JP3207076B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JP3207076B2
JP3207076B2 JP09880795A JP9880795A JP3207076B2 JP 3207076 B2 JP3207076 B2 JP 3207076B2 JP 09880795 A JP09880795 A JP 09880795A JP 9880795 A JP9880795 A JP 9880795A JP 3207076 B2 JP3207076 B2 JP 3207076B2
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    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/02Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、点火時期に応じて1
次電流を断続的に通電するように制御するスイッチング
モジュールを用い、点火プラグに高電圧を供給する内燃
機関用点火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば実開平4−59118号公
報に記載された従来の内燃機関用点火装置における樹脂
注型前の状態を示す正面図、図10は図9の従来の内燃
機関用点火装置を示す側断面図である。図において、1
次ボビン1は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレ
ート)のような樹脂材を用い、筒状に形成されている。
そして、1次コイル2が、この1次ボビン1の外周面上
に導線を巻回して形成されている。また、PBT(ポリ
ブチレンテレフタレート)のような樹脂材を用い、筒状
に形成された2次ボビン3が、1次ボビン1の外方に、
同心状に配置されている。この2次ボビン3の外表面に
は櫛歯状に凹凸部が形成されており、該凹部に導線を巻
回して2次コイル4が形成されている。なお、2次コイ
ル4の巻数は、1次コイル2の巻数に対して100倍程
度に設定されている。このように同心状に配置された1
次ボビン1および2次ボビン3とともに、1次コイル2
および2次コイル4が、PBTで形成された外装ケース
5内に収納されている。閉磁路型のコア6は、図11に
示すように、センタコア6aとサイドコア6bとが並設
され、センタコア6aとサイドコア6bとの両端部が連
結コア6cによりそれぞれ互いに連結されて環状に構成
されている。このコア6は、センタコア6aが1次ボビ
ン1内を挿通し、外装ケース5を貫通して配設されて、
1次コイル2と2次コイル4とを磁気的に結合してい
る。外装ケース5には、2次ボビン3の外方にモジュー
ル収納部7が、さらにその外方にコネクタ8が、コア6
の閉磁路構成面に対して垂直な方向(以下、コア6の軸
方向という)でセンタコア6aと重なり合うように設け
られている。そして、外装ケース5のモジュール収納部
7には、点火時期に応じて1次コイル2に通電される1
次電流を断続的に通電するように制御するスイッチング
モジュール9が収納されている。また、高圧タワー10
がコア6のセンタコア6aを挟んでコネクタ8と反対側
に外装ケース5と一体的に設けられている。そして、1
次ボビン1、2次ボビン3、スイッチングモジュール9
等が収納された外装ケース5内には、絶縁樹脂、例えば
エポキシ樹脂からなる注型樹脂11が充填されている。
【0003】ここで、1次コイル2の一端はスイッチン
グモジュール9に接続され、他端は2次コイル4の一端
に接続されるとともにコネクタ8の外部端子8aに接続
されている。また、2次コイル4の他端は高圧タワー1
0の高圧端子10aに接続されている。スイッチングモ
ジュール9、コネクタ8および高圧タワー10は、コア
6の軸方向でコア6のセンタコア6aを挟んで重なり合
うように配置されている。そして、スイッチングモジュ
ール9は、2次コイル4とコネクタ8との中間に位置
し、その表面積の約1/2が外装ケース5の外周に沿っ
ている。
【0004】つぎに、上記従来の内燃機関用点火装置の
動作について説明する。外部電源(図示せず)からコネ
クタ8の外部端子8aを介して1次コイル2に1次電流
を流すと、コア6中に磁束が発生する。そして、1次コ
イル2に通電される1次電流を、内燃機関の点火時期に
応じて、スイッチングモジュール9により断続すると、
1次コイル2と2次コイル4との巻き数の比に応じて、
電磁誘導現象によって2次コイル4に高電圧が発生す
る。この2次コイル4に発生した高電圧は高圧タワー1
0の高圧端子10aを介して出力される。そして、高圧
タワー10の高圧端子10aに接続される点火プラグに
放電が生じ、内燃機関が作動される。
【0005】この一連の動作によって、1次コイル2、
2次コイル4、スイッチングモジュール9といった通電
部では発熱する。そして、発生した熱は、通電部の周辺
の注型樹脂11および外装ケース5を介して外部に放熱
されるが、通電部同士が対向する部分では蓄熱されるこ
とになる。また、2次コイル4や高圧タワー10の高圧
端子10aのような高電圧部と、1次コイル2やコア6
のような低電圧部とは、注型樹脂11により絶縁がなさ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関用点火
装置は以上のように、スイッチングモジュール9、コネ
クタ8および高圧タワー10が、コア6の軸方向でコア
6のセンタコア6aを挟んで重なり合うように配置され
ているので、装置が一方向に大きく突出する外形形状と
なる。また、放熱性を確保するために発熱部であるスイ
ッチングモジュール9とコイル部との間隙を大きくとる
必要があり、その分外形形状が大きくなってしまう。そ
こで、従来の内燃機関用点火装置は、装置搭載部分周辺
の制約を受けやすく、搭載レイアウト性が低下するとい
う課題があった。また、このような構成で小型化を図ろ
うとすると、発熱部である1次コイル2および2次コイ
ル4とスイッチングモジュール9とが互いに近接してし
まう。しかも、スイッチングモジュール9は、2次コイ
ル4とコネクタ8との中間に位置し、その表面積の約1
/2しか外装ケース5の外周に沿っていないので、近接
する部分の面積が広くなり、それらの発熱部で発生した
熱を逃がすことが困難となるという課題もあった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、装置を小型化して搭載レイアウ
ト性の向上を図るとともに、放熱性に優れる内燃機関用
点火装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る内燃機関用点火装置は、センタコアとサイドコアと
が連結コアで両端部を互いに連結されて環状に構成され
てなる閉磁路型のコアと、コアのセンタコアに巻回され
た1次コイルと、該1次コイルの外方に同心状に巻回さ
れた2次コイルと、センタコア、1次コイルおよび2次
コイルを収納する外装ケースと、該外装ケース内に充填
された注型樹脂と、1次コイルと電気的に接続された外
部端子を有して外部電源から1次電流を通電するコネク
タと、点火時期に応じて1次電流を断続的に通電するよ
うに制御するスイッチングモジュールと、2次コイルに
電気的に接続された高圧端子を有し高電圧を出力する高
圧タワーとを備えた内燃機関用点火装置において、スイ
ッチングモジュールが、コアの軸方向でサイドコアと重
なり合う位置に配設されているものである。
【0009】また、この発明の第2の発明に係る内燃機
関用点火装置は、上記第1の発明において、コネクタ
が、コアの軸方向でセンタコアと重なり合い、かつ、コ
アの軸方向と直交する方向でスイッチングモジュールと
重なり合う位置に配設されているものである。
【0010】また、この発明の第3の発明に係る内燃機
関用点火装置は、上記第1の発明において、高圧タワー
が、コアの軸方向でセンタコアと重なり合い、かつ、コ
アの軸方向と直交する方向でスイッチングモジュールと
重なり合う位置に配設されているものである。
【0011】
【作用】この発明の第1の発明においては、スイッチン
グモジュールが、コアの軸方向でコアのサイドコアと重
なり合う位置に配設されているので、通電時の発熱部で
ある1次コイルおよび2次コイルからなるコイル部とス
イッチングモジュールとが相対して位置していない。そ
こで、コイル部およびスイッチングモジュールで発生し
た熱は、相互に作用することなく、注型樹脂中を伝達さ
れて注型樹脂の表面から外部に、さらには注型樹脂中を
伝達されて外装ケースの表面から外部に放熱される。こ
の時、スイッチングモジュールはその表面積の約3/4
以上が外装ケースの外壁に沿うように配設されており、
発熱した熱は外装ケースの表面から速やかに放熱され
る。また、スイッチングモジュールをコアのサイドコア
に近接して配置したことにより、コアの軸方向における
小型化が図られる。
【0012】また、この発明の第2の発明においては、
コネクタが、コアの軸方向でコアのセンタコアと重なり
合い、かつ、コアの軸方向と直交する方向でスイッチン
グモジュールと重なり合う位置に配設されているので、
コアの軸方向の外形寸法が縮小され、小型化が図られ
る。
【0013】また、この発明の第3の発明においては、
高圧タワーが、コアの軸方向でコアのセンタコアと重な
り合い、かつ、コアの軸方向と直交する方向でスイッチ
ングモジュールと重なり合う位置に配設されているの
で、コアの軸方向の外形寸法が縮小され、小型化が図ら
れる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る内燃機関用
点火装置における樹脂注型前の状態を示す正面図、図2
はこの発明の実施例1に係る内燃機関用点火装置を示す
裏面図、図3はこの発明の実施例1に係る内燃機関用点
火装置を示す上面図であり、図において図9および図1
0に示した従来の内燃機関用点火装置と同一または相当
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0015】図において、外装ケース15は、PBTの
ような樹脂材を用い、スイッチングモジュール9を収納
するモジュール収納部15aと、1次コイル2、2次コ
イル4およびコア6のセンタコア6aを収納するケース
本体部15bとが形成されている。このモジュール収納
部15aは、コア6の軸方向で、コア6のサイドコア6
bと重なり合うように設けられている。そして、コネク
タ8は、2次ボビン3の外方に、コア6の軸方向でコア
6のセンタコア6aと重なり合うように、かつ、コア6
の軸方向と直交する方向でモジュール収納部15aと重
なり合うように、外装ケース15と一体に設けられてい
る。そこで、コネクタ8は、2次コイル4とスイッチン
グモジュール9とに接する空間に位置することになる。
また、高圧タワー10は、コア6のセンタコア6aを挟
んでコネクタ8と対向するように外装ケース15に一体
に設けられている。なお、他の構成は上記従来の内燃機
関用点火装置と同様に構成されている。
【0016】このように構成された内燃機関用点火装置
では、1次コイル2および2次コイル4で構成されるコ
イル部とスイッチングモジュール9とが互いに対向する
ことなく配置されている。そこで、コイル部とスイッチ
ングモジュール9とで発生した熱は互いにほとんど作用
することがない。そして、スイッチングモジュール9は
その表面積の3/4以上が外装ケース15の外周に沿う
ように配置されている。したがって、通電によってコイ
ル部およびスイッチングモジュール9で発生した熱は、
注型樹脂11中を通って注型樹脂11の表面から外部に
放熱され、また注型樹脂11中を通って外装ケース15
に伝達され、外装ケース15から外部に放熱される。そ
の結果、コイル部やスイッチングモジュール9で発生し
た熱が装置内に蓄熱することなく速やかに放熱される。
また、スイッチングモジュール9がコア6のサイドコア
6bに近接して配置でき、装置の小型化が図られる。さ
らに、コネクタ8が、2次コイル4とスイッチングモジ
ュール9とに接する空間に位置することにより、従来の
内燃機関用点火装置のように、スイッチングモジュール
9、コネクタ8および高圧タワー10が、コア6の軸方
向でコア6のセンタコア6aを挟んで重なり合うように
配置されて、装置が一方向に大きく突出する外形形状と
ならず、その分装置の小型化が図られる。そこで、搭載
レイアウト性の向上が図られ、装置搭載部分周辺の寸法
的な規制が厳しく、高さ方向、幅方向ともに突出できな
い搭載環境下においても、容易に搭載することができ
る。
【0017】なお、上記実施例1では、外装ケース15
にモジュール収納部15aを設けてモジュール収納部1
5a内にスイッチングモジュール9を収納するものとし
て説明しているが、スイッチングモジュール9は上述の
設置位置関係であれば必ずしも外装ケース15内に収納
しなくてもよく、例えば外装ケース15の外壁に設置し
てもよい。また、上記実施例1では、発熱部としてスイ
ッチングモジュール9を外装ケース15内に収納するも
のとして説明しているが、通電部としてON電圧防止用
ダイオードや発熱素子が実装された他の回路基板であっ
ても、同様に効果が得られる。
【0018】実施例2.図4はこの発明の実施例2に係
る内燃機関用点火装置における樹脂注型前の状態を示す
正面図、図5はこの発明の実施例2に係る内燃機関用点
火装置を示す裏面図、図6はこの発明の実施例2に係る
内燃機関用点火装置を示す上面図である。図において、
外装ケース16は、PBTのような樹脂材を用い、スイ
ッチングモジュール9を収納するモジュール収納部16
aと、1次コイル2、2次コイル4およびコア6のセン
タコア6aを収納するケース本体部16bとが形成され
ている。このモジュール収納部16aは、コア6の軸方
向で、コア6のサイドコア6bと重なり合うように設け
られている。そして、コネクタ8は、スイッチングモジ
ュール9と結線された状態で、スイッチングモジュール
9をモジュール収納部16a内に収納し、その後注型樹
脂11を注型して外装ケース16と一体に設けられてい
る。また、高圧タワー10は、コア6のセンタコア6a
を挟んでコネクタ8と対向するように外装ケース16に
一体に設けられている。さらに、もう1つの高圧タワー
17が、2次ボビン3の外方に、コア6の軸方向でコア
6のセンタコア6aと重なり合うように、かつ、コア6
の軸方向と直交する方向でモジュール収納部16aと重
なり合うように、外装ケース16と一体に設けられてい
る。そこで、高圧タワー17は、2次コイル4とスイッ
チングモジュール9とに接する空間に位置することにな
る。なお、他の構成は上記実施例1と同様に構成されて
いる。
【0019】このように構成された内燃機関用点火装置
では、1次コイル2および2次コイル4で構成されるコ
イル部とスイッチングモジュール9とが互いに対向する
ことなく配置されているので、上記実施例1と同様に、
小型化が図れるとともに、放熱性の向上が図られる。ま
た、従来の内燃機関用点火装置のように、スイッチング
モジュール9、コネクタ8および高圧タワー10が、コ
ア6の軸方向でコア6のセンタコア6aを挟んで重なり
合うように配置されていないので、装置が一方向に大き
く突出する外形形状とならず、上記実施例1と同様に、
装置の小型化が図られ、搭載レイアウト性の向上が図ら
れる。さらに、2次コイル4とスイッチングモジュール
9とに接する空間に高圧タワー17を配置することがで
き、2つの高圧タワー10,17を備えた内燃機関用点
火装置においても、装置の小型化が図られる。
【0020】なお、上記実施例2では、2つの高圧タワ
ー10、17を備えた内燃機関用点火装置について説明
しているが、3つ以上の高圧タワーを備えた内燃機関用
点火装置にも適用しても、同様の効果が得られる。ま
た、1つの高圧タワーを備えた内燃機関用点火装置にお
いても、該高圧タワーを、コア6の軸方向でコア6のセ
ンタコア6aと重なり合い、かつ、コア6の軸方向と直
交する方向でモジュール収納部16aと重なり合う位置
に外装ケース16と一体に設ければよい。
【0021】実施例3.上記実施例2では、外装ケース
16のコア6の軸方向でコア6のサイドコア6bと重な
り合う位置にモジュール収納部16aを設け、該モジュ
ール収納部16a内にスイッチングモジュール9を収納
するものとしているが、この実施例3では、図7および
図8に示すように、外装ケース16の外壁のコア6の軸
方向でコア6のサイドコア6bと重なり合う位置にスイ
ッチングモジュール9が収納されたスイッチングモジュ
ール収納体18を取り付けるものとし、同様の効果を奏
する。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】この発明の第1の発明によれば、スイッチ
ングモジュールが、コアの軸方向でサイドコアと重なり
合う位置に配設されているので、スイッチングモジュー
ルをコアのサイドコアに近接して配置できるとともに、
スイッチングモジュールおよびコイル部で発生した熱が
互いに作用せず、小型化で、かつ、優れた放熱性を有す
る内燃機関用点火装置が得られる。
【0024】また、この発明の第2の発明によれば、上
記第1の発明において、コネクタが、コアの軸方向でセ
ンタコアと重なり合い、かつ、コアの軸方向と直交する
方向でスイッチングモジュールと重なり合う位置に配設
されているので、コアの軸方向の外形寸法が縮小でき、
小型化が図られる。
【0025】また、この発明の第3の発明によれば、上
記第1の発明において、高圧タワーが、コアの軸方向で
センタコアと重なり合い、かつ、コアの軸方向と直交す
る方向でスイッチングモジュールと重なり合う位置に配
設されているので、コアの軸方向の外形寸法が縮小で
き、小型化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る内燃機関用点火装
置における樹脂注型前の状態を示す正面図である。
【図2】 この発明の実施例1に係る内燃機関用点火装
置を示す裏面図である。
【図3】 この発明の実施例1に係る内燃機関用点火装
置を示す上面図である。
【図4】 この発明の実施例2に係る内燃機関用点火装
置における樹脂注型前の状態を示す正面図である。
【図5】 この発明の実施例2に係る内燃機関用点火装
置を示す裏面図である。
【図6】 この発明の実施例2に係る内燃機関用点火装
置を示す上面図である。
【図7】 この発明の実施例3に係る内燃機関用点火装
置を示す裏面図である。
【図8】 この発明の実施例3に係る内燃機関用点火装
置を示す上面図である。
【図9】 従来の内燃機関用点火装置における樹脂注型
前の状態を示す正面図である。
【図10】 従来の内燃機関用点火装置を示す側断面図
である。
【図11】 内燃機関用点火装置に用いられる閉磁路型
のコアの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 1次コイル、4 2次コイル、6 コア、6a セ
ンタコア、6b サイドコア、6c 連結コア、8 コ
ネクタ、8a 外部端子、9 スイッチングモジュー
ル、10、17 高圧タワー、10a 高圧端子、11
注型樹脂、15、16 外装ケース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 15/00 H01F 38/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタコアとサイドコアとが連結コアで
    両端部を互いに連結されて環状に構成されてなる閉磁路
    型のコアと、前記コアのセンタコアに巻回された1次コ
    イルと、該1次コイルの外方に同心状に巻回された2次
    コイルと、前記センタコア、前記1次コイルおよび前記
    2次コイルを収納する外装ケースと、該外装ケース内に
    充填された注型樹脂と、前記1次コイルと電気的に接続
    された外部端子を有して外部電源から1次電流を通電す
    るコネクタと、点火時期に応じて前記1次電流を断続的
    に通電するように制御するスイッチングモジュールと、
    前記2次コイルに電気的に接続された高圧端子を有し高
    電圧を出力する高圧タワーとを備えた内燃機関用点火装
    置において、前記スイッチングモジュールが、前記コア
    の軸方向で前記コアのサイドコアと重なり合う位置に配
    設されていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクタが、前記コアの軸方向で前
    記コアのセンタコアと重なり合い、かつ、前記コアの軸
    方向と直交する方向で前記スイッチングモジュールと重
    なり合う位置に配設されていることを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関用点火装置。
  3. 【請求項3】 前記高圧タワーが、前記コアの軸方向で
    前記コアのセンタコアと重なり合い、かつ、前記コアの
    軸方向と直交する方向で前記スイッチングモジュールと
    重なり合う位置に配設されていることを特徴とする請求
    項1記載の内燃機関用点火装置。
JP09880795A 1995-04-24 1995-04-24 内燃機関用点火装置 Expired - Lifetime JP3207076B2 (ja)

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