JPH06299939A - 内燃機関用点火コイル装置 - Google Patents
内燃機関用点火コイル装置Info
- Publication number
- JPH06299939A JPH06299939A JP5087613A JP8761393A JPH06299939A JP H06299939 A JPH06299939 A JP H06299939A JP 5087613 A JP5087613 A JP 5087613A JP 8761393 A JP8761393 A JP 8761393A JP H06299939 A JPH06299939 A JP H06299939A
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- JP
- Japan
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- case
- coil
- module
- transformer
- circuit board
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、小型化と共に構成部品点数の削減
が図れるようにした内燃機関用点火コイル装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】コイルケース11の内部に1次コイル12および2
次コイル13からなるトランス14を設置し、回路基板18は
モジュールケース15内にその開口部16に対面するように
して取り付ける。コイルケース11の内部にはトランス14
が固定保持され、モジュールケース15はこのコイルケー
ス11の内部に開口部16が対面するようにして装着される
もので、この開口部を塞ぎ且つ回路基板18の回路部品17
に接しないようにしてコイルケース11内に注型樹脂24を
注入し、絶縁固定する。この際、ジュールケース15の回
路基板18の背面に対応する部分には窓19を開口し、この
窓19に対応して外気に露出されるようにして放熱板20が
設けられている。
が図れるようにした内燃機関用点火コイル装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】コイルケース11の内部に1次コイル12および2
次コイル13からなるトランス14を設置し、回路基板18は
モジュールケース15内にその開口部16に対面するように
して取り付ける。コイルケース11の内部にはトランス14
が固定保持され、モジュールケース15はこのコイルケー
ス11の内部に開口部16が対面するようにして装着される
もので、この開口部を塞ぎ且つ回路基板18の回路部品17
に接しないようにしてコイルケース11内に注型樹脂24を
注入し、絶縁固定する。この際、ジュールケース15の回
路基板18の背面に対応する部分には窓19を開口し、この
窓19に対応して外気に露出されるようにして放熱板20が
設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、点火信号を形成する
スイッチング手段を構成するモジュールを用いる内燃機
関用点火コイル装置に関する。
スイッチング手段を構成するモジュールを用いる内燃機
関用点火コイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に設定される点火栓に対して点
火用高圧電源を供給する点火コイル装置にあっては、点
火信号を形成するスイッチング機能を有するモジュール
を備えるもので、このモジュールからの点火信号をトラ
ンスによって昇圧して点火栓に供給するようにしてい
る。したがって、点火コイル部にあっては昇圧のための
トランスと点火信号を形成するスイッチング機能を有す
るモジュールが一体的に組み立てられる構成となってい
る。
火用高圧電源を供給する点火コイル装置にあっては、点
火信号を形成するスイッチング機能を有するモジュール
を備えるもので、このモジュールからの点火信号をトラ
ンスによって昇圧して点火栓に供給するようにしてい
る。したがって、点火コイル部にあっては昇圧のための
トランスと点火信号を形成するスイッチング機能を有す
るモジュールが一体的に組み立てられる構成となってい
る。
【0003】図5は従来の点火コイル装置の断面構造を
示すもので、上方を開口したコイルケース51の内部に1
次コイル52および2次コイル53によって構成されたトラ
ンス54が収納される。そして、このコイルケース51の開
口部に対応してスイッチング回路を内蔵したモジュール
55を設定し、このモジュール55とトランス54との間がタ
ーミナル同士のはんだ付け等によって電気的に接続され
るようにしているもので、この状態でコイルケース51の
内部には樹脂56が注入される。
示すもので、上方を開口したコイルケース51の内部に1
次コイル52および2次コイル53によって構成されたトラ
ンス54が収納される。そして、このコイルケース51の開
口部に対応してスイッチング回路を内蔵したモジュール
55を設定し、このモジュール55とトランス54との間がタ
ーミナル同士のはんだ付け等によって電気的に接続され
るようにしているもので、この状態でコイルケース51の
内部には樹脂56が注入される。
【0004】この樹脂56はトランス54とコイルケース51
との隙間部分を充填して、このトランス54がケース51内
で安定して絶縁保護されるようにして保持されるように
すると共に、モジュール55もターミナルと共に保護され
るようにして保持するようにしている。
との隙間部分を充填して、このトランス54がケース51内
で安定して絶縁保護されるようにして保持されるように
すると共に、モジュール55もターミナルと共に保護され
るようにして保持するようにしている。
【0005】しかし、この様に構成される点火コイル装
置にあっては、モジュール55が注型樹脂56によって埋め
込まれた状態にある。この場合、モジュール55は注型樹
脂56より作用される応力等に対処するため、スイッチン
グ回路等を形成した回路基板を樹脂によってモールドし
て構成されるもので、このモジュール55自体の体格が大
きくなる。
置にあっては、モジュール55が注型樹脂56によって埋め
込まれた状態にある。この場合、モジュール55は注型樹
脂56より作用される応力等に対処するため、スイッチン
グ回路等を形成した回路基板を樹脂によってモールドし
て構成されるもので、このモジュール55自体の体格が大
きくなる。
【0006】また、コイルケース51においてもトランス
54と共にモジュール55を収納するためのスペースを設定
する必要があり、この点火コイル装置が大型化するよう
になり、内燃機関に対する搭載性も悪くなる。さらに、
注型樹脂56とモジュール55をモールドする樹脂との熱膨
脹係数の相違から、熱が作用することによってモジュー
ル55に大きな応力がかかるため、モジュール55を保護す
る上で問題となる。
54と共にモジュール55を収納するためのスペースを設定
する必要があり、この点火コイル装置が大型化するよう
になり、内燃機関に対する搭載性も悪くなる。さらに、
注型樹脂56とモジュール55をモールドする樹脂との熱膨
脹係数の相違から、熱が作用することによってモジュー
ル55に大きな応力がかかるため、モジュール55を保護す
る上で問題となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、回路基板を装着したモジュ
ール部を小型化して構成できるようにすると共に、この
モジュール部が効果的に保護され、且つ構成が充分に簡
易化されるようにして内燃機関に対する搭載性がより改
善されるようにする内燃機関用点火コイル装置を提供し
ようとするものである。
な点に鑑みなされたもので、回路基板を装着したモジュ
ール部を小型化して構成できるようにすると共に、この
モジュール部が効果的に保護され、且つ構成が充分に簡
易化されるようにして内燃機関に対する搭載性がより改
善されるようにする内燃機関用点火コイル装置を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
用点火コイル装置は、2次出力が高圧出力端子に接続さ
れるトランスを収納するコイルケースを備え、このコイ
ルケースの一側にこのコイルケース内部に向けた開口部
を有するモジュールケースを嵌め込み設定し、このモジ
ュールケースの前記開口部に対応して、回路部品が前記
コイルケースの内面に向けて回路基板を取り付ける。そ
して、前記コイルケース内に前記トランスとの間を埋め
るように注型樹脂を充填するもので、この注型樹脂は前
記回路基板の前記回路部品との間に間隔を設定して注入
されるようにした。ここで前記モジュールケースは、前
記回路基板の背面に対応して形成された開口する窓を備
え、この窓部に露出されるようにして前記回路基板の放
熱板が設定されるようにしている。
用点火コイル装置は、2次出力が高圧出力端子に接続さ
れるトランスを収納するコイルケースを備え、このコイ
ルケースの一側にこのコイルケース内部に向けた開口部
を有するモジュールケースを嵌め込み設定し、このモジ
ュールケースの前記開口部に対応して、回路部品が前記
コイルケースの内面に向けて回路基板を取り付ける。そ
して、前記コイルケース内に前記トランスとの間を埋め
るように注型樹脂を充填するもので、この注型樹脂は前
記回路基板の前記回路部品との間に間隔を設定して注入
されるようにした。ここで前記モジュールケースは、前
記回路基板の背面に対応して形成された開口する窓を備
え、この窓部に露出されるようにして前記回路基板の放
熱板が設定されるようにしている。
【0009】
【作用】この様に構成される点火コイル装置にあって
は、モジュール部を構成する回路基板はモジュールケー
スに内蔵して構成されるもので、このモジュールケース
をコイルケースに装着することによって、トランスとモ
ジュールとの組み合わせ構造が完成される。この場合、
モジュールケースの開口部はコイルケースの内部に開口
する状態で設定されているものであるが、このコイルケ
ース内に充填される注型樹脂によってモジュールケース
の開口部は塞がれるものであるため、この回路基板部を
特に樹脂モールドによって保護する必要がなく、組み立
て構成の簡易化と共に部品点数の低減が図られ、充分小
型化して構成することができ、内燃機関に対する搭載性
も改善される。
は、モジュール部を構成する回路基板はモジュールケー
スに内蔵して構成されるもので、このモジュールケース
をコイルケースに装着することによって、トランスとモ
ジュールとの組み合わせ構造が完成される。この場合、
モジュールケースの開口部はコイルケースの内部に開口
する状態で設定されているものであるが、このコイルケ
ース内に充填される注型樹脂によってモジュールケース
の開口部は塞がれるものであるため、この回路基板部を
特に樹脂モールドによって保護する必要がなく、組み立
て構成の簡易化と共に部品点数の低減が図られ、充分小
型化して構成することができ、内燃機関に対する搭載性
も改善される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1はその断面構造を示しているもので、コ
イルケース11の内部に1次コイル12および2次コイル13
によって構成された昇圧トランス14が設定される。この
コイルケース14は、例えばトランス14の一方の側面が開
口して構成されるもので、この開口部に対応して図2で
示すようなモジュールケース15が装着される。ここでこ
のモジュールケース15は、詳細は図示していないが1次
スプールに嵌め込むことによって組み立てられる。
説明する。図1はその断面構造を示しているもので、コ
イルケース11の内部に1次コイル12および2次コイル13
によって構成された昇圧トランス14が設定される。この
コイルケース14は、例えばトランス14の一方の側面が開
口して構成されるもので、この開口部に対応して図2で
示すようなモジュールケース15が装着される。ここでこ
のモジュールケース15は、詳細は図示していないが1次
スプールに嵌め込むことによって組み立てられる。
【0011】モジュールケース15は、コイルケース11の
開口面に対応した開口部16が形成されているもので、こ
の開口部16の内部にスイッチング手段を構成する回路部
品17を組み込んだハイブリッド回路基板18が装着され、
回路部品17は開口部16を介してコイルケース11の内部に
露出されるようにして装着されている。この場合、モジ
ュールケース15はコイルケース11と反対側の面に、すな
わち背面に開口する窓19を備えるもので、この窓19から
外部に露出されるようにして、回路基板18に装着される
アルミニウム等の金属板によって構成した放熱板20が設
定されるようにする。
開口面に対応した開口部16が形成されているもので、こ
の開口部16の内部にスイッチング手段を構成する回路部
品17を組み込んだハイブリッド回路基板18が装着され、
回路部品17は開口部16を介してコイルケース11の内部に
露出されるようにして装着されている。この場合、モジ
ュールケース15はコイルケース11と反対側の面に、すな
わち背面に開口する窓19を備えるもので、この窓19から
外部に露出されるようにして、回路基板18に装着される
アルミニウム等の金属板によって構成した放熱板20が設
定されるようにする。
【0012】このモジュールケース15には、図2で示さ
れるように電源用さらに点火信号用の接続端子211 およ
び212 が下方に突設形成されているもので、この端子21
1 および202 には詳細は図示していないが回路基板18の
出力端子部が接続され、また接続端子211 および212 は
昇圧トランス14の1次コイル12に接続されるようになっ
ている。
れるように電源用さらに点火信号用の接続端子211 およ
び212 が下方に突設形成されているもので、この端子21
1 および202 には詳細は図示していないが回路基板18の
出力端子部が接続され、また接続端子211 および212 は
昇圧トランス14の1次コイル12に接続されるようになっ
ている。
【0013】モジュールケース15には、その側方に突出
するようにしてターミナル機構22が設けられているもの
で、このターミナル機構22には図示しない点火制御回路
からの点火指令信号が入力される。またコイルケース11
には、トランス14の2次コイル13に接続される高圧端子
23が一体的に形成されているもので、この高圧端子23か
らは図示しない点火栓に対して高電圧が出力される。
するようにしてターミナル機構22が設けられているもの
で、このターミナル機構22には図示しない点火制御回路
からの点火指令信号が入力される。またコイルケース11
には、トランス14の2次コイル13に接続される高圧端子
23が一体的に形成されているもので、この高圧端子23か
らは図示しない点火栓に対して高電圧が出力される。
【0014】すなわち、この点火コイル装置を組み立て
る場合には、まず1次コイル12の巻線部両端をモジュー
ルケース15の接続端子211 および212 に接続すると共
に、2次コイル13が高圧端子23に接続されるようにし
て、トランス14をコイルケース11内に挿入設定する。こ
の状態では回路基板18の装着されたモジュールケース15
はコイルケース11に対して組み合わせ装着されており、
その後コイルケース11の内部に、トランス14の周囲とコ
イルケース11の壁面との間に充填されるようにして、溶
解した状態にある熱硬化性の注型樹脂24を注入する。
る場合には、まず1次コイル12の巻線部両端をモジュー
ルケース15の接続端子211 および212 に接続すると共
に、2次コイル13が高圧端子23に接続されるようにし
て、トランス14をコイルケース11内に挿入設定する。こ
の状態では回路基板18の装着されたモジュールケース15
はコイルケース11に対して組み合わせ装着されており、
その後コイルケース11の内部に、トランス14の周囲とコ
イルケース11の壁面との間に充填されるようにして、溶
解した状態にある熱硬化性の注型樹脂24を注入する。
【0015】この場合、この注型樹脂24はモジュールケ
ース15の開口部16の面に対応するライン25の面を越えて
注入されるが、注型樹脂24と回路基板18の回路部品17と
の間に充分な間隙が形成されるように設定している。そ
して、熱を加え注型樹脂24を硬化することによって、ト
ランス14およびモジュール15がコイルケース11の内部に
絶縁状態を保持した状態で固定保持されるようになる。
ース15の開口部16の面に対応するライン25の面を越えて
注入されるが、注型樹脂24と回路基板18の回路部品17と
の間に充分な間隙が形成されるように設定している。そ
して、熱を加え注型樹脂24を硬化することによって、ト
ランス14およびモジュール15がコイルケース11の内部に
絶縁状態を保持した状態で固定保持されるようになる。
【0016】図3および図4はそれぞれ点火コイル装置
の外観を異なる方向から見た図を示すもので、モジュー
ルケース15に対応してターミナル機構22が形成され、コ
イルケース11に対応して高圧端子23が突設形成されてい
る。そして、コイルケース11の周囲にトランス14の鉄心
部分が露出されるようになるもので、モジュールケース
15の背面には放熱板20が露出されている。
の外観を異なる方向から見た図を示すもので、モジュー
ルケース15に対応してターミナル機構22が形成され、コ
イルケース11に対応して高圧端子23が突設形成されてい
る。そして、コイルケース11の周囲にトランス14の鉄心
部分が露出されるようになるもので、モジュールケース
15の背面には放熱板20が露出されている。
【0017】すなわち、開口部16の形成されたモジュー
ルケース15を、トランス14と共にコイルケース11に対し
て組み付け、注型樹脂24が開口部16の開口面に対応する
ライン25を越えて埋まり、且つ回路基板18上の回路部品
17の上部に達しない程度まで注入されるもので、その後
この注型樹脂24を昇温硬化されることによって、モジュ
ールケース開口部16が注型樹脂24にて塞がれ、コイルケ
ース11に絶縁固定されるようになる。
ルケース15を、トランス14と共にコイルケース11に対し
て組み付け、注型樹脂24が開口部16の開口面に対応する
ライン25を越えて埋まり、且つ回路基板18上の回路部品
17の上部に達しない程度まで注入されるもので、その後
この注型樹脂24を昇温硬化されることによって、モジュ
ールケース開口部16が注型樹脂24にて塞がれ、コイルケ
ース11に絶縁固定されるようになる。
【0018】この様に構成される点火コイル装置にあっ
ては、回路基板18を内蔵するモジュールを点火コイル本
体部に組み込み固定する場合、開口部16を有するモジュ
ールケース15を、その開口部16の端面がコイルケース11
内に収められるように組み付け、その端面部が注型樹脂
24によって埋められるようにして固定することによっ
て、コイルケース11に特にモジュールを収納する部屋を
形成することなく、またモジュールケース15の開口部16
を塞ぐ蓋を用意する必要もないものであるため、小型且
つ低コストの点火コイル装置が構成されるようになる。
ては、回路基板18を内蔵するモジュールを点火コイル本
体部に組み込み固定する場合、開口部16を有するモジュ
ールケース15を、その開口部16の端面がコイルケース11
内に収められるように組み付け、その端面部が注型樹脂
24によって埋められるようにして固定することによっ
て、コイルケース11に特にモジュールを収納する部屋を
形成することなく、またモジュールケース15の開口部16
を塞ぐ蓋を用意する必要もないものであるため、小型且
つ低コストの点火コイル装置が構成されるようになる。
【0019】この場合、回路基板18によって構成される
モジュール部は、特にモールド樹脂によって保護する必
要がないものであるため、その体格を最小限とすること
ができる。また注型樹脂と接触されることがないので、
熱膨脹による応力が回路基板18部に作用することがな
い。さらに回路基板18部の放熱板20が、モジュールケー
ス15の背面において外気に露出されるものであるため、
放熱性に優れた点火コイル装置とすることができる。
モジュール部は、特にモールド樹脂によって保護する必
要がないものであるため、その体格を最小限とすること
ができる。また注型樹脂と接触されることがないので、
熱膨脹による応力が回路基板18部に作用することがな
い。さらに回路基板18部の放熱板20が、モジュールケー
ス15の背面において外気に露出されるものであるため、
放熱性に優れた点火コイル装置とすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る内燃機関用
点火コイル装置によれば、回路基板を装着したモジュー
ル部を小型化して構成できるようになると共に、注型樹
脂を用いて絶縁固定できるものであり、コイル装置自体
の構成が効果的に小型化されて内燃機関に対する搭載性
が改善される。
点火コイル装置によれば、回路基板を装着したモジュー
ル部を小型化して構成できるようになると共に、注型樹
脂を用いて絶縁固定できるものであり、コイル装置自体
の構成が効果的に小型化されて内燃機関に対する搭載性
が改善される。
【図1】この発明の一実施例に係る内燃機関用点火コイ
ル装置を説明するための断面構成図。
ル装置を説明するための断面構成図。
【図2】上記点火コイル装置を構成するモジュールケー
スを取り出して示す図。
スを取り出して示す図。
【図3】上記点火コイル装置の外観を示す図。
【図4】同じく点火コイル装置を背面方向から見た図。
【図5】従来の点火コイル装置を説明する断面図。
【符号の説明】 11…コイルケース、12…1次コイル、13…2次コイル、
14…トランス、15…モジュールケース、16…開口部、17
…回路部品、18…回路基板、19…窓、20…放熱板、22…
ターミナル機構、23…高圧端子、24…注型樹脂。
14…トランス、15…モジュールケース、16…開口部、17
…回路部品、18…回路基板、19…窓、20…放熱板、22…
ターミナル機構、23…高圧端子、24…注型樹脂。
Claims (2)
- 【請求項1】 1次コイルおよび2次コイルによって構
成され、その2次出力が高圧出力端子に接続されるトラ
ンスと、 このトランスが収納設定されるコイルケースと、 このコイルケースの一側に嵌め込み設定され、前記コイ
ルケース内部に向けた開口部を有するモジュールケース
と、 このモジュールケースの前記開口部に対応して取り付け
られ、回路部品が前記コイルケースの内面に向けて設定
されてその出力が前記トランスの1次コイルに接続され
るようにした回路基板と、 前記コイルケース内に、前記トランスとの間を埋めるよ
うに充填された注型樹脂とを具備し、 この注型樹脂は前記モジュールケースの開口部を塞ぐよ
うに注入され、前記モジュールケースを固定したことを
特徴とする内燃機関用点火コイル装置。 - 【請求項2】 前記モジュールケースは、前記回路基板
の背面に対応して開口する窓が形成され、この窓部から
外気に露出されるようにして前記回路基板の放熱板が設
定されるようにした請求項1記載の内燃機関用点火コイ
ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087613A JPH06299939A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 内燃機関用点火コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087613A JPH06299939A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 内燃機関用点火コイル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06299939A true JPH06299939A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13919834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5087613A Pending JPH06299939A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 内燃機関用点火コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06299939A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19612429A1 (de) * | 1995-04-24 | 1996-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | Zündvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
US7084729B2 (en) * | 2002-05-31 | 2006-08-01 | Denso Corporation | Ignition coil |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP5087613A patent/JPH06299939A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19612429A1 (de) * | 1995-04-24 | 1996-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | Zündvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
US5697352A (en) * | 1995-04-24 | 1997-12-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ignition apparatus for internal combustion engine |
DE19612429C2 (de) * | 1995-04-24 | 1998-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | Zündvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
US7084729B2 (en) * | 2002-05-31 | 2006-08-01 | Denso Corporation | Ignition coil |
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