装置の小型化を図る
ことができるとともに内燃機関への装着性を向上するこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の内燃機関用点火装置の主要
部品構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す部分断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
100 点火コイル巻線部 120 1次コイル 130 2次コイル 140 イグナイタ 150 点火コイルケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次コイルと2次コイルとを備えた点火
    コイル巻線部と、 前記点火コイル巻線部を収容する点火コイルケースと、 内燃機関の運転状態に応じて前記2次コイルに高電圧が
    発生するように前記1次コイルに流れる電流を断続する
    イグナイタと、 前記イグナイタを前記点火コイルケースの側壁の一部と
    して形成することを特徴とする内燃機関用点火装置。
JP15804092A 1992-06-17 1992-06-17 内燃機関用点火装置 Pending JPH062643A (ja)

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JP15804092A JPH062643A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 内燃機関用点火装置

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JP15804092A JPH062643A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 内燃機関用点火装置

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JPH062643A true JPH062643A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15662973

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JP15804092A Pending JPH062643A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 内燃機関用点火装置

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JP (1) JPH062643A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299919A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toyo Denso Co Ltd 二面開口型点火コイル装置
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JP2016081970A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社デンソー 内燃機関用点火コイル

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000704