JP2010027669A - 内燃機関用点火コイル装置、及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁樹脂のクラックの発生を抑制しつつ、部品点数を削減することができるとともに、小型化を図ることができる内燃機関用点火コイル装置を提供する。
【解決手段】この発明に係る内燃機関用点火コイル装置は、絶縁ケース1と、この絶縁ケース内に収納された点火コイル20と、絶縁ケース1内に収納され一次コイル3への電流の通電・遮断を行うイグナイタ9と、絶縁ケース1の開口面の端部に設けられ、イグナイタ9のイグナイタ端子16と電気的に接続された低圧側ターミナル13を有する低圧側コネクタ12と、絶縁ケース1内に充填固化された絶縁樹脂15とを備え、イグナイタ9は、緩衝材料で構成された緩衝カバー8で表面が覆われたサイド鉄心7と絶縁ケース1の内壁面との間に配置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、主として車両用内燃機関、例えば自動車の内燃機関に取り付けられ、点火プラグに高電圧を供給し火花放電を発生させる内燃機関用点火コイル装置、及びその製造方法に関するものである。
従来、メイン収納部に鉄心−コイル組立体を収納した絶縁ケースを有する内燃機関用点火コイル装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものの場合、メイン収納部に収納された鉄心−コイル組立体では、鉄心と熱硬化性樹脂の絶縁樹脂との熱膨張係数の差により鉄心の面からクラックが発生しても、このクラックが固化層の上面まで進行しないようにするための鉄心カバーが、外環鉄心の上に被せられている。
また、上記絶縁ケースでは、メイン収納部と絶縁壁を隔ててイグナイタを収納する補助収納部が形成されており、イグナイタと絶縁樹脂との熱膨張係数の差によりイグナイタの面からクラックが発生しても、このクラックがメイン収納部内の絶縁樹脂まで進行するのを絶縁壁が阻止している(特許文献1)。
特開2001−196248号公報(図1,2)
上記構成の内燃機関用点火コイル装置は、絶縁樹脂でのクラックの進行を阻止するために、環状鉄心に被せる専用の鉄心カバー、及びイグナイタを収納するスペースを確保できる補助収納部を有する専用の絶縁ケースを揃えなければならず、製造コストが嵩み、また寸法が大きくなるという問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであって、絶縁樹脂のクラックの発生を抑制しつつ、部品点数を削減することができるとともに、小型化を図ることができる内燃機関用点火コイル装置、及びその製造方法を得ることを目的としている。
この発明に係る内燃機関用点火コイル装置は、絶縁ケースと、この絶縁ケース内に収納され、一次ボビンに巻装された一次コイル、二次ボビンに巻装された二次コイル、前記一次ボビン及び二次ボビンの中心軸上に配置され前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるセンター鉄心及び前記センター鉄心と閉磁路を形成するサイド鉄心を有する点火コイルと、前記絶縁ケース内に収納され、前記一次コイルへの電流の通電・遮断を行うイグナイタと、前記絶縁ケースの開口面の端部に設けられ、前記イグナイタのイグナイタ端子と電気的に接続された低圧側ターミナルを有する低圧側コネクタと、前記絶縁ケース内に充填固化された絶縁樹脂とを備え、前記イグナイタは、緩衝材料で構成された緩衝カバーで表面が覆われた前記サイド鉄心と前記絶縁ケースの内壁面との間に配置されている。
この発明に係る内燃機関用点火コイル装置の製造方法は、イグナイタ端子と低圧側ターミナルとの接合を、イグナイタを絶縁ケース内に設置した後に行う。
この発明に係る内燃機関用点火コイル装置によれば、イグナイタは、緩衝材で構成された緩衝カバーで表面が覆われたサイド鉄心と絶縁ケースの内壁面との間に配置されているので、従来のものと比較して、絶縁樹脂のクラックの発生を抑制しつつ、部品点数を削減することができるとともに、小型化を図ることができる。
また、この発明に係る内燃機関用点火コイル装置の製造方法によれば、イグナイタ端子と低圧側ターミナルとの接合を、イグナイタを絶縁ケース内に設置した後に行うので、サイド鉄心と絶縁ケースの内壁面との空間寸法を小さく設定でき、またイグナイタ端子と低圧側ターミナルとの接合後に、接合部位に応力が加わることはない。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の内燃機関用点火コイル装置(以下、点火装置と略称する)を示す正断面図、図2は図1のII−II線に沿った矢視断面図、図3は図1の点火装置の電気回路図である。
この点火装置は、絶縁ケース1内に、一次ボビン2に巻装された一次コイル3が設けられている。一次ボビン2の外側には、二次ボビン4が設けられている。この二次ボビン4には二次コイル5が巻装されている。筒状の一次ボビン2には、一次コイル3及び二次コイル5と磁気的に結合されたI型のセンター鉄心6が貫通している。このセンター鉄心6は、一次コイル3及び二次コイル5を囲った、C型のサイド鉄心7と閉磁路を形成している。
ここで、一次ボビン2、一次コイル3、二次ボビン4、二次コイル5、センター鉄心6及びサイド鉄心7により点火コイル20を構成している。
サイド鉄心7は、センター鉄心6の端面と離間した内壁側面Aの領域を除いた全面を緩衝材料で構成された緩衝カバー8で覆われている。この緩衝カバー8は、例えば熱可塑性エラストマーで構成され、緩衝カバー8で覆われたサイド鉄心7は、インサート成形で形成される。
また、この点火装置は、絶縁ケース1内で、絶縁ケース1の内壁側面と表面が緩衝カバー8で覆われたサイド鉄心7との間に挟まれてイグナイタ9が配置されている。
絶縁ケース1の開口部の片側には、切り欠き部が形成されており、この切り欠き部には、低圧側ターミナル13を有する低圧側コネクタ12が嵌着されている。
また、絶縁ケース1には、高圧側ターミナル11が嵌着され、点火プラグ23と電気的に接続される高圧側コネクタ10が設けられている。
イグナイタ9は、三本のイグナイタ端子16を有している。一本は、一次コイル3の導線17Bと電気的に接続されている(図3のイの箇所)。後の2本は、電子制御ユニット(図示せず)に接続された低圧側ターミナル13、及びアースされた低圧側ターミナル13にそれぞれ電気的に接続されている(図3のロの箇所、ハの箇所)。
3本ある低圧側ターミナル13のうち、イグナイタ9と電気的に接続されない、残りの1本はバッテリ(図示せず)に電気的に接続されている(図3のニの箇所)。
二次コイル5の導線22と接続された高圧側ターミナル11(図3のホの箇所)は、点火プラグ23と電気的に接続される。
絶縁ケース1内には、熱硬化性のエポキシ樹脂である絶縁樹脂15が充填され、その後固化されている。
上記構成の点火装置では、電子制御ユニットからの駆動信号は、低圧側コネクタ12の低圧側ターミナル13を通じてイグナイタ9に流れ、一次コイル3に流れる一次電流の通電、遮断を制御する。
この駆動信号により、内燃機関の所定の点火時期に一次コイル3に流れる一次電流を遮断すると、一次コイル3に逆起電力が発生し、二次コイル5に高電圧を発生する。
発生した高電圧は、高圧側ターミナル11を介して点火プラグ23に印加される。
上記構成の点火装置によれば、絶縁ケース1内の低圧側コネクタ12側で、絶縁ケース1の内壁側面と表面が緩衝カバー8で覆われたサイド鉄心7との間に挟まれるようにして、イグナイタ9を配置したので、イグナイタ9の周囲の絶縁樹脂15の量が少なく、絶縁樹脂15の熱応力が小さくなり、絶縁樹脂15のクラックの発生が抑制され、またイグナイタ9に対する応力も低減される。
また、イグナイタ9は、一側面が熱容量の大きなサイド鉄心7に接近しており、他側面がイグナイタ9よりも低温で対流により放熱する外気と接近しており、イグナイタ9の放熱性能が向上する。
また、サイド鉄心7の表面は、一部を除いて緩衝カバー8で覆われているので、サイド鉄心7と絶縁樹脂15との熱膨張係数の差により絶縁樹脂15のクラックの発生を抑制できる。
従って、従来の鉄心カバー、絶縁壁を有する絶縁ケースを必要とせずして、絶縁樹脂15のクラックの発生を抑制でき、従来のものと比較して、部品点数を削減することができ、製造コストが安価になるとともに、小型化を図ることができる。
なお、上記の実施の形態では、C型のサイド鉄心7を用いた点火装置について説明したが、例えば、図4に示すように、O型のサイド鉄心7を用いた点火装置でも、この発明は適用できる。
また、図2のセンター鉄心6及びサイド鉄心7をイグナイタ9に対して90°反転させた、図5に示す点火装置でも、この発明は適用できる。
また、図4のセンター鉄心6及びサイド鉄心7Aをイグナイタ9に対して90°反転させた、図6に示す点火装置でも、この発明は適用できる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2の点火装置の要部を示す断面図である。
この実施の形態では、三本のイグナイタ端子16は全面ではなく、一次コイル3の導線の面と溶接により面接合されるイグナイタ端子16の面、電子制御ユニットに接続された低圧側ターミナル13の端部の面と溶接により面接合されるイグナイタ端子16の面、及びアースされた低圧側ターミナル13に電気的に接続された低圧側ターミナル13の端部と溶接により面接合されるイグナイタ端子16の面のみに溶接用のメッキが施されている。
この他の構成は、実施の形態1の点火装置と同じである。
この実施の形態では、各イグナイタ端子16は、全面に、溶接を容易にするメッキを施すのではなく、溶接接合面のみに溶接用のメッキが施されているので、メッキ量を削減でき、製造コストを低減することができるとともに、イグナイタ端子16と低圧側ターミナル13とを容易に溶接接合することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3の点火装置を示す正断面図である。
この実施の形態では、絶縁ケース1の開口側では、サイド鉄心7Aを覆った緩衝カバー8の高さは、低圧側コネクタ12の低圧側ターミナル13の高さよりも低い。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
この実施の形態による点火装置によれば、絶縁樹脂15を絶縁ケース1内に充填する前は、絶縁ケース1の開口側の空間が実施の形態1の点火装置と比較して大きい。
従って、一次コイル3の、低圧側ターミナル13と電気的に接続される導線17A、イグナイタ端子16と電気的に接続される導線17Bの溶接作業空間が大きくなり、溶接作業が容易になる。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4の点火装置の絶縁ケース1Aを示す平面図、図10は点火装置の低圧側コネクタ12Aを示す平面図である。
この実施の形態では、絶縁ケース1Aにイグナイタ9を絶縁ケース1A内の所定の位置に位置決めする位置決め部18が形成されている。
また、低圧側コネクタ12Aは、低圧側ターミナル13の外部に露出したイグナイタ9側の端部に、イグナイタ端子16が貫通する貫通孔19が形成されている。
なお、貫通孔19でなくても、イグナイタ端子16を位置決めする構造であればよい。
この他の構成は、実施の形態1と同様である。
この実施の形態の点火装置によれば、イグナイタ9は、位置決め部18により絶縁ケース1A内の所定の位置に簡単に設置される。
また、絶縁ケース1Aの切り欠き部に低圧側コネクタ12Aを嵌着する際に、各イグナイタ端子16の先端部は、各貫通孔19を貫通し、併せて低圧側ターミナル13の端部と面接触するようになっており、各イグナイタ端子16と低圧側ターミナル13との位置合わせに時間を要することなく、溶接接続作業を円滑に行うことができる。
なお、位置決め部18を有する絶縁ケース1Aを用いた点火装置、あるいは貫通孔19を有する低圧側コネクタ12Aを用いた点火装置であってもよいのは勿論である。
実施の形態5.
ところで、上記実施の形態1の点火装置は、例えば次の手順で製造することができる。
先ず、図11に示すように、予めセンター鉄心6、緩衝カバー8で覆われたサイド鉄心7、一次ボビン2、一次コイル3、二次ボビン4及び二次コイル5を組み付けて点火コイル20を製造する。
また、別途、イグナイタ端子16と低圧側コネクタ12の低圧側ターミナル13とを溶接により接合し(図3のロ,ハ)、イグナイタ−コネクタ組立体21を製造する。
この後、点火コイル20を絶縁ケース1内に載置し、また点火コイル20と絶縁ケース1の内壁面との空間にイグナイタ9が設置されるように、絶縁ケース1にイグナイタ−コネクタ組立体21を組み付ける。なお、点火コイル20を絶縁ケース1内に載置する際に、高圧側コネクタ10では、高圧側ターミナル11を二次コイル5の導線22と接続する(図3のホの箇所)。
次に、イグナイタ端子16と一次コイル3の導線17Bの端部とを接続し(図3のイの箇所)、低圧側ターミナル13と一次コイル3の導線17Aの端部との接続する(図3のニの箇所)。
最後に、流動状態の熱硬化性の絶縁樹脂15を絶縁ケース1内に、絶縁ケース1の開口部の上面付近まで充填し、その後絶縁樹脂15を固化する。
このように、絶縁ケース1の外部で、予めイグナイタ端子16と低圧側ターミナル13とを溶接により接合してイグナイタ−コネクタ組立体21を製造し、このイグナイタ−コネクタ組立体21を絶縁ケース1内に組み付けた場合には、次のような不都合がある。
(1)点火コイル20、イグナイタ−コネクタ組立体21は、それぞれの構成部品及び組み付けのばらつきにより、寸法のばらつきがあり、そのためイグナイタ9をサイド鉄心7と絶縁ケース1の内壁面との空間に確実に設置できるようにするために、ばらつきを考慮して余裕空間を有する空間にならざるを得ず、点火装置が大きくなってしまう。
(2)絶縁ケース1内に、点火コイル20、イグナイタ−コネクタ組立体21を組み入れる際に、互いの干渉により、例えばイグナイタ端子16と低圧側ターミナル13との接合部位に応力が加わり、接合不良が発生する虞がある。
この実施の形態の点火装置の製造方法では、上記のような不都合が生じない点火装置の製造方法である。即ち、
絶縁ケース1内に、点火コイル20及びイグナイタ9を設置し、また絶縁ケース1の切り欠き部に低圧側コネクタ12を嵌着する。
この後、イグナイタ端子16と低圧側ターミナル13とを電気的に接合する。
この点火装置の製造方法によれば、イグナイタ端子16と低圧側ターミナル13との電気的接合を、イグナイタ9を絶縁ケース1内に設置した後に行っているので、サイド鉄心7の緩衝カバー8と絶縁ケース1の内壁面との空間寸法を小さくすることができ、点火コイル装置を小型化することができる。
また、イグナイタ端子16と低圧側ターミナル13との電気的接合後に、この接合部位に応力が加わることがないので、溶接強度が小さい安価な溶接方法を採用することができる。
なお、この点火装置の製造方法は、実施の形態2〜4の各点火装置にも適用できるのは勿論である。
また、上記各実施の形態では、緩衝カバ−8の材料として熱可塑性エラストマーを用いたが、勿論この材料に限定されるものではなく、例えばサイド鉄心7と絶縁樹脂15との熱膨張係数の差によりサイド鉄心7の面からクラックが発生するのを防止する、軟質の樹脂であってもよい。
また、上記各実施の形態では、イグナイタ9は、3本のイグナイタ端子16を有しており、また低圧側コネクタ12は、3本の低圧側ターミナル13を有していたが、勿論この例に限定されるものではない。
この発明の実施の形態1の内燃機関用点火コイル装置を示す正断面図である。 図1の内燃機関用点火コイル装置のII−II線に沿った矢視断面図である。 図1の内燃機関用点火コイル装置の電気回路図である。 図1の内燃機関用点火コイル装置の変形例を示す平断面図である。 図1の内燃機関用点火コイル装置の他の変形例を示す平断面図である。 図1の内燃機関用点火コイル装置のさらに他の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態2の内燃機関用点火コイル装置の要部を示す正断面図である。 この発明の実施の形態3の内燃機関用点火コイル装置を示す正断面図である。 この発明の実施の形態4の内燃機関用点火コイル装置の絶縁ケースを示す平面図である。 この発明の実施の形態4の内燃機関用点火コイル装置の低圧側コネクタを示す平面図である。 この発明の実施の形態1の内燃機関用点火コイル装置の製造方法の一例を示す分解正断面図である。
符号の説明
1,1A 絶縁ケース、2 一次ボビン、3 一次コイル、4 二次ボビン、5 二次コイル、6 センター鉄心、7,7A サイド鉄心、8 緩衝カバー、9 イグナイタ、12,12A 低圧側コネクタ、13 低圧側ターミナル、15 絶縁樹脂、16 イグナイタ端子、18 位置決め部、19 貫通孔、20 点火コイル。

Claims (7)

  1. 絶縁ケースと、
    この絶縁ケース内に収納され、一次ボビンに巻装された一次コイル、二次ボビンに巻装された二次コイル、前記一次ボビン及び二次ボビンの中心軸線上に配置され前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるセンター鉄心及び前記センター鉄心と閉磁路を形成するサイド鉄心を有する点火コイルと、
    前記絶縁ケース内に収納され、前記一次コイルへの電流の通電・遮断を行うイグナイタと、
    前記絶縁ケースに設けられ、前記イグナイタのイグナイタ端子と電気的に接続された低圧側ターミナルを有する低圧側コネクタと、
    前記絶縁ケース内に充填固化された絶縁樹脂とを備え、
    前記イグナイタは、緩衝材料で構成された緩衝カバーで表面が覆われた前記サイド鉄心と前記絶縁ケースの内壁面との間に配置されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル装置。
  2. 前記イグナイタ端子は、溶接接合面のみに溶接用のメッキが施されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル装置。
  3. 前記低圧側コネクタは、前記低圧側ターミナルの外部に露出した前記イグナイタ側の端部に、前記イグナイタ端子を位置決めする構造が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火コイル装置。
  4. 前記絶縁ケースには、前記イグナイタを位置決めする位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の内燃機関用点火コイル装置。
  5. 前記絶縁ケースの開口面から前記緩衝カバーまでの寸法は、前記低圧側ターミナルまでの寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の内燃機関用点火コイル装置。
  6. 前記緩衝材は、熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の内燃機関用点火コイル装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の内燃機関用点火コイル装置の製造方法であって、
    前記イグナイタ端子と前記低圧側ターミナルとの接合を、前記イグナイタを前記絶縁ケース内に設置した後に行うことを特徴とする内燃機関用点火コイル装置の製造方法。
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