JP2007239534A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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【課題】本発明は、自動車等における内燃機関の点火プラグに対して高電圧を供給し、火花放電を発生させるための制御を行うイグナイタの効率良い放熱が行われる内燃機関用点火コイルに関するものである。
【解決手段】本発明のイグナイタは、集積回路、放熱板、接続端子部、ワイヤー、およびこれらを覆うモールド部から構成されている。前記放熱板は、一方の面の一部に集積回路が配置されているとともに、第2接続端子が一体に成形されている。また、前記集積回路は、ワイヤーによって第1接続端子および第2接続端子に接続されている。前記モールド部は、前記放熱板の三方の端部において、少なくともモールドされていない。点火コイル収納ケースは、側面に前記放熱板を取り付けるコ字状切欠部が備えられている。前記コ字状切欠部の三方には、前記放熱板の三方の端部が嵌合する凹溝が備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等における内燃機関の点火プラグに対して高電圧を供給し、火花放電を発生させるための制御を行うイグナイタの効率良い放熱が行われる内燃機関用点火コイルに関するものである。
図4は従来例におけるイグナイタを説明するための斜視図である。図4において、イグナイタ41は、基板兼放熱板411に図示されていない集積回路等と、前記集積回路等を包むモールドからなるパッケージ412と、接続端子413とから構成されている。前記基板兼放熱板411は、前記集積回路等の熱を前記モールドの外に延設されるように構成され、放熱効果を向上させている。前記パッケージ412は、集積回路等が振動に耐えるようにモールド樹脂により包まれている。
図5は従来例におけるイグナイタと点火コイル収納ケースとの関係を説明するための図である。図5において、点火コイルおよび鉄心等を収納する点火コイル収納ケース42には、イグナイタ41を収納するイグナイタ収納部43が設けられている。図6は従来例における点火コイル収納ケースにイグナイタが収納された状態を説明するための図である。図6において、イグナイタ41は、前記点火コイル収納ケース42に設けられたイグナイタ収納部43の内部に入れられた後、絶縁充填樹脂により固定される。
特開平6−2643号公報に記載された内燃機関用点火装置は、点火コイルケースの側壁にU字状の開口が形成され、前記U字状開口に沿ってイグナイタのフランジが嵌合されるようになっている。前記U字状開口の外側が前記イグナイタの放熱板が露出するようになっており、前記放熱板を介して前記イグナイタを構成するパワートランジスタの熱を放熱する。
特開平6−2643号公報
しかし、前記特許文献1における内燃機関用点火装置は、イグナイタに設けられた放熱板を介して外部にパワートランジスタの熱を放出しているため、イグナイタを小型化することができなかった。また、前記特許文献1のイグナイタは、収納ケースに設けられたU字状の溝に沿って入れる際に、複数のフランジどうしが嵌合されるようになっているため構造的に複雑になっている。また、図4から図6に示された従来例は、収納ケースに設けられたイグナイタ収納部にイグナイタを入れ、絶縁樹脂が充填されるため、放熱を充分に行うことができなかった。
以上のような課題を解決するために、本発明は、イグナイタの構造を簡単で、しかも小型化および放熱性の向上を同時に達成できる内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の内燃機関用点火コイルは、一次コイルにおける電流の通電および遮断を点火信号に基づいて行うことにより高電圧を発生させ、内燃機関に点火を行うためのものであり、前記電流の通電および遮断制御を行うための電子回路が収納されている集積回路と、一方の面の一部分に前記集積回路が配置されているとともに、第2接続端子と一体になっている放熱板と、前記集積回路とワイヤーによって接続されている第1接続端子および第3接続端子と、前記放熱板の少なくとも三方の端部を残し、前記放熱板の一部、前記集積回路、前記ワイヤー、および前記第1接続端子から第3接続端子の一部がモールドされているモールド部とから少なくとも構成されているイグナイタと:
側面にコ字状切欠部を備え、前記コ字状切欠部の三方に前記放熱板の端部と嵌合する凹溝が備えられている点火コイル、鉄心、および絶縁樹脂等が収納されている点火コイル収納ケースと:
から少なくとも構成され、前記放熱板の三方の端部と前記点火コイル収納ケースの凹溝とが嵌合していることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の内燃機関用点火コイルは、第1発明のイグナイタの点火コイル収納ケースへの取り付けが前記集積回路を絶縁充填樹脂側あるいは反対側のいずれか一方を選択できるようにしたことを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の内燃機関用点火コイルは、第1発明または第2発明の放熱板に第1接続端子および第3接続端子が配置される二つの凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、放熱板の一部のみに集積回路が取り付けられており、前記放熱板の面積を大きく、かつ、前記集積回路が取り付けられている放熱板が点火コイル収納ケースの外に直接露出しているため、小型化されているだけでなく、放熱効率を向上させることができる。
本発明によれば、イグナイタを構成している放熱板の端部を点火コイル等を収納する点火コイル収納ケースの凹溝に直接嵌合できるため、作製および組み立てが容易で、かつ、小型であるにもかかわらず放熱性が優れている。
本発明によれば、放熱板の端部を何等加工することなく、前記点火コイル収納ケースに設けられた凹溝に直接嵌合できるため、作製および組み立てが容易で、かつ、迅速にできる。
(第1発明)
第1発明の内燃機関用点火コイルは、一次コイルにおける電流の通電および遮断を点火信号に基づいて行うことにより高電圧を発生させ、内燃機関に点火を行うためのものであり、イグナイタと、前記イグナイタ、鉄心、点火コイル等を収納する点火コイル収納ケースとから少なくとも構成されている。また、前記イグナイタは、集積回路、放熱板、接続端子部、ワイヤー、およびこれらを覆うモールド部から構成されている。前記放熱板は、一方の面の一部に集積回路が配置されているとともに、第2接続端子が一体に成形されている。また、前記集積回路は、ワイヤーによって第1接続端子および第2接続端子に接続されている。
前記モールド部は、前記放熱板の一部、集積回路、ワイヤー、および第1接続端子から第3接続端子の一部がモールドされている。前記モールド部は、前記放熱板の三方の端部において、少なくともモールドされていない。点火コイル収納ケースは、点火コイル、鉄心、および絶縁樹脂等を収納するものであり、側面に前記放熱板を取り付けるコ字状切欠部が備えられている。前記コ字状切欠部の三方には、前記放熱板の三方の端部が嵌合する凹溝が備えられている。前記イグナイタは、前記集積回路の熱が直接伝達する放熱板の全面が前記点火コイル収納ケースの外部に露出しているため、放熱効果が向上された。前記放熱板の三方の端部が嵌合する凹溝と放熱板との間には、隙間を少なくすることができるため、この部分から絶縁充填樹脂が漏洩することがない。
(第2発明)
第2発明の内燃機関用点火コイルは、第1発明のイグナイタにおける放熱板の全面または集積回路が取り付けられている側を点火コイル収納ケースの外部に露出するように取り付けることができる。前記第1接続端子から第3接続端子の向きは、その都度配線に都合のよいような方向に曲げられる。
(第3発明)
第3発明の内燃機関用点火コイルは、放熱板に二つの凹部を形成しておき、前記凹部に第1接続端子および第3接続端子が前記放熱板に接触しないように配置されているため、放熱板を必要最小限の大きさにすることができるとともに、モールド部を小型にしている。
図1(イ)は本発明の実施例におけるイグナイタを説明するための斜視図で、(ロ)はイグナイタの放熱板方向から見た斜視図である。図1(イ)および(ロ)において、イグナイタ11は、放熱板111と、モールドされたモールド部112と、前記モールド部112の三方に設けられている放熱板下端部1111、放熱板側端部1111′、1111″、接続端子部113と、前記モールドされた集積回路115と、ワイヤー1151、1152とから構成されている。また、接続端子部113は、前記集積回路115の図示されていないパワートランジスタ等とワイヤー1151、1152によって接続されている第1接続端子1131、第3接続端子1133と、放熱板111と一体に成形されている第2接続端子1132とから構成されている。
前記モールド部112は、第2接続端子1132と一体になっている放熱板111の裏面全面が露出され、他方の面の一部に接続端子部113の一部、ワイヤー1151、1152、集積回路115がモールドされている。また、前記モールド部112は、三方の端部に前記放熱板111の端部がモールドされずにいる。第1接続端子1131および第3接続端子1133は、ワイヤー1151およびワイヤー1152により前記集積回路115と接続されている。
図2は本発明の実施例で、点火コイル収納ケースを説明するための図である。図2において、点火コイル収納ケース12は、点火コイルおよび鉄心等を収納するものであり、側面にコ字状切欠部121が成形されている。前記コ字状切欠部121の三方周囲には、前記イグナイタ11の放熱板111が嵌合する凹溝122が成形されている。
図3は本発明の実施例で、イグナイタと点火コイル収納ケースとが組み立てられた状態を説明するための図である。前記点火コイル収納ケース12の凹溝122には、前記イグナイタ11の放熱板111の放熱板下端部1111、放熱板側端部1111′、1111″が嵌合し、前記両者に隙間を作らずに、前記点火コイル収納ケース12の内部から絶縁充填樹脂が漏洩することがないようにしている。そして、前記イグナイタ11の裏面全面は、前記点火コイル収納ケース12の外部に露出しているため、放熱効果が向上される。また、前記イグナイタ11は、必要に応じて、図3の向きと反対、すなわち、集積回路115側を前記点火コイル収納ケース12の外部に向けて取り付けることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たとえば、本実施例における内燃機関用点火コイル、収納ケースの材質、絶縁充填樹脂の材質、イグナイタのモールド材等は、公知または周知のものを採用することができる。同様に、前記イグナイタにおける集積回路は、公知または周知のものである。
(イ)は本発明の実施例におけるイグナイタを説明するための斜視図で、(ロ)はイグナイタの放熱板方向から見た斜視図である。(実施例1) 本発明の実施例で、点火コイル収納ケースを説明するための図である。 本発明の実施例で、イグナイタと点火コイル収納ケースとが組み立てられた状態を説明するための図である。 従来例におけるイグナイタを説明するための斜視図である。 従来例におけるイグナイタと点火コイル収納ケースとの関係を説明するための図である。 従来例における点火コイル収納ケースにイグナイタが収納された状態を説明するための図である。
符号の説明
11・・・イグナイタ
111・・・放熱板
1111・・・放熱板下端部
1111′、1111″・・・放熱板側端部
112・・・モールド部
113・・・接続端子部
1131・・・第1接続端子
1132・・・第2接地端子
1133・・・第3接続端子
115・・・集積回路
1151、1152・・・ワイヤー
12・・・点火コイル収納ケース
121・・・コ字状切欠部
122・・・凹溝

Claims (3)

  1. 一次コイルにおける電流の通電および遮断を点火信号に基づいて行うことにより高電圧を発生させ、内燃機関に点火を行うための内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記電流の通電および遮断制御を行うための電子回路が収納されている集積回路と、
    一方の面の一部分に前記集積回路が配置されているとともに、第2接続端子と一体になっている放熱板と、
    前記集積回路とワイヤーによって接続されている第1接続端子および第3接続端子と、
    前記放熱板の少なくとも三方の端部を残し、前記放熱板の一部、前記集積回路、前記ワイヤー、および前記第1接続端子から第3接続端子の一部がモールドされているモールド部と、
    から少なくとも構成されているイグナイタと:
    側面にコ字状切欠部を備え、前記コ字状切欠部の三方に前記放熱板の端部と嵌合する凹溝が備えられている点火コイル、鉄心、および絶縁樹脂等が収納されている点火コイル収納ケースと:
    から少なくとも構成され、前記放熱板の三方の端部と前記点火コイル収納ケースの凹溝とが嵌合していることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 前記イグナイタの点火コイル収納ケースへの取り付けは、前記集積回路を絶縁充填樹脂側あるいは反対側のいずれか一方を選択できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載された内燃機関用点火コイル。
  3. 前記放熱板は、第1接続端子および第3接続端子が配置される二つの凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された内燃機関用点火コイル。
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