JPH10253750A - Fm−cwレーダ装置 - Google Patents

Fm−cwレーダ装置

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JPH10253750A
JPH10253750A JP9059139A JP5913997A JPH10253750A JP H10253750 A JPH10253750 A JP H10253750A JP 9059139 A JP9059139 A JP 9059139A JP 5913997 A JP5913997 A JP 5913997A JP H10253750 A JPH10253750 A JP H10253750A
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JP
Japan
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offset
offset voltage
wave
transmission
frequency
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JP9059139A
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English (en)
Inventor
Shigeo Inatsune
茂穂 稲常
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信機のオフセット信号がビート信号に加
算され、目標物以外のピーク周波数が発生し、誤検知、
相対速度、相対距離の計算を誤るおそれがあった。 【解決手段】 送受信機の出力にオフセット信号を打ち
消すオフセット補償手段を設け、周波数解析を行うこと
により目標物以外からのピーク周波数の発生を防ぐよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は雨、霧、雪等の悪
天候時の視界が悪い場合や運転者の不注意により発生す
る乗用車、バス、トラック等の走行中の衝突事故を未然
に防ぐために前方の車両や人、障害物等を検知して相対
距離、相対速度を求め、運転者に危険を知らせ走行車両
の制御に用いるFM−CWレーダ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来より知られているFM−CW
レーダ装置を概略的に示すもの、図10は従来のFM−
CWレーダ装置の構成図である。
【0003】図9の20はFM−CWレーダ装置を搭載
した自車両、21は前方方向に走る前方の車両、22は
対向車線を走る対向車両を示す。
【0004】自車両20の前方付近に取り付けたFM−
CWレーダ装置より送信された送信波は、例えば前方の
車両21が存在する場合には反射され、FM−CWレー
ダ装置へ受信波(反射波)として戻ってくる。FM−C
Wレーダ装置は送信した電波と受信した電波の周波数差
を求め、自車両20と前方の車両21の相対距離、相対
速度を算出する。また、前方の車両21以外の対向車線
の対向車両22や障害物(図示せず)についても送信波
を指向させれば同様の検知が行える。
【0005】図10の1は変調手段、2は発振器、4は
方向性結合器、5は送信アンテナ、6は受信アンテナ、
7はミキサ、8は増幅器、9はA/D(Analog
toDigital)変換器、12は周波数分析手段、
13は距離速度計測手段、14は変調手段1と発振器2
と方向性結合器4とミキサ7と増幅器8から構成される
送受信機を示す。
【0006】まず変調手段1は周波数変調(FM)信号
を発生し、発振器2へ送る。発振器2はFM信号で変調
された高周波信号を発生し、方向性結合器を介して送信
アンテナ5とミキサ7に送る。送信アンテナ5は送られ
てきた高周波信号を前方の車両等の目標物に送信波とし
て反射する。もし目標物が存在するなら時間遅れを生じ
た受信波(反射波)が受信アンテナ6によって受信さ
れ、ミキサ7へ送られる。ミキサ7は反射波と方向性結
合器4によって分配された送信波の周波数差の信号(以
後、ビート信号という。)を発生し、増幅器8へ送る。
増幅器8はビート信号を増幅してA/D変換器9におく
る。A/D変換器9はビート信号をアナログの信号形式
からディジタルの信号形式に変換して周波数分析手段1
2へ送る。周波数分析手段12はディジタル化されたビ
ート信号を取り込みFFT(高速フーリエ変換)等の処
理により周波数分布を求める。距離速度計測手段13は
求められた周波数分布のピーク周波数より目標物の相対
距離及び相対速度を算出する。
【0007】図11及び図12は目標物の相対距離及び
相対速度の算出方法について説明する図であり、図11
が周波数の変化、図12が周波数分布を示している。基
本原理はS.A.Hovanessian氏の著書“R
adar System Design & Anal
ysis”(Artech House 出版)のP.
78〜P.81に掲載されているものである。図11の
23はFM−CWレーダ装置の送信周波数、24は受信
周波数を示す。
【0008】まず送信周波数23をa区間では一定、b
区間では上昇、c区間では下降と変化させ、電波を送信
する。図9の前方の車両21が相対速度v、相対距離R
で存在していた場合、光速C(m/s)、送信波長λ
(m)、周波数の傾きK(Hz/s)とすると、a区間
のビート周波数fdは数1、b区間のビート周波数fr
1は数2、c区間のビート周波数fr2は数3で示され
る。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】
【0011】
【数3】
【0012】よって周波数解析からfd,fr1,fr
2を求め、数1、数2、数3を満たす相対速度V、相対
距離Rの組合せを解くことにより目標の相対速度、相対
距離を求めることができる。
【0013】fd,fr1,fr2はa区間、b区間、
c区間のビート信号をそれぞれFFT(高速フーリエ変
換)等の周波数解析により求めることができる。図12
は目標物が1つだけの場合のビート信号を周波数解析し
た場合を示す。(a)はa区間、(b)はb区間、
(c)はc区間のFFT結果であり、それぞれのピーク
周波数がfd,fr1,fr2に相当する。前方の車両
等の電波を反射する目標物が2つ以上になった場合、周
波数解析を行うと周波数軸上のスペクトル波形も合成さ
れ、複数のピーク周波数が存在するが、数1、数2、数
3を満足する周波数の組合せを探すことによりそれぞれ
の目標物の相対速度、相対距離を求めることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のFM−CWレー
ダ装置はビート信号に目標物からの信号だけがある場合
には正確に目標物の相対速度、相対距離を求めることが
できるが、実際には送受信機14やA/D変換器9では
定常的に発生するノイズ、ばらつきや温度特性によりオ
フセット電圧が発生し、ビート信号に重畳されて出力さ
れる。このビート信号を周波数解析すると図13の疑似
目標スペクトル26で示すように周波数がゼロのところ
にもピーク周波数が現れ、誤検知を引き起こしたり、ま
た相対速度、相対距離が正しく算出できないという問題
があった。
【0015】この発明に係わるFM−CWレーダ装置は
上記のような問題を解決するためになされたもので、送
受信機のオフセット電圧やA/D変換器のオフセット電
圧の影響を取り除き、誤検知の防止、相対速度、相対距
離の誤計算の防止を行うものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明のFM−CW
レーダ装置は送信を止めて受信機のオフセット電圧とノ
イズ信号だけを出力させ、受信機信号の平均値よりオフ
セット値を求めてオフセット補償を行うようにしたもの
である。
【0017】また、第2の発明のFM−CWレーダ装置
は送信を止めて受信機のオフセット電圧とノイズ信号だ
けを出力させ、受信機信号の周波数分析結果よりオフセ
ット値を求めてオフセット補償を行うようにしたもので
ある。
【0018】また、第3の発明のFM−CWレーダ装置
は周波数変調をかけた送信波を送信している状態で受信
機信号の平均値よりオフセット値を求めてオフセット補
償を行うようにしたものである。
【0019】また、第4の発明のFM−CWレーダ装置
は周波数変調をかけた送信波を送信している状態で受信
機信号の周波数分析結果よりオフセット値を求めてオフ
セット補償を行うようにしたものである。
【0020】また、第5の発明のFM−CWレーダ装置
は走行状態で無変調の送信波を送信し、受信機信号の周
波数分析結果よりオフセット値を求めてオフセット補償
を行うようにしたものである。
【0021】また、第6の発明のFM−CWレーダ装置
は送受信機の出力にノッチフィルタを設け、オフセット
電圧を取り除くようにしたものである。
【0022】また、第7の発明のFM−CWレーダ装置
は送受信機の出力にコンデンサを設け、オフセット電圧
を取り除くようにしたものである。
【0023】また、第8の発明のFM−CWレーダ装置
は温度ドリフトによるオフセット電圧を温度を計測する
ことで予測しオフセット補償を行うようにしたものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すF
M−CWレーダ装置の構成図である。図において1、
2、4、5、6、7、8、9、12、13、14は図1
0と同様のものである。3は送信スイッチ、10はオフ
セット補償手段、11は平均値算出手段である。
【0025】まず、送信スイッチ3を切り、受信のみ行
った状態(オフセット電圧算出期間)でA/D変換器9
へ受信信号を送る。A/D変換器9は受信信号をアナロ
グ信号からディジタル信号に変換する。ディジタル化さ
れた受信信号には通常、ランダムなノイズ信号が存在す
る。さらに送受信機14の出力調整のずれやA/D変換
器9のオフセット調整のずれが生じると受信信号はある
一定電圧のオフセット電圧を含んだ信号、つまり図14
(a)の27aの形状の波形となる。オフセット電圧は
図14(a)の点線で示す部分に相当し、ノイズ信号が
平均値ゼロと仮定すると、受信信号を十分多くサンプル
して平均値を計算することにより求めることができる。
平均値算出手段11はオフセット電圧算出期間におい
て、A/D変換器9でA/D変換された受信信号を複数
サンプルし、平均値を求める。求めた平均値はオフセッ
ト補償手段10に送る。
【0026】次に、送信スイッチ3をオンの状態にして
通常の計測状態に設定する。オフセット補償手段10は
A/D変換器9から入力されるディジタル化された受信
信号に対して平均値算出手段11より設定されたオフセ
ット電圧を引き算する。引き算された信号は例えば図1
4(b)のようになる。オフセット電圧を引き算された
受信信号は従来と同様に周波数分析手段12に入力さ
れ、目標物の周波数を求められる。さらに距離速度計測
手段により従来と同様に目標物の相対速度、相対距離を
求めることができる。
【0027】オフセット電圧を求める処理はFM−CW
レーダ装置の電源が投入された時に行えばよいが計測中
に定期的に行えばさらに効果が上がる。また平均値算出
手段11やオフセット補償手段10の処理はソフトウェ
アで行っても同様の効果が得られる。
【0028】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示すFM−CWレーダ装置の構成図である。図に
おいて1、2、4、5、6、7、8、9、12、13、
14は図10と同様のものである。3は送信スイッチ、
10はオフセット補償手段、15はオフセット算出手段
である。
【0029】まず、送信スイッチ3を切り、受信のみ行
った状態(オフセット電圧算出期間)でA/D変換器9
へ受信信号を送る。A/D変換器9は受信信号をアナロ
グ信号からディジタル信号に変換する。ディジタル化さ
れた受信信号には通常、ランダムなノイズ信号が存在す
る。さらに送受信機14の出力調整のずれやA/D変換
器9のオフセット調整のずれが生じると受信信号はある
一定電圧のオフセット電圧を含んだ信号、つまり図14
(a)の27aの形状の波形となる。オフセット電圧は
図14(a)の点線で示す部分に相当する。上記のディ
ジタル化された受信信号をさらに周波数分析手段12で
周波数分布を求めると、図15の26のスペクトルとし
て現れる。図15の周波数がゼロの部分の振幅28とオ
フセット電圧の間には数4の比例関係が成り立つ。数4
のAf0は振幅28、dVはオフセット電圧、aは比例
定数である。
【0030】
【数4】
【0031】従って、数4をdVについて解けばオフセ
ット電圧が求められる。この計算をオフセット算出手段
15にて行う。求めたオフセット電圧はオフセット補償
手段10に送る。
【0032】次に、送信スイッチ3をオンの状態にして
通常の計測状態に設定する。オフセット補償手段10は
A/D変換器9から入力されるディジタル化された受信
信号に対して平均値算出手段11より設定されたオフセ
ット電圧を引き算する。引き算された信号は例えば図1
4(b)のようになる。オフセット電圧を引き算された
受信信号は従来と同様に周波数分析手段12に入力さ
れ、目標物の周波数を求められる。さらに距離速度計測
手段により従来と同様に目標物の相対速度、相対距離を
求めることができる。
【0033】オフセット電圧を求める処理はFM−CW
レーダ装置の電源が投入された時に行えばよいが計測中
に定期的に行えばさらに効果が上がる。また平均値算出
手段11やオフセット補償手段10の処理はソフトウェ
アで行っても同様の効果が得られる。
【0034】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示すFM−CWレーダ装置の構成図である。図に
おいて1、2、4、5、6、7、8、9、12、13、
14は図10と同様のものである。10はオフセット補
償手段、11は平均値算出手段である。
【0035】まず、オフセット電圧算出期間でスロープ
状の変調をかけた送信を行う。目標物が存在すると従来
と同様に受信信号が得られ、A/D変換器9へ送られ
る。A/D変換器9は受信信号をアナログ信号からディ
ジタル信号に変換する。ディジタル化された受信信号に
は通常、ランダムなノイズ信号が存在する。さらに送受
信機14の出力調整のずれやA/D変換器9のオフセッ
ト調整のずれが生じると受信信号はある一定電圧のオフ
セット電圧を含んだ信号、つまり図16(a)の29a
の形状の波形となる。オフセット電圧は図16(a)の
点線で示す部分に相当する。オフセット電圧を求めるに
はノイズ信号が平均値ゼロ、目標からの反射波のビート
信号が正弦波と仮定すると、受信信号を十分多くサンプ
ルして平均値を計算することでも求めることができる。
平均値算出手段11はオフセット電圧算出期間におい
て、A/D変換器9でA/D変換された受信信号を複数
サンプルし、平均値を求める。求めた平均値はオフセッ
ト補償手段10に送る。
【0036】次に、通常の計測状態に設定にして、オフ
セット補償手段10はA/D変換器9から入力されるデ
ィジタル化された受信信号に対して平均値算出手段11
より設定されたオフセット電圧を引き算する。引き算さ
れた信号は例えば図16(b)のようになる。オフセッ
ト補償手段10の出力は従来と同様に周波数分析手段1
2に入力され、目標物のピーク周波数を求められる。さ
らに距離速度計測手段により従来と同様に目標物の相対
速度、相対距離を求めることができる。
【0037】オフセット電圧を求める処理はFM−CW
レーダ装置の電源が投入された時に行えばよいが計測中
に定期的に行えばさらに効果が上がる。また平均値算出
手段11やオフセット補償手段10の処理はソフトウェ
アで行っても同様の効果が得られる。
【0038】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を示すFM−CWレーダ装置の構成図である。図に
おいて1、2、4、5、6、7、8、9、12、13、
14は図10と同様のものである。10はオフセット補
償手段、15はオフセット算出手段である。
【0039】まず、オフセット電圧算出期間でスロープ
状の変調をかけた送信を行う。目標物が存在すると従来
と同様に受信信号が得られ、A/D変換器9へ送られ
る。A/D変換器9は受信信号をアナログ信号からディ
ジタル信号に変換する。ディジタル化された受信信号に
は通常、ランダムなノイズ信号が存在する。さらに送受
信機14の出力調整のずれやA/D変換器9のオフセッ
ト調整のずれが生じると受信信号はある一定電圧のオフ
セット電圧を含んだ信号、つまり図16(a)の29a
の形状の波形となる。オフセット電圧は図16(a)の
点線で示す部分に相当する。上記のディジタル化された
受信信号をさらに周波数分析手段12で周波数分布を求
めると、図18のようになる。図18の26は周波数ゼ
ロの部分でオフセットによるスペクトルを示し、31は
目標物のスペクトルを示す。26の振幅28とオフセッ
ト電圧の間には実施の形態2と同様に数4の比例関係が
成り立つ。従って、数4をdVについて解けばオフセッ
ト電圧が求められる。図18の場合、目標物のピーク周
波数がゼロにならない例であるが、相対速度と相対距離
の組合せによってはピーク周波数がゼロになりオフセッ
ト分のスペクトルと重なり、正しくオフセット分の振幅
値を求められない場合があり得る。その場合にも対処す
るため図17で示すように変調波形を複数のパターンで
変化させ、それぞれの変調スロープでのスペクトルの周
波数ゼロの振幅28で最も小さくなるものを選ぶことに
よりオフセット分の振幅を決定する。オフセット算出手
段15は以上の振幅28をもとにオフセット電圧を算出
するまでを行う。求めたオフセット電圧はオフセット補
償手段10に送る。
【0040】次に、通常の計測状態に設定にして、オフ
セット補償手段10はA/D変換器9から入力されるデ
ィジタル化された受信信号に対してオフセット算出手段
15より設定されたオフセット電圧を引き算する。引き
算された信号は例えば図16(b)のようになる。オフ
セット補償手段10の出力は従来と同様に周波数分析手
段12に入力され、目標物のピーク周波数が求められ
る。さらに距離速度計測手段により従来と同様に目標物
の相対速度、相対距離を求めることができる。
【0041】オフセット電圧を求める処理はFM−CW
レーダ装置の電源が投入された時に行えばよいが計測中
に定期的に行えばさらに効果が上がる。またオフセット
算出手段15やオフセット補償手段10の処理はソフト
ウェアで行っても同様の効果が得られる。
【0042】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5を示すFM−CWレーダ装置の構成図である。図に
おいて1、2、4、5、6、7、8、9、12、13、
14は図10と同様のものである。10はオフセット補
償手段、15はオフセット算出手段、16は車速計測器
である。
【0043】この発明の実施の形態5では自車両が走行
状態であることを条件とし、オフセット電圧を補償する
ものである。まず、車速計測器16で自車両の速度を測
り、自車両がある基準速度以上であることを検知する。
オフセット電圧算出期間は自車両が上記基準速度のとき
に設け、さらに送信周波数を一定にして行う。実施の形
態4と同様に受信信号をA/D変換し周波数分析すると
図19の32のように固定物からのスペクトルは自車両
の速度分だけシフトして現れる。従って固定物以外の目
標物が無いことを検知できていればビート周波数がゼロ
の成分はオフセット分によるスペクトルとなる。以下ビ
ート周波数ゼロの振幅値からオフセット電圧の計算は実
施の形態4と同様に行う。求めたオフセット電圧はオフ
セット補償手段10に送る。
【0044】次に、実施の形態4と同様にオフセット補
償手段10はA/D変換器9から入力されるディジタル
化されたビート信号に対してオフセット算出手段15よ
り設定されたオフセット電圧を引き算し、従来と同様に
周波数分析手段12に入力され、目標物のピーク周波数
が求められる。さらに距離速度計測手段により従来と同
様に目標物の相対速度、相対距離を求めることができ
る。
【0045】オフセット電圧を求める処理はFM−CW
レーダ装置の電源が投入された時に行えばよいが計測中
に定期的に行えばさらに効果が上がる。またオフセット
算出手段15やオフセット補償手段10の処理はソフト
ウェアで行っても同様の効果が得られる。
【0046】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6を示すFM−CWレーダ装置の構成図である。図に
おいて1、2、4、5、6、7、8、9、12、13、
14は図10と同様のものである。17は周波数ゼロの
成分をカットするノッチフィルタである。
【0047】従来のFM−CWレーダ装置では送受信機
14でオフセットずれが生じた場合では図13の26の
ように周波数ゼロにピークが現れるが、周波数ゼロの成
分をカットするノッチフィルタを図6のように挿入すれ
ばこれを防ぐことができる。但し周波数ゼロの成分はす
べて消してしまうため、目標物の相対速度と相対距離の
関係によっては目標物のスペクトルまで削除してしまう
結果になる。
【0048】しかし自車両の走行の障害となる目標物の
周波数がゼロとなる確率は低いため、運用上影響は少な
い。
【0049】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7を示すFM−CWレーダ装置の構成図である。図に
おいて1、2、4、5、6、7、8、9、12、13、
14は図10と同様のものである。18は周波数ゼロの
成分をカットするコンデンサである。
【0050】従来のFM−CWレーダ装置では送受信機
14でオフセットずれが生じた場合では図13の26の
ように周波数ゼロにピークが現れるが、周波数ゼロの成
分をカットするコンデンサ18を図6のように挿入すれ
ばこれを防ぐことができる。但し周波数ゼロの成分はす
べて消してしまうため、目標物の相対速度と相対距離の
関係によっては目標物のスペクトルまで削除してしまう
結果になる。
【0051】しかし自車両の走行の障害となる目標物の
周波数がゼロとなる確率は低いため、運用上影響は少な
い。
【0052】実施の形態8.図8はこの発明の実施の形
態8を示すFM−CWレーダ装置の構成図である。図に
おいて1、2、4、5、6、7、8、9、12、13、
14は図10と同様のものである。10はオフセット補
償手段、19は温度計測手段、34はオフセット記憶手
段である。
【0053】まず、予め送受信機14の温度とオフセッ
ト電圧の関係を測定しておく、一般的にオフセット電圧
は図20の33で示すように温度に対してある決まった
変化を示す。オフセット記憶手段は温度とオフセット電
圧の関係33のデータを記憶させておく。
【0054】つぎにオフセット電圧を算出する期間にお
いて、温度計測手段19により送受信機14の温度を計
測する。計測した温度の値はオフセット記憶手段34へ
送られ、温度の値をキーにしてオフセット電圧が読み出
される。読み出されたオフセット電圧の値はオフセット
補償量としてオフセット補償手段10にセットされる。
【0055】次に、通常の計測状態に設定する。オフセ
ット補償手段10はA/D変換器9から入力されるディ
ジタル化された受信信号に対してオフセット記憶手段3
4より設定されたオフセット電圧を引き算する。引き算
された信号は例えば図14(b)のようになる。オフセ
ット電圧を引き算された受信信号は従来と同様に周波数
分析手段12に入力され、目標物の周波数を求められ
る。さらに距離速度計測手段により従来と同様に目標物
の相対速度、相対距離を求めることができる。
【0056】オフセット電圧を求める処理はFM−CW
レーダ装置の電源が投入された時に行えばよいが計測中
に定期的に行えばさらに効果が上がる。またオフセット
記憶手段34やオフセット補償手段10の処理はソフト
ウェアで行っても同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】第1の発明によれば、送受信機の持つオ
フセット電圧を平均値計算により求めることで正確に補
償できる効果がある。
【0058】また、第2の発明によれば、送受信機の持
つオフセット電圧を周波数分析結果より求めることで正
確に補償できる効果がある。
【0059】また、第3の発明によれば、送受信機の持
つオフセット電圧を送信したままでも補償できる効果が
ある。
【0060】また、第4の発明によれば、第3の発明と
同様に送受信機の持つオフセット電圧を送信したままで
も補償できる効果がある。
【0061】また、第5の発明によれば、第3の発明と
同様に送受信機の持つオフセット電圧を送信したままで
も補償できる効果がある。
【0062】また、第6の発明によれば、送受信機の持
つオフセット電圧を演算処理をせずに補償できる効果が
ある。
【0063】また、第7の発明によれば、送受信機の持
つオフセット電圧を単純な部品の追加で補償できる効果
がある。
【0064】また、第8の発明によれば、送受信機の持
つ温度ドリフトによるオフセット電圧を補償できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を説明するための図
である。
【図2】 この発明の実施の形態2を説明するための図
である。
【図3】 この発明の実施の形態3を説明するための図
である。
【図4】 この発明の実施の形態4を説明するための図
である。
【図5】 この発明の実施の形態5を説明するための図
である。
【図6】 この発明の実施の形態6を説明するための図
である。
【図7】 この発明の実施の形態7を説明するための図
である。
【図8】 この発明の実施の形態8を説明するための図
である。
【図9】 FM−CWレーダ装置の概要を説明するため
の図である。
【図10】 従来のFM−CWレーダ装置の構成を説明
するための図である。
【図11】 従来のFM−CWレーダ装置の原理を説明
するための図である。
【図12】 従来のFM−CWレーダ装置の原理を説明
するための図である。
【図13】 従来のFM−CWレーダ装置の課題を説明
するための図である。
【図14】 この発明の実施の形態1を説明するための
図である。
【図15】 この発明の実施の形態2を説明するための
図である。
【図16】 この発明の実施の形態3を説明するための
図である。
【図17】 この発明の実施の形態4を説明するための
図である。
【図18】 この発明の実施の形態4を説明するための
図である。
【図19】 この発明の実施の形態5を説明するための
図である。
【図20】 この発明の実施の形態8を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 変調手段、2 発振器、3 送信スイッチ、4 方
向性結合器、5 送信アンテナ、6 受信アンテナ、7
ミキサ、8 増幅器、9 A/D変換器、10 オフ
セット補償手段、11 平均値算出手段、12 周波数
分析手段、13距離・速度計測手段、14 送受信機、
15 オフセット算出手段、16 車速計測器、17
ノッチフィルタ、18 カップリングコンデンサ、19
温度計測器、20 自車両、21 前方の車両、22
対向車両、23 送信周波数、24 受信周波数、2
5 受信スペクトル、26 オフセット電圧によるスペ
クトル、27 送信停止時の受信機出力、28 オフセ
ット電圧のスペクトルレベル、29 送信時の受信機出
力、30 変調パターン、31 目標信号のスペクト
ル、32 静止物のスペクトル、33 温度曲線、34
オフセット記憶手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され前方にFM−CW波を送
    信して、前方の車両あるいは障害物からの反射波を受信
    し、送信波と受信波のビート信号の周波数分析により前
    方の車両あるいは障害物までの距離、速度をもとめるF
    M−CWレーダ装置において、オフセット電圧を算出す
    るために送信を停止状態にして、送信波と受信波のビー
    ト信号の平均値を求める平均値算出手段と、送受信機の
    オフセット電圧を補償するオフセット補償手段とを備え
    たことを特徴とするFM−CWレーダ装置。
  2. 【請求項2】 オフセット電圧を算出するために送信を
    停止状態にして、送信波と受信波のビート信号を離散フ
    ーリエ変換して周波数ゼロの振幅よりオフセット電圧を
    計算するオフセット算出手段と、送受信機のオフセット
    電圧を補償するオフセット補償手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ装置。
  3. 【請求項3】 送信に直線状の周波数変調をかけている
    区間で送信波と受信波のビート信号の平均値を求める平
    均値算出手段と、送受信機のオフセット電圧を補償する
    オフセット補償手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のFM−CWレーダ装置。
  4. 【請求項4】 送信に直線状の周波数変調をかけている
    区間で送信波と受信波のビート信号を離散フーリエ変換
    して周波数ゼロの振幅よりオフセット電圧を計算するオ
    フセット算出手段と、送受信機のオフセット電圧を補償
    するオフセット補償手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のFM−CWレーダ装置。
  5. 【請求項5】 車両が走行状態であることを検知する車
    速検知器と、送信波と受信波のビート信号を離散フーリ
    エ変換して周波数ゼロの振幅よりオフセット電圧を計算
    するオフセット算出手段と、送受信機のオフセット電圧
    を補償するオフセット補償手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載のFM−CWレーダ装置。
  6. 【請求項6】 送信波と受信波のビート周波数がゼロの
    成分を阻止するためのノッチフィルタを受信機の出力に
    備えたことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレー
    ダ装置。
  7. 【請求項7】 送信波と受信波のビート周波数がゼロの
    成分を阻止するためのコンデンサを受信機の出力に備え
    たことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ装
    置。
  8. 【請求項8】 FM−CWレーダ装置の温度を計測する
    温度計測器と、オフセット値を記憶しておくオフセット
    記憶手段と、送受信機のオフセット電圧を補償するオフ
    セット補償手段とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載のFM−CWレーダ装置。
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